JP2014147432A - シートクッション - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数を少なくすることができ、軽量化でき、製作コストを低減でき、組み付け作業の作業性を向上させることができるシートクッションを提供する。
【解決手段】シートクッションフレーム5にシートクッションパッド6が載置され、シートクッションフレーム5とシートクッションパッド6が表皮材7で覆われ、表皮材7の周縁部7Sがシートクッションフレーム5の下面5K側に折り返されて係止部12が被係止部9に係止し、シートクッションフレーム5と、折り返された表皮材7の周縁部7Sとの間にケーブル類15が配索されている。
【選択図】図4
【解決手段】シートクッションフレーム5にシートクッションパッド6が載置され、シートクッションフレーム5とシートクッションパッド6が表皮材7で覆われ、表皮材7の周縁部7Sがシートクッションフレーム5の下面5K側に折り返されて係止部12が被係止部9に係止し、シートクッションフレーム5と、折り返された表皮材7の周縁部7Sとの間にケーブル類15が配索されている。
【選択図】図4
Description
本発明は、
シートクッションフレームにシートクッションパッドが載置され、
前記シートクッションフレームとシートクッションパッドが表皮材で覆われ、
ケーブル類が配索されているシートクッションに関する。
シートクッションフレームにシートクッションパッドが載置され、
前記シートクッションフレームとシートクッションパッドが表皮材で覆われ、
ケーブル類が配索されているシートクッションに関する。
特許文献1に開示されているように、従来、上記のシートクッションのケーブル類は、シートクッションフレームに止め金具で固定されていた。
上記従来の構造によれば、止め金具を使用することで、部品点数が増加し、重量が増し、製作コストが高くなっていた。
また、組み付け作業の際、止め金具を差し込み孔に差し込む作業が必要になり、組み付け作業の作業性が低下していた。
本発明の目的は、部品点数を少なくすることができ、軽量化でき、製作コストを低減でき、組み付け作業の作業性を向上させることができるシートクッションを提供する点にある。
また、組み付け作業の際、止め金具を差し込み孔に差し込む作業が必要になり、組み付け作業の作業性が低下していた。
本発明の目的は、部品点数を少なくすることができ、軽量化でき、製作コストを低減でき、組み付け作業の作業性を向上させることができるシートクッションを提供する点にある。
本発明の特徴は、
シートクッションフレームにシートクッションパッドが載置され、
前記シートクッションフレームとシートクッションパッドが表皮材で覆われ、
ケーブル類が配索されているシートクッションであって、
前記表皮材の周縁部が前記シートクッションフレームの下面側に折り返され、
前記表皮材の周縁部に形成された係止部が、前記シートクッションフレームに形成された被係止部に係止し、
前記シートクッションフレームと、折り返された前記表皮材の周縁部との間に前記ケーブル類が配索されている点にある。(請求項1)
シートクッションフレームにシートクッションパッドが載置され、
前記シートクッションフレームとシートクッションパッドが表皮材で覆われ、
ケーブル類が配索されているシートクッションであって、
前記表皮材の周縁部が前記シートクッションフレームの下面側に折り返され、
前記表皮材の周縁部に形成された係止部が、前記シートクッションフレームに形成された被係止部に係止し、
前記シートクッションフレームと、折り返された前記表皮材の周縁部との間に前記ケーブル類が配索されている点にある。(請求項1)
この構成によれば、表皮材の周縁部にケーブル類を押さえさせることができる。従って、ケーブル類をシートクッションフレームに固定するための係止具を省くことができる。その結果、部品点数を少なくすることができ、軽量化でき、製作コストを低減することができる。
例えば、ケーブル類をシートクッションフレームに係止具で固定する場合、シートクッションフレームに孔を開けなければならない。その上、シートクッションフレームの下面から係止具が突出し、その突出量が大きくなる。
これに対して、本発明の構成によれば、シートクッションフレームに孔を開けなくてもよく、シートクッションフレームの強度の低下を防止することができる。さらに、シートクッションフレームの下面からは、ケーブル類の太さ分が突出するだけになる。従って、その突出量を減らすことができる。これにより、シートクッションの外観品質を向上させることができ、シートクッションと他の部品との干渉を防止することができる。
そして、表皮材でケーブル類が覆われるので、シートクッションを車両前後方向にスライド移動機構で移動させる場合にも、ケーブル類が周辺部品に接触することを防止することができる。従って、ケーブル類を保護することができる。
また、表皮材の周縁部の係止部をシートクッションフレームの被係止部に係止させる動作でケーブル類も同時に押さえることができる。その結果、従来に比べて作業工数を削減することができ、組み付け作業の作業性を向上させることができる。(請求項1)
例えば、ケーブル類をシートクッションフレームに係止具で固定する場合、シートクッションフレームに孔を開けなければならない。その上、シートクッションフレームの下面から係止具が突出し、その突出量が大きくなる。
これに対して、本発明の構成によれば、シートクッションフレームに孔を開けなくてもよく、シートクッションフレームの強度の低下を防止することができる。さらに、シートクッションフレームの下面からは、ケーブル類の太さ分が突出するだけになる。従って、その突出量を減らすことができる。これにより、シートクッションの外観品質を向上させることができ、シートクッションと他の部品との干渉を防止することができる。
そして、表皮材でケーブル類が覆われるので、シートクッションを車両前後方向にスライド移動機構で移動させる場合にも、ケーブル類が周辺部品に接触することを防止することができる。従って、ケーブル類を保護することができる。
また、表皮材の周縁部の係止部をシートクッションフレームの被係止部に係止させる動作でケーブル類も同時に押さえることができる。その結果、従来に比べて作業工数を削減することができ、組み付け作業の作業性を向上させることができる。(請求項1)
本発明において、
前記係止部が前記被係止部に係止することで、前記表皮材がシートクッションパッドを圧縮し、
前記シートクッションパッドの弾性復元力で前記表皮材に張力が生じ、
前記張力は、前記被係止部からの前記係止部の係止解除を防止可能な大きさに設定されると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
前記係止部が前記被係止部に係止することで、前記表皮材がシートクッションパッドを圧縮し、
前記シートクッションパッドの弾性復元力で前記表皮材に張力が生じ、
前記張力は、前記被係止部からの前記係止部の係止解除を防止可能な大きさに設定されると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
ケーブル類を押さえつける表皮材の周縁部の力を大きくすることができ、ケーブル類をしっかりと保持することができる。(請求項2)
本発明において、
前記係止部は、前記表皮材の周縁部に形成された係止孔又は係止スリットであり、
前記被係止部は、前記シートクッションフレームに形成された係止フックであると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
前記係止部は、前記表皮材の周縁部に形成された係止孔又は係止スリットであり、
前記被係止部は、前記シートクッションフレームに形成された係止フックであると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
係止部が被係止部から外れにくくすることができ、表皮材の周縁部にケーブル類を確実に押さえさせることができる。従って、ケーブル類がずれるのを阻止することができる。
また、前記表皮材の周縁部の係止孔又は係止スリットを、シートクッションの係止フックに引っ掛けるという動作により、同時にケーブル類に表皮材の周縁部を被せることができる。(請求項3)
また、前記表皮材の周縁部の係止孔又は係止スリットを、シートクッションの係止フックに引っ掛けるという動作により、同時にケーブル類に表皮材の周縁部を被せることができる。(請求項3)
本発明において、
前記係止フックの下端と、前記シートクッションフレームの下面との上下方向における間隔は、前記ケーブル類の径よりも短く設定されていると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
前記係止フックの下端と、前記シートクッションフレームの下面との上下方向における間隔は、前記ケーブル類の径よりも短く設定されていると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
表皮材の周縁部の係止孔又は係止スリットを、ケーブル類の下側周縁よりもシートクッションフレームの下面に近い位置でシートクッションフレームの係止フックに係止させることができる。従って、表皮材の周縁部にケーブル類を確実に押さえさせることができ、ケーブル類をしっかりと保持することができる。また、シートクッションフレームからの係止フックの下方への突出量を極力抑えることができる。従って、シートクッションのスライド移動時などに係止フックが周辺部品に接触することを防止することができる。(請求項4)
本発明において、
前記係止フックの開口は前記ケーブル類とは反対側を向いていると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
前記係止フックの開口は前記ケーブル類とは反対側を向いていると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
係止フックの先端側でケーブル類が傷付くのを防止することができる。また、表皮材の位置が最も規制される個所にケーブル類を配索することができるので、ケーブル類を表皮材で確実に押さえることができる。(請求項5)
本発明において、
前記係止フックは、前記シートクッションフレームの一部分を切り起こして形成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項6)
前記係止フックは、前記シートクッションフレームの一部分を切り起こして形成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項6)
シートクッションフレームとは別体の係止フック部材をシートクッションフレームに溶接固着する場合に比べて、部品点数を少なくすることができる。また、係止フックを簡単に形成することができて、製作コストを低減することができる。(請求項6)
本発明において、前記係止孔は円形であると、次の作用を奏することができる。(請求項7)
係止フックからの力が係止孔の一部分に集中するのを回避できて、表皮材の破れを防止することができる。(請求項7)
本発明によれば、
部品点数を少なくすることができ、軽量化でき、製作コストを低減でき、組み付け作業の作業性を向上させることができるシートクッションを提供することができた。
部品点数を少なくすることができ、軽量化でき、製作コストを低減でき、組み付け作業の作業性を向上させることができるシートクッションを提供することができた。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1に自動車のリアシート1(車両用シートに相当)を示してある。符号Frはシート前方側(車両前方側)、Rrはシート後方側(車両後方側)である。
このリアシート1は、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション2と、乗員の背中を支持するシートバック3とを備えている。シートバック3の上端部には、乗員の頭部を支持するヘッドレスト4が連結されている。シートクッション2はスライド移動機構を介して車体フロアに支持され、車両前後方向にスライド移動自在に構成されている。
図1に自動車のリアシート1(車両用シートに相当)を示してある。符号Frはシート前方側(車両前方側)、Rrはシート後方側(車両後方側)である。
このリアシート1は、乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション2と、乗員の背中を支持するシートバック3とを備えている。シートバック3の上端部には、乗員の頭部を支持するヘッドレスト4が連結されている。シートクッション2はスライド移動機構を介して車体フロアに支持され、車両前後方向にスライド移動自在に構成されている。
図2に示すように、前記シートクッション2は、金属製のシートクッションフレーム5と、シートクッションフレーム5に載置されて支持されるシートクッションパッド6と、シートクッションパッド6とシートクッションフレーム5を覆う表皮材7とから成る。
シートクッションフレーム5は四角形の枠部30を備え、この枠部30の左右の側部30Sに前後一対のスプリング31が架設されている。シートクッションパッド6はウレタンフォームで形成され、表皮材7は皮革で形成されている。表皮材7が布(あるいはその他の部材)で形成されていてもよい。
図3,図4に示すように、シートクッションフレーム5の平板部の下面5K側に、リアシート1のロックを解除するための断面円形のケーブル15(ケーブル類に相当)が配索されている。
また、表皮材7の周縁部7Sに、この周縁部7Sから突出する舌片11が設けられている。そして、舌片11がシートクッションフレーム5の平板部の下面5K側に折り返されている。舌片11は円形の係止孔12(係止部に相当)を備えている。前記係止孔12は長円形であってもよい。
一方、シートクッションフレーム5の平板部に係止フック9(被係止部に相当)が形成されている。そして、係止孔12が係止フック9に外挿して係止している。係止孔12は円形であるから、係止フック9からの力が係止孔12の一部分に集中するのを回避できて、表皮材7の破れを防止することができる。
係止孔12の内周縁12Nから舌片11の先端11Aまでの長さは40mm(この数値に限られるものではない)に設定されている。これにより、組み付け作業の際に、作業者が舌片11を持ちやすく、かつ、引っ張りやすくすることができる。その結果、組み付け作業の作業性を向上させることができる。
図3,図4に示すように、前記ケーブル15は、シートクッションフレーム5の平板部と、折り返された表皮材7の周縁部7Sの舌片11との間に配索されている。表皮材7の周縁部7Sの舌片11はケーブル15を下方から押さえている。これにより、ケーブル15をシートクッションフレーム5に固定するための係止具を省くことができる。その結果、部品点数を少なくすることができ、軽量化でき、製作コストを低減することができる。
例えば、ケーブル15をシートクッションフレーム5の平板部に係止具で固定する場合、シートクッションフレーム5に孔を開けなければならない。その上、シートクッションフレーム5の平板部の下面5Kから係止具が突出し、その突出量が大きくなる。
これに対して、本発明の構成によれば、シートクッションフレーム5に孔を開けなくてもよく、シートクッションフレーム5の強度の低下を防止することができる。さらに、シートクッションフレーム5の平板部の下面5Kからは、ケーブル15の太さ分が突出するだけになる。従って、その突出量を減らすことができる。これにより、シートクッション2の外観品質を向上させることができ、シートクッション2と他の部品との干渉を防止することができる。
これに対して、本発明の構成によれば、シートクッションフレーム5に孔を開けなくてもよく、シートクッションフレーム5の強度の低下を防止することができる。さらに、シートクッションフレーム5の平板部の下面5Kからは、ケーブル15の太さ分が突出するだけになる。従って、その突出量を減らすことができる。これにより、シートクッション2の外観品質を向上させることができ、シートクッション2と他の部品との干渉を防止することができる。
そして、表皮材7でケーブル15が覆われるので、シートクッション2を車両前後方向に前記スライド機構で移動させる場合にも、ケーブル15が周辺部品に接触することを防止することができる。従って、ケーブル15を保護することができる。
また、前記表皮材7の周縁部7Sの舌片11に形成された係止孔12をシートクッションフレーム5の係止フック9に係止する(引っ掛ける)という動作により、同時にケーブル15に表皮材7の周縁部7Sの舌片11を被せることができる。
図3,図4に示すように、前記係止フック9は、シートクッションフレーム5の平板部の一部分を下方に舌片状に切り起こして形成されている。従って、例えば、シートクッションフレーム5とは別体の係止フック部材をシートクッションフレーム5に溶接固着する場合に比べて、部品点数を少なくすることができる。また、係止フック9を簡単に形成することができて、製作コストを低減することができる。
前記係止フック9はシートクッションフレーム5の平板部の下面5Kから下方に延びる短い縦片9Aと、縦片9Aの下端部からシート内方側ほど下方に位置するように直線状に延びる傾斜片9Bとから成る。傾斜片9Bの先端部の周縁は円弧状に形成されている。
前記係止フック9の傾斜片9Bの先端9B1(係止フックの下端に相当)と、シートクッションフレーム5の平板部の下面5Kとの上下方向における間隔L(図4参照)は、ケーブル15の径よりも短く設定されている。
これにより、表皮材7の周縁部7Sの舌片11の係止孔12を、ケーブル15の下側周縁よりもシートクッションフレーム5の平板部の下面5Kに近い位置で前記係止フック9に係止させることができる。従って、表皮材7の周縁部7Sの舌片11にケーブル15を確実に押さえさせることができ、ケーブル15をしっかりと保持することができる。また、シートクッションフレーム5からの係止フック9の下方への突出量を極力抑えることができる。従って、シートクッション2のスライド移動時などに係止フック9が周辺部品に接触することを防止することができる。
図4に示すように、前記係止フック9の開口10はケーブル15とは反対側を向いている。その結果、係止フック9の傾斜片9Bの先端9B1でケーブル15が傷付くのを防止することができる。また、表皮材7の位置が最も規制される個所にケーブル15を配索することができるので、ケーブル15を表皮材7で確実に押さえることができる。
さらに、係止孔12が係止フック9に係止することで、表皮材7がシートクッションパッド6を圧縮し、シートクッションパッド6の弾性復元力で表皮材7に張力が生じるよう構成されている。そして、前記張力は、係止フック9からの係止孔12の係止解除を防止可能な大きさに設定されている。
これにより、ケーブル15を押さえつける表皮材7の周縁部7Sの舌片11の力を大きくすることができ、ケーブル15をしっかりと保持することができる。
[別実施形態]
(1) 前記ケーブル15以外の索状体であっても本発明を適用することができ、これらの索状体をケーブル15と総称する。
(2) 前記係止部は係止スリットで構成されていてもよい。
(1) 前記ケーブル15以外の索状体であっても本発明を適用することができ、これらの索状体をケーブル15と総称する。
(2) 前記係止部は係止スリットで構成されていてもよい。
5 シートクッションフレーム
5K シートクッションフレームの下面(シートクッションフレームの平板部の下面)
6 シートクッションパッド
7 表皮材
7S 表皮材の周縁部
9 被係止部(係止フック)
9B1 係止フックの下端(傾斜片の先端)
10 係止フックの開口
12 係止部(係止孔)
15 ケーブル類(ケーブル)
L 係止フックの下端と、シートクッションフレームの下面との上下方向における間隔
5K シートクッションフレームの下面(シートクッションフレームの平板部の下面)
6 シートクッションパッド
7 表皮材
7S 表皮材の周縁部
9 被係止部(係止フック)
9B1 係止フックの下端(傾斜片の先端)
10 係止フックの開口
12 係止部(係止孔)
15 ケーブル類(ケーブル)
L 係止フックの下端と、シートクッションフレームの下面との上下方向における間隔
Claims (7)
- シートクッションフレームにシートクッションパッドが載置され、
前記シートクッションフレームとシートクッションパッドが表皮材で覆われ、
ケーブル類が配索されているシートクッションであって、
前記表皮材の周縁部が前記シートクッションフレームの下面側に折り返され、
前記表皮材の周縁部に形成された係止部が、前記シートクッションフレームに形成された被係止部に係止し、
前記シートクッションフレームと、折り返された前記表皮材の周縁部との間に前記ケーブル類が配索されているシートクッション。 - 前記係止部が前記被係止部に係止することで、前記表皮材がシートクッションパッドを圧縮し、
前記シートクッションパッドの弾性復元力で前記表皮材に張力が生じ、
前記張力は、前記被係止部からの前記係止部の係止解除を防止可能な大きさに設定される請求項1記載のシートクッション。 - 前記係止部は、前記表皮材の周縁部に形成された係止孔又は係止スリットであり、
前記被係止部は、前記シートクッションフレームに形成された係止フックである請求項1又は2記載のシートクッション。 - 前記係止フックの下端と、前記シートクッションフレームの下面との上下方向における間隔は、前記ケーブル類の径よりも短く設定されている請求項3に記載のシートクッション。
- 前記係止フックの開口は前記ケーブル類とは反対側を向いている請求項3又は4記載のシートクッション。
- 前記係止フックは、前記シートクッションフレームの一部分を切り起こして形成されている請求項3〜5のいずれか一つに記載のシートクッション。
- 前記係止孔は円形である請求項3〜6のいずれか一つに記載のシートクッション。
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