JP2014149663A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性を向上した電子機器を提供する。
【解決手段】実施形態の電子機器は、第1ユニットと、前記第1ユニットに対して移動できる第2ユニットと、前記第2ユニットに固定された軸部と、前記第2ユニットに固定された第1係合部と、前記第1ユニットに固定されるとともに、前記軸部に沿って移動可能な移動部と、前記移動部の近傍で移動可能に設けられ、前記第1係合部と係合した際に前記移動部の移動を規制する第2係合部と、前記移動部に設けられた第1磁石部と、前記第2係合部に設けられ、前記第1磁石部に対して反発する第2磁石部と、前記第1磁石部と前記第2磁石部との間に挿抜可能に構成され、前記第1磁石部と前記第2磁石部との間に挿入された場合に、前記第2係合部を誘引することで前記第1係合部との係合を解除する金属材と、を備える。
【選択図】図8

Description

本発明の実施形態は、複数のユニットからなる電子機器に関する。
例えば、ノートブック型のパーソナルコンピュータが広く普及している。このようなノートブック型のパーソナルコンピュータは、利便性を考慮して、ディスプレイの位置を変更可能なもの、より軽量なものが望まれている。
特開2007−267238号公報
本発明が解決しようとする課題は、利便性を向上した電子機器を提供することである。
実施形態の電子機器は、第1ユニットと、前記第1ユニットに対して移動できる第2ユニットと、前記第2ユニットに固定された軸部と、前記第2ユニットに固定された第1係合部と、前記第1ユニットに固定されるとともに、前記軸部に沿って移動可能な移動部と、前記移動部の近傍で移動可能に設けられ、前記第1係合部と係合した際に前記移動部の移動を規制する第2係合部と、前記移動部に設けられた第1磁石部と、前記第2係合部に設けられ、前記第1磁石部に対して反発する第2磁石部と、前記第1磁石部と前記第2磁石部との間に挿抜可能に構成され、前記第1磁石部と前記第2磁石部との間に挿入された場合に、前記第2係合部を誘引することで前記第1係合部との係合を解除する金属材と、を備える。
第1の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータを示した斜視図。 図1に示すポータブルコンピュータのヒンジユニット(右側)の全体構造を示した斜視図。 図1に示すポータブルコンピュータの表示ユニットのバックカバーを取り外した状態で後側から示した後面図。 図1に示すポータブルコンピュータのヒンジユニットの周りを拡大して示した斜視図。 図1に示す状態にポータブルコンピュータあるときのヒンジユニットの状態を示した斜視図。 図5に示すヒンジユニットの第1固定部、移動部、およびラッチを拡大して示した斜視図。 図6に示すヒンジユニットの移動部およびラッチを、図6とは違う角度から拡大して示した斜視図。 図4に示すF8−F8線に沿った断面図であり、ヒンジユニットの第1固定部、凹部、移動部、および凹部に係合したラッチを模式的に示した断面図。 図8に示すヒンジユニットの第1固定部、凹部、移動部、挿入部材、および凹部から外れて挿入部材に吸着したラッチを模式的に示した断面図。 図1に示すポータブルコンピュータの表示ユニットが後方に倒れて本体ユニットに沿った位置にある状態を示す斜視図。 ポータブルコンピュータが図10に示す状態にあるときに、ヒンジユニットの第1固定部、凹部、移動部、挿入部材、および凹部から外れて挿入部材に吸着したラッチを示した斜視図。 図11に示すヒンジユニットを本体ユニットのある方向から示した斜視図。 図1に示すポータブルコンピュータの表示ユニットが本体ユニットに重なった位置にある状態(タブレット形態)を示す斜視図。 図10に示す状態にあるポータブルコンピュータが図1に示す状態になった際に、孔部から挿入部材が脱落した状態を示した斜視図。 第2の実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータのヒンジユニットの第1固定部、凹部、移動部、凹部に係合したラッチ、および挿入部材を示した斜視図。 図15に示すF16−F16線に沿った断面図であり、ヒンジユニットの第1固定部、凹部、移動部、凹部に係合したラッチ、および挿入部材を示した断面図。 図17に示すヒンジユニットの第1固定部、凹部、移動部、挿入部材、および凹部から外れて挿入部材に吸着したラッチを模式的に示した平面図。
以下に、図1から図14を参照して、電子機器の第1の実施形態について説明する。図1に示すように、本明細書において、手前側(即ちユーザ側)を前方向F、ユーザから見て奥側を後方向B、ユーザから見て左側を左方向L、ユーザから見て右側を右方向R、ユーザから見て上方を上方向U、ユーザから見て下方を下方向Dと定義する。
図1から図4に示すように、電子機器の一例であるポータブルコンピュータ11は、第1ユニットの一例である本体ユニット12と、第2ユニットの一例である表示ユニット13と、本体ユニット12と表示ユニット13との間に介在されるとともに、本体ユニット12と表示ユニット13とを連結したヒンジユニット14と、を備えている。
表示ユニット13は、表示パネル15と、表示パネル15の周囲を取り囲む合成樹脂製の表示キャビネット16と、を有している。表示キャビネット16は、フロントカバー17(マスク)およびバックカバー18を含んでいる。表示パネル15の一例として、本実施形態では、液晶ディスプレイが用いられている。表示パネル15は、液晶ディスプレイパネルに限定されるものではなく、例えば、例えばプラズマディスプレイパネル、有機EL、プラスチックディスプレイパネル、シートディスプレイパネル等、他の種類のディスプレイパネルであってもよい。表示キャビネット16は、本体キャビネット21と同様に金属材料で形成されていてもよい。
図1から図4に示すように、本体ユニット12は、例えば、金属材料によって箱状に形成される本体キャビネット21と、本体キャビネット21に外側から取り付けられたキーボード22と、本体キャビネット21の上面でキーボード22よりも前側に設けられるタッチパッド23と、を備えている。本体ユニット12は、さらに、本体キャビネット21の内部に第1プリント回路板24(主基板)を備えている。筐体25は、表示キャビネット16と本体キャビネット21とで構成されている。
本体キャビネット21は、例えばマグネシウム合金等の金属材料によって形成されているが、本体キャビネット21の材質はこれに限定されない。本体キャビネット21の材質は、例えば合成樹脂でもよいし、アルミニウム合金等の他の金属材料でもよい。
図2から図4に示すように、ヒンジユニット14は、本体ユニット12に対して表示ユニット13を回転可能に支持している。ヒンジユニット14は、表示ユニット13の表示パネル15がキーボード22に対向するように表示ユニット13が本体ユニット12に重なった閉状態と、表示ユニット13が本体ユニット12に対して起立した開状態との間で、表示ユニット13を回転させることができる。ヒンジユニット14は、図13に示すように、表示パネル15の後面側がキーボード22に対向した(表示パネル15が外側を向いた状態)、いわゆるタブレット形態に表示ユニット13を移動させることもできる。
本実施形態のヒンジユニット14は、一部が可動して表示ユニット13をスライド移動できるスライド式ヒンジである。そして、ヒンジユニット14は、金属製或いは合成樹脂製の複数の構成要素を組み合わせて構成されている。
図2から図4に示すように、ヒンジユニット14は、金属製(例えば、ステンレス、鉄等)の軸部26と、軸部26の一方の端部(下側の端部)を表示ユニット13に固定した金属製の第1固定部27と、軸部26の他方の端部(上側の端部)を表示ユニット13に固定した金属製の第2固定部28と、軸部26に対して取り付けられるとともに、軸部26に沿って移動可能な金属製の移動部31と、ねじ等の固定部材によって本体ユニット12に固定された金属製の第1部分32と、ねじ等の固定部材によって移動部に固定された金属製の第2部分33と、を有している。第1部分32には、挿入部材44を取り付けるための取付軸部49が設けられている。第2部分33は、第1部分32と連結されており、第1部分32に対して回転可能に設けられている。第1部分32と第2部分33との間には、複数の皿バネ等で構成された抵抗付与部50が介在されている。抵抗付与部50の抵抗力によって表示ユニット13は所望の角度で保持される。
第1固定部27の軸部26と対向する面には、円形の凹部34が設けられている。凹部34は、表示ユニット13(第2ユニット)に固定された第1係合部の一例であり、凹部34には、後述するラッチ35のラッチ本体36が挿入されて、凹部34に対してラッチ35が係合されることができる。
図4に示すように、移動部31は、第1部分32および第2部分33を介して本体ユニット12側に固定されている。
図2、図5から図7に示すように、さらに、ヒンジユニット14は、移動部31の内部に設けられた例えば樹脂製(ポリアセタール樹脂(POM)等)のベアリング37と、移動部31に設けられた窪み部38(第2の凹部)と、窪み部38の周囲に位置するように第1固定部27に設けられた一対の縁部41と、窪み部38内で移動部に対して移動可能(軸部26に対して近づいたり軸部26から遠ざかったりする方向に進退可能、或いは移動部31の近傍で移動可能)に設けられるラッチ35と、両縁部41にまたがって設けられ、ラッチ35を移動可能な状態で窪み部38内に保持したラッチホルダー42と、第2部分33および移動部31を貫通するように設けられた孔部43と、第1部分32の取付軸部49に対して回転できるように設けられ、孔部43内に挿入可能な挿入部材44と、を有している。ラッチ35と窪み部38の底部との間には、挿入部材44が差し込まれる隙間45が設けられている。
移動部31は、軸部26と対向する位置に、第1磁石部46を有している。図8に示すように、第1磁石部46は、例えばN極がラッチ側を向き、S極がラッチとは反対側(軸部側)を向くように設けられている。
ラッチ35は、凹部34(第1係合部)と係合した際に移動部31の移動を規制できる第2係合部の一例である。ラッチ35は、例えば、ポリアセタール樹脂(POM)等の合成樹脂材料によって一体に成形されている。ラッチ35は、円柱形をなしたラッチ本体36と、ラッチ本体36の基部側に設けられてラッチ本体36がラッチホルダー42から脱落することを防止した板状部47と、板状部47の移動部31に対向する位置に設けられた第2磁石部48と、を備えている。なお、ラッチホルダー42には、ラッチ本体36を通すための貫通孔42Aが設けられている(図7参照)。
図8に示すように、第2磁石部48は、例えばN極が移動部31側を向き、S極が移動部31とは反対側(第1固定部27側、ラッチ本体36側)を向くように設けられている。このため、第2磁石部48は、第1磁石部46に対して反発する向きで設置されている。なお、第1磁石部46および第2磁石部48の向きは一例であり、第1磁石部46に対して第2磁石部48が反発するような向きであれば逆向きでもよい(例えば、S極同士が向かい合う)。
図4、図5に示すように、挿入部材44は、金属材の一例であり、例えば強磁性体(磁石にくっつく、高透磁率)の金属(例えば、鉄、炭素鋼等)で構成されている。挿入部材44は、取付軸部49に回転可能に取り付けられている。挿入部材44は、取付軸部49の先端付近から棒状に延びた支持部51と、支持部51の先端から支持部51と交差する方向に突出した爪部52と、を含んでいる。爪部52の先端部は、全体として丸みを帯びており、孔部43に対して円滑に抜き差しすることができる。
後述するように、表示ユニット13が図1に示す第1位置P1から図10に示す第2位置P2の間に移動することで、挿入部材44は、第1磁石部46と第2磁石部48との間に位置されたり、第1磁石部46と第2磁石部48との間から外れたりすることができる。
図4に示すように、挿入部材44は、取付軸部49を中心に回転することで、本体ユニット12から突出した位置と、本体ユニット12内に収納された位置と、の間で移動することができる。
続いて、図1、図5から図14を参照して、本実施形態のポータブルコンピュータ11の動作について説明する。
表示ユニット13が図1に示す状態(第1位置P1)にあるとき、ヒンジユニット14は図5に示す状態にある。この状態では、ラッチ35は、図6、図7に示す状態にあり、ラッチ35のラッチ本体36は、第1固定部27の凹部34(第1係合部)に係合している(差し込まれている)。この状態では、軸部26に対して移動部31が移動することはない。
そして、ユーザの手によって表示ユニット13を図1に示す状態から図10に示す状態(第2位置)にすると、挿入部材44が孔部43に挿入されて、図11および図12に示す状態となる。この状態(第2位置P2)では、第1磁石部46と第2磁石部48との間に挿入部材44が配置される。
第1磁石部46と第2磁石部48との間に挿入部材44が配置されると、図8に示す凹部34に対してラッチ35が係合した状態から、図9に示す凹部34からラッチ35の係合が解除された状態となる。すなわち、図8に示す状態では、第1磁石部46と第2磁石部48との間で反発するような磁界が発生している。しかしながら、高透磁率材料である挿入部材44が挿入されることで、第1磁石部46の磁界が挿入部材44内に吸収されて磁気シールドがなされる。これによって、第1磁石部46と第2磁石部48との間で反発力が作用しなくなるか或いは当該反発力が弱められ、第2磁石部48の吸引力によってラッチ35が挿入部材44に吸着(誘引)される。
凹部34に対するラッチ35の係合が解除されると、移動部31および表示ユニット13は、軸部26に沿って移動できるようになる。この状態で、表示ユニット13は、図10に示す状態から図13に示す状態にスライド移動される。このようにしてポータブルコンピュータ11は、タブレット形態になることができる。
一方、逆にタブレット形態から表示ユニット13が起立した状態に戻す場合には、ユーザの手によって表示ユニット13を図10に示す位置まで移動させる。そして、ユーザの手によって表示ユニット13を図1に示す位置まで起立させる。このとき、図14に示すように、挿入部材44は、孔部43から脱落し(外れて)、自重で図5に示す位置まで落下する。これによって、第1磁石部46と第2磁石部48との間の反発力が復活して、図8に示すように、ラッチ35が凹部34に係合した状態となる。この係合によって、軸部26に沿った移動部31の移動が規制され、表示ユニット13が起立した状態で移動部31および表示ユニット13が動いてしまうことがないようになっている。
第1実施形態によれば、ポータブルコンピュータ11は、第1ユニットと、前記第1ユニットに対して移動できる第2ユニットと、前記第2ユニットに固定された軸部26と、前記第2ユニットに固定された第1係合部と、前記第1ユニットに固定されるとともに、軸部26に沿って移動可能な移動部31と、移動部31の近傍で移動可能に設けられ、前記第1係合部と係合した際に移動部31の移動を規制する第2係合部と、移動部31に設けられた第1磁石部46と、前記第2係合部に設けられ、第1磁石部46に対して反発する第2磁石部48と、第1磁石部46と第2磁石部48との間に挿抜可能に構成され、第1磁石部46と第2磁石部48との間に位置された場合に、第2係合部を誘引することで前記第1係合部との係合を解除する金属材と、を備える。
この構成によれば、2個の磁石部を用いた簡単な構造によって、移動部31の移動を規制する構造を実現できる。すなわち、第2係合部が第1係合部に係合した際には、移動部31および第2ユニットの移動(第1ユニットに対する第2ユニットの相対移動)が規制される。一方、金属材が第1磁石部46と第2磁石部48との間に位置された場合には、第1磁石部46側の磁界を金属材で低減させ、さらに第2磁石部48の吸引力で金属材に第2係合部を誘引させる。これによって、第1係合部に対する第2係合部の係合を解除して、第2ユニットの移動を可能にすることができる。以上のように、ユーザ側で必要なときに第2ユニットを移動させることができ、意図しないときに移動部31および第2ユニットが移動してしまう不具合を防止できる。
前記金属材は、前記第1ユニットから突出した位置と、前記第1ユニット内に収納された位置と、の間で移動可能である。この構成によれば、金属材のような構造を設けたことに起因して、当該金属材に指や布、衣類等が引っ掛かる場合でも、金属材が第1ユニット内に収納されるように移動できる。このため、このような不具合を防止できる。
前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対して起立した第1位置P1と、前記第1ユニットと沿った第2位置P2との間で、移動可能であり、前記第2ユニットが第2位置P2にある際に、前記金属材は、第1磁石部46と第2磁石部48との間に位置される。
この構成によれば、第2ユニットが第2位置P2にある際に第2ユニットを相対移動させることができる。これによって、第1ユニットに第2ユニットが重なった形態をとることができる。
続いて、図15から図17を参照して、電子機器の第2実施形態について説明する。第2実施形態の電子機器の一例であるポータブルコンピュータ11は、第1固定部27側にラッチ35およびラッチホルダー42が固定され、移動部31側に凹部34が設けられる点で第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1実施形態と共通している。このため、主として第1実施形態と異なる部分について説明し、共通する部分については図示或いは説明を省略する。
図15、図16に示すように、ヒンジユニット14は、金属製の軸部26と、軸部26の一方の端部(下側の端部)を表示ユニット13に固定した金属製の第1固定部27と、軸部26の他方の端部(上側の端部)を表示ユニット13に固定した金属製の第2固定部28(図3参照)と、軸部26に対して取り付けられるとともに、軸部26に沿って移動可能な金属製の移動部31と、ねじ等の固定部材によって本体ユニット12に固定された金属製の第1部分32(図4参照)と、ねじ等の固定部材によって移動部31に固定された金属製の第2部分33(図4参照)と、を有している。
移動部31の第1固定部27と対向する面には、凹部34が設けられている。凹部34は、第1係合部の一例であり、凹部34には、後述するラッチ35のラッチ本体36が挿入されて、凹部34に対してラッチ35を係合させることができる。
ヒンジユニット14は、第1固定部27に設けられた窪み部38(第2の凹部)と、窪み部38の周囲に位置するように第1固定部27に設けられた一対の縁部41と、軸部26と平行に延びるとともに、窪み部38と連続するように設けられた溝部61と、窪み部38内で第1固定部27に対して移動可能(軸部26に対して近づいたり、軸部26から遠ざかったりする方向に進退可能)に設けられるラッチ35と、両縁部41にまたがって設けられ、ラッチ35を移動可能な状態で窪み部38内に保持したラッチホルダー42と、第2部分33および第1固定部27を貫通するように設けられた孔部43と、第1部分32に対して回転できるように設けられ、孔部43内に挿入可能な挿入部材44と、を備えている。
溝部61は、第1固定部27の本体ユニット12と対向する面から窪むように設けられている。ラッチ35と窪み部38の底部との間には、挿入部材44が差し込まれる隙間45が設けられている。
第1固定部27は、軸部26と対向する位置に、第1磁石部46を有している。図16に示すように、第1磁石部46は、例えばN極がラッチ側を向き、S極がラッチ35とは反対側を向くように設けられている。
ラッチ35は、第2係合部の一例である。ラッチ35は、例えば、ポリアセタール樹脂(POM)等の合成樹脂材料によって一体に成形されている。ラッチ35は、円柱形をなしたラッチ本体36と、ラッチ本体36の基部側に設けられてラッチ本体36がラッチホルダー42から脱落することを防止した板状部47と、板状部47の第1固定部27に対向する位置に設けられた第2磁石部48と、を備えている。
図16に示すように、第2磁石部48は、例えばN極が第1固定部27側を向き、S極が第1固定部27とは反対側(移動部31側、ラッチ本体36側)を向くように設けられている。挿入部材44の構造は、第1実施形態と同様である。
続いて、図1、図5、図10、図13から図17を参照して、本実施形態のポータブルコンピュータ11の動作について説明する。
表示ユニット13が図1に示す状態にあるとき、ヒンジユニット14は図16に示す状態にある。この状態では、ラッチ35のラッチ本体36は、移動部31の第1係合部に係合している(差し込まれている)。この状態では、軸部26に対して移動部31が移動することはない。
そして、ユーザの手によって表示ユニット13を図1に示す状態から図10に示す状態にすると、挿入部材44が孔部43に挿入されて、図17に示される状態となる。この状態では、第1磁石部46と第2磁石部48との間に挿入部材44が配置される。
第1磁石部46と第2磁石部48との間に挿入部材44が配置されると、図16に示された凹部34に対してラッチ35が係合した状態から、図17に示すように凹部34からラッチ35の係合が解除された状態となる。ラッチ35の動作原理は、第1実施形態と同様である。
凹部34に対するラッチ35の係合が解除されると、移動部31および表示ユニット13は、軸部26に沿って移動できるようになる。このとき、挿入部材44は、図15に示すように、溝部61を通って凹部34の内外を移動できるため、挿入部材44が第1固定部27に引っ掛かってしまうことはない。この状態で、表示ユニット13は、ユーザの手によって図10に示す状態から図13に示す状態にスライド移動される。これによって、ポータブルコンピュータ11は、タブレット形態になることができる。
一方、逆にタブレット形態から表示ユニット13が起立した状態に戻す場合には、ユーザの手によって表示ユニット13を図10に示す位置まで移動させる。そして、ユーザの手によって表示ユニット13を図1に示す位置まで起立させる。このとき、図14に示すように、挿入部材44は、孔部43から脱落し、自重で図5に示す位置まで落下する。これによって、第1磁石部46と第2磁石部48との間の反発力が復活して、ラッチ35が凹部34に係合した状態となる。このようにして軸部26に沿った移動部31の移動が規制され、表示ユニット13が起立した状態で移動部31および表示ユニット13が動いてしまうことがないようになっている。
第2実施形態によれば、ポータブルコンピュータ11は、第1ユニットと、前記第1ユニットに対して移動できる第2ユニットと、前記第2ユニットに固定された軸部26と、軸部26の一方の端部を前記第2ユニットに固定した固定部と、前記第1ユニットに固定され、軸部26に沿って移動可能であるとともに、第1係合部が設けられた移動部31と、前記固定部の近傍で移動可能に設けられ、前記第1係合部と係合した際に移動部31の移動を規制する第2係合部と、前記固定部に設けられた第1磁石部46と、前記第2係合部に設けられ、前記第1磁石部に対して反発する第2磁石部48と、第1磁石部46と第2磁石部48との間に挿入された場合に、前記第2係合部を誘引することで前記第1係合部との係合を解除する金属材と、を備える。
この構成によれば、2個の磁石部を用いた簡単な構造によって、移動部31の移動を規制する構造を実現できる。よって、ユーザ側で必要なときに第2ユニットを移動させることができ、意図しないときに移動部31および第2ユニットが移動してしまう不具合を防止できる。
さらに、電子機器は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。さらに、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
11…ポータブルコンピュータ、12…本体ユニット、13…表示ユニット、14…ヒンジユニット、26…軸部、27…第1固定部、31…移動部、34…凹部、35…ラッチ、44…挿入部材、45…隙間、46…第1磁石部、48…第2磁石部、P1…第1位置、P2…第2位置

Claims (7)

  1. 第1ユニットと、
    前記第1ユニットに対して移動できる第2ユニットと、
    前記第2ユニットに固定された軸部と、
    前記第2ユニットに固定された第1係合部と、
    前記第1ユニットに固定されるとともに、前記軸部に沿って移動可能な移動部と、
    前記移動部の近傍で移動可能に設けられ、前記第1係合部と係合した際に前記移動部の移動を規制する第2係合部と、
    前記移動部に設けられた第1磁石部と、
    前記第2係合部に設けられ、前記第1磁石部に対して反発する第2磁石部と、
    前記第1磁石部と前記第2磁石部との間に挿抜可能に構成され、前記第1磁石部と前記第2磁石部との間に挿入された場合に、前記第2係合部を誘引することで前記第1係合部との係合を解除する金属材と、
    を備える電子機器。
  2. 前記金属材は、前記第1ユニットから突出した位置と、前記第1ユニット内に収納された位置と、の間で移動可能である請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対して起立した第1位置と、前記第1ユニットと沿った第2位置との間で、移動可能であり、
    前記第2ユニットが前記第2位置にある際に、前記金属材は、前記第1磁石部と前記第2磁石部との間に位置される請求項2に記載の電子機器。
  4. 第1ユニットと、
    前記第1ユニットに対して移動できる第2ユニットと、
    前記第2ユニットに固定された軸部と、
    前記軸部の一方の端部を前記第2ユニットに固定した固定部と、
    前記第1ユニットに固定され、前記軸部に沿って移動可能であるとともに、第1係合部が設けられた移動部と、
    前記固定部の近傍で移動可能に設けられ、前記第1係合部と係合した際に前記移動部の移動を規制する第2係合部と、
    前記固定部に設けられた第1磁石部と、
    前記第2係合部に設けられ、前記第1磁石部に対して反発する第2磁石部と、
    前記第1磁石部と前記第2磁石部との間に挿抜可能に構成され、前記第1磁石部と前記第2磁石部との間に挿入された場合に、前記第2係合部を誘引することで前記第1係合部との係合を解除する金属材と、
    を備える電子機器。
  5. 前記金属材は、前記第1ユニットから突出した位置と、前記第1ユニット内に収納された位置と、の間で移動可能である請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記第2ユニットは、前記第1ユニットに対して起立した第1位置と、前記第1ユニットと沿った第2位置との間で、移動可能であり、
    前記第2ユニットが前記第2位置にある際に、前記金属材は、前記第1磁石部と前記第2磁石部との間に位置される請求項5に記載の電子機器。
  7. 第1ユニットと、
    前記第1ユニットに対して移動できる第2ユニットと、
    前記第2ユニットに固定された軸部と、
    前記第2ユニットに固定されるとともに第1係合部が設けられた固定部と、
    前記第1ユニットに固定されるとともに、前記軸部に沿って移動可能な移動部と、
    前記移動部の近傍で進退可能に設けられ、前記第1係合部と係合した際に前記移動部の移動を規制する第2係合部と、
    前記移動部に設けられた第1磁石部と、
    前記第2係合部に設けられ、前記第1磁石部に対して反発するように設けられた第2磁石部と、
    前記第1磁石部と前記第2磁石部との間に位置されたり、前記第1磁石部と前記第2磁石部との間から外れたり可能で、前記第1磁石部と前記第2磁石部との間に位置された際に、前記第2磁石部の磁力によって前記第2係合部を吸着させて、前記第1係合部に対する前記第2係合部の係合を解除する金属材と、
    を備える電子機器。
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