JP2014151560A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インクジェット記録装置において、搬送手段10とインクジェットヘッドCの後段には、搬送方向に沿って一対の搬送ローラ20,21 が互いに平行に配置される。搬送ローラの間には各搬送ローラの頂部を結ぶ平面又はその下方に超音波振動子22が配置される。搬送ローラと超音波振動子を収納し、上面に開口25a を有するジャケット25が設けられる。印刷済みの用紙は開口に吸い付けられ、搬送ローラと超音波振動子に裏面が密着する。搬送ローラの駆動により用紙は確実に搬送され、用紙に対する振動の伝達損失は低減され、インクの浸透が促進される。
【選択図】図4
Description
用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段が搬送する用紙に画像を形成するインクジェットヘッドとを備えたインクジェット記録装置において、
前記搬送手段による用紙の搬送方向に関して前記搬送手段及び前記インクジェットヘッドの後段に設けられ、前記搬送方向に沿って所定の間隔を置いて互いに平行に配置された少なくとも一方が駆動される一対の搬送ローラと、
前記一対の搬送ローラの間において前記一対の搬送ローラの各頂部を結ぶ平面又はその下方に配置された振動手段と、
前記一対の搬送ローラと前記振動手段の近傍で用紙を前記一対の搬送ローラと前記振動手段に密着させる密着手段と、
を有することを特徴としている。
前記密着手段は、前記一対の搬送ローラと前記振動手段を収納するとともに用紙が通過する上面に開口が設けられたジャケットと、前記ジャケットの内部の空気を吸引して用紙を前記一対の搬送ローラに密着させる吸引装置を備えており、
前記振動手段は、前記ジャケットの前記開口において前記吸引装置の吸引により前記一対の搬送ローラに密着して搬送されている用紙の下面に密着して用紙に振動を与える超音波振動子であることを特徴としている。
前記密着手段は、前記一対の搬送ローラの間に設けられ、用紙が通過する上面に開口が設けられたジャケットと、前記ジャケットの内部の空気を吸引して用紙を前記開口に吸いつけることにより用紙を前記一対の搬送ローラに密着させる吸引装置を備えており、
前記振動手段は、前記ジャケットと、前記ジャケットの前記開口に吸いつけた用紙に振動を与えるために前記ジャケットを振動させる超音波振動子を備えることを特徴としている。
図1に示すように、このインクジェット記録装置1は、用紙を供給する給紙部2と、給紙部2から供給された用紙Pにインクジェットヘッドで画像を形成して排出する印刷部3と、画像が形成された用紙を印刷部3から受け入れて、パンチ(穴開け)、ステープル止め、紙折りなどの後処理を行なって排出するフィニッシャー部4とを備えている。なお、印刷部3には、原稿を読み取って画像データを生成する読み取り部5が設けられている。
まず、給紙部2は、多数枚の用紙Pを積載して格納できる昇降自在な給紙台6と、所定位置に位置決めされた給紙台6から最上位の用紙Pを送り出す一次給紙ローラ7と、一次給紙ローラ7から送り込まれた用紙Pを捌いて一枚ずつ印刷部3に送り込む一対の二次給紙ローラ8を備えている。9は、一次給紙ローラ7から二次給紙ローラ8へ用紙Pを揃えて送るためのガイド板である。
本実施形態では、前述したように、インクジェット記録装置1の作動中、振動処理部11は連続的に作動を継続している。すなわち、超音波振動子22及び吸引ポンプ26は連続的に駆動されているため、ジャケット25の開口25aからは常に空気が吸い込まれており、この開口25aの内部では超音波振動子22の接触端部23は常に振動している。
先に説明した第1実施形態では、図4に示したように、第1のベルト搬送機構10と、一対の搬送ローラ20、21と、第2のベルト搬送機構12の各搬送平面が概ね一致しており、用紙Pはこの水平な搬送平面を連続的に搬送されていた。このような用紙Pの搬送態様においても、上述した通り、ジャケット25の開口25a付近では、前記負圧により、用紙Pは一対の搬送ローラ20、21の上側に巻き付くように裏面を密着させている。これによって、上下から挟持するタイプの搬送ローラでないにも関わらず、用紙Pに対して確実な搬送力を与えることができるとともに、一対の搬送ローラ20、21の間であって、一対の搬送ローラ20、21の高さよりも高くない位置にある超音波振動子22に対しても、用紙Pを密着させることができた。このように、ジャケット25の開口25aの付近において、前記負圧によって用紙Pを搬送ローラ20、12の上側に巻き付くような態様で密着させることにより、搬送ローラ21の搬送力と、超音波振動子22に対する用紙Pの密着を確実にすることができる。従って、用紙Pが搬送ローラ20、21の上側に巻き付く角度又は面積がより大きくなるように工夫することにより、搬送ローラ21の搬送力と、超音波振動子22に対する用紙Pの密着をさらに一層確実にすることができる。
この実施形態では、第1のベルト搬送機構10と第2のベルト搬送機構12は第1実施形態と同一である。また、これら両ベルト搬送機構10、12の間に設けられた一対の搬送ローラ20、21の構成も第1実施形態と実質的に同一である。しかし、用紙Pを空気圧によって一対の搬送ローラ20、21に密着させる密着手段の構成と、用紙Pに振動を与える振動手段の構成が第1実施形態と異なっている。そこで、以下の説明では、密着手段と振動手段の構成及び作用効果を中心に説明し、その他の部分については、第1実施形態の説明を援用して再度の説明を省略する。
以上説明した各実施形態及び変形例では、密着手段としての吸引ポンプ26で用紙Pを裏面側から下方に吸引し、用紙Pの裏面を搬送ローラ20、21の上側に密着させることにより、搬送ローラ21の駆動力が用紙Pに効率的に伝達されるとともに、超音波振動子22、36による振動が用紙Pに効率的に伝わるようにしていた。しかしながら、空気圧により用紙Pを搬送ローラ20、21等に密着させる密着手段の構成としては、このような第1実施形態のようなものに限られない。
10…第1のベルト搬送機構
12…第2のベルト搬送機構
14…第3のベルト搬送機構
16…第4のベルト搬送機構
18…第5のベルト搬送機構
11…第1の振動処理部
13…第2の振動処理部
15…第3の振動処理部
17…第4の振動処理部
20,21…搬送ローラ
22,36…振動手段としての超音波振動子
25…密着手段を構成するジャケット
25a…ジャケット25の開口
26…密着手段を構成する吸引装置としての吸引ポンプ
35…密着手段及び振動手段の構成要素であるジャケット
35a…ジャケット35の開口
P…用紙
C,K,M,Y…インクジェットヘッド
Claims (3)
- 用紙を搬送する搬送手段と、前記搬送手段が搬送する用紙に画像を形成するインクジェットヘッドとを備えたインクジェット記録装置において、
前記搬送手段による用紙の搬送方向に関して前記搬送手段及び前記インクジェットヘッドの後段に設けられ、前記搬送方向に沿って所定の間隔を置いて互いに平行に配置された少なくとも一方が駆動される一対の搬送ローラと、
前記一対の搬送ローラの間において前記一対の搬送ローラの各頂部を結ぶ平面又はその下方に配置された振動手段と、
前記一対の搬送ローラと前記振動手段の近傍で用紙を前記一対の搬送ローラと前記振動手段に密着させる密着手段と、
を有することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記密着手段は、前記一対の搬送ローラと前記振動手段を収納するとともに用紙が通過する上面に開口が設けられたジャケットと、前記ジャケットの内部の空気を吸引して用紙を前記一対の搬送ローラに密着させる吸引装置を備えており、
前記振動手段は、前記ジャケットの前記開口において前記吸引装置の吸引により前記一対の搬送ローラに密着して搬送されている用紙の下面に密着して用紙に振動を与える超音波振動子であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記密着手段は、前記一対の搬送ローラの間に設けられ、用紙が通過する上面に開口が設けられたジャケットと、前記ジャケットの内部の空気を吸引して用紙を前記開口に吸いつけることにより用紙を前記一対の搬送ローラに密着させる吸引装置を備えており、
前記振動手段は、前記ジャケットと、前記ジャケットの前記開口に吸いつけた用紙に振動を与えるために前記ジャケットを振動させる超音波振動子を備えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
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JP2013023420A JP6140466B2 (ja) | 2013-02-08 | 2013-02-08 | インクジェット記録装置 |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020142475A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 錠剤印刷装置及び錠剤印刷装置の放熱方法 |
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JP2000246982A (ja) * | 1999-03-02 | 2000-09-12 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録装置及び用紙搬送装置 |
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2013
- 2013-02-08 JP JP2013023420A patent/JP6140466B2/ja active Active
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JP7169232B2 (ja) | 2019-03-08 | 2022-11-10 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 錠剤印刷装置及び錠剤印刷装置の放熱方法 |
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