JP2014153812A - 加工制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接合部材の接合加工において、作業者が、加工に関する各種情報を容易に認識することが可能な加工制御装置を提供する。
【解決手段】加工制御装置は、バーコードにて示された加工条件情報を読み取り(ステップS1)、読み取った加工条件情報に基づき、原音声データを読み取り(ステップS2)、読み取った原音声データに基づいて音声データを合成する(ステップS3)。そして、加工制御装置は、合成した音声データに基づく音声を出力させ(ステップS4)、音声の出力に合わせて、各条件情報に基づく画像を表示させる(ステップS5)。そして、加工制御装置は、作業者から加工開始操作の入力を受け付け(ステップS6)、加工条件情報にて示された加工条件により、継手部材の接合加工を開始し、加工処理を実行する(ステップS7)。
【選択図】図6

Description

本発明は、継手部材等の加工対象に対する加工を制御する加工制御装置に関する。
ポリエチレン等の熱可塑性材料を用いたパイプ部材と継手部材とを接合する場合の加工方法として、電気融着による加工方法を挙げることができる。電気融着では、継手部材のパイプ部材と接触する表面側に加熱コイルを装着し、装着した加熱コイルに電流を流すことにより、所定の温度まで継手部材とパイプ部材との接合部分を温度上昇させて融着する。
このような継手部材とパイプ部材との融着においては、継手部材のサイズ、種類、材質等の部材条件に応じて融着状態が異なるので、所定の融着強度を得るためには融着条件を適宜変更しなければならない。
そこで、パイプ部材と接触する継手部材の表面側に、継手部材に応じた制御量をコード化したバーコードを貼付しておき、貼付されたバーコードから読み取られる制御量に基づいて制御する電気融着装置が実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような電気融着装置は、継手部材一つ一つへのバーコードの事前貼付、貼付用のバーコードシールの継手部材への同梱等の方法で実用化されており、バーコードに示された情報は、その継手部材の融着に合致したものとなっている。
また、電気融着装置が読み取った制御量は、電気融着装置が予め備えている表示部に表示され、表示された内容を作業者が視認した上で融着作業を開始することにより、融着条件の設定ミスによる融着不良が発生することを防止している。
特開昭63−160822号公報
しかしながら、例えば、掘削内での融着作業では、障害物、姿勢等の制限により、表示部の画面の目視が困難となることもあるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、バーコードに示された情報等の加工に係る情報を、音として出力することにより、例えば、作業者が、表示部の画面の目視が困難な状況下であっても、加工に係る情報を認識することが可能な加工制御装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る加工制御装置は、継手部材に対する接合加工を制御する加工制御装置であって、継手部材の接合加工に係る加工条件を示した加工条件情報を読み取る読取部と、読み取った加工条件情報に基づく音を出力させる音声出力部と、前記音声出力部からの出力後に、前記読取部が読み取った加工条件情報にて示された加工条件による接合加工を制御する手段とを備えることを特徴とする。
したがって、本発明では、加工条件情報を音として出力することにより、例えば、作業者は、加工制御装置に表示された画像を視認し難い状況であっても、加工に係る情報を認識することが可能である。
また、本発明に係る加工制御装置は、前記加工条件情報は、加工条件を示す一又は複数の加工条件符号を含み、更に、加工条件符号と対応付けて、音声を出力させる音声データを記録する記録部と、前記読取部が読み取った加工条件情報に含まれている加工条件符号に対応する一又は複数の音声データを記録部から読み取る手段とを備え、前記音声出力部は、記録部から読み取った一の音声データによる音声又は複数の音声データを組み合わせた音声を出力させることを特徴とする。
したがって、本発明では、例えば、合成音声による条件の読み上げ等の方法により、加工条件情報に基づく出力をすることにより、作業者が加工条件を容易に認識することが可能となる。
また、本発明に係る加工制御装置は、加工条件情報に基づく画像を表示させる表示部を更に備え、前記音声出力部からの加工条件情報に基づく音の出力に合わせて、前記表示部へ加工条件情報に基づく画像を表示させることを特徴とする。
したがって、本発明では、加工条件情報に基づく画像の表示に合わせて音を出力することにより、視覚及び聴覚の双方から作業者に加工条件を認識させることが可能である。
また、本発明に係る加工制御装置は、前記加工条件情報は、継手部材の品種、継手部材のサイズ、加工時間のうちの少なくとも一を示す情報を含むことを特徴とする。
したがって、本発明では、継手部材の品種、継手部材のサイズ、加工時間等の加工に関する情報を容易に認識することが可能である。
本発明に係る加工制御装置は、継手部材の接合加工に係る加工条件を示した加工条件情報を読み取り、音として出力することにより、作業者が容易に加工条件を認識することが可能である等、優れた効果を奏する。
本発明に係る加工制御装置による加工の一例を示す外観略図である。 本発明に係る加工制御装置の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る加工制御装置にて読み取られる加工条件情報のデータフォーマットの一例を概念的に示す説明図である。 本発明に係る加工制御装置にて読み取られるバーコードにて規定される情報の一例を示す図表である。 本発明の加工制御装置にて読み取られるバーコードにて規定される情報の一例を示す図表である。 本発明に係る加工制御装置の処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の加工制御装置が備える表示部に表示される画像例を示す説明図である。 本発明に係る加工制御装置の他の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具現化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
先ず、本発明の加工制御装置を用いた加工について説明する。図1は、本発明に係る加工制御装置による加工の一例を示す外観略図である。図1は、本発明の加工制御装置1を、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂を用いて構成される2本のパイプ部材P,P及び継手部材(ソケット)Sに対し、加工制御装置1を用いた接合加工として電気融着する形態を例示している。
加工の対象となる2本のパイプ部材P,Pの各端部は、円筒状をなす継手部材Sの両端開口部から略中央までそれぞれ挿入される。継手部材Sの内周側にはコイル状の加熱ヒータ(図示せず)が設けられており、加熱ヒータは、先端に一対のコネクタCを有する一対の導線Lを介して加工制御装置1に接続される。また、継手部材Sには、継手部材Sの接合加工に係る加工条件を示した加工条件情報をコード化した1次元バーコード、2次元バーコード等のバーコードBが貼付されている。
加工制御装置1は、バーコードリーダ等の読取部Rにより、バーコードBに示された加工条件情報を読み取り、後述する外部電源ACから供給される交流電圧を制御し、加熱ヒータに印加する。これにより、加熱ヒータは発熱し、パイプ部材P,Pと継手部材Sとが融着して接合される。所謂EF接合と呼ばれる接合方法である。
次に、本発明に係る加工制御装置1の構成について説明する。図2は、本発明に係る加工制御装置1の構成例を示すブロック図である。加工制御装置1は、制御部100、制御電源部101、制御電力蓄電部102、融着電源部103、融着電力測定部104、音声合成部105、増幅部106、音声出力部107、電力低下報知部108、表示部109、操作部110、接続部111等の各種機構を備えている。
制御部100は、情報処理回路、計時回路、レジスタ回路等の各種回路を備え、装置内の各部を制御する処理を実行するCPU(Central Processing Unit )等の機構である。
制御電源部101は、外部電源ACから供給される交流電力を所定の電圧値の直流電力に変換し、制御部100及び制御電力蓄電部102へ供給する。
制御電力蓄電部102は、制御電源部101から供給される電力を蓄電し、必要に応じて制御電源部101を介して制御部100へ供給する。
融着電源部103は、制御部100の指示に基づいて、外部電源ACから供給される交流電力を、所定の電圧に変換し、導線Lを介して加熱ヒータへ供給する。
融着電力測定部104は、融着電源部103から加熱ヒータへ供給される電力を測定し、測定値を制御部100へ出力する。そして、制御部100は、融着電力測定部104から入力された測定値に基づいて融着電源部103を制御する。
音声合成部105は、音声を出力させるための音声データを生成する音声合成LSI(Large Scale IC)等の機構であり、音声データの生成に用いる原音声データを記録するROMを用いた音声メモリ等の記録部105aを有している。原音声データは、例えば、継手部材Sの種類、継手部材Sのサイズ等の加工条件毎に準備されており、後述する識別のための符号が付与されて記録されている。音声合成部105は、記録部105aに記録されている複数の原音声データが記録されているアドレス又は付与されている符号に基づいて原音声データを選択し、複数の原音声データから音声を出力させるための音声データを合成する。音声合成部105は、複数の原音声データを組み合わせて音声データを合成するが、一の原音声データを必要に応じて加工し、音声データとして合成しても良い。音声合成部105にて合成された音声データは、増幅部106へ出力される。
増幅部106は、音声合成部105から入力された音声データの出力値を増幅するアンプ等の機構であり、増幅した音声データは、音声出力部107へ出力される。
音声出力部107は、増幅部106から入力された音声データに基づく音声を出力するスピーカ等の機構である。
電力低下報知部108は、融着電力測定部104から出力される電力測定値が所定値より低下したことを示す低下信号を制御部100から受け付けた場合に、電力が低下していることを光、画像、音、音声等の方法により出力する。作業者は、電力低下報知部108からの出力を確認し、電力低下を認識することができる。
表示部109は、文字、画像、各種データ等の表示により情報を出力する液晶モニタ等の機構である。
操作部110は、作業者の操作入力を受け付ける各種押しボタン及びその付属回路等の機構である。
接続部111は、シリアル通信を規定したRS−232C等の規格に基づく接続端子及びその付属回路等の機構であり、外部の装置を接続するインターフェースとして機能する。
接続部111には、バーコードリーダ等の読取部Rが接続されており、読取部Rは、継手部材Sに貼付されているバーコードBに示された加工条件情報を読み取り、読み取った加工条件情報を、接続部111を介して制御部100へ出力する。
次に、バーコードBに示された加工条件情報について説明する。図3は、本発明に係る加工制御装置1にて読み取られる加工条件情報のデータフォーマットの一例を概念的に示す説明図である。バーコードBは、ITF(Interleaved Two of Five )、Code128等の総合標準バーコード規格にて規定されるバーコードであり、32桁のシンボルにて構成される。そして、バーコードBに示された加工条件情報により、継手部材Sの種類、サイズ、接合加工に係る定電圧時間制御、定電流時間制御等の継手部材Sに関する情報及び融着条件が指定される。
図3は、加工条件情報として示されているデータ項目を桁毎に示している。図3は、ISO 138/SC5に継手情報バーコード規格の構成として規定される定義に基づく加工条件情報を例示している。加工条件情報は、1桁から19桁までに加工に関する共通事項についてのデータ項目が割り当てられており、20桁から32桁までに特定の加工の固有事項についてのデータ項目が割り当てられている。
図3では、加工条件情報の共通事項としては、「製造者名の略号/接合方式の識別符号」、「継手の種類」、「継手のサイズ」、「製造者の管理番号(製造ロット番号)」、「SDR」及び「原料の種類」をデータ項目として例示している。
また、図3に示した固有事項は、EF接合の定電圧時間制御の場合を示したものであり、「電圧、電流の指定」、「継手ワイヤー線標準抵抗値」、「継手ワイヤー線抵抗許容差」、「継手ワイヤー線抵抗温度係数」、「通電時間の指定」、「通電時間の温度補正係数」及び「チェックコード」をデータ項目として例示している。
バーコードBに示された加工条件情報には、このように割り当てられた各桁に、データ項目に係るデータを示す符号が示されている。例えば、バーコードBにて示される加工条件情報の5桁目及び6桁目は、継手部材Sの種類を示している。図4は、本発明に係る加工制御装置1にて読み取られるバーコードBにて規定される情報の一例を示す図表である。図4では、5桁目及び6桁目にて示される品種コードと、品種の定義として示される継手部材Sの種類とを対応付けて示している。なお、同じ品種コードであっても、ISO定義、建物に係る定義及びガス用途に係る定義とでそれぞれ種類が異なる場合があるため、図4では、定義毎に品種コードとの関係を示している。例えば、例えば品種コードが「13」の場合、ISO定義では「Flange Adapter」、建物では「フランジ短管」、そしてガス用途では「フランジアダプタ」をそれぞれ示している。なお、図4では、3種類の定義についてそれぞれの品種コードを示しているが、1種類の定義に対応する品種コードのみを記録するようにしても良い。図4に示すように、複数種類分の定義に対応する品種コードを記録している場合、どの定義に対応する品種コードを用いるかを、操作部110からの操作入力により設定することができる。
また、例えば、バーコードBにて示される加工条件の7桁目から9桁目の数字は、継手部材Sのサイズを示している。図5は、本発明の加工制御装置1にて読み取られるバーコードBにて規定される情報の一例を示す図表である。7桁目から9桁目に示される数字は、継手部材Sにて接合するパイプ部材P,PのサイズをD1,D2(D1≧D2)として、図5に示すサイズ番号を求め、求めたサイズ番号を下記の式(1)に代入した計算結果である。
(D1×31)+D2 …式(1)
例えば、JIS呼び径で150A×25Aの場合、図5の表より、150Aに対応するサイズ番号「13」がD1となり、25Aに対応するサイズ番号が「03」となる。これらの数字を式(1)に代入すると、計算結果は、「406」となり、この3桁の数字が、バーコードBにて示される加工条件の7桁目から9桁目となる。同様にして、100A×25Aの場合、D1=10、D2=3であることから、式(1)より、7桁目から9桁めの数字は「323」となる。また、100A×100Aの場合、D1=D2=10であることから、式(1)より、7桁目から9桁目の数字は「320」となる。
また、例えば、バーコードBにて示される加工条件情報の20桁目及び21桁目は、出力電圧を示し、27桁目から29桁目は、通電時間を示している。このようにバーコードBにより加工に係る様々な条件が数字等の符号、即ち加工条件符号として加工条件情報に示されている。なお、ここでは、既存の仕様に従った複数の加工条件符号にて示される加工条件情報を例示しているが、簡単な加工方法については一の加工条件符号にて加工条件情報を示すようにする等、適宜設計することが可能である。
次に、本発明の加工制御装置1の処理について説明する。図6は、本発明に係る加工制御装置1の処理の一例を示すフローチャートである。作業者の操作に基づき、加工制御装置1は、制御部100の制御により、以下の処理を実行する。制御部100は、接続部111に接続された読取部Rにより、バーコードBにて示された加工条件情報を読み取る(ステップS1)。
制御部100は、読み取った加工条件情報に基づき、音声合成部105において、記録部105aに記録されている原音声データを読み取り(ステップS2)、読み取った原音声データに基づいて音声データを合成する(ステップS3)。ステップS2〜S3の処理により、制御部100は、読取部Rが読み取った加工条件情報に含まれている加工条件符号に対応する複数の原音声データを記録部105aから読み取り、読み取った複数の原音声データを組み合わせることにより、音声の合成を行う。なお、記録部105aから読み取る原音声データが一である場合、一の原音声データに基づいて音声出力用の音声データを生成する。
制御部100は、合成した音声データを増幅部106に増幅させ、音声出力部107から音声データに基づく音声を出力させ(ステップS4)、音声の出力に合わせて、表示部109へ各条件情報に基づく画像を表示させる(ステップS5)。
ステップS4では、ステップS3にて合成した音声データに基づく音声、例えば「ヒャクエーカケルニジュウゴエーノサイズデス(100A×25Aのサイズです)」等の加工条件を示す合成音声を出力する。過去条件としては、継手部材Sのサイズだけでなく、継手部材Sの品種、加工時間等の情報も出力される。そして、継手部材Sの誤り等の異常が無く、加工開始可能である場合、「サギョウヲカイシシテクダサイ(作業を開始してください)」等の音声を出力する。
図7は、本発明の加工制御装置1が備える表示部109に表示される画像例を示す説明図である。図7に示すように表示部109には、継手部材Sの品種、継手部材Sのサイズ、加工時間等の加工条件が表示されている。また、加工開始可能であることを示し、開始操作を行うことを促す「[スタート]で通電を開始します」等の情報が表示されている。
そして、加工作業の開始が可能であること認識した作業者は、操作部110に対して、加工作業を開始するための操作入力を行う。
図6のフローチャートに戻り、制御部100は、操作部110から加工開始操作の入力を受け付け(ステップS6)、加工条件情報にて示された加工条件により、継手部材Sの接合加工を開始し、加工処理を実行する(ステップS7)。
なお、音声の出力は、加工条件情報を読み取った加工の開始前だけでなく、加工開始後も、一定の周期で断続的に行うことができ、これにより作業者の注意を促すことも可能である。
このように本発明に係る加工制御装置1は、加工条件等の情報を音声により出力し、音声に合わせて画像として表示する。従って、作業者は、障害物、姿勢等の制限により、加工制御装置1の表示部109を視認し難い状況であっても、加工条件情報等の様々な情報を認識することが可能である。また、周囲の騒音により出力される音声を認識し難い状態であっても、表示部109に表示された内容を視認することが可能である。このように、聴覚及び視覚の双方から作業者に加工条件等の情報を作業者に認識させることが可能であるので、融着条件の設定ミスによる融着不良の発生等の異常の発生を防止することが可能である。なお、音声及び画像は、適宜出力の可否を設定することが可能である。
図2に例示した加工制御装置1は、音声合成部105、増幅部106、音声出力部107等の音声を出力するための機能を予め内蔵している装置であるが、これらの機能を外付けすることも可能である。図8は、本発明に係る加工制御装置1の他の構成例を示すブロック図である。図8に例示する加工制御装置1の制御部100、制御電源部101、制御電力蓄電部102、融着電源部103、融着電力測定部104、電力低下報知部108、表示部109、操作部110、接続部111等の各種機構は、図2に例示した加工制御装置1と同様である。図8に例示する加工制御装置1は、接続部111に、読取部Rと、記録部120aを有する音声合成部120、増幅部121及び音声出力部122とを備えるデバイスを接続することで、本発明に係る加工制御装置1を実現する形態である。
図8に例示するデバイスは、RS−232C等の双方向通信規格に基づくケーブルにより接続されており、入力側のケーブルを用いて読取部Rと接続し、出力側のケーブルを用いて音声合成部120と接続している。このように、音声出力に関する機構を外付けデバイスとして本発明に係る加工制御装置1を実現することも可能である。なお、既存の装置を本発明の加工制御装置1として使用する場合、外付けデバイスの接続だけでなく、加工条件情報等の情報を音声出力するためファームウェアのアップデート等の準備作業も必要である。
前記実施の形態は、本発明の無数に存在する実施例の一部を開示したに過ぎず、目的、用途、仕様、設定等の様々な要因を加味して適宜設計することが可能である。
例えば、作業条件情報を示す音声として言語を出力するのではなく、加工条件を示す音を、高低、強弱、継続時間等の出力方法にて差別化したビープ音等の音で出力するようにしても良い等、様々な形態に展開することが可能である。
また、継手部材に対する加工としては、融着以外の方法による加工に適用することも可能である。
1 加工制御装置
100 制御部
101 制御電源部
102 制御電力蓄電部
103 融着電源部
104 融着電力測定部
105 音声合成部
105a 記録部
106 増幅部
107 音声出力部
108 電力低下検知部
109 表示部
110 操作部
111 接続部
L 導線
AC 外部電源
C コネクタ
S 継手部材
B バーコード
P パイプ部材

Claims (4)

  1. 継手部材に対する接合加工を制御する加工制御装置であって、
    継手部材の接合加工に係る加工条件を示した加工条件情報を読み取る読取部と、
    読み取った加工条件情報に基づく音を出力させる音声出力部と、
    前記音声出力部からの出力後に、前記読取部が読み取った加工条件情報にて示された加工条件による接合加工を制御する手段と
    を備えることを特徴とする加工制御装置。
  2. 請求項1に記載の加工制御装置であって、
    前記加工条件情報は、加工条件を示す一又は複数の加工条件符号を含み、
    更に、
    加工条件符号と対応付けて、音声を出力させる音声データを記録する記録部と、
    前記読取部が読み取った加工条件情報に含まれている加工条件符号に対応する一又は複数の音声データを記録部から読み取る手段と
    を備え、
    前記音声出力部は、記録部から読み取った一の音声データによる音声又は複数の音声データを組み合わせた音声を出力させる
    ことを特徴とする加工制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の加工制御装置であって、
    加工条件情報に基づく画像を表示させる表示部を更に備え、
    前記音声出力部からの加工条件情報に基づく音の出力に合わせて、前記表示部へ加工条件情報に基づく画像を表示させる
    ことを特徴とする加工制御装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の加工制御装置であって、
    前記加工条件情報は、継手部材の品種、継手部材のサイズ、加工時間のうちの少なくとも一を示す情報を含む
    ことを特徴とする加工制御装置。
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