JP2014143116A - 膜電極接合体の製造方法および製造装置 - Google Patents

膜電極接合体の製造方法および製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】触媒層接合電解質膜にガス拡散層を接合した膜電極接合体を作製する際に、触媒層接合電解質膜に発生したシワを抑制する。
【解決手段】一対の加圧ローラー32a、bのニップ部32cに、帯状の触媒層接合電解質膜12(以下電解質膜12)を順次供給するとともに、電解質膜12のニップ部32cへの供給速度に同期させて、枚葉状のガス拡散層18a(以下ガス拡散層18a)を間欠的にニップ部32cへ挿入するように供給する。ガス拡散層18aがニップ32cへ挿入される電解質膜12の領域では、ガス拡散層18aおよび電解質膜12に対して一対の加圧ローラー32a、bによる加圧を行い、ガス拡散層18aがニップ部32cへ挿入されない電解質膜12の領域では、電解質膜12に対して一対の加圧ローラー32a、bによる加圧を行わないようにして、電解質膜12の一方の面にのみガス拡散層18aを間欠的に貼り合わせて接合させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、膜電極接合体の製造方法および製造装置に関する。
燃料電池は、膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly、以下、MEA)を主な構成要素とし、MEAをセパレータで挟持して構成されている。MEAは、電解質膜の両面に、燃料電池反応を促進するための触媒を担持させた電極(触媒電極)の層(「触媒電極層」あるいは「触媒層」とも呼ぶ)が接合された触媒層接合電解質膜(Catalyst Coated Membrane、以下、CCM)と、CCMの両面に接合されたガス拡散層(Gas Diffusion Layer Assembly、以下、GDL)と、から構成される発電体である。
MEAの製造方法としては、種々の方法が提案されている。例えば、連続して搬送される帯状のCCMに対して、連続して搬送される帯状のGDLを、CCMの片面ごとに順に、あるいは、CCMの両面に同時に貼り合わせて接合させる方法がある。また、一定のサイズに切断された枚葉状のGDLを、連続して搬送される帯状のCCMの両側に同時に貼り合わせて接合させる方法もある。なお、特許文献1には、帯状のCCMを一対のGDLで挟持して貼り合わせる直前に、帯状のGDLを枚葉状のGDLとする工程を有する例が開示されている。また、特許文献2には、帯状のCCMを一対の帯状のGDLで挟持させて搬送させる際に、搬送方向への張力によって、あらかじめ帯状のGDLに付与されている切断補助加工部分が切断されることによって、帯状のCCMを一対の枚葉状のGDLで挟持することにより貼り合わせて接合させる例が開示されている。
特開2006−080040号公報 特開2009−037969号公報
CCMの厚さは非常に薄く10μm程度であるため、バックシートのない単身の状態では、温度および湿度の変化により膨潤・収縮を起こして容易にシワが発生し、一旦シワが発生するとシワ抑制が困難である、という問題がある。帯状のCCMは、通常、バックシートに貼り合わされたロール状のCCMとして扱われており、MEA作製時にロール状のCCMから巻き出されて搬送され、GDLとの接合前にバックシートから剥離されて利用される。このため、CCMのロールが形成される際、あるいは、バックシートが剥離されてCCMが単身の状態となった際にシワが発生する可能性がある。
帯状のGDLおよび帯状のGDLを挟持して接合させる従来のMEAの製造方法では、CCMおよびGDLを挟持するためのローラによってCCMの拘束状態が維持されるので、CCMのシワも拘束されて維持されたままMEAが作製される。この結果、作製されたMEAはCCMのシワによって所望の特性を得ることができず、作製されたMEAの歩留まりの低下を招く。
また、帯状のCCMを両側から枚葉状のGDLで挟持して接合させる従来のMEAの製造方法では、CCMがGDLによって両側から拘束されることによってCCMのシワが抑制されずにMEAが作製される。この結果、作製されたMEAはCCMのシワによって所望の特性を得ることができず、作製されたMEAの歩留まりの低下を招く。
CCMおよびGDLは高価な部材であるので、CCMのシワが発生した箇所にガス拡散層を接合させることにより所望の特性が得られないMEAが発生することは、材料費の無駄も大きくなる。
なお、特許文献1,2には、CCMのシワの発生およびシワの抑制について何らの記載も示唆もない。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、触媒層接合電解質膜にガス拡散層を接合した膜電極接合体の製造方法が提供される。この膜電極接合体の製造方法は、一対の加圧ローラーのニップ部に、帯状の触媒層接合電解質膜を順次供給するとともに、前記帯状の触媒層接合電解質膜の前記ニップ部への供給速度に同期させて、枚葉状の前記ガス拡散層を間欠的に前記ニップ部へ挿入するように供給し;前記枚葉状のガス拡散層が前記ニップへ挿入される前記帯状の触媒層接合電解質膜の領域では、前記枚葉状のガス拡散層および前記帯状の触媒層接合電解質膜に対して前記一対の加圧ローラーによる加圧を行い、前記枚葉状のガス拡散層が前記ニップ部へ挿入されない前記帯状の触媒層接合電解質膜の領域では、前記枚葉状の触媒層接合電解質膜に対して前記一対の加圧ローラーによる加圧を行わないようにして、前記帯状の触媒層接合電解質膜の一方の面にのみ前記枚葉状のガス拡散層を間欠的に貼り合わせて接合させることを特徴とする。この形態の膜電極接合体の製造方法によれば、ガス拡散層がニップ部へ挿入されない触媒層接合電解質膜の領域、すなわち、ガス拡散層とガス拡散層との間の部分では、触媒層接合電解質膜がニップ部による拘束から解放された状態となるとともに、ガス拡散層が触媒層接合電解質膜に接触する際に発生するガス拡散層の触媒層接合電解質膜への面圧によって触媒層接合電解質膜のシワを抑制することが可能となる。
(2)上記膜電極接合体の製造方法において、前記帯状の触媒層接合電解質膜が前記ニップ部に供給される前に、前記触媒層接合電解質膜の状態の良否を判定し、不良と判定された領域が前記ニップ部へ供給される場合において、前記枚葉状のガス拡散層の前記ニップ部への供給を禁止するようにしてもよい。この形態の膜電極接合体の製造方法によれば、膜電極接合体の製造歩留まりを向上させることができる。
なお、本発明は、膜電極接合体の製造方法だけでなく、膜電極接合体の製造装置の形態で実現することも可能である。
本発明の一実施形態としての膜電極接合体の製造方法を実施する製造装置について示す模式図である。 本実施形態において触媒層接合電解質膜に発生したシワが抑制される理由について示す説明図である。 比較例の製造方法において触媒層接合電解質膜に発生したシワが抑制されない理由について示す説明図である。
A.実施形態:
図1は、本発明の一実施形態としての膜電極接合体の製造方法を実施する製造装置について示す模式図である。この膜電極接合体の製造装置100は、搬送路に沿って順に設けられたCCM検査部20、接合機構部30、アキューム部40、および、裁断機構部50と、各部の動作を制御する制御ユニット60と、を備えている。
CCM検査部20は、CCM搬送ローラー22と、剥離ローラー24と、CCM不良マーカー検出センサー26と、CCM表面不良判別カメラ28と、を備えている。CCM搬送ローラー22および剥離ローラー24は、図示しないローラーにセットされたロールから巻き出されたバックシート付CCM12BSを挟み込む。挟み込まれたバックシート付CCM12BSのうち、バックシートBSは、剥離ローラー24に沿って搬送され、バックシート付CCM12BSから剥離される。バックシートBSが剥離された帯状のCCM12は、CCM搬送ローラー22に沿って搬送され、接合機構部30へ送り出される。
ここで、バックシート付CCM12BSは、帯状のバックシートBS上に帯状のCCM(触媒層接合電解質膜)が形成された帯状の膜であり、CCMの種々の一般的な製造方法に従って作製される。CCM12は、電解質膜14のバックシートBS側の面にあらかじめ定めたサイズを有する枚葉状のカソード触媒層16cが間欠的に形成されており、反対側の面に帯状のアノード触媒層16aが形成されている。ただし、アノード触媒層16aもカソード触媒層16cと同様に、カソード触媒層16cに対向して間欠的に形成されていてもよい。なお、CCM12の厚さは10μm程度である。
CCM不良マーカー検出センサー26は、CCM搬送ローラー22よりも搬送路の上流側に配置されており、バックシート付CCM12BSのバックシートBS上に記されている不良マーカーの有無を検出する。不良マーカーは、CCMの作製時において検出済みの触媒層の不良または電解質膜の不良の領域を示しており、不良マーカーが記されていない領域がCCMとして利用可能な領域(「良品領域」とも呼ぶ)となる。不良マーカーの検出情報は、制御ユニット60に送られて、後述する接合機構部30における拡散層挿入装置38の動作制御に利用される。なお、CCM不良マーカー検出センサー26としては、例えば、透過型の光電センサーを利用して、不良マーカーの無い領域における光の透過と、不良マーカーの有る領域における光の遮断により、不良マーカーの有無を検出することができる。ただし、CCM不良マーカー検出センサー26としては、不良マーカーの有無を検出することができればよく、その検出手段および方法に特に限定はない。
CCM表面不良判別カメラ28は、CCM搬送ローラー22に沿って搬送されるCCM12のバックシートBSが剥離された側の表面を、幅方向(搬送方向に垂直な方向)の単位で搬送方向に沿って順に撮像する。搬送方向の単位はカメラの解像度によって決められる。撮像された画像情報は、CCM不良判別部に送られる。本例では、制御ユニット60がCCM不良判別部として機能する。ただし、制御ユニット60とは別にCCM不良判別部を有していてもよい。CCM不良判別部は、画像情報に基づいて、バックシートBSの剥離によってCCM12のカソード触媒層16cに発生する欠損不良(「欠点」とも呼ばれる)の有無を検出し、CCMとして利用可能な不良が無い良品領域を検出する。例えば、正常領域と欠損領域との撮像画像の輝度の差に基づいて正常領域と欠損領域とを判別することができる。ただし、必ずしも、撮像画像の解析による必要はなく、触媒層の欠損領域を検出することができれば、その検出手段および方法に特に限定はない。
接合機構部30は、一対の加圧ローラー32a,32bと、一対の搬送ニップローラー34a,34bと、CCMガイドローラー36と、拡散層挿入装置38と、触媒層位置センサー39と、を備えている。CCMガイドローラー36は、CCM検査部20から送られてくるCCM12を一対の加圧ローラー32a,32bのニップ部32cへ挿入するように送り出す。なお、CCMガイドローラー36は、図示しない移動機構によりその位置が調整可能であり、ニップ部32cへのCCM12の挿入角を調整することができる。
触媒層位置センサー39は、CCMガイドローラー36よりも搬送路の上流側に配置されており、CCM12の電解質膜14上に形成されているカソード触媒層16cの位置情報として、搬送方向のエッジ(先端または後端)を検出する。検出した触媒層位置情報は、制御ユニット60に送られて、拡散層挿入装置38によるガス拡散層の挿入動作の制御に利用される。触媒層位置センサー39としては、例えば、反射型の光電センサーを利用して、カソード触媒層16cの搬送方向のエッジを検出することができる。なお、触媒層位置センサー39としては、カソード触媒層16cの搬送方向のエッジを検出することができればよく、その検出手段および方法に特に限定はない。
拡散層挿入装置38は、アノード触媒層16aに接合すべきガス拡散層18aを載置するテーブル38aと、テーブル38aを搬送路に沿って移動させるガイド38bと、を備える。ガス拡散層18aは、あらかじめ定められたサイズにカットされた枚葉状のガス拡散層用部材であり、あらかじめ品質が検査済みの部材が用いられる。ガス拡散層用部材としては、例えば、カーボン繊維で構成された厚さ100μm程度のカーボンペーパーが用いられる。ガス拡散層18aは、テーブル38aの移動方向側の先端部分がテーブル38aの載置面から前方にはみ出すように載置される。なお、載置面には、図示しない固定手段、例えば、吸着固定手段が設けられており、ガス拡散層18aは、載置面上に固定可能である。
拡散層挿入装置38は、制御ユニット60の制御によって、CCM12の移動速度に同期して、テーブル38aをガイド38bに沿って移動させる。このとき、拡散層挿入装置38は、一対の加圧ローラー32a,32bの手前で、テーブル38aに載置されたガス拡散層18aの先端部分を、CCM12のカソード触媒層16cに対向する位置であって、アノード触媒層16a上のあらかじめ定められた位置において、アノード触媒層16aに接触させるとともに、ガス拡散層18aによってCCM12を下側から押圧させつつ、CCM12の移動に伴って、CCM12とともにガス拡散層18aを一対の加圧ローラー32a,32bのニップ部32cへ挿入する。なお、ガス拡散層18aのCCM12への押圧力は、挿入角調整機構(不図示)によるガス拡散層18の挿入角θtの調整により変更することができる。そして、拡散層挿入装置38は、制御ユニット60の制御によって、ガス拡散層18aのニップ部32への挿入と同時にテーブル38aにおけるガス拡散層18aの固定を解放する。これにより、ガス拡散層18aは、CCM12とともにニップ部32cで間欠的に挟持され、一対の加圧ローラー32a,32bの回転に従って搬送される。
なお、拡散層挿入装置38によるガス拡散層18aの挿入動作は、触媒層位置センサー39から供給される触媒層位置情報およびCCM12の搬送速度に基づいて、制御ユニット60によってテーブル38aの移動が制御されることにより実行される。ただし、ガス拡散層18aが挿入されるべき位置であっても、上記した不良マーカー検出情報およびCCM不良判別情報によりCCM12の不良が検出されている領域内にある場合には、拡散層挿入装置38によるガス拡散層18aの挿入動作は停止される。
拡散層挿入装置38としては、一対の加圧ローラー32a,32bの手前で、ガス拡散層18aの先端部分を、CCM12のアノード触媒層16aに対してあらかじめ定められた位置で接触させるとともに、ガス拡散層18aによってCCM12を下側から押圧させつつ、CCM12の移動に伴って、CCM12とともにガス拡散層18aを一対の加圧ローラー32a,32bのニップ部32cへ挿入することができればよく、その手段および方法に特に限定はない。
一対の加圧ローラー32a,32bのうち、CCM12側の加圧ローラー32aはその位置が固定された加圧ローラー(以下、「固定側加圧ローラー」とも呼ぶ)であり、ガス拡散層18a側の加圧ローラー32bは、固定側加圧ローラー32aに対する位置が可動する加圧ローラー(以下、「可動側加圧ローラー」とも呼ぶ)である。可動側加圧ローラー32bが固定側加圧ローラー32a方向に移動することにより、ニップ部32cで挟持するCCM12とガス拡散層18aとに圧力が付与され、CCM12のアノード触媒層16a上にガス拡散層18aが貼り合わされて接合され、MEA10となる部分が形成される。可動側加圧ローラー32bによる圧力の付与は、制御ユニット60によって制御される。なお、可動側加圧ローラー32bには、上昇を制限するストッパー機構が設けられており、ガス拡散層18aが挿入されていない領域のCCM12の部分は、一対の加圧ローラー32a,32bによって圧力が付与されない状態(以下、「CCM解放状態」とも呼ぶ)とされる。なお、ストッパー機構は可動側加圧ローラー32bの上昇を制限する一般的な機構であるため、図示および説明を省略する。また、CCM解放状態についてはさらに後述する。
一対の搬送ニップローラー34a,34bは、駆動部(不図示)による回転動作が制御ユニット60によって制御されることにより、MEA10となる部分が間欠的に形成された帯状のMEA10Sを引き込んで搬送する。なお、CCM12側の搬送ニップローラー34aはその位置が固定されたニップローラー(以下、「固定側搬送ニップローラー」とも呼ぶ)であり、ガス拡散層18a側の搬送ニップローラー34bは、固定側搬送ニップローラー34aに対する位置が可動する搬送ニップローラー(以下、「可動側搬送ニップローラー」とも呼ぶ)である。固定側搬送ニップローラー34aに対する可動側搬送ニップローラー34bの位置が移動することによってニップ部34cで挟持されたMEA10Sに圧力が加えられ、一対の搬送ニップローラー34a,34bの回転に応じてMEA10Sが順次搬送され、これに連動してCCM検査部20および接合機構部30におけるCCM12の搬送が実行される。なお、一対の搬送ニップローラー34a,34bの回転および可動側搬送ニップローラー34bによる加圧力が、制御ユニット60によって制御されることによって、CCM検査部20および接合機構部30の搬送路を搬送されるCCM12の速度およびMEA10Sの速度が一定となるように制御される。
アキューム部40は、接合機構部30の一対の搬送ニップローラー34a,34bから搬出された帯状のMEA10Sを蓄積する。
裁断機構部50は、拡散層位置センサー52と、裁断装置54と、一対の搬送ニップローラー56a,56bと、を備えている。拡散層位置センサー52は、アキューム部40から送られてくる帯状のMEA10Sに間欠的に形成されているガス拡散層18aの搬送方向の先頭端を検出する。検出した先頭端情報は制御ユニット60に送られ、一対のニップローラー56a,56bおよび裁断装置54の動作が制御に利用される。なお、拡散層位置センサー52としては、触媒層位置センサー39と同様に、例えば、反射型の光電センサーを利用して、ガス拡散層18aの搬送方向の先頭端を検出することができる。なお、拡散層位置センサー52としては、ガス拡散層18aの搬送方向の先頭端を検出することができればよく、その検出手段および方法に特に限定はない。
裁断装置54は、制御ユニット60によって制御されて、アキューム部40から送られてくる帯状のMEA10Sのうち、下側裁断型54a上に載置されたMEA10の部分を、上側裁断型54bにより型抜き切断する。切断された枚葉状のMEA10は、搬出装置(不図示)により吸着搬出される。
一対の搬送ニップローラー56a,56bは、駆動部(不図示)による回転動作および停止動作が制御ユニット60によって制御されることにより、アキューム部40に蓄積されている帯状のMEA10Sを裁断装置54まで引き込みを実行するとともに、裁断装置54で裁断された後のMEA10Sの端材の送り出しを実行する。具体的には、制御ユニット60によって、拡散層位置センサー52からの先頭端情報に基づいて、切断すべきMEA10の部分を下側裁断型54aの裁断位置に設定するために要する搬送量(送り込みの量)が決定される。そして、決定された搬送量に応じた制御量に基づいて駆動部の動作が制御され、一対の搬送ニップローラー56a,56bによるMEA10Sの引き込みが制御される。なお、CCM12側の搬送ニップローラー56aは固定側搬送ニップローラーであり、ガス拡散層18a側の搬送ニップローラー56bは、可動側搬送ニップローラーである。固定側搬送ニップローラー56aに対する可動側搬送ニップローラー56bの位置が移動することによってニップ部56cで挟持されたMEA10Sの端材に圧力が加えられ、一対の搬送ニップローラー56a,56bの回転に応じてアキューム部40からの帯状のMEA10Sの引き込み及び停止が制御され、また、MEA10の端材の送り出しが制御される。
なお、以上のようにして作製されたMEA10のカソード触媒層16c上にカソード側用のガス拡散層を、ホットプレス機(不図示)を用いて加熱圧着することにより、CCMの両側にガス拡散層が形成されたMEAが作製される。
以上説明した製造装置100で実施される膜電極接合体(MEA)の製造方法では、以下で説明するように、CCM12に発生していた搬送方向に沿ったシワ(「たてジワ」とも呼ぶ)を抑制した上でガス拡散層を貼り合わせて接合させたMEAを作製することが可能である。
図2は、本実施形態において触媒層接合電解質膜(CCM)に発生したシワが抑制される理由について示す説明図である。図2(A),(B),(C)に示すように、帯状のCCM12に先に接合されたガス拡散層18a1の後端から後のCCM12は、次のガス拡散層18a2が一対の加圧ローラー32a,32b(図1参照)のニップ部32cで、CCM12とともに拘束されるまでの過程において、拘束が開放された状態(CCM拘束開放状態)となる。
CCM12の拘束が開放された状態において、図2(A)に示すように、次のガス拡散層18a2の先端がCCM12を押圧しつつ接触すると、テーブルからはみ出しているガス拡散層18a2の先端部分が弾性変形範囲内で押圧方向で変形することにより、ガス拡散層18a2による面圧がCCM12に加わる。ガス拡散層18a2とCCM12との接触界面は滑りやすい状態にあるため、CCM12に加わる面圧がシワを押し広げる力(以下、「シワ矯正力」とも呼ぶ)となって作用する。これにより、図2(B)に示すように、ガス拡散層18aの接触による面圧によってシワが解消され、図2(C)に示すように、CCM12の搬送方向への移動に伴ってガス拡散層18aの接触領域が増加するのに応じて、CCM12のシワが順次解消されていくことになる。この結果、一対の加圧ローラー32a,32bのニップ部32cによって、シワが解消されたCCM12の部分にガス拡散層18aが貼り合わされて接合されることになり、CCM12に発生していた搬送方向に沿ったシワを抑制した上でガス拡散層を貼り合わせて接合させたMEAを作製することが可能となる。なお、ガス拡散層による面圧は、上記した拡散層挿入装置38(図1参照)におけるガス拡散層の挿入角θtの調整により調整することができる。なお、CCM12に発生したシワを解消するためには、ガス拡散層18aが連続せずに間欠的に挿入されるようにして、CCM拘束解放状態が得られるようにすればよく、好ましくは、ガス拡散層の間隔が1mm〜5mm程度あればよい。
図3は、比較例の製造方法において触媒層接合電解質膜(CCM)に発生したシワが抑制されない理由について示す説明図である。図3(A)は、比較例の製造方法として、帯状のCCM12の片面に帯状のガス拡散層18aSが、一対の加圧ローラー32a,32bのニップ部32cで挟持されて貼り合わされることによって接合される場合、すなわち、従来例で説明した製造方法の例による場合を示している。また、図3(B)は、比較例の別の製造方法として、帯状のCCM12の両面にアノード側のガス拡散層18aおよびカソード側のガス拡散層18cが、一対の加圧ローラー32a,32bのニップ部32cで挟持されて貼り合わされることによって接合される場合、すなわち、従来例で説明した製造方法の他の例による場合を示している。
図3(A)の場合、実施形態と同様に、ガス拡散層18aSからの面圧がシワ矯正力としてCCM12に加わる。しかしながら、実施形態とは異なり、CCM12には一対の加圧ローラー32a,32bのニップ部32cによる拘束力が常時加わり、CCM12が開放状態とされることはない。この拘束力は、CCM12とガス拡散層18aSとを貼り合わせて接合するための加圧力による力であり、シワ矯正力に比べて大きい。このため、CCM12にはシワ矯正力が働かず、シワの解消は困難である。
また、図3(B)の場合、実施形態と同様に、CCM12の両側に枚葉状のガス拡散層18a1,18c1が接合された後、次の枚葉状のガス拡散層18a2,18c2がCCM12とともに一対の加圧ローラー32a,32bのニップ部32における挟持が開始されるまでの間、CCM12の拘束が解放される。しかしながら、実施形態とは異なり、アノード側のガス拡散層18a2の面圧とカソード側のガス拡散層18c2による面圧とが相殺され、また、両側のガス拡散層18a2,18c2がCCM12を挟持して拘束するため、CCM12にシワ矯正力が抑制されてシワの解消効果が抑制される。
以上のように、実施形態の製造方法では、比較例として説明した従来の製造方法では困難であったCCMのシワの抑制を容易に実現することが可能である。
また、実施形態においては、CCM不良マーカー検出センサー26およびCCM表面不良判別カメラ28により不良が検出されていないCCM12の良品領域にのみ、ガス拡散層18aを挿入してMEA10を作製することが可能である。これにより、作製されたMEAの歩留まりの向上を図ることができ、また、用いられるガス拡散層材料の無駄を抑制することが可能である。
B.変形例:
上記実施形態では、CCMの帯状のアノード触媒層側に枚葉状のガス拡散層を貼り合わせて接合し、所定のサイズに切断後にカソー触媒層側に枚葉状のガス拡散層を貼り合わせて接合する場合を例に説明した。これは、通常、アノード触媒層の方がカソード触媒層に比べて常温(例えば、20℃〜30℃)での加圧による接着性が高く、製造しやすいためである。ただし、これに限定されるものではなく、カソード触媒層側に枚葉状のガス拡散層を貼り合わせて接合し、所定のサイズに切断後にアノード触媒層側に枚葉状のガス拡散層を貼り合わせて接合するようにしてもよい。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…MEA
10S…MEA
12…CCM
BS…バックシート
12BS…バックシート付CCM
14…電解質膜
16a…アノード触媒層
16c…カソード触媒層
18a…ガス拡散層
18c…ガス拡散層
18a1…ガス拡散層
18a2…ガス拡散層
18c2…ガス拡散層
18aS…ガス拡散層
20…CCM検査部
22…CCM搬送ローラー
24…剥離ローラー
26…CCM不良マーカー検出センサー
28…CCM表面不良判別カメラ
30…接合機構部
32a…加圧ローラー(固定側加圧ローラー)
32b…加圧ローラー(可動側加圧ローラー)
32c…ニップ部
34a…搬送ニップローラー(固定側搬送ニップローラー)
34b…搬送ニップローラー(可動側搬送ニップローラー)
34c…ニップ部
36…CCMガイドローラー
38…拡散層挿入装置
38a…テーブル
38b…ガイド
39…触媒層位置センサー
40…アキューム部
50…裁断機構部
52…拡散層位置センサー
54…裁断装置
54a…下側裁断型
54b…上側裁断型
56a…搬送ニップローラー(固定側搬送ニップローラー)
56b…搬送ニップローラー(可動側搬送ニップローラー)
56c…ニップ部
60…制御ユニット
100…製造装置

Claims (4)

  1. 触媒層接合電解質膜にガス拡散層を接合した膜電極接合体の製造方法であって、
    一対の加圧ローラーのニップ部に、帯状の触媒層接合電解質膜を順次供給するとともに、前記帯状の触媒層接合電解質膜の前記ニップ部への供給速度に同期させて、枚葉状の前記ガス拡散層を間欠的に前記ニップ部へ挿入するように供給し、
    前記枚葉状のガス拡散層が前記ニップへ挿入される前記帯状の触媒層接合電解質膜の領域では、前記枚葉状のガス拡散層および前記帯状の触媒層接合電解質膜に対して前記一対の加圧ローラーによる加圧を行い、前記枚葉状のガス拡散層が前記ニップ部へ挿入されない前記帯状の触媒層接合電解質膜の領域では、前記枚葉状の触媒層接合電解質膜に対して前記一対の加圧ローラーによる加圧を行わないようにして、前記帯状の触媒層接合電解質膜の一方の面にのみ前記枚葉状のガス拡散層を間欠的に貼り合わせて接合させる
    ことを特徴とする膜電極接合体の製造方法。
  2. 請求項1に記載の膜電極接合体の製造方法であって、
    前記帯状の触媒層接合電解質膜が前記ニップ部に供給される前に、前記触媒層接合電解質膜の状態の良否を判定し、不良と判定された領域が前記ニップ部へ供給される場合において、前記枚葉状のガス拡散層の前記ニップ部への供給を禁止する
    ことを特徴と膜電極接合体の製造方法。
  3. 触媒層接合電解質膜にガス拡散層を接合した膜電極接合体の製造装置であって、
    一対の加圧ローラーであって、そのニップ部に供給される帯状の触媒層接合電解質膜および枚葉状のガス拡散層を貼り合わせて接合させる一対の加圧ローラーと、
    前記帯状の触媒層接合電解質膜の前記ニップ部への供給速度に同期させて、前記枚葉状のガス拡散層を間欠的に前記ニップ部へ挿入するように供給するガス拡散層挿入装置と、を備え、
    前記一対の加圧ローラーは、前記枚葉状のガス拡散層が前記ニップへ挿入される前記帯状の触媒層接合電解質膜の領域では、前記枚葉状のガス拡散層および前記帯状の触媒層接合電解質膜に対して加圧を可能とするとともに、前記枚葉状のガス拡散層が前記ニップ部へ挿入されない前記帯状の触媒層接合電解質膜の領域では、前記枚葉状の触媒層接合電解質膜に対して加圧を行わないように制限するストッパー機構を有する
    ことを特徴とする膜電極接合体の製造装置。
  4. 請求項3に記載のめく電極接合体の製造装置であって、
    前記帯状の触媒層接合電解質膜が前記ニップ部に供給される前に、前記触媒層接合電解質膜の状態の良否を判定する膜不良判定部を有し、
    不良と判定された領域が前記ニップ部へ供給される場合において、前記ガス拡散層挿入装置による前記枚葉状のガス拡散層の前記ニップ部への供給を禁止する
    ことを特徴とする膜電極接合体の製造装置。
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