JP2014145896A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】誘導加熱ユニットは、励磁コイル51、コイル保持部材54、アルミカバー55、樹脂カバー56、冷却ファン57とを有している。コイル保持部材54とアルミカバー55間の距離は、励磁コイル54の定着部材回転軸方向(図の左右方向)における中央部所定範囲の部分55aが,他の部分よりも短くなっている。これにより、コイル保持部材54とアルミカバー55間の気流流路が狭小化され、冷却風の気流速度が上昇することで、コイルの冷却効率が向上する。
【選択図】図7
Description
図1は、本発明に係る定着装置を備える画像形成装置の一例における作像部付近の概略構成を示す断面図である。まず、図1により、画像形成装置全体の構成と動作について説明する。
図2は、本発明による誘導加熱方式の定着装置の概略構成を示す断面図であり、図1のプリンタにおける定着装置40として使用可能なものである。図2に示す定着装置は、加熱ローラ41、定着ローラ42、定着ベルト43、加圧ローラ44、誘導加熱ユニット50等により構成されている。
基材43aには発熱層を具備させることも好適である。例えば、ポリイミドなどからなる基層上にCu層を3〜15μm形成し、発熱層として用いることも可能である。
定着ベルト43は図2中の矢印方向(図中反時計回り)に回動する。加熱ローラ41は誘導加熱ユニット50により加熱される。詳しくは、コイル51に10kHz〜1MHzの高周波交番電流を流すことで、コイル51のループ内に磁力線が双方向に交互に切り替わるように形成される。このように交番磁界が形成されることで、加熱ローラ41に渦電流が生じてジュール熱が発生し、誘導加熱される。こうして発熱した加熱ローラ41からの熱により定着ベルト43が加熱され、搬送される用紙Pと定着ベルト43がニップ部Nで接触し、用紙上のトナー像を加熱して溶融する。
定着装置が動作する際に、冷却ファン57が動作する。冷却ファン57が回転することにより、コイル51は気流により空冷される。このとき誘導加熱ユニット50について上述したように、整流部材としてのアルミカバー55を設けた効果として、コイル51を保持するコイル保持部材54と対向するアルミカバー55との距離は、中央部分(コイル近接部55a)で端部よりも短くなっていることにより、冷却ファン57が動作する際のコイル直線部51a付近の気流Fの流路の狭小化により速度が増加し、コイル51全体の冷却効率を上昇させることができる。また、冷却ファン57側のコイル湾曲部51bにアルミカバーの前面部55bが対向するように設けられており、その前面部55bが傾斜面になっていることにより、冷却ファン動作時の気流に対するアルミカバー55の流体抵抗が小さくなり、かつ気流がコイル51に当たりやすくなり、さらに冷却効率を高めることができる。
図14に示す第2実施形態の定着装置は、定着ローラ45を定着部材とし、この定着ローラ45を誘導加熱ユニット50により加熱する構成である。定着部材を定着ローラ45としたこと以外は、図2に示す定着装置と同じ構成である。なお、本第2実施形態の構成では、定着ローラ45は定着部材であるとともに発熱部材(誘導加熱ユニット50により加熱されて発熱する部材)でもある。
第2実施形態での定着ローラ45は、その外径が30〜40mm程度であって、芯金45a上に、弾性層45b,発熱層43c,離型層(図示せず)等が積層されて構成されている。定着ローラ45は、図中反時計回りに回転し、誘導加熱により加熱された定着ローラ45が、搬送される記録紙上のトナー像を加熱して溶融する。
本第3実施形態の誘導加熱ユニット150は、励磁コイル51、コイル保持部材54、樹脂カバー56、冷却ファン57、および、アルミ製整流部材58等から構成されている。アルミ製整流部材58は励磁コイルの直線部51aには対向しておらず、ユニットの上流側(冷却ファン57側)の端部付近にのみ設けられている。
また、コイル近接部の冷却空気入口側の面が傾斜面として形成されていることで、ユニット内部の流体抵抗を低減させ、コイルの冷却効率をより向上させることができる。
また、コイル近接部全体が傾斜面として形成されていることで、ユニット内部の流体抵抗をより低減させ、コイルの冷却効率をさらに向上させることができる。
また、誘導加熱ユニットの筐体をカバー部材とすることで、ユニット筐体を利用してコイルの冷却効率を高めることができる。
また、整流部材の冷却空気入口側の面が傾斜面として設けられていることで、流体抵抗の増大を抑制することができる。
また、定着装置及び画像形成装置としては、本発明を適用可能であれば任意な構成を採用可能である。画像形成装置としては複写機あるいはプリンタに限らず、ファクシミリや複数の機能を備える複合機であっても良い。
10 作像ユニット
40 定着装置
41 加熱ローラ
42 定着ローラ
43 定着ベルト
44 加圧ローラ
50 誘導加熱ユニット
51 励磁コイル
51a コイル直線部
51b 湾曲部
52 アーチコア
53 サイドコア
54 コイル保持部材
55 アルミカバー
55a コイル近接部
55b 前面部
55c 後面部
56 樹脂カバー
56a コイル近接部
56b 前面部
57 冷却ファン
Claims (13)
- 回転可能な定着部材と、該定着部材に圧接され定着部材との間にニップ部を形成する加圧部材と、前記定着部材を加熱する加熱源としての誘導加熱ユニットを備える定着装置において、
前記誘導加熱ユニットは、励磁コイルを保持するコイル保持部材と、前記定着部材と反対側で前記コイル保持部材に対向するように設けられたカバー部材とを有しており、
前記コイル保持部材と前記カバー部材間の距離は、前記励磁コイルの前記定着部材回転軸方向における中央部所定範囲の部分が他の部分よりも短くなっていることを特徴とする定着装置。 - 前記所定範囲が、少なくとも前記励磁コイルの前記定着部材回転軸方向に延設されたコイル直線部に対応する範囲であることを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
- 前記カバー部材は、前記コイル保持部材方向に膨らんだコイル近接部を有しており、該コイル近接部によって前記コイル保持部材との距離が短くなっていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の定着装置。
- 前記コイル近接部の、前記誘導加熱ユニットへの冷却空気入口側の面が傾斜面として形成されていることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
- 前記傾斜面が、前記励磁コイルの前記定着部材回転軸方向に延設されたコイル直線部につながるコイル湾曲部に対向して設けられることを特徴とする、請求項4に記載の定着装置。
- 前記コイル近接部全体が傾斜面として形成されていることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
- 前記カバー部材が、前記励磁コイルによる電磁波を遮蔽するための遮蔽部材であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の定着装置。
- 前記カバー部材が、前記誘導加熱ユニットの筐体であることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の定着装置。
- 回転可能な定着部材と、該定着部材に圧接され定着部材との間にニップ部を形成する加圧部材と、前記定着部材を加熱する加熱源としての誘導加熱ユニットを備える定着装置において、
前記誘導加熱ユニットは、励磁コイルを保持するコイル保持部材と、前記定着部材と反対側で前記コイル保持部材に対向するように設けられたカバー部材とを有しており、
前記カバー部材から前記コイル保持部材方向に突出して設けられ、前記カバー部材と前記コイル保持部材間に形成された気流流路を狭小化させる整流部材を備えることを特徴とする定着装置。 - 前記整流部材は、前記誘導加熱ユニットへの冷却空気入口側で前記カバー部材の端部近傍に配置されることを特徴とする請求項9に記載の定着装置。
- 前記整流部材の前記誘導加熱ユニットへの冷却空気入口側の面が傾斜面として設けられていることを特徴とする請求項9又は10に記載の定着装置。
- 前記コイル保持部材と前記カバー部材間に冷却空気を送り込むための送風手段を備えることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の定着装置。
- 請求項1〜12のいずれか一項に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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2013
- 2013-01-29 JP JP2013014194A patent/JP6111691B2/ja active Active
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