JP2014145527A - ラジアントチューブを用いた加熱炉 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】炉内に、M字を横倒したような上下方向に略対称の管路が炉幅方向へ架け渡されて配置されラジアントチューブと;炉殻に設けられた前記ブラケット部8を通じて前記ラジアントチューブを支持する支持手段13と;を備えた加熱炉であって、
前記ラジアントチューブの上方の屈曲部5と下方の屈曲部7に上下対称にブラケット部9,8が設けられ、上方の屈曲部5と下方の屈曲部7との間にこれらを連結支持する連結支持手段12が設けられ、中間の屈曲部6が吸排気口側の壁に直接もしくは間接的に支持されることを特徴とする、ラジアントチューブを用いた加熱炉。
【選択図】図6
Description
このラジアントチューブはM字を横倒ししたような管路を有し、燃焼ガスは上側の吸入口から吸入され、水平方向に進行し、往復して下側の排気口から排気される。特に、多くの場合は図1のように2往復する形であり、4本の直線部とその間の3箇所のU字状屈曲部を有する。これ以後、4本の直線部はそれぞれ上から第1の直線部、第2の直線部、第3の直線部、第4の直線部と称し、これらの直線部の間にある3箇所のU字状屈曲部はそれぞれ上から第1の屈曲部、第2の屈曲部、第3の屈曲部と称する。
炉を新設するにしても、1点支持(吸排気に対して反対側の炉壁の支持が1点)のほうが3点支持(吸排気に対して反対側の炉壁の支持が2点)よりも、支持部が少ない分炉の構造が単純となり、この部分からの熱漏れも少なくなり、コスト上有利である。
(1)炉内に、
M字を横倒したような上下方向に略対称の管路が炉幅方向へ架け渡されて配置され、
第1の屈曲部または第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部が設けられたラジアントチューブと;
炉殻に設けられた前記ブラケット部を通じて前記ラジアントチューブを支持する支持手段と;
を備えた加熱炉であって、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍にこれらを連結支持する連結支持手段が設けられ、
前記ラジアントチューブの第1の屈曲部または第3の屈曲部に設けられたブラケット部に対して上下対称に、もう一つのブラケット部が第3の屈曲部または第1の屈曲部に設けられ、
第2の屈曲部もしくはその近傍が吸排気口側の壁に直接もしくは間接的に支持され、
前記ラジアントチューブを上下反転しても操業できる装着機能を有していることを特徴とする、ラジアントチューブを用いた加熱炉。
なお、ラジアントチューブの4本の直線部はそれぞれ上から、第1の直線部、第2の直線部、第3の直線部、第4の直線部と称し、これらの直線部の間にある3箇所のU字状屈曲部はそれぞれ上から第1の屈曲部、第2の屈曲部、第3の屈曲部と称する。
第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段であるサドルと、
第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に第2の屈曲部を間接的に支持するサドルと、
第2の屈曲部と吸気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、
第2の屈曲部を間接的に支持するサドルが設けられたことを特徴とする、(1)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段であるサドルと、
第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と
第2の屈曲部もしくはその近傍に炉幅方向に突出して吸排気口側の壁に直接に支持する炉幅方向に突出するブラケット部が設けられた
ことを特徴とする、(1)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられ、前記第3の屈曲部に設けられたブラケット部と直接接触して支持し合う、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に第2の屈曲部を間接的に支持するサドルと、
第2の屈曲部と吸気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、
第2の屈曲部を間接的に支持するサドルが設けられたことを特徴とする、(1)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられ、前記第3の屈曲部に設けられたブラケット部と直接接触して支持し合う、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部もしくはその近傍に炉幅方向に突出して吸排気口側の壁に直接に支持する炉幅方向に突出するブラケット部
が設けられたことを特徴とする、(1)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
第1の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段である係合部が設けられ、
第3の屈曲部に、第1の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に第2の屈曲部を間接的に支持するサドルと、
第2の屈曲部と吸気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、
第2の屈曲部を間接的に支持するサドルが設けられたことを特徴とする、(1)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
第1の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段である係合部が設けられ、
第3の屈曲部に、第1の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部もしくはその近傍に炉幅方向に突出して吸排気口側の壁に直接に支持する炉幅方向に突出するブラケット部が設けられたことを特徴とする、(1)に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
図6はラジアントチューブ装着直後の本発明の第1の実施形態の正面図である。
本発明の要旨は、炉内に、
M字を横倒したような上下方向に略対称の管路が炉幅方向へ架け渡されて配置され、
第1の屈曲部5または第3の屈曲部7に炉幅方向に突出するブラケット部8が設けられたラジアントチューブと;
炉殻に設けられた前記ブラケット部8を通じて前記ラジアントチューブを支持する支持手段13と;
を備えた加熱炉であって、
第1の屈曲部5と第3の屈曲部7との間もしくはその近傍にこれらを連結支持する連結支持手段12が設けられ、
第2の屈曲部6もしくはその近傍が吸排気口側の壁に直接もしくは間接的に支持され、
前記ラジアントチューブの第1の屈曲部5または第3の屈曲部7に設けられたブラケット部8(または9)に対して上下対称に、もう一つのブラケット部9(または8)が第3の屈曲部7または第1の屈曲部5に設けられたことを特徴とする、ラジアントチューブを用いた加熱炉、である。
ラジアントチューブは、装着治具を介して炉壁に着脱可能に取付けられており、装着治具をたとえば180°対称に配置することによって、上下反転して操業できる。
図7(a)のように変形したラジアントチューブを上下反転させることにより、垂れの進行方向を逆転させて、管同士の接触を防ぎ、長期間同ラジアントチューブが使用可能となる。
また、第2の屈曲部6もしくはその近傍が、吸排気口側の壁(炉殻)に、第4の直線部4とサドル10を介して間接的に支持される。さらに、サドル10の上下対称の位置には、別のサドル11が設けられる。このサドル11は、ラジアントチューブが上下反転した場合に、第2の屈曲部6もしくはその近傍を間接的に支持する。
まず、反転前に生じる第1の屈曲部5の変形をFEMを用いた計算によって求め、ラジアントチューブがクリープ変形によって垂れ下がり、反転後に生じる隙間が埋まるまでの時間を計算によって算出し、また、その間に発生する応力を算出した。
算出された応力と時間から、ラーソンミラーパラメータを用いて整理を行い、垂れ下がるまでの時間と応力を元に、しばらくするとクリープ破断等を起こさずに支持部に接触することがわかった。
このことから、第1の屈曲部5と第3の屈曲部7との間を連結支持するサドル12等によってその間隔を維持するように補強しておけば、吸排気に対して反対側の炉壁の支持は、上下反転しても、1点でも強度的に問題ないことがわかった。また、実際に実施した場合にも問題は生じなかった。
ラジアントチューブと炉殻との接点が3点のものと比較して、炉殻との接点が1点または2点のものは、接点が少ないため反転時に位置合わせが容易であり、短時間で反転組み換えが実施出来た。
第1の屈曲部5と第3の屈曲部7にそれぞれ炉幅方向に突出する上下対称のブラケット部9,8を設けられたラジアントチューブである。第1の屈曲部5と第3の屈曲部7との間にサドル12はないが、ブラケット部9,8同士が連結し合っており(直接接触して支持し合っており)、その間隔が維持されるように補強されている。したがって、第1の屈曲部5は、第3の屈曲部7のブラケット部8により支持される。
図14はラジアントチューブ装着直後の本発明の第3の実施形態の正面図である。
前記ラジアントチューブの第2の屈曲部6の排気口に近い側に炉幅方向に突出するように設けられたブラケット部14により、直接的に接触して支持されるラジアントチューブである。
第1の屈曲部5と第3の屈曲部7にそれぞれ上下対称のブラケット部8,9を設けられたラジアントチューブである。第1の屈曲部5と第3の屈曲部7との間にサドル12はないが、ブラケット部8,9同士が連結し合っており(直接接触して支持し合っており)、その間隔が維持されるように補強されている。したがって、第1の屈曲部5は、第3の屈曲部7のブラケット部8により支持される。
第1の屈曲部5に炉幅方向に突出するブラケット部9が設けられ、
第1の屈曲部5と第3の屈曲部7との間もしくはその近傍に、第1の屈曲部5と第3の屈曲部7とを連結支持する係合部15が設けられ、第2の屈曲部6と排気口に近い側の第4の直線部4との間もしくはその近傍にサドル10を設けられたラジアントチューブと;
炉殻に設けられた前記ブラケット部9を通じて前記ラジアントチューブを支持する支持手段13が設けられる。
上下対称のもう一つのブラケット部がないので、ラジアントチューブを上下反転して使用することができない。
前記ラジアントチューブの第3の屈曲部7に、第1の屈曲部5に設けられたブラケット部9と上下対称に、もう一つのブラケット部8を設け、
第2の屈曲部6と吸気口に近い側の第1の直線部1との間もしくはその近傍にサドル11を設けることにより、上下反転させた際に、炉殻に設けられた支持部13を通じて前記ラジアントチューブが支持される構造である。
第1の屈曲部5に設けられるブラケット部9と、第3の屈曲部7に設けられるブラケット部8とは、係合部15によって係合し、直接的に接触して支持し合っている。
前記ラジアントチューブの第2の屈曲部6を排気口に近い側より設けられたブラケット部14より支持されるラジアントチューブである。
図13、14、15、17及び18の第2〜6の実施形態はいずれも、実施形態1と同様に、吸排気に対して反対側の炉壁の支持が1点であっても、上下反転をすることによってラジアントチューブの寿命を長くすることができた。
また、ラジアントチューブの変形が進むにつれて、第3の屈曲部7のブラケット部8が炉殻からの支持部13に接触することが考えられるが、特許文献2にあるような構造だと、支持部の溝部にうまく入らない可能性が非常に高い。
ばね16を用いた機構とすることで、支持部13が鉛直方向上に伸び、上方に位置する第3屈曲部7のブラケット部8を迎えにいくようにする。(図9〜12参照)
ばね16により、支持部13が接触していない場合は、支持部13が上方へ位置する。これにより、第3の屈曲部7が変形により上方に位置している場合には、炉殻より出た支持部13が上方に移動し、ラジアントチューブからのブラケット部8と接触するようになり、紙面垂直方向の変形を拘束することが可能となる。
ばね16により、支持部13が接触していない場合は、支持部13が上方へ位置する。これにより、第3の屈曲部7が変形により上方に位置している場合には、炉殻より出た支持部13が上方に移動し、ラジアントチューブからの支持部13と接触するようになり、紙面垂直方向の変形を拘束することが可能となる。
燃焼ガス:COG
燃焼温度:1000℃〜1300℃
炉内温度:700℃〜1000℃
加熱炉:CFB(セラミックファイバーブランケット)とSUSによって構成されている。
熱処理対象鋼板材質:一般材〜ハイテン
熱処理対象鋼板寸法:板厚0.3〜3.0mm、板巾600〜1800mm
設備設置位置:CAPLまたはCGLの加熱炉
ラジアントチューブ概要:材質SCH22、炉内幅3000mm
比較例:60か月使用したところで、ラジアントチューブの寿命が来て交換した。
実施例:48か月使用したところで、ラジアントチューブの上下を反転させ、
さらに90か月使用したところでラジアントチューブの寿命を迎えた。
このように本発明によってラジアントチューブの大幅な長寿命化を実現した。このような長寿命化によって加熱炉の操業コストは大幅に下げることができる。
2 第2の直線部
3 第3の直線部
4 第4の直線部
5 第1の屈曲部
6 第2の屈曲部
7 第3の屈曲部
8 第3の屈曲部に設けられたブラケット部
9 第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に、第1の屈曲部に設けられたブラケット部
10 第2の屈曲部と吸気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドル
11 第2の屈曲部と吸気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、第2の屈曲部と排気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドル
12 第1の屈曲部と第3の屈曲部との間に設けられたサドル
13 吸入口と排気口と反対側面の炉殻の支持部
Claims (10)
- 炉内に、
M字を横倒したような上下方向に略対称の管路が炉幅方向へ架け渡されて配置され、
第1の屈曲部または第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部が設けられたラジアントチューブと;
炉殻に設けられた前記ブラケット部を通じて前記ラジアントチューブを支持する支持手段と;
を備えた加熱炉であって、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍にこれらを連結支持する連結支持手段が設けられ、
前記ラジアントチューブの第1の屈曲部または第3の屈曲部に設けられたブラケット部に対して上下対称に、もう一つのブラケット部が第3の屈曲部または第1の屈曲部に設けられ、
第2の屈曲部もしくはその近傍が吸排気口側の壁に直接もしくは間接的に支持され、
前記ラジアントチューブを上下反転しても操業できる装着機能を有していることを特徴とする、ラジアントチューブを用いた加熱炉。
なお、ラジアントチューブの4本の直線部はそれぞれ上から、第1の直線部、第2の直線部、第3の直線部、第4の直線部と称し、これらの直線部の間にある3箇所のU字状屈曲部はそれぞれ上から第1の屈曲部、第2の屈曲部、第3の屈曲部と称する。 - 前記ラジアントチューブに、
第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段であるサドルと、
第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に第2の屈曲部を間接的に支持するサドルと、
第2の屈曲部と吸気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、
第2の屈曲部を間接的に支持するサドルが設けられたことを特徴とする、請求項1に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。 - 前記ラジアントチューブに、
第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段であるサドルと、
第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と
第2の屈曲部もしくはその近傍に炉幅方向に突出して吸排気口側の壁に直接に支持する炉幅方向に突出するブラケット部が設けられた
ことを特徴とする、請求項1に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。 - 前記ラジアントチューブに、
第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられ、前記第3の屈曲部に設けられたブラケット部と直接接触して支持し合う、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に第2の屈曲部を間接的に支持するサドルと、
第2の屈曲部と吸気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、
第2の屈曲部を間接的に支持するサドルが設けられたことを特徴とする、請求項1に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。 - 前記ラジアントチューブに、
第3の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部に、第3の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられ、前記第3の屈曲部に設けられたブラケット部と直接接触して支持し合う、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部もしくはその近傍に炉幅方向に突出して吸排気口側の壁に直接に支持する炉幅方向に突出するブラケット部
が設けられたことを特徴とする、請求項1に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。 - 前記ラジアントチューブに、
第1の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段である係合部が設けられ、
第3の屈曲部に、第1の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に第2の屈曲部を間接的に支持するサドルと、
第2の屈曲部と吸気口に近い側の第1の直線部との間もしくはその近傍に、
第2の屈曲部と排気口に近い側の第4の直線部との間もしくはその近傍に設けられたサドルと上下対称に、
第2の屈曲部を間接的に支持するサドルが設けられたことを特徴とする、請求項1に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。 - 前記ラジアントチューブに、
第1の屈曲部に炉幅方向に突出するブラケット部と、
第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に連結支持手段である係合部が設けられ、
第3の屈曲部に、第1の屈曲部に設けられたブラケット部と上下対称に設けられた、もう一つのブラケット部と、
第2の屈曲部もしくはその近傍に炉幅方向に突出して吸排気口側の壁に直接に支持する炉幅方向に突出するブラケット部が設けられたことを特徴とする、請求項1に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。 - 炉殻に設けられて前記下側のブラケット部を支持する前記支持手段が、前記下側のブラケット部の上下変位に追従して鉛直方向上向きに移動または傾動することを特徴とする前記請求項1から7のいずれか1項に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
- 第1の屈曲部と第3の屈曲部との間もしくはその近傍に設けられたサドルの互いに接触して支持し合う面の片方もしくは両方が円筒面状になっていることを特徴とする前記請求項2又は3に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
- 前記第1の屈曲部に設けられたブラケット部と前記第3の屈曲部に設けられたブラケット部が互いに接触して支持し合う面の、片方もしくは両方が円筒面状になっていることを特徴とする前記請求項4又は5に記載のラジアントチューブを用いた加熱炉。
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