JP2014151228A - 静電霧化装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電極間に高電圧を印加する場合であっても正常に放電されやすい静電霧化装置を提供すること。
【解決手段】放電を発生させる放電電極と、該放電電極から所定の方向に離間された対向電極と、前記放電電極に液体を供給する液供給機構と、前記放電電極と前記対向電極との間で前記放電が発生するように電圧を印加する印加部と、を備え、前記対向電極は、第1巻回部と、該第1巻回部と前記所定の方向に並ぶ第2巻回部と、を含み、前記第1巻回部と前記第2巻回部とは、少なくとも1つの線材を用いて形成されることを特徴とする静電霧化装置。
【選択図】図1
【解決手段】放電を発生させる放電電極と、該放電電極から所定の方向に離間された対向電極と、前記放電電極に液体を供給する液供給機構と、前記放電電極と前記対向電極との間で前記放電が発生するように電圧を印加する印加部と、を備え、前記対向電極は、第1巻回部と、該第1巻回部と前記所定の方向に並ぶ第2巻回部と、を含み、前記第1巻回部と前記第2巻回部とは、少なくとも1つの線材を用いて形成されることを特徴とする静電霧化装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、静電霧化装置に関する。
従来、ラジカルや酸性成分(たとえば窒素酸化物)を含む帯電微粒子水や、マイナスイオンを生成する静電霧化装置が知られている。ラジカルとしては、スーパーオキサイドラジカル、ヒドロキシラジカル、一酸化窒素ラジカルが例示される。静電霧化装置は、放電電極と、対向電極と、霧化される液体を放電電極に供給する液供給機構と、放電電極と対向電極との間に高電圧を印加する電圧印加装置とを主に備える。電圧印加装置により電極間に高電圧が印加される場合、放電電極に供給された液体は、繰り返し分裂して飛散する(いわゆるレイリー分裂)。その結果、ラジカルを含むナノメータサイズの帯電微粒子水やマイナスイオンが生成される。帯電微粒子水は、イオン風に乗って、静電霧化装置の外部空間へ放出される。帯電微粒子水は、たとえば高い保湿効果、脱臭効果、ダニや花粉等のアレルゲン物質の不活性化効果を発揮し得る。
近年、対向電極の形状を、放電電極の先端部を中心とする球状にした静電霧化装置が知られている(特許文献1参照)。この静電霧化装置では、高電圧を印加する場合に先端部の電界強度が増大されやすい。そのため、多くの帯電微粒子水が生成され得る。
しかしながら、特許文献1に記載の静電霧化装置は、対向電極に角となる部分(エッジ部分)が存在する。そのため、電極間に高電圧が印加される場合、当該エッジ部分に電界が集中し、正常な放電が妨げられる可能性がある。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたものであり、電極間に高電圧を印加する場合であっても正常に放電されやすい静電霧化装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一局面の静電霧化装置は、放電を発生させる放電電極と、該放電電極から所定の方向に離間された対向電極と、前記放電電極に液体を供給する液供給機構と、前記放電電極と前記対向電極との間で前記放電が発生するように電圧を印加する印加部と、を備える。前記対向電極は、第1巻回部と、該第1巻回部と前記所定の方向に並ぶ第2巻回部と、を含む。前記第1巻回部と前記第2巻回部とは、少なくとも1つの線材を用いて形成される。
上記構成によれば、対向電極は、第1巻回部と、第1巻回部と所定の方向に並ぶ第2巻回部とを含む。第1巻回部と第2巻回部とは、少なくとも1つの線材を用いて形成される。線材には、電界が集中する部位が実質的に存在しない。そのため、静電霧化装置は、電極間に高電圧が印加される場合であっても正常に放電され得る。
上記構成において、前記少なくとも1つの線材は、前記第1巻回部と前記第2巻回部とを含む螺旋構造を形成する単一線材を含んでもよい。
上記構成によれば、少なくとも1つの線材は、第1巻回部と第2巻回部とを含む螺旋構造を形成する単一線材を含む。このように、第1巻回部と第2巻回部とは、単一線材により形成されるため、対向電極は、簡便かつ安価に構成され得る。また、単一線材は、螺旋構造を形成する。そのため、生じた帯電微粒子水は、当該螺旋構造の内側に規定される空間を通過して効率よく放出され得る。
上記構成において、前記第1巻回部の内径は、前記第2巻回部の内径よりも大きくてもよい。
上記構成によれば、第1巻回部の内径は第2巻回部の内径よりも大きい。そのため、線材の形状は、先端部に印加される電界強度が高められるよう調整され得る。その結果、帯電微粒子水やマイナスイオンは、効率よく生成され得る。
上記構成において、前記少なくとも1つの線材は、前記所定の方向に沿って、内径が小さくなるように巻回されてもよい。
上記構成によれば、少なくとも1つの線材は、所定の方向に沿って、内径が小さくなるように巻回される。そのため、対向電極は、放電電極に面する部分の面積が大きくなる。その結果、先端部に印加される電界強度がより高められ得る。したがって、帯電微粒子水やマイナスイオンは、より効率よく生成され得る。
上記構成において、前記放電電極は、前記液体が供給される先端部を有し、前記少なくとも1つの線材は、前記先端部を中心とする球面状に巻回されてもよい。
上記構成によれば、少なくとも1つの線材は、先端部を中心とする球面状に巻回される。そのため、対向電極は、放電電極に面する部分の面積が大きくなる。また、高電圧を印加する際に、先端部に印加される電界強度が均一化され、特に高められ得る。その結果、帯電微粒子水やマイナスイオンは、特に効率よく生成され得る。
上記構成において、前記第1巻回部と、前記第2巻回部との間に隙間が形成されていてもよい。
上記構成によれば、第1巻回部と、第2巻回部との間に隙間が形成されている。この場合、生じたマイナスイオンが当該隙間から放出され得る。その結果、帯電微粒子水と同時にマイナスイオンも広範囲に放出され得る。
上記構成において、前記少なくとも1つの線材は、前記第1巻回部を形成する第1線材と、前記第2巻回部を形成する第2線材とを含んでもよい。前記第1線材は、無端構造を形成し、前記第2線材は、無端構造を形成してもよい。
上記構成によれば、少なくとも1つの線材は、第1巻回部を形成する第1線材と、第2巻回部を形成する第2線材とを含む。第1線材と第2線材とは、いずれも無端構造を形成する。そのため、生じた帯電微粒子水は、無端構造の内側に規定される空間を通過して効率よく放出され得る。
上記構成において、前記線材は、前記印加部と直接接続されてもよい。
上記構成によれば、線材は、印加部と直接接続される。そのため、線材は、たとえば印加部に接続するためのリード線やコネクタ端子が配設される必要がない。その結果、静電霧化装置は、構成が簡略化され、小型化、軽量化、低コスト化され得る。
本発明によれば、電極間に高電圧を印加する場合であっても正常に放電されやすい静電霧化装置が提供される。
(第1の実施形態)
以下、本発明の静電霧化装置の実施形態が、図面を参照して説明される。
以下、本発明の静電霧化装置の実施形態が、図面を参照して説明される。
<静電霧化装置10の全体構成>
図1は、本実施形態の静電霧化装置10の概略図である。図1を参照して、静電霧化装置10の全体構成が説明される。静電霧化装置10は、放電電極20と、対向電極30と、液体供給装置40と、電圧印加装置50とを主に含む。なお、本実施形態では、説明の明瞭化のため、矢印A1の方向を上方と定義する。
図1は、本実施形態の静電霧化装置10の概略図である。図1を参照して、静電霧化装置10の全体構成が説明される。静電霧化装置10は、放電電極20と、対向電極30と、液体供給装置40と、電圧印加装置50とを主に含む。なお、本実施形態では、説明の明瞭化のため、矢印A1の方向を上方と定義する。
放電電極20は、放電を発生させるための電極である。放電電極20は、略円柱状の主体部21と、該主体部21の一端に形成された略球形状の先端部22とを備える。主体部21の他端は、液体供給装置40のペルチェ素子モジュール41に接続される。放電電極20は、熱伝導性および導電性を備える材料から構成される。このような材料としては、アルミニウムや銅、タングステン、チタン、ステンレスが例示される。放電電極20は、後述する巻回された線材からなる対向電極30の中心線L上に配置される。放電電極20は、接地されている。先端部22は、高電圧が印加される場合に、液体供給装置40により供給された液体が集合する部位である。液体としては、水が例示される。なお、先端部22の形状は略球形状に限定されず、たとえば、先鋭形状であってもよい。
対向電極30は、放電電極20と対をなす電極であり、放電電極20の上方(矢印A1方向)に離間して配置される。対向電極30は、単一の線材から形成されている。線材は、リード線70を介して電圧印加装置50と接続されている。対向電極30は、放電電極から所定の方向に離間された対向電極として例示される。
図2は、対向電極30の上面図である。図3は、対向電極30と放電電極20との位置関係を説明する断面図である。図2および図3を参照して、対向電極30と放電電極20との位置関係が説明される。
図2および図3に示されるように、線材は、内径が略一定な円筒形状となるように螺旋状に隙間なく巻回されている。巻回された線材の一方の端部は、放電電極20の先端部22に向けて開口する(開口31)。後述する帯電微粒子水の発生機構に基づいて発生する帯電微粒子水は、主に、該開口31から線材の内部空間Sに進入し、他方の端部に形成された開口32から外部空間に放出される。矢印A2は、帯電微粒子水およびマイナスイオンの放出方向を示している。巻回された線材の形状は円筒形状に限定されず、電界が集中する部位が存在しない形状であればよい。このような形状としては、楕円筒状が例示される。
線材の巻き数は特に限定されず、1周以上であればよい。図1には、線材が4周巻かれた対向電極30が例示されている。なお、本明細書において、説明の明瞭化のため、線材の巻き数は、開口31側を1周目として計数される。また、線材のうち、1周目を構成する線材部分は第1線材部分61、2周目を構成する線材部分は第2線材部分62、3周目を構成する線材部分は第3線材部分63、4周目を構成する線材部分は第4線材部分64と称される。第1線材部分61は、第1巻回部として例示される。第2線材部分62は、第1巻回部と所定の方向に並ぶ第2巻回部として例示される。線材は、第1巻回部と第2巻回部とを含む螺旋構造を形成する単一線材を含む少なくとも1つの線材として例示される。
線材は、熱伝導性および導電性を備える材料から構成される。このような材料としては、アルミニウムや銅、タングステン、チタン、ステンレスなどの金属が例示される。線材は、耐食性を向上させるために、金、白金のような耐食性が高い材料により被覆されてもよい。
線材の断面形状は特に限定されず、電界が集中する部位が存在しない断面形状であればよい。このような断面形状としては、円形、楕円形が例示される。
なお、線材は、リード線70を介して電圧印加装置50と接続される以外に、電圧印加装置50と直接接続されてもよい。この場合、リード線70や、該リード線70を接続するコネクタ端子(図示せず)は、省略される。そのため、静電霧化装置10は、構成が簡略化され、小型化、軽量化、低コスト化され得る。この場合、線材は、印加部と直接接続される線材として例示される。
図1に戻り、液体供給装置40は、放電電極20の先端部22に液体を供給するための装置である。液体供給装置40は、ペルチェ素子モジュール41と放熱フィン42とを含む。ペルチェ素子モジュール41は、熱電素子(図示せず)を含み、該熱電素子への通電により冷却される冷却面41aと、加熱される加熱面41bとを備える。冷却面41aは、主体部21の他端と接続される。加熱面41bは、放熱フィン42と接続される。液体供給装置40は、放電電極に液体を供給する液供給機構として例示される。
液体供給装置40の構成は特に限定されず、たとえば、放熱フィン42は、放熱板に変更されてもよい。また、ペルチェ素子モジュール41は、熱交換機能を備える他のモジュールに変更されてもよい。さらに、液体供給装置40は、放電電極20を多孔質材や細孔を有する材料で構成し、この放電電極20の基端部側を、液タンク(図示せず)内に貯められた液体に浸す構成を採用してもよい。
電圧印加装置50は、対向電極30に高電圧を印加するための装置である。電圧印加装置50は、電源回路(図示せず)と、高圧トランス部(図示せず)とを含む。高圧トランス部は、電源回路からの電圧を昇圧するトランス、ダイオードおよび抵抗を主に含む。電源回路は、トランスへ電源電圧を印加する。トランスは、印加された電源電圧を昇圧する。昇圧された電圧は、ダイオード、抵抗を介して対向電極30にプラスの高電圧として印加される。電圧印加装置50は、放電電極と対向電極との間で放電が発生するように電圧を印加する印加部として例示される。
なお、上記した放電電極20、対向電極30および液体供給装置40は、たとえば、筐体(図示せず)内に適切に配置され得る。この場合、放電電極20において、静電霧化現象は、外部環境に影響されることなく安定的に生じ得る。このような筐体の材料としては、樹脂や金属を採用し得る。樹脂としては、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンスルファイド)、ポリカーボネート、液晶ポリマー、ABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体)が例示される。筺体の放熱性を向上させるために、樹脂には、熱伝導性フィラーが混入され得る。金属としては、ステンレス、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金が例示される。このような材料により筺体が構成される場合、液体供給装置40の放熱が筺体を介しても行われ得る。そのため、放電電極20の冷却効率が向上し得る。
<帯電微粒子水の発生機構>
次に、本実施形態の静電霧化装置10を用いる場合の帯電微粒子の発生機構が説明される。ペルチェ素子モジュール41は、通電により冷却面41aが冷却される。該冷却面41aは、主体部21の他端と接続されているため、放電電極20は、冷却される。その結果、放電電極20には、空気中の水蒸気が結露して付着する。この状態で電圧印加装置50によって先端部22がマイナス電極となり電荷が集中するように高電圧が印加されると、先端部22の周囲に電界が発生する。その結果、放電電極20に結露した水は、帯電する。帯電した水にはクーロン力が働くため、水は、先端部22に集合し、その後、局所的に円錐形状に盛り上がる。この円錐形状となった水(テイラーコーン 図1において参照符号Wで示されている)の先端に電荷が集中すると、電荷が高密度となる。水Wは、電荷の反発力で弾けるようにして分裂、飛散(レイリー分裂)を繰り返し、静電霧化される。この静電霧化現象により、ラジカルを含むナノメータサイズの帯電微粒子水やマイナスイオンが生成される。このとき、極性に従って移動するマイナスイオンは、空気中の気体分子と衝突してイオン風を発生させる。帯電微粒子水は、このイオン風に乗って、開口32から静電霧化装置10の外へ放出される。
次に、本実施形態の静電霧化装置10を用いる場合の帯電微粒子の発生機構が説明される。ペルチェ素子モジュール41は、通電により冷却面41aが冷却される。該冷却面41aは、主体部21の他端と接続されているため、放電電極20は、冷却される。その結果、放電電極20には、空気中の水蒸気が結露して付着する。この状態で電圧印加装置50によって先端部22がマイナス電極となり電荷が集中するように高電圧が印加されると、先端部22の周囲に電界が発生する。その結果、放電電極20に結露した水は、帯電する。帯電した水にはクーロン力が働くため、水は、先端部22に集合し、その後、局所的に円錐形状に盛り上がる。この円錐形状となった水(テイラーコーン 図1において参照符号Wで示されている)の先端に電荷が集中すると、電荷が高密度となる。水Wは、電荷の反発力で弾けるようにして分裂、飛散(レイリー分裂)を繰り返し、静電霧化される。この静電霧化現象により、ラジカルを含むナノメータサイズの帯電微粒子水やマイナスイオンが生成される。このとき、極性に従って移動するマイナスイオンは、空気中の気体分子と衝突してイオン風を発生させる。帯電微粒子水は、このイオン風に乗って、開口32から静電霧化装置10の外へ放出される。
電圧印加装置50により印加される電圧の大きさは特に限定されず、上記静電霧化現象が起こり得る大きさであればよい。このような電圧の大きさとしては、対向電極30に対する放電電極20の電圧が−5kVとなる電圧が例示される。図4Aおよび図4Bは、電圧印加装置50により印加される直流電圧の波形を示す概略図である。図5A〜図5Dは、電圧印加装置50により印加される交流電圧の波形を示す概略図である。図4A、図4Bおよび図5A〜図5Dを参照して、電圧印加装置50により印加される電圧の波形が説明される。電圧印加装置50により印加される電圧は、正負いずれかの直流電圧(図4Aおよび図4B参照)または交流電圧(図5A〜図5D参照)である。交流電圧の場合、周波数は限定されない。また、電圧は、周期波形を有していればよく、波形は正弦波に限定されない。
<本実施形態の静電霧化装置10が奏する特有の効果>
本実施形態において、対向電極30は、螺旋状に巻回された線材により形成される。線材には、放電電極30に面する面において電界が集中する部位(エッジ部分)が実質的に存在しない。その結果、電極間に高電圧が印加される場合であっても、放電電極20は、正常に放電され得る。また、静電霧化現象により生じる帯電微粒子水は、螺旋構造の内側に規定される空間Sを通過して開口32より効率よく放出され得る。さらに、対向電極30は、単一の線材により形成されている。そのため、対向電極30は、簡便かつ安価に構成され得る。
本実施形態において、対向電極30は、螺旋状に巻回された線材により形成される。線材には、放電電極30に面する面において電界が集中する部位(エッジ部分)が実質的に存在しない。その結果、電極間に高電圧が印加される場合であっても、放電電極20は、正常に放電され得る。また、静電霧化現象により生じる帯電微粒子水は、螺旋構造の内側に規定される空間Sを通過して開口32より効率よく放出され得る。さらに、対向電極30は、単一の線材により形成されている。そのため、対向電極30は、簡便かつ安価に構成され得る。
また、対向電極30は、線材により形成されているため、電圧印加装置50と直接接続し得る。この場合、静電霧化装置10は、たとえばリード線70やコネクタ端子が省略される。その結果、静電霧化装置10は、構成が簡略化され、小型化、軽量化、低コスト化され得る。
(第2の実施形態)
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30に代えて、対向電極30aを備える以外は、第1の実施形態の静電霧化装置10と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30に代えて、対向電極30aを備える以外は、第1の実施形態の静電霧化装置10と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
図6は、対向電極30aと放電電極20との断面図である。図6を参照して、対向電極30aの具体的な形状が説明される。
対向電極30aは、隣り合うそれぞれの線材部分の外周が接触しないように巻回されている。具体的には、第1線材部分61aと第2線材部分62a、第2線材部分62aと第3線材部分63a、第3線材部分63aと第4線材部分64aとは、それぞれ外周が接触しないように巻回されている。そのため、第1線材部分61aと第2線材部分62aとの間、第2線材部分62aと第3線材部分63aとの間、第3線材部分63aと第4線材部分64aとの間には、それぞれ隙間S1が形成されている。隙間S1は、第1巻回部と第2巻回部との間に形成されている隙間として例示される。
上記した静電霧化現象により生成される帯電微粒子水とマイナスイオンとは、開口32a以外にも、該隙間S1から静電霧化装置10の外へ放出され得る。矢印A3は、帯電微粒子水およびマイナスイオンの放出方向を示している。そのため、静電霧化装置10によれば、帯電微粒子水やマイナスイオンは、より広範囲に拡散され、高い保湿効果、脱臭効果、ダニや花粉等のアレルゲン物質の不活性化効果を発揮し得る。
なお、隙間S1の幅および位置は特に限定されない。すなわち、隙間S1はいずれの線材部分の間に形成されてもよい。
(第3の実施形態)
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30aに代えて、対向電極30bを備える以外は、第2の実施形態の静電霧化装置と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30aに代えて、対向電極30bを備える以外は、第2の実施形態の静電霧化装置と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
図7は、対向電極30bと放電電極との断面図である。図7を参照して、第2の実施形態において上記した隙間S1とは異なる隙間が形成された対向電極の例が説明される。
対向電極30bにおいて、第1線材部分61bと第2線材部分62bとは隙間なく巻回されている。一方、第2線材部分62bと第3線材部分63bとの間には、隙間S2が形成されており、第3線材部分63bと第4線材部分64bとの間には、隙間S3が形成されている。本実施形態の静電霧化装置によれば、帯電微粒子水とマイナスイオンとは、開口32b以外にも、隙間S2と隙間S3とから静電霧化装置の外へ放出され得る。隙間S3の幅は、隙間S2の幅よりも大きいため、帯電微粒子水とマイナスイオンとは、隙間S2よりも隙間S3から放出されやすい。その結果、本実施形態の静電霧化装置は、帯電微粒子水とマイナスイオンとを放出させる方向や量を調整し得る。したがって、帯電微粒子水やマイナスイオンは、静電霧化装置が載置される空間の形状等に合わせて、開口32b、隙間S2および隙間S3から適切に拡散され得る。その結果、静電霧化装置は、高い保湿効果、脱臭効果、ダニや花粉等のアレルゲン物質の不活性化効果を発揮し得る。
(第4の実施形態)
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30に代えて、対向電極30cを備える以外は、第1の実施形態の静電霧化装置10と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30に代えて、対向電極30cを備える以外は、第1の実施形態の静電霧化装置10と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
図8は、対向電極30cと放電電極20との断面図である。図8を参照して、対向電極30cの具体的な形状が説明される。
対向電極30cにおいて、線材により形成される螺旋の径は、上方に向かって縮径されている。すなわち、第1線材部分61cの螺旋内径(第1内径r1)は、第2線材部分62cの螺旋内径(第2内径r2)よりも大きく、第2線材部分62cの螺旋内径r2は、第3線材部分63cの螺旋内径(第3内径r3)よりも大きく、第3線材部分63cの螺旋内径r3は、第4線材部分64cの螺旋内径(第4内径r4)よりも大きい。第1線材部分61cの内径は、第2巻回部の内径よりも大きい第1巻回部の内径として例示される。線材は、所定の方向に沿って内径が小さくなるように巻回される少なくとも1つの線材として例示される。
対向電極30cは、第1線材部分61cから第4線材部分64cにかけて、一定の縮径率に基づいて縮径されている。対向電極30cは、このように縮径されているため、放電電極20に面する部分の面積が大きくなる。その結果、先端部22の電界強度は高められやすい。したがって、帯電微粒子水やマイナスイオンは、効率よく生成され得る。
なお、線材の縮径率は特に限定されない。すなわち、線材の縮径率は、一定であってもよく、一定でなくてもよい。
(第5の実施形態)
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30cに代えて、対向電極30dを備える以外は、第4の実施形態の静電霧化装置と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30cに代えて、対向電極30dを備える以外は、第4の実施形態の静電霧化装置と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
図9は、対向電極30dと放電電極との断面図である。図9を参照して、縮径率が一定でない線材の例が説明される。
対向電極30dにおいて、第1線材部分61dから第2線材部分62dへは縮径されていない(縮径率がゼロ)。そのため、第1線材部分61dの螺旋内径r1と第2線材部分62dの螺旋内径r2とは同じである。一方、第2線材部分62dから第3線材部分62dへは比較的大きく縮径されている。そのため、第2線材部分62dの螺旋内径r2は、第3線材部分63dの螺旋内径r3よりも大きい。また、第2線材部分62dと第3線材部分63dとの間には、隙間S4が形成されている。さらに、第3線材部分63dから第4線材部分64dへは、第2線材部分62dから第3線材部分62dへの縮径率よりも小さな縮径率に基づいて縮径されている。そのため、第3線材部分63dの螺旋内径r3は、第4線材部分64dの螺旋内径r4よりも大きい。また、第3線材部分63dと第4線材部分64dとの間には、隙間が形成されていない。
そのため、本実施形態の静電霧化装置によれば、上記した静電霧化現象により生成される帯電微粒子水とマイナスイオンとは、開口32d以外にも、隙間S4から静電霧化装置の外へ放出され得る。また、対向電極30dは、第2線材部分62dから第3線材部分63dと、第3線材部分63dから第4線材部分64dとにかけて縮径されているため、放電電極20に面する部分の面積が大きくなる。その結果、先端部22の電界強度が高められやすい。したがって、本実施形態の静電霧化装置によれば、帯電微粒子水やマイナスイオンが多く生成され、高い保湿効果、脱臭効果、ダニや花粉等のアレルゲン物質の不活性化効果が発揮され得る。
(第6の実施形態)
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30に代えて、対向電極30eを備える以外は、第1の実施形態の静電霧化装置10と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30に代えて、対向電極30eを備える以外は、第1の実施形態の静電霧化装置10と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
図10は、対向電極30eと放電電極20との断面図である。図10を参照して、対向電極30eの具体的な形状が説明される。
対向電極30eに含まれる線材は、先端部22を中心とする球面状に隙間なく巻回されている。そのため、巻回された線材の内周端縁から先端部22までの距離r5は、いずれの場所においても等しい。その結果、対向電極30eは、放電電極20に面する部分の面積が特に大きくなる。また、先端部22に印加される電界強度は、均一化される。したがって、先端部22に印加される電界強度が特に高められ、帯電微粒子水やマイナスイオンは、特に効率よく生成され得る。生成された帯電微粒子水やマイナスイオンは、開口32eより放出され得る。
なお、線材は、先端部22を中心とする球面状に巻回されつつ、隙間が形成されるように巻回されてもよい。
(第7の実施形態)
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30eに代えて、対向電極30fを備える以外は、第6の実施形態の静電霧化装置と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30eに代えて、対向電極30fを備える以外は、第6の実施形態の静電霧化装置と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
図11は、対向電極30fと放電電極との断面図である。図11を参照して、隙間が形成され、かつ、先端部22を中心とする球面状に巻回された線材の例が説明される。
対向電極30fにおいて、第1線材部分61fと第2線材部分62fとの間には、隙間S5が形成されている。そのため、本実施形態の静電霧化装置によれば、上記した静電霧化現象により生成される帯電微粒子水とマイナスイオンとは、開口32f以外にも、隙間S5から静電霧化装置の外へ放出され得る。また、線材は、先端部22を中心とする球面状に巻回されているため、対向電極30fは、放電電極20に面する部分の面積が大きくなる。そのため、先端部22に印加される電界強度は、均一化される。その結果、先端部22に印加される電界強度が高められ、帯電微粒子水やマイナスイオンは、効率よく生成され得る。したがって、静電霧化装置は、高い保湿効果、脱臭効果、ダニや花粉等のアレルゲン物質の不活性化効果を発揮し得る。
(第8の実施形態)
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30に代えて、対向電極30gを備える以外は、第1の実施形態の静電霧化装置10と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
以下、本発明の静電霧化装置の別の実施形態が、図面を参照して説明される。本実施形態の静電霧化装置は、対向電極30に代えて、対向電極30gを備える以外は、第1の実施形態の静電霧化装置10と同様の構成である。そのため、重複する説明は適宜省略される。
図12は、対向電極30gと放電電極20との断面図である。図12を参照して、対向電極30gの具体的な形状が説明される。
対向電極30gは、複数の線材から形成されている。具体的には、対向電極30gは、第1線材部分61gを形成する第1線材と、第2線材部分62gを形成する第2線材と、第3線材部分63gを形成する第3線材と、第4線材部分64gを形成する第4線材とから形成されている。第1線材、第2線材、第3線材および第4線材は、それぞれ円環構造を形成する。第1線材は、第1巻回部を形成する第1線材として例示される。第2線材は、第2巻回部を形成する第2線材として例示される。
第1線材部分61gから第4線材部分64gは、内径r6が略一定な円筒形状となるように隙間なく重ね合わされている。このように第1線材部分61gから第4線材部分64gが重ね合わされる結果、対向電極30gは、内部に空間Saを備える。上記した静電霧化現象により生じる帯電微粒子水は、空間Saを通過して開口32gより効率よく放出され得る。
重ね合わされる線材の数は特に限定されず、2以上であればよい。図12には、4個の線材(第1線材から第4線材)が重ね合わされた対向電極30gが例示されている。重ね合わされる線材の形状は円環状に限定されず、電界が集中する部位が存在しない形状であればよい。このような形状としては、楕円状が例示される。
(その他の実施形態)
本発明が実施形態により説明されたが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば以下のような実施形態がある。
本発明が実施形態により説明されたが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば以下のような実施形態がある。
図13は、第1の実施形態の静電霧化装置10の別例(静電霧化装置10a)の概略図である。上記した第1の実施形態では、放電電極20が接地され、対向電極30に電圧印加装置50が接続された態様を例示した。これに代えて、本発明では、図13に示されるように、放電電極20aに電圧印加装置50aが接続され、対向電極30hが接地される態様を採用してもよい。他にも、本発明では、放電電極と対向電極とに電圧印加装置が接続される態様(図示せず)を採用してもよい。
本発明の静電霧化装置は、帯電微粒子水を生成する静電霧化装置に好適である。具体的には、本発明の静電霧化装置は、たとえば保湿効果、脱臭効果、ダニや花粉等のアレルゲン物質の不活性化効果を発揮するための静電霧化装置の用途に好適である。
10 静電霧化装置
20 放電電極
21 主体部
22 先端部
30 対向電極
40 液体供給装置
41 ペルチェ素子モジュール
42 放熱フィン
50 電圧印加装置
61 第1線材部分
62 第2線材部分
63 第3線材部分
64 第4線材部分
20 放電電極
21 主体部
22 先端部
30 対向電極
40 液体供給装置
41 ペルチェ素子モジュール
42 放熱フィン
50 電圧印加装置
61 第1線材部分
62 第2線材部分
63 第3線材部分
64 第4線材部分
Claims (8)
- 放電を発生させる放電電極と、
該放電電極から所定の方向に離間された対向電極と、
前記放電電極に液体を供給する液供給機構と、
前記放電電極と前記対向電極との間で前記放電が発生するように電圧を印加する印加部と、を備え、
前記対向電極は、第1巻回部と、該第1巻回部と前記所定の方向に並ぶ第2巻回部と、を含み、
前記第1巻回部と前記第2巻回部とは、少なくとも1つの線材を用いて形成されることを特徴とする静電霧化装置。 - 前記少なくとも1つの線材は、前記第1巻回部と前記第2巻回部とを含む螺旋構造を形成する単一線材を含むことを特徴とする請求項1記載の静電霧化装置。
- 前記第1巻回部の内径は、前記第2巻回部の内径よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の静電霧化装置。
- 前記少なくとも1つの線材は、前記所定の方向に沿って、内径が小さくなるように巻回されることを特徴とする請求項1記載の静電霧化装置。
- 前記放電電極は、前記液体が供給される先端部を有し、
前記少なくとも1つの線材は、前記先端部を中心とする球面状に巻回されることを特徴とする請求項1記載の静電霧化装置。 - 前記第1巻回部と、前記第2巻回部との間に隙間が形成されていることを特徴とする、請求項1記載の静電霧化装置。
- 前記少なくとも1つの線材は、前記第1巻回部を形成する第1線材と、前記第2巻回部を形成する第2線材とを含み、
前記第1線材は、無端構造を形成し、
前記第2線材は、無端構造を形成することを特徴とする、請求項1記載の静電霧化装置。 - 前記線材は、前記印加部と直接接続される、請求項1記載の静電霧化装置。
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- 2013-02-05 JP JP2013020219A patent/JP2014151228A/ja active Pending
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