JP2014150979A - 腹臥位用敷き寝具セット - Google Patents
腹臥位用敷き寝具セット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014150979A JP2014150979A JP2013022905A JP2013022905A JP2014150979A JP 2014150979 A JP2014150979 A JP 2014150979A JP 2013022905 A JP2013022905 A JP 2013022905A JP 2013022905 A JP2013022905 A JP 2013022905A JP 2014150979 A JP2014150979 A JP 2014150979A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mattress
- chest
- prone position
- bedclothes
- pillow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
- Bedding Items (AREA)
Abstract
【解決手段】枕部1と、マットレス部2と、腹臥位姿勢にある使用者の胸部を支持するようにマットレス部2上に載置される胸部補助具3とを備える腹臥位用敷き寝具セットが提供される。枕部1は、平面で見て使用者の額を支持可能な額部1Aと、頬を支持可能な頬部1Bと、両目を受け入れ可能な眼球溝1Cと、鼻及び口を受け入れ可能な鼻口溝1Dとを備えている。眼球溝1Cと鼻口溝1Dとは、枕部1を厚さ方向に貫通する単一の呼気拡散部を形成するように互いに連通しており、鼻口溝1Dは、使用者の顎側で開放されている。
【選択図】図1
Description
[腹臥位用敷き寝具セットの全体概要]
[枕部1について]
[胸部補助具3について]
[マットレス部2について]
[胸部マットレス部2Aについて]
尚、胸部マットレス部2Aにおける胸部補助具3が載置される部分は、使用者の身体に直接接触しないため、必ずしも沈み込む必要はなく、従って、胸部マットレス部2Aは、硬度130N以上で厚みを約20mm〜約50mm、好ましくは、約30mmに設定することができる。しかし、胸部マットレス部2A全体が130N以上の硬度を有すると、後述する腹部マットレス部2Bに柔らかい材質(例えば、ブレスエアー(登録商標)(東洋紡株式会社))を使用した場合に、胸部マットレス部2Aと腹部マットレス部2Bとの境界で沈み込みに大きな差が生じる。このとき、長時間の使用は人体に圧迫感を与える。また、境界付近は、女性の乳房が位置する部分でもあり、この部分で沈み込まないと不快感が生じ易い。
従って、異なる硬度を有する材質を組合わせることにより胸部マットレス部を形成してもよい。このような胸部マットレス部12Aを含むマットレス部12を備える腹臥位用敷き寝具セットの例を図8に示す。一例として、女性の頚側点から乳頭間までの平均距離は約210mmである。従って、例えば、胸部マットレス部12Aの枕部1側端部から約150mmの長さ範囲の部分112Aを硬度130N以上に設定し、部分112Aを越えて腹部マットレス部12B側端部までの部分112Bを80N以下に設定することにより、上記のような圧迫感及び不快感を生じさせないようにすることができる。硬度の異なる2つの材質は、接着剤により接合することができる。尚、図8に示す腹臥位用敷き寝具セットは、胸部マットレス部12Aの構成が異なることを除いて、図1に示すものと実質的に同様である。
[腹部マットレス部2B及び腰部マットレス部2Cについて]
また、本発明では、腰・脚部マットレス部を腹部マットレス部の下部まで延長した図12のような構成を備えていてもよい。この場合、互いに別体である腹部マットレス部42Bと腰部マットレス部42C´を腰・脚部マットレス部42C´´上に固定することができるため、就寝の度に腹部マットレス部42Bと腰部マットレス部42C´の位置を調整する必要がない。この固定は、面ファスナー等で着脱可能に行なわれてもよいが、製造時に腹部マットレス部42Bと腰部マットレス部42C´を腰・脚部マットレス部42C´´に一体化させてもよい。尚、腹部マットレス部42Bと腰部マットレス部42C´との間の間隔は、ストレスを感じない程度に、例えば、約20〜40mmに設定することができる。また、上記のように、使用者の体型によっては腹部マットレス部42Bは使用せずに取り外してもよい。尚、図12の腹臥位用敷き寝具セットは、図11に示すマットレス部32に代えて、胸部マットレス部42A、腹部マットレス部42B、腰部マットレス部42C´及び腰・脚部マットレス部42C´´からなるマットレス部42を備えている点で、図11の実施形態とは異なるが、マットレス部42は、腰・脚部マットレス部42C´´が腹部マットレス部42Bの下部まで延びている点でのみ、図11のマットレス部32と異なっている。
[枕置きマットレス部について]
また、夏季用の材質を包むには、吸汗・速乾性の生地、例えば、エアロタッシェ(登録商標)(東レ株式会社)等を使用し、冬季用の材質を包むには、吸湿発熱繊維、モイスケア(登録商標)(東洋紡株式会社)等を用い、リバーシブル構成にすることにより、一年を通じて快適な敷き寝具として用いることができる。しかし、各部マットレスの外皮は通常の敷き寝具に使用される、綿生地、エステル、エステル・綿混紡生地、キルト地、ハニカム生地、合成皮革等、またはその組み合わせ等の外皮を用いることができる。特に、枕置きマットレス部4及び胸部マットレス部2A、12A、22A、32A、42Aの外皮を、合成皮革等の防水効果のある材質にすると、よだれ等による汚れの処理を容易に行うことができる。腹部マットレス部2B、12B、22B、32B、42B、腰部マットレス部2C、12C、32C´、42C´または腰・脚部マットレス部22C、32C´´、42C´´は、違和感のない感触等を考慮して、同一素材であることが好ましい。
Claims (9)
- 枕部と、マットレス部と、腹臥位姿勢にある使用者の胸部を支持するように前記マットレス部上に載置される胸部補助具とを備える腹臥位用敷き寝具セットであって、
前記枕部は、平面で見て前記使用者の額を支持可能な額部と、頬を支持可能な頬部と、両目を受け入れ可能な眼球溝と、鼻及び口を受け入れ可能な鼻口溝とを備えており、
前記眼球溝と前記鼻口溝とは、前記枕部を厚さ方向に貫通する単一の呼気拡散部を形成するように互いに連通しており、前記鼻口溝は、前記使用者の顎側で開放されている、腹臥位用敷き寝具セット。 - 請求項1に記載の腹臥位用敷き寝具セットであって、
前記枕部における、平面で見て前記眼球溝の下方に、前記使用者の上顎骨を支持することのできる上顎骨部が形成されている、腹臥位用敷き寝具セット。 - 請求項1または2に記載の腹臥位用敷き寝具セットであって、
前記胸部補助具は、幅方向及び長さ方向に沿って減少する高さを有している、腹臥位用敷き寝具セット。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の腹臥位用敷き寝具セットであって、
前記マットレス部は、前記使用者の胸部、腹部、腰部にそれぞれ対応する、胸部マットレス部、腹部マットレス部、腰部マットレス部を備えており、
前記胸部マットレス部は、前記腹部マットレス部及び前記腰部マットレス部よりも小さい幅を有している、腹臥位用敷き寝具セット。 - 請求項4に記載の腹臥位用敷き寝具セットであって、
前記胸部マットレス部と、前記腹部マットレス部と、前記腰部マットレス部とは互いに分離されている、腹臥位用敷き寝具セット。 - 請求項4または5に記載の腹臥位用敷き寝具セットであって、
前記腰部マットレス部は、長さ方向端面に開口する窪みを備えており、前記窪みは、前記腰部マットレス部を厚さ方向に貫通している、腹臥位用敷き寝具セット。 - 請求項4または5に記載の腹臥位用敷き寝具セットであって、さらに、
前記腰部マットレス部と一体化された脚部マットレス部を備えている、腹臥位用敷き寝具セット。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の腹臥位用敷き寝具セットであって、さらに、
枕置きマットレス部を備えており、前記枕部は、前記枕置きマットレス部上に載置される、腹臥位用敷き寝具セット。 - 請求項8に記載の腹臥位用敷き寝具セットであって、
前記枕置きマットレス部は、前記枕置きマットレス部を厚さ方向に貫通し且つ使用者の顎側で開放されている切欠き部を備えており、前記切欠き部は、前記枕部の呼気拡散部に対応する位置に配置される、腹臥位用敷き寝具セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013022905A JP5968246B2 (ja) | 2013-02-08 | 2013-02-08 | 腹臥位用敷き寝具セット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013022905A JP5968246B2 (ja) | 2013-02-08 | 2013-02-08 | 腹臥位用敷き寝具セット |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014150979A true JP2014150979A (ja) | 2014-08-25 |
JP2014150979A5 JP2014150979A5 (ja) | 2015-07-30 |
JP5968246B2 JP5968246B2 (ja) | 2016-08-10 |
Family
ID=51573462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013022905A Expired - Fee Related JP5968246B2 (ja) | 2013-02-08 | 2013-02-08 | 腹臥位用敷き寝具セット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5968246B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101574902B1 (ko) * | 2014-10-13 | 2015-12-04 | 주식회사 진바이오테크 | 가슴받침 안면 베개 겸용 디스크 감압견인 장치 |
KR200481489Y1 (ko) * | 2016-08-29 | 2016-10-07 | (주)오씨엠 | 수술용 헤드 쿠션 패드 |
CN108113818A (zh) * | 2018-02-01 | 2018-06-05 | 西安交通大学医学院第附属医院 | 气切患者俯卧位用避让监测多区域防压护理病床 |
CN111329692A (zh) * | 2020-04-03 | 2020-06-26 | 四川省西部放射治疗协会 | 一种俯卧位康复床垫 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0291530U (ja) * | 1989-01-05 | 1990-07-20 | ||
JP2002291815A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-08 | Naoki Miyaguchi | 施術台 |
JP2010110620A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-05-20 | Nakajima Medias:Kk | 腹臥位用敷き寝具 |
WO2011118916A2 (ko) * | 2010-03-22 | 2011-09-29 | Noh Kwang-Soo | 건강 베개 |
JP2013000289A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-07 | Keizaburo Nakajima | 枕の載置台 |
-
2013
- 2013-02-08 JP JP2013022905A patent/JP5968246B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0291530U (ja) * | 1989-01-05 | 1990-07-20 | ||
JP2002291815A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-08 | Naoki Miyaguchi | 施術台 |
JP2010110620A (ja) * | 2008-10-06 | 2010-05-20 | Nakajima Medias:Kk | 腹臥位用敷き寝具 |
WO2011118916A2 (ko) * | 2010-03-22 | 2011-09-29 | Noh Kwang-Soo | 건강 베개 |
JP2013000289A (ja) * | 2011-06-15 | 2013-01-07 | Keizaburo Nakajima | 枕の載置台 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101574902B1 (ko) * | 2014-10-13 | 2015-12-04 | 주식회사 진바이오테크 | 가슴받침 안면 베개 겸용 디스크 감압견인 장치 |
KR200481489Y1 (ko) * | 2016-08-29 | 2016-10-07 | (주)오씨엠 | 수술용 헤드 쿠션 패드 |
CN108113818A (zh) * | 2018-02-01 | 2018-06-05 | 西安交通大学医学院第附属医院 | 气切患者俯卧位用避让监测多区域防压护理病床 |
CN111329692A (zh) * | 2020-04-03 | 2020-06-26 | 四川省西部放射治疗协会 | 一种俯卧位康复床垫 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5968246B2 (ja) | 2016-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103327855B (zh) | 用于减轻打鼾和睡眠呼吸暂停的枕头和床垫 | |
JP6855670B2 (ja) | 枕 | |
US7578013B2 (en) | Therapeutic positioning device | |
US9357864B2 (en) | Spinal alignment pillow | |
JP2004081641A (ja) | 整体治療の前後において使用する整体治療用補助具 | |
JP5968246B2 (ja) | 腹臥位用敷き寝具セット | |
KR20150009457A (ko) | 교정 및 치료 효과를 가지는 베개 | |
JP4707000B2 (ja) | 枕 | |
JP4102259B2 (ja) | 伏臥位用の枕及び腹部マットレス | |
TWM604190U (zh) | 俯臥位通氣健康床 | |
CN211835122U (zh) | 便携式俯卧位睡垫 | |
JP5592094B2 (ja) | 腹臥位用敷き寝具 | |
CN210096166U (zh) | 一种可调节的俯卧位通气枕 | |
JP2004351217A (ja) | 伏臥就寝、休養又は治療用クッション用具 | |
JP3164029U (ja) | 中空型枕 | |
US20160015182A1 (en) | Spinal Alignment Pillow | |
CN210902427U (zh) | 一种硬度可调的护颈枕 | |
CN203354091U (zh) | 趴睡支撑架构造 | |
JP2019098102A (ja) | 腹臥位用寝具セット | |
WO2016133544A1 (en) | Spinal alignment pillow | |
JP2008099941A (ja) | うつ伏せ、仰向け、横向き枕。 | |
JP3226066U (ja) | 寝具 | |
TWM463079U (zh) | 趴睡用之折疊床暨趴臥墊構造 | |
CN219439784U (zh) | 一种俯卧位通气训练垫及带有训练垫的训练床 | |
JP3130954U (ja) | 枕 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150616 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150616 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160310 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160315 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160513 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160606 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160705 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5968246 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |