JP2014143525A - 空間合成アンテナ装置、並びに、主鏡及び副鏡に関する鏡面修整反射鏡の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の空間合成アンテナ装置10は、放射利得が同一である複数の放射素子14が規則的に配列されたフェーズドアレー給電部13と、複数の放射素子14から放射される放射ビームを反射する鏡面修整反射鏡からなる副鏡12と、副鏡12によって反射した放射ビームを空間合成して所定の放射電力パターンを形成するための鏡面修整反射鏡からなる主鏡11とを備える。本発明の主鏡11及び副鏡12に関する鏡面修整反射鏡の製造方法は、放射素子14の励振振幅値及び励振位相値の制御により当該サービスエリア内の特定地域における放射利得を所定の範囲で変更可能か否かを検査しながら、主鏡11及び副鏡12のそれぞれに設定した目標利得の値を達成するよう、修整基準のパラボラ面から鏡面形状を修整して最適化する。
【選択図】図1
Description
図1に、本発明による一実施形態の空間合成アンテナ装置10の構成を示す。本実施形態の空間合成アンテナ装置10は、放送衛星に搭載する反射鏡アンテナとして用いて、降雨による電波減衰を補償するため、晴天地域には一定の電力で覆う放射電力パターンを形成しつつ、降雨地域には通常より増力した放射電力パターンを形成可能にする装置であり、例えば31個の放射素子14から構成されるフェーズドアレー給電部13と、放射ビームを反射して空間合成するための本発明に係る鏡面修整反射鏡による主鏡11と、同じく鏡面修整反射鏡による副鏡12とを備える。本発明に係る鏡面修整反射鏡による主鏡11及び副鏡12は、修整基準のパラボラ面から鏡面形状を修整した滑らかな面を有する。
図2(A)に、本実施形態の空間合成アンテナ装置10における一実施例の設計例を示し、図2(B)に、本実施形態の空間合成アンテナ装置10における一実施例のフェーズドアレー給電部13の各放射素子14の励振振幅分布を定める配置例を示している。図2に示す例では、フェーズドアレー給電部13の各放射素子14として、0dB素子として放射利得が同じである31個の放射素子14を三角配列で規則的に配列した構成とした。尚、各放射素子14について、送信用の放射素子について特に説明するが、送受信共用の放射素子とすることができるし、受信用の放射素子を別途設けてもよい。
続いて、図3に基づいて、本発明に係る主鏡11及び副鏡12に関する鏡面修整反射鏡の製造方法について説明する。以下に説明する鏡面修整反射鏡の設計手順は、コンピュータを用いて形状演算を実行することができ、設計した鏡面修整反射鏡の鏡面形状パターンを基に、成形型を利用して鏡面修整反射鏡を形成することや修整基準のパラボラ面を有する実際の反射鏡から削り出し等の形状修整を行って鏡面修整反射鏡を形成することもできる。
11 主鏡(鏡面修整反射鏡)
12 副鏡(鏡面修整反射鏡)
13 フェーズドアレー給電部
14 放射素子
50 制御部
51 増幅器
52 移相器
53 帯域制限フィルタ
54 励振情報入力部
55 励振振幅・位相設定部
100 空間合成アンテナ装置
111 主鏡(パラボラ反射鏡)
112 副鏡(パラボラ反射鏡)
113 フェーズドアレー給電部
114 放射素子
Claims (6)
- 放射電力パターンを可変とする空間合成アンテナ装置であって、
放射利得が同一である複数の放射素子が規則的に配列されたフェーズドアレー給電部と、
前記複数の放射素子から放射される放射ビームを反射する固定形状の鏡面修整反射鏡からなる副鏡と、
前記副鏡によって反射した前記複数の放射素子から放射される放射ビームを空間合成して所定の放射電力パターンを形成するための固定形状の鏡面修整反射鏡からなる主鏡と、
を備えることを特徴とする空間合成アンテナ装置。 - 基地局設備から送信された各放射素子に関する励振位相値からなる励振情報を基に前記フェーズドアレー給電部における各放射素子の放射ビームを制御する制御部を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の空間合成アンテナ装置。
- 前記副鏡は、理想的な振幅テーパーを有する理想利得分布を基に定めた目標利得の値に従って修整基準のパラボラ面から修整された鏡面形状を有することを特徴とする、請求項1又は2に記載の空間合成アンテナ装置。
- 前記主鏡は、前記副鏡の鏡面形状並びに前記複数の放射素子の素子数及び配置を固定して、サービスエリア内の放射利得を所定値より高くサービスエリア外へのサイドローブレベルは当該所定値以下となるように定めた目標利得の値に従って修整基準のパラボラ面から修整された鏡面形状を有することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の空間合成アンテナ装置。
- 前記フェーズドアレー給電部は、61個以下の放射素子からなることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の空間合成アンテナ装置。
- 放射利得が同一である複数の放射素子が規則的に配列されたフェーズドアレー給電部と主鏡及び副鏡とを備える空間合成アンテナ装置における主鏡及び副鏡に関する鏡面修整反射鏡の製造方法であって、
(A)前記フェーズドアレー給電部、前記主鏡及び前記副鏡を予め定めた配置位置に設定するステップと、
(B)各放射素子について、励振振幅値を同一値に設定し、且つ励振位相値を一定値に設定するステップと、
(C)前記副鏡に関して、理想的な振幅テーパーを有する理想利得分布を基に目標利得の値を設定するステップと、
(D)前記副鏡に関して、前記主鏡の鏡面形状をパラボラ面として、前記複数の放射素子から放射される放射ビームを反射する放射電力パターンが当該目標利得の値を達成するよう、修整基準のパラボラ面から鏡面形状を修整して最適化するステップと、
(E)前記主鏡に関して、前記副鏡の鏡面形状並びに前記複数の放射素子の素子数及び配置を固定して、サービスエリア内の放射利得を所定値より高くサービスエリア外へのサイドローブレベルは当該所定値以下となるように目標利得の値を設定するステップと、
(F)前記主鏡に関して、前記副鏡によって反射した前記複数の放射素子から放射される放射ビームを空間合成して得られる所定の放射電力パターンが当該目標利得の値を達成するよう、修整基準のパラボラ面から鏡面形状を修整して最適化するステップと、
(G)各放射素子の励振振幅値及び励振位相値の制御により当該サービスエリア内の特定地域における放射利得を所定の範囲で変更可能か否かを検査するステップと、
(H)前記特定地域における放射利得を所定の範囲で変更可能である場合には、当該主鏡及び副鏡に関して修整した鏡面形状を当該鏡面修整反射鏡の固定形状として決定し、前記特定地域における放射利得を所定の範囲で変更可能でない場合には、当該複数の放射素子の素子数及び/又は配置、或いは、前記副鏡に関する目標利得の値を変更して、前記ステップ(A)から前記ステップ(G)を繰り返すステップと、
(I)前記主鏡及び副鏡に関する固定形状の鏡面修整反射鏡の鏡面形状パターンを基に、前記主鏡及び前記副鏡を成形するステップと、
を含むことを特徴とする、主鏡及び副鏡に関する鏡面修整反射鏡の製造方法。
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JP2013010198A JP2014143525A (ja) | 2013-01-23 | 2013-01-23 | 空間合成アンテナ装置、並びに、主鏡及び副鏡に関する鏡面修整反射鏡の製造方法 |
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2013
- 2013-01-23 JP JP2013010198A patent/JP2014143525A/ja active Pending
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