JP2014150352A - パノラマ映像情報再生方法、パノラマ映像情報再生システム、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】再生が行われる表示画面のサイズに対応する表示対象領域によってパノラマ映像情報から選択される映像情報を送信するサーバ装置と、受信する前記映像情報を前記表示画面に再生する再生装置とによって行われるパノラマ映像情報再生方法であって、前記サーバ装置または前記再生装置が、前記表示対象領域を移動させるユーザの手動操作によって得られる前記表示対象領域の移動速度に基づいて速度の平均値を算出し、算出した速度の平均値に基づく一定の速度で前記表示対象領域が前記パノラマ映像情報の全ての領域を通過するように前記表示対象領域を移動させ、前記サーバ装置は、移動する前記表示対象領域によって選択される映像情報を前記再生装置に送信することを特徴とするパノラマ映像情報再生方法。
【選択図】図1
Description
また、ユーザの操作の力加減によっては表示対象領域を移動させる速度にばらつきが生じたり、断続した移動になるなど見づらくなってしまうという問題もある。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態によるパノラマ映像情報再生システム100の構成を示した概略ブロック図である。パノラマ映像情報再生システム100は、サーバ装置1と再生装置2を備える。
サーバ装置1において、送受信部11は、再生装置2との間で無線または有線の通信ネットワークを介して情報の送受信を行う。パノラマ映像情報記憶部12は、送信するパノラマ映像情報を予め記憶する。パノラマ映像情報の大きさは、ピクセル単位で表され、例えば、0〜5000ピクセル程度の大きさである。映像ストリーム送出部10は、再生開始の際に送受信部11を介して再生装置2から再生装置2の表示画面のサイズを含んだ再生開始の要求を受信する。また、映像ストリーム送出部10は、再生開始の要求を受信した場合、送信するパノラマ映像情報の映像の表示サイズの情報を含めたACK(確認応答)を再生装置2に送信する。また、映像ストリーム送出部10は、再生開始の要求を受信した場合、予め定められる初期位置の映像情報であって、再生開始の要求に含まれる表示画面のサイズに応じた表示対象領域によりパノラマ映像情報から選択される映像情報をパノラマ映像情報記憶部12から読み出して送信する。また、映像ストリーム送出部10は、送受信部11を介して再生装置2から表示対象領域を示す位置の情報を含んだ操作情報を受信する。また、映像ストリーム送出部10は、受信した操作情報に含まれる表示対象領域を示す位置と表示画面のサイズに基づいて、パノラマ映像情報における当該位置とサイズに対応する領域の映像情報をパノラマ映像情報記憶部12から読み出して送信する。ここで、表示対象領域を示す位置とは、例えば、映像情報の中央の画素に対応するパノラマ映像情報の座標であり、この位置を中心として表示画面のサイズにより特定されるパノラマ映像情報の領域を送信する映像情報として切り出して読み出すことができる。また、映像ストリーム送出部10は、再生装置2から再生終了の要求を受信する。
なお、上述した表示画面のサイズとは、本実施形態では、表示画面の縦方向の長さがパノラマ映像の縦方向の長さと同じであることから、長さの異なる横方向の長さの値を示すものとして説明する。
図5において、まず、ユーザが再生装置2のインタフェース部21を操作してパノラマ映像情報の再生の開始を選択する(ステップSa101)。再生装置2の映像再生部22は、表示画面のサイズを含んだ再生開始の要求を送受信部20を介してサーバ装置1に送信する(ステップSa102)。サーバ装置1の映像ストリーム送出部10は、送受信部11を介して再生開始の要求を受信すると、送信するパノラマ映像情報の映像の表示サイズを含んだACKを送受信部11を介して再生装置2に送信する(ステップSa103)。サーバ装置1の映像ストリーム送出部10は、再生開始の要求に含まれている表示画面のサイズを読み出し、パノラマ映像情報記憶部12に記憶されているパノラマ映像情報から表示画面のサイズに対応する表示対象領域の映像情報を読み出して再生装置2に送信する。このとき、サーバ装置1が送信する表示対象領域の位置は、サーバ装置1において予め定められている初期位置、例えば、パノラマ映像情報の中央の領域である。次に、ユーザは、目視する領域を変更するため、インタフェース部21を操作する(ステップSa104)。手動操作部23は、一定間隔で、ユーザによるインタフェース部21の操作により連続する位置の変化の検出を行う。手動操作部23は、連続する位置の変化を検出した場合、位置の変化によって変更された表示対象領域を特定するパノラマ映像情報における座標の位置を算出する。手動操作部23は、検出を行う一定間隔で、表示対象領域を特定するパノラマ映像情報における座標の位置を含めた操作情報を生成して送受信部20を介してサーバ装置1に送信する。このとき、手動操作部23は、連続する位置の変化を検出している場合、算出した表示対象領域を特定するパノラマ映像情報における座標の位置を用い、一方、連続する位置の変化を検出していなかった場合、現在再生している表示対象領域を特定するパノラマ映像情報における座標の位置を用いて操作情報を生成する。手動操作部23は、計時部25から時刻の情報を取得する。手動操作部23は、移動距離の情報に基づいて判定を行い、例えば、移動距離が0の場合「無」、移動距離が0以外の場合「有」として、移動操作の有無を示す情報を求める。そして、手動操作部23は、取得した検出時刻と、操作情報に含めた表示対象領域を特定するパノラマ映像情報における座標の位置と、位置の変化の情報に基づいて算出した移動距離と、移動に要した移動時間と、移動操作の有無を示す情報とをログ記憶部26に書き込む(ステップSa105)。サーバ装置1の映像ストリーム送出部10は、送受信部11を介して操作情報を受信し、操作情報に含まれる位置に対応する領域の映像情報をパノラマ映像情報記憶部12から読み出して再生装置2に送信する。再生装置2の映像再生部22は、送受信部20を介してサーバ装置1から受信した映像情報を表示画面に表示する。
ここで、ユーザが、自動画面移動への切り替えを考え、インタフェース部21を操作してメニューから自動画面移動を選択すると、演算部24は、設定情報記憶部27の自動画面移動操作に「Yes」を書き込む(ステップSa106)。演算部24は、自動画面移動開始の要求を送受信部20を介してサーバ装置1に送信する(ステップSa107)。サーバ装置1の映像ストリーム送出部10は、自動画面移動開始の要求を受信すると、ACKを送受信部11を介して再生装置2に送信する(ステップSa108)。
また、上記の第1実施形態の構成により、再生装置2が、自動画面移動の処理の開始前の予め定められた短時間の間に、再生されているパノラマ映像を実際にみているユーザが手動で表示対象領域を移動させた移動速度に基づいて自動画面移動の際の一定の速度を算出する。これにより、自動画面移動処理を行う前の短時間の間にパノラマ映像情報を参照しつつ表示対象領域を移動させたユーザの表示対象領域を移動させる際の移動速度の傾向にしたがった当該ユーザにとって見やすい速度でパノラマ映像情報の全ての領域を表示していくことができる。
また、上記の第1実施形態の構成では、演算部24が制御パラメータの算出を行う際、ログ記憶部26に記憶されている移動距離と移動時間の情報のうち、移動操作の項目が「有」であり、かつ演算開始前の予め定められる短時間内の情報を用いるとしており、この短時間を、例えば、2〜3分としている。しかし、本発明の実施形態は当該構成に限られず、ユーザによる表示対象領域を変更させる速度の傾向を取得できるのであれば、2〜3分よりも短い時間でも長い時間でもよく、また、再生装置2による再生の終了ごとにログ記憶部26の情報をクリアする構成とした上で、再生の開始後にログ記憶部26に記憶されている全ての移動距離と移動時間の情報を用いるようにしてもよく、この場合、ログ記憶部26において、検出時刻の項目はなくてもよい。
また、上記の第1実施形態の構成では、自動画面移動の処理を開始する際に、ステップSa107とステップSa108において、演算部24が、自動画面移動開始の要求をサーバ装置1に送信し、映像ストリーム送出部10が、ACKを再生装置2に送信する構成としているが、本発明の実施形態は、サーバ装置1に対する自動画面移動開始の要求、およびそれを受信したサーバ装置1からのACKの送信がなくとも、その後の処理を行うことができ、また、同様の効果を奏する。
また、上記の第1実施形態では、操作情報が、表示対象領域の変更先となる位置の情報を含むとしているが、本発明の実施形態は当該構成に限られず、操作情報として、現在の表示対象領域の位置と、変更による移動距離の情報を含むようにし、サーバ装置側で、変更後の表示対象領域の位置を算出するようにしてもよい。
次に、図7から図10を参照しつつ本発明の第2実施形態について説明する。図7は、第2実施形態によるパノラマ映像情報再生システム200の構成を示した概略ブロック図である。パノラマ映像情報再生システム200は、サーバ装置1aと再生装置2aを備える。第1実施形態では、上述したように自動画面移動の処理を行うためには、自動画面移動の処理の都度、事前にユーザが手動操作によって表示対象領域を変更する必要があった。これに対して、第2実施形態は、自動画面移動の処理の都度、ユーザの手動操作を必要としない自動画面移動の処理を行う。
サーバ装置1aにおいて第1実施形態のサーバ装置1と同一の構成については同一の符号を付し、以下、異なる構成について説明する。映像ストリーム送出部10aは、演算部13によって生成される表示対象領域を示す位置の情報を含んだ操作情報を受ける。また、映像ストリーム送出部10aは、再生装置2aから送受信部11を介して表示対象領域を示す位置の情報を含んだ操作情報と、検出時刻、移動距離の情報を受信する。また、映像ストリーム送出部10aは、操作情報に含まれる表示対象領域を示す位置の情報と再生装置2aの表示画面のサイズに基づいて、パノラマ映像情報における当該位置とサイズに対応する領域の映像情報をパノラマ映像情報記憶部12から読み出して送信する。ここで、表示対象領域を示す位置とは、例えば、映像情報の中央の画素に対応するパノラマ映像情報の座標であり、この位置を中心として表示画面のサイズにより特定されるパノラマ映像情報の領域を送信する映像情報として切り出して読み出すことができる。また、映像ストリーム送出部10aは、再生装置2aから送受信部11を介して操作情報を受信した場合、当該操作情報とともに受信する移動距離と移動時間の情報をログ記憶部15に書き込む。また、映像ストリーム送出部10aは、再生装置2aから再生終了の要求を受信する。
なお、上述した表示画面のサイズは、本実施形態においても第1実施形態と同じく、表示画面の縦方向の長さがパノラマ映像の縦方向の長さと同じであることから、長さの異なる横方向の長さの値を示すものとして説明するものとする。
また、上記の第2実施形態の構成により、サーバ装置1aが、過去に当該ユーザが送信するパノラマ映像を参照した際に、表示対象領域を移動させた際の移動距離と移動時間の情報を用いて自動画面移動処理において表示対象領域を移動させる際の一定速度を算出する。これにより、長期的なユーザの表示対象領域を移動させる際の移動速度の傾向にしたがった見やすい速度でパノラマ映像の全ての領域を表示していくことができる。
また、上記の第1実施形態では、ユーザが、再生を開始した後、短時間ではあるがインタフェース部21を操作して再生されるパノラマ映像情報の表示対象領域を変更させて移動距離と移動時間の情報をログ記憶部26に記憶させておく必要があった。これに対して、第2実施形態では、ユーザが、過去にパノラマ映像をみて表示対象領域を移動させた際にサーバ装置1aのログ記憶部15に記憶されている情報を用いる。そのため、パノラマ映像を自動画面移動の処理によって再生させる直前に、ユーザが表示対象領域の変更の操作を行う必要がなく、再生の開始とともに自動画面移動の処理を実行することが可能となり、再生ごとにユーザが手動による操作を行う必要がなくなる。
また、上記の第2実施形態の構成では、再生するパノラマ映像情報に対して過去に表示対象領域の移動の操作がされた際の移動距離と移動時間の情報を用いて一定の速度を算出するようにしているが、本発明の実施形態は当該構成に限られない。例えば、サーバ装置1aが複数のパノラマ映像情報を再生装置2aに送信する構成とし、各々のパノラマ映像情報に対してユーザが過去に表示対象領域の変更の操作を行った場合、ログ記憶部15にパノラマ映像情報ごとに移動距離と移動時間の情報を記憶させるようにしておく。そのような構成とした場合、ユーザがあるパノラマ映像情報に対して自動画面移動の処理を要求したときに、当該パノラマ映像情報に対して過去に表示対象領域の移動がされていなくても、内容において類似するパノラマ映像情報の移動距離と移動時間の情報を利用することができる。すなわち、類似するパノラマ映像情報の移動距離と移動時間から一定の速度を算出し、この速度を、自動画面移動の速度とすることで、再生するパノラマ映像情報に適した速度で表示対象領域を移動させることが可能となる。
また、再生するパノラマ映像情報についての移動距離と移動時間の情報の数が少ない場合にも内容において類似するパノラマ映像情報の移動距離と移動時間の情報を用いることによって適した速度を求めることが可能となる。
また、上記の第2実施形態の構成では、ログ記憶部15に記憶されている全ての移動距離と移動時間の情報を用いて平均の速度を算出するようにしているが、本発明の実施形態は、当該構成に限られず、ログ記憶部15に記憶されている情報の数が膨大な場合には、情報の数を限って平均値を算出するようにしてもよい。
また、上記の第2実施形態の構成では、移動時間の項目については、映像ストリーム送出部10aが、受信した検出時刻と前回受信した検出時刻の差を算出し、算出した値を書き込む構成としているが、本発明の実施形態は当該構成に限られない。手動操作部23aによる検出が一定間隔で行われることは、予め定められていることであるため、手動操作が行われる前、例えば、再生装置から再生の際に最初に送信される再生開始の要求の信号において、一定間隔の時間の情報を含めるようにし、これを受信した映像ストリーム送出部10aが、この値を移動時間の全ての項目に書き込むようにしてもよい。
また、上記の第2実施形態の構成では、操作情報が、表示対象領域の変更先となる位置の情報を含むとしているが、本発明の実施形態は当該構成に限られず、操作情報として、現在の表示対象領域の位置と、変更による移動距離の情報を含むようにし、サーバ装置側で、変更後の表示対象領域の位置を算出するようにしてもよい。
また、上記の第1及び第2の実施形態において、パノラマ映像情報と表示画面の縦のサイズを同じ値としているが、本発明の実施形態は当該構成に限られず、パノラマ映像情報と表示画面の横のサイズが同じであり、パノラマ映像情報は、縦に長く、表示対象領域が上下方向に移動するようになっていてもよい。また、この場合、自動画面移動については、左右方向の移動の順序が上下方向の移動の順序に変えられたものとなる。さらに、パノラマ映像情報は、表示画面に対して、横方向にも縦方向に長くてもよく、この場合、表示対象領域は、縦と横方向に移動することになる。また、この場合、自動画面移動については、例えば、左右方向と上下方向の移動を組み合わせることによって実現してもよい。
また、上記の第1及び第2の実施形態において、表示対象領域を示す位置とは、例えば、映像情報の中央の画素に対応するパノラマ映像情報の座標としていたが、本発明の実施形態は当該構成に限られず、予め定めるのであれば映像情報のいずれの画素であってもよく、当該画素の映像情報における位置を考慮して表示画面のサイズにより特定されるパノラマ映像情報の領域を送信する映像情報として切り出すようにしてもよい。
また、上記の第1及び第2実施形態の構成において、手動操作部23及び23aが、検出した時刻を計時部25から取得するタイミングは、検出の開始の時刻としてもよいし、検出の終了の時刻としてもよいし、開始と終了の中間の時刻としてもよい。
また、上記の第1及び第2の実施形態において、自動画面移動の処理において、最初に中央の表示対象領域を中央待機時間の間表示する構成となっているが、本発明の実施形態は当該構成に限られず、一定の位置であれば、中央付近でもよいし、中央以外の表示対象領域を自動画面移動の最初の表示時間で表示するようにしてもよいし、最初に一定時間同じ表示対象領域を表示するのではなく、最初から表示対象領域を移動させるような構成であってもよい。
また、上記の第1及び第2の実施形態において、パノラマ映像情報は、パノラマ映像情報記憶部12に記憶されているものを読み出して送信する構成としていたが、本発明の実施形態は当該構成に限られず、外部から映像ストリームとして受信したものを送信するようにしてもよいし、受信したものを一時的にパノラマ映像情報記憶部12に記憶させ、それを読み出すようにしてもよい。
また、上記の第1実施形態と第2実施形態において、サーバ装置1及びサーバ装置1aが複数のパノラマ映像情報の送信を行う場合には、再生装置から送信する第1実施形態における再生開始の要求、及び第2実施形態における自動画面移動再生開始の要求においてパノラマ映像情報を特定する情報を含めるように構成することで複数のパノラマ映像情報の送信に対応することができる。なお、この場合、さらに第1実施形態の自動画面移動開始の要求、または各操作情報に送信対象のパノラマ映像情報を特定する情報を含めるように構成してもよい。
また、上記の第1実施形態と第2実施形態において、サーバ装置1またはサーバ装置1aは、表示画面のサイズを再生開始の要求により受信しているが、再生開始の要求の送信元の再生装置2または再生装置2aに対応して予め表示画面のサイズを記憶しておいてもよく、固定の表示画面のサイズのサイズを用いてもよい。
また、上記の第1実施形態と第2実施形態の双方を備えるパノラマ映像情報再生システムを構成してもよい。
2、2a 再生装置
10、10a 映像ストリーム送出部
11 送受信部
12 パノラマ映像情報記憶部
13、24 演算部
14、25 時計部
15、26 ログ記憶部
16、27 設定情報記憶部
20 送受信部
21 インタフェース部
22、22a 映像再生部
23、23a 手動操作部
100、200 パノラマ映像情報再生システム
Claims (8)
- 再生が行われる表示画面のサイズに対応する表示対象領域によってパノラマ映像情報から選択される映像情報を送信するサーバ装置と、受信する前記映像情報を前記表示画面に再生する再生装置とによって行われるパノラマ映像情報再生方法であって、
前記サーバ装置または前記再生装置が、前記表示対象領域を移動させるユーザの手動操作によって得られる前記表示対象領域の移動速度に基づいて速度の平均値を算出し、算出した速度の平均値に基づく一定の速度で前記表示対象領域が前記パノラマ映像情報の全ての領域を通過するように前記表示対象領域を移動させ、
前記サーバ装置は、移動する前記表示対象領域によって選択される映像情報を前記再生装置に送信する
ことを特徴とするパノラマ映像情報再生方法。 - 前記サーバ装置または前記再生装置が、
算出した速度の平均値に基づく一定の速度で前記表示対象領域が前記パノラマ映像情報の全ての領域を通過するように前記表示対象領域を移動させる前に、前記表示対象領域が前記パノラマ映像情報の全ての領域を通過するのに要する時間に基づいて定められる時間、前記パノラマ映像情報の予め定められる一定の位置を表示対象領域とする
ことを特徴とする請求項1に記載のパノラマ映像情報再生方法。 - 前記パノラマ映像情報と前記表示対象領域は、長方形の形状であり、前記パノラマ映像情報の一方の辺と前記表示対象領域の一方の辺の長さが等しく、前記パノラマ映像情報の他方の辺の長さは、前記表示対象領域の他方の辺の長さよりも長く、等しい長さの前記表示対象領域の一方の辺と前記パノラマ映像情報の一方の辺とを重ねあわせ、前記パノラマ映像情報の対向する前記一方の辺の間を前記表示対象領域が移動する状態で、前記パノラマ映像情報の全ての領域を通過するように前記表示対象領域を移動させる
ことを特徴とする請求項1または2に記載のパノラマ映像情報再生方法。 - 前記再生装置が、前記速度の平均値を算出する場合、
前記再生装置は、
算出した速度の平均値に基づく一定の速度で前記表示対象領域が前記パノラマ映像情報の全ての領域を通過するように前記表示対象領域を移動させるために、前記パノラマ映像情報の映像領域上での前記表示対象領域の位置を特定する位置情報を含んだ操作情報を、移動させる前記表示対象領域の位置の変化にしたがって生成し、生成した操作情報を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、
前記再生装置から受信する操作情報に基づく前記映像情報を前記再生装置に送信する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のパノラマ映像情報再生方法。 - 前記サーバ装置が、前記速度の平均値を算出する場合、
前記サーバ装置は、
算出した速度の平均値に基づく一定の速度で前記表示対象領域が前記パノラマ映像情報の全ての領域を通過するように前記表示対象領域を移動させるために、前記パノラマ映像情報の映像領域上での前記表示対象領域の位置を特定する位置情報を含んだ操作情報を、移動する前記表示対象領域の変化にしたがって生成し、生成した操作情報に基づく前記映像情報を前記再生装置に送信する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のパノラマ映像情報再生方法。 - 前記再生装置は、
ユーザによる前記パノラマ映像情報の再生の要求を受けてから、前記速度の平均値に基づく一定の速度で前記表示対象領域が前記パノラマ映像情報の全ての領域を通過するように前記表示対象領域を移動させることが開始されるまで、前記サーバ装置が送信する前記パノラマ映像情報を参照しながら前記表示対象領域を移動させるユーザの手動操作を受けつつ、当該手動操作により得られる前記表示対象領域の移動速度を算出する
ことを特徴とする請求項4または5に記載のパノラマ映像情報再生方法。 - 再生が行われる表示画面のサイズに対応する表示対象領域によってパノラマ映像情報から選択される映像情報を送信するサーバ装置と、受信する前記映像情報を前記表示画面に再生する再生装置とを備えたパノラマ映像情報再生システムであって、
前記サーバ装置または前記再生装置は、
前記表示対象領域を移動させるユーザの手動操作によって得られる前記表示対象領域の移動速度に基づいて速度の平均値を算出し、算出した速度の平均値に基づく一定の速度で前記表示対象領域が前記パノラマ映像情報の全ての領域を通過するように前記表示対象領域を移動させる制御パラメータを算出する演算部を有し、
前記サーバ装置は、更に、
前記演算部が生成する制御パラメータに基づいて移動する前記表示対象領域によって選択される映像情報を前記再生装置に送信する映像ストリーム送出部を有する
ことを特徴とするパノラマ映像情報再生システム。 - 再生が行われる表示画面のサイズに対応する表示対象領域によってパノラマ映像情報から選択される映像情報を送信するサーバ装置に用いられるコンピュータと、受信する前記映像情報を前記表示画面に再生する再生装置に用いられるコンピュータとで実行されるプログラムであって、
前記サーバ装置または前記再生装置に用いられるコンピュータに、前記表示対象領域を移動させるユーザの手動操作によって得られる前記表示対象領域の移動速度に基づいて速度の平均値を算出する手順、
算出した速度の平均値に基づく一定の速度で前記表示対象領域が前記パノラマ映像情報の全ての領域を通過するように前記表示対象領域を移動させる手順
を実行させ、
前記サーバ装置に用いられるコンピュータに、
移動する前記表示対象領域によって選択される映像情報を前記再生装置に送信する手順、
を実行させるためのプログラム。
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