JP2014143085A - 防爆形照明器具 - Google Patents

防爆形照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2014143085A
JP2014143085A JP2013011059A JP2013011059A JP2014143085A JP 2014143085 A JP2014143085 A JP 2014143085A JP 2013011059 A JP2013011059 A JP 2013011059A JP 2013011059 A JP2013011059 A JP 2013011059A JP 2014143085 A JP2014143085 A JP 2014143085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
explosion
light emitting
proof
light
guard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013011059A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6142545B2 (ja
Inventor
Daisuke Ogawa
大輔 小川
Kiyoteru Iwasaki
清輝 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwasaki Denki KK filed Critical Iwasaki Denki KK
Priority to JP2013011059A priority Critical patent/JP6142545B2/ja
Publication of JP2014143085A publication Critical patent/JP2014143085A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6142545B2 publication Critical patent/JP6142545B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】効率の低下、及びムラの発生を抑えることができる防爆形照明器具を提供すること。
【解決手段】光源容器2の光出射口16の底部13Aに、発光面80を光出射口16の側に向けて複数のCOB型LED8Aを配置し、前記光出射口16を透光部材11で覆い、この透光部材11の上側に前記光出射口16を横断する方向に延びる複数本のガード支柱23を設けた耐圧防爆形照明器具1において、前記ガード支柱23の直下から外れて前記発光面80が位置するように前記COB型LED8Aの各々を配置した。
【選択図】図3

Description

本発明は、LEDや有機EL等の発光素子を光源に備えた防爆形照明器具に関する。
地下に電力ケーブル、ガス管、通信ケーブル等が設けられた共同溝、或いは石油化学プラント等の工場では漏洩ガスによる着火のおそれがあるため、照明器具には防爆形照明器具が使用されている。防爆形照明器具において、発光素子の一例たるLEDを光源に用いた器具が知られている。LEDを光源に用いることで、ランプを光源にした場合に比べ、LEDの発光面から放射される光の殆どを光出射口から取り出すことが可能になり、灯具の効率が高められる。
防爆形照明器具は、一般に、器具本体の光出射口を覆う透光性材から成るグローブと、このグローブを保護するガードとを備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−186085号公報
しかしながら、防爆形照明器具では、LEDの放射光がガードによって遮蔽されてしまい器具光束が低下し、また、ガードによって照射野にムラが生じ易くなる、という問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、効率の低下、及びムラの発生を抑えることができる防爆形照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、器具本体の光出射口の底に、発光面を上側に向けて複数の発光素子を配置し、前記光出射口を透光性材で覆い、この透光性材の上側に前記光出射口を横断する方向に延びる複数本のガード支柱を設けた防爆形照明器具において、前記ガード支柱の直下から外れて前記発光面が位置するように前記発光素子の各々を配置したことを特徴とする。
また本発明は、上記防爆形照明器具において、前記光出射口の内側面の近くに前記発光素子の各々を配置したことを特徴とする。
また本発明は、上記防爆形照明器具において、前記発光素子から前記内側面に入射する光を反射する反射面を、前記発光素子のそれぞれごとに前記内側面との間に設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記防爆形照明器具において、前記発光面と前記ガード支柱との間に、さらに反射面を設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記防爆形照明器具において、前記ガードは前記ガード支柱を支持する枠体を有し、当該枠体が前記光出射口に取り付けられるとともに、前記発光素子の各々を、前記発光面からみて最遠方に位置する前記枠体の縁部が前記発光面の光放射範囲から外れるように配置したことを特徴とする。
なお、上記防爆形照明器具は、発光素子を表面に実装した基板の当該表面を覆って絶縁する絶縁シートと、前記絶縁シートの表面に重ねられる弾性材と、取付箇所に固定される複数の固定片を有する板状の固定体と、を備え、前記固定体は、前記基板に対面配置される裏側に、前記絶縁シート、及び弾性材を保持し、前記固定片の固定に伴い前記絶縁シートを前記基板の表面に前記弾性材を介して押し付けることを特徴とする絶縁固定モジュールを備えても良い。この絶縁固定モジュールは、防爆形照明器具に限らず、任意の照明器具における、発光素子を表面に実装した基板の電気的絶縁、及び固定に用いることができる。
本発明によれば、光出射口を横断する方向に延びる複数本のガード支柱の直下から外れて発光面が位置するように発光素子の各々を配置したため、ガード支柱によって発光素子の発光面の光が遮蔽されるのが抑制される。これにより、効率の低下、及びムラの発生を抑えることができる。
本発明の実施形態に係る耐圧防爆形照明器具の構成を示す斜視図であり、(A)は下方からみた斜視図、(B)は上方からみた斜視図である。 設置状態の耐圧防爆形照明器具の平面図である。 耐圧防爆形照明器具の底面図である。 耐圧防爆形照明器具の断面図である。 耐圧防爆形照明器具の分解斜視図である。 光源容器を上方からみた斜視図である。 光源容器の断面を示す模式図である。 LEDモジュールの構成を示す平面図である。 LEDモジュールの斜視図であり、(A)は正面側からみた斜視図、(B)は背面側からみた斜視図である。 LEDモジュールの分解斜視図である。 図3においてガード部材を透視して示した図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る耐圧防爆形照明器具1の構成を示す斜視図であり、図1(A)は設置状態の耐圧防爆形照明器具1を下方からみた斜視図、図1(B)は設置状態の耐圧防爆形照明器具1を上方からみた斜視図である。図2は設置状態の耐圧防爆形照明器具1の平面図、図3は耐圧防爆形照明器具1の底面図である。また図4は耐圧防爆形照明器具1の断面図であり、図5は耐圧防爆形照明器具1の分解斜視図である。
なお、図1〜図3では、耐圧防爆形照明器具1を既設の位置ボックス5から垂下させて設置する、いわゆる直吊形の設置態様を示している。
耐圧防爆形照明器具1は、爆発性ガスの存在する場所などの特殊環境下で使用される照明器具である。この耐圧防爆形照明器具1は、揮発性ガスが器具内に侵入して内部で爆発しても器具が爆発圧力に耐え、かつ、外部の爆発性ガスに引火するおそれのない、いわゆる耐圧防爆構造を有している。
具体的には、耐圧防爆形照明器具1は、図1、及び図2に示すように、光源容器2と、この光源容器2の上に接合された電源容器3と、この電源容器3の上に接合された端子箱4とを備え、それぞれが耐圧防爆構造の容器として構成されている。これに加え、これら光源容器2、電源容器3、及び端子箱4の間の接合構造も上記耐圧防爆構造と同等の耐圧強度を備えることで、耐圧防爆形照明器具1の全体が耐圧防爆に要求される基準を満足している。これら光源容器2、電源容器3、及び端子箱4の間の接合構造については後述する。
光源容器2は光源たるLEDモジュール8(図3)を収める容器であり、電源容器3はLEDモジュール8の点灯電力を生成する電源回路9(図4)を収める容器である。電源回路9が光源容器2と別体の電源容器3に設けられることで、LEDモジュール8と電源回路9が熱的に分離されることから、電源回路9への熱的影響を抑えつつLEDモジュール8の高出力化が可能になる。またLEDモジュール8の高出力化に伴う電源回路9の大面積化にも容易に対応可能になる。この耐圧防爆形照明器具1では、例えば400W級の水銀灯を光源に用いた従前の器具と同等の光量が得られるように高出力型の複数のLEDモジュール8が光源容器2に収められている。
端子箱4は、電源回路9と、外部引出線29(図4)とを結線する容器である。外部引出線29は、商用電力を供給する電力供給線に耐圧防爆形照明器具1の外で結線される電気配線である。
この耐圧防爆形照明器具1を特殊環境下に設置して使用する際には、図1に示すように、例えば天井面に既設の位置ボックス5に取り付けて使用される。位置ボックス5は、商用電力を耐圧防爆形照明器具1に供給するものであり、天井面への耐圧防爆形照明器具1の取付ベースとして用いられる。
すなわち、位置ボックス5は、複数の固定脚6を備え、当該固定脚6を天井面にボルト等で耐圧防爆形照明器具1の荷重に耐え得るように強固に固定して設置されている。位置ボックス5の筐体には、天井面を延びる商用電力の電力供給線を引き込む開口7Aと、耐圧防爆形照明器具1の外部引出線29を引き込む開口7Bとが各々設けられている。それぞれの開口7A、7Bから引き込まれた電力供給線、及び外部引出線29が位置ボックス5の中で結線され、これにより耐圧防爆形照明器具1に商用電力が供給される。なお、位置ボックス5には、4方向に開口7Aが設けられ、適宜の開口7Aから電力供給線を引き込み、また他の耐圧防爆形照明器具1への送り配線を引き出し可能に構成されている。使用しない開口7Aは例えばプラグ等で閉塞される。
一般に、防爆形照明器具は規格上、電力供給線、及び外部引出線を接続する端子箱を設けなければならない。一方で、既設の防爆形照明器具の改修工事では、電線管が接続されている端子箱を交換すると改修工事が大掛かりとなることにより、既設の防爆形照明器具の端子箱をそのまま流用し、照明器具のみの交換を要求されることがある。しかし、端子箱は寸法、形状等の統一された規格がないため互換性がなく、端子箱の交換を行っている実情がある。
これに対して、この耐圧防爆形照明器具1は、耐圧防爆構造の端子箱4を上記既設の端子箱とは別に一体に予め備えることから、規格上、耐圧防爆形照明器具として完結さている。
次いで、耐圧防爆形照明器具1の各部について説明する。
上述の通り、耐圧防爆形照明器具1は、光源容器2と、電源容器3と、端子箱4との3つを連結して構成されている。
光源容器2は、図4、及び図5に示すように、光源容器本体10と、透光部材11と、ガード12とを備えている。
光源容器本体10は、有底円筒状の光源収容部13と、この光源収容部13の光出射口16の全周に、径方向(外に向かう方向)に延びるように形成されたフランジ19とを一体に備え、平面視円形の概略トレイ(皿)状に形成されている。光源収容部13の底部13Aには、複数の取付台座15が一体に形成されている。取付台座15は、底部13Aの中心O(図3)の周りに略等間隔に設けられており、それぞれの取付台座15にはLEDモジュール8が固定されている。これにより、図3に示すように、複数のLEDモジュール8が中心Oの周りに略等間隔に配置される。
LEDモジュール8は、図3に示すように、COB型LED8Aを備えている。COB型LED8Aは、多数のLEDをLED基板の上に密集配置して平面視略円形(四角形も有り得る)の発光面80を形成したチップオンボード(COB)構造の高輝度、及び高出力な発光デバイスであり、発光面80を光出射口16の側に向けて設けられている。耐圧防爆形照明器具1は、複数のCOB型LED8Aを光源に備えることで高輝度、大出力化が実現されている。
透光部材11は、図4、及び図5に示すように、透明な円板状の耐圧部材であり、LEDモジュール8を覆うように光源容器本体10の円形の光出射口16に嵌め込まれている。具体的には、光源容器本体10の光出射口16には底部13Aの側に凹む段部18が形成されており、透光部材11の縁部17が段部18で支持される。
ガード12は、外部物体の衝突等から透光部材11を保護する部材であり、透光部材11を覆うように光源容器本体10に取り付けられている。
詳述すると、ガード12は、光源容器本体10のフランジ19に平面接合される円環部(枠体:フランジ)20を備える。円環部20は、図4に示すように、少なくともフランジ19と同程度の幅(径方向(外に向かう方向)に延びる長さ)Wを有し、この円環部20が多数のボルト21で光源容器本体10のフランジ19に強固に締結される。この円環部20には、略中央に配置される円環状ガード部22と、この円環状ガード部22から放射状に光出射口16を横断する方向に延びて円環部20に結合されるガード支柱23とを一体に有するガード部材24が設けられている。光源容器本体10には、前掲図3に示すように、それぞれのガード支柱23の間にCOB型LED8Aの発光面80を露出させて配置されており、ガード支柱23の影が照射野に生じ難くなっている。
また、図4に示すように、ガード12の円環部20には、光源容器本体10のフランジ19と当接する側の面に、抑え段部25、及び環状凹部26が全周に亘って形成されている。抑え段部25には透光部材11の縁部17が係合し、円環部20がフランジ19にボルト21で固定されるに伴って透光部材11が強固に抑えつけられることで耐圧防爆構造の容器が構成されている。また環状凹部26は抑え段部25よりも外周側に設けられ、Oリング27が嵌め込まれることで光源容器本体10とガード12の間が密封される。
なお、図5に示すように、透光部材11と、光源容器本体10、及びガード12との間には、それぞれ円環板状のパッキン45が挟み込まれている。
図6は、光源容器2を上からみた斜視図である。
光源容器2には、図6に示すように、光源容器本体10の上面10Aから外周面10Bにかけて延びる板状の多数の放熱フィン40が一体に形成されている。これら放熱フィン40は、内部のCOB型LED8Aの発熱を放熱するための部材である。これにより、高輝度、大出力のLEDであるCOB型LED8Aを光源とした場合でも、これら放熱フィン40によってCOB型LED8Aの温度が適性動作可能な温度に抑えられる。
ここで、光源容器本体10の光出射口16には、上述の通り、透光部材11が嵌め込まれる段部18が形成されている。この段部18は、図4に示すように、光出射口16から深さαだけ凹むことから、この段部18では、段部18の深さαの分、フランジ19の厚みTが薄くなり強度が弱くなる。このため、光源容器2の内部で爆発が発生した際に段部18で破断が生じ易くなり所定の耐圧防爆性能が得られなくなる。
そこで、この光源容器本体10では、幾つかの放熱フィン40の一端部40Aを段部18に対応する位置まで延ばし、これらの放熱フィン40によって強度が補われる構成としている。
詳述すると、図6に示すように、光源容器本体10のフランジ19の上面10Aの側には、上記ボルト21の締結箇所のそれぞれに受け部を構成する凸部41が設けられている。放熱フィン40の幾つかは一端部40Aが凸部41に連結されることで、上記の段部18に対応した位置まで放熱フィン40が延在し、これにより段部18の強度が補強される。
光源容器本体10の上面10Aには、略中央に凸状部30が設けられている。凸状部30は、その上面30Aが平らな略円板状を成し、電源容器3との平面接合面を構成している。凸状部30は少なくとも周囲の放熱フィン40よりも高い位置まで突出し、放熱フィン40を上面10A、すなわち内部のLEDモジュール8の直下に延在させつつ、この上面10Aの側に電源容器3が結合可能になっている。
図4に示すように、凸状部30の略中央には配線用貫通孔31が形成され、この配線用貫通孔31にはブッシュ32が圧入され、このブッシュ32がねじ止めのブッシュ抑え34で強固に抑え付けられている。ブッシュ32には挿通孔33A、33Bが貫通し、これら挿通孔33A、33Bには、電源容器3から延びる電気配線75が通されて光源容器2に導入される。また凸状部30の上面30Aには、全周に亘って環状凹部35が設けられ、密封部材たるOリング36が嵌め込まれている。
ところで、図4に示すように、凸状部30が設けられることで光源容器本体10の底部13Aには上面10Aの側に若干凹む凹部43が形成されることから、上記段部18と同様に内部爆発発生時に破断し易くなる。そこで、上記放熱フィン40のそれぞれは、図6に示すように、他端部40Bが凸状部30の外周面30Bに連結され、これにより凸状部30の強度が補強されている。
電源容器3は、図4、及び図5に示すように、電源容器本体50と底体51とを備えている。電源容器本体50は、電源回路9を収める有底の電源回路収容部52と径方向(外に向かう方向)に延びるフランジ53とを一体に備えている。底体51は、電源回路収容部52に対応して凹む収容凹部70と、径方向(外に向かう方向)に延びるフランジ71とを一体に備え、電源容器本体50と底体51のフランジ53、71が平面接合し、多数のボルト54で締結されることで耐圧防爆構造の電源容器3が構成されている。底体51のフランジ71には、接合面内に全周に亘って凹部56(図4)が形成され、この凹部56にOリング57が嵌め込まれて密封されている。
図4に示すように、電源回路収容部52の上面52Bは平らな面に構成され、その略中央には、電源回路9から配線を引き出す貫通孔78が形成されている。この貫通孔78に対応して上面52Bには、配線を固定する固定部58が設けられている。固定部58は、貫通孔78に連通する連通孔59を有した略円筒部材であり、連通孔59には、ねじ止めのブッシュ押さえ61で押さえつけられたブッシュ60が圧入されている。このブッシュ60を貫通させて配線が引き出されている。
一方、底体51の底面51Aには、図5に示すように、底面視円形であり底面72Aが平らな凸状部72が一体に設けられている。この凸状部72は、光源容器2の凸状部30と平面接合する接合面を構成するものである。この凸状部72の底面72Aの中央には配線用開口73が開口し、光源容器2の凸状部30の配線用貫通孔31と連通することで、これら配線用開口73、配線用貫通孔31を通じて電気配線75が電源容器3から光源容器2に引き回される。
端子箱4は、図4、及び図5に示すように、有底円筒状の端子箱本体62と、フランジ63とを有する。端子箱本体62の上面62Aには、キャップ64が平面接合されて多数のボルト65(図5)で強固に締結されている。キャップ64の中には、外部引出線29を支持する支持部66が設けられる。この外部引出線29は、端子箱本体62の上面62Aを貫通して端子箱本体62から引き出され、支持部66を通ってキャップ64を通って外部に引き出される。この端子箱4は、電源容器3の上面52Bに固定部58を端子箱本体62で覆うように設けられ、端子箱4の中において、外部引出線29の端部が電源容器3の固定部58に固定された配線と結線される。
耐圧防爆形照明器具1の組立について説明すると、先ず、光源容器2を組立てた後、この光源容器2の上に電源容器3を組み付ける。具体的には、光源容器2の上面10Aの凸状部30に電源容器3の底体51の凸状部72を平面接合し、両者を多数のボルト76(図4)で強固に締結して組み付ける。この平面接合とボルト76による締結によって、所定耐圧性能を有した耐圧防爆の容器間接合構造が構成される。そして、電源回路9を電源容器本体50に組み付け、光源容器2に底体51を組み付け結線する。最後に、底体51に電源容器本体50を被せボルト54で強固に締結することで耐圧防爆構造の電源容器3を構成する。
次いで電源容器3の上に端子箱4を組み付ける。具体的には、電源容器3の上面52Bの固定部58に外部引出線29を結線し、この固定部58を端子箱本体62で覆うように端子箱4のフランジ63を電源容器3の上面52Bに平面接合し多数のボルト67で強固に締結する。この平面接合とボルト67による締結によって、所定耐圧性能を有した耐圧防爆の容器間接合構造が構成される。そして、端子箱本体62の上にキャップ64を平面接合し多数のボルト65で端子箱4を構成する。なお、キャップ64の締結は、端子箱4を電源容器3に組み付ける前に行っても良い。
以上の作業により、光源容器2、電源容器3、及び端子箱4の各々が連結され耐圧防爆形照明器具1が組立てられる。
このように、本実施形態の耐圧防爆形照明器具1においては、光源容器2、電源容器3、及び端子箱4の各々の耐圧防爆構造の容器を互いに平面接合し、多数のボルトで締結して耐圧防爆構造の容器間接合構造を構成している。
この構成により、容器間をねじ嵌合により接合する従前の接合構造に比べて組立が非常に簡単になる。
また平面接合構造においては、耐圧防爆性能を接合部の距離によって調整できる。したがって、光源容器2、及び電源容器3の凸状部30、72の距離、及び端子箱4のフランジ63の距離を所望の耐圧防爆性能に合わせて設計することで、これら光源容器2、電源容器3、及び端子箱4の間の連結構造に所望の耐圧防爆性能が得られる。
これにより、ねじ溝の高精度な設計や加工を要する、従前のねじ嵌合に比べ、設計、及び加工が容易な接合構造となり、灯具の生産性が高められる。
耐圧防爆性能と接合部の距離について説明すると、爆発試験には、一般に、内部爆発に対する強度の確認試験である爆発強度試験の他に、爆発引火試験が含まれている。爆発引火試験は、火炎逸走に対する安全性の確認試験である。
例えば防爆指針と呼ばれる推奨基準では、火炎逸走を防止するために、容器の内容積とガスのグレードに応じて、接合部が確保すべき最小距離が決められている。すなわち、容器内で引火発生した火炎は、接合部の接合面を通り、最終的に冷やされ外部には不燃性ガスのみが排出される。このとき接合部を火炎が通過する距離が足りない場合、火炎は完全に冷やされず外部のガスに引火される。
したがって、この耐圧防爆形照明器具1では、光源容器2、及び電源容器3の間では、凸状部30、72の接合面内における開口(配線用貫通孔31、配線用開口73)から外部に至るまでの距離を調整することで所望の防爆引火性能が確保される。
また、電源容器3と端子箱4の間では、両者の接合面であるフランジ63の幅(径方向に延びる距離)を調整することで所望の防爆引火性能が確保される。
なお、これら光源容器2、電源容器3、及び端子箱4の形状や締結金具としてのボルトの本数、ボルト締めするピッチも防爆引火性能、及び防爆強度性能に関係するため、設計時には、これらを総合的に考慮して、上記接合部の距離が決定されることとなる。
本実施形態においては、光源容器2、電源容器3、及び端子箱4の各々においても、平面接合とボルト締結により耐圧防爆構造の容器を構成しているため、各容器の設計、加工、及び組立も容易となっており、灯具の生産性が非常に高められている。
また、LEDモジュール8を収めた光源容器2の他に、電源回路9を収めた電源容器3を別体に備える構成であるため、LEDモジュール8と電源回路9とが熱的に分離され、電源回路9に与える熱的影響が抑えつつLEDモジュール8を高出力化できる。
ただし、この耐圧防爆形照明器具1では、光出射口16にガード12が設けられている。このため、何ら対策を施さなければ、ガード12によってLEDモジュール8の光が遮蔽されて器具光束が低下してしまい、LEDモジュール8の高出力化の効果が薄れる。特に、このLEDモジュール8には、通常のLEDよりも比較的大きな発光面80(図3)を有するCOB型LED8Aが用いられているため、発光面80を覆う位置にガード12のガード支柱23が位置し易く、発光面80の光が遮蔽され易い。
そこで、この耐圧防爆形照明器具1では、図3に示すように、光出射口16の上を横断するガード支柱23の直下から外れた位置に発光面80が位置するように各COB型LED8Aが配置されている。この配置によって、COB型LED8Aの発光面80の全体が各ガード支柱23の間から露出することとなり、ガード支柱23による発光面80の光の遮蔽が抑えられる。
特に、この耐圧防爆形照明器具1では、上述の通り、光源容器2の底部13Aに設けた取付台座15(図4)にLEDモジュール8が取り付けられることで、底部13Aから光出射口16の近傍に底上げされて、すなわちガード支柱23に近づけてLEDモジュール8のCOB型LED8Aが配置される。これにより、COB型LED8Aの光が大きく拡がる前にガード支柱23を通過することとなり、より効果的にガード支柱23による遮蔽が抑えられる。
また、高出力のCOB型LED8Aの熱を効率良く放熱するために、この耐圧防爆形照明器具1では、図3に示すように、それぞれのCOB型LED8Aが光出射口16の内側面16A(図4)の近くに配置されている。これにより、COB型LED8Aの熱が光源容器2の内側面16Aに効率良く伝えられ、光源容器2の外周面10B、及び放熱フィン40から効率良く放熱される。
このとき、複数(本実施形態では8個)のCOB型LED8Aの発光面80は、底面視円形の光出射口16の中心Oの周りに等間隔に配置されており、これにより、中心Oを中心とした略円形の配光が得られる。
また上述の通り、COB型LED8Aのそれぞれは、取付台座15による底上げの分、水平方向(発光面80の面方向)に近い光成分が内側面16Aで遮蔽されずに取り出されることから、より広範囲(遠方)に亘り光を照射することができる。
これに加え、COB型LED8Aのそれぞれが内側面16Aの近くに配置されることで中心Oから比較的離れた位置に配置されることから、中心Oの直下で照度が極端に大きくなることも防止される。
ただし、COB型LED8Aから光出射口16の開口面までの距離が同じとした場合では、内側面16Aに近付くほどCOB型LED8Aの光が内側面16Aで遮蔽され易くなり器具光束は低下する。
そこで、この耐圧防爆形照明器具1では、図3に示すように、COB型LED8Aの発光面80と内側面16Aとの間に反射ユニット81を設けている。すなわち反射ユニット81は、内側面16AとCOB型LED8Aの間を仕切るように配置された反射面82を有する。この反射面82が内側面16Aに入射する光を光出射口16の中心Oの方向に反射し当該光出射口16から光を出射させることで、これにより器具光束の低下が抑えられる。
このように、それぞれのCOB型LED8Aを内側面16Aに近付けて配置し、かつ、内側面16AとCOB型LED8Aの発光面80との間に反射面82を設けることで、COB型LED8Aの放熱性を向上させ、中心Oでの照度を抑え、かつ器具光束の低下を抑えることができるのである。
また、この反射面82は、図3に示すように、中心Oを挟んで対向する側の開口縁の方向D1に向けて光を反射することで、直下周辺から遠方方向の照度が補われ、直下付近のから遠方に向けての床面照度分布低下が概なだらかになり、作業者はより広範囲で明るく感じることができる。
また、図7の模式図に示すように、COB型LED8Aは、発光面80から所定の光放射範囲αで光を放射する。一方、耐圧防爆形照明器具1は、光出射口16に、ガード支柱23を支持する枠体としての上記円環部20が取り付けられており、この円環部20の開口端20Aが実質的な光出射口となる。そして、この耐圧防爆形照明器具1では、この開口端20AからCOB型LED8Aの各々の光を効率良く出射させるために、COB型LED8Aの各々を、発光面80からみて最遠方に位置する円環部20の開口端20Aが発光面80の光放射範囲αから外れるように配置している。
これにより、COB型LED8Aから最遠方に向かう光成分Kが円環部20で遮蔽されることなく開口端20Aから出射されることから、器具光束の低下が効果的に抑えられる。これに加え、発光面80から最遠方に向かう光成分(すなわち、進行方向が水平方向に最も近い光成分)が開口端20Aから出射されることから、広い照射範囲が得られる。
ここで、上述の通り、COB型LED8Aの発光面80は、図3に示すように、底面視(平面視)において、中心Oから放射状に延びるガード支柱23の間に配置されることから、その両側にはガード支柱23が延在する。一方、反射ユニット81は、上記反射面82の他に、底面視において、COB型LED8Aの発光面80と各ガード支柱23の間を仕切るように配置された一対の反射面83を更に備える。
これらの反射面83は、図3に示すように、発光面80を挟んで対向する方向D2に反射するものである。すなわち、これらの反射面83によって発光面80からガード支柱23に至る光路が、直接ガード支柱23に至る場合に比べて長くなるため、この方向D2の先にあるガード支柱23に入射するまでに光が比較的拡がることとなる。これにより、発光面80の両側に延びるガード支柱23によって遮蔽される光量が抑えられ、器具光束の低下が防止される。さらに多面体反射によるミキシング効果により、ガード支柱による遮蔽で生じる床面照度むらを低減する効果もある。また反射面83の反射角を制御することで、より遠方に向けて光を照射し遠方での照度を高めることもできる。
図8はLEDモジュール8の構成を示す平面図である。また図9はLEDモジュール8の斜視図であり、図9(A)は正面側からみた斜視図、図9(B)は背面側からみた斜視図である。図10はLEDモジュール8の分解斜視図である。
これらの図に示すように、LEDモジュール8は、2つのCOB型LED8Aを備え、これらを1つに纏めて構成されている。すなわち、図10に示すように、LEDモジュール8は、LEDモジュール基板85と、LEDモジュール基板85の表面を電気的に絶縁し、かつ固定する絶縁固定モジュール110とを備えている。
LEDモジュール基板85は、2つのCOB型LED8Aを1つに纏めてモジュール化したものであり、矩形の実装基板である高熱伝導性、及び電気絶縁性のセラミック基板89と、このセラミック基板89の両端部の各々に実装された一対の上記COB型LED8Aと、この一対のCOB型LED8Aの間に設けられた配線コネクタ90とを備えている。配線コネクタ90は、電源容器3から延びる電源供給用の電気配線75(図4)が接続される部材である。配線コネクタ90と、両側のCOB型LED8Aのそれぞれとは、これらCOB型LED8Aが電気的に直列接続されるように電線91で接続されている。これにより、陽極用及び陰極用の1対の電気配線75を配線コネクタ90に装着することで、2つのCOB型LED8Aに電源が供給されるから配線作業が容易となる。また電気配線75の必要本数がCOB型LED8Aの数よりも減ることから、これらの電気配線75を通すために光源容器2に設けた配線用貫通孔31の径を小さくでき、耐圧構造や防爆構造の設計が容易となる。
絶縁固定モジュール110は、絶縁シート86、スポンジパッキン(弾性材)87、及び固定金具(固定体)88を一体に備えている。
絶縁シート86は、COB型LED8Aの表面、特に電線91の接続部92の電気的な絶縁を図るものであり、白色の樹脂材から成るシートである。絶縁シート86は、一対のCOB型LED8Aのそれぞれを覆い、発光面80の全部を露出させる開口95が形成された一対の覆い部93と、これら覆い部93を連結する連結部94とを一体に備え、覆い部93の間に上記配線コネクタ90が収まるように構成されている。
固定金具88は、セラミック基板89を絶縁シート86ごと覆った状態で光源容器2に固定するための板状の金具であり、平面視で絶縁シート86と略同じ形状に形成されている。すなわち、固定金具88は、絶縁シート86の覆い部93、及び連結部94に対応して、照射窓99が形成された板状のLED覆い部97、及び連結部98を一体に備え、これらLED覆い部97、及び連結部98に、ねじ止め固定のための複数のねじ止め片(固定片)96が一体に設けられている。
本実施形態では、LEDモジュール8は、セラミック基板89の側を取付台座15に載置した状態で、固定金具88のねじ止め片96にねじを通して光源容器2の底部13Aに固定される。このとき取付台座15の載置面に放熱グリスを塗ることで、セラミック基板89から取付台座15への伝熱性が高められ、COB型LED8Aの放熱性が高められる。
スポンジパッキン87は、絶縁シート86の浮き上がりを防止し、セラミック基板89との密着性を高める弾性材である。このスポンジパッキン87は、シリコン製、白色、及び弾性を有し、平面視で固定金具88と略同じ形状に形成されている。
一方、固定金具88は、図10に示すように、その縁部の適宜の箇所をL字状に折り曲げて成る複数の側壁100を備え、これら側壁100の中にスポンジパッキン87が収められる。また側壁100には係合孔104が形成されており、絶縁シート86の縁部に設けた複数の凸形状部103を係合孔104に係合させることで、絶縁シート86が固定金具88の裏側(LEDモジュール基板85と対面する側)に保持される。すなわち、固定金具88にスポンジパッキン87、及び絶縁シート86を保持させることで、これらが1つの部品としてモジュール化され、取り扱いが容易となる。なお、側壁100には、電線91を通すための切欠105が適宜に設けられている。
固定金具88には、複数の爪部101が照射窓99の縁部に形成されており、固定金具88のねじ止め片96がねじ止めされると、これらの爪部101によってスポンジパッキン87がセラミック基板89に押し付けられる。またスポンジパッキン87によってセラミック基板89が全体的に押さえ付けられることから、セラミック基板89と取付台座15との密着性も高められる。
スポンジパッキン87は、固定金具88の照射窓99に対応して、略同じ形状の開口102が形成されており、この開口102、及び照射窓99を通じて発光面80が露出する。
ここで、スポンジパッキン87は、固定金具88の押圧からCOB型LED8Aを保護するために、ある程度の厚みt(図10)を有することから、この厚みtの分、発光面80が照射窓99から凹んだ位置に配置される。このため、照射窓99、及び開口102の寸法形状が発光面80と等しくしてしまうと、これら照射窓99や開口102の内側面102A(図10)によって発光面80から拡がる光の成分が遮蔽され器具光束の低下を招く。そこで、本実施形態では、これら照射窓99、及び開口102が発光面80よりも十分に大きく形成されており、器具光束の低下を抑えることとしている。なお、スポンジパッキン87の内側面102Aに反射面を設けることで、さらに効率良く光を取り出すことも可能である。
係る構成のLEDモジュール8は、図11に示すように、光源容器2の底部13Aに、中心Oの周りに配置され、この結果、各COB型LED8Aの発光面80が中心Oの周りに略等間隔に配置される。
また中心Oに対し放射状に延びる複数のガード支柱23は、LEDモジュール8の配線コネクタ90の上、及びLEDモジュール8同士の間を延在し、発光面80は勿論のことCOB型LED8Aの真上も横断することなく配置される。
以上説明したように、本実施形態によれば次のような効果を奏する。
すなわち、COB型LED8Aの各々を、その発光面80がガード支柱23の直下から外れて位置するように配置したため、ガード支柱23によってCOB型LED8Aの発光面80の光が遮蔽されるのが抑制される。これにより、効率の低下、及びムラの発生を抑えることができる。
また本実施形態によれば、光出射口16の内側面の近くにCOB型LED8Aの各々を配置したため、COB型LED8Aの熱が光源容器2の内側面16Aに効率良く伝えられ、光源容器2の外周面10Bから効率良く放熱させることができる。
また本実施形態によれば、COB型LED8Aから内側面16Aに入射する光を反射する反射面82を各COB型LED8Aのそれぞれごとに内側面16Aとの間に設けた。これにより、内側面16Aに入射する光が光出射口16から取り出され、器具光束の低下が抑えられる。
また本実施形態によれば、発光面80とガード支柱23との間にも、さらに反射面83を設けたため、この反射面83による反射によって発光面80の側を延びるガード支柱23によって遮蔽される光量が抑えられ、器具光束の低下が防止される。また多面体反射によるミキシング効果により、ガード支柱による遮蔽で生じる床面照度むらを低減する効果もある。
また本実施形態によれば、LEDモジュール基板85の表面を電気的に絶縁し、かつ固定する絶縁固定モジュール110を備え、この絶縁固定モジュール110が、表面にCOB型LED8Aを実装したLEDモジュール基板85の当該表面を覆って絶縁する絶縁シート86と、この絶縁シート86の表面に重ねられるスポンジパッキン87と、取付箇所に固定される複数のねじ止め片96を有する板状の固定金具88と、を備え、この固定金具88が、裏側に絶縁シート86、及びスポンジパッキン87を保持し、この固定金具88のねじ止め片96の固定に伴い絶縁シート86を前記スポンジパッキン87を介して前記LEDモジュール基板85の表面に押し付ける構成とした。
この絶縁固定モジュール110により、LEDモジュール基板85の絶縁、及び固定作業が簡単になる。
上述した実施形態はあくまでも本発明の一態様を例示するものであって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変形、及び応用が可能である。
上述した実施形態では、耐圧防爆構造の耐圧防爆形照明器具1を例示したが、本発明は任意の照明器具に適用できる。
また上述した実施形態では、発光素子の一例として、COB型LED8Aを例示したが、これに限らず、他のLEDや有機EL素子などの任意の発光素子を光源に用いることができる。
1 防爆形照明器具
2 光源容器
8 LEDモジュール
8A COB型LED(発光素子)
10 光源容器本体(器具本体)
10B 外周面
11 透光部材
12 ガード
13A 底部
15 取付台座
16 光出射口
16A 内側面
20 円環部(枠体)
20A 開口端
22 円環状ガード部
23 ガード支柱
24 ガード部材
73 配線用開口
75 電気配線
80 発光面
81 反射ユニット
82 反射面(第1の反射面)
83 反射面(第2の反射面)
85 LEDモジュール基板
86 絶縁シート
87 スポンジパッキン
88 固定金具
89 セラミック基板
90 配線コネクタ
91 電線
99 照射窓
110 絶縁固定モジュール
内側面102A
O 中心

Claims (5)

  1. 器具本体の光出射口の底に、発光面を上側に向けて複数の発光素子を配置し、前記光出射口を透光性材で覆い、この透光性材の上側に前記光出射口を横断する方向に延びる複数本のガード支柱を有するガードを設けた防爆形照明器具において、
    前記ガード支柱の直下から外れて前記発光面が位置するように前記発光素子の各々を配置したことを特徴とする防爆形照明器具。
  2. 前記光出射口の内側面の近くに前記発光素子の各々を配置したことを特徴とする請求項1に記載の防爆形照明器具。
  3. 前記発光素子から前記内側面に入射する光を反射する第1の反射面を、前記発光素子のそれぞれごとに前記内側面との間に設けたことを特徴とする請求項2に記載の防爆形照明器具。
  4. 前記発光面と前記ガード支柱との間に、前記第1の反射面と反射方向が異なる第2の反射面を設けたことを特徴とする請求項3に記載の防爆形照明器具。
  5. 前記ガードは前記ガード支柱を支持する枠体を有し、当該枠体が前記光出射口に取り付けられるとともに、
    前記発光素子の各々を、前記発光面からみて最遠方に位置する前記枠体の縁部が前記発光面の光放射範囲から外れるように配置したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の防爆形照明器具。
JP2013011059A 2013-01-24 2013-01-24 防爆形照明器具 Expired - Fee Related JP6142545B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013011059A JP6142545B2 (ja) 2013-01-24 2013-01-24 防爆形照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013011059A JP6142545B2 (ja) 2013-01-24 2013-01-24 防爆形照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014143085A true JP2014143085A (ja) 2014-08-07
JP6142545B2 JP6142545B2 (ja) 2017-06-07

Family

ID=51424223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013011059A Expired - Fee Related JP6142545B2 (ja) 2013-01-24 2013-01-24 防爆形照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6142545B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018010729A (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 岩崎電気株式会社 耐圧防爆照明器具

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009064637A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
US20110019402A1 (en) * 2009-07-21 2011-01-27 Fu Zhun Precision Industry (Shen Zhen) Co., Ltd. Led lamp
JP2011210515A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Taisei Corp 高効率照明装置
JP2012504305A (ja) * 2008-09-29 2012-02-16 ファウー テクノロジー カンパニー リミテッド Led防爆灯
JP2012186085A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Iwasaki Electric Co Ltd 照明器具

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009064637A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2012504305A (ja) * 2008-09-29 2012-02-16 ファウー テクノロジー カンパニー リミテッド Led防爆灯
US20110019402A1 (en) * 2009-07-21 2011-01-27 Fu Zhun Precision Industry (Shen Zhen) Co., Ltd. Led lamp
JP2011210515A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Taisei Corp 高効率照明装置
JP2012186085A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Iwasaki Electric Co Ltd 照明器具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018010729A (ja) * 2016-07-11 2018-01-18 岩崎電気株式会社 耐圧防爆照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP6142545B2 (ja) 2017-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5699753B2 (ja) ランプ装置および照明器具
JP6111660B2 (ja) 耐圧防爆形照明器具
JP5774759B1 (ja) 発光ダイオード防爆ランプの放熱構成
KR200459504Y1 (ko) 방폭등용 엘이디 광원 모듈
JP5971469B2 (ja) 照明器具
JP2011204655A (ja) 照明装置
KR20160000244U (ko) 엘이디 방폭등
KR101533314B1 (ko) 발광다이오드 방폭등
JP6408268B2 (ja) 照明器具
JP2012160264A (ja) 照明器具
JP6167724B2 (ja) 防爆形照明器具
JP6142545B2 (ja) 防爆形照明器具
CN111174183A (zh) 防爆灯具
JP2015220093A (ja) 照明器具
JP6436415B2 (ja) 照明器具
JP6569935B2 (ja) 埋込型照明器具
JP2018010729A (ja) 耐圧防爆照明器具
JP6350716B2 (ja) 照明器具
JP6421328B2 (ja) 照明装置
JP6241723B2 (ja) 照明装置
JP6681578B2 (ja) 照明装置
JP6606716B2 (ja) 照明器具
JP7022945B2 (ja) 照明器具
JP6886395B2 (ja) 照明器具
JP6952290B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170411

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6142545

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees