JP2014151560A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェット記録装置において用紙の効率的な振動でインクの浸透を促進し、搬送系のインク転写汚れを防止する。
【解決手段】インクジェット記録装置において、搬送手段10とインクジェットヘッドCの後段には、搬送方向に沿って一対の搬送ローラ20,21 が互いに平行に配置される。搬送ローラの間には各搬送ローラの頂部を結ぶ平面又はその下方に超音波振動子22が配置される。搬送ローラと超音波振動子を収納し、上面に開口25a を有するジャケット25が設けられる。印刷済みの用紙は開口に吸い付けられ、搬送ローラと超音波振動子に裏面が密着する。搬送ローラの駆動により用紙は確実に搬送され、用紙に対する振動の伝達損失は低減され、インクの浸透が促進される。
【選択図】図4

Description

本発明は、搬送手段で用紙を搬送しながら、この用紙にインクジェットヘッドでインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置に係り、特に、用紙を効率的に振動させることにより、用紙に対するインクの浸透を促進することができるとともに、用紙のインクが用紙の搬送系に付着する転写汚れを防止することができるインクジェット記録装置に関するものである。
下記特許文献1には、記録ヘッド1a,1bから記録シート4にインクを供給して画像を形成した後、この記録シートを搬送ローラ7と記録シート吸着ベルト8等で挟んで搬送しながら、その裏面側に超音波発生手段10を接触させて振動することでインクを記録シート内に分散させるインクジェット記録装置の発明が開示されている。
下記特許文献2には、用紙に塗布したインクを用紙内に速やかに吸収させることを目的としたインクジェット記録装置の発明が開示されている。このインクジェット記録装置では、複数のインクジェット記録ヘッド102C,102M,102Y,102Kの間に配置された複数対の搬送ローラ対30等によって用紙10を搬送しながら、この用紙に向けて各インクジェット記録ヘッドから水性インクを吐出し、用紙10にインクを塗布する。インクが塗布された用紙は、各インクジェット記録ヘッド及び各搬送ローラ対の間に配置された複数の振動ユニット110C,110M,110Y,110Kと全用紙幅に亘り実質的に線状に接触しながら搬送される。用紙には、各振動ユニットから超音波領域の周波数の振動が与えられることにより、用紙上に付着したインク滴は表面張力が低下して用紙内に吸収される。
特開平3−183554号公報 特開2010−234564号公報
前述した特許文献1及び2に記載の発明は、いずれも、用紙を搬送しながらインクジェットヘッドで表面に画像を形成し、その後に超音波振動装置で用紙を裏面から振動させてインクを用紙内に浸透させるインクジェット記録装置に関するものである。そして、これら特許文献1及び2の発明で使用されている超音波振動装置は、用紙の搬送の障害物とならないように、搬送系の搬送ローラによる用紙の搬送経路からは下方に外れた位置に配置されている。この為、超音波振動装置と用紙の密着性は少なく、搬送中の用紙を超音波振動装置で振動させる際には、用紙は超音波振動装置の超音波振動で弾かれる状態となるため、用紙には十分な振動が伝わらず、その結果、用紙に対するインクの吸収にムラが生じたり、水性インクの場合には、用紙にしわを発生する可能性が高くなるという問題があった。
また、前記特許文献1及び2の発明では、インクジェットヘッドによって画像が形成された用紙を、超音波振動装置の近傍において、対向配置された搬送ローラ及びベルト、又は搬送ローラ対からなる搬送系によって挟持して搬送しているため、用紙のインクが搬送系に付着する転写汚れが生じたり、用紙の画像が転移して画像が汚損する等の問題が生じていた。
本発明は以上説明した従来の技術における課題を解決するためになされたものであり、用紙を搬送手段で搬送しながらインクジェットヘッドで画像を形成するインクジェット記録装置において、用紙を効率的に振動させることにより用紙に対するインクの浸透を促進することができるとともに、用紙のインクが用紙の搬送系に付着する転写汚れを防止することを目的としている。
請求項1に記載されたインクジェット記録装置は、
用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段が搬送する用紙に画像を形成するインクジェットヘッドとを備えたインクジェット記録装置において、
前記搬送手段による用紙の搬送方向に関して前記搬送手段及び前記インクジェットヘッドの後段に設けられ、前記搬送方向に沿って所定の間隔を置いて互いに平行に配置された少なくとも一方が駆動される一対の搬送ローラと、
前記一対の搬送ローラの間において前記一対の搬送ローラの各頂部を結ぶ平面又はその下方に配置された振動手段と、
前記一対の搬送ローラと前記振動手段の近傍で用紙を前記一対の搬送ローラと前記振動手段に密着させる密着手段と、
を有することを特徴としている。
請求項2に記載されたインクジェット記録装置は、請求項1に記載のインクジェット記録装置において、
前記密着手段は、前記一対の搬送ローラと前記振動手段を収納するとともに用紙が通過する上面に開口が設けられたジャケットと、前記ジャケットの内部の空気を吸引して用紙を前記一対の搬送ローラに密着させる吸引装置を備えており、
前記振動手段は、前記ジャケットの前記開口において前記吸引装置の吸引により前記一対の搬送ローラに密着して搬送されている用紙の下面に密着して用紙に振動を与える超音波振動子であることを特徴としている。
請求項3に記載されたインクジェット記録装置は、請求項1に記載のインクジェット記録装置において、
前記密着手段は、前記一対の搬送ローラの間に設けられ、用紙が通過する上面に開口が設けられたジャケットと、前記ジャケットの内部の空気を吸引して用紙を前記開口に吸いつけることにより用紙を前記一対の搬送ローラに密着させる吸引装置を備えており、
前記振動手段は、前記ジャケットと、前記ジャケットの前記開口に吸いつけた用紙に振動を与えるために前記ジャケットを振動させる超音波振動子を備えることを特徴としている。
請求項1に記載されたインクジェット記録装置によれば、インクジェットヘッドが用紙の表面に画像を形成し、搬送手段が用紙を搬送して一対の搬送ローラに用紙を送りこむ。一対の搬送ローラ及びその間にある振動手段に差し掛かった用紙に密着手段が作用すると、搬送方向に並んだ一対の搬送ローラと、一対の搬送ローラの間に配置された振動手段に、用紙の裏面が密着する。このように、密着手段によって用紙の裏面が一対の搬送ローラに密着するので、これら搬送ローラの少なくとも一方を駆動すれば、搬送ローラの駆動力は用紙に確実に伝達され、用紙を確実に搬送することができる。用紙を対向する搬送ローラ対等の搬送系で挟持して搬送する構造を採用しなくともよいので、用紙のインクが用紙の搬送系に付着する転写汚れが防止される。また、用紙の裏面は、一対の搬送ローラの間にある振動手段に対しても確実に密着するので、振動手段を駆動することにより、用紙に振動が伝わりやすくなる。すなわち、搬送方向に並べられた一対の搬送ローラで搬送される用紙に対する振動の伝達損失が低減され、その結果、用紙に対するインクの浸透が促進される。
請求項2に記載されたインクジェット記録装置によれば、搬送手段に搬送された画像形成済みの用紙が、一対の搬送ローラ及び超音波振動子の上方に送り込まれる。吸引装置によって内部を吸引されているジャケットの内部には負圧が発生し、その開口からは空気が内部に吸い込まれている。用紙がこの開口に差しかかると、用紙は開口に吸い付けられ、ジャケット内の開口の付近にある一対の搬送ローラと超音波振動子に用紙の裏面が密着する。用紙の裏面と一対の搬送ローラが密着することにより、用紙を搬送ローラで挟持する構造でなくとも、一対の搬送ローラの少なくとも一方を駆動することによって用紙を確実に搬送することができる。また、用紙の裏面は、一対の搬送ローラの間にある超音波振動子に対しても確実に密着するので、一対の搬送ローラによって搬送されている用紙に対する振動の伝達損失が低減され、用紙に振動が伝わりやすくなる。
請求項3に記載されたインクジェット記録装置によれば、搬送手段に搬送された画像形成済みの用紙が、一対の搬送ローラと、一対の搬送ローラの間に配置されたジャケットの上方に送り込まれる。吸引装置によって内部を吸引されているジャケットの内部には負圧が発生し、その開口からは空気が内部に吸い込まれている。用紙がこの開口に差しかかると、用紙は開口に吸い付けられるとともに、ジャケットの開口を挟む近傍位置に配置された一対の搬送ローラにも用紙の裏面が密着する。このため、用紙を搬送ローラで挟持する構造でなくとも、一対の搬送ローラの少なくとも一方を駆動することによって用紙を確実に搬送することができる。また、用紙の裏面は、ジャケットの開口に対しても確実に密着するので、超音波振動子を駆動してジャケットを振動させることにより、用紙を低い伝達損失で確実に振動させることができる。
本発明の第1実施形態に係るインクジェット記録装置の外観を示す斜視図である。 第1実施形態のインクジェット記録装置の主要な機能を説明するための構成図である。 第1実施形態のインクジェット記録装置における振動手段付近の拡大斜視図である。 第1実施形態のインクジェット記録装置における振動手段付近の断面図である。 第1実施形態のインクジェット記録装置における印刷部のシステム構成図である。 第1実施形態のインクジェット記録装置における振動手段付近の変形例を示す拡大断面図である。 第2実施形態のインクジェット記録装置における振動手段付近の断面図である。
図1〜図6を参照して第1実施形態のインクジェット記録装置を説明する。
図1に示すように、このインクジェット記録装置1は、用紙を供給する給紙部2と、給紙部2から供給された用紙Pにインクジェットヘッドで画像を形成して排出する印刷部3と、画像が形成された用紙を印刷部3から受け入れて、パンチ(穴開け)、ステープル止め、紙折りなどの後処理を行なって排出するフィニッシャー部4とを備えている。なお、印刷部3には、原稿を読み取って画像データを生成する読み取り部5が設けられている。
図2を参照して、上記各部の主要な機能をより詳細に説明する。
まず、給紙部2は、多数枚の用紙Pを積載して格納できる昇降自在な給紙台6と、所定位置に位置決めされた給紙台6から最上位の用紙Pを送り出す一次給紙ローラ7と、一次給紙ローラ7から送り込まれた用紙Pを捌いて一枚ずつ印刷部3に送り込む一対の二次給紙ローラ8を備えている。9は、一次給紙ローラ7から二次給紙ローラ8へ用紙Pを揃えて送るためのガイド板である。
図2に示すように、印刷部3は、用紙Pの導入部に、用紙Pの搬送手段である第1のベルト搬送機構10を備えている。この第1のベルト搬送機構10の搬送方向先方には、シアン(C)、ブラック(K)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のインクに対応する4つのインクジェットヘッドC、K、M、Yが所定間隔をおいて水平一列に配置されている。この印刷部3によれば、これら4つのインクジェットヘッドC、K、M、Yを用いることにより、用紙Pにフルカラーの画像を形成することができる。
用紙Pの搬送方向について1基目のインクジェットヘッドCは、第1のベルト搬送機構10の終端部の上方に配置されている。そして、第1のベルト搬送機構10及びインクジェットヘッドCの下流側には、詳細は後述するが、インクジェットヘッドCから表面にインクを吐出された用紙Pの裏面のみに接触して搬送しながら、用紙Pの裏面から振動を与えて用紙Pに対するインクの浸透を促進する第1の振動処理部11が設けられている。
第1の振動処理部11の後段には、第2のベルト搬送機構12が設けられ、その終端部の上方には2基目のインクジェットヘッドKが配置され、第2のベルト搬送機構12及びインクジェットヘッドKの下流側には、第2の振動処理部13が設けられている。
また、第2の振動処理部13の後段には、第3のベルト搬送機構14が設けられ、その終端部の上方には3基目のインクジェットヘッドMが配置され、第3のベルト搬送機構14及びインクジェットヘッドMの下流側には、第3の振動処理部15が設けられている。
そして、第3の振動処理部15の後段には、第4のベルト搬送機構16が設けられ、その終端部の上方には4基目のインクジェットヘッドYが配置され、第4のベルト搬送機構16及びインクジェットヘッドYの下流側には、第4の振動処理部17が設けられている。
図2に示すように、第4の振動処理部17の下流には、第5のベルト搬送機構18が設けられており、画像が形成された用紙Pを次段のフィニッシャー部4に送り込むことができるようになっている。なお、フィニッシャー部4の導入部には搬送ローラ19が設けられており、印刷部3から送り込まれた用紙Pを搬送して図示しない後処理機構に送り込むことができるようになっている。
なお、以上の構成の説明において、第1乃至第5のベルト搬送機構10、12、14、16、18は、図示しない保持手段を有しており、ベルトの上面に載置された用紙Pを保持しながら搬送することができる。その保持手段としては、ベルトに多数の通気孔を設け、ベルトの下方から空気を吸引して用紙Pをベルトの上面に吸着保持するものでもよいし、静電効果によって用紙Pをベルトに吸着保持するものでもよい。
図3及び図4を参照して、前述した振動処理部11、13、15、17及びその近傍における構成の詳細を説明する。なお、各インクジェットヘッドC、K、M、Y、各ベルト搬送機構10、12、14、16そして各振動処理部11、13、15、17の具体的な構成は、互いに実質的に同一である。そこで、ここでは図3及び図4に示す構成は、最初のインクジェットヘッドであるインクジェットヘッドC及びその周辺の構成を示すものとして説明する。
図3及び図4に示すように、インクジェットヘッドCは、第1のベルト搬送機構10の終端部の上方に配置されている。そして、第1のベルト搬送機構10及びインクジェットヘッドCの下流側には、前述した第1の振動処理部11が設けられている。この振動処理部11の構成を説明すると、まず、第1のベルト搬送機構10と第2のベルト搬送機構12の間には、一対の搬送ローラ20、21が設けられている。一対の搬送ローラ20、21は、用紙Pの搬送方向に沿って、第1及び第2のベルト搬送機構10、12と所定の間隔をおき、かつ相互にも所定の間隔を置き、互いに平行に配置されている。搬送ローラ20、21が配置されている高さは、第1及び第2のベルト搬送機構10、12の搬送平面と概ね一致している。この一対の搬送ローラ20、21は、少なくとも、その一方が駆動ローラとされており、本実施形態では下流側の搬送ローラ21が図示しない駆動機構に連結された駆動ローラとなっている。
一対の搬送ローラ20、21の間には、用紙Pを振動させる振動手段としての超音波振動子22が設けられている。超音波振動子22は、振動子(圧電セラミックス)を間隙に挿入した一対の電極に電圧をかけることにより振動子が伸び縮みを繰り返して超音波を発生する圧電効果と呼ばれる現象を応用した素子である。この超音波振動子22の上端であり用紙Pの裏面に接触する接触端部23は、用紙Pの幅寸法と同等の長さを有しており、一対の搬送ローラ20、21の各頂部を結ぶ平面内か、又はこれよりも若干下方の位置に配置されている。超音波振動子22は、後述する本装置の制御部30に設けられた超音波振動子駆動回路24によって制御される。
本実施形態において超音波振動子22が振動する際の振幅は、例えば5〜45μm程度であり、またその周波数は例えば20〜40kHz程度である。この振幅及び周波数は、上記範囲内において、各インクジェットヘッドC、K、M、Yで吐出するインクの種類(色)に応じて最も適した数値を採用することにより、用紙Pに付着した各色のインクが用紙P内部に浸透するのを効率的に促進することができるが、これ以上の周波数では用紙Pに付着したインクがミストになってしまうため好ましくない。また、前記周波数の範囲では、ある程度の力で用紙Pを超音波振動子22側に押さえつけていないと用紙Pが浮き上がってしまい、振動が伝わりにくくなる。そこで、本実施形態では、後述する密着手段を設けて用紙Pを所要の力で超音波振動子22に密着するように構成している。
振動処理部11は、一対の搬送ローラ20、21と超音波振動子22の近傍で用紙Pに空気圧を与えることにより、一対の搬送ローラ20、21と超音波振動子22に用紙Pを密着させる密着手段を備えている。本実施形態では、密着手段は、一対の搬送ローラ20、21及び超音波振動子22を収納するとともに、用紙Pが通過する上面に開口25aが設けられた筐体であるジャケット25を有している。また、密着手段は、吸引装置としての吸引ポンプ26を有している。吸引ポンプ26は、ジャケット25の内部の空気を吸引して負圧にし、ジャケット25の開口25aから空気を吸引して、一対の搬送ローラ20、21及び超音波振動子22の接触端部23に用紙Pを密着させる。そして、吸引ポンプ26とジャケット25は、吸引管27によって連通している。吸引ポンプ26は、後述する本装置1の制御部30に設けられた吸引ポンプ駆動回路28によって制御される。
図5は、本実施形態のインクジェット記録装置1の印刷部3及び読み取り部5のシステム構成図である。印刷部3は、前述したように、超音波振動子22、吸引ポンプ26、そしてインクジェットヘッドC、K、M、Yを備える他、インクジェットヘッドC、K、M、Yから吐出されるインクを制御するインク制御部31と、操作情報を入力するためのパネル操作部32と、装置各部の駆動源となる駆動モータ部33と、電源部34と、装置全体の制御を統括して行なう制御部30を有している。図示はしないが、この制御部30は、前述したように、超音波振動子22を制御する超音波振動子駆動回路24と、吸引ポンプ26を制御する吸引ポンプ駆動回路28を含んでいる。そして、前述したように、印刷部3には読み取り部5が接続されている。原稿を読み取って画像形成する場合には、読み取り部5が原稿を読み取り、印刷部3に画像データを供給する。もちろん、画像データは原稿から読み取るだけでなく、外部のPC等に保存されているものを使用しても良い。印刷部3では、制御部30が画像データに基づいてインクジェットヘッドC、K、M、Y、インク制御部30、駆動モータ部33等を制御して用紙Pに対する画像の形成を行なう。また、画像形成中は原則的に超音波振動子22及び吸引ポンプ26は連続的に駆動されている。これによって、次項で詳述するように、インクジェットヘッドC、K、M、Yで画像が形成された用紙Pは、吸引ポンプ26による負圧によって搬送ローラ20、21及び超音波振動子22に裏面側を密着させ、搬送ローラ21の駆動力で確実に搬送されながら、効率的に振動を与えられる。このため、用紙Pにはインクが効率的に浸透していき、また搬送ローラ20、21がインクで汚されることもない。
図4を参照して、振動処理部11における作用について説明する。
本実施形態では、前述したように、インクジェット記録装置1の作動中、振動処理部11は連続的に作動を継続している。すなわち、超音波振動子22及び吸引ポンプ26は連続的に駆動されているため、ジャケット25の開口25aからは常に空気が吸い込まれており、この開口25aの内部では超音波振動子22の接触端部23は常に振動している。
第1のベルト搬送機構10が用紙Pを搬送し、この用紙Pの表面にインクジェットヘッドCが画像を形成する。画像が形成された用紙Pは、続けて第1のベルト搬送機構10によって搬送されていき、第1のベルト搬送機構10の下流側の端部から、ジャケット25の開口25aの上に送りこまれる。この時、吸引ポンプ26はジャケット25の内部を吸引しており、ジャケット25内には所定の負圧が働いており、開口25aからは空気が内部に吸い込まれている。
開口25aの上に差しかかった画像形成済みの用紙Pは、ジャケット25の開口25a内に覗いている一対の搬送ローラ20、21及び超音波振動子22の接触端部23に対面するが、開口25aに働いている負圧のために用紙Pは開口25aに吸い付けられ、ジャケット25内の開口25aの付近にある一対の搬送ローラ20、21と超音波振動子22の接触端部23に裏面側で密着することになる。
このように、吸引ポンプ26による負圧で用紙Pの裏面と一対の搬送ローラ20、21が密着するため、下流側に配置された一方の搬送ローラ21を駆動し、第1のベルト搬送機構10による用紙Pの送り込みに同期した適当な速度で回転させれば、搬送ローラ21の駆動力は用紙Pに伝達され、用紙Pは搬送ローラ21に対して滑ることなく、第1のベルト搬送機構10から円滑に受け渡されて下流に向けて確実に搬送されていく。
すなわち、上下で対向する一対の搬送ローラで用紙Pを挟持して送り出す構造であると、画像形成直後の用紙Pを搬送ローラで挟むことによって搬送ローラにインクが転移して汚れてしまうが、このような構造の搬送系を採用しなくとも、本実施形態の機構によれば、空気圧を用いて用紙Pを一対の搬送ローラ20、21の上側から密着させることができるので、一対の搬送ローラ20、21の少なくとも一方を駆動すれば、用紙Pを確実に搬送することができる。この時、搬送ローラ20、21は用紙Pの裏面に接するだけであるため、用紙Pのインクによって汚れることはない。また、この時、用紙Pの裏面は、一対の搬送ローラ20、21の間に配置されている超音波振動子22の接触端部23に対しても確実に密着している。すなわち、一対の搬送ローラ20、21に密着して保持された状態で搬送されている用紙Pに対し、その保持されている中間の位置で超音波振動子22が裏面から密着し、振動している。このため、用紙Pに対する超音波振動子22による振動の伝達損失は低減され、用紙Pには振動が確実に伝達される。その結果、用紙Pに対するインクの浸透が促進される。
なお、本実施形態では、画像形成中は吸引ポンプ26がジャケット25内を常時吸引しており、ジャケット25の開口25aには吸込み方向の負圧が常時作用しているが、前段の第1のベルト搬送機構10から送られてくる用紙Pの先端が、この負圧に引かれて開口25a内に入り込んでしまい、搬送できなくなってしまう不具合は起こらないように構成されている。すなわち、このような不都合な現象は、前記負圧の大きさとの関係を考慮した場合、用紙Pの腰の強さが比較的に弱い場合や、前段の搬送系である第1のベルト搬送機構10の搬送速度が比較的に小さい場合等に生じやすいと考えられる。そこで、本実施形態では、前記負圧は、実際に使用される用紙Pの腰の強さや第1のベルト搬送機構10の搬送速度との関係において、適切な小さな値に設定し、動作時に用紙Pの先端がジャケット25の開口25a内に引き込まれないようにしている。
また、上述したように、実際に使用される用紙Pの腰の強さや第1のベルト搬送機構10の搬送速度との関係において、前記負圧を適切な値に設定して動作時に用紙Pの先端がジャケット25の開口25a内に引き込まれないようにしてもよいが、このような手法とは別に、又はこのような手法と共に、用紙Pの先端がジャケット25の開口25a内に引き込まれないような機構を採用してもよい。例えば、一般に、用紙Pの幅方向の寸法、すなわち水平面内で搬送方向と直交する方向の寸法は、一対の搬送ローラ20、21等やこれらを収納するジャケット25の同方向の寸法より長い。従って、ジャケット25の幅方向の両端部に近接した位置、かつ概ね開口25aの高さにおいて、搬送方向に平行な一対の棒状乃至線状のガイド部材を配置して、用紙Pの幅方向の両縁を下から支えるようにしてもよい。このようにすれば、ジャケット25の開口25aに生じる負圧で用紙Pの先端が引かれても、その用紙Pの両端縁は一対のガイド部材に支持されて下方に引き込まれることがないので、用紙Pの先端が開口25a内に引きずり込まれる不都合は確実に回避できる。
次に、第1実施形態の変形例について図6を参照して説明する。
先に説明した第1実施形態では、図4に示したように、第1のベルト搬送機構10と、一対の搬送ローラ20、21と、第2のベルト搬送機構12の各搬送平面が概ね一致しており、用紙Pはこの水平な搬送平面を連続的に搬送されていた。このような用紙Pの搬送態様においても、上述した通り、ジャケット25の開口25a付近では、前記負圧により、用紙Pは一対の搬送ローラ20、21の上側に巻き付くように裏面を密着させている。これによって、上下から挟持するタイプの搬送ローラでないにも関わらず、用紙Pに対して確実な搬送力を与えることができるとともに、一対の搬送ローラ20、21の間であって、一対の搬送ローラ20、21の高さよりも高くない位置にある超音波振動子22に対しても、用紙Pを密着させることができた。このように、ジャケット25の開口25aの付近において、前記負圧によって用紙Pを搬送ローラ20、12の上側に巻き付くような態様で密着させることにより、搬送ローラ21の搬送力と、超音波振動子22に対する用紙Pの密着を確実にすることができる。従って、用紙Pが搬送ローラ20、21の上側に巻き付く角度又は面積がより大きくなるように工夫することにより、搬送ローラ21の搬送力と、超音波振動子22に対する用紙Pの密着をさらに一層確実にすることができる。
このような発想から得た第1実施形態の変形例の主要部を図6に示す。図中一点鎖線で示した用紙Pが、第1実施形態において搬送される用紙Pの位置である。これに対し、図中実線で示した用紙Pが、変形例において搬送される用紙Pの位置である。本変形例では、一対の搬送ローラ20、21の前後にある図示しない2基のベルト搬送機構10、12の各搬送方向に角度を付けた。一対の搬送ローラ20、21に用紙Pを送り込む上流側の第1のベルト搬送機構10では、その上流側が低くなるように傾斜を付け、一対の搬送ローラ20、21から用紙Pが送り込まれる下流側の第2のベルト搬送機構12では、その下流側が低くなるように傾斜を付けた。これによって、用紙Pが一対の搬送ローラ20、21の上側に巻き付く角度α又は密着する面積が第1実施形態の場合よりも大きくなり、搬送ローラ21の搬送力がさらに一層確実に用紙Pに伝達されるようになるとともに、超音波振動子22に対する用紙Pの密着がさらに一層確実になってインクの浸透をより速くより確実にすることができる。
以上説明した第1実施形態及びその変形例のインクジェット記録装置1によれば、搬送ローラ20、21と超音波振動子22を近接して配置し、その周辺をジャケット25で密封して空気が横から抜けないようにしたので、吸引により用紙Pと搬送ローラ20、21が密着して対向ローラ不要で安定した搬送能力が得られる。さらに、超音波振動子22と搬送ローラ20、21の周辺の空気を吸引状態に保ち、用紙Pの搬送方向について超音波振動子22の前後位置で用紙Pを吸引する事により、用紙Pの超音波振動子22への密着効率を向上させて振動の伝達損失を低減し、効率よく振動を用紙Pに伝えるようにしたので、インクの用紙Pへの浸透を促進させて短時間でインクを用紙P内に吸収させるとともに、搬送系の転写汚れを防止することができる。また、吸引ポンプ26で超音波振動子22の近傍の空気を引くため、超音波振動子22の強制空冷効果を得ることもできる。また、用紙Pを裏面側から吸引するため、インクのミストをジャケット25内に吸い込むため、ジャケット25外の機構をインクで汚しにくいという効果もある。
図7を参照して第2実施形態のインクジェット記録装置1’を説明する。
この実施形態では、第1のベルト搬送機構10と第2のベルト搬送機構12は第1実施形態と同一である。また、これら両ベルト搬送機構10、12の間に設けられた一対の搬送ローラ20、21の構成も第1実施形態と実質的に同一である。しかし、用紙Pを空気圧によって一対の搬送ローラ20、21に密着させる密着手段の構成と、用紙Pに振動を与える振動手段の構成が第1実施形態と異なっている。そこで、以下の説明では、密着手段と振動手段の構成及び作用効果を中心に説明し、その他の部分については、第1実施形態の説明を援用して再度の説明を省略する。
本実施形態の密着手段は、一対の搬送ローラ20、21の間に設けられ、用紙Pが通過する上面に開口35aが設けられたジャケット35と、ジャケット35の内部の空気を吸引して用紙Pを前記開口35aに吸いつけることにより用紙Pを前記一対の搬送ローラ20、21に密着させる吸引装置としての吸引ポンプ26を備えている。また、本実施形態の振動手段は、ジャケット35と、ジャケット35に設けられてジャケット35自体を超音波振動させる超音波振動子36を備えている。吸引ポンプ26と超音波振動子36の機能は第1実施形態のそれと実質的に同一である。また、本実施形態のジャケット35は、密着手段の一構成要素であるとともに、振動手段の一構成要素でもある。
本実施形態によれば、第1のベルト搬送機構10に搬送された画像形成済みの用紙Pが、一対の搬送ローラ20、21と、一対の搬送ローラ20、21の間に配置されたジャケット35の上方に送り込まれる。吸引ポンプ26によって内部を吸引されているジャケット35の開口35aからは空気が内部に吸い込まれているので、送り込まれた用紙Pがこの開口35aの上に差しかかると、用紙Pは開口35aに吸い付けられるとともに、ジャケット35の開口35aの両側近傍に配置された一対の搬送ローラ20、21にも裏面が密着する。このため、用紙Pを搬送ローラで挟持する構造でなくとも、一対の搬送ローラ20、21の一方を駆動することで用紙Pに駆動力を与えて確実に搬送することができる。また、用紙Pの裏面は、ジャケット35の開口35aに対しても確実に密着するので、超音波振動子36を駆動してジャケット35を振動させることにより、用紙Pを低い伝達損失で確実に振動させることができる。このため、インクの用紙Pへの浸透を促進させて短時間でインクを用紙P内に吸収させることができ、その結果として搬送系の転写汚れを防止することができる。また、用紙Pを裏面側から吸引するため、インクのミストをジャケット25内に吸い込むため、ジャケット25外の機構をインクで汚しにくいという効果もある。
1 次に、第3実施形態のインクジェット記録装置1について説明する。
以上説明した各実施形態及び変形例では、密着手段としての吸引ポンプ26で用紙Pを裏面側から下方に吸引し、用紙Pの裏面を搬送ローラ20、21の上側に密着させることにより、搬送ローラ21の駆動力が用紙Pに効率的に伝達されるとともに、超音波振動子22、36による振動が用紙Pに効率的に伝わるようにしていた。しかしながら、空気圧により用紙Pを搬送ローラ20、21等に密着させる密着手段の構成としては、このような第1実施形態のようなものに限られない。
第3実施形態の密着手段は、第1実施形態と同様に用紙Pの裏面側に配置された搬送ローラ20、21及び超音波振動子22と、搬送される用紙Pの表面側の上方に下向きで配置された空気加圧手段を有しており、さらに、空気加圧手段はジャケットに覆われて空気圧を効率よく用紙Pの上面に加えられるようになっている。空気加圧手段は空気を所定の圧力で送り込む装置である。ジャケットは、内部上方に空気加圧手段が収納され、下端に開口が設けられた筐体である。そして、ジャケットの開口は、搬送ローラ20、21及び超音波振動子22の真上に当たる用紙Pの表面に相対しており、空気加圧手段からの空気が用紙Pの当該部分に集中的に当たり、用紙Pの裏面が搬送ローラ20、21及び超音波振動子22に密着するように構成されている。
この第3実施形態のインクジェット記録装置によれば、搬送手段に搬送された画像形成済みの用紙Pが一対の搬送ローラ20、21及び超音波振動子22に差し掛かったところで、上方に配置された空気加圧装置が用紙Pの上面に空気を吹き付けると、一対の搬送ローラ20、21と超音波振動子22に用紙Pの裏面が密着する。用紙Pの裏面と一対の搬送ローラ20、21が密着することにより、用紙Pを搬送ローラで挟持する構造でなくとも、一対の搬送ローラ20、21の一方を駆動することにより用紙Pを確実に搬送することができる。また、用紙Pの裏面は、一対の搬送ローラ20、21の間にある超音波振動子22に対しても確実に密着するので、一対の搬送ローラ20、21によって搬送されている用紙Pに対する振動の伝達損失が低減され、用紙Pに振動が伝わりやすくなる。
以上説明した各実施形態では、振動手段を4個のインクジェットヘッドC、K、M、Yの各下流側にそれぞれ設けたが、最終のインクジェットヘッドの下流側に1個だけ設けることとしてもよい。
以上説明したように、各実施形態のインクジェット記録装置1、1’等によれば、用紙Pの裏面と搬送ローラ20、21が密着するので、用紙Pを挟持して搬送するためにインクで汚れやすい搬送系を用いることなく、安定した搬送力を得ることができる。また、空気圧で用紙Pと超音波振動子22又はジャケット35が確実に密着することにより、用紙Pが超音波振動子22又はジャケット35で弾かれて振動が伝わらない状態は起こり得ない。すなわち、振動の伝達損失を低減することができ、このため用紙Pに吐出されたインクを短時間で用紙P内に吸収させることができ、その結果として転写汚れを低減させることもできる。また、用紙Pを超音波振動子22又はジャケット35に強制的に密着させるため、超音波振動子22又はジャケット35を同時にセルフクリーニングすることもできる。
1,1’…インクジェット記録装置
10…第1のベルト搬送機構
12…第2のベルト搬送機構
14…第3のベルト搬送機構
16…第4のベルト搬送機構
18…第5のベルト搬送機構
11…第1の振動処理部
13…第2の振動処理部
15…第3の振動処理部
17…第4の振動処理部
20,21…搬送ローラ
22,36…振動手段としての超音波振動子
25…密着手段を構成するジャケット
25a…ジャケット25の開口
26…密着手段を構成する吸引装置としての吸引ポンプ
35…密着手段及び振動手段の構成要素であるジャケット
35a…ジャケット35の開口
P…用紙
C,K,M,Y…インクジェットヘッド

Claims (3)

  1. 用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段が搬送する用紙に画像を形成するインクジェットヘッドとを備えたインクジェット記録装置において、
    前記搬送手段による用紙の搬送方向に関して前記搬送手段及び前記インクジェットヘッドの後段に設けられ、前記搬送方向に沿って所定の間隔を置いて互いに平行に配置された少なくとも一方が駆動される一対の搬送ローラと、
    前記一対の搬送ローラの間において前記一対の搬送ローラの各頂部を結ぶ平面又はその下方に配置された振動手段と、
    前記一対の搬送ローラと前記振動手段の近傍で用紙を前記一対の搬送ローラと前記振動手段に密着させる密着手段と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記密着手段は、前記一対の搬送ローラと前記振動手段を収納するとともに用紙が通過する上面に開口が設けられたジャケットと、前記ジャケットの内部の空気を吸引して用紙を前記一対の搬送ローラに密着させる吸引装置を備えており、
    前記振動手段は、前記ジャケットの前記開口において前記吸引装置の吸引により前記一対の搬送ローラに密着して搬送されている用紙の下面に密着して用紙に振動を与える超音波振動子であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記密着手段は、前記一対の搬送ローラの間に設けられ、用紙が通過する上面に開口が設けられたジャケットと、前記ジャケットの内部の空気を吸引して用紙を前記開口に吸いつけることにより用紙を前記一対の搬送ローラに密着させる吸引装置を備えており、
    前記振動手段は、前記ジャケットと、前記ジャケットの前記開口に吸いつけた用紙に振動を与えるために前記ジャケットを振動させる超音波振動子を備えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
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