JP2014141844A - 拡底バケット - Google Patents

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Abstract

【課題】回転軸を介して連結される複数部分を有する拡幅翼部であっても、ケリーバから受ける力によって開閉させることが可能な拡底バケットを提供する。
【解決手段】円筒状の本体部11と、その本体部の直径を拡大させるように開放可能に形成された拡幅翼部12とを備えている。また、拡幅翼部は、本体部に第1ヒンジ123を介して取り付けられる内翼部12bと、その内翼部に第2ヒンジ124を介して取り付けられる外翼部12aとを有している。さらに、本体部は、アースドリルのケリーバ2からの力を受けるとともに上下方向に移動可能な伝達軸部14と、その伝達軸部に屈曲自在に連結されるとともに下端が外翼部に接続される連結部材141と、内翼部の開き量を規制する第1規制部材31とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、杭の底部となる部分に軸部よりも拡大させた拡底部を形成するための拡底バケットに関するものである。
杭の底部となる部分に軸部よりも拡大させた拡底部が設けられる場所打ちコンクリート杭(拡底杭)を構築するための拡底バケットが知られている(特許文献1−5など参照)。
例えば、特許文献1に開示された拡底バケットは、ケリーバに連結される拡底バケットであって、上部拡底翼と下部拡底翼とを備えている。そして、平面視円弧状の下部拡底翼は、鉛直方向に延びる回転軸を介して平面視円弧状のスクレーパに連結されており、スクレーパも鉛直方向に延びる回転軸を介して拡底バケットの固定部に連結されている。
このため、下部拡底翼を開くためには、固定部側の回転軸まわりにスクレーパを回転させるとともに、もう一方の回転軸まわりに下部拡底翼を回転させる必要がある。そこで特許文献1では、下部拡底翼を開閉させるために、水平方向に伸縮する油圧シリンダを拡底バケットの底部に配置している。
一方、特許文献2−5に開示された拡底バケットは、ケリーバからの力を受けて上下方向に移動する伝達軸部と、その伝達軸部に連結される連結部材とを介して伝達される力によって拡幅翼部の開閉を行っている。
特許第3129859号公報 特開昭60−55198号公報 特許第3607845号公報 特許第4699304号公報 特開2008−240270号公報
拡底バケットの構成を簡素にするには、特許文献4,5に開示されているようにケリーバから受ける力のみによって拡幅翼部を開閉させることができるのが理想的である。
しかしながら、大きく開く拡幅翼部とするために複数の曲面板をそれぞれ回転軸で連結させた場合、ケリーバから受ける力だけでは拡幅翼部を開かせるのが難しくなる。このため、特許文献1に開示されているような水平方向に伸縮する油圧シリンダのような駆動装置による力が、別途、必要であると考えられてきた。
そこで、本発明は、回転軸を介して連結される複数部分を有する拡幅翼部であっても、ケリーバから受ける力によって開閉させることが可能な拡底バケットを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の拡底バケットは、杭の底部となる部分に軸部よりも直径を拡大させた拡底部を形成するための拡底バケットであって、円筒状の本体部と、その本体部の直径を拡大させるように開放可能に形成された拡幅翼部とを備え、前記拡幅翼部は、前記本体部に回転軸を介して取り付けられる第1翼部と、その第1翼部に回転軸を介して接続される第2翼部とを有し、前記本体部は、アースドリルのケリーバからの力を受けるとともに上下方向に移動可能な伝達軸部と、その伝達軸部に屈曲自在に連結されるとともに下端が前記第2翼部に接続される連結部材と、前記第1翼部の開き量を規制する第1規制部材とを有することを特徴とする。
ここで、前記第1規制部材は、前記本体部に対する前記第1翼部の連結と解除の切り替えを行う手段とすることができる。また、前記第1翼部と前記第2翼部との境に、前記第2翼部の開き量を規制する第2規制部材を設けることができる。
さらに、前記第1翼部と前記第2翼部との境に、前記第2規制部材とは異なる量で前記第2翼部の開き量を規制する第3規制部材を設けることもできる。そして、前記第2規制部材又は第3規制部材の少なくとも一方は、前記第1翼部と前記第2翼部の外周面側にそれぞれ取り付けられた板材間が所定の角度になったときに接触させることでそれ以上の前記第2翼部の開きを阻止させる手段とすることができる。
また、前記第1翼部と前記第2翼部との間に回転軸を介して取り付けられる第3翼部を有する構成とすることもできる。
また、前記伝達軸部は前記本体部の内部に取り付けられたガイド筒にスライド自在に収容されているものであって、前記ガイド筒の周面には軸方向と交差する方向に傾いたスライド溝が形成されており、前記伝達軸部と前記連結部材との連結部を前記スライド溝から突出させてそれをガイドに前記伝達軸部を上下方向に移動させる構成とすることができる。
このように構成された本発明の拡底バケットは、本体部に回転軸を介して取り付けられる第1翼部と、その第1翼部に回転軸を介して接続される第2翼部とによって拡幅翼部が構成される。そして、第2翼部がケリーバからの力が伝達される連結部材に接続されるとともに、第1翼部の開き量を規制する第1規制部材を備えている。
このため、拡幅初期の段階では、例えば第1翼部が開かないように第1規制部材によって開き量を規制させることで、アームの短い第2翼部のみを開かせて地盤を切削させることができるので、ケリーバから受ける力だけで充分に拡幅を行うことができる。
そして、第2翼部による拡幅が終わった後に、第1規制部材による本体部に対する第1翼部の連結を解除すれば、第1翼部から大きく拡幅翼部を開かせることができる。この際も、第2翼部による拡幅がされて地盤から受ける抵抗が小さくなっているため、アームが長くなってもケリーバから受ける力だけで充分に拡幅を行うことができる。
また、第1翼部と第2翼部との境に第2翼部の開き量を規制する第2規制部材を設けることによって、第2翼部が意図せぬ角度まで開いてしまうことを防ぐことができる。
さらに、第2規制部材とは異なる量で第2翼部の開き量を規制する第3規制部材を設けることで、拡幅初期の第2翼部のみを開かせる段階と、第2翼部と第1翼部の両方を開かせる段階とで、第1翼部に対する第2翼部の角度を変えることができる。
また、第1翼部と第2翼部との間に回転軸を介して取り付けられる第3翼部を設ける構成とすることで、より拡底倍率の大きい拡底杭を構築することができるようになる。
さらに、ガイド筒に斜めにスライド溝を設け、それに沿って伝達軸部を上下させるようにすれば、滑らかに拡幅翼部を開閉させることができる。
本発明の実施の形態の拡底バケットの概略構成を説明する斜視図である。 拡底バケットの構成を説明する側面図である。 図2のA−A断面図である。 拡幅翼部の第2翼部のみが開く状態を説明するための図であって、(a)は第2規制部材周辺の説明図、(b)は第3規制部材周辺の説明図である。 拡幅翼部が第1翼部から開く状態を説明するための説明図である。 (a)は拡幅前の掘削孔に拡底バケットを配置した状態を示した説明図、(b)は第2翼部のみが開いたときの拡底バケットの状態を示した説明図、(c)は第2翼部と第1翼部の両方が開いたときの拡底部と拡底バケットの状態を示した説明図である。 拡底バケットの排土方法を説明する斜視図である。 開度調整プレートを配置した拡底バケットの構成を示した断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、杭の底部を軸部の直径よりも拡大させた拡底杭を構築する際に使用する本実施の形態の拡底バケット1の構成を示した斜視図である。
まず、構成から説明すると、本実施の形態の拡底バケット1は、円筒状の本体部11と、その本体部11の直径を拡大させるように開放可能に形成された二枚の拡幅翼部12,12とを備えている。
この拡底バケット1は、アースドリル(図示せず)に取り付けられる装置であって、詳細には旋回体、ブーム、ケリーロープ、ケリーバ2などを備えたアースドリルのケリーバ2の下端に、ピンなどを介して着脱自在に取り付けられる。
この拡底バケット1の本体部11は、図示しない掘削用バケットによって掘削された図6(a)に示すような掘削孔60に挿入できる程度の直径に形成されており、上部に円環状のスタビライザー4が配置されている。
また、拡幅翼部12,12は、拡底バケット1を吊り上げた際には閉鎖されて円筒状の本体部11の側面の一部を形成し、図6(b),(c)に示すように掘削孔60に挿入されたときに開放されて掘削孔60の壁面を切削して拡幅を行う。
この拡幅翼部12は、図1,2,4,5に示すように、本体部11に回転軸としての第1ヒンジ123,・・・を介して取り付けられる第1翼部としての内翼部12bと、その内翼部12bに回転軸としての第2ヒンジ124,・・・を介して取り付けられる第2翼部としての外翼部12aとによって主に構成される。
内翼部12bと外翼部12aは、ともに図1,2に示すように側面視台形状に形成されるとともに、図4,5に示すように平面視円弧状に形成される曲面板である。
そして、第1ヒンジ123及び第2ヒンジ124は、内翼部12b及び外翼部12aの台形の底辺に相当する位置に配置される。すなわち、第1ヒンジ123及び第2ヒンジ124は、ケリーバ2の軸方向(鉛直方向)に延びる回転軸である。
また、第1ヒンジ123及び第2ヒンジ124は、上下方向に間隔を置いて複数配置される。この第1ヒンジ123及び第2ヒンジ124の設置数及び設置間隔は、必要とされる強度などに応じて任意に設定することができる。
さらに、拡幅翼部12の側端部となる内翼部12b及び外翼部12aの側端部には、図1,2に示すように側端部の延設方向に間隔を置いて複数の鋭角ビット121,・・・と、固定ビット122,・・・が固着される。
一方、本体部11には、拡幅翼部12,12を閉じた際に鋭角ビット121,・・・や固定ビット122,・・・を収容できるような切欠部11aが形成されている。
そして、この拡幅翼部12の外翼部12aの内周面には、連結部材141の下端が固定されており、その連結部材141を介して作用する力によって拡幅翼部12が開閉することになる。
すなわち、本体部11の内部には、図1,2に示すようにアースドリルのケリーバ2の下端に接続される伝達軸部14が収容されていて、この伝達軸部14の下端に連結部材141の上端がユニバーサルジョイント構造で屈曲自在に連結される。
なお、ケリーバ2の下端と伝達軸部14の上端とは、連結フランジ5を介して連結される。そして、連結フランジ5の上部及び下部は、図2,7に示すような補強板5aによって補強される。
伝達軸部14は、上端が開口された筒状のガイド筒15に収容され、本体部11の上下方向(軸方向)に移動可能となるように構成されている。このガイド筒15の外周面の上部及び下部には、取付板151,・・・の一側がそれぞれ溶接などで固着され、取付板151,・・・の他側は本体部11の内周面に固着される。
また、ガイド筒15の対向する周面部には、図2,8に示すように軸方向と交差する方向に傾いたスライド溝152,152が形成されている。このスライド溝152の両側には、図8に示すように補強管153,153が配設されて補強されている。
そして、スライド溝152,152からは、伝達軸部14と連結部材141とを連結させる連結部としての連結バー142が突出される。この連結バー142は、図3(図2のA−A断面)に示すように、円筒管状の伝達軸部14の下端付近の軸直交方向に貫通させた孔に嵌め込まれた補強管14aに挿通される。
連結バー142の両端は、スライド溝152,152から突出されて、その突出した両端部には円筒状の補強カバー142a,142aがそれぞれ装着される。
そして、ケリーバ2を図3のR方向に回転させると伝達軸部14に回転力が伝達されて伝達軸部14が回転する。さらに、伝達軸部14に伴って回転する連結バー142に取り付けられた補強カバー142a,142aが、ガイド筒15を押し動かして回転させる。この結果、ガイド筒15に取り付けられた取付板151,・・・を介して本体部11に回転力が伝達され、本体部11が回転することになる。
ここで、補強カバー142a,142aには、反対方向に延設された連結部材141,141の上端がそれぞれ屈曲自在に固定されている。また、連結部材141の下端は、図2に示すように拡幅翼部12の外翼部12aの内周面に取り付けられた固定部141aに屈曲自在に連結されている。
このように構成された拡底バケット1は、図2の二点鎖線で示すように本体部11に対して伝達軸部14が引き上げられた状態のときには、連結バー142の補強カバー142aがスライド溝152の上端に位置し、連結部材141が起立して拡幅翼部12,12が閉じられている。
この状態から伝達軸部14が下方に移動すると、補強カバー142aがスライド溝152に沿って斜めに下降するとともに、連結部材141の上下のユニバーサルジョイントが屈曲することによって連結部材141が傾斜して、拡幅翼部12,12が側方に押し出されて開くことになる。
このように、拡幅翼部12の外翼部12aの内周面に取り付けられた固定部141aには、屈曲自在に連結部材141の下端が連結されることになるが、拡幅翼部12が開いているときと閉じているときとでは連結部材141の延伸方向が変わることになる。
詳細には、伝達軸部14が回転しながら上下方向に移動する際には、スライド溝152から突出した補強カバー142aが向きを変えながら上下に移動することになる。すなわち、図8に示すように、補強カバー142aは、スライド溝152の上端に当接しているときは図の左側に突出し、下方に向かうに従って紙面垂直方向に向きを変える。
このように連結部材141に連結させる補強カバー142aが、ガイド筒15の周囲を回りながら上下に移動するように構成することで、拡幅翼部12,12の開閉時に発生するねじれを相殺させることができ、連結部材141やユニバーサルジョイントなどに過剰な応力を発生させることなく、滑らかに拡幅翼部12,12を開閉させることができる。
続いて、図4,5は、拡幅翼部12,12の動きを説明するための説明図である。図4は外翼部12aのみを開放させる動作を示しており、図5は外翼部12aと内翼部12bの両方を一緒に開放させる動作を示している。
まず、拡幅初期においては、図4(a),(b)に示すように外翼部12aのみを開放させる。すなわち、拡幅初期において内翼部12bの開き量を規制するために、第1規制部材31を設置する。
この第1規制部材31は、図1,2,4に示すように、ガイド筒15の下端に固定されるガイドパイプ31aと、ガイドパイプ31aの外周面から上下に間隔を置いて平行に突出される一対のフランジ31c,31cと、内翼部12bの内周面に固定される翼側フランジ31dと、連結と解除の切り替え手段となるピン31eとによって主に構成される。
なお、第1規制部材31は、図1,2に示すように、内翼部12bの下部だけでなく上部にも設けられる。上部に設けられる第1規制部材31は、ガイドパイプ31aではなくガイド筒15の外周面にフランジ31c,31cが取り付けられるが、その他の構成は下部の第1規制部材31と同様のため詳細な説明は省略する。
ガイドパイプ31aは、拡幅翼部12,12の下部に帯状に形成される等幅部の上縁付近の高さとなる、ガイド筒15の真下に配置される。また、ガイドパイプ31aの外周面から外側に向けて張り出される一対のフランジ31c,31cには、ピン31eを挿通させるピン穴31g,31gがそれぞれ設けられている(図1参照)。
さらに、内翼部12bの内周面から本体部11の中心に向けて張り出される翼側フランジ31dにも、ピン穴31fが設けられている。この翼側フランジ31dは、内翼部12bを閉じた状態のときには一対のフランジ31c,31c間に収容される。
そして、すべてのピン穴31f,31g,31gの投影位置が一致する状態にしてピン31eを挿入することで、図4に示すように内翼部12bを本体部11に連結することができる。
これに対してピン31eを外すと、図5に示すように内翼部12bと本体部11との連結が解除される。すなわち、第1規制部材31は、ピン31eの着脱によって連結と解除の切り替えを容易に行うことができる。
この第1規制部材31によって連結がされているときは、図4(a),(b)に示すように内翼部12bが少し内側に凹んだ状態になる。このように第1規制部材31によって内翼部12bを本体部11に連結することで、第1ヒンジ123を回転軸とする回転が規制されて内翼部12bは開かなくなる。
一方、第1規制部材31によっては第2ヒンジ124の回転は規制されないため、外翼部12aは第2規制部材32によって規制される範囲内で自由に開閉することができる。すなわち、連結部材141は外翼部12aに接続されているため、ケリーバ2から連結部材141にまで伝達された力は、外翼部12aの開閉にのみ利用される。
ここで、第2規制部材32は、図1,2に示すように、内翼部12bと外翼部12aとの境の上方に取り付けられる。この第2規制部材32は、図4(a)に示すように外翼部12aの開き量を規制する。ここでは、外翼部12aのみが開くときの開き量を規制する。
第2規制部材32は、外翼部12a側に取り付けられる固定板32aと、内翼部12b側に取り付けられる固定板32bとによって主に構成される。固定板32a,32bは、例えば長方形の鋼板などの板材によって形成され、溶接やボルトなどによって外翼部12aと内翼部12bの外周面にそれぞれ接合される。
固定板32a,32bは、図4(a)に示すように、外翼部12aと内翼部12bの角度が所定の角度になったときに接触する位置にそれぞれ取り付けられる。すなわち、外翼部12aが開いて所定の角度に至ると、外翼部12aの固定板32aの内翼部12b側に張り出された縁部が、内翼部12bの固定板32bの外翼部12a側に張り出された縁部に当たって、それ以上は外翼部12aが開かなくなる。
そして、ピン31eを抜いて第1規制部材31による連結を解除すると、図5に示すように、ケリーバ2から連結部材141にまで伝達された力によって、外翼部12aだけでなく内翼部12bも開閉することになる。すなわち、外翼部12aと内翼部12bとは、第2ヒンジ124を介して連結されているため、第1規制部材31による本体部11側への連結がなければ、外翼部12aと内翼部12bは連動して移動することになる。
さらに、内翼部12bと外翼部12aとの境の下方には、図1,2,5に示すように、外翼部12aの開き量を規制する第3規制部材33を取り付ける。この第3規制部材33は、例えば第1規制部材31による連結を解除する際に取り付ける。
この第3規制部材33は、図2,4(b),5に示すように、内翼部12b側に取り付けられる固定板33aと、外翼部12a側に取り付けられる拘束部33b及び規制板33cとによって主に構成される。
固定板33aは、例えば長方形の鋼板などの板材によって形成され、溶接やボルトなどによって内翼部12bの外周面に接合される。また、拘束部33bは、例えば門形の鋼板などによって形成され、外翼部12aの外周面に凹部を固定板33aに向けた状態で、溶接やボルトなどによって接合される。
一方、規制板33cは、例えば長方形の鋼板などの板材によって形成され、ボルト33dなどによって外翼部12aの外周面に固定される。規制板33cをボルト33dによって固定する構成にすることで、着脱を容易に行うことができる。また、規制板33cは、拘束部33bの凹部に収容されることになるため、ボルト33dで固定されるだけでもずれることがない。
固定板33a及び規制板33cは、図5に示すように、外翼部12aと内翼部12bの角度が所定の角度になったときに接触する位置にそれぞれ取り付けられる。すなわち、外翼部12aが開いて所定の角度に至ると、外翼部12aの規制板33cの内翼部12b側に張り出された縁部が、内翼部12bの固定板33aの外翼部12a側に張り出された縁部に当たって、それ以上は外翼部12aが開かなくなる。なお、規制板33cが取り付けられる前は、図4(b)に示すように外翼部12aの開き量はもっと大きくなる。
図5に示されているように、内翼部12bと外翼部12aを併せた拡幅翼部12によって、軸部60aに比べて大きな拡底部60bを掘削することができる(図6(c)参照)。例えば、軸部60aの断面積に比べて5〜7倍程度の底面積の拡底部60bを形成することができるようになる。
また、拡幅翼部12の全体の開度は、調整することができる。図8は、伝達軸部14の下降量を調整するために、ガイド筒15の上面に開度調整プレート7を配置した状態を示した図である。
すなわち、連結バー142の補強カバー142aをスライド溝152の下端に当接させることで拡幅翼部12,12を最大限まで広げることもできるが、拡底杭によっては拡底部60bを拡底バケット1の最大になるまで拡幅する必要がない場合もある。
そこで、ガイド筒15の上面に伝達軸部14の直径より大きな貫通孔を備えた板状の開度調整プレート7を配置して、伝達軸部14が下がり過ぎないように調整することができる。この伝達軸部14の移動量は、開度調整プレート7の高さで調整することができ、この高さは一枚当たりの高さや枚数で調整する。
また、この開度調整プレート7は、半割りにして蝶番で開閉自在に接続しておくことで、伝達軸部14の側面側から容易に装着させることができる。連結フランジ5の下面には補強板5a,・・・が取り付けられており、開度調整プレート7に衝突しても変形しないように補強されている。
そして、伝達軸部14が所定の位置まで降下すると、この連結フランジ5の下面が開度調整プレート7に当接して、それよりも下方に伝達軸部14が降下しなくなる。このように伝達軸部14の降下が途中で止まると、拡幅翼部12,12も途中まで開いた状態で止まり、所望する拡底部60bの大きさに留めることができる。
ところでピン31eによる連結がない状態であっても、拡幅翼部12が本体部11の内部に入り込むと、翼側フランジ31dがガイドパイプ31aの外周面に接触してそれ以上の内側への移動は阻止されるため、拡幅翼部12が内部に入り込み過ぎるのを防ぐことができる。
また、本体部11の下端には、図1,2に示すように拡幅翼部12,12よりも下方に突出する突出部13が形成されている。例えば、3m程度の高さの拡底バケット1に対して、200〜600mm程度の高さの突出部13を設ける。
この突出部13には、円錐状の蓋部131が開閉自在に取り付けられ、図7に示すようにこの蓋部131を開くことによって本体部11の内部に溜まった掘削土砂を排出することができる。
次に、本実施の形態の拡底バケット1を使った拡底杭の構築方法について説明するとともに、その作用について説明する。
まず、アースドリルのケリーバ2の下端に掘削用バケット(図示せず)を取り付けて、図6(a)に示すような円筒状の掘削孔60を構築する。そして、一旦、掘削用バケットを掘削孔60から引き上げてケリーバ2から外し、代わりに拡底バケット1をケリーバ2の下端に取り付ける。
この段階では、拡底バケット1は、上下の第1規制部材31,31によって本体部11と内翼部12bとが連結されている。一方、第3規制部材33の規制板33cは、まだ取り付けられていない。そして、この状態で掘削孔60に拡底バケット1を降下させ、拡底バケット1の下面を掘削孔60の底部に当接させて図6(a)に示した状態にする。
続いてアースドリルを駆動させてケリーバ2を回転させると、伝達された回転力によって拡底バケット1が回転を始める。このように掘削孔60の底部に拡底バケット1の下面を当接させた状態では、これ以上拡底バケット1の本体部11が下がることがない。これに対してケリーバ2の自重などが伝達される伝達軸部14は、ガイド筒15に沿って下がることになる。
そして、本体部11が下降しない状態で伝達軸部14だけが下がると、その下端に屈曲自在に連結された連結部材141の下端が外側に広がって、図4(a),(b)に示すように拡幅翼部12,12の外翼部12a,12aのみが少し開くことになる。
この外翼部12a,12aの側端部には、複数の鋭角ビット121,・・・と固定ビット122,・・・が設けられており、掘削孔60の壁面がこれらのビットによって切削されることになる。
このように拡幅初期の段階では内翼部12b,12bが開かないように第1規制部材31,・・・による連結によって開き量を規制させることで、アームの短い外翼部12a,12aのみを開かせて地盤を切削させることができる。すなわち、拡幅初期から第1ヒンジ123を軸に拡幅翼部12,12が開いてしまうと、アームが長くなるために作用する曲げモーメントが大きくなったり撓みやすくなったりして、切削する能力が低下することになる。これに対して、第2ヒンジ124を軸に外翼部12a,12aのみが開くようにすれば、ケリーバ2から受ける力が効率的に外翼部12a,12aのビット(121,122)に伝達され、硬い地盤でも切削できるようになる。
そして、掘削孔60の壁面が切削されると、さらに外翼部12a,12aが外側に広がり易くなるので、ケリーバ2の回転に伴って拡底バケット1が回転するとともに徐々に外翼部12a,12aの開度が大きくなる。この結果、図6(b)に示すように、拡底部60bの一部となる外翼部12a,12a分が拡幅される。なお、内翼部12bと外翼部12aとの境界には第2規制部材32が取り付けられているため、図4(a)に示すように外翼部12aが大きく開くと固定板32a,32bの縁部どうしが接触し、内翼部12bに対する外翼部12aの角度が所定以下なるのを防ぐことができる。
また、外翼部12a,12aが開き始めると、図6(b)に示すように突出部13が埋設されたような状態になって地盤に拘束されるようになるので、拡幅時の抵抗が大きくなっても拡底バケット1の下端の位置がずれることがなく、外翼部12a,12aの左右の開度が均等になって正確な位置に正確な形状で拡幅していくことができる。
一方、この拡幅掘削時に発生した掘削土砂は、回転する外翼部12a,12aによって本体部11の内部に掻き集められる。そして、ケリーバ2を吊り上げると、伝達軸部14がガイド筒15に沿って上昇し、その伝達軸部14に連結された連結部材141が起き上がるとともに外翼部12a,12aが閉じていく。
この状態で更にケリーバ2の吊り上げを続けると、連結バー142の補強カバー142aがスライド溝152の上端に当接し、本体部11が持ち上げられることになる。
このようにして掘削土砂を内部に収容させた拡底バケット1を土捨て場まで移動させ、図7に示すように蓋部131を開放すると、掘削土砂が拡底バケット1から排出される。
このような排土のための拡底バケット1の引き上げは、必要に応じて繰り返される。そして、外翼部12a,12aによる拡幅掘削がほぼ完了して、内翼部12b,12bも使った拡幅掘削に移行する際には、引き上げた拡底バケット1からピン31e,・・・を抜いて第1規制部材31,・・・による連結を解除する。この第1規制部材31のピン31eは、ピン穴31f,31g,31gに挿し込まれているだけなので、簡単に取り外すことができる。
そして、拡底バケット1には、第3規制部材33の規制板33c,33cを取り付ける。規制板33cは、外翼部12aの外周面側に取り付けられた拘束部33bの凹部のボルト穴33eに、規制板33cの穴の位置を合わせてボルト33dを挿入することで固定することができる。
このような状態にした拡底バケット1を再び掘削孔60に降下させ、拡底バケット1の下面を掘削孔60の底部に当接させてケリーバ2を回転させる。そして、ケリーバ2からの力を受けた伝達軸部14が下がって連結部材141の下端が外側に広がると、図5に示すように拡幅翼部12,12が第1ヒンジ123を軸にして少し開くことになる。
ここで、内翼部12bと外翼部12aとの境界には第3規制部材33が取り付けられているため、内翼部12bに対する外翼部12aの角度が所定以下になることはない。すなわち、第3規制部材33が取り付けられる前は、図4(b)に示すように外翼部12aの外周面側が内翼部12bの外周面側に近づく方向に起きたように開いている。これに対して第3規制部材33が取り付けられると、図5に示すように内翼部12bに近づく方向の外翼部12aの開き量は低減される。
このように内翼部12bと外翼部12aとの境に外翼部12aの開き量を規制する第3規制部材33を設けることによって、外翼部12aが意図せぬ角度まで開いてしまうことを防ぐことができる。
また、外翼部12a,12aによる拡幅が終わった後に第1規制部材31,・・・による連結を解除し、代わりに第3規制部材33の規制板33c,33cを取り付けることで、内翼部12b,12bから大きく拡幅翼部12,12を開かせることができるようになる。
要するに、拡幅初期の段階から第1ヒンジ123を軸に大きく拡幅翼部12を開かせようとすると、地盤の抵抗が大きすぎてケリーバ2から受ける力だけでは拡幅翼部12を開かせることができない。これに対して、外翼部12aによる拡幅がされて地盤から受ける抵抗が小さくなっていれば、拡幅翼部12全体というようにアームが長くなっても、ケリーバ2から受ける力だけで充分に拡幅を行うことができるようになる。
このようにして掘削された掘削孔60には、鉄筋籠を挿入し、コンクリートを打設することによって場所打ちコンクリートからなる拡底杭を完成させる。本実施の形態の拡底バケット1のように拡幅翼部12を複数の翼部(外翼部12aと内翼部12b)で構成できれば、拡底倍率(例えば、(拡底部60bの底面積)/(軸部60aの断面積))をより大きくすることができる。この結果、支持力の高い拡底杭を、効率よく構築することができるようになる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では曲面板状の拡幅翼部12について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば内翼部12bは骨組み構造であってもよい。さらに、本体部11についても外翼部12a,12aの等幅間を塞ぐ部分が円弧板状に形成されていればよく、それよりも上方は骨組み構造にしたり上方に向けて広がる三角形状の部分を省略したりすることができる。
また、前記実施の形態では、外翼部12aと内翼部12bの2枚の曲面板で構成される拡幅翼部12について説明したが、これに限定されるものではなく、3枚以上の曲面板で拡幅翼部を構成することもできる。例えば、外翼部12aと内翼部12bとの間に、それぞれに回転軸を介して連結される第3翼部を設けることができる。さらに、第3翼部を複数の曲面板で構成することもできる。
また、前記実施の形態では、内翼部12bと外翼部12aとの境に第2規制部材32及び第3規制部材33を設ける構成としたが、これに限定されるものではなく、第2規制部材32又は第3規制部材33はなくてもよい。さらに、固定板32a,32b,33aは溶接で、規制板33cはボルト33dで固定する構成としたが、これに限定されるものではなく、いずれの固定手段であってもよい。
また、前記実施の形態では、ガイド筒15の周面に斜めにスライド溝152を設ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ガイド筒15の軸方向と同じく上下方向に真っ直ぐ延びる長円状のスライド溝にすることもできる。
1 拡底バケット
11 本体部
12 拡幅翼部
12a 外翼部(第2翼部)
12b 内翼部(第1翼部)
123 第1ヒンジ(回転軸)
124 第2ヒンジ(回転軸)
14 伝達軸部
141 連結部材
142 連結バー(連結部)
142a 補強カバー(連結部)
15 ガイド筒
152 スライド溝
2 ケリーバ
31 第1規制部材
32 第2規制部材
32a,32b 固定板(板材)
33 第3規制部材
33a 固定板(板材)
33c 規制板(板材)
60a 軸部
60b 拡底部

Claims (7)

  1. 杭の底部となる部分に軸部よりも直径を拡大させた拡底部を形成するための拡底バケットであって、
    円筒状の本体部と、その本体部の直径を拡大させるように開放可能に形成された拡幅翼部とを備え、
    前記拡幅翼部は、前記本体部に回転軸を介して取り付けられる第1翼部と、その第1翼部に回転軸を介して接続される第2翼部とを有し、
    前記本体部は、アースドリルのケリーバからの力を受けるとともに上下方向に移動可能な伝達軸部と、その伝達軸部に屈曲自在に連結されるとともに下端が前記第2翼部に接続される連結部材と、前記第1翼部の開き量を規制する第1規制部材とを有することを特徴とする拡底バケット。
  2. 前記第1規制部材は、前記本体部に対する前記第1翼部の連結と解除の切り替えを行う手段であることを特徴とする請求項1に記載の拡底バケット。
  3. 前記第1翼部と前記第2翼部との境に、前記第2翼部の開き量を規制する第2規制部材が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の拡底バケット。
  4. 前記第1翼部と前記第2翼部との境に、前記第2規制部材とは異なる量で前記第2翼部の開き量を規制する第3規制部材が設けられることを特徴とする請求項3に記載の拡底バケット。
  5. 前記第2規制部材又は第3規制部材の少なくとも一方は、前記第1翼部と前記第2翼部の外周面側にそれぞれ取り付けられた板材間が所定の角度になったときに接触させることでそれ以上の前記第2翼部の開きを阻止させる手段であることを特徴とする請求項3又は4に記載の拡底バケット。
  6. 前記第1翼部と前記第2翼部との間に回転軸を介して取り付けられる第3翼部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の拡底バケット。
  7. 前記伝達軸部は前記本体部の内部に取り付けられたガイド筒にスライド自在に収容されているものであって、
    前記ガイド筒の周面には軸方向と交差する方向に傾いたスライド溝が形成されており、前記伝達軸部と前記連結部材との連結部を前記スライド溝から突出させてそれをガイドに前記伝達軸部を上下方向に移動させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の拡底バケット。
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