JP2014141910A - ガスタービン - Google Patents

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Abstract

【課題】タービンの上流側の高温部においても、シール性能を高めることができるシール装置を備えたガスタービンを提供する。
【解決手段】ロータ5を形成するディスクホイール4aと、前記ディスクホイール4aの外周に装着されたシャンク7a及び動翼プロファイル部22aで形成される動翼2aと、静翼プロファイル部12aと前記静翼プロファイル部の内周側に設けた内周エンドウォール14aとで形成される静翼1aと、前記静翼の前記内周エンドウォール14aの内径面に対向するように前記動翼のシャンク7aに設けたシールフィン8aとを備えたガスタービンにおいて、前記シールフィン8aと対向する前記静翼の前記内周エンドウォール14aの内径面の部位にアブレイダブルコーティング28aを施工した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ガスタービンに係り、更に詳しくは、燃焼ガスのホイールスペースへの侵入を防ぐシール装置を備えたガスタービンに関する。
圧縮機と燃焼器とタービンとを備えるガスタービンにおいて、圧縮機により加圧された空気は、燃焼器に供給され、燃料と共に燃焼させられて高温の燃焼ガスとなる。この燃焼ガスがタービンを通って膨張することで、ロータとともに回転する動翼を回転させ、シャフトを回転させる。
高温の燃焼ガスに晒されるタービンの動翼は、耐高温の仕様で設計されるが、ロータはそのように設計されないため、高温の燃焼ガスのホイールスペースへの侵入を防ぐ必要がある。このため、例えば、動翼シャンク部にシールフィンを設置して、ホイールスペースに圧縮機から加圧空気を供給しパージすることで、燃焼ガスの侵入を防いでいる。
このようなシール装置において、高温燃焼ガス側にもれる冷却空気量を少なくし、ガスタービンの性能低下を防止するために、動翼のプラットフォームの端部にシール板を取り付け、シール板上部に設けたシールフィンと静翼の内側シュラウドの端部下面のハニカムシールとでシール部を構成したガスタービンシール装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−252412号公報
上述した特許文献1の技術によれば、動翼のプラットフォーム下部のシール板上部にハニカムシールと対向する複数のシールフィンを、流出空気流に対して傾斜して設けたので、流出しようとする空気の抵抗が増加し、シール性が向上する。この結果、ガスタービンの性能の低下を防止できる。
ところで、ハニカムシールは、静翼の内側シュラウドの端部下面にハニカム材を例えばNiロウ材を用いたロウ付けにより接合することで形成されている。Niロウ材は、約1000℃の高温で溶着し、内側シュラウドの端部下面とハニカム材とを接合固定している。このため、ハニカムシールは、タービンの第3段や第4段などの比較的低温部において、適用される場合が多く、上流側であって、高温の燃焼ガスが導かれるタービンの初段や第2段等の高温部に適用することは難しいという課題があった。
本発明は、上述の事柄に基づいてなされたものであって、その目的は、タービンの上流側の高温部においても、シール性能を高めることのできるシール装置を備えたガスタービンを提供するものである。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、ロータを形成するディスクホイールと、前記ディスクホイールの外周に装着されたシャンク及び動翼プロファイル部で形成される動翼と、静翼プロファイル部と前記静翼プロファイル部の内周側に設けた内周エンドウォールとで形成される静翼と、前記静翼の前記内周エンドウォールの内径面に対向するように前記動翼のシャンクに設けたシールフィンとを備えたガスタービンにおいて、前記シールフィンと対向する前記静翼の前記内周エンドウォールの内径面の部位にアブレイダブルコーティングを施工した、ことを特徴とする。
本発明によれば、タービン部の上流側において、回転体である動翼のシャンク部にシールフィンを設け、このシールフィンに対向する静止体である静翼のエンドウォールの内周面に、セラミックス製のアブレイダブルコーティングを施工したので、高温部においても、シール性能を高めることができる。
本発明のガスタービンの一実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明のガスタービンの一実施の形態を構成するタービン部を示す断面図である。 本発明のガスタービンの一実施の形態を構成するシール装置を示す断面図である。 本発明のガスタービンの一実施の形態を構成するシール装置におけるセラミックス製のアブレイダブルコーティングの一例を示す断面図である。
以下に、本発明のガスタービンの実施の形態を図面を用いて説明する。図1は本発明のガスタービンの一実施の形態を示すシステム構成図である。
図1において、ガスタービン101は、主に、圧縮機102,燃焼器103,タービン104から構成される。圧縮機102は、大気空気を吸入して圧縮し、圧縮空気106を生成し、生成した圧縮空気106を燃焼器103へ送る。燃焼器103は、圧縮機102が生成した圧縮空気106と図示しない燃料流量調整弁を介して供給された燃料とを混合燃焼させて燃焼ガス107を生成し、この燃焼ガス107をタービン104へ導出する。
燃焼器103から導かれた燃焼ガス107は、タービン104において、静翼を経て動翼に噴射され、タービン軸105を回転させる。タービン軸105の回転力によって、タービン104に接続される図示しない発電機などの機器と圧縮機102とを駆動させる。燃焼ガス107は、エネルギをタービン104で回収された後に、図示しない排気ディフューザを経て、排気として大気へ排出される。
また、圧縮機102で圧縮された空気の一部、或いは圧縮機102の途中段落から抽気した空気は、冷却流路114を通じてタービン104に導かれ、タービンに設けられた静翼、動翼等の冷却空気として用いられる。
次に、本発明のガスタービンの一実施の形態の構造について図2を用いて説明する。図2は本発明のガスタービンの一実施の形態を構成するタービン部を示す断面図である。具体的には、タービン部の初段と2段の段落を示している。
図2において、初段動翼2aは、動翼プロファイル部22aと初段動翼シャンク7aとを備え、初段ディスクホイール4aに初段動翼シャンク7aを介して固定されている。2段動翼2bは、動翼プロファイル部22bと2段動翼シャンク7bとを備え、2段ディスクホイール4bに2段動翼シャンク7bを介して固定されている。
初段ディスクホイール4aと2段ディスクホイール4bとの間には、2段静翼1bの位置に対応してディスクスペーサ3が配置されている。そして、図示しないスタッキングボルトが、これら初段ディスクホイール4aと2段ディスクホイール4bとディスクスペーサ3とを締結して回転体であるロータ5を形成している。
初段動翼シャンク7aの一方側及び他方側には、シールフィン8a,9a、及びシールフィン10a,11aがそれぞれ径方向に設けられ、2段動翼シャンク7bの一方側及び他方側には、シールフィン8b,9b、及びシールフィン10b,11bがそれぞれ径方向に設けられている。
一方、初段静翼1aは、静翼プロファイル部12aと、静翼プロファイル部12aの外周側に設けられた初段外周エンドウォール13aと、静翼プロファイル部12aの内周側に設けられた初段内周エンドウォール14aとを備え、環状に配置されている。初段内周エンドウォール14aの内径側には、凸形状のフック15が形成されていて、このフック15によって、ケーシング19に取り付けられたサポートリング10に保持されている。
初段内周エンドウォール14aの内径側のシールフィン8aと対向する部位には、セラミックス製アブレイダブルコーティング28aが施工されている。また、同様に、サポートリング10の内径側のシールフィン9aと対向する部位には、セラミックス製アブレイダブルコーティング29aが施工されている。これらのセラミックス製アブレイダブルコーティング28a,29aの施工部位とシールフィン8a,9aとでシール装置を形成している。
ここで、初段内周エンドウォール14aの内径側と、サポートリング10の内径側と、初段ディスクホイール4aの外径側と、初段動翼シャンク7aとの間で、静止体と回転体による間隙であるホイールスペース6が形成されている。
2段静翼1bは、翼プロファイル部12bと、翼プロファイル部12bの外周側に設けられた2段外周エンドウォール13bと、翼プロファイル部12bの内周側に設けられた2段内周エンドウォール14bとを備え、環状に配置されている。2段内周エンドウォール14bの内径側には、ダイアフラム16が装着され、ダイアフラム16は、フィン17a,17b,17cをシールフィン11a,8b,9bに対向させて備えている。
2段内周エンドウォール14bの内径側のシールフィン10aと対向する部位には、セラミックス製アブレイダブルコーティング18dが施工されている。また、ダイアフラム16のフィン17a,17b,17cにおいて、各シールフィンと対向する部位には、それぞれセラミックス製アブレイダブルコーティング18a,18b,18cが施工されている。これらのアブレイダブルコーティング18a,18b,18c,18dの施工部位とシールフィン11a,8b,9b,10aとでシール装置を形成している。
ここで、2段内周エンドウォール14bの内径側と、スペーサ3の外径側と、初段及び2段動翼シャンク7a,7bとの間で、静止体と回転体による間隙であるホイールスペース6が形成されている。
このように構成された本実施の形態で、ガスタービンの運転とともに、圧縮機102と燃焼器103で発生する高温高圧の燃焼ガス107は、タービン部104の初段静翼1a,初段動翼2a,2段静翼1b,2段動翼2bを通過する際にホイールスペース6内へ流入しようとする。一方、圧縮機102で得られる高圧の空気の一部が抽気されて冷却空気としてホイールスペース6側に供給されているので、これらのシール装置近傍において、漏れ込んでくる燃焼ガス107を希釈して、温度低下をもたらし、ホイールスペース6への侵入を抑制している。
次に、本発明のガスタービンの一実施の形態のシール装置について図3を用いて説明する。図3は本発明のガスタービンの一実施の形態を構成するシール装置を示す断面図である。図3において、図1及び図2に示す符号と同符号のものは同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図3には、図2で示した初段静翼1a、初段動翼2a及びホイールスペース6が拡大されて示されている。
一般に、サポートリング10の内径側とシールフィン9aとの間、及び初段内周エンドウォール14aの内径側とシールフィン8aとの間には、シール間隙が存在する。これらのシール間隙は、ガスタービンの運転状態に応じて縮小又は拡大するものであるため、シールフィン8a,9aと静止体とが運転中に接触して損傷することのない間隙に設定されている。このシール間隙の大きさに応じて、圧縮機102からの冷却空気供給量が設定されている。また、シール間隙の変動は、温度変化によるケーシング19の熱膨張量とロータ5の熱膨張量の差により生じる。素材が同じ物体において、温度変化が同じ場合、熱膨張量は、比較する物体の長さに比例する。ガスタービンは軸方向に長い構造であるため、軸方向のシール間隙の変動幅が、径方向のシール間隙の変動幅より大きい。このため、径方向の設定シール間隙を軸方向のシール間隙より小さく設計している。
本実施の形態においては、図3に示すように、シールフィン9aの先端が対向するサポートリング10の内径側、及びシールフィン8aの先端が対向する初段内周エンドウォール14aの内径側にセラミックス製アブレイダブルコーティング29a,28aを施工し、これらのシール間隙を縮小させてシール装置を形成している。シールフィン8aと9aに対向する静止体である初段内周エンドウォール14a,サポートリング10の内径側に施工されたセラミックス製のアブレイダブルコーティング28a,29aは、小さな厚みで施工されており、径方向のシール間隙を縮小している。また、セラミックス製のアブレイダブルコーティング28a,29aの軸方向寸法は、対向するシールフィン8aと9aの先端の軸方向寸法より大きく形成している。これは、ガスタービンの軸方向の変動幅が大きいためである。
次に、本実施の形態に適用されるセラミックス製のアブレイダブルコーティングについて図4を用いて説明する。図4は本発明のガスタービンの一実施の形態を構成するシール装置におけるセラミックス製のアブレイダブル層の一例を示す断面図である。シール構造を形成するセラミックス製のアブレイダブルコーティングについては、特開2010−151267号公報に詳細が開示されている。図4において、図1乃至図3に示す符号と同符号のものは同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図4は、シール装置を構成する一方の部材である初段内周エンドウォール14aの内径側の部位に施工されたセラミックス製のアブレイダブルコーティング28aに内容を示す。図4において、セラミックス製アブレイダブルコーティング28aは、初段内周エンドウォール14aの内径側の部位に設けた下地層41と多孔質セラミックの遮熱層42と遮熱層42に設けた気泡構造を有するセラミック層43とを備えている。
気泡構造を有するセラミックス層43は、気泡44の外殻に沿って薄膜上のセラミックス45が網目のように取り囲む構造を有している。この薄膜状のセラミックスは摺動によって容易に破壊,脱落して被削性を示し、アブレイダブルコーティングとして機能する。
上述した本発明のガスタービンの一実施の形態によれば、タービン部の上流側において、回転体である動翼2aのシャンク部7aにシールフィン8aを設け、シールフィン8aに対向する静止体である初段静翼1aの初段エンドウォール14aの内径面に、セラミックス製アブレイダブルコーティング28aを施工したので、高温部においても、シール性能を高めることができる。
また、上述した本発明のガスタービンの一実施の形態によれば、ガスタービン運転中に、径方向のシール間隙が縮小して、シールフィン8a,9aと静止体とが接触したとしても、セラミックス製アブレイダブルコーティング28a,29aが容易に研削されるため、このことによる損傷が発生しない。このため、従来のシールフィン8a,9a(回転体)と静止体との接触を避けるように設定していたシール間隙量に比べて、セラミックス製アブレイダブルコーティング28a,29aの径方向の厚み分だけ径方向のシール間隙量を縮小することができる。
また、上述した本発明のガスタービンの一実施の形態によれば、軸方向のシール間隙量に比べ、径方向のシール間隙量を小さく設定するため、径方向のシール間隙は、小さな厚みのセラミックス製アブレイダブルコーティングの施工によって、シール性能を効果的に向上させることができる。シール性能の向上により、ホイールスペース6へ供給するシール空気を低減できるので、ガスタービンの性能を向上させることができる。
さらに、上述した本発明のガスタービンの一実施の形態によれば、高温下でもアブレイダブル性を発揮できるセラミックス製アブレイダブルコーティングを、高いシール性が求められ、シール空気流量の多い上流側の初段静翼1aの初段エンドウォール14aの内周面や、初段静翼1aを支持するサポートリング10の内周面に適用したので、シール空気流量をより効果的に削減することができる。
なお、本発明の実施の形態においては、初段動翼シャンク7aに設けたシールフィン8aと対向する初段内周エンドウォール14aの内径面にセラミックス製アブレイダブルコーティング28aを施工すると共に、初段動翼シャンク7aに設けたシールフィン9aと対向するサポートリング10の内径面にセラミックス製アブレイダブルコーティング29aを施工した場合を例に説明したが、これに限るものではない。いずれか一方にセラミックス製アブレイダブルコーティングを施工しても良い。
なお、本発明は上述した実施の形態に限られるものではなく、様々な変形例が含まれる。上述した実施の形態は本発明をわかり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。例えば、ある実施形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることも可能である。
1a 初段静翼
1b 2段静翼
2a 初段動翼
2b 2段動翼
3 スペーサ
4a 初段ディスクホイール
4b 2段ディスクホイール
5 ロータ
6 ホイールスペース
7a 初段動翼シャンク
7b 2段動翼シャンク
8a シールフィン
9a シールフィン
10 サポートリング
12a 翼プロファイル部
13a 初段外周エンドウォール
14a 初段内周エンドウォール
28a セラミックス製アブレイダブルコーティング
29a セラミックス製アブレイダブルコーティング
101 ガスタービン
102 圧縮機
103 燃焼器
104 タービン
107 燃焼ガス

Claims (7)

  1. ロータを形成するディスクホイールと、前記ディスクホイールの外周に装着されたシャンク及び動翼プロファイル部で形成される動翼と、静翼プロファイル部と前記静翼プロファイル部の内周側に設けた内周エンドウォールとで形成される静翼と、前記静翼の前記内周エンドウォールの内径面に対向するように前記動翼のシャンクに設けられたシールフィンとを備えたガスタービンにおいて、
    前記シールフィンと対向する前記静翼の前記内周エンドウォールの内径面の部位にアブレイダブルコーティングを施工した
    ことを特徴とするガスタービン。
  2. 請求項1に記載のガスタービンにおいて、
    燃焼器からの高温高圧の燃焼ガスが導かれる初段静翼の内周エンドウォールの内径面の部位に、セラミックス製のアブレイダブルコーティングを施工した
    ことを特徴とするガスタービン。
  3. 請求項1に記載のガスタービンにおいて、
    燃焼器からの高温高圧の燃焼ガスが導かれる初段静翼を支持するサポートリングの内径面の部位に、セラミックス製のアブレイダブルコーティングを施工した
    ことを特徴とするガスタービン。
  4. 請求項1に記載のガスタービンにおいて、
    燃焼器からの高温高圧の燃焼ガスが導かれる初段静翼の内周エンドウォールの内径面の部位と、初段静翼を支持するサポートリングの内径面の部位に、セラミックス製のアブレイダブルコーティングをそれぞれ施工した
    ことを特徴とするガスタービン。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のガスタービンにおいて、
    前記内周エンドウォールの内径面と前記シールフィンとにより構成するシール装置は、前記アブレイダブルコーティング又は前記セラミックス製のアブレイダブルコーティングの施工の厚さ分だけ径方向のシール間隙を縮小する
    ことを特徴とするガスタービン。
  6. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のガスタービンにおいて、
    前記動翼の下流側に設けたシールフィンに対向する静翼側の部位に、セラミックス製のアブレイダブルコーティングを更に施工した
    ことを特徴とするガスタービン。
  7. 請求項2乃至6のいずれか1項に記載のガスタービンにおいて、
    前記セラミックス製のアブレイダブルコーティングの軸方向の寸法を、前記シールフィン先端の軸方向の寸法よりも大きく施工した
    ことを特徴とするガスタービン。
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