JP2014140389A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸収性物品の中心線を明示的に描画するのではなく,複数の中心線想起用デザイン部に含まれる左デザインと右デザインの間の間隔によって,吸収性物品の中心線を想起させ,装着位置の位置合わせを行い易くし,吸収性物品を装着することに対する着用者の抵抗感を和らげる。
【解決手段】吸収性物品は,着用者の腹部に接する前身頃1と,着用者の背部に接する後身頃2と,前身頃1と後身頃2の間に位置する股下部3とに,長さ方向に区分される。吸収性物品の肌非対向面側には,複数の中心線想起用デザイン部4が設けられている。そして,前身頃1から股下部3を通り後身頃2へと長さ方向に延びる吸収性物品の中心線Cを想定した場合に,複数の中心線想起用デザイン部4のそれぞれは,中心線Cを挟んで左右両側の位置に,中心線Cまでの距離が等しい左デザイン41及び右デザイン42を含む。
【選択図】図2

Description

本発明は,着用者の股下に装着され,尿などの液体を吸収し保持するための吸収性物品に関する。具体的に説明すると,本発明の吸収性物品は,その肌非対向面を形成するバックシート等に施されたデザインに特徴を有する。
従来から,着用者の股下に装着して使用される吸収性物品として,例えば使い捨ておむつや,尿取りパッド,生理用ナプキン等が知られている。また,使い捨ておむつとしては,テープ型やパンツ型ものが公知となっている。
例えば,テープ型の使い捨ておむつを例にあげて説明すると,テープ型の使い捨ておむつは,着用者の背部に接する後身頃に止着テープが取り付けられ,着用者の腹部に接する前身頃にフロントパッチが設けられている。この止着テープとフロントパッチは,例えばフック材(雄部材)とループ材(雌部材)の面ファスナーにより機械的に結合できるようになっており,後身頃に設けられた止着テープを前身頃に設けられたフロントパッチに止め付けることで,使い捨ておむつを着用者の身体に装着することが可能である。
上記のようなテープ型の使い捨ておむつを着用者の身体に装着する際には,使い捨ておむつの中心が,着用者の股下の中心を通るように位置合わせをし,使い捨ておむつの装着位置が左右にズレないように調整する必要がある。使い捨ておむつを取り付ける位置にズレが生じると,着用者が排泄した尿などの液漏れが生じ,使い捨ておむつの液吸収機能を十分に発揮できない恐れがあるからである。ただし,使い捨ておむつのような吸収性物品は,それを自らの力で装着できない乳幼児や介護が必要な高齢者にも使用されるものであり,その保育者や介護者が,着用者自身に代わって,使い捨ておむつ等を身体にあてがって装着させることもある。このような場合,保育者や介護者が,使い捨ておむつの中心を着用者の身体の中心に位置合わせをし,装着させる作業は比較的困難であり,使い捨ておむつの位置ズレが生じ易くなる。
そこで,装着時における位置合わせを行い易くするために,使い捨ておむつ等の中心に沿って前身頃から後身頃にかけて延びる中心線を,使い捨ておむつの肌対向面側を構成するトップシート,又は肌非対向面側を構成するバックシート等に描画することが考えられる(例えば,特許文献1等参照)。これにより,着用者又はそれを補助する者は,使い捨ておむつ等の中心位置を一見して把握し易くなり,それを装着する又は装着させる際に,装着位置の位置合わせを行い易くなるというメリットがある。
特開2004−216172号公報
しかしながら,使い捨ておむつのバックシート等に,中心線を目立つように描画すると,おむつのデザイン性が損なわれ,着用者が使い捨ておむつを装着することに抵抗を持つようになるという恐れがあった。特に,介護が必要な高齢者や障害者等の成人は,使い捨ておむつを装着していることがなるべく目立たないようにすることを望む傾向にあるが,使い捨ておむつのバックシート等に中心線を設けることは,このような着用者の要望に反するものであった。また,例えば尿取りパッドや生理用ナプキン等の吸収性物品は,その上に下着を装着することもあるが,例えば生理用ナプキンの肌非対向面側に中心線を明示的に描画すると,この中心線が下着を透けて視認できるようになる恐れもあることから,このような中心線は,生理用ナプキンの消費者等に嫌厭される傾向にあった。
このため,現在では,吸収性物品の中心線を明示的に描画しなくとも,吸収性物品の装着位置の位置合わせを行い易くすることができる技術が求められている。
そこで,本発明の発明者は,上記の従来発明の問題点を解決する手段について鋭意検討した結果,吸収性物品の肌非対向面側に,吸収性物品の中心を挟んで左右両側に施されたデザインを複数箇所に設けることで,装着時に吸収性物品の中心線を想起させることができるようになり,着用者に対して,目立たない態様で,吸収性物品の中心線の位置を示すことが出来るようになるという知見を得た。そして,本発明者は,上記知見に基づけば,従来技術の課題を解決できることに想到し,本発明を完成させた。
具体的に説明すると,本発明は以下の構成を有する。
本発明は,吸収性物品に関する。
本発明の吸収性物品は,着用者の腹部に接する前身頃1と,着用者の背部に接する後身頃2と,前身頃1と後身頃2の間に位置する股下部3とに,長さ方向に区分されている。
この吸収性物品の肌非対向面側には,複数の中心線想起用デザイン部4が設けられている。
そして,前身頃1から股下部3を通り後身頃2へと長さ方向に延びる吸収性物品の中心線Cを想定した場合に,複数の中心線想起用デザイン部4のそれぞれは,中心線Cを挟んで左右両側の位置に,中心線Cまでの距離が等しい左デザイン41及び右デザイン42を含む。
上記構成のように,吸収性物品の中心線Cを明示的に描画するのではなく,複数の中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の間隔によって,吸収性物品の中心線Cを想起させることにより,着用者に対して,目立たない態様で,吸収性物品の中心線の位置を示すことができる。従って,本発明によれば,装着位置の位置合わせを行い易くなると共に,吸収性物品を装着することに対する着用者の抵抗感を和らげることができる。
本発明の吸収性物品において,複数の中心線想起用デザイン部4は,長さ方向に,等間隔で設けられていることが好ましい。
上記構成のように,中心線想起用デザイン部4が,吸収性物品の長さ方向に等間隔で設けられていることにより,着用者が,吸収性物品の中心線Cをより想起し易くなる。
本発明の吸収性物品において,複数の中心線想起用デザイン部4の間には,装飾用デザイン部5が設けられていることが好ましい。
上記構成のように,複数の中心線想起用デザイン部4の間に,装飾用デザイン部5を設けることで,複数の中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42が,吸収性物品の肌非対向面側に施された装飾模様の一部に紛れ込むようになり,より自然な態様で,吸収性物品の中心線Cを想起させることができるようになる。
本発明の吸収性物品において,複数の中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の距離は,すべて等しいものであってもよい。
上記構成のように,複数の中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の距離をすべて等しくすることで,着用者は,一定幅の中心線Cを想起し易くなる。
本発明の吸収性物品において,複数の中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の距離は,前身頃1側の長さ方向端縁及び後身頃2側の長さ方向端縁から股下部3の中心からに近づくにつれて幅狭となるものであってもよい。
上記構成では,複数の中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の距離が,股下部3の中心に近い位置では狭くなり,前身頃1側の端縁及び後身頃2側の端縁に近い位置では広くなる。使い捨ておむつ等の吸収性物品は,着用者の股下(特に臀部)形状に合わせて,股下部3を形成する部分が最も幅狭になる砂時計型の形状となっていることが一般的である。このような場合に,上記構成のように,中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の距離を常に一定とせずに,あえて前身頃1側の端縁及び後身頃2側の端縁から股下部3に近づくにつれて,徐々に左デザイン41と右デザイン42の間の距離が近づくようにすることで,着用者は,左デザイン41と右デザイン42の間の距離が最も狭くなる位置を股下の中心位置に合わせれば良いことを直感的に意識できるようになる。このため,上記構成のようなデザインとすることで,吸収性物品の横方向(幅方向)の位置合わせだけではなく,縦方向(長さ方向)の位置合わせも行い易くなる。
本発明は,吸収性物品の中心線を明示的に描画するのではなく,複数の中心線想起用デザイン部に含まれる左デザインと右デザインの間の間隔によって,吸収性物品の中心線を想起させるものであるため,着用者に対して,目立たない態様で,吸収性物品の中心線の位置を示すことができる。従って,本発明によれば,装着位置の位置合わせを行い易くなると共に,吸収性物品を装着することに対する着用者の抵抗感を和らげることができる。
図1は,本発明の第1の実施形態に係る使い捨ておむつを示した概略斜視図である。 図2は,本発明の第1の実施形態に係る使い捨ておむつを示した概略平面図である。 図3は,本発明の第2の実施形態に係る使い捨ておむつを示した概略平面図である。
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。本発明は,以下に説明する形態に限定されるものではなく,以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜修正したものも含む。
なお,本願明細書において,吸収性物品の「長さ方向」というときは,吸収性物品の前身頃と後身頃を結ぶ方向(図2の上下方向)を意味し,吸収性物品の「幅方向」というときは,上記長さ方向に平面的に直交する方向(図2の左右方向)を意味する。
また,本願明細書において,吸収性物品の「肌対向面」というときは,装着時において着用者の肌に向かい合う面を意味し,吸収性物品の「肌非対向面」というときは,上記肌対向面とは反対の面,すなわち装着時において着用者の肌に向かい合わない面を意味する。
また,本願明細書において,「A〜B」というときは,「A以上B以下」であることを意味する。
まず,図1及び図2を参照して,本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は,テープ型の使い捨ておむつの例を示す斜視図であり,前身頃1の肌非対向面側が見えるように,前身頃1を折り返した状態を描画したものである。図2は,テープ型の使い捨ておむつの例を示す展開図であり,使い捨ておむつを肌非対向面側から見た状態を示している。
なお,本願明細書において,本発明の実施形態を,テープ型の使い捨ておむつを例に挙げて説明するが,本発明はこのようなテープ型の使い捨ておむつに限定されるものではない。すなわち,本発明は,パンツ型の使い捨ておむつや,尿取りパッド,生理用ナプキン,及びその他の吸収性物品にも適用することができる。
図1及び図2に示されるように,本発明に係るテープ型使い捨ておむつ100は,装着時に着用者の腹部を覆う前身頃1,着用者の背部を覆う後身頃2,及び着用者の股下にあてがわれる股下部3の各部から構成される。
テープ型の使い捨ておむつ100の前身頃1及び後身頃2には,左右両方向にサイドフラップが延設されている。また,後身頃2には,各サイドフラップの側縁から突出するように止着テープ20が取り付けられている。一方,前身頃1の肌非当接面側には,止着テープ20を止め付けるためのフロントパッチ10が設けられている。このため,テープ型の使い捨ておむつ100は,前身頃1を着用者の腹部にあてがい,後身頃2を着用者の背部にあてがった状態で,後身頃2に取り付けられている止着テープ20を,前身頃1に設けられたフロントパッチ10に止め付けることにより,着用者に装着することが可能である。
前身頃1と後身頃2の間には股下部3が位置する。この股下部3を中心として,前身頃1から後身頃2にかけて,尿などの液体を吸収し保持するための吸収体31が配設されている。この吸収体31は,肌対向面側から液透過性のトップシート32によって被覆され,反対側の肌非対向面側から液不透過性のバックシート33によって被覆されている。従って,尿などの液体は,トップシート32を透過して,吸収体31に吸収保持され,液透過性のバックシート33によって外部への漏出が阻止される。
吸収体31は,着用者の尿を吸収し保持するための部材である。吸収体31を構成する吸収性材料としては,例えば,フラッフパルプ,高吸水性ポリマー(Super Absorbent Polymer;「SAP」),親水性シート等を採用することができる。フラッフパルプの例は,木材パルプや非木材パルプを綿状に解繊したものである。高吸水性ポリマーの例は,ポリアクリル酸ナトリウムである。親水性シートとしては,例えば,ティシュ,吸収紙,親水化処理を行った不織布を用いることができる。
トップシート32は,吸収体31の肌当接面側を被覆するように配置される液透過性のシートである。トップシート32は,尿などの液体を,その下面側に配置された吸収体31に浸透させる。トップシート32を構成する液透過性材料として,例えば,織布,不織布,多孔性フィルを採用することができる。特に,ポリプロピレン,ポリエチレン,ポリエステル,ナイロンのような熱可塑性樹脂からなる不織布に親水化処理を施したものを用いることが好ましい。
バックシート33は,吸収体31を肌非当接面側から被覆するように配置される液不透過性のシートである。バックシート33は,吸収体31により保持されている液体が,おむつ外部に漏洩してしまうことを防止する。バックシート33を構成する液不透過性材料としては,例えば,ポリエチレン等の樹脂からなる液不透過性フィルム等を採用することができる。特に,微多孔性ポリエチレンフィルムを用いることが好ましい。この微多孔性ポリエチレンフィルムは,0.1μm程度の微細な孔が多数形成されており,液不透過性ではあるが透湿性を有するためおむつ内部の蒸れを防止することができるという点において好ましい。
また,トップシート32の両側縁にはサイドシート34を配設することとしてもよい。サイドシート34は,疎水性を有しながらも通気性の高い材料によって形成されていることが好ましい。また,サイドシート34の一端をトップシート32の表面上に固定し,その他端に複数の立体ギャザー伸縮部材35を伸長状態で配設することにより,立体ギャザーを形成することとしてもよい。この立体ギャザーは,立体ギャザー伸縮部材35が収縮すると,その収縮力を利用して起立する。起立した立体ギャザーは,トップシート32の側方から液体が漏洩することを防止するための防漏壁として機能する。
また,バックシート33の肌非対向面側には,バックシート33を補強し,その手触りを良くするために,カバーシート36を貼り合わせることとしてもよい。カバーシート36を形成する材料としては,例えば,ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエステルのような熱可塑性樹脂からなる不織布,又は湿式不織布を用いることができる。
ここで,図2に示されるように,使い捨ておむつ100の肌非対向面側には,複数の中心線想起用デザイン部4が設けられ,各中心線想起用デザイン部4には少なくとも左デザイン41及び右デザイン42が含まれる。そして,各中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41及び右デザイン42は,外部から視認できる状態で描画されている。例えば,中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41及び右デザイン42は,バックシート33の肌非対向面に描画されていることが好ましい。バックシート33に左デザイン41及び右デザイン42を描画する際には,公知の印刷装置を利用すればよい。また,バックシート33にデザインを描画する場合には,バックシート33の肌非対向面側を被覆するカバーシート36は,このデザインが外部から視認できるように,光透過性材料で形成される。すなわち,バックシート33の肌非対向面に描画されたデザインは,カバーシート36を透過して視認可能となる。なお,中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41及び右デザイン42は,使い捨ておむつ100の最外層を構成するカバーシート36に描画されるものであってもよい。
各中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41及び右デザイン42の例は,文字,図形,記号,又はこれらの組み合わせ等である。文字は,一字だけであってもよいし,複数の文字から構成される単語であってもよいし,単語を繋げて構成される文となっていてもよい。例えば,左デザイン41及び右デザイン42は,それぞれ,吸収性物品の商品名を文字で示したものであることが好ましい。また,図形の例は,人,動物,植物,及びキャラクタを図案化したものである。また,記号の例は,円形,三角形,四角形,星型,その他多角形,地図記号,及び数学記号等である。なお,各中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42は,同じ文字,図形,又は記号等を採用することとしてもよいいし,異なる文字,図形,又は記号等を採用してもよい。
各中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41及び右デザイン42は,図2に示した中心線Cを挟んで,使い捨ておむつ100の幅方向左右両側に配置される。ここで,中心線Cとは,前身頃1から股下部3を通り後身頃2へと長さ方向に延び,使い捨ておむつ100を幅方向の中心位置を示すものである。本発明において,中心線Cは,使い捨ておむつ100の肌非対向面に,実際に描画される必要はない。図2においては,仮想的な中心線Cの位置を分かりやすく示すために,点線でその位置を示している。中心線Cは,前身頃1側の長手方向端縁部分において,幅方向の左右両側の端縁までの距離が等しくなる第1の中点C1と,後身頃2側の長手方向端縁部分において,幅方向の左右両側の短円までの距離が等しくなる第2の中点C2を結ぶ直線として定義される。
中心線想起用デザイン部4のそれぞれにおいて,左デザイン41から中心線Cまでの距離と,右デザイン42から中心線Cまでの距離は,実質的に等しいものとなる。例えば,左デザイン41から中心線Cまでの距離と,右デザイン42から中心線Cまでの距離は,それぞれ,0.5mm〜50mmであることが好ましく,1mm〜30mm,又は1.5mm〜10mmであってもよい。なお,本願明細書において「実質的に等しい」という表現は,例えば左デザイン41から中心線Cまでの距離と,右デザイン42から中心線Cまでの距離が完全に同一ではなくとも,±1mmの誤差を含むことを意味する。このように,中心線Cまでの距離が実質的に等しい左デザイン41と右デザイン42を含む中心線想起用デザイン部4を,使い捨ておむつ100の長手方向に沿って複数箇所(少なくとも2箇所)に設けることで,着用者は,左デザイン41と右デザイン42の間の中心位置に,使い捨ておむつ100の中心線Cが存在することを想起することができる。このため,使い捨ておむつ100の中心線Cを明示的に描画しなくても,着用者に対して,使い捨ておむつ100の中心線Cの位置を暗に示すことができる。従って,本発明によれば,着用者に対して,目立たない態様で,使い捨ておむつ100の中心線Cの位置を示すことができるようになり,装着位置の位置合わせを行い易くなると共に,使い捨ておむつ100を装着することに対する着用者の抵抗感を和らげることができる。
図1及び図2に示された実施形態において,複数の中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の距離は,すべて実質的に等しくなっている。左デザイン41と右デザイン42の間の距離をすべて等しくすることで,着用者は,一定幅の中心線Cを想起することができるため,使い捨ておむつ100の中心線Cを直線状のもとして把握し易くなる。ただし,本発明では,中心線想起用デザイン部4のそれぞれにおいて,左デザイン41から中心線Cまでの距離と,右デザイン42から中心線Cまでの距離が,実質的に等しくなっていればよく,必ずしも,全ての中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の距離が等しい必要はない。例えば,後述するように,中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の距離は異なっていてもよい。
左デザイン41と右デザイン42を含む中心線想起用デザイン部4は,中心線Cに沿って,少なくとも2箇所以上設けられていればよいが,中心線想起用デザイン部4は,例えば3〜20箇所であることが好ましく,3〜10箇所であってもよい。特に,中心線想起用デザイン部4は,前身頃1,後身頃2,及び股下部3のそれぞれに,少なくとも一箇所ずつ設けられていることが好ましい。より好ましくは,中心線想起用デザイン部4は,前身頃1,後身頃2,及び股下部3のそれぞれに,少なくとも二箇所ずつ設けられる。また,股下部3に設けられた中心線想起用デザイン部4は,股下部3の中心に位置していることが好ましい。なお,股下部3の中心とは,前身頃1側の長さ方向端縁までの距離と,後身頃2側の長さ方向端縁までの距離が等しくなる位置を意味する。このように,中心線想起用デザイン部4を,股下部3の中心を含んだ位置に複数箇所設けることで,着用者は,中心線想起用デザイン部4を視認して,股下部3の中心位置を想起することができるようになる。従って,使い捨ておむつ100の装着位置を合わせる作業がより容易になる。
また,図2等に示されるように,各中心線想起用デザイン部4において左デザイン41と右デザイン42を結んだ場合に,この左デザイン41と右デザイン42を結ぶ直線は,中心線Cと直交する方向(幅方向)に延びるものであることが好ましい。特に,図2等に示されるように,左デザイン41及び右デザイン42を複数の文字,図形,又は記号で構成する場合,これらの複数の文字,図形,又は記号は,中心線Cと直交する方向(幅方向)に沿って羅列されていることが好ましい。このように,左デザイン41及び右デザイン42を,中心線Cと直交する方向に沿って羅列された文字等で構成することにより,中心線Cを想起させるだけでなく,この中心線Cと直交する方向を想起させることができるようになるため,使い捨ておむつ100の装着位置を合わせる作業がさらに容易になる。
また,図2等に示されるように,各中心線想起用デザイン部4は,使い捨ておむつ100の長さ方向に沿って,等間隔で設けられていることが好ましい。各中心線想起用デザイン部4が等間隔で設けられていることにより,使い捨ておむつ100の外観が整然と見えるようになり,また,着用者が吸収性物品の中心線Cをより想起し易くなる。例えば,各中心線想起用デザイン部4同士の間の距離は,5mm〜100mmであることが好ましく,10mm〜80mm,又は20mm〜60mmであってもよい。
図2等に示されるように,使い捨ておむつ100の肌非対向面側には,中心線想起用デザイン部4だけでなく,複数の装飾用デザイン部5を設けることが好ましい。装飾用デザイン部5には,例えば装飾的な模様を適宜描画すればよい。本実施形態において,各装飾用デザイン部5は,使い捨ておむつ100の長さ方向にみて,各中心線想起用デザイン部4の間に設けられる。すなわち,本実施形態において,中心線想起用デザイン部4と,装飾用デザイン部5は,使い捨ておむつ100の長さ方向に沿って交互に設けられている。このように,複数の中心線想起用デザイン部4の間に,装飾用デザイン部5を設けることで,複数の中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42が,使い捨ておむつ100の肌非対向面側に施された装飾模様の一部に紛れ込むようになり,より自然な態様で,使い捨ておむつ100の中心線Cを想起させることができるようになる。ここで,本実施形態において,装飾用デザイン部5に含まれる模様は,使い捨ておむつ100の中心線Cを幅方向に横切るように描画されている。このように,装飾用デザイン部5に含まれる模様は,中心線想起用デザイン部4に含まれるデザインとは異なり,中心線Cの位置に関係なく,例えば中心線Cを横切るように描画されていることが好ましい。このような装飾用デザイン部5を設けることで,左デザイン41と右デザイン42が装飾模様の一部に紛れ込むように見える。
続いて,図3を参照して,本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態にについて,上述した第1の実施形態と同様の構成について説明を割愛し,上述した第1の実施形態と異なる点を中心に説明を行う。
図3は,テープ型の使い捨ておむつの例を示す展開図であり,使い捨ておむつを肌非対向面側から見た状態を示している。
図3に示されるように,第2の実施形態においても,第1の実施形態と同様に,使い捨ておむつ100の肌非対向面側には,複数の中心線想起用デザイン部4が,長さ方向に沿って配置されている。各中心線想起用デザイン部4のそれぞれには,左デザイン41及び右デザイン42が含まれる。また,中心線想起用デザイン部4のそれぞれにおいて,左デザイン41から中心線Cまでの距離と,右デザイン42から中心線Cまでの距離が,実質的に等しい。ただし,第2の実施形態では,第1の実施形態と同様と異なり,複数の中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の距離が,それぞれ同一にはなっていない。すなわち,図3に示されるように,第2の実施形態では,複数の中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の距離は,前身頃1側の長さ方向端縁及び後身頃2側の長さ方向端縁から,股下部3の中心に近づくにつれて幅狭となる。
より具体的に説明すると,股下部3の中心,又は股下部3の中心に最も近い位置に配置された中心線想起用デザイン部4では,他の複数の中心線想起用デザイン部4と比較し,左デザイン41と右デザイン42の間の距離が最も近くなっている。他方,股下部3の中心から最も離れた位置に配置された中心線想起用デザイン部4では,他の複数の中心線想起用デザイン部4と比較し,左デザイン41と右デザイン42の間の距離が最も離れている。例えば,図3では,補助線(一点鎖線)によって,複数の中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の距離が,前身頃1側の長さ方向端縁及び後身頃2側の長さ方向端縁から,股下部3の中心に近づくにつれて幅狭となる様子を示している。このように,左デザイン41と右デザイン42の間の距離は,股下部3の中心に近づくにつれて徐々に幅狭となることが好ましい。
例えば,股下部3の中心に最も近い位置に配置された中心線想起用デザイン部4における左デザイン41と右デザイン42の間の距離をD1とし,股下部3の中心から最も離れた位置に配置された中心線想起用デザイン部4における左デザイン41と右デザイン42の間の距離をD2とした場合に,D2の値は,D1の値の2倍以上であることが好ましい(D2≧2D1)。例えば,D2の値は,D1の値を100%とした場合に,200%〜500%であることが好ましく,250%〜400%であってもよい。
上記構成では,複数の中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の距離が,股下部3の中心に近い位置では狭くなり,前身頃1側の端縁及び後身頃2側の端縁に近い位置では広くなる。使い捨ておむつ100は,着用者の股下(特に臀部)形状に合わせて,股下部3を形成する部分が最も幅狭になる砂時計型の形状となっていることが一般的である。このような場合に,上記構成のように,中心線想起用デザイン部4に含まれる左デザイン41と右デザイン42の間の距離を常に一定とせずに,あえて前身頃1側の端縁及び後身頃2側の端縁から股下部3に近づくにつれて,徐々に左デザイン41と右デザイン42の間の距離が近づくようにすることで,着用者は,左デザイン41と右デザイン42の間の距離が最も狭くなる位置を股下の中心位置に合わせれば良いことを直感的に意識できるようになる。このため,上記構成のようなデザインとすることで,使い捨ておむつ100の横方向(幅方向)の位置合わせだけではなく,縦方向(長さ方向)の位置合わせも行い易くなる。
なお,図3では,装飾用デザイン部5を示していないが,図1及び図2に示された第1の実施形態と同様に,中心線想起用デザイン部4の間に,装飾用デザイン部5を設けることとしてもよい。
以上,本願明細書では,本発明の内容を表現するために,図面を参照しながら本発明の好ましい実施形態を説明した。ただし,本発明は,上記実施形態に限定されるものではなく,本願明細書に記載された事項に基づいて当業者が自明な変更形態や改良形態を包含するものである。
例えば,本発明は,使い捨ておむつの中心線が描画されていない形態が好ましい形態ではあるが,使い捨ておむつの中心線を肌非対向面側に明示的に描画することも可能である。
本発明,乳幼児用,或いは介護を必要とする高齢者や障害者のような成人用の使い捨ておむつ等に適用することができる。従って,本発明は,使い捨ておむつの製造業や,育児産業,介護産業等において好適に利用し得る。
1…前身頃 10…フロントパッチ
2…後身頃 20…止着テープ
3…股下部 31…吸収体 32…トップシート 33…バックシート 34…サイドシート 35…立体ギャザー伸縮部材 36…カバーシート
4…中心線想起用デザイン部 41…左デザイン 42…右デザイン
5…装飾用デザイン部
100…使い捨ておむつ(吸収性物品)
C…中心線

Claims (5)

  1. 着用者の腹部に接する前身頃(1)と,着用者の背部に接する後身頃(2)と,前記前身頃(1)と後身頃(2)の間に位置する股下部(3)とに,長さ方向に区分された吸収性物品であって,
    前記吸収性物品の肌非対向面側には,複数の中心線想起用デザイン部(4)が設けられており,
    前記前身頃(1)から前記股下部(3)を通り前記後身頃(2)へと長さ方向に延びる前記吸収性物品の中心線(C)を想定した場合に,
    前記複数の中心線想起用デザイン部(4)のそれぞれは,前記中心線(C)を挟んで左右両側の位置に,前記中心線(C)までの距離が等しい左デザイン(41)及び右デザイン(42)を含む
    吸収性物品。
  2. 前記複数の中心線想起用デザイン部(4)は,前記長さ方向に,等間隔で設けられている
    請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記複数の中心線想起用デザイン部(4)の間には,装飾用デザイン部(5)が設けられている
    請求項1又は請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記複数の中心線想起用デザイン部(4)に含まれる左デザイン(41)と右デザイン(42)の間の距離は,すべて等しい
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の吸収性物品。
  5. 前記複数の中心線想起用デザイン部(4)に含まれる左デザイン(41)と右デザイン(42)の間の距離は,
    前記前身頃(1)側の長さ方向端縁及び前記後身頃(2)側の長さ方向端縁から,前記股下部(3)の中心に近づくにつれて幅狭となる
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の吸収性物品。
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