JP2014139631A - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 Download PDF

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【課題】現像剤を研磨剤として転写手段から感光体に移行した粘着性物質をクリーニングすることができる画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提供する。
【解決手段】画像形成装置1は、回転する感光体2と、感光体2を帯電する帯電ロール3と、感光体2に当接する転写ロール9と、感光体2上に現像剤を供給する現像ロール7と、転写ロール9と当接する、停止していた感光体2上の当接部分上に現像ロール7が現像剤のバンドを作成するように、上記当接部分が帯電ロール3と対向する位置に達したときに帯電電圧を感光体2に印加するタイミングに比べて、帯電電圧を感光体2に印加するタイミングを上記当接部分の幅に相当する時間だけ早くする又は遅くするコントローラ20と、上記当接部分上に作成された現像剤のバンドを除去するクリーニング装置11とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び画像形成装置の制御方法に関する。
従来より、感光体、帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置及びクリーニング装置を備える画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。転写ロールは、半導電性発泡ゴム等の弾性体で構成されており、感光体に当接し、感光体とともに回転する。転写ロールは、感光体と転写ロールとの間の当接部に送られた用紙にトナー像を静電転写する。転写ロールは、画像形成装置の停止時においても感光体と当接するため、転写ロールからの粘着性物質が感光体に付着することがある。
特開平6−83176号公報
本発明の目的は、現像剤を研磨剤として転写手段から感光体に移行した粘着性物質をクリーニングすることができる画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の画像形成装置は、回転する感光体と、前記感光体を帯電する帯電手段と、前記感光体に当接する転写手段と、前記感光体上に現像剤を供給する現像手段と、前記転写手段と当接する、停止していた感光体上の当接部分上に前記現像手段が前記現像剤のバンドを作成するように、前記当接部分が前記帯電手段と対向する位置に達したときに帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングに比べて、帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングを前記当接部分の幅に相当する時間だけ早くする又は遅くする制御手段と、前記当接部分上に作成された前記現像剤のバンドを除去する除去手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の画像形成装置は、請求項1記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記現像剤のバンドが前記転写手段と対向するタイミングで、前記現像剤のバンドの極性と逆極性の転写電圧を前記転写手段に印加することを特徴とする。
請求項3の画像形成装置は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、画像形成動作の停止時間を計測する計測手段を備え、前記計測手段によって計測された画像形成動作の停止時間が所定時間を超える場合に、前記現像手段が前記現像剤のバンドを前記当接部分上に作成することを特徴とする。
請求項4の画像形成装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置の内部の温度及び湿度を計測する温湿度計を備え、前記温湿度計で計測された前記画像形成装置の内部の温度及び湿度の少なくとも一方が、所定の温度及び所定の湿度を超える場合に、前記現像手段が前記現像剤のバンドを前記当接部分上に作成することを特徴とする。
請求項5の画像形成装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記制御手段が、前記当接部分が前記帯電手段と対向する位置に達したときに帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングに比べて、帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングを前記当接部分の幅に相当する時間だけ早くする場合には、前記現像剤のバンドに含まれるトナーに対するキャリアの割合は、通常の画像形成時の現像剤に含まれるトナーに対するキャリアの割合よりも多いことを特徴とする。
請求項6の画像形成装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記制御手段が、前記当接部分が前記帯電手段と対向する位置に達したときに帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングに比べて、帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングを前記当接部分の幅に相当する時間だけ遅くする場合には、前記現像剤のバンドに含まれるキャリアに対するトナーの割合は、通常の画像形成時の現像剤に含まれるキャリアに対するトナーの割合よりも多いことを特徴とする。
請求項7の画像形成装置の制御方法は、回転する感光体と、前記感光体を帯電する帯電手段と、前記感光体に当接する転写手段と、前記感光体に現像剤を供給する現像手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、前記転写手段と当接する、停止していた感光体上の当接部分上に前記現像手段が前記現像剤のバンドを作成するように、前記当接部分が前記帯電手段と対向する位置に達したときに帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングに比べて、帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングを前記当接部分の幅に相当する時間だけ早くし又は遅くし、前記当接部分上に作成された前記現像剤のバンドを除去することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、現像剤を研磨剤として転写手段から感光体に移行した粘着性物質をクリーニングすることができる。
請求項2の発明によれば、転写手段に現像剤のバンドによる汚れが発生することを防止できる。
請求項3の発明によれば、粘着性物質が転写手段から感光体に移行しやすい画像形成動作の停止時間が長い場合に、粘着性物質をクリーニングすることができる。
請求項4の発明によれば、粘着性物質が転写手段から感光体に移行しやすい温度又は湿度の場合に、粘着性物質をクリーニングすることができる。
請求項5の発明によれば、現像剤に含まれるキャリアを研磨剤として転写手段から感光体に移行した粘着性物質をクリーニングすることができる。
請求項6の発明によれば、現像剤に含まれるトナーを研磨剤として転写手段から感光体に移行した粘着性物質をクリーニングすることができる。
請求項7の発明によれば、現像剤を研磨剤として転写手段から感光体に移行した粘着性物質をクリーニングすることができる。
画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 画像形成装置の画像形成処理を示すフローチャートである。 画像形成装置のクリーニング処理を示すフローチャートである。 (A)〜(C)は、帯電電圧と現像電圧との関係を説明する図である。 画像形成装置が現像剤バンド(キャリアバンド及びトナーバンド)を作成した場合及び作成しない場合の、感光体の回転数と、異常画像の有無と、感光体の傷の有無との関係を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
図1の画像形成装置1は、例えば、モノクロプリンターであるが、モノクロ複写機やモノクロ複合機でもよい。また、画像形成装置1は、カラープリンター、カラー複写機、又はカラー複合機でもよい。
画像形成装置1は、像担持体としての感光体2、帯電手段としての帯電ロール3、露光装置4、現像手段としての現像装置5、転写手段としての転写ロール9、除去手段としてのクリーニング装置11及び定着装置14を有する。現像装置5は、現像ハウジング6及び現像ロール7を備えている。帯電ロール3は、帯電バイアス電源16に接続されている。現像ロール7は現像バイアス電源8に接続されている。転写ロール9は、転写バイアス電源10に接続されている。定着装置14は、加熱ロール12及び加圧ロール13で構成されている。さらに、画像形成装置1は、画像形成装置1の全体動作を制御する制御手段としてのコントローラ20、画像形成動作の停止時間(例えば、画像形成装置1の電源オフ時間、又は転写ロール9若しくは感光体2の停止時間)を計測する計測手段としてのタイマ21、及び画像形成装置1の内部の温度及び湿度を計測する温湿度計22を備えている。コントローラ20は、タイマ21及び温湿度計22に接続されている。
図1において、画像形成装置1の画像形成スピードは100mm/sである。感光体2は外径30mmの有機感光体で構成され、矢印A方向に回転する。帯電ロール3は交流(AC)に直流(DC)を重畳したバイアスを感光体2に付与するロール帯電器である。露光装置4は、レーザー光を回転多面鏡で回転走査し結像レンズによりライン走査するレーザ走査光学系である。現像装置5は、粒子径6.5μmの負に帯電するトナーと粒子径45μmの正に帯電するキャリアで構成される現像剤を収容する現像ハウジング6と、現像バイアス電源8から印加された現像バイアスによって、感光体2上の静電潜像に帯電されたトナーを供給する現像ロール7とを有する。
転写ロール9は、感光体2に1200gfで当接する。転写ロール9と感光体2の当接幅は、2〜3mm程度である。転写ロール9は、感光体2上のトナー像が引き付けられる方向の転写バイアスが転写バイアス電源10から印加されることで、感光体2上のトナー像を記録媒体15に転写する。クリーニング装置11はブレードを有し、感光体2上に残留したトナーをブレードにより除去する。除去されたトナーは現像装置5に戻され、再利用される。定着装置14は、加熱ロール12と加圧ロール13との間で記録媒体15をニップすることにより、トナー像を記録媒体15に定着する。トナー像が定着された記録媒体15は矢印B方向に排出される。
コントローラ20は、帯電バイアス電源16、現像バイアス電源8及び転写バイアス電源10のオン・オフのタイミングを制御する、即ち、帯電、現像及び転写のタイミングを制御する。
図2は、画像形成装置1の画像形成処理を示すフローチャートである。
画像形成装置1にプリント指示が入力されると(ステップS1)、感光体2、帯電ロール3、現像ロール7、転写ロール9及び加熱ロール12と加圧ロール13等が回転を開始する(ステップS2)。次に、感光体2は帯電ロール3によって所定電位に帯電されるとともに、回転している現像ロール7に現像バイアスが印加される(ステップS3)。感光体2の電位が安定した時点で、露光装置4が画像データに相当する露光を行い、静電潜像が形成される(ステップS4)。現像ロール7は現像剤を感光体2に供給し、トナー像が感光体2上に形成される(ステップS5)。
記録媒体15が転写ロール9に送られ、転写バイアスが印加された転写ロール9はトナー像を記録媒体15上に転写する(ステップS6)。定着装置14はトナー像を記録媒体15上に定着し(ステップS7)、トナー像が定着された記録媒体15をプリントとして排出する。一方、転写後、クリーニング装置11が感光体2の表面をクリーニングして(ステップS8)、画像形成処理は終了する。尚、連続的に画像形成が実行される場合には、帯電からクリーニングまでの処理(ステップS3〜ステップS8)が繰り返される。
ところで、画像形成装置1では、装置停止時(非使用時)でも、転写ロール9は感光体2に当接している。一般的に、転写ロールは、半導電性発泡ゴム等の弾性体を金属シャフトに被覆することによって、円筒状に形成されている。転写ロールは、感光体2と当接し、転写ロールから微量に物質が移行することで、感光体2の表面を汚染する。本実施の形態では、転写ロール9は、外径18.7mmのウレタンロールであり、4級アンモニウム塩からなるイオン導電剤により抵抗を7.5LogΩに制御し、発泡させることで、硬度が35°に制御されている。
この画像形成装置1を1週間高温高湿環境下(温度25℃、湿度75%)に停止した状態で放置し、その後プリントを行った。
記録媒体15の一部にかぶりと呼ばれる異常画像が生じた。この異常画像は、感光体2に当接していた転写ロール9の一部分に対応する記録媒体15の位置に生じていた。この異常画像は、94mm間隔(即ち、感光体2の外周長)でプリントされ、感光体2の回転が繰り返されると異常画像は徐々に軽減し、消滅した。
調査の結果、この現象は、長時間の停止により転写ロール9の微量の粘着性物質が感光体表面に移行し、現像工程で現像剤がその移行部分に付着することにより発生することが判った。高温高湿下でこの現象が発生する理由は、高温高湿下ではトナー電荷量が低く、キャリアとトナーの付着力が小さいため、現像剤が感光体2に移行した粘着性物質に付着しやすいためである。
本実施の形態では、画像形成時に、コントローラ20は、転写ロール9が当接していた感光体2の一部分が帯電ロール3と対向するタイミングで、帯電バイアスを帯電ロール3に印加するように帯電バイアス電源16を制御する。さらに、コントローラ20は、当該感光体2の一部分が現像ロール7と対向するタイミングで、現像バイアスを現像ロール7に印加するように、現像バイアス電源8を制御する。
このとき、コントローラ20が帯電動作開始のタイミングと現像動作開始のタイミングを感光体2と転写ロール9との当接幅だけ差(即ちタイミングずれ)をつけることで、感光体2上の当該当接幅に対応する位置に現像剤バンドを作成する。これにより、現像剤を研磨剤として感光体2の表面をクリーニングする。その結果、異常画像の発生が抑えられ、短時間で良好なプリントが得られる。
図3は、画像形成装置1のクリーニング処理を示すフローチャートである。
画像形成装置1の電源がオンにされると(ステップS11)、コントローラ20は、タイマ21によって計測された画像形成動作の停止時間が所定時間(例えば、24時間)を超えているか否かを判別する(ステップS12)。
ステップS12でNOの場合には、本クリーニング処理を終了し、図2の画像形成処理が実行される。一方、ステップS12でYESの場合には、コントローラ20は、温湿度計22で計測された画像形成装置1の内部の温度及び湿度の少なくとも一方が、所定の温度(例えば24℃)及び所定の湿度(例えば60%)を超えるか否かを判別する(ステップS13)。
ステップS13でNOの場合には、本クリーニング処理を終了し、図2の画像形成処理が実行される。一方、ステップS13でYESの場合には、コントローラ20は、感光体2と転写ロール9との当接部分が帯電ロール3と対向する位置に達したときに帯電電圧を感光体2に印加するタイミングに比べて、帯電電圧を感光体2に印加するタイミングを感光体2と転写ロール9の当接部分の幅に相当する時間だけ早くする又は遅くする(ステップS14)。
帯電電圧を感光体2に印加するタイミングを感光体2と転写ロール9の当接部分の幅に相当する時間だけ早くした場合には、現像ロール7が感光体2上の当接部分にキャリアバンドを作成する。一方、帯電電圧を感光体2に印加するタイミングを感光体2と転写ロール9の当接部分の幅に相当する時間だけ遅くした場合には、現像ロール7が感光体2上の当接部分にトナーバンドを作成する。
キャリアバンドは、キャリア及びトナーを含む現像剤のバンドであるが、キャリアリッチな現像剤バンドである。つまり、キャリアバンドに含まれるトナーに対するキャリアの割合は、通常の画像形成時のトナーに対するキャリアの割合よりも多い。トナーバンドは、キャリア及びトナーを含む現像剤のバンドであるが、トナーリッチな現像剤バンドである。つまり、トナーバンドに含まれるキャリアに対するトナーの割合は、通常の画像形成時のキャリアに対するトナーの割合よりも多い。
ここで、帯電電圧と現像電圧との関係を説明する。本実施の形態では、図4(A)に示すように、通常の画像形成時には、コントローラ20は、帯電電圧と現像電圧との立ち上げタイミングを同期させている。つまり、コントローラ20は、感光体2のある部分が帯電ロール3と対向するタイミングで、帯電電圧を帯電ロール3に印加し、当該部分が現像ロール7と対向するタイミングで、現像電圧を現像ロール7に印加する。
これに対し、キャリアバンドを感光体2上の当接部分に作成する場合には、図4(B)に示すように、コントローラ20は、当接部分が帯電ロール3と対向する位置に達したときに帯電電圧を印加するタイミングに比べて、帯電電圧を印加するタイミングを当接部分の幅に相当する時間だけ早くする。これにより、現像電圧が帯電電圧に対して正側で大きい間、これらの電位差に相当するキャリアが感光体2に移行する、即ちこれらの電位差に相当するキャリアバンドが感光体2上に発生する。
トナーバンドを感光体2上の当接部分に作成する場合には、図4(C)に示すように、コントローラ20は、当接部分が帯電ロール3と対向する位置に達したときに帯電電圧を印加するタイミングに比べて、帯電電圧を印加するタイミングを当接部分の幅に相当する時間だけ遅くする。これにより、現像電圧が帯電電圧に対して負側で大きい間、これらの電位差に相当するトナーが感光体2に移行する、即ちこれらの電位差に相当するトナーバンドが感光体2上に発生する。
図3に戻り、コントローラ20は、キャリアバンド及びトナーバンドのいずれか一方が転写ロール9と対向するタイミングで、キャリアバンド及びトナーバンドのいずれか一方の極性と逆極性の転写バイアスを転写ロール9に印加するように転写バイアス電源10を制御する(ステップS15)。これにより、キャリアバンド及びトナーバンドのいずれか一方が記録媒体15に転写されずに、クリーニング装置11が感光体2上に形成されたキャリアバンド及びトナーバンドのいずれか一方をクリーニングする。よって、キャリアバンド及びトナーバンドのいずれか一方による研磨効果が維持され、転写ロール9にキャリアバンド及びトナーバンドのいずれか一方による汚れが発生することが防止される。
ついで、コントローラ20は、感光体2の回転数が所定数を超えたか否かを判別する(ステップS16)。例えば、コントローラ20は、感光体2の回転数を感光体2の駆動部(不図示)に取り付けられたセンサから検出する。キャリアバンドが感光体2上に形成された場合には、上記所定数は、例えば1であり、トナーバンドが感光体2上に形成された場合には、上記所定数は、例えば3である。
ステップS16でNOの場合には、手順はステップS15に戻る。ステップS16でYESの場合には、本クリーニング処理を終了し、図2の画像形成処理が実行される。
図3では、ステップS12及びS13の工程は、オプションであり、必ずしも実行しなくてもよい。例えば、ステップS11の工程直後に、ステップS14の工程を実行してもよい。
図5は、画像形成装置1が現像剤バンド(キャリアバンド及びトナーバンド)を作成した場合及び作成しない場合の、感光体2の回転数と、異常画像の有無と、感光体2の傷の有無との関係を示す図である。
現像剤バンドを作成しない場合には、感光体2の表面に傷が発生することはなく、感光体2が4回転しても異常画像が残った。トナーバンドを作成した場合には、感光体2の表面に傷が発生することはなく、感光体2が3回転すると異常画像が消滅した。従って、トナーバンドを作成した場合には、現像剤バンドを作成しない場合に比べて、早期に異常画像が除去される。
また、キャリアバンドを作成した場合には、感光体2の表面に傷が発生したが、感光体2が1回転すると異常画像が消滅した。従って、キャリアバンドを作成した場合には、現像剤バンドを作成しない場合及びトナーバンドを作成した場合に比べて、早期に異常画像が除去される。一方、トナーバンドを作成した場合には、キャリアバンドを作成した場合に比べて、感光体2の表面に傷が発生しないというメリットがある。
以上説明したように、本実施の形態によれば、コントローラ20は、転写ロール9と当接する、停止していた感光体2上の当接部分上に現像ロール7が現像剤のバンドを作成するように、上記当接部分が帯電ロール3と対向する位置に達したときに帯電電圧を感光体2に印加するタイミングに比べて、帯電電圧を感光体2に印加するタイミングを上記当接部分の幅に相当する時間だけ早くする又は遅くする。そして、クリーニング装置11は、上記当接部分上に作成された現像剤のバンドを除去する。よって、現像剤を研磨剤として転写ロール9から感光体2に移行した粘着性物質をクリーニングすることができる。
1 画像形成装置
2 感光体
3 帯電ロール
4 露光装置
5 現像装置
7 現像ロール
9 転写ロール
11 クリーニング装置
20 コントローラ
21 タイマ
22 温湿度計

Claims (7)

  1. 回転する感光体と、
    前記感光体を帯電する帯電手段と、
    前記感光体に当接する転写手段と、
    前記感光体上に現像剤を供給する現像手段と、
    前記転写手段と当接する、停止していた感光体上の当接部分上に前記現像手段が前記現像剤のバンドを作成するように、前記当接部分が前記帯電手段と対向する位置に達したときに帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングに比べて、帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングを前記当接部分の幅に相当する時間だけ早くする又は遅くする制御手段と、
    前記当接部分上に作成された前記現像剤のバンドを除去する除去手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記現像剤のバンドが前記転写手段と対向するタイミングで、前記現像剤のバンドの極性と逆極性の転写電圧を前記転写手段に印加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成動作の停止時間を計測する計測手段を備え、
    前記計測手段によって計測された画像形成動作の停止時間が所定時間を超える場合に、前記現像手段が前記現像剤のバンドを前記当接部分上に作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置の内部の温度及び湿度を計測する温湿度計を備え、
    前記温湿度計で計測された前記画像形成装置の内部の温度及び湿度の少なくとも一方が、所定の温度及び所定の湿度を超える場合に、前記現像手段が前記現像剤のバンドを前記当接部分上に作成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段が、前記当接部分が前記帯電手段と対向する位置に達したときに帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングに比べて、帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングを前記当接部分の幅に相当する時間だけ早くする場合には、前記現像剤のバンドに含まれるトナーに対するキャリアの割合は、通常の画像形成時の現像剤に含まれるトナーに対するキャリアの割合よりも多いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段が、前記当接部分が前記帯電手段と対向する位置に達したときに帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングに比べて、帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングを前記当接部分の幅に相当する時間だけ遅くする場合には、前記現像剤のバンドに含まれるキャリアに対するトナーの割合は、通常の画像形成時の現像剤に含まれるキャリアに対するトナーの割合よりも多いことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 回転する感光体と、前記感光体を帯電する帯電手段と、前記感光体に当接する転写手段と、前記感光体に現像剤を供給する現像手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記転写手段と当接する、停止していた感光体上の当接部分上に前記現像手段が前記現像剤のバンドを作成するように、前記当接部分が前記帯電手段と対向する位置に達したときに帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングに比べて、帯電電圧を前記感光体に印加するタイミングを前記当接部分の幅に相当する時間だけ早くし又は遅くし、
    前記当接部分上に作成された前記現像剤のバンドを除去する
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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