JP2014137849A - 防水端子カバー及びそれを備えた携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水端子カバーを簡単な構成で製造しやすく且つ高い防水性を有するものにする。
【解決手段】防水端子カバー10に、弾性部材よりなり、開口部3aに圧入されて開口部3aを密閉状に塞ぐ突起状栓部11a及び開口部3aの周縁に当接する鍔部11bを備えるシール部11と、シール部11よりも剛性の高い材料によってシール部11と一体成形され、シール部11を覆って外観を構成する本体部12と、本体部12から一体に延び、正面側キャビネット3に係止されて抜け止めする延長鉤部13とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、防水端子カバー及びそれを備えた携帯端末に関するものである。
従来より、ハウジングの開口部を開閉する防水機能付蓋部材は知られている(例えば、特許文献1参照)。この蓋部材は、蓋部材の樹脂材製本体の一方の面に一体的に形成された開口部内に収まる突起部と、この突起部の外周面に一体形成され、開口部の周面と密接する環状突起部と、この環状突起部から外周面の本体との接合部近傍まで伸びる補強部とを備えたゴム状弾性材製のシール部と、補強部の外周面側に密接して存在する本体側に一体的に形成された熱可塑性エラストマー材製の保持部とを備えている。
また、従来より、シール部内にステンレス補強材をインサート成形してシール部の剛性を確保して防水性を高めることが知られている。
特開2012−124075号公報
しかしながら、従来の防水機能付蓋部材では、剛性を必要とする樹脂材製本体と、柔軟性を必要とする環状突起部及び補強部を有するシール部と、柔軟性及び剛性を必要とする熱可塑性エラストマー材の保持部との少なくとも3種類の材料からなる。また、ステンレス補強材をインサート成形する場合も材料が増える。材料が増えれば増えるほど製造工程が複雑となるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、防水端子カバーを簡単な構成で製造しやすく且つ防水性の高いものとすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、弾性部材よりなるシール部をそれよりも剛性の高い本体部に一体成形した。
具体的には、第1の発明では、
筐体に形成した該筐体内部の接続端子を露出させる、開口部を開閉する防水端子カバーであって、
弾性部材よりなり、上記開口部に圧入されて該開口部を密閉状に塞ぐ突起状栓部及び該開口部周縁に当接する鍔部を備えるシール部と、
上記シール部よりも剛性の高い材料によって該シール部と一体成形され、該シール部を覆って外観を構成する本体部と、
上記本体部から一体に延び、上記筐体に係止されて抜け止めする延長鉤部とを備えている。
上記の構成によると、剛性の高い本体部と、柔軟性の高いシール部とが一体成形されているので、2種類の材料で剛性と柔軟性とを兼ね備える。このため、防水性が確保され、従来のようにステンレス部材をインサート成形する必要はない。
以上説明したように、本発明によれば、開口部に圧入されて開口部を密閉状に塞ぐ突起状栓部及び開口部周縁に当接する鍔部を備える弾性部材よりなるシール部を、このシール部よりも剛性の高い材料よりなり、外観を形成する本体部と一体成形したことにより、簡単な構成で製造しやすく且つ防水性を高めることができる。
図2(a)のI−I線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る携帯電話機を示し、(a)が正面から見た斜視図で、(b)が背面から見た斜視図である。 図2(a)のIII−III線拡大断面図である。 防水端子カバーを示し、(a)が背面から見た斜視図で、(b)が正面から見た斜視図である。 防水端子カバーを示し、(a)が側面図で、(b)が背面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る携帯端末としての携帯電話機1を示し、(a)が正面から見た斜視図で、(b)が背面から見た斜視図である。図1は、図2(a)のI−I線拡大断面図であり、図3は、図1(a)のIII−III線拡大断面図である。この携帯電話機1は、例えば正面側に表示部2を収容する、筐体としての正面側キャビネット3を有する。この正面側キャビネット3には、背面側キャビネット4が結合され、その背面側がリアカバー5で覆われている。正面側キャビネット3と背面側キャビネット4との間には、回路基板6が配置され、その回路基板6の下端側には、接続端子7が配置されている。
正面側キャビネット3の下端には、接続端子7に対応する位置に左右に長い長円形状の開口部3aが設けられている。この開口部3aの周りは、周囲よりも一段低くなった矩形状のザグリ3bが形成され、これら開口部3a及びザグリ3bが防水端子カバー10で密閉状に覆われている。ザグリ3bの左右一方には、左右に延びて入口側に抜け止めを有する第1被係合穴3cが設けられている。また、ザグリ3bの左右他方には、第1被係合穴3cよりも浅く、同様に抜け止めを有する第2被係合穴3dが形成されている。
図4は、防水端子カバー10を示し、(a)が背面から見た斜視図で、(b)が正面から見た斜視図である。図5は、防水端子カバー10を示し、(a)が側面図で、(b)が背面図である。防水端子カバー10は、接続端子7を露出させる開口部3aを開閉するものであり、弾性部材としての例えばシリコンゴムよりなるシール部11を備えている。シール部11は、開口部3aに圧入され、この開口部3aを密閉状に塞ぐ左右に長い断面長円形状の突起状栓部11aと、開口部3a周縁のザグリに当接する矩形状の鍔部11bとを備えている。
防水端子カバー10は、シール部11よりも剛性の高い、例えばPC(ポリカーボネイト)よりなる本体部12がシール部11と一体成形されている。なお、本体部12を従来のように柔軟性も備えるエラストマーで構成してもよい。この本体部12は、シール部11を覆って外観を構成している。本体部12の左右一方からは、第1被係合穴3cに係止されて抜け止めする延長鉤部13が延びている。延長鉤部13の先端にカエリ13aが形成されている。表側の少なくともカエリ13a部分は、剛性の高いPCで形成され、裏側はシリコンゴムで形成されている。また、本体部の左右他方には、第2被係合穴3dに係合する係合爪14が形成されている。係合爪14も、表側の少なくともカエリ14a側が樹脂で形成され、内側がシリコンゴムで形成されている。
本体部12の中央には、左右に長い貫通孔12aが形成されている。この貫通孔12aからシール部11の露出部11cが左右方向に直線状に露出している。露出部11cは、その幅方向中央が低くなるように断面円弧状に凹陥されて外観がよくなっている。貫通孔12aは、外側に向かって内径が大きくなるように内面が傾斜している。防水端子カバー10を開くときには、このカエリ14a部分をつまみ上げ、延長鉤部13側に向かって引き上げると外れるようになっている。
シール部11は、延長鉤部13及び係合爪14を含む予め成形された本体部12を成形型に嵌め込んで溶融したシリコンゴムを流し込むことで、本体部12とシール部11とが密着した状態で一体成形される。貫通孔12a内には、シール部11が成形時に充填される。
本実施形態に係る携帯電話機1は、上記のように構成することにより、以下の効果がある。
(1)剛性の高い本体部12と、柔軟性のあるシール部11とが一体成形されているので、2種類の材料で剛性と柔軟性とを兼ね備える。つまり、剛性の高い本体部12で剛性を保ちながら、柔軟性のあるシール部11を確実に押さえ付けることにより、十分な防水性が発揮される。このため、従来のようにステンレス部材をインサート成形する必要もない。さらに、延長鉤部13が樹脂だけでなく、シリコンゴムも含むので、延長鉤部13及び係合爪14を含め本体部12を必ずしも柔軟性を兼ね備えるエラストマーでなくても、PC等の樹脂成形品で構成することができる。
(2)シール部11に本体部12中央に設けた貫通孔12aから外観に露出する露出部11cを設けたことにより、弾性部材よりなる突起状栓部11aが本体部12の貫通孔12aまで延びるので、開閉の際に本体部12とシール部11との剥離が確実に防止される。
(3)本体部12が一方に長細い形状を有し、露出部11cを本体部12の長手方向に沿って直線状に露出させたことにより、シール部11の剥離強度をさらに高めると共に、長手方向の一方から突起状栓部11aを剥がすようにすればよいので、取り外し作業がしやすくなる。
(4)貫通孔12aを外側に向かって内径を大きくし、この貫通孔12a内にシール部11を成形時に充填したことにより、シール部11の剥離強度がさらに向上する。
(5)開口部3aを有する正面側キャビネット3と、開口部3a内に配置される接続端子7と、防水端子カバー10とを設けたことにより、簡単な構成で低コストの防水端子カバー10を有する携帯電話機が得られる。
したがって、本実施形態によると、携帯電話機1を簡単な構成で製造しやすく且つ防水性を高めたものとすることができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、携帯電話機1は、ストレートタイプのものとしたが、第1の筐体と第2の筐体とが折畳み開閉可能に連結された折畳み式携帯電話機や、第1の筐体が第2の筐体に対してスライド移動可能に連結されたスライド式携帯電話機でもよい。この場合でも、開口部3aが形成される筐体及びこの開口部3aを覆う防水端子カバー10に本発明を適用すればよい。
上記実施形態では、携帯端末は、携帯電話機1としたが、PHS(Personal Handy-phone System )、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、パソコン、モバイルツール、電子辞書、電卓、ゲーム機等であってもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。また、各実施形態に記載された技術的特徴は、互いに組合せ可能であり、組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 携帯電話機(携帯端末)
2 表示部
3 正面側キャビネット(筐体)
3a 開口部
3b ザグリ
3c 第1被係合穴
3d 第2被係合穴
4 背面側キャビネット
5 リアカバー
6 回路基板
7 接続端子
10 防水端子カバー
11 シール部
11a 突起状栓部
11b 鍔部
11c 露出部
12 本体部
12a 貫通孔
13 延長鉤部
13a カエリ
14 係合爪
14a カエリ

Claims (5)

  1. 筐体に形成した該筐体内部の接続端子を露出させる、開口部を開閉する防水端子カバーであって、
    弾性部材よりなり、上記開口部に圧入されて該開口部を密閉状に塞ぐ突起状栓部及び該開口部周縁に当接する鍔部を備えるシール部と、
    上記シール部よりも剛性の高い材料によって該シール部と一体成形され、該シール部を覆って外観を構成する本体部と、
    上記本体部から一体に延び、上記筐体に係止されて抜け止めする延長鉤部とを備えている
    ことを特徴とする防水端子カバー。
  2. 請求項1に記載の防水端子カバーにおいて、
    上記シール部は、上記本体部中央に設けた貫通孔から外観に露出する露出部を有する
    ことを特徴とする防水端子カバー。
  3. 請求項2に記載の端子カバーにおいて、
    上記本体部は、一方に長細い形状を有し、
    上記露出部は、上記本体部の長手方向に沿って直線状に露出している
    ことを特徴とする端子カバー。
  4. 請求項2又は3に記載の端子カバーにおいて、
    上記貫通孔は、外側に向かって内径が大きくなり、該貫通孔内に上記シール部が成形時に充填されている
    ことを特徴とする端子カバー。
  5. 上記開口部を有する筐体と、
    上記開口部内に配置される接続端子と、
    上記開口部を開閉する請求項1から4のいずれか1つに記載の端子カバーとを備えている
    ことを特徴とする携帯端末。
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