JPH02192590A - 加熱炉の炉内壁支持装置 - Google Patents
加熱炉の炉内壁支持装置Info
- Publication number
- JPH02192590A JPH02192590A JP771989A JP771989A JPH02192590A JP H02192590 A JPH02192590 A JP H02192590A JP 771989 A JP771989 A JP 771989A JP 771989 A JP771989 A JP 771989A JP H02192590 A JPH02192590 A JP H02192590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- anchor
- wall
- end arm
- inner end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims description 7
- 239000011449 brick Substances 0.000 claims abstract description 26
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 7
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 8
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 2
- 239000011819 refractory material Substances 0.000 abstract 2
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は加熱炉の耐火断熱煉瓦積炉内壁を炉外壁に支持
するための炉内壁支持装置に関するものである。
するための炉内壁支持装置に関するものである。
(従来の技術)
一般に、加熱炉においては、第3図に示すように、例え
ば厚さ約300mmの炉壁が厚さ3〜5mmの鋼板製外
板による炉外壁1と、この炉外壁の内側に断熱シリカボ
ート2等の内張りを介して設けられた厚さ約230mm
の炉内壁3とで構成されている。
ば厚さ約300mmの炉壁が厚さ3〜5mmの鋼板製外
板による炉外壁1と、この炉外壁の内側に断熱シリカボ
ート2等の内張りを介して設けられた厚さ約230mm
の炉内壁3とで構成されている。
炉内壁3は耐火断熱煉瓦4によって構築され、複数個の
炉壁アンカー5によって炉外壁1に支持されている。炉
壁アンカー5は、例えば、ステンレス鋼製の厚さ3〜(
3mm、、幅50m++のL字形鋼材で形成され、その
一端5aは炉外壁1に溶接等により固定されて煉瓦積み
された上下煉瓦間に水平方向に延長して挿入され、他端
の折曲腕部5bは、例えば、幅100〜120mmの横
積された2個の隣接する煉瓦4a、 4b間に下方に挿
入され、このようにして横方向に例えば100〜500
mmのピッチで設けられた炉壁アンカー5により煉瓦を
所定位置に固定している。
炉壁アンカー5によって炉外壁1に支持されている。炉
壁アンカー5は、例えば、ステンレス鋼製の厚さ3〜(
3mm、、幅50m++のL字形鋼材で形成され、その
一端5aは炉外壁1に溶接等により固定されて煉瓦積み
された上下煉瓦間に水平方向に延長して挿入され、他端
の折曲腕部5bは、例えば、幅100〜120mmの横
積された2個の隣接する煉瓦4a、 4b間に下方に挿
入され、このようにして横方向に例えば100〜500
mmのピッチで設けられた炉壁アンカー5により煉瓦を
所定位置に固定している。
従来の上述したような炉壁構造においては、煉瓦の上下
への熱膨張に対し、炉壁アンカー5が炉外壁1に固定さ
れているため、溶接部またはアンカーと接触している煉
瓦の部分が損傷して炉壁の寿命を短くするという問題が
あり、アンカーおよび煉瓦の熱膨張による損傷を少なく
するため炉内温度の上限が1200℃程度に制限される
という問題がある。
への熱膨張に対し、炉壁アンカー5が炉外壁1に固定さ
れているため、溶接部またはアンカーと接触している煉
瓦の部分が損傷して炉壁の寿命を短くするという問題が
あり、アンカーおよび煉瓦の熱膨張による損傷を少なく
するため炉内温度の上限が1200℃程度に制限される
という問題がある。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、煉瓦で構築された炉内壁の熱膨張によって生
じる炉壁アンカーおよび煉瓦の損傷を防止しようとする
ものである。
じる炉壁アンカーおよび煉瓦の損傷を防止しようとする
ものである。
(課題を解決するための手段)
これがため、本発明によれば、第1図に示すように、耐
火断熱煉瓦4によって構築された炉内壁3を炉外壁1に
支持する炉内壁支持装置が、両端部にほぼ直角に下方に
折曲がった腕部7a、 7bを有する逆U字形のアンカ
ー7と、このアンカー7の外端腕部7aを摺動自在に案
内支持するよう炉外壁1の内側面1aに水平方向に延長
して設けられた外端腕部支持溝8と、アンカー7によっ
て支持すべき耐火断熱煉瓦4aに内端腕部7bを挿入す
るようほぼ垂直に設けられた内端腕部挿入孔9と、内端
腕部挿入孔9に隣接してアンカーの内端折曲部7Cを支
持するよう耐火断熱煉瓦上に設けられた通しロッド10
とによって構成する。
火断熱煉瓦4によって構築された炉内壁3を炉外壁1に
支持する炉内壁支持装置が、両端部にほぼ直角に下方に
折曲がった腕部7a、 7bを有する逆U字形のアンカ
ー7と、このアンカー7の外端腕部7aを摺動自在に案
内支持するよう炉外壁1の内側面1aに水平方向に延長
して設けられた外端腕部支持溝8と、アンカー7によっ
て支持すべき耐火断熱煉瓦4aに内端腕部7bを挿入す
るようほぼ垂直に設けられた内端腕部挿入孔9と、内端
腕部挿入孔9に隣接してアンカーの内端折曲部7Cを支
持するよう耐火断熱煉瓦上に設けられた通しロッド10
とによって構成する。
(作 用)
本発明の上述した構成によれば、煉瓦積炉内壁が炉内の
高温ガスにより加熱されてその厚みに対して横方向およ
び上下方向に大きく熱膨張する際、アンカー7の外端腕
部7aが炉外壁1の支持溝8内に横方向および上下方向
に移動することによってアンカーおよび煉瓦が損傷を受
けることがない。
高温ガスにより加熱されてその厚みに対して横方向およ
び上下方向に大きく熱膨張する際、アンカー7の外端腕
部7aが炉外壁1の支持溝8内に横方向および上下方向
に移動することによってアンカーおよび煉瓦が損傷を受
けることがない。
したがって、加熱炉の寿命を増大させることができる。
また、炉壁の厚さおよび炉内壁3の内側面3aからアン
カー7の内端腕部7bまでの距離を適当に選定すること
ができることにより、炉壁全体の厚さを適当に選定する
ことにより、炉内温度を1800℃程度にまで上昇して
加熱処理を行なうことが可能となった。
カー7の内端腕部7bまでの距離を適当に選定すること
ができることにより、炉壁全体の厚さを適当に選定する
ことにより、炉内温度を1800℃程度にまで上昇して
加熱処理を行なうことが可能となった。
また、アンカー7を直径5〜15mmの耐熱鋼の丸棒で
形成し、通しロッド10を用いてアンカー7の内端部を
支持させることによりアンカー間の間隔を増大させるこ
とが可能となり、アンカーの使用数を削減できるので、
加熱炉全体としての熱損失を減少させることができる。
形成し、通しロッド10を用いてアンカー7の内端部を
支持させることによりアンカー間の間隔を増大させるこ
とが可能となり、アンカーの使用数を削減できるので、
加熱炉全体としての熱損失を減少させることができる。
さらにまた、本発明による炉内壁支持装置は支持金具さ
えあれば外板が鋼板でない場合にも適用することができ
る。
えあれば外板が鋼板でない場合にも適用することができ
る。
(実施例)
本発明の1実施例を第1および2図に示しており、図示
の例では、鋼板製外板による炉外壁1の内側面に水平方
向に連続的に延びる支持金具11を垂直方向に68〜1
000mmのピッチで溶接により固定して支持溝8を設
けている。
の例では、鋼板製外板による炉外壁1の内側面に水平方
向に連続的に延びる支持金具11を垂直方向に68〜1
000mmのピッチで溶接により固定して支持溝8を設
けている。
アンカー7は直径5〜15mmの耐熱鋼丸棒を両端部で
折曲げ成形して内端腕部7aと外端腕部7bとを設けて
いる。アンカー7の水平方向ピッチは117mm以上と
するのがよい。
折曲げ成形して内端腕部7aと外端腕部7bとを設けて
いる。アンカー7の水平方向ピッチは117mm以上と
するのがよい。
アンカー7によって所定位置に保持される耐火断熱煉瓦
4aには、所定位置でアンカー7の内端腕部7bを抜き
差し自在に差し込み得る直径10〜20mmの挿入孔9
を垂直に貫通して設ける。挿入孔9の上端縁に隣接する
位置で通しロッド10の直径より大きい曲率半径の半円
形断面の溝孔12を煉瓦4aの上面に煉瓦幅方向に延長
して設け、この溝孔12内に通しロッド10を挿入し、
この通しロッド10によってアンカー7の内端腕部の折
曲部7Cを支持させる。これがため、第1図において煉
瓦4aの上に積み重ねられる煉瓦4Cの下面にアンカー
7を受ける溝孔13を設けること勿論である。
4aには、所定位置でアンカー7の内端腕部7bを抜き
差し自在に差し込み得る直径10〜20mmの挿入孔9
を垂直に貫通して設ける。挿入孔9の上端縁に隣接する
位置で通しロッド10の直径より大きい曲率半径の半円
形断面の溝孔12を煉瓦4aの上面に煉瓦幅方向に延長
して設け、この溝孔12内に通しロッド10を挿入し、
この通しロッド10によってアンカー7の内端腕部の折
曲部7Cを支持させる。これがため、第1図において煉
瓦4aの上に積み重ねられる煉瓦4Cの下面にアンカー
7を受ける溝孔13を設けること勿論である。
(発明の効果)
本発明によれば、耐火絶縁煉瓦で構築された炉内壁の熱
膨張によりアンカーおよび煉瓦が損傷を受けるのを防止
でき、炉内壁の寿命を増大させ得るとともに炉内温度を
従来例の1200℃程度より600℃も高い1800℃
にまでも上昇させることが可能となり、処理可能温度範
囲を増大させ、熱効率を向上させることができる。
膨張によりアンカーおよび煉瓦が損傷を受けるのを防止
でき、炉内壁の寿命を増大させ得るとともに炉内温度を
従来例の1200℃程度より600℃も高い1800℃
にまでも上昇させることが可能となり、処理可能温度範
囲を増大させ、熱効率を向上させることができる。
第1図は本発明による炉内壁支持装置の1実施例を示す
炉壁部分縦断面図、 第2図は第1図の■−■線上で矢の方向に見た断面図、 第3図は従来の炉内壁支持構造を示す炉壁の部分縦断面
図、 第4図は第3図のIV−rV綿線上矢の方向に見た断面
図である。 1・・・炉外壁 2・・・シリカボード3・
・・炉内壁 4・・・耐火断熱煉瓦7・・・
アンカー 7a・・・外端腕部7b・・・内端
腕部 7C・・・内端折曲部訃・・外端腕部支
持溝 9・・・内端腕部挿入孔10・・・通しロッド
11・・・支持金具12・・・溝孔
炉壁部分縦断面図、 第2図は第1図の■−■線上で矢の方向に見た断面図、 第3図は従来の炉内壁支持構造を示す炉壁の部分縦断面
図、 第4図は第3図のIV−rV綿線上矢の方向に見た断面
図である。 1・・・炉外壁 2・・・シリカボード3・
・・炉内壁 4・・・耐火断熱煉瓦7・・・
アンカー 7a・・・外端腕部7b・・・内端
腕部 7C・・・内端折曲部訃・・外端腕部支
持溝 9・・・内端腕部挿入孔10・・・通しロッド
11・・・支持金具12・・・溝孔
Claims (1)
- 1、耐火断熱煉瓦によって構築された炉内壁を炉外壁に
支持する炉内壁支持装置において、両端部にほぼ直角に
下方に折曲がった腕部を有する逆u字形のアンカーと、
このアンカーの外端腕部を摺動自在に案内支持するよう
炉外壁の内側面に水平方向に延長して設けられた外端腕
部支持溝と、アンカーによって支持すべき耐火断熱煉瓦
に内端腕部を挿入するようほぼ垂直に設けられた内端腕
部挿入孔と、内端腕部挿入孔に隣接してアンカーの内端
折曲部を支持するように耐火断熱煉瓦上に設けられた通
しロッドとを具えることを特徴とする加熱炉の炉内壁支
持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP771989A JPH02192590A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | 加熱炉の炉内壁支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP771989A JPH02192590A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | 加熱炉の炉内壁支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02192590A true JPH02192590A (ja) | 1990-07-30 |
Family
ID=11673538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP771989A Pending JPH02192590A (ja) | 1989-01-18 | 1989-01-18 | 加熱炉の炉内壁支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02192590A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103629937A (zh) * | 2013-02-05 | 2014-03-12 | 绵竹市剑桥节能材料有限公司 | 砖窑纤维模块锚固件 |
CN106705682A (zh) * | 2016-12-17 | 2017-05-24 | 宁夏天纵泓光余热发电技术股份有限公司 | 水泥窑预热器 |
CN110260658A (zh) * | 2019-06-04 | 2019-09-20 | 浙江智造热成型科技有限公司 | 加热炉的炉体支撑机构 |
-
1989
- 1989-01-18 JP JP771989A patent/JPH02192590A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103629937A (zh) * | 2013-02-05 | 2014-03-12 | 绵竹市剑桥节能材料有限公司 | 砖窑纤维模块锚固件 |
CN106705682A (zh) * | 2016-12-17 | 2017-05-24 | 宁夏天纵泓光余热发电技术股份有限公司 | 水泥窑预热器 |
CN110260658A (zh) * | 2019-06-04 | 2019-09-20 | 浙江智造热成型科技有限公司 | 加热炉的炉体支撑机构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4246852A (en) | Industrial furnace with ceramic insulating modules | |
US4429504A (en) | Fiber blanket insulation module | |
JP2002221391A (ja) | 耐熱つり下げレンガ | |
JPH02192590A (ja) | 加熱炉の炉内壁支持装置 | |
JP5629992B2 (ja) | 金属ストリップの横型連続焼鈍炉 | |
US4300882A (en) | Industrial furnace with side wall ceramic insulating modules | |
KR840001329B1 (ko) | 절두 삼각형 스키드관 | |
US2930601A (en) | Open-hearth furnace construction | |
US4529178A (en) | Expansible refractory brick assembly for a furnace roof | |
JPS6255599B2 (ja) | ||
US4391587A (en) | Slab heating furnace | |
US2664837A (en) | Suspended furnace arch | |
CN211651219U (zh) | 一种弧形热工设备耐火砖吊挂装置 | |
US2126901A (en) | Furnace arch and refractory block therefor | |
JP2007240053A (ja) | 雰囲気炉の吊り天井構造 | |
EP0062501B1 (en) | Skid pipe and method for making such a skid pipe | |
KR100808766B1 (ko) | 절연내화 애자 및 이를 이용한 원통형 전기가열로 | |
JP2005241135A (ja) | 電気炉 | |
US3073264A (en) | Furnace roof suspended by interconnected brick hanger extensions | |
JPH0722595Y2 (ja) | 煉瓦積み炉壁の支持構造 | |
JP2002371321A (ja) | 熱間スレッディング方法及び熱間通板用スレッディングバー | |
JPS5952205B2 (ja) | ウオ−キングビ−ム式加熱炉用炉床レ−ル | |
US3198147A (en) | Furnace-roof construction | |
JP5057502B2 (ja) | 焼成用棚組装置 | |
RU73722U1 (ru) | Стена обмуровки теплотехнического агрегата, кляммерный кирпич и кляммер |