JP2014145527A - ラジアントチューブを用いた加熱炉 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の1点の支持部でもラジアントチューブの上下反転を実現する構造を提案し、これにより、ラジアントチューブの寿命延長を図り、操業コストを引き下げること。
【解決手段】炉内に、M字を横倒したような上下方向に略対称の管路が炉幅方向へ架け渡されて配置されラジアントチューブと;炉殻に設けられた前記ブラケット部8を通じて前記ラジアントチューブを支持する支持手段13と;を備えた加熱炉であって、
前記ラジアントチューブの上方の屈曲部5と下方の屈曲部7に上下対称にブラケット部9,8が設けられ、上方の屈曲部5と下方の屈曲部7との間にこれらを連結支持する連結支持手段12が設けられ、中間の屈曲部6が吸排気口側の壁に直接もしくは間接的に支持されることを特徴とする、ラジアントチューブを用いた加熱炉。
【選択図】図6

Description

本発明は、熱処理炉等の加熱炉に配置されるラジアントチューブ式加熱装置及びその操業方法に関するものである。
ラジアントチューブは、チューブ内でガスを燃焼させることによってチューブを加熱し、チューブからの輻射熱によって対象物を昇温させる装置である。燃焼ガスが対象物に触れることがないため、清浄な雰囲気下で加熱を行うことができる。
従来のラジアントチューブには、例えば図1に示す特許文献1の構造がある。
このラジアントチューブはM字を横倒ししたような管路を有し、燃焼ガスは上側の吸入口から吸入され、水平方向に進行し、往復して下側の排気口から排気される。特に、多くの場合は図1のように2往復する形であり、4本の直線部とその間の3箇所のU字状屈曲部を有する。これ以後、4本の直線部はそれぞれ上から第1の直線部、第2の直線部、第3の直線部、第4の直線部と称し、これらの直線部の間にある3箇所のU字状屈曲部はそれぞれ上から第1の屈曲部、第2の屈曲部、第3の屈曲部と称する。
このラジアントチューブは全体として、吸入口と排気口で片側面の炉殻に固定される一方、反対側面の炉殻の支持部ではブラケット部を設けられた第3の屈曲部もしくはその近傍において1点で支持される。ラジアントチューブの各部位については、自重を支えるように、第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍、並びに、第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍にそれぞれサドルを設けることにより支持されていた。
しかし、このラジアントチューブは、高温にさらされ、自重によるクリープと酸化による減肉によって変形し、図2に示すような変形が生じる。この変形により、交換を余議なくされる。
そこで、自重の影響を防ぐために、図3に示す特許文献4のようにラジアントチューブと炉殻との接点を3点に増やし、変形を防ぐ対策が取られてきた。
しかし、この対策では不十分であり、特許文献2及び特許文献3に記載されているように、3点支持のラジアントチューブの支持部を上下対称な構造として、ある程度変形が進行した後に、ラジアントチューブを上下反転して設置し直して、変形の進展を防ぐという対策が取られてきた。
特開平8―278002号公報 特開平11―257612号公報 特開2005―241144号公報 特開平10−237539号公報
特許文献1にある、1点支持のラジアントチューブは3点支持のラジアントチューブに比べて、寿命が短い。
そのため、近年建設された加熱炉においては、炉殻とラジアントチューブの接点が3点となるように設計されているが、長年使用されてきた加熱炉においては、未だ炉殻とラジアントチューブの接点が1点のまま変更されていないものが多い。
1点支持から3点支持へ変更する為には炉殻の支持部の増設が必要だが、炉に設置されている断熱材を取り外し炉殻に孔をあけ支持部を追加し、断熱材を貼り直す必要があるため、長期間にわたるライン休止と多くの改造費が必要となり、既設の加熱炉における支持部の増設は現実的ではない。
炉を新設するにしても、1点支持(吸排気に対して反対側の炉壁の支持が1点)のほうが3点支持(吸排気に対して反対側の炉壁の支持が2点)よりも、支持部が少ない分炉の構造が単純となり、この部分からの熱漏れも少なくなり、コスト上有利である。
一方、特許文献2、特許文献3に開示されているように、3点支持構造のラジアントチューブは、反転することで寿命延長が実現されている。
3点支持構造で或る期間操業した後のラジアントチューブの状態を図4に示し、そのラジアントチューブを反転して装着した状態を図5に示す。使用に伴い、第1の直線部、第2の直線部、第3の直線部が大きく垂れ下がる。これ以上変形が進展すると、管同士の接触により管に亀裂が生じるため、ラジアントチューブを上下反転することで垂れの進行方向を反転させて管同士の接触を防ぎ、長期間ラジアントチューブを使用することができる。
しかし、現状の1点支持構造のラジアントチューブについては、3点支持構造のものと異なって、その上下反転を実施することはできない。このことにより、現状の1点支持構造のラジアントチューブを用いた加熱炉ではラジアントチューブに熱変形が生じてしまうとチューブ全体を交換する必要が生じ、操業コストを大きく押し上げることとなっていた。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、既存の1点の支持部でもラジアントチューブの上下反転を実現する構造を提案し、これにより、ラジアントチューブの寿命延長を図り、操業コストを引き下げることを目的としている。
本発明は上記目的を達成するものであって、要旨は以下のとおりである。
(1)炉内に、
M字を横倒したような上下方向に略対称の管路が炉幅方向へ架け渡されて配置され、
第1の屈曲部または第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部が設けられたラジアントチューブと;
炉殻に設けられた前記ブラケット部を通じて前記ラジアントチューブを支持する支持手段と;
を備えた加熱炉であって、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍にこれらを連結支持する連結支持手段が設けられ、
前記ラジアントチューブの第1の屈曲部または第3の屈曲部に設けられたブラケット部に対して上下対称に、もう一つのブラケット部が第3の屈曲部または第1の屈曲部に設けられ、
第2の屈曲部もしくはその近傍が吸排気口側の壁に直接もしくは間接的に支持され、
前記ラジアントチューブを上下反転しても操業できる装着機能を有していることを特徴とする、ラジアントチューブを用いた加熱炉。
なお、ラジアントチューブの4本の直線部はそれぞれ上から、第1の直線部、第2の直線部、第3の直線部、第4の直線部と称し、これらの直線部の間にある3箇所のU字状屈曲部はそれぞれ上から第1の屈曲部、第2の屈曲部、第3の屈曲部と称する。
(2)前記ラジアントチューブに、
第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段であるサドルと、
第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に第2の屈曲部を間接的に支持するサドルと、
第2の屈曲部と吸気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、
第2の屈曲部を間接的に支持するサドルが設けられたことを特徴とする、(1)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
(3)前記ラジアントチューブに、
第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段であるサドルと、
第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と
第2の屈曲部もしくはその近傍に炉幅方向に突出して吸排気口側の壁に直接に支持する炉幅方向に突出するブラケット部が設けられた
ことを特徴とする、(1)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
(4)前記(1)ラジアントチューブに、
第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられ、前記第3の屈曲部に設けられたブラケット部と直接接触して支持し合う、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に第2の屈曲部を間接的に支持するサドルと、
第2の屈曲部と吸気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、
第2の屈曲部を間接的に支持するサドルが設けられたことを特徴とする、(1)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
(5)前記(1)ラジアントチューブに、
第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられ、前記第3の屈曲部に設けられたブラケット部と直接接触して支持し合う、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部もしくはその近傍に炉幅方向に突出して吸排気口側の壁に直接に支持する炉幅方向に突出するブラケット部
が設けられたことを特徴とする、(1)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
(6)前記ラジアントチューブに、
第1の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段である係合部が設けられ、
第3の屈曲部に、第1の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に第2の屈曲部を間接的に支持するサドルと、
第2の屈曲部と吸気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、
第2の屈曲部を間接的に支持するサドルが設けられたことを特徴とする、(1)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
(7)前記ラジアントチューブに、
第1の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段である係合部が設けられ、
第3の屈曲部に、第1の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部もしくはその近傍に炉幅方向に突出して吸排気口側の壁に直接に支持する炉幅方向に突出するブラケット部が設けられたことを特徴とする、(1)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
(8)炉殻に設けられて前記下側のブラケット部を支持する前記支持手段が、前記下側のブラケット部の上下変位に追従して鉛直方向上向きに移動または傾動することを特徴とする前記(1)から(7)のいずれかに記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
(9)第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に設けられたサドルの互いに接触して支持し合う面の片方もしくは両方が円筒面状になっていることを特徴とする前記(2)又は(3)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
(10)前記第1の屈曲部に設けられたブラケット部と前記第3の屈曲部に設けられたブラケット部が互いに接触して支持し合う面の、片方もしくは両方が円筒面状になっていることを特徴とする前記(4)又は(5)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
本発明により、既存の1点の支持部でもラジアントチューブの上下反転を実現するので、ラジアントチューブの寿命延長を図り、操業コストを引き下げることができる。
従来のラジアントチューブを示した正面図である。(特許文献1) 自重クリープと酸化減肉によって変形した従来の1点支持式ラジアントチューブを示した正面図である。 3点支持構造のラジアントチューブを示した正面図である。(特許文献4) 自重クリープと酸化減肉によって変形した従来の3点支持式ラジアントチューブを示した正面図である。 図4のラジアントチューブを上下反転した正面図である。 ラジアントチューブ装着直後の本発明の第1の実施形態の正面図である。 (a)ラジアントチューブ上下反転前の本発明の第1の実施形態の正面図である。(b)ラジアントチューブ上下反転後の本発明の第1の実施形態の正面図である。 (a)ラジアントチューブ上下反転前の本発明の第1の実施形態の正面図である。(b)ラジアントチューブ上下反転後の本発明の第1の実施形態の正面図である。 支持手段が上向きに傾動している本発明の第7の実施形態である。 ブラケット部が支持部に支持されている状態の本発明の第7の実施形態である。 支持部が上向きに傾動している本発明の第8の実施形態である。 ブラケット部が支持部に支持されている状態の本発明の第8の実施形態である。 ラジアントチューブ装着直後の本発明の第2の実施形態の正面図である。 ラジアントチューブ装着直後の本発明の第3の実施形態の正面図である。 ラジアントチューブ装着直後の本発明の第4の実施形態の正面図である。 別形態の従来のラジアントチューブを示した正面図である。 ラジアントチューブ装着直後の本発明の第5の実施形態の正面図である。 ラジアントチューブ装着直後の本発明の第6の実施形態の正面図である。 サドルの互いに接触して支持し合う面の片方が円筒面状となっているラジアントチューブの正面図である。 図19のラジアントチューブの変形後の正面図である。 図20のラジアントチューブの上下反転後の正面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。なお、各図において、図中の左右方向が炉幅方向である。
図6〜図8を用いて本発明の第1の実施形態を示す。
図6はラジアントチューブ装着直後の本発明の第1の実施形態の正面図である。
本発明の要旨は、炉内に、
M字を横倒したような上下方向に略対称の管路が炉幅方向へ架け渡されて配置され、
第1の屈曲部5または第3の屈曲部7に炉幅方向に突出するブラケット部8が設けられたラジアントチューブと;
炉殻に設けられた前記ブラケット部8を通じて前記ラジアントチューブを支持する支持手段13と;
を備えた加熱炉であって、
第1の屈曲部5と第3の屈曲部7との間もしくはその近傍にこれらを連結支持する連結支持手段12が設けられ、
第2の屈曲部6もしくはその近傍が吸排気口側の壁に直接もしくは間接的に支持され、
前記ラジアントチューブの第1の屈曲部5または第3の屈曲部7に設けられたブラケット部8(または9)に対して上下対称に、もう一つのブラケット部9(または8)が第3の屈曲部7または第1の屈曲部5に設けられたことを特徴とする、ラジアントチューブを用いた加熱炉、である。
図7(a)はラジアントチューブ上下反転前の本発明の第1の実施形態の正面図である。ラジアントチューブは使用に伴い変形し、第1の直線部1、第2の直線部2、第3の直線部3が大きく垂れ下がる。この変形が進行すると直線部同士が接触し、亀裂が発生する為、亀裂の発生前に変形量を元に交換している。
図8はラジアントチューブ上下反転後の本発明の第1の実施形態の正面図である。
ラジアントチューブは、装着治具を介して炉壁に着脱可能に取付けられており、装着治具をたとえば180°対称に配置することによって、上下反転して操業できる。
図7(a)のように変形したラジアントチューブを上下反転させることにより、垂れの進行方向を逆転させて、管同士の接触を防ぎ、長期間同ラジアントチューブが使用可能となる。
また、第2の屈曲部6もしくはその近傍が、吸排気口側の壁(炉殻)に、第4の直線部4とサドル10を介して間接的に支持される。さらに、サドル10の上下対称の位置には、別のサドル11が設けられる。このサドル11は、ラジアントチューブが上下反転した場合に、第2の屈曲部6もしくはその近傍を間接的に支持する。
第1の屈曲部5が変形するため、上下反転後に、反転後の第3の屈曲部7と炉殻からの支持部13との間に隙間が生じると考えられる(図7(b))。この隙間の発生は第1の屈曲部5と第3の屈曲部7との間を連結支持するサドル12等によって軽減されることができるが、なくすことは困難である。そこで、この反転時に生じる隙間が、反転後にどの程度ラジアントチューブに影響があるか熱弾塑性クリープ解析を実施することにより評価を行った。
まず、反転前に生じる第1の屈曲部5の変形をFEMを用いた計算によって求め、ラジアントチューブがクリープ変形によって垂れ下がり、反転後に生じる隙間が埋まるまでの時間を計算によって算出し、また、その間に発生する応力を算出した。
算出された応力と時間から、ラーソンミラーパラメータを用いて整理を行い、垂れ下がるまでの時間と応力を元に、しばらくするとクリープ破断等を起こさずに支持部に接触することがわかった。
このことから、第1の屈曲部5と第3の屈曲部7との間を連結支持するサドル12等によってその間隔を維持するように補強しておけば、吸排気に対して反対側の炉壁の支持は、上下反転しても、1点でも強度的に問題ないことがわかった。また、実際に実施した場合にも問題は生じなかった。
ラジアントチューブと炉殻との接点が3点のものと比較して、炉殻との接点が1点または2点のものは、接点が少ないため反転時に位置合わせが容易であり、短時間で反転組み換えが実施出来た。
図13はラジアントチューブ装着直後の本発明の第2の実施形態の正面図である。
第1の屈曲部5と第3の屈曲部7にそれぞれ炉幅方向に突出する上下対称のブラケット部9,8を設けられたラジアントチューブである。第1の屈曲部5と第3の屈曲部7との間にサドル12はないが、ブラケット部9,8同士が連結し合っており(直接接触して支持し合っており)、その間隔が維持されるように補強されている。したがって、第1の屈曲部5は、第3の屈曲部7のブラケット部8により支持される。
図14はラジアントチューブ装着直後の本発明の第3の実施形態の正面図である。
前記ラジアントチューブの第2の屈曲部6の排気口に近い側に炉幅方向に突出するように設けられたブラケット部14により、直接的に接触して支持されるラジアントチューブである。
図15はラジアントチューブ装着直後の本発明の第4の実施形態の正面図である。
第1の屈曲部5と第3の屈曲部7にそれぞれ上下対称のブラケット部8,9を設けられたラジアントチューブである。第1の屈曲部5と第3の屈曲部7との間にサドル12はないが、ブラケット部8,9同士が連結し合っており(直接接触して支持し合っており)、その間隔が維持されるように補強されている。したがって、第1の屈曲部5は、第3の屈曲部7のブラケット部8により支持される。
図16は別形態の従来のラジアントチューブを示した正面図である。
第1の屈曲部5に炉幅方向に突出するブラケット部9が設けられ、
第1の屈曲部5と第3の屈曲部7との間もしくはその近傍に、第1の屈曲部5と第3の屈曲部7とを連結支持する係合部15が設けられ、第2の屈曲部6と排気口に近い側の第4の直線部4との間もしくはその近傍にサドル10を設けられたラジアントチューブと;
炉殻に設けられた前記ブラケット部9を通じて前記ラジアントチューブを支持する支持手段13が設けられる。
上下対称のもう一つのブラケット部がないので、ラジアントチューブを上下反転して使用することができない。
図17はラジアントチューブ装着直後の本発明の第5の実施形態の正面図である。
前記ラジアントチューブの第3の屈曲部7に、第1の屈曲部5に設けられたブラケット部9と上下対称に、もう一つのブラケット部8を設け、
第2の屈曲部6と吸気口に近い側の第1の直線部1との間もしくはその近傍にサドル11を設けることにより、上下反転させた際に、炉殻に設けられた支持部13を通じて前記ラジアントチューブが支持される構造である。
第1の屈曲部5に設けられるブラケット部9と、第3の屈曲部7に設けられるブラケット部8とは、係合部15によって係合し、直接的に接触して支持し合っている。
図18はラジアントチューブ装着直後の本発明の第6の実施形態の正面図である。
前記ラジアントチューブの第2の屈曲部6を排気口に近い側より設けられたブラケット部14より支持されるラジアントチューブである。
図13、14、15、17及び18の第2〜6の実施形態はいずれも、実施形態1と同様に、吸排気に対して反対側の炉壁の支持が1点であっても、上下反転をすることによってラジアントチューブの寿命を長くすることができた。
特許文献2及び特許文献3に見られるような手段を用いて、1点支持の場合でも反転可能であると考え実施しようとしたが、3点支持の場合と比較して1点支持の場合には図7に示すように、第1の屈曲部5の変形が大きく、第1の屈曲部5が大きく鉛直方向下に下降し、また第1の屈曲部5が紙面垂直方向に変形する。このため、上下反転した後には、元々第1の屈曲部5の位置にあったブラケット部9が、炉殻からの支持部13よりも上方にきてしまうという問題点がある。
特許文献2にあるような構造を取られている場合は、ラジアントチューブが変形し反転した時に、反転後のラジアントチューブの第3の屈曲部7が浮いている状態になり、支持されていない状況が続くこととなる。強度上問題はないことはすでに述べたが、片持ち梁の状態が長時間続くことは振動しやすいこと、第1の直線部1、第4の直線部4の根元に大きな応力が発生しやすいことなど、あまり好ましい状態とは言えない。
また、ラジアントチューブの変形が進むにつれて、第3の屈曲部7のブラケット部8が炉殻からの支持部13に接触することが考えられるが、特許文献2にあるような構造だと、支持部の溝部にうまく入らない可能性が非常に高い。
第1の屈曲部5の変形を抑制するために、チューブ間の拘束を強くすることも想定されるが、拘束により生じる熱応力によってチューブに亀裂や座屈が生じてしまうため、拘束を強化することもできない。
また、特許文献3にあるような構造を取った場合は、反転した後にブラケット部が従来あるべき場所から100mmほど上方に位置することになるため、その100mmだけ余分に支持部を拡大する必要が生じる。しかし、支持部の拡大を行うと、断熱部の除去が必要となるため、炉体放散による熱損失が大きくなり、燃料コストが上昇する。このため、特許文献3にあるような方法を実施することは難しい。
(d)反転させた後の第3屈曲部7の紙面垂直方向の変形を拘束する部分がないため、第3屈曲部7が垂れて炉殻からの支持部13と接触するまでに、紙面垂直方向に変形してしまい支持部13にうまくはまらない可能性が生じる。そのために、炉殻から出ている支持部13を改良する。
ばね16を用いた機構とすることで、支持部13が鉛直方向上に伸び、上方に位置する第3屈曲部7のブラケット部8を迎えにいくようにする。(図9〜12参照)
そこで、通常支持部13の締結部が2点ある部分の下方に、軟らかいばね16を設置して、支持部13が接触していない場合は、支持部13が上方へ位置する。これにより、第3の屈曲部7が変形により上方に位置している場合には、炉殻より出た支持部13が上方に移動し、ラジアントチューブからのブラケット部8と接触するようになり、紙面垂直方向の変形を拘束することが可能となる。
図9は支持部13が上向きに傾動している本発明の第7の実施形態であり、図10はブラケット部8が支持部13に支持されている状態の本発明の第7の実施形態である。
ばね16により、支持部13が接触していない場合は、支持部13が上方へ位置する。これにより、第3の屈曲部7が変形により上方に位置している場合には、炉殻より出た支持部13が上方に移動し、ラジアントチューブからのブラケット部8と接触するようになり、紙面垂直方向の変形を拘束することが可能となる。
図11は支持部13が上向きに傾動している本発明の第8の実施形態であり、図12はブラケット部8が支持部13に支持されている状態の本発明の第8の実施形態である。
ばね16により、支持部13が接触していない場合は、支持部13が上方へ位置する。これにより、第3の屈曲部7が変形により上方に位置している場合には、炉殻より出た支持部13が上方に移動し、ラジアントチューブからの支持部13と接触するようになり、紙面垂直方向の変形を拘束することが可能となる。
操業条件によっては、図8(a)に示すように、第1の屈曲部5の変形が大きく、第1の屈曲部5の上方に傾く。このため、上下反転した後には、元々第1の屈曲部5の位置にあったブラケット部9が、炉殻からの支持部13よりも下方にきてしまい干渉するという問題点があり得る。(図8(b))
反転後のブラケット部8が、支持部13と干渉する原因は、ラジアントチューブが変形するにしたがって、第1の屈曲部5と第3の屈曲部7とを連結支持するサドル12同士が傾いて接触し、結果的に第1の屈曲部5が傾き、ブラケット部8が新品時よりも上方に移動するためである。
そこで、第1の屈曲部5と第3の屈曲部7とを連結支持するサドル12同士が傾き第1の屈曲部5が傾いてもブラケット部8が新品時よりも上方に移動しないために、サドル12の互いに接触して支持し合う接触面の片方もしくは両方に円筒状の面を導入する(図19)。なお、図19では、片方の面が円筒面状に形成される構成を示すが、両方の面が円筒面状に形成される構成であってもよい。
この円筒状の曲率の導入により、第1の屈曲部5が大きく傾いたとしても、円筒状の面により第1屈曲部5の位置が下がるため、結果としてブラケット部8の位置が新品時よりも上方に移動することはない。(図20、21)
本発明者らは、本発明として図6の形状及び比較例として図16の形状のラジアントチューブを実機の炉に装着し、本発明の評価を行った。
燃焼ガス:COG
燃焼温度:1000℃〜1300℃
炉内温度:700℃〜1000℃
加熱炉:CFB(セラミックファイバーブランケット)とSUSによって構成されている。
熱処理対象鋼板材質:一般材〜ハイテン
熱処理対象鋼板寸法:板厚0.3〜3.0mm、板巾600〜1800mm
設備設置位置:CAPLまたはCGLの加熱炉
ラジアントチューブ概要:材質SCH22、炉内幅3000mm
比較例:60か月使用したところで、ラジアントチューブの寿命が来て交換した。
実施例:48か月使用したところで、ラジアントチューブの上下を反転させ、
さらに90か月使用したところでラジアントチューブの寿命を迎えた。
このように本発明によってラジアントチューブの大幅な長寿命化を実現した。このような長寿命化によって加熱炉の操業コストは大幅に下げることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の実施形態に相到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、熱処理炉等の加熱炉に配置されるラジアントチューブ式加熱装置及びその操業方法においてラジアントチューブの長寿命化又は、これによるコストダウンに有用である。
1 第1の直線部
2 第2の直線部
3 第3の直線部
4 第4の直線部
5 第1の屈曲部
6 第2の屈曲部
7 第3の屈曲部
8 第3の屈曲部に設けられたブラケット部
9 第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に、第1の屈曲部に設けられたブラケット部
10 第2の屈曲部と吸気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドル
11 第2の屈曲部と吸気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、第2の屈曲部と排気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドル
12 第1の屈曲部と第3の屈曲部との間に設けられたサドル
13 吸入口と排気口と反対側面の炉殻の支持部

Claims (10)

  1. 炉内に、
    M字を横倒したような上下方向に略対称の管路が炉幅方向へ架け渡されて配置され、
    第1の屈曲部または第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部が設けられたラジアントチューブと;
    炉殻に設けられた前記ブラケット部を通じて前記ラジアントチューブを支持する支持手段と;
    を備えた加熱炉であって、
    第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍にこれらを連結支持する連結支持手段が設けられ、
    前記ラジアントチューブの第1の屈曲部または第3の屈曲部に設けられたブラケット部に対して上下対称に、もう一つのブラケット部が第3の屈曲部または第1の屈曲部に設けられ、
    第2の屈曲部もしくはその近傍が吸排気口側の壁に直接もしくは間接的に支持され、
    前記ラジアントチューブを上下反転しても操業できる装着機能を有していることを特徴とする、ラジアントチューブを用いた加熱炉。
    なお、ラジアントチューブの4本の直線部はそれぞれ上から、第1の直線部、第2の直線部、第3の直線部、第4の直線部と称し、これらの直線部の間にある3箇所のU字状屈曲部はそれぞれ上から第1の屈曲部、第2の屈曲部、第3の屈曲部と称する。
  2. 前記ラジアントチューブに、
    第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
    第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段であるサドルと、
    第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と、
    第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に第2の屈曲部を間接的に支持するサドルと、
    第2の屈曲部と吸気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に、
    第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、
    第2の屈曲部を間接的に支持するサドルが設けられたことを特徴とする、請求項1に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
  3. 前記ラジアントチューブに、
    第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
    第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段であるサドルと、
    第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と
    第2の屈曲部もしくはその近傍に炉幅方向に突出して吸排気口側の壁に直接に支持する炉幅方向に突出するブラケット部が設けられた
    ことを特徴とする、請求項1に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
  4. 前記ラジアントチューブに、
    第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
    第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられ、前記第3の屈曲部に設けられたブラケット部と直接接触して支持し合う、もう一つのブラケット部と、
    第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に第2の屈曲部を間接的に支持するサドルと、
    第2の屈曲部と吸気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に、
    第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、
    第2の屈曲部を間接的に支持するサドルが設けられたことを特徴とする、請求項1に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
  5. 前記ラジアントチューブに、
    第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
    第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられ、前記第3の屈曲部に設けられたブラケット部と直接接触して支持し合う、もう一つのブラケット部と、
    第2の屈曲部もしくはその近傍に炉幅方向に突出して吸排気口側の壁に直接に支持する炉幅方向に突出するブラケット部
    が設けられたことを特徴とする、請求項1に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
  6. 前記ラジアントチューブに、
    第1の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
    第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段である係合部が設けられ、
    第3の屈曲部に、第1の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と、
    第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に第2の屈曲部を間接的に支持するサドルと、
    第2の屈曲部と吸気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に、
    第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、
    第2の屈曲部を間接的に支持するサドルが設けられたことを特徴とする、請求項1に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
  7. 前記ラジアントチューブに、
    第1の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
    第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段である係合部が設けられ、
    第3の屈曲部に、第1の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と、
    第2の屈曲部もしくはその近傍に炉幅方向に突出して吸排気口側の壁に直接に支持する炉幅方向に突出するブラケット部が設けられたことを特徴とする、請求項1に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
  8. 炉殻に設けられて前記下側のブラケット部を支持する前記支持手段が、前記下側のブラケット部の上下変位に追従して鉛直方向上向きに移動または傾動することを特徴とする前記請求項1から7のいずれか1項に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
  9. 第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に設けられたサドルの互いに接触して支持し合う面の片方もしくは両方が円筒面状になっていることを特徴とする前記請求項2又は3に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
  10. 前記第1の屈曲部に設けられたブラケット部と前記第3の屈曲部に設けられたブラケット部が互いに接触して支持し合う面の、片方もしくは両方が円筒面状になっていることを特徴とする前記請求項4又は5に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
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