JP2014151351A - ダイカスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】PF法を用いたダイカスト成形において、溶湯の二次充填現象や金型の大型化を回避しつつ複雑な制御をすることなく確実に動作して高品質なダイカスト製品を製造可能なダイカスト装置を提供する。
【解決手段】溶湯48が供給されるキャビティ38を備えた金型12と、前記キャビティ38に前記溶湯48に反応させる酸素を予め供給する酸素供給手段68と、を有するダイカスト装置10であって、前記酸素供給手段68からの酸素を前記キャビティ38に流通させるとともに前記溶湯48を湯先凝固させるガスフィルター54Aが前記キャビティ38の壁面に配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はダイカスト装置に係り、特に、ダイカスト製品を、PF法を用いてダイカスト成形するのに好適なダイカスト装置に関する。
従来、金型のキャビティ内の空気等の気体を酸素に置換し、その状態でキャビティ内に溶湯を供給する酸素置換ダイカスト法(PF法)が知られている。この方法は、溶湯を噴流状態でかつ所定充填時間内でのキャビティ充填を行なうことにより、酸素との噴流で大きな表面積を持つ溶湯を反応させてキャビティ内を一時的な高真空状態させて充填させるものである。溶湯(アルミ)と酸素との反応により生成された酸化生成物は噴流により微粉砕されるので、ダイカスト製品の機械的性質には影響しないという特徴を持つ。
このPF法を用いて高品質なダイカスト製品を効率的に製造するためには、キャビティ内の空気を効率的に酸素に置き換えることが重要となる。すなわち、キャビティにおける酸素の置き換えが不十分であれば、高真空状態を発生させることができず、高品質なダイカスト製品を製造することはできない。
特許文献1では、キャビティに溶湯を充填したときに一度充填した酸素がキャビティから必要以上に押し出されてしまうことに着目して、キャビティに溶湯を充填する間にキャビティ内の酸素の圧力を一定に保ち、溶湯の充填が進行して酸素の圧力が一定の圧力を超えた場合に酸素をキャビティから排出可能なダイカスト装置が開示されている。
特許文献2では、キャビティに酸素を供給する経路のキャビティ近傍となる位置にバルブを配置し、酸素供給時にはバルブを開放し、溶湯をキャビティに供給する際にはバルブを閉止する制御を行うダイカスト装置が開示されている。
特開2010−201444号公報 特開2006−110561号公報
特許文献1、特許文献2のいずれの構成でも、酸素の置き換えを十分に行なうことは可能である。しかし、特許文献1の構成では、キャビティに酸素を供給するための経路がキャビティ対して開放されており、この部分において溶湯の二次充填現象を起こすおそれがある。また特許文献2の構成では、金型内のガス抜き路のキャビティに対向する位置にバルブを配置しているので、溶湯の二次充填現象を回避することは可能であるが、金型内にバルブを配置する分だけ金型が大型になる。さらに、バルブの制御を必要とするため、バルブの誤動作等が起きた場合には、バルブに溶湯が入り込んでバルブ動作が不能になるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題点に着目し、PF法を用いたダイカスト成形において、溶湯の二次充填現象や金型の大型化を回避しつつ複雑な制御をすることなく確実に動作して高品質なダイカスト製品を製造可能なダイカスト装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のダイカスト装置は、溶湯が供給されるキャビティを備えた金型と、前記キャビティに前記溶湯に反応させる酸素を予め供給する酸素供給手段と、を有するダイカスト装置であって、前記酸素供給手段からの酸素を前記キャビティに流通させるとともに前記溶湯を湯先凝固させるガスフィルターが前記キャビティの壁面に配置されていることを特徴とする。
上記構成により、ガスフィルターは、その機械的性質により、ガスを流通させる一方、溶湯をせき止めるので、何ら制御を行うことなく、キャビティへの酸素の充填、その後のキャビティへの溶湯の充填を行うことができる。また、ガスフィルターは、キャビティの壁面に配置されるため、溶湯の二次充填現象を回避して高品質なダイカスト製品を製造することができる。さらに、バルブ等の機械部品を金型内に取り付ける必要はないので、金型の大型化を回避することができるとともに、バルブ制御が不要であるので、バルブの動作不良等の問題を回避してダイカスト製品を確実に製造することができる。
本発明において、前記ガスフィルターは、前記キャビティの壁面の互いに異なる位置に複数配置され、前記ガスフィルターのうち少なくとも一つは、前記キャビティの壁面のうち、前記キャビティに充填された前記溶湯により形成されるダイカスト製品の本体から延出した突起となる部分を形成する壁面に配置されていることを特徴とする。
上記構成により、ガスフィルターは、酸素の届きにくいキャビティの袋小路部に配置される。よって、この袋小路部に酸素を積極的に供給することができ、キャビティに酸素を満遍なく供給して高品質なダイカスト製品を製造することができる。また、ダイカスト成形後は、この袋小路部にガスフィルターを介して空気が流入するので、ダイカスト製品を袋小路部から容易に離間させることができる。
本発明において、前記ガスフィルターは、前記キャビティの壁面と同一曲面を形成するように配置されていることを特徴とする。
上記構成により、ダイカスト製品の形状を整える作業を簡略化できるとともに、溶湯の充填量を削減することができるので、コストを抑制することができる。
本発明において、前記金型には前記キャビティに供給する前記溶湯を収容するプランジャスリーブが取り付けられ、前記ガスフィルターは、前記プランジャスリーブにも取り付けられているとともに、前記プランジャスリーブの内壁に露出するように配置されていることを特徴とする。
上記構成において、プランジャスリーブ内のガスは、溶湯をキャビティに充填するときにキャビティに送り込まれる。よって、上記構成によれば、プランジャスリーブ内のガスを効率的に酸素に置き換えて、溶湯をキャビティに充填するときの酸素濃度の低下を抑制して高品質なダイカスト製品を製造することができる。
本発明において、各ガスフィルターと前記酸素供給手段とを接続する経路をそれぞれ開閉する複数の開閉手段と、各経路に配置された酸素濃度測定手段と、前記開閉手段のうちの少なくともいずれか1つを動作させて前記経路を閉止させ、閉止された前記経路に接続された前記酸素濃度測定手段から酸素濃度の情報が入力される制御部と、を有することを特徴とする。
上記構成において、閉止された経路内の酸素濃度は、当該経路に設けられたガスフィルターのキャビティ側の酸素濃度に対応した濃度となる。したがって、キャビティの各部位ごとに酸素濃度を測定することができ、この測定結果に基づいて次のショットのダイカスト成形における酸素供給量を各部位ごとに算出することができる。
本発明において、前記開閉手段は、前記制御部による制御により、前記経路を閉止した状態と、前記経路を大気開放にした状態と、前記経路を前記酸素供給手段に接続した状態と、前記経路を前記ガスフィルターに圧縮空気を流通させるための圧縮空気供給手段に接続した状態と、の間で相互に切替可能な切替手段であることを特徴とする。
上記構成により、経路を大気開放側に接続すると、大気開放型のダイカスト装置として用いることができる。また、経路を圧縮空気供給手段に接続すると、ダイカスト成形後のガスフィルターの清掃を行なってガスフィルターの健康度を維持することができる。
本発明において、前記切替手段の大気開放側には、前記キャビティ内を真空吸引するための真空吸引手段が接続されていることを特徴とする。
上記構成により、ガスフィルターを介してキャビティからガスを吸引する真空吸引型のダイカスト装置として用いることができる。また、特別な制御を行うことなく、ガスフィルターを介した一定の吸引力でキャビティ内のガスを吸引することができるので、いわゆる溶湯の先引き現象を回避して高品質なダイカスト製品を製造することができる。
本発明に係るダイカスト装置によれば、ガスフィルターは、その機械的性質により、ガスを流通させる一方、溶湯をせき止めるので、何ら制御を行うことなく、キャビティへの酸素の充填、その後のキャビティへの溶湯の充填を行うことができる。また、ガスフィルターは、キャビティの壁面に配置されるため、溶湯の二次充填現象を回避して高品質なダイカスト製品を製造することができる。さらに、バルブ等の機械部品を金型内に取り付ける必要はないので、金型の大型化を回避することができるとともに、バルブ制御が不要であるので、バルブの動作不良等の問題を回避してダイカスト製品を確実に製造することができる。
本実施形態のダイカスト装置の模式図である。 本実施形態のダイカスト装置の制御部の接続形態(酸素供給時)を示す模式図である。 本実施形態のダイカスト装置の制御部の接続形態(溶湯充填時)を示す模式図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1に、本実施形態のダイカスト装置の模式図を示す。図1に示すように、本実施形態のダイカスト装置10は、金型12(固定金型14、可動金型20)を、固定ダイプレート34及び可動ダイプレート36で挟み込んだ形態を有している。なお固定ダイプレート34及び可動ダイプレート36は、金型12の型締めを行なう型締め装置(不図示)の一部である。金型12においては、固定金型14の合わせ面16、可動金型20の合わせ面22に、キャビティ38、ランナー40、ゲート42等を形成する凹凸が施されている。可動金型20には、ダイカスト成形後のダイカスト製品を可動金型20から押し出すための押し出し部材50が取り付けられている。押し出し部材50は、可動金型20を貫通する押し出し棒52を備え、押し出し棒52の先端がランナー40、キャビティ38に露出している。
固定金型14には、溶湯射出装置(プランジャ44、プランジャスリーブ46)が取り付けられている。溶湯射出装置は、溶湯48をキャビティ38に充填するものであり、溶湯48の先端がゲート42に達する前はプランジャ44を低速で駆動させ、溶湯48の先端がゲート42に達したときにプランジャ44を高速で駆動させて溶湯48を急速にキャビティ38に充填させ、充填後は一定の圧力を溶湯48に与える動作を行なう。また、可動金型20(固定金型14でもよい)には、キャビティ38の内壁に露出したガスフィルター54A,54B,54Cが取り付けられており、ガスフィルター54A,54B,54Cに接続された配管56A,56B,56Cは、開閉手段(切替手段)を介して酸素供給手段68に接続されている(図2参照)。
本実施形態のダイカスト装置10は、後述のように大気開放や真空吸引によるダイカスト成形も可能な構成であるが、PF法を用いてダイカスト成形を行うことを主目的とする構成となっている。すなわち本実施形態は、溶湯48が供給されるキャビティ38を備えた金型12と、キャビティ38に溶湯48に反応させる酸素を予め供給する酸素供給手段68と、を有するダイカスト装置10である。そして、酸素供給手段68からの酸素をキャビティ38に流通させるとともに溶湯48を湯先凝固させるガスフィルター54A,54B,54Cがキャビティ38の壁面に配置されていることが特徴となっている。
上記構成により、ガスフィルター54A,54B,54Cは、その機械的性質により、ガス(空気、酸素)を流通させる一方、溶湯48をせき止めるので、何ら制御を行うことなく、キャビティ38への酸素の充填、その後のキャビティ38への溶湯48の充填を行うことができる。また、ガスフィルター54A,54B,54Cは、キャビティ38の壁面に配置されるため、溶湯48の二次充填現象を回避して高品質なダイカスト製品を製造することができる。さらに、バルブ等の機械部品を金型12内に取り付ける必要はないので、金型12の大型化を回避することができるとともに、バルブ制御が不要であるので、バルブの動作不良等の問題を回避してダイカスト製品を確実に製造することができる。
また本実施形態において、ガスフィルター54A,54B,54Cは、キャビティ38の壁面の互いに異なる位置に複数配置され、ガスフィルター54A,54B,54Cのうち少なくとも一つ(本実施形態ではガスフィルター54B)は、キャビティ38の壁面のうち、キャビティ38に充填された溶湯48により形成されるダイカスト製品の本体から延出した突起となる部分を形成する壁面に配置されていることを特徴とする。
上記構成により、ガスフィルター54Bは、酸素の届きにくいキャビティ38の袋小路部38aに配置される。よって、この袋小路部38aに酸素を積極的に供給することができ、キャビティ38に酸素を満遍なく供給して高品質なダイカスト製品を製造することができる。また、ダイカスト成形後は、この袋小路部38aにガスフィルター54Bを介して空気が流入するので、ダイカスト製品を袋小路部38aから容易に離間させることができる。
ガスフィルター54A,54B,54Cは、ガス(空気、酸素)は通過可能であるが、ガスフィルター54A,54B,54Cに接触した溶湯48を湯先凝固(指向性凝固)により凝固させる矩形若しくは円弧形のスリット(不図示)を多数有するものである。ガスフィルター54A,54B,54Cは、そのスリットを有する端面がキャビティ38の壁面と同一曲面(または同一平面)を形成するように可動金型20(固定金型14でもよい)に取り付けられている。これにより、ダイカスト製品の形状を整える作業を簡略化できるとともに、溶湯48の充填量を削減することができるので、コストを抑制することができる。
キャビティ38は、製造するダイカスト製品の外形に倣った壁面を有するように形成されている。ガスフィルター54Aは、キャビティ38において最も高くなる位置に配置されている。一方、ダイカスト製品は、その設計により、ダイカスト製品の本体から延出した突起を有する場合がある。この場合、キャビティ38の突起に対向する壁面は、所謂袋小路となっており、酸素の供給及びガスの流通が十分に行えない部分となっている。そこで、ガスフィルター54Bは、キャビティ38の袋小路部38aを形成する壁面に露出するように取り付けられている。なお、ガスフィルター54Cは、ガスフィルター54A,54Bとは異なる位置に取り付けられている。
切替弁58A(開閉手段、切替手段)は、配管56Aに接続され、配管56Aと、切替弁60側の配管62と、を閉止した状態と、配管56Aを切替弁60側に接続した状態(配管62に接続した状態)と、配管56Aを大気開放した状態(配管66に接続した状態)と、の間で相互に切替可能なものである。すなわち、切替弁58Aは、付属するソレノイド59aを駆動(ON)させることにより、配管56Aを切替弁60側に接続させ、付属するソレノイド59bを駆動(ON)させることにより、配管56Aが大気開放され、ソレノイド59a,59bの駆動を停止(OFF)させることにより、配管56A、配管62を閉止することができる。なお、ソレノイド59a,59bが同時に駆動することはない。また、配管66に真空タンク70(真空吸引手段)を接続することができる。
切替弁60(切替手段)は、切替弁58Aに接続する一方の配管62に接続され、配管62をエア源72に接続するとともに酸素供給手段68を閉止する状態と、配管62を酸素供給手段68に接続するとともにエア源72を閉止する状態と、の間で相互に切替可能なものである。すなわち、切替弁60は、付属するソレノイド61の駆動を停止(OFF)させた状態では、配管62をエア源72に接続するとともに酸素供給手段68を閉止し、ソレノイド61を駆動(ON)させることにより、配管62を酸素供給手段68に接続するとともにエア源72を閉止することができる。切替弁58A、切替弁60の切替制御は、制御部78により行なわれる。
酸素供給手段68は、キャビティ38に酸素を供給するものであり、制御部78が切替弁60のソレノイド61を駆動(ON)させ、切替弁58Aのソレノイド59aを駆動(ON)させることにより、酸素供給手段68は、切替弁60、配管62、切替弁58A、配管56A、ガスフィルター54Aを経由してキャビティ38に酸素を供給することができる。
エア源72は、ガスフィルター54Aにガスフィルター54A(スリット)清掃用の圧縮空気を供給するものであり、制御部78が切替弁60のソレノイド61の駆動を停止(OFF)させ、切替弁58Aのソレノイド59aを駆動(ON)させることにより、圧縮空気を切替弁60、配管62、切替弁58A、配管56Aを経由させてガスフィルター54Aに供給する。
配管56Aには、配管56A内のガスの圧力を測定する圧力計76A、配管56A内の酸素濃度を測定する酸素濃度計74A(酸素濃度測定手段)が取り付けられ、圧力計76A、酸素濃度計74Aは制御部78に接続される。配管56Aは、金型12から露出した部分がフレキシブルな構造を有するものが好適である。
なお、切替手段が、上述のように、酸素供給状態、圧縮空気供給状態、大気開放状態(真空吸引状態)との間で相互に切替可能となっていれば、切替手段における切替弁58A,60等の構成及び接続形態は様々な形態をとることができる。例えば、切替弁58Aは、ソレノイド59a,59bのいずれか一方を動作させて配管56Aを閉止するように構成してもよい。また、ガスフィルター54B、ガスフィルター54Cは、ガスフィルター54Aと同様にそれぞれ独立に切替弁58B,60、切替弁58C,60に接続され、各切替弁は制御部78により制御される(図2参照)。
なお、図1では図示していないが、ガスフィルター54A、切替弁58A、切替弁60、酸素供給手段68、エア源72と同様の接続形態を有するユニットを構築し、そのユニットのガスフィルターを、溶湯48を収容するプランジャスリーブ46の内壁に露出するように配置してもよい。このとき、ガスフィルターの露出面が、プランジャスリーブ46の内壁と同一曲面を形成するように配置する。そして、ガスフィルター54A,54Bを介してキャビティ38に酸素を供給するのと同時に、制御部78による制御により、そのガスフィルターを介して酸素をプランジャスリーブ46内に供給するようにしてもよい。プランジャスリーブ46内のガスは、プランジャ44により溶湯48をキャビティ38に充填するときにキャビティ38に送り込まれる。よって、上記構成とすることにより、プランジャスリーブ46内のガスを効率的に酸素に置き換えて、溶湯48をキャビティ38に充填するときの酸素濃度の低下を抑制して高品質なダイカスト製品を製造することができる。
制御部78は、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)にインストールされたアプリケーションであり、溶湯射出装置の動作に対応して、キャビティ38を酸素供給状態、圧縮空気供給状態、大気開放状態にするために切替手段の制御を、インターフェース等を介して行なうものである。また、制御部78は、インターフェースを介して配管56A,56B,56C(図2参照)に取り付けられた酸素濃度計74A,74B,74C及び圧力計76A,76B,76C(図2参照)に接続され、各配管内の酸素濃度の情報、各配管内の圧力の情報が入力される。
通常のダイカスト成形では、制御部78は、全てのガスフィルターから酸素が供給されるように各切替弁の制御を行なう。しかし、キャビティ38に酸素を充填後にキャビティ38内の酸素の濃度を測定する場合には、配管56A,56B,56Cのうちの少なくとも一つを閉止する制御を行ない、キャビティ38内の酸素濃度に対応した酸素濃度を測定することになる。ここでは、ガスフィルター54Cに接続する配管56C内の酸素濃度を測定する場合について説明する。
図2、図3に本実施形態の制御部の接続形態(酸素供給時、溶湯充填時)を示す模式図を示す。なお、図2等において、酸素供給手段68、エア源72、配管66(真空タンク70)は、各ガスフィルターに接続する経路ごとに個別に設けられているが、酸素供給手段68、エア源72、配管66(真空タンク70)はそれぞれ1ずつ用意して、各ガスフィルターに接続する経路を並列に接続するように構成してもよい。
本実施形態において、PF法によるダイカスト成形は、キャビティ38に酸素を充填したのちにプランジャスリーブ46の給湯口46aから溶湯48を供給し、溶湯射出装置(プランジャ44)により溶湯48をキャビティ38に供給し、キャビティ38内で噴流状態になっている溶湯48と酸素とを反応させてキャビティ38内を高真空状態にさせつつ溶湯48をキャビティ38に充填させてダイカスト製品を製造し、型締め装置による固定金型14及び可動金型20の型締めを解除し、押し出し部材50によりダイカスト製品を取り出す、という手順で行なわれる。そして、溶湯48の流通経路(キャビティ38、ランナー40、ゲート42)に離型剤を塗布し、再び固定金型14及び可動金型20の型締めを行なって次のダイカスト成形を行なう。
これに対応して、制御部78は、図2に示すように、金型12の型締め後にガスフィルター54A,54Bに接続する酸素供給手段68から酸素をキャビティ38に供給するための制御を行ない、ガスフィルター54A,54Bを介して酸素をキャビティ38に供給する。一方、制御部78は、ガスフィルター54Cに接続する配管56Cを閉止する制御を行ない、酸素濃度計76Cから酸素濃度の情報を入力し始める。また、他の制御方法として、配管56Cを大気解放にしてガスフィルター54Cを通じてキャビティ38からガス及び酸素を配管56Cに流れ込ませ、一定時間経過後(溶湯充填前)に、配管56Cを閉止状態にする制御を行なうことも可能である。この場合、配管56C内の酸素濃度がキャビティ38内のガスフィルター54C近傍の酸素濃度とほぼ等しくなる。
プランジャ44が溶湯48をキャビティ38に充填する直前となるタイミングで、図3に示すように、制御部78は、ガスフィルター54A,54Bが大気開放するための制御を行ない、配管56Cに取り付けられた酸素濃度計74Cから引き続き酸素濃度の情報を入力する。このとき、制御部78は、圧力計76Cから圧力の情報を入力してもよい。ここで、酸素濃度計74Cが測定する酸素濃度は、キャビティ38内の酸素濃度に対応した酸素濃度となる。その後溶湯射出装置が駆動し、前述のようにキャビティ38内に溶湯48が充填される。その際、ガスフィルター54A,54B,54Cに接触した溶湯48はガスフィルター54A,54B,54Cのスリット内で湯先凝固(指向性凝固)により凝固する。一方、配管56C内の酸素は、キャビティ38内で消費された酸素の不足分としてキャビティ38に流れ込むため、その濃度(気圧)は低下する。
その後、型締め装置による型締めを解除して金型12を開いてダイカスト製品を取り出す。よって、上述の酸素濃度の情報と、ダイカスト製品のガスフィルター54C近傍の位置の状態を調べることにより、次のダイカスト成形における酸素供給量の調整を行うことができる。例えば、ダイカスト製品のガスフィルター54C(キャビティ38への酸素の供給に用いなかったガスフィルター)に対向する部分の品質が十分であれば、ガスフィルター54Cを介して酸素を供給する必要はないと判断することや、ガスフィルター54A,54Bから供給する酸素供給量を低くする調整を行うことができる。逆にその部分に巣が発生している場合は、その巣の程度と、酸素濃度の情報により、ガスフィルター54Cを介して供給すべき酸素供給量を調整することや、ガスフィルター54A,54Bから供給する酸素供給量を多くする調整を行うことができる。このような判断及び調整を、ガスフィルター54A,54Bに対向する部分でも行なうことにより、ガスフィルター54A,54B,54Cからの酸素の供給量を適切に調整して、キャビティ38に酸素を過不足なく供給することができる。
ダイカスト成形では、溶湯48が流通する位置(プランジャスリーブ46、ランナー40、キャビティ38)に離型剤を塗布する。これに対応して制御部78は、ガスフィルター54A,54B,54Cに圧縮空気を供給する制御(ソレノイド59bを駆動(ON)させ、ソレノイド61の駆動を停止(OFF)させる制御)を行ないスリット内に付着した溶湯48を掃き出すとともに、ガスフィルター54A,54B,54Cの表面に離型剤が付着することを防止する。
離型剤の塗布及びガスフィルター54A,54B,54Cの清掃の終了後、制御部78は、配管56A、配管56B、配管56Cを閉止する制御(ソレノイド59a,59bの駆動を停止(OFF)させる制御)を行なう。これにより、配管56A,56B,56C内の圧縮空気は、それぞれガスフィルター54A,54B,54Cから排出されるが、各ガスフィルターがガスの通気抵抗となり各配管内に残留圧力が発生する。そこで、制御部78は、配管56A,56B,56Cに取り付けられた圧力計76A,76B,76Cから圧力の情報を入力して残留圧力の時間変化をモニターする。そして、残留圧力が予め決められた時間内に消滅すれば、ガスフィルター54A,54B,54Cの清掃は十分である(各ガスフィルターの健康度は十分である)と判断して、次のダイカスト成形にそのまま用いることとし、そうでないガスフィルターがあった場合は、該当するガスフィルターの分解清掃等を行う。上記工程を経たのち、型締め装置により固定金型14と移動金型20の型締めを行なって、次のダイカスト成形を行なうことができる。
上述の酸素濃度の測定及び酸素供給量の調整は、例えばダイカスト成形を数ショット行なうごとに行う。これにより、ダイカスト成形を繰り返したときの金型12の密閉性等の変化に対応して、ガスフィルター54A,54B,54Cからの酸素の供給量を適切に調整して、キャビティ38に酸素を過不足なく供給することができる。
また、本実施形態のダイカスト装置10は、PF法のみならず、大気開放型、真空吸引型のダイカスト成形を行うことができる。この場合、制御部78は、プランジャスリーブ46に溶湯48を供給する段階から溶湯48がキャビティ38に充填されるまでの間、配管56A、配管56B、配管56Cが大気開放状態、または、真空ポンプ70に接続した状態(ソレノイド59bを駆動(ON)させる)となるように制御すればよい。
これにより、溶湯射出装置の駆動によりプランジャ44が溶湯48の給湯口46aを封止したのちは、プランジャスリーブ46、ランナー40、キャビティ38内のガスはガスフィルター54A,54B,54Cを経由して金型12外部に排出されるが、ガスフィルター54A,54B,54Cに接触した溶湯48は湯先凝固により凝固する。なお、ガスフィルター56Bは、上述のように袋小路部38aに配置されているため、キャビティ38内のガスのうち、外部に抜けにくい袋小路部38a内のガスを効果的に排出して、高品質なダイカスト製品を製造することができる。
特に真空タンク70を配管66に接続した場合は、キャビティ38からガスを、ガスフィルター54A,54B,54Cを介して吸引する真空吸引型のダイカスト装置10として用いることができる。ここで、ガスフィルター54A,54B,54Cは、一定の通気抵抗を有するため、真空タンク70のキャビティに対する吸引力はある程度低減される。これにより、プランジャ44が給湯口46aを封止したのちであれば、プランジャ44の動作状態に関わらず一定の吸引力でキャビティ38内の真空吸引を行うことが可能である。よって、特別な制御を行うことなく、ガスフィルター54A,54B,54Cを介した一定の吸引力でキャビティ38内のガスを吸引することができるので、いわゆる溶湯48の先引き現象を回避して高品質なダイカスト製品を製造することができる。
さらに、このような大気開放型及び真空吸引型のダイカスト成形を行なう場合、上述のように、ガスフィルター54Cに接続する配管56Cをダイカスト成形中閉止した状態にすることができる。このとき、配管56C内の圧力は、キャビティ38内の圧力に対応した値となる。これにより、圧力計76Cにより配管56Cの圧力を測定することにより、溶湯48がキャビティ38に充填されているときのキャビティ38内の圧力を測定し圧力の情報を制御部78に入力することができる(図3参照)。なお、高品質なダイカスト製品を製造するためには、キャビティ38に溶湯48を充填する最中、すなわちプランジャ44が高速射出動作をしているときでもキャビティ38内の圧力が大気圧以下を維持することが望ましい。
以上述べたように、本実施形態のダイカスト装置10は、PF法を用いたダイカスト成形のみならず、大気開放型(真空吸引型)のダイカスト成形により、ダイカスト製品を製造することができる。なお、ダイカスト製品に前述の突起が複数ある場合には、キャビティ38において袋小路部38aが複数発生する。この場合、ガスフィルターは各袋小路部38aを形成する壁面にそれぞれ露出するように複数配置すればよい。
PF法を用いたダイカスト成形において、溶湯の二次充填現象や金型の大型化を回避しつつ複雑な制御をすることなく確実に動作して高品質なダイカスト製品を製造可能なダイカスト装置として利用できる。
10………ダイカスト装置、12………金型、14………固定金型、16………合わせ面、20………可動金型、22………合わせ面、34………固定ダイプレート、36………可動ダイプレート、38………キャビティ、38a………袋小路部、40………ランナー、42………ゲート、44………プランジャ、46………プランジャスリーブ、48………溶湯、50………押し出し部材、52………押し出し棒、54A,54B,54C………ガスフィルター、56A,56B,56C………配管、58A,58B,58C………切替弁、59a,59b………ソレノイド、60………切替弁、61………ソレノイド、62………配管、66………配管、68………酸素供給手段、70………真空タンク、72………エア源、74A,74B,74C………酸素濃度計、76A,76B,76C………圧力計、78………制御部。

Claims (7)

  1. 溶湯が供給されるキャビティを備えた金型と、
    前記キャビティに前記溶湯に反応させる酸素を予め供給する酸素供給手段と、を有するダイカスト装置であって、
    前記酸素供給手段からの酸素を前記キャビティに流通させるとともに前記溶湯を湯先凝固させるガスフィルターが前記キャビティの壁面に配置されていることを特徴とするダイカスト装置。
  2. 前記ガスフィルターは、前記キャビティの壁面の互いに異なる位置に複数配置され、
    前記ガスフィルターのうち少なくとも一つは、前記キャビティの壁面のうち、前記キャビティに充填された前記溶湯により形成されるダイカスト製品の本体から延出した突起となる部分を形成する壁面に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のダイカスト装置。
  3. 前記ガスフィルターは、
    前記キャビティの壁面と同一曲面を形成するように配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のダイカスト装置。
  4. 前記金型には前記キャビティに供給する前記溶湯を収容するプランジャスリーブが取り付けられ、
    前記ガスフィルターは、前記プランジャスリーブにも取り付けられているとともに、前記プランジャスリーブの内壁に露出するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のダイカスト装置。
  5. 各ガスフィルターと前記酸素供給手段とを接続する経路をそれぞれ開閉する複数の開閉手段と、
    各経路に配置された酸素濃度測定手段と、
    前記開閉手段のうちの少なくともいずれか1つを動作させて前記経路を閉止させ、閉止された前記経路に接続された前記酸素濃度測定手段から酸素濃度の情報が入力される制御部と、を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のダイカスト装置。
  6. 前記開閉手段は、前記制御部による制御により、前記経路を閉止した状態と、前記経路を大気開放にした状態と、前記経路を前記酸素供給手段に接続した状態と、前記経路を前記ガスフィルターに圧縮空気を流通させるための圧縮空気供給手段に接続した状態と、の間で相互に切替可能な切替手段であることを特徴とする請求項5に記載のダイカスト装置。
  7. 前記切替手段の大気開放側には、前記キャビティ内を真空吸引するための真空吸引手段が接続されていることを特徴とする請求項6に記載のダイカスト装置。
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