JP2014152472A - 雪止め金具 - Google Patents
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Abstract
【課題】羽根板部を軒側に倒そうとする積雪荷重に抗する高耐久強度を発揮すると共に、容易に製作可能で量産性にも優れる雪止め金具を提供すること。
【解決手段】羽根板部1に上方から被嵌可能な被嵌体4を備え、この被嵌体4の前側に設けた係止部9を羽根板部1に設けた係合孔12に貫通係止すると共に、被嵌体4に設けた一側挟持部10と羽根板部1に設けた他側挟持部11との間に締付ボルト13を架設し、この締付ボルト13に螺着したナット14を締付回動して一側挟持部10と他側挟持部11の対向間隔を狭めることで、屋根材2を一側挟持部10と他側挟持部11とで締付挟持固定可能な挟持部3を構成すると共に、この締付ボルト13の締付回動により前記被嵌体4を介して前記羽根板部1が後方へ引動されるように構成する。
【選択図】図1
【解決手段】羽根板部1に上方から被嵌可能な被嵌体4を備え、この被嵌体4の前側に設けた係止部9を羽根板部1に設けた係合孔12に貫通係止すると共に、被嵌体4に設けた一側挟持部10と羽根板部1に設けた他側挟持部11との間に締付ボルト13を架設し、この締付ボルト13に螺着したナット14を締付回動して一側挟持部10と他側挟持部11の対向間隔を狭めることで、屋根材2を一側挟持部10と他側挟持部11とで締付挟持固定可能な挟持部3を構成すると共に、この締付ボルト13の締付回動により前記被嵌体4を介して前記羽根板部1が後方へ引動されるように構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、屋根用の雪止め金具に関するものである。
従来の雪止め金具は、屋根の固定箇所(屋根板材の重合凸条部など)に固定可能な固定部の軒先側の端部に、雪止め機能を有する平板状の羽根板部を立設状態に設けたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
この種の羽根板部付の雪止め金具は、羽根板部に積雪の大きな荷重が加わると、羽根板部を屋根の軒側に倒そうとする強い力が作用し、場合によっては羽根板部や固定部が変形したり破損してしまうことがある。
本発明は、このような問題点に注目し、これを解決しようとするためのもので、羽根板部を軒側に倒そうとする積雪荷重に抗する高耐久強度を発揮すると共に、容易に製作可能で量産性にも優れる雪止め金具を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
屋根上の雪をせき止める羽根板部1の後部に、屋根材2に対して締付挟持固定する挟持部3を設けた雪止め金具において、前記羽根板部1に上方から被嵌可能な被嵌体4を備え、この被嵌体4は、羽根板部1の前方に配する前方配設部6と、羽根板部1の上方に配する上方配設部7と、羽根板部1の後方に配する後方配設部8とから成る略逆U字状の被嵌本体部5の前記前方配設部6に係止部9を設けると共に、前記後方配設部8に、この被嵌本体部5を羽根板部1に被嵌した際に羽根板部1の後方に突出する一側挟持部10を設けた構成とし、この被嵌体4の前記被嵌本体部5を前記羽根板部1に被嵌した際に、前記係止部9を羽根板部1の前方から差込んで後方へ貫通させた状態で係止可能な係合孔12を羽根板部1に設けると共に、前記一側挟持部10の下方に対向配置する他側挟持部11を羽根板部1の後部に設け、この一側挟持部10と他側挟持部11との間に締付ボルト13を架設して、この締付ボルト13を締付回動若しくはこの締付ボルト13に螺着したナット14を締付回動して一側挟持部10と他側挟持部11の対向間隔を狭めることで、前記屋根材2を一側挟持部10と他側挟持部11とで締付挟持固定可能な前記挟持部3を構成すると共に、この締付ボルト13若しくはナット14の締付回動により前記被嵌体4を介して前記羽根板部1が後方へ引動されるように構成したことを特徴とする雪止め金具に係るものである。
また、前記被嵌体4は、金属板15を折曲して板状の前記前方配設部6と、板状の前記上方配設部7と、板状の前記後方配設部8とが略逆U字状に連設する前記被嵌本体部5を構成すると共に、この前方配設部6の下部から板状の前記係止部9が一体に突出し且つ前記後方配設部8の下端部から被嵌本体部5の後方へ板状の前記一側挟持部10が一体に折曲突出する形状に構成し、前記羽根板部1は、金属板16を折曲して羽根形成板部28の下部から板状の前記他側挟持部11が後方へ一体に突出する形状に構成したことを特徴とする請求項1記載の雪止め金具に係るものである。
また、前記係止部9は、前記前方配設部6の下端から前記後方配設部8側に突出する後向き片部17と、この後向き片部17の後端部から下方へ突出する下向き片部18とから成り、前記被嵌体4を、前記一側挟持部10を上に向けた状態で前記下向き片部18を前記羽根板部1の前方から前記係合孔12に差込んだ後、前記一側挟持部10を下方に伏動回動させると、前記後向き片部17が前記係合孔12に貫通配設すると共に、前記下向き片部18が羽根板部1の後面に沿設して係合孔12に係止部9が抜け止め係止する構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の雪止め金具に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、被嵌体に設けた係止部を羽根板部に設けた係合孔に差し込みすると共に、一側挟持部と他側挟持部とに締付ボルトを架設するだけで被嵌体を羽根板部に取付けて屋根材に挟持固定する挟持部を構成でき、この取付作業にリベット加工やカシメ加工を要しないから製作工程を削減できると共に、取付けに要する部品点数も削減して安価に量産可能であり、また、羽根板部と被嵌体を別個に製作できるため、各部品を容易に製作可能であると共に、屋根材に適応する対向間隔の挟持部を設定構成することも容易に可能であり、しかも本発明は、挟持部の締付ボルトの締付回動により被嵌体が後方へ引動されて、この被嵌体(の係止部)が係止している羽根板部も後方へ引動されるから、この羽根板部を屋根の軒側に倒そうとする力が作用しても、後方へ引動される羽根板部がこの積雪荷重に強固な抵抗力を発揮して倒れにくく、締付ボルトの締付度合を強くするほど羽根板部が後方へ強く引動されて、羽根板部が積雪荷重に対する強固な倒れ抵抗力を発揮することになり、その上、羽根板部を屋根の軒側に倒そうとする力が作用すると、挟持部を上方へ浮き上がらせようとするテコ作用が生じるが、本発明ではこのテコ作用の力点(羽根板部の荷重を受けている位置)と支点(羽根板部の係合孔に係止している被嵌体の係止部位置)とが近く且つこのテコ作用の作用点(屋根材に締付挟持している挟持部位置)と前記支点とが離れた関係となるので、大きなテコ作用が働かず、挟持部が浮き上がって屋根材から外れてしまうような不都合を生じにくいなど、極めて実用性に優れた画期的な雪止め金具となる。
また、請求項2記載の発明においては、被嵌本体部と係止部と一側挟持部を有する被嵌体も、他側挟持部を有する羽根板部も、例えば金属板をプレス成形することで容易に量産可能であり、しかも、羽根板部は、他側挟持部と一体であるから強度が高く、そのため羽根板部を他側挟持部に対して屋根の軒側へ倒そうとする荷重や、羽根板部を下から持ち上げようとする荷重に対して強い抵抗力を発揮できる構造であるなど、一層実用性に優れた構成の雪止め金具となる。
また、請求項3記載の発明においては、羽根板部の係合孔に、羽根板部の前方から差込んで後方へ貫通させた状態で係止可能な係止部を簡易構成にして容易に設計実現可能となると共に、羽根板部への被嵌体の被嵌取付作業が容易に行われて一層製作容易となるなど、極めて実用性に優れた構成の雪止め金具となる。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明の雪止め金具は、被嵌体4の略逆U字状の被嵌本体部5を羽根板部1に上方から被嵌し、この被嵌本体部5の前方配設部6に設けた係止部9を羽根板部1に設けた係合孔12に羽根板部1の前方から挿入して後方へ貫通させた状態で係止すると共に、被嵌本体部5の後方配設部8に設けた一側挟持部10を羽根板部1の後方に突出させ、この一側挟持部10と、その下方に対向配置する羽根板部1の後部に設けた他側挟持部11との間に締付ボルト13を架設して、この締付ボルト13を締付回動若しくはこの締付ボルト13に螺着したナット14を締付回動して一側挟持部10と他側挟持部11の対向間隔を狭めることで、屋根材2を一側挟持部10と他側挟持部11とで締付挟持固定可能な前記挟持部3を構成している。
従って、このように構成した本発明によれば、挟持部3の構成部品(一側挟持部10)を具備する被嵌体4の羽根板部1への取付けが、係止部9を係合孔12に差し込んで一側挟持部10と他側挟持部11とに締付ボルト13を架設するだけで良いから簡単であり、この取付作業にリベット加工やカシメ加工を要しないから製作工程を削減できると共に、取付けに要する部品点数も削減でき、安価に量産可能である。
また、羽根板部1と被嵌体4とを別個に製作できるため、各部品を容易に製作可能であると共に、屋根材2に適応する対向間隔の挟持部3を設定構成することも容易に可能であり、更に、一側挟持部10を具備する被嵌体4を、羽根板部1に対してリベット止めしたりカシメ止めしたりして羽根板部1と一体化させる構成でないため、例えば、現場で挟持部3の対向間隔が屋根材2に合わない場合に、その場で一側挟持部10の他側挟持部11に対する対向間隔を広く設定し直すようなことも可能である。
この本発明の雪止め金具は、挟持部3の一側挟持部10と他側挟持部11とで屋根材2を挟み、一側挟持部10と他側挟持部11との間に架設した締付ボルト13を締付回動若しくはこの締付ボルト13に螺着したナット14を締付回動することで、一側挟持部10と他側挟持部11の対向間隔を狭めて挟持部3で屋根材2を締付挟持して屋根上に固定できる。
また、この際、締付ボルト13の締付回動により一側挟持部10と他側挟持部11の対向間隔が狭められると、羽根板部1の前方から上方を介して後方へと配設される被嵌本体部5を有する被嵌体4が後方へ引動され、この被嵌体4(係止部9)が係止している羽根板部1も後方へ引動された状態になる。
そのため、羽根板部1に大きな積雪荷重が加わることで羽根板部1を屋根の軒側に倒そうとする力が作用しても、締付ボルト13の締付により被嵌体4を介して後方へ引動されている羽根板部1がこの積雪荷重に強固な抵抗力を発揮して倒れにくい。
即ち、締付ボルト13の締付度合を強くするほど羽根板部1が後方へ強く引動されて、羽根板部1が積雪荷重に対する強固な倒れ抵抗力を発揮することになる。
また、羽根板部1にこの羽根板部1を屋根の軒側に倒そうとする力が作用すると、この羽根板部1の荷重を受けている位置を力点、羽根板部1の係合孔12に係止している被嵌体4の係止部9位置を支点、屋根材2に締付挟持している挟持部3位置を作用点とするテコ作用が生じて、挟持部3を上方へ浮き上がらせようとするが、本発明ではこの力点と支点が近く且つ支点と作用点とが離れた関係となるので、大きなテコ作用が働かず、従って挟持部3が浮き上がって屋根材2から外れてしまうような不都合を生じにくい。
本発明の具体的な実施例1について図1〜図6に基づいて説明する。
本実施例は、横葺(平葺)屋根用の雪止め金具に適用したもので、屋根上の雪をせき止める羽根板部1の後部に、平葺用屋根材2の接合用折り返し板部20に固定可能な挟持部3を設けている。
具体的には、本実施例の羽根板部1は、図1〜図3に示すように、横長の金属板16で構成すると共に、その横幅方向(左右方向)の中央部に対し左右両側部を屋根の棟部側に向けて折曲することにより、中央部より左右両側部が屋根の棟部側に位置する形状の羽根形成板部28を形成している。
更に具体的には、横長の羽根板部1の羽根形成板部28の形状を、プレス加工などにより中央部が平板状で、且つ左右両側部が中央の平板部より屋根の棟部側に位置することになる平面視弧状の湾曲板形状に折曲形成して、この羽根形成板部28の左右両端部が、屋根の勾配方向と直交する左右方向に対し屋根の棟部側に傾斜した傾斜方向を向く形状に構成している。
このように左右両側部を湾曲板状に形成した本実施例の羽根板部1(羽根形成板部28)は、全域が平板状に形成される従来品の羽根板部に比べて著しく強度が向上する。更にこの羽根形成板部28には、左右幅いっぱいに補強リブ21を形成すると共に、上端縁を屋根の棟側に、下端縁を屋根の軒側に向けて折曲形成して、この上下の折曲部22と前記補強リブ21とで羽根形成板部28の耐変形強度を著しく向上させている。
また、傾斜方向を向く羽根形成板部28の左右両端部の夫々の端縁が、羽根形成板部28より屋根の棟側にせき止められている積雪の傾斜下方側部分に対して食い込むようにして接することになり、例えば、羽根形成板部28のない位置の積雪(間隔を置いて設置固定される雪止め金具間の隙間に存する積雪)が少しでも屋根の傾斜下方側に滑動すると、左右両端縁が積雪に深く食い込んで積雪に切り込み(切れ目)を生じ易くなる。即ち、左右両端縁によって生じる切り込みによって雪止め金具間に存する積雪の塊が、その両側に存して羽根形成板部28でせき止められている積雪の塊から切り離され易くなるので、雪止め金具間に存する屋根上の積雪が滑落し易くなる構成としている。
また、本実施例の羽根板部1は、図2に示すように、羽根形成板部28の中ほどにこの羽根形成板部28を前後方向に貫通する横長スリット状の貫通孔12を形成してこの貫通孔12を後述する係止部9を係止するための係合孔12とし、更にこの中ほどの上部を下方に凹む形状に形成してこの凹部27を後述する被嵌体4の上方配設部7を配設するための収容凹部27とし、この収容凹部27に上方配設部7が羽根形成板部28の上縁部と略面一状態で体裁良く収容配設される構成としている(図4参照。)。
また、この羽根板部1は、その羽根形成板部28の下部中央部から帯板が一体的に延設する形状の前記金属板16で構成し、この下部の延設帯板をプレス折曲により後方へ直角に折曲突出させてこの折曲突出板部11を前記平葺用屋根材2上に接地させて前記接合用折り返し板部20の下部に差し込む他側挟持部11とし、この他側挟持部11の突出後端寄り位置に締付ボルト13を回り止め状態に取付可能なボルト取付孔23(角孔)を上下貫通状態に設けると共に、この突出先端(後端)部を逆への字状に折曲してこの折曲先端部を下側挟持爪25としている。
本実施例は、前記羽根板部1に上方から被嵌装着する被嵌体4を備えている。
具体的には、被嵌体4は、帯板状の金属板15をプレス折曲することで、羽根板部1の羽根形成板部28の前方に配する平板状の前方配設部6と、羽根形成板部28の上方に配する平板状の上方配設部7と、羽根形成板部28の後方に配する湾曲板状の後方配設部8とから成るやや変形した略逆U字状(略転コ字状でも良い)の被嵌本体部5を構成し、更にこの被嵌本体部5の前方配設部6の下部より板状の係止部9が一体に折曲突出すると共に、前記後方配設部8の下部より、被嵌本体部5を羽根形成板部28に被嵌した際に羽根形成板部28の後方に突出する板状の一側挟持部10が一体に折曲突出する形状に構成している。
また、前記係止部9は、プレス折曲により前記前方配設部6の下端から前記後方配設部8側に直角に折曲突出する後向き片部17と、この後向き片部17の後端部から下方へ直角に折曲突出する下向き片部18とから成る構成とし、前記一側挟持部10には、突出後端寄り位置にボルト通し孔24を上下貫通状態に設けると共に、この突出先端(後端)部を下方へ直角に折曲突出させてこの折曲先端部を上側挟持爪26としている。
この被嵌体4の前記羽根板部1(羽根形成板部28)への被嵌取付構造は、図5に示すように、前記被嵌体4を、前記一側挟持部10を上に向けた状態で前記下向き片部18を前記羽根形成板部28の前方から前記係合孔12に差込んだ後、この係合孔12に差込んだ下向き片部18と前記後向き片部17の連設部19を支点に係合孔12に対し前記一側挟持部10を下方に伏動回動させると、前記後向き片部17が前記係合孔12に貫通配設すると共に、前記下向き片部18が羽根形成板部28の後面に沿設して係合孔12に係止部9が抜け止め係止状態となり、続いて図6に示すように、前記ボルト取付孔23に下方から締付ボルト13を挿通してそのボルト先端を前記ボルト通し孔24に挿通し、このボルト通し孔24から上方へ突出する締付ボルト13のボルト先端に六角ナット14を螺着することで、被嵌体4を羽根板部1(羽根形成板部28)に被嵌状態で取付けする構造としている。
そして、本実施例では、この締付ボルト13に螺着したナット14を締付回動して一側挟持部10と他側挟持部11の上下対向間隔を狭めることで、前記平葺用屋根材2の接合用折り返し板部20を一側挟持部10と他側挟持部11とで上下から締付挟持固定可能な前記挟持部3を構成すると共に、この締付ボルト13の締付回動により前記被嵌体4を介して前記羽根板部1の羽根形成板部28が後方へ引動されるように構成している。
従って、このように構成した本実施例によれば、締付ボルト13の締付度合を強くするほど羽根板部1の羽根形成板部28が後方へ強く引動されることとなり、屋根上で羽根形成板部28に大きな積雪荷重が加わることで羽根形成板部28を屋根の軒側に倒そうとする力が作用しても、締付ボルト13の締付により被嵌体4を介して後方へ引動されている羽根形成板部28がこの積雪荷重に強固な抵抗力を発揮するので倒れにくい。
本発明の具体的な実施例2について図7に基づいて説明する。
本実施例は、羽根板部1の構成が前記実施例1と異なる。
即ち、本実施例の羽根板部1は、前記羽根形成板部28を補強リブ21なしの平坦板状に形成した場合を示している。
他の構成は、前記実施例1と同様である。
尚、本発明は、実施例1,2に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 羽根板部
2 屋根材
3 挟持部
4 被嵌体
5 被嵌本体部
6 前方配設部
7 上方配設部
8 後方配設部
9 係止部
10 一側挟持部
11 他側挟持部
12 係合孔
13 締付ボルト
14 ナット
15 金属板
16 金属板
17 後向き片部
18 下向き片部
28 羽根形成板部
2 屋根材
3 挟持部
4 被嵌体
5 被嵌本体部
6 前方配設部
7 上方配設部
8 後方配設部
9 係止部
10 一側挟持部
11 他側挟持部
12 係合孔
13 締付ボルト
14 ナット
15 金属板
16 金属板
17 後向き片部
18 下向き片部
28 羽根形成板部
Claims (3)
- 屋根上の雪をせき止める羽根板部の後部に、屋根材に対して締付挟持固定する挟持部を設けた雪止め金具において、前記羽根板部に上方から被嵌可能な被嵌体を備え、この被嵌体は、羽根板部の前方に配する前方配設部と、羽根板部の上方に配する上方配設部と、羽根板部の後方に配する後方配設部とから成る略逆U字状の被嵌本体部の前記前方配設部に係止部を設けると共に、前記後方配設部に、この被嵌本体部を羽根板部に被嵌した際に羽根板部の後方に突出する一側挟持部を設けた構成とし、この被嵌体の前記被嵌本体部を前記羽根板部に被嵌した際に、前記係止部を羽根板部の前方から差込んで後方へ貫通させた状態で係止可能な係合孔を羽根板部に設けると共に、前記一側挟持部の下方に対向配置する他側挟持部を羽根板部の後部に設け、この一側挟持部と他側挟持部との間に締付ボルトを架設して、この締付ボルトを締付回動若しくはこの締付ボルトに螺着したナットを締付回動して一側挟持部と他側挟持部の対向間隔を狭めることで、前記屋根材を一側挟持部と他側挟持部とで締付挟持固定可能な前記挟持部を構成すると共に、この締付ボルト若しくはナットの締付回動により前記被嵌体を介して前記羽根板部が後方へ引動されるように構成したことを特徴とする雪止め金具。
- 前記被嵌体は、金属板を折曲して板状の前記前方配設部と、板状の前記上方配設部と、板状の前記後方配設部とが略逆U字状に連設する前記被嵌本体部を構成すると共に、この前方配設部の下部から板状の前記係止部が一体に突出し且つ前記後方配設部の下端部から被嵌本体部の後方へ板状の前記一側挟持部が一体に折曲突出する形状に構成し、前記羽根板部は、金属板を折曲して羽根形成板部の下部から板状の前記他側挟持部が後方へ一体に突出する形状に構成したことを特徴とする請求項1記載の雪止め金具。
- 前記係止部は、前記前方配設部の下端から前記後方配設部側に突出する後向き片部と、この後向き片部の後端部から下方へ突出する下向き片部とから成り、前記被嵌体を、前記一側挟持部を上に向けた状態で前記下向き片部を前記羽根板部の前方から前記係合孔に差込んだ後、前記一側挟持部を下方に伏動回動させると、前記後向き片部が前記係合孔に貫通配設すると共に、前記下向き片部が羽根板部の後面に沿設して係合孔に係止部が抜け止め係止する構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の雪止め金具。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6382384B1 (ja) * | 2017-03-29 | 2018-08-29 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
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2013
- 2013-02-06 JP JP2013021656A patent/JP2014152472A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6382384B1 (ja) * | 2017-03-29 | 2018-08-29 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
JP2018166557A (ja) * | 2017-03-29 | 2018-11-01 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品 |
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