JP2014149128A - 温度式膨張弁 - Google Patents
温度式膨張弁 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014149128A JP2014149128A JP2013018492A JP2013018492A JP2014149128A JP 2014149128 A JP2014149128 A JP 2014149128A JP 2013018492 A JP2013018492 A JP 2013018492A JP 2013018492 A JP2013018492 A JP 2013018492A JP 2014149128 A JP2014149128 A JP 2014149128A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- vibration
- refrigerant
- evaporator
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 42
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 12
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 10
- 238000003825 pressing Methods 0.000 abstract description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 abstract description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 abstract description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 7
- 238000009413 insulation Methods 0.000 abstract 6
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 15
- 239000000463 material Substances 0.000 description 14
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Abstract
【解決手段】温度式膨張弁は、弁本体内に弁室を有し、弁室内に配置される弁体を備える。弁体を操作する作動棒60は弁本体の貫通穴70に挿入され、パワーエレメントにより駆動される。防振部材挿入穴72には防振部材100が挿入される。防振部材100は3本の防振ばねを有して、作動棒をばね力で支持するが、防振ばねは作動棒60を貫通穴70の一方の内側に押し付ける機能を有し、摺動摩擦抵抗を発生させて防振効果を向上する。
【選択図】図1
Description
そして、弁本体の戻り通路の上部に装備される弁体の駆動装置であるパワーエレメントにより操作される作動棒が蒸発器へ向かう冷媒の通路と戻り通路を貫通して弁室内の弁体に当接して弁の開度を制御する。
また、特許文献3は、パワーエレメントのダイアフラムの支持部材を特殊な形状として作動棒に横方向に推力を与えて防振を図るものを開示している。
本発明の目的は、防振部材に作動棒を貫通穴の内壁に押しつける機能を付与することによって、コイルバネ等の余分な部材を装備することなく作動棒の振動防止を図る温度式膨張弁を提供するものである。
コンプレッサ1で加圧された冷媒は、コンデンサ2で液化され、膨張弁3に送られる。
膨張弁3で断熱膨張した冷媒はエバポレータ4に送り出され、エバポレータ4で熱交換される。エバポレータ4から戻る冷媒は膨張弁3を通ってコンプレッサ1側へ戻される。
弁室22内には弁部材40が弁座24に対向して配置され、弁部材40はサポート42に支持され、サポート42はスプリング44を介して弁室22を封止するプラグ46で支持される。弁部材40と弁座24の間で流量を制御された冷媒は、弁孔26、低圧出口側通路28を通ってエバポレータ4へ送り出される。
路30の冷媒が開口部32を介して作用する。
防振部材100は、細長い弾性金属板である素材板110にプレス加工や折り曲げ加工、湾曲加工を施して製造される部材である。
第1の防振ばね120は切込部122により形成され、凸状当接部124がプレス加工により設けられる。第2の防振ばね130も切込部132により形成され、凸状当接部134が設けられる。第3の防振ばね140も切込部142により形成され、凸状当接部144が設けられる。
作動棒60は、防振部材100の第1の防振ばね120、第2の防振ばね130、第3の防振ばね140内に挿入されて、パワーエレメント50の作用により上下に摺動する。作動棒60は、第1の防振ばね120、第2の防振ばね130、第3の防振ばね140のばね力により支持されているので防振は抑制される。
防振部材200は、細長い弾性金属板である素材板210にプレス加工や折り曲げ加工、湾曲加工を施して製造される部材である。
第1の防振ばね220は切込部222により形成され、凸状当接部224がプレス加工により設けられる。第2の防振ばね230も切込部232により形成され、凸状当接部234が設けられる。第3の防振ばね240も切込部242により形成され、凸状当接部244が設けられる。
作動棒60は、防振部材200の第1の防振ばね220、第2の防振ばね230、第3の防振ばね240内に挿入されて、パワーエレメント50の作用により上下に摺動する。作動棒60は、第1の防振ばね220、第2の防振ばね230、第3の防振ばね240のばね力により支持されているので防振は抑制される。
防振部材300は、細長い弾性金属板である素材板310にプレス加工や折り曲げ加工、湾曲加工を施して製造される部材である。
第1の防振ばね320は切込部322により形成され、凸状当接部324がプレス加工により設けられる。第2の防振ばね330も切込部332により形成され、凸状当接部334が設けられる。第3の防振ばね340も切込部342により形成され、凸状当接部344が設けられる。
3本の防振ばね320、330、340は、円周を3等分した位置以外の位置に配置されているので、3本の防振ばねのばね力の中心は、作動棒60の中心に一致せずに、作動棒60に軸線に直交する方向の力F1を与える。
2 コンデンサ
3 温度式膨張弁
4 エバポレータ
10 弁本体
20 高圧冷媒入口側通路
22 弁室
24 弁座
26 弁孔
28 低圧出口側通路
30 戻り冷媒側通路
32 開口部
40 弁部材
42 サポート
44 スプリング
46 プラグ
50 パワーエレメント
52 作動ガス室
54 ダイアフラム
56 支持部材
60 作動棒
70 貫通穴
72 防振部材挿入穴
100、200、300 防振部材
110、210、310 素材板
112、212、312 舌片
114、214、314 舌片受け部
116、216、316 凸部
120、220、320 第1の防振ばね
122、222、322 切込部
124、224、324 凸状当接部
130、230、330 第2の防振ばね
132、232、332 切込部
134、234、334 凸状当接部
140、240、340 第3の防振ばね
142、242、342 切込部
144、244、344 凸状当接部
Claims (4)
- エバポレータから戻ってくる冷媒の温度及び圧力に感応して冷媒の絞り・膨張を行う弁部材の弁リフトを制御するパワーエレメントを弁本体に備える温度式膨張弁であって、
前記弁本体は、コンプレッサ及びコンデンサを経て供給される高圧冷媒用の高圧入口側流路と、該高圧入口側流路に連通する弁室と、該弁室に連通するとともに弁座を有する弁孔と、該弁孔で膨張した冷媒をエバポレータに向けて導出する低圧出口側流路と、前記エバポレータから戻ってくる冷媒を通過させる戻り冷媒通路とを備え、
前記弁座に対向して前記弁室内に配置される前記弁部材を開閉させるべく前記パワーエレメントの作動に追従して進退する作動棒と、該作動棒の外周に嵌装されて該作動棒の振動を防止する防振部材とが備わっており、
該防振部材は、細長い板状の弾性素材を環状に弾性変形させた環状部と、弾性素材の一部に切り込みを入れて内側に折り曲げて形成する3本の防振ばねを有し、
各防振ばねは、円周を3等分する位置に配置されるとともに、そのうちの1本の防振ばねのばね力は、他よりも大に設定してあることを特徴とする温度式膨張弁。 - 1本の防振ばねは、他より大きな幅寸法を有することを特徴とする請求項1記載の温度式膨張弁。
- エバポレータから戻ってくる冷媒の温度及び圧力に感応して冷媒の絞り・膨張を行う弁部材の弁リフトを制御するパワーエレメントを弁本体に備える温度式膨張弁であって、
前記弁本体は、コンプレッサ及びコンデンサを経て供給される高圧冷媒用の高圧入口側流路と、該高圧入口側流路に連通する弁室と、該弁室に連通するとともに弁座を有する弁孔と、該弁孔で膨張した冷媒をエバポレータに向けて導出する低圧出口側流路と、前記エバポレータから戻ってくる冷媒を通過させる戻り冷媒通路とを備え、
前記弁座に対向して前記弁室内に配置される前記弁部材を開閉させるべく前記パワーエレメントの作動に追従して進退する作動棒と、該作動棒の外周に嵌装されて該作動棒の振動を防止する防振部材とが備わっており、
該防振部材は、細長い板状の弾性素材を環状に弾性変形させた環状部と、弾性素材の一部に切り込みを入れて内側に折り曲げて形成する3本の防振ばねを有し、
各防振ばねは、円周を3等分する位置に配置されるとともに、そのうちの1本の防振ばねは、他より小さな長さ寸法を有することを特徴とする温度式膨張弁。 - エバポレータから戻ってくる冷媒の温度及び圧力に感応して冷媒の絞り・膨張を行う弁部材の弁リフトを制御するパワーエレメントを弁本体に備える温度式膨張弁であって、
前記弁本体は、コンプレッサ及びコンデンサを経て供給される高圧冷媒用の高圧入口側流路と、該高圧入口側流路に連通する弁室と、該弁室に連通するとともに弁座を有する弁孔と、該弁孔で膨張した冷媒をエバポレータに向けて導出する低圧出口側流路と、前記エバポレータから戻ってくる冷媒を通過させる戻り冷媒通路とを備え、
前記弁座に対向して前記弁室内に配置される前記弁部材を開閉させるべく前記パワーエレメントの作動に追従して進退する作動棒と、該作動棒の外周に嵌装されて該作動棒の振動を防止する防振部材とが備わっており、
該防振部材は、細長い板状の弾性素材を環状に弾性変形させた環状部と、弾性素材の一部に切り込みを入れて内側に折り曲げて形成する3本の防振ばねを有し、
当該防振ばねは、円周を3等分する位置以外の位置に配置されることを特徴とする温度式膨張弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013018492A JP6053543B2 (ja) | 2013-02-01 | 2013-02-01 | 温度式膨張弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013018492A JP6053543B2 (ja) | 2013-02-01 | 2013-02-01 | 温度式膨張弁 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014149128A true JP2014149128A (ja) | 2014-08-21 |
JP2014149128A5 JP2014149128A5 (ja) | 2015-12-24 |
JP6053543B2 JP6053543B2 (ja) | 2016-12-27 |
Family
ID=51572240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013018492A Active JP6053543B2 (ja) | 2013-02-01 | 2013-02-01 | 温度式膨張弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6053543B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105485980A (zh) * | 2014-10-01 | 2016-04-13 | 株式会社Tgk | 控制阀 |
EP3421907A1 (en) * | 2017-06-29 | 2019-01-02 | Fujikoki Corporation | Expansion valve |
WO2019012810A1 (ja) * | 2017-07-12 | 2019-01-17 | 株式会社不二工機 | 膨張弁 |
WO2019039030A1 (ja) * | 2017-08-23 | 2019-02-28 | 株式会社不二工機 | 膨張弁 |
JP2019074236A (ja) * | 2017-10-13 | 2019-05-16 | 株式会社不二工機 | 膨張弁 |
WO2019105336A1 (zh) * | 2017-11-30 | 2019-06-06 | 浙江三花汽车零部件有限公司 | 一种膨胀阀 |
EP4080139A1 (en) | 2021-04-21 | 2022-10-26 | Fujikoki Corporation | Expansion valve |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08145505A (ja) * | 1994-11-25 | 1996-06-07 | Tgk Co Ltd | 膨張弁 |
JP2001241812A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Denso Corp | 膨張弁 |
JP2003065634A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-05 | Denso Corp | 膨張弁 |
JP2004293779A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-10-21 | Fuji Koki Corp | 膨張弁 |
JP2013242129A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-12-05 | Tgk Co Ltd | 膨張弁および防振ばね |
-
2013
- 2013-02-01 JP JP2013018492A patent/JP6053543B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08145505A (ja) * | 1994-11-25 | 1996-06-07 | Tgk Co Ltd | 膨張弁 |
JP2001241812A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Denso Corp | 膨張弁 |
JP2003065634A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-05 | Denso Corp | 膨張弁 |
JP2004293779A (ja) * | 2003-03-12 | 2004-10-21 | Fuji Koki Corp | 膨張弁 |
JP2013242129A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-12-05 | Tgk Co Ltd | 膨張弁および防振ばね |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105485980B (zh) * | 2014-10-01 | 2019-01-15 | 株式会社Tgk | 控制阀 |
CN105485980A (zh) * | 2014-10-01 | 2016-04-13 | 株式会社Tgk | 控制阀 |
US10900530B2 (en) | 2017-06-29 | 2021-01-26 | Fujikoki Corporation | Expansion valve |
EP3421907A1 (en) * | 2017-06-29 | 2019-01-02 | Fujikoki Corporation | Expansion valve |
WO2019012810A1 (ja) * | 2017-07-12 | 2019-01-17 | 株式会社不二工機 | 膨張弁 |
JP2019019996A (ja) * | 2017-07-12 | 2019-02-07 | 株式会社不二工機 | 膨張弁 |
US11092366B2 (en) | 2017-07-12 | 2021-08-17 | Fujikoki Corporation | Expansion valve |
JP2019039579A (ja) * | 2017-08-23 | 2019-03-14 | 株式会社不二工機 | 膨張弁 |
CN111051797A (zh) * | 2017-08-23 | 2020-04-21 | 株式会社不二工机 | 膨胀阀 |
WO2019039030A1 (ja) * | 2017-08-23 | 2019-02-28 | 株式会社不二工機 | 膨張弁 |
US11168930B2 (en) * | 2017-08-23 | 2021-11-09 | Fujikoki Corporation | Expansion valve |
CN111051797B (zh) * | 2017-08-23 | 2022-01-11 | 株式会社不二工机 | 膨胀阀 |
JP2019074236A (ja) * | 2017-10-13 | 2019-05-16 | 株式会社不二工機 | 膨張弁 |
WO2019105336A1 (zh) * | 2017-11-30 | 2019-06-06 | 浙江三花汽车零部件有限公司 | 一种膨胀阀 |
EP4080139A1 (en) | 2021-04-21 | 2022-10-26 | Fujikoki Corporation | Expansion valve |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6053543B2 (ja) | 2016-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6053543B2 (ja) | 温度式膨張弁 | |
US9909793B2 (en) | Expansion valve and vibration-proof spring | |
JP5974326B2 (ja) | 膨張弁および防振ばね | |
JP6368895B2 (ja) | 制御弁 | |
JP6143500B2 (ja) | 温度式膨張弁 | |
JP5906371B2 (ja) | 膨張弁および防振ばね | |
KR20040080959A (ko) | 팽창밸브 | |
JP4142290B2 (ja) | 膨張弁 | |
WO2019039030A1 (ja) | 膨張弁 | |
JP2008076031A (ja) | 膨張弁 | |
US11009273B2 (en) | Expansion valve including a vibration isolation spring having a plurality of legs | |
JP6128835B2 (ja) | 温度式膨張弁 | |
US9766001B2 (en) | Control valve | |
JP6007369B2 (ja) | 制御弁 | |
JP6040374B2 (ja) | 複合弁 | |
JP6053493B2 (ja) | 温度式膨張弁 | |
JP4704451B2 (ja) | 膨張弁用防振部材 | |
JP6175628B2 (ja) | 膨張弁 | |
JP4727400B2 (ja) | 膨張弁 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151106 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151106 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160923 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161101 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161129 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6053543 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |