JPH06159099A - 軸流流体機械 - Google Patents

軸流流体機械

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JPH06159099A
JPH06159099A JP31520892A JP31520892A JPH06159099A JP H06159099 A JPH06159099 A JP H06159099A JP 31520892 A JP31520892 A JP 31520892A JP 31520892 A JP31520892 A JP 31520892A JP H06159099 A JPH06159099 A JP H06159099A
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JP
Japan
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temperature
facing
stationary
clearance
gas turbine
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JP31520892A
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English (en)
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Iwataro Sato
藤 岩太郎 佐
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸流流体機械の信頼性を低下させることな
く、回転部と静止部との間隙量を定格出力点で最適化す
る。 【構成】 防熱セグメント15は、動翼6の先端6aに
対向する本体15aと、この本体15aから突出する一
対の湾曲形状アーム15bとから構成され、これらのア
ーム15bは線膨張係数が変化する傾斜機能材料から作
られている。アーム15bは冷却空気7が昇温すると、
傾斜機能材料の作用によって湾曲の曲率半径が大きくな
るように熱変形する。このアーム15bの熱変形によっ
て、動翼先端6aと防熱セグメント15の表面30との
間のチップクリアランス21が、ガスタービンの出力定
格点で最小に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軸流流体機械に係り、特
に動翼先端と防熱セグメントとの間の間隙量や動翼と静
翼内輪との間の間隙量を最適値に調整することができる
ガスタービンに関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電プラントに使用されているガス
タービンは、図6に示したようにタービン軸1には圧縮
機軸2が一体に設けられ、この圧縮機軸2の駆動によっ
て空気が圧縮される。この圧縮された空気は燃焼器3で
燃料を燃焼させ、この燃焼による高温の燃焼ガスはトラ
ンジションピース4を介して静翼5に流入し、この静翼
5に案内されて動翼6に流入し、この動翼6を回転駆動
する。このような構成のガスタービンは、熱効率の向上
のためにタービン入口温度の高温化が行われ、このター
ビン入口温度の高温化により、燃焼器3やトランジショ
ンピース4や静翼5や動翼6などは耐熱性の超合金材料
が使用されている。
【0003】ところが、現在ガスタービンの高温部材と
して使用されている耐熱性超合金材料は使用限界温度が
800〜900°Cであるのに対し、タービン入口温度
は約1300°Cに達するため、耐熱性超合金材料の部
品を使用限界温度以下に冷却する冷却構造が採用されて
いる。
【0004】図7はこの冷却構造の一例を示したもの
で、冷却空気7は図6の燃焼器3をバイパスした圧縮機
出口の空気が使用され、この冷却空気7は、静翼5の外
径側キャビティー部8に供給されケーシング9を冷却し
た後に、その一部が静翼5の内部に流入して静翼5を冷
却し、燃焼器3からの高温主流ガス10の流通路11に
放出される。外径側キャビティー部8に供給された冷却
空気7の残部は、シュラウドセグメント12の外径側に
形成されたシュラウドセグメントキャビティー部13に
導入され、ケーシング9とシュラウドセグメント12と
を冷却した後に、更に防熱セグメントキャビティー部1
4に流入して防熱セグメント15を冷却した後に、流通
路11に放出される。
【0005】また、ホイールスペース16に導入された
シール空気17は、動翼フィン18とこれに対向する静
翼5及び静翼内輪19との間の間隙、即ち動翼フィンク
リアランス20を通過して流通路11に放出され、これ
によって高温主流ガス10がホイールスペース16に流
入することを防止している。なお、このシール空気17
は冷却空気7と同様に、燃焼器3をバイパスした圧縮機
出口の空気が使用される。
【0006】このような構成にあっては、ガスタービン
の熱効率を向上するために、動翼6の先端6aと防熱セ
グメント15との間の間隙、即ちチップクリアランス2
1をできるだけ小さくして、チップクリアランス21か
らの高温主流ガス10の漏出を最小にすることが必要で
あり、同様に、動翼フィンクリアランス20をできるだ
け小さくして、このクリアランス20を流通するシール
空気17を増速し、これによってホイールスペース16
への高温主流ガス10の流入を最小にすることが必要で
ある。このようなチップクリアランス21及び動翼フィ
ンクリアランス20の間隙量は、ガスタービンが最も高
い熱効率を要求されるガスタービンの定格出力時に、最
小となることが望ましい。しかしながら、これは以下の
理由によって達成することが困難である。
【0007】図8は横軸がガスタービンの起動時点から
の時間経過であり、縦軸が回転数22、圧縮機出口空気
温度23、タービン入口主流ガス温度24及びガスター
ビン出力25である。なお、これらの回転数22、圧縮
機出口空気温度23、タービン入口主流ガス温度24及
びガスタービン出力25は夫々出力定格点での値に対す
る割合で示されている。
【0008】図8から分かるように、起動点から着火点
までは、回転数22が徐々に上昇すると、これに伴い圧
縮機出口空気温度23及びタービン入口主流ガス温度2
4も暫増する。この間は燃焼器3での温度上昇はないの
で、タービン入口主流ガス温度24は圧縮機出口空気温
度23に等しい。回転数22が20%程度に達すると、
燃焼器3に燃料を吹き込み着火を行う。この着火によっ
て、タービン入口主流ガス温度24はステップ状に急激
に上昇する。
【0009】このタービン入口主流ガス温度24のステ
ップ上昇によって、ガスタービンの出力が急増し、圧縮
機を駆動するのに必要な動力を上回るため、回転数22
が着火点から急上昇し、これに伴い圧縮機出口空気温度
23も急上昇する。回転数22が100%になると、発
電機を送電系統に投入するための回転数22の微調整を
行うために、いったんガスタービンで発生する動力と圧
縮機を駆動するのに必要な動力とを一致させる。このた
め、回転数定格無負荷点において、ガスタービン入口主
流ガス温度24が回転上昇中の時よりもステップ状に降
下する。発電機が送電系統に投入されると、ガスタービ
ン出力25を増加させるために再びタービン入口主流ガ
ス温度24は上昇し、ガスタービン出力25が定格出力
点に達する。ただし、この間は回転数22は一定である
ため、圧縮機出口空気温度23も一定である。
【0010】図9は、横軸がガスタービンの起動点から
の時間経過であり、縦軸が動翼先端6aの半径方向の移
動量26及び防熱セグメント15の表面の半径方向の移
動量27である。これらの半径方向の移動量26、27
は出力定格点での移動量に対する割合で示されている。
また、図10は横軸がガスタービンの起動点からの時間
経過であり、縦軸がチップクリアランス21の間隙量2
8である。動翼先端6aの半径方向の移動量26は、タ
ービン入口主流ガス温度24による熱膨張と回転数22
による遠心力とに夫々起因するが、後者の遠心力による
伸びは前者の熱膨張による伸びに比べて非常に小さい。
従って、移動量26は、図8及び図9から分かるように
タービン入口主流ガス温度24の変化とほとんど同一傾
向を示す。
【0011】他方、防熱セグメント15の表面の半径方
向の移動は、圧縮機出口空気温度23によってほとんど
決定される。これは以下の理由による。即ち、防熱セグ
メント15の表面は高温主流ガス10にさらされるが、
防熱セグメント15の残部及び防熱セグメント15を保
持するシュラウドセグメント12やケーシング9が冷却
空気7によって冷却されているため、これらの防熱セグ
メント15やシュラウドセグメント12やケーシング9
は圧縮機出口空気温度23に等しい冷却空気7の温度に
応じて熱膨張する。
【0012】以上の理由によって、図9に示したよう
に、防熱セグメント15の表面の半径方向移動量27は
起動点から回転数定格無負荷点までは徐々に増加し、そ
れ以降はほとんど変化しないのに対して、動翼先端6a
の半径方向移動量26は着火点でステップ状に急変化
し、その後に回転数定格無負荷点までは僅かに増加し、
回転数定格無負荷点で小さな変化を起して、その後に出
力定格点まで暫増する。従って、図10に示したように
チップクリアランスの間隙量28は着火点で最小になっ
た後、再び増加し、出力定格点でかなり大きな値となっ
てしまう。動翼フィンクリアランス20に関しても全く
同一である。
【0013】そこで、出力定格点でのチップクリアラン
ス21と動翼フィンクリアランス20の間隙量を充分に
小さくする手段が知られている。これは、図7に示した
ように動翼先端6aに対向する防熱セグメント15の表
面と、及び動翼フィン18に対向する静翼5や静翼内輪
19とに夫々被削コーティング29を被覆するものであ
る。動翼先端6a及び動翼フィン18はガスタービンの
着火時に被削コーティング29を切削し、着火時の間隙
量を零にし、これによって定格出力時にチップクリアラ
ンス21の間隙量及び動翼フィンクリアランス20の間
隙量をできるだけ小さくする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の被削
コーティングの被覆によるチップクリアランス及び動翼
フィンクリアランスの間隙量の最小化は、短時間ではあ
るが、動翼先端及び動翼フィンが被削コーティングに衝
突しそれを切削するので、ガスタービンの信頼性の低下
を招来すると共に、被削コーティングの材料は耐熱性に
乏しいため高温ガスに長時間さらされると、変質し剥離
や減肉が生じ間隙量が増大するといった問題がある。
【0015】更に、チップクリアランス及び動翼フィン
クリアランスの間隙量は、着火点では確かに零になる
が、しかしながら出力定格点ではそれよりも大きくなる
ので、出力定格点で間隙量を最小化することができな
い。そこで、本発明の目的は、軸流流体機械の信頼性を
低下させることなく、回転部と静止部との間隙量を定格
出力点で最適化することができる軸流流体機械を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、対向部分を有する回転部と、上記回転部の
対向部分に間隙をもって対向する対向部分を有する静止
部とを具備し、上記回転部と上記静止部との一方はほぼ
一定の温度の高温流体にさらされ、上記回転部と上記静
止部との他方は徐々に温度上昇する昇温流体にさらされ
る軸流流体機械において、上記他方の上記対向部分の少
なくとも一部は、位置に応じて線膨張係数が変化する傾
斜機能材料から構成され、上記傾斜機能材料は上記昇温
流体の温度上昇にも拘らず上記間隙をほぼ所定の値に保
持するように熱変形することを特徴とするものである。
【0017】この構成にあっては、上記一方は上記回転
部であり、この回転部の上記対向部分は動翼先端であ
り、上記他方は上記静止部であり、この静止部の上記対
向部分は防熱セグメントであり、この防熱セグメントは
上記動翼先端に対向する本体とこの本体から突設され、
上記傾斜機能材料から構成された複数のアームとから構
成されることが望ましい。また、上記一方は上記回転部
であり、この回転部の上記対向部分は動翼フィンであ
り、上記他方は上記静止部であり、この静止部の上記対
向部分は静翼内輪であることが好ましい。
【0018】
【作用】回転部と静止部との一方は、ほぼ一定の温度の
高温流体にさらされ、急激に所定量だけ熱膨張する。こ
れに対して、回転部と静止部との他方は、徐々に温度上
昇する昇温流体にさらされる。しかしながら、この他方
の少なくとも一部を構成する傾斜機能材料は、昇温流体
の温度に応じて熱変形し、回転部の対向部分と静止部の
対向部分との間隙量をほぼ所定の値に保持する。このよ
うに回転部の対向部分と静止部の対向部分との間隙量は
傾斜機能材料の熱変形によって制御されるので、回転部
と静止部との間隙量を軸流流体機械の定格出力点で最適
化することができる。
【0019】
【実施例】以下に本発明をガスタービンに適用した一実
施例を図6乃至図10と同部分には同一符号を付して示
した図1乃至図5を参照して説明する。図1及び図2に
おいて、防熱セグメント15は、動翼先端6aに対向し
た本体15aと、この本体15aから突出した一対のア
ーム15b,15bとから構成されている。これらのア
ーム15b,15bは互いに向い合う面が凸になる、換
言すると内側に凸になる湾曲形状であり、線膨張係数の
低い材料と線膨張係数の高い材料とを複合化した傾斜機
能材料が使用されている。この傾斜機能材料はxが大き
くなるにつれて線膨張係数も大きくなるように定められ
ている。図3はこの膨張係数の変化を示したものであ
る。
【0020】また、動翼フィン18も、アーム15bと
同様の傾斜機能材料が使用され、この傾斜機能材料はx
が大きくなるにつれて、即ち半径方向外側から内側に向
って線膨張係数が大きくなるように定められている。図
5はこの膨張係数の変化を示したものである。なお、傾
斜機能材料は、上述のように線膨張係数の低い材料と線
膨張係数の高い材料とを複合化したものであり、この線
膨張係数の低い材料としては静翼5や動翼6や防熱セグ
メント15に用いられている耐熱性超合金流体を使用す
ることができ、線膨張係数の高い材料としてはシュラウ
ドセグメント12に用いられているオーステナイト系ス
テンレスを使用することができ、焼結溶浸法によって製
造することができるその他の構成は図7と実質的に同一
である。
【0021】次に、この実施例の作用を説明する。この
ガスタービンが起動されて出力定格点に達するまでの回
転数22、圧縮機出口空気温度23、タービン入口主流
ガス温度24及びガスタービン出力25の関係は、図8
に示した関係と同一である。従って、着火点において高
温主流ガス10が流入すると、動翼先端6aが図9の移
動量26に示したように移動し、図10に示したように
チップクリアランス21の間隙量32が非常に小さくな
る。
【0022】冷却空気7は燃焼器をバイパスさせた圧縮
機出口の空気を使用しているため、図8のように着火点
から圧縮機出口空気温度23が徐々に上昇すると、冷却
空気7も徐々に昇温し、これに伴い、冷却空気7に接触
したケーシング9とシュラウドセグメント12と防熱セ
グメント15の温度は、圧縮機出口空気温度23と同じ
ように上昇する。これによって、ケーシング9とシュラ
ウドセグメント12は半径方向外側に移動する。しかし
ながらこの時、防熱セグメント15のアーム15bは傾
斜機能材料の作用によって湾曲部分の曲率半径が大きく
なり、図2の実線で示した形状から破線に示した形状に
変形し、流通路11に面した防熱セグメント15の表面
30とシュラウドセグメント12に支持される支持面3
1との間隔がD1からD2へと大きくなる。
【0023】この間隔D1からD2への増大は、傾斜機
能材料の種類やアーム15bの長さや湾曲部の曲率半径
などによって調整することができる。従って、圧縮機出
口空気温度の上昇による防熱セグメント15の支持面3
1の半径方向外側への移動にも拘らず、防熱セグメント
15の表面30の半径方向の位置をほとんど不変とする
ことができる。これによって、本実施例のチップクリア
ランス21の間隙量は、図10に線32で示したよう
に、着火点から回転数定格無負荷点までほぼ一定とする
ことができ、この結果、出力定格点で最小にすることが
できる。
【0024】また、動翼フィン18は、その傾斜機能材
料の作用によって圧縮機出口空気温度23の温度上昇に
伴い、図4に示したように実線位置33から破線位置3
4に変形し、これにより、静翼内輪19や静翼5に対向
するクリアランス面35が半径方向外側に移動する。従
って、動翼フィンクリアランス20を出力定格点で最小
にすることができる。以上では、本発明をガスタービン
の実施例に基づき説明した。しかしながら、本発明はこ
れに限らず、任意の軸流流体機械に適用することができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、回転部の対向部分と静止部の対向部分との間隙
量は、傾斜機能材料の熱変形によって制御されるので、
軸流流体機械の定格出力点で最適化することができる。
更に、従来のガスタービンに使用された被削コーティン
グを動翼先端などで切削することがないので、軸流流体
機械の信頼性を低下させることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による軸流流体機械の実施例を示した断
面図。
【図2】上記実施例の防熱セグメントを拡大して示した
正面図。
【図3】上記実施例の防熱セグメントに使用した傾斜機
能材料の線膨張係数を示したグラフ。
【図4】上記実施例の動翼フィンを拡大して示した正面
図。
【図5】上記実施例の動翼フィンの傾斜機能材料の線膨
張係数を示したグラフ。
【図6】一般のガスタービンの構造を概略的に示した部
分断面図
【図7】従来のガスタービンの一部を拡大して示した断
面図。
【図8】ガスタービンの運転開始からの時間経過と、回
転数や圧縮機出口空気温度やガスタービン入口主流ガス
温度などとの関係を示したグラフ。
【図9】ガスタービンの運転開始からの時間経過と、動
翼先端及び防熱セグメントの表面の半径方向移動量との
関係を示したグラフ。
【図10】ガスタービンの運転開始からの時間経過とチ
ップクリアランスとの関係を示したグラフ。
【符号の説明】
5 静翼(静止部) 6 動翼(回転部) 7 冷却空気(昇温流体) 10 高温主流ガス(高温流体) 15 防熱セグメント(静止部) 17 シール空気(昇温流体) 18 動翼フィン(回転部) 19 静翼内輪(静止部) 20 動翼フィンクリアランス(間隙) 21 チップクリアランス(間隙)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対向部分を有する回転部と、上記回転部の
    対向部分に間隙をもって対向する対向部分を有する静止
    部とを具備し、上記回転部と上記静止部との一方はほぼ
    一定の温度の高温流体にさらされ、上記回転部と上記静
    止部との他方は徐々に温度上昇する昇温流体にさらされ
    る軸流流体機械において、上記他方の上記対向部分の少
    なくとも一部は、位置に応じて線膨張係数が変化する傾
    斜機能材料から構成され、上記傾斜機能材料は上記昇温
    流体の温度上昇にも拘らず上記間隙をほぼ所定の値に保
    持するように熱変形することを特徴とする軸流流体機
    械。
JP31520892A 1992-11-25 1992-11-25 軸流流体機械 Pending JPH06159099A (ja)

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