JP2014136842A - 三次元織物の製造方法、三次元織物構造及び織機 - Google Patents

三次元織物の製造方法、三次元織物構造及び織機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014136842A
JP2014136842A JP2013005036A JP2013005036A JP2014136842A JP 2014136842 A JP2014136842 A JP 2014136842A JP 2013005036 A JP2013005036 A JP 2013005036A JP 2013005036 A JP2013005036 A JP 2013005036A JP 2014136842 A JP2014136842 A JP 2014136842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warp
shed
woven
weft
weaving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013005036A
Other languages
English (en)
Inventor
Eisuke Kato
英介 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOMI TEX CO Ltd
TOMI-TEX CO Ltd
Original Assignee
TOMI TEX CO Ltd
TOMI-TEX CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOMI TEX CO Ltd, TOMI-TEX CO Ltd filed Critical TOMI TEX CO Ltd
Priority to JP2013005036A priority Critical patent/JP2014136842A/ja
Publication of JP2014136842A publication Critical patent/JP2014136842A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】扁平状の複数の織部を交差させて得られる立体形状の三次元織物の製造方法、三次元織物構造及び織機を提供する。
【解決手段】扁平状の第一織部と、第一織部と交差する扁平状の第二織部を備える三次元織物の製造方法であって、第一織部を製織する工程と、第二織部を製織する工程を含む。第一織部を製織する工程は、第一杼口を形成し、第一緯糸を第一方向に移動して第一杼口に挿入する工程である。第一杼口は、経糸方向に延在し且つ第一方向に整列された複数の第一経糸を含む第一経糸群に形成される。第二織部を製織する工程は、第二杼口を形成し、第二緯糸を第二方向に移動して第二杼口に挿入する工程である。第二杼口は、経糸方向に延在し且つ第一方向と交差する第二方向に整列された複数の第二経糸を含み、第一経糸群と交差する第二経糸群に形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、三次元織物の製造方法と、三次元織物構造と、三次元織物を製造するための織機に関する。
三次元織物に関する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、複合材料用三次元織物が開示されている。この三次元織物は織物の長手方向に沿って配列された経糸からなる経糸層と、経糸層と平行な平面内で経糸に対して所定の角度で傾斜するように配列された第一及び第二のバイアス糸からなる2層一組のバイアス糸層と、経糸と直交する状態で織物の幅方向に配列された緯糸からなる緯糸層と、各糸層を垂直に貫いて各糸層を結合する垂直糸とから構成されている。各糸層の配置及び糸の配列方向が織物の厚さ方向の中央を対称面として鏡面対称となっている。
特許文献2には、三次元織物の製造方法が開示されている。この製造方法は、経糸、緯糸および一組の第一及び第二のバイアス糸により、経糸層、緯糸層および一組のバイアス糸層をそれぞれ複数層積層して所望厚さの4軸糸積層体を形成する工程と、4軸糸積層体の積層方向における一方の面側から垂直糸をステッチングにより縫い込む垂直糸ステッチング工程とからなる。この製造方法は、垂直糸のステッチングによって、経糸、緯糸および一組の第一及び第二のバイアス糸を止め合わせて三次元織物を織成する。
特開平5−106139号公報 特開2003−342856号公報
三次元織物に関し、発明者は、互いに交差する第一扁平面及び第二扁平面を含む立体形状とする製織技術について検討を行った。このような製織技術によれば、例えば、扁平状の複数の織部を交差させて得られる立体形状(「X」状又は「+」状)の三次元織物を実現することができる。このような立体形状を応用すれば、より複雑な立体形状の三次元織物を得ることもできる。例えば、扁平状の第二織部と扁平状の第一織部が交差し、さらに、扁平状の他の織部が第一織部に交差した立体形状の三次元織物を得ることもできる。この他、4つの扁平状の織部によって、経糸方向(経糸が延在する方向)から視た形状が「♯」状となる三次元織物を得ることもできる。
本発明は、扁平状の複数の織部を交差させて得られる立体形状の三次元織物の製造方法、三次元織物構造及び織機を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、扁平状の第一織部と、前記第一織部と交差する扁平状の第二織部と、を備える三次元織物の製造方法であって、経糸方向に延在し且つ第一方向に整列された複数の第一経糸を含む第一経糸群に第一杼口を形成し、第一緯糸を前記第一方向に移動して前記第一杼口に挿入し、前記第一織部を製織する工程と、前記経糸方向に延在し且つ前記第一方向と交差する第二方向に整列された複数の第二経糸を含み、前記第一経糸群と交差する第二経糸群に第二杼口を形成し、第二緯糸を前記第二方向に移動して前記第二杼口に挿入し、前記第二織部を製織する工程と、を含む製造方法である。これによれば、第一織部と第二織部を交差させた状態で製織し、交差部を有する立体形状の三次元織物を製造することができる。
この製造方法は、次のようにしてもよい。前記第一織部を製織する工程における前記第一杼口への前記第一緯糸の挿入と、前記第二織部を製織する工程における前記第二杼口への前記第二緯糸の挿入と、は、繰り返して実行される、ようにしてもよい。これによれば、第一織部と第二織部を好適に交差させ、一体的な立体形状とすることができる。「繰り返して実行」は、広く解釈される。即ち、「繰り返して実行」には、第一杼口への第一緯糸の挿入が1回実行され又は複数回連続して実行された後、第二杼口への第二緯糸の挿入が1回実行され又は複数回連続して実行される場合が含まれる。さらに、第二杼口への第二緯糸の挿入が実行された後、再度、第一杼口への第一緯糸の挿入と、第二杼口への第二緯糸の挿入が繰り返される場合も含まれる。
前記第一織部を製織する工程では、前記第一杼口への前記第一緯糸の挿入は、前記第一方向を、水平方向の第二側に対応した前記第一杼口の第二側領域から水平方向の第一側に対応した前記第一杼口の第一側領域に向けて行われ、前記第二織部を製織する工程では、前記第二杼口への前記第二緯糸の挿入は、前記第二方向を、前記第一側に対応した前記第二杼口の第一側領域から前記第二側に対応した前記第二杼口の第二側領域に向けて行われる、ようにしてもよい。これによれば、第一杼口への第一緯糸の挿入と、第二杼口への第二緯糸の挿入をスムーズに行うことができる。この製造方法のための織機において、第一緯糸を挿入するための構成と、第二緯糸を挿入するための構成を、好適に配置することができる。織機をコンパクトにすることができる。
前記第一織部を製織する工程では、前記複数の第一経糸のそれぞれを鉛直方向に上下動させて、前記第一経糸群に前記第一杼口を形成し、前記第二織部を製織する工程では、前記複数の第二経糸のそれぞれを鉛直方向に上下動させて、前記第二経糸群に前記第二杼口を形成する、ようにしてもよい。これによれば、第一経糸群と第二経糸群の交差状態に関し、各種のパターンに対応し、好適に第一杼口と第二杼口を形成することができる。
本発明の他の側面は、扁平状の第一織部と、前記第一織部と交差する扁平状の第二織部と、を備える三次元織物構造であって、前記第一織部は、経糸方向に延在し且つ第一方向に整列された複数の第一経糸を含む第一経糸群と、前記経糸方向に整列され且つ前記第一経糸群に織り込まれた複数の第一緯糸を含む第一緯糸群と、を備え、前記第二織部は、前記経糸方向に延在し且つ前記第一方向と交差する第二方向に整列された複数の第二経糸を含み、前記第一経糸群と交差する第二経糸群と、前記経糸方向に整列され且つ前記第二経糸群に織り込まれた複数の第二緯糸を含む第二緯糸群と、を備える三次元織物構造である。これによれば、第一織部と第二織部が交差した交差部を有する立体形状の三次元織物を実現することができる。この三次元織物構造は、2以上の交差部を備える複雑な立体形状の三次元織物に応用することもできる。
本発明のさらに他の側面は、扁平状の第一織部と、前記第一織部と交差する扁平状の第二織部と、を備える三次元織物を製造するための織機であって、前記第一織部を製織するための第一製織部と、前記第二織部を製織するための第二製織部と、を備え、前記第一製織部は、経糸方向に延在し且つ第一方向に整列された複数の第一経糸を含む第一経糸群に第一杼口を形成する第一綜絖部と、第一緯糸を前記第一方向に移動し、前記第一綜絖部によって形成された前記第一杼口に前記第一緯糸を挿入する第一挿入部と、を備え、前記第二製織部は、前記経糸方向に延在し且つ前記第一方向と交差する第二方向に整列された複数の第二経糸を含み、前記第一経糸群と交差する第二経糸群に第二杼口を形成する第二綜絖部と、第二緯糸を前記第二方向に移動し、前記第二綜絖部によって形成された前記第二杼口に前記第二緯糸を挿入する第二挿入部と、を備える織機である。これによれば、第一織部と第二織部を交差させた状態で製織し、交差部を有する立体形状の三次元織物を製造することができる。
本発明によれば、扁平状の複数の織部を交差させて得られる立体形状の三次元織物の製造方法、三次元織物構造及び織機を得ることができる。
三次元織物の一例を示す斜視図である。 図1に示すD部の拡大図である。 図1に示すE部及びF部の拡大図である。 杼口への緯糸の挿入と、挿入後の引き出しの各動作の一例を示す斜視図である。 第一経糸群と第二経糸群の交差状態を示す斜視図である。 第一織部と第二織部を交差させて得られる立体形状の三次元織物の製造方法で形成される、第一織部のための第一杼口と、第二織部のための第二杼口の関係を説明する図である。(A)は、第一杼口及び第二杼口を示す斜視図である。(B)は、図6(A)に示すG−G線で断面した断面図である。
本発明を実施するための実施形態について、図面を用いて説明する。本発明は、以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することができる。例えば、以下に示す構成の一部は、省略し又は他の構成等に置換してもよい。また、他の構成を含むようにしてもよい。
<三次元織物>
三次元織物10について、図1及び図2を参照して説明する。本実施形態は、経糸方向から視た形状が「X」状となる三次元織物10を例に説明する。経糸方向は、三次元織物10を形成する第一経糸24及び第二経糸34が延在する方向である。三次元織物10は、第一織部20と、第二織部30を備える。第一織部20及び第二織部30は、共に、扁平な面を含む扁平状である。三次元織物10は、第一織部20と第二織部30が交差した三次元織物構造を有する。
第一織部20は、基準線Lに対して角度θ1(図1参照)だけ傾斜する。第二織部30は、基準線Lに対して角度θ2(図1参照)だけ傾斜する。基準線Lは、第一織部20と第二織部30が交差する位置に形成された交差部12を通る仮想直線である。基準線Lは、例えば、交差部12を通る水平線又は鉛直線である。本実施形態では、水平線を基準線Lとして説明する。基準線Lに対して角度θ1だけ傾斜した方向を、「第一方向」といい、基準線Lに対して角度θ2だけ傾斜した方向を、「第二方向」という。基準線Lを基準とした、第一織部20(第一方向)と第二織部30(第二方向)が交差する角度θ(角度θ=角度θ1+角度θ2)は、三次元織物10が構成する製品を考慮して、適宜設定される。図1に示す三次元織物10では、角度θ1と角度θ2が同一角度とされ、第一織部20と第二織部30は、基準線Lを対称軸として対称に設けられている。
第一織部20は、第一経糸群22と、第一緯糸群26を備える。第一経糸群22は、経糸方向に延在し且つ第一方向に整列された複数の第一経糸24を含む。第一緯糸群26は、経糸方向に整列され且つ第一経糸群22に織り込まれた複数の第一緯糸28を含む。第一緯糸28は、第一方向に整列した複数の第一経糸24による第一経糸群22に沿って、第一方向に延在するように設けられる。第二織部30は、第二経糸群32と、第二緯糸群36を備える。第二経糸群32は、経糸方向に延在し且つ第二方向に整列された複数の第二経糸34を含む。第二経糸群32は、第一経糸群22と交差する。第二緯糸群36は、経糸方向に整列され且つ第二経糸群32に織り込まれた複数の第二緯糸38を含む。第二緯糸38は、第二方向に整列した複数の第二経糸34による第二経糸群32に沿って、第二方向に延在するように設けられる。第一緯糸28と第二緯糸38は、図2に示すように、交差部12で交差する。図2において、ハッチングが施された構成は、第一経糸24又は第二経糸34の何れかである。
第一織部20と第二織部30は、所定の厚み(例えば、5mm〜7mm程度)となるよう、多重織構造としてもよい(図3参照)。第一織部20及び第二織部30の各厚みは、適宜設定される。第一織部20及び第二織部30は、同一の厚みの織部であってもよいし、異なる厚みの織部であってもよい。多重織構造については、既に実用化された織構造であり、三次元織物10においても、公知の織物と同様の多重織構造を採用することができる。そのため、多重織構造に関するこの他の説明は、省略する。図3では、交差部12以外の部分では、各糸の図示を省略している。
<三次元織物の製造方法>
三次元織物10の製造方法(以下、単に「製造方法」という)について、図4〜図6を参照して説明する。製造方法の説明に先立ち、三次元織物10を製造するための織機(以下、「三次元織機」という)について、その概略を説明する。三次元織機は、例えば、挟込部(不図示)と、第一製織部と、第二製織部と、引出部(不図示)を備える。挟込部は、第一経糸群22を挟み込むと共に、第二経糸群32を挟み込む。挟込部は、交差した状態となる第一経糸群22及び第二経糸群32(図5参照)に対応した各部が所定の位置に設けられる。挟込部による、第一経糸群22と第二経糸群32の挟み込みは、例えば、所定の4箇所(以下、「第一位置」、「第二位置」、「第三位置」及び「第四位置」という)にて行われる。
第一位置と第二位置は、第一経糸群22に対応した位置である。第一位置は、経糸方向において、第一製織部における第一緯糸28の挿入位置(図4中段参照)より手前側(図4に示す「供給側」であって、後述する「第一供給部」の側)となる所定の位置(領域)である。第二位置は、経糸方向において、第一製織部における第一緯糸28の挿入位置より後端側(図4に示す「引出側」参照)となる所定の位置(領域)である。第三位置と第四位置は、第二経糸群32に対応した位置である。第三位置は、経糸方向において、第二製織部における第二緯糸38の挿入位置(図4中段参照)より手前側(図4に示す「供給側」であって、後述する「第二供給部」の側)となる所定の位置(領域)である。第四位置は、経糸方向において、第二製織部における第二緯糸38の挿入位置より後端側(図4に示す「引出側」参照)となる所定の位置(領域)である。
挟込部による第一経糸群22及び第二経糸群32のそれぞれの挟込動作は、供給側の第一位置及び第三位置と、引出側の第二位置及び第四位置の各位置で、交差した状態の第一経糸群22及び第二経糸群32に対応して設けられた各部によって、例えば、鉛直方向から行われる。第一経糸群22(複数の第一経糸24)は、経糸方向を供給側から引出側に移動し、第一位置及び第二位置に設けられた挟込部の部分を通過する。第二経糸群32(複数の第二経糸34)は、経糸方向を供給側から引出側に移動し、第三位置及び第四位置に設けられた挟込部の部分を通過する。
図4は、後述する製造方法の各工程で実行される所定の動差を個別に説明するための図であり、三次元織機が備える各部と、第一経糸群22及び第二経糸群32の状態等を詳細に図示したものではない。図4に図示された経糸群及び複数の経糸は、第一経糸群22及び複数の第一経糸24、又は、第二経糸群32及び複数の第二経糸34に対応する。同様に、図4に図示された、緯糸、ニードル及び杼口は、第一緯糸28、第一ニードル41及び第一杼口51、又は、第二緯糸38、第二ニードル42及び第二杼口52に対応する。図4において、各構成に付した符号を「/」を介して併記しているのは、このような事情に基づくものである。第一杼口51に対する第一ニードル41の配置及び第一杼口51への第一緯糸28の挿入方向、又は、第二杼口52に対する第二ニードル42の配置及び第二杼口52への第二緯糸38の挿入方向は、諸条件を考慮して設定される(図6(B)に基づき後述する)。図5では、第一経糸24及び第二経糸34の図示を省略している。
第一製織部は、三次元織物10における第一織部20を製織する織機部分である。第二製織部は、三次元織物10における第二織部30を製織する織機部分である。第一製織部と第二製織部は、共に、同様の構成を有する。即ち、第一製織部は、第一供給部(不図示)と、第一綜絖部(不図示)と、第一挿入部を備え、第二製織部は、第二供給部(不図示)と、第二綜絖部(不図示)と、第二挿入部を備える。
第一製織部において、第一供給部は、複数の第一経糸24を供給する。第一経糸24は、公知の織機と同様、ボビン等に巻き取られた状態で第一供給部にセットされ、第一供給部を介して供給される。第一供給部から供給された複数の第一経糸24は、経糸方向に延在し且つ第一方向に整列した状態にセットされる。これによって、第一経糸群22が、図5に示すように、第一方向に傾斜した状態(基準線Lに対する角度:角度θ1)で、第一製織部に設けられる。第一綜絖部は、経糸方向において第一位置と第二位置に設けられた第一経糸群22のための挟込部の各部の間に設けられる。第一綜絖部は、第一製織部にセットされた第一経糸群22に第一杼口51(図6参照)を形成する。第一綜絖部による第一杼口51の形成は、第一位置と第二位置の間で、第一経糸群22における複数の第一経糸24のそれぞれを所定の方向に適宜移動させ、第一経糸群22を前述した所定の方向に開口させて行われる。第一杼口51の開口形状は、例えば、菱形又は平行四辺形となる。第一綜絖部は、公知のジャガード織機が備える綜絖部と同様の構成を備え、これと同様の綜絖動作を行う。
第一挿入部は、第一綜絖部によって形成された第一杼口51に第一緯糸28を挿入する。第一緯糸28の挿入は、公知の織機と同様に行われる。例えば、ニードルを用いて行われる。この場合、第一挿入部は、第一ニードル41(図4参照)と、第一駆動部(不図示)を備える。第一駆動部は、第一ニードル41を第一方向に対応した方向に回動させる。第一ニードル41によって保持された第一緯糸28は、第一方向を所定の向きに移動し、第一杼口51に挿入される。
第二製織部において、第二供給部は、複数の第二経糸34を供給する。第二経糸34は、公知の織機と同様、ボビン等に巻き取られた状態で第二供給部にセットされ、第二供給部を介して供給される。第二供給部から供給された複数の第二経糸34は、経糸方向に延在し且つ第二方向に整列した状態にセットされる。これによって、第二経糸群32が、図5に示すように、第二方向に傾斜した状態(基準線Lに対する角度:角度θ2)で、第二製織部に設けられる。第一製織部に設けられた第一経糸群22と、第二製織部に設けられた第二経糸群32は、図5に示すように交差した状態となる。基準線Lを基準とした、第一経糸群22(第一方向)と第二経糸群32(第二方向)が交差する角度は、上記同様、角度θ(角度θ=角度θ1+角度θ2)である。図5に示す例では、第一経糸群22と第二経糸群32は、基準線Lを対称軸として対称に設けられている。
第二綜絖部は、経糸方向において第三位置と第四位置に設けられた第二経糸群32のための挟込部の各部の間に設けられる。第二綜絖部は、第二製織部にセットされた第二経糸群32に第二杼口52(図6参照)を形成する。第二綜絖部による第二杼口52の形成は、第三位置と第四位置の間で、第二経糸群32における複数の第二経糸34のそれぞれを所定の方向に適宜移動させ、第二経糸群32を前述した所定の方向に開口させて行われる。第二杼口52の開口形状は、第一杼口51と同じく、例えば、菱形又は平行四辺形となる。第二綜絖部は、公知のジャガード織機が備える綜絖部と同様の構成を備え、これと同様の綜絖動作を行う。第一綜絖部による第一経糸24の移動方向(第一経糸群22の開口方向)と、第二綜絖部による第二経糸34の移動方向(第二経糸群32の開口方向)は、同一の方向にするとよい。
第二挿入部は、第二綜絖部によって形成された第二杼口52に第二緯糸38を挿入する。第二緯糸38の挿入は、公知の織機と同様に行われる。例えば、ニードルを用いて行われる。この場合、第二挿入部は、第二ニードル42(図4参照)と、第二駆動部(不図示)を備える。第二駆動部は、第二ニードル42を第二方向に対応した方向に回動させる。第二ニードル42によって保持された第二緯糸38は、第二方向を所定の向きに移動し、第二杼口52に挿入される。
引出部は、第一製織部及び第二製織部によって織られた三次元織物10を引き出す。三次元織機では、公知の織機のように、製織された織物をローラ等を介して巻き取るといった動作は行われないようにするとよい。三次元織物10を引出部によって引き出すことで、立体形状が損なわれることを抑制し、好適な形状を維持することができる。三次元織機は、上述した各部の他、公知の織機が備える各部に対応した構成を適宜備える。例えば、三次元織機は、筬打ちのための筬打部(不図示)を備える。筬打部は、例えば、第一挿入部によって第一杼口51に挿入された第一緯糸28の筬打ちと、第二挿入部によって第二杼口52に挿入された第二緯糸38の筬打ちを実行するための各部を備える。第一緯糸28の筬打ちと、第二緯糸38の筬打ちは、これら各部が動作して行われる。三次元織機が備えるこの他の構成に関する説明は、省略する。
第一綜絖部によって形成される第一杼口51と、第二綜絖部によって形成される第二杼口52は、図6(A),(B)に示すような位置関係となる。図6(A),(B)では、第一杼口51及び第二杼口52の各開口端部の図示に関し、第一方向及び第二方向の第一側領域(水平方向の「第一側」参照)を実線とし、第二側領域(水平方向の「第二側」参照)を破線としている。また、図6(A),(B)では、第一杼口51及び第二杼口52のそれぞれにおいて、第一側領域と第二側領域を2点鎖線で繋いでいる。第一杼口51は、基準線Lに対して角度θ1だけ傾斜した第一方向に配置された第一経糸群22に対応して、第一方向の第一側領域が上側となり、第一方向の第二側領域が下側となるように傾斜(傾斜角=角度θ1)した状態で形成される。第二杼口52は、基準線Lに対して角度θ2だけ傾斜した第二方向に配置された第二経糸群32に対応して、第二方向の第一側領域が下側となり、第二方向の第二側領域が上側となるように傾斜(傾斜角=角度θ2)した状態で形成される。
本実施形態における「上側」及び「下側」は、図6(B)を正面視した場合の上下に準じたものである。他の図に示す「鉛直方向」の「上側」及び「下側」と、「水平方向」の「第一側」及び「第二側」は、図6(B)に対応する。本実施形態では、第一杼口51を形成するために第一綜絖部が複数の第一経糸24を移動させる方向(第一経糸群22の開口方向)と、第二杼口52を形成するために第二綜絖部が複数の第二経糸34を移動させる方向(第二経糸群32の開口方向)を、鉛直方向として説明する。図6は、第一杼口51と第二杼口52の位置関係を説明するための図であり、後述する製造方法において、第一杼口51と第二杼口52が同じタイミングで形成されることはない。
製造方法は、上述したような三次元織機によって実行される。製造方法は、第一織部20を製織する工程(以下、「第一工程」という)と、第二織部30を製織する工程(以下、「第二工程」という)を含む。製造方法の開始に際し、三次元織機には、上述したように、複数の第一経糸24が第一方向に整列された状態でセットされ、第一経糸群22が設けられると共に、複数の第二経糸34が第二方向に整列された状態でセットされ、第一経糸群22と交差した状態で第二経糸群32が設けられる(図5参照)。
第一工程では、第一方向に整列した状態の複数の第一経糸24(図4上段参照)が上下動されて、第一杼口51が形成される(図4中段参照)。続けて、第一工程では、第一緯糸28が第一方向に移動されて第一杼口51に挿入される(図4中段参照)。第一緯糸28の挿入方向は、例えば、第一方向を、第一杼口51の第二側領域から第一側領域に向かう方向とされる(図6(B)参照)。この場合、第一挿入部は、第一杼口51の第二側領域に対応した側の所定の位置に設けられる。第一杼口51の形成と、第一杼口51への第一緯糸28の挿入は、上述したように、第一綜絖部及び第一挿入部を介して行われる。第一緯糸28が第一杼口51に挿入されると、公知の織機による織物の製造の場合と同様、例えば、筬打ちと、引出部による引き出し(図4下段参照)が実行される。第一杼口51の形成及び第一緯糸28の挿入等の各動作が、所定の回数実行されると、製造方法は、第二工程に移行する。その際、第一綜絖部によって、第一杼口51の開口は閉じられた状態とされる(図4下段参照)。
第二工程では、第二方向に整列した状態の複数の第二経糸34(図4上段参照)が上下動されて、第二杼口52が形成される(図4中段参照)。続けて、第二工程では、第二緯糸38が第二方向に移動されて第二杼口52に挿入される(図4中段参照)。第二緯糸38の挿入方向は、例えば、第二方向を、第二杼口52の第一側領域から第二側領域に向かう方向とされる(図6(B)参照)。この場合、第二挿入部は、第二杼口52の第一側領域に対応した側の所定の位置に設けられる。第二杼口52の形成と、第二杼口52への第二緯糸38の挿入は、上述したように、第二綜絖部及び第二挿入部を介して行われる。第二緯糸38が第二杼口52に挿入されると、公知の織機による織物の製造の場合と同様、例えば、筬打ちと、引出部による引き出し(図4下段参照)が実行される。第二杼口52の形成及び第二緯糸38の挿入等の各動作が、所定の回数実行されると、製造方法は、再度、第一工程に移行する。その際、第二綜絖部によって、第二杼口52の開口は閉じられた状態とされる(図4下段参照)。
製造方法において第一工程及び第二工程は、繰り返して実行される。具体的に、第一工程において、第一挿入部を介した第一杼口51への第一緯糸28の挿入が1回実行され又は複数回連続して実行された後、第二工程において、第二挿入部を介した第二杼口52への第二緯糸38の挿入が1回実行され又は複数回連続して実行される。その後も、第一工程及び第二工程が適宜繰り返して実行される。このような繰り返しは、例えば、第一工程又は第二工程の実行によって、経糸方向における三次元織物10の長さが所望した寸法となった場合に終了する。1回の第一工程において、第一緯糸28の挿入が複数回連続される場合、その都度、第一綜絖部が駆動し、第一経糸24が適宜上下動される。同じく、1回の第二工程において、第二緯糸38の挿入が複数回連続される場合、その都度、第二綜絖部が駆動し、第二経糸34が適宜上下動される。
<本実施形態の効果>
本実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)三次元織機では、複数の第一経糸24を第一方向に整列させて第一経糸群22を形成し、複数の第二経糸34を第二方向に整列させ、第一経糸群22と交差した状態で第二経糸群32を形成する(図5参照)こととした。そして、製造方法の第一工程で、第一経糸群22に第一杼口51を形成し、第一緯糸28を第一方向に移動させて第一杼口51に挿入し(図4及び図6(A),(B)参照)、製造方法の第二工程で、第二経糸群32に第二杼口52を形成し、第二緯糸38を第二方向に移動させて第二杼口52に挿入する(図4及び図6(A),(B)参照)こととした。
第一織部20と第二織部30が交差した三次元織物構造を形成することが可能となり、図1に例示するような、交差部12を備える一体的な立体形状の三次元織物10を製造することができる。三次元織機において、角度θ1,θ2と、第一経糸群22と第二経糸群32が交差する位置P(図5参照)を適宜変更することで、三次元織物における交差部12を、任意の位置に設けることができる。例えば、経糸方向から視た形状が「T」状に近い形状、又は、「L」状若しくは「L」を左右反転させた状態に近い形状の三次元織物を製造することもできる。
本実施形態の三次元織物構造を応用すると、2以上の交差部12を備える一体的な立体形状の三次元織物とすることもできる。例えば、経糸方向から視た形状が「♯」状である三次元織物を製造することもできる。この場合、三次元織機では、所望する形状に対応した状態に経糸群が設けられる。例えば、「♯」状とする場合、三次元織機には、4個の経糸群が「♯」に対応した状態で設けられる。三次元織機は、経糸群に対応した数の製織部を備える。
(2)製造方法の第一工程では、第一緯糸28を、第一方向において、第一杼口51の第二側領域から第一側領域に向けて挿入し、製造方法の第二工程では、第二緯糸38を、第二方向において、第二杼口52の第一側領域から第二側領域に向けて挿入する(図6(B)参照)こととした。そのため、第一杼口51への第一緯糸28の挿入と、第二杼口52への第二緯糸38の挿入をスムーズに行うことができる。第一挿入部と第二挿入部を、第一経糸群22及び第二経糸群32を介して対向した位置関係(水平方向の両側)で好適に配置することができる。三次元織機をコンパクトにすることが可能となる。
第一綜絖部で複数の第一経糸24を鉛直方向に上下動させて、第一経糸群22に第一杼口51を形成し、第二綜絖部で複数の第二経糸34を鉛直方向に上下動させて、第二経糸群32に第二杼口52を形成することとした。例えば、第一杼口51は、第一方向に垂直な方向に複数の第一経糸24を移動させて形成することもできる。第二杼口52は、第二方向に垂直な方向に複数の第二経糸34を移動させて形成することもできる。但し、このような構成では、角度θ1,θ2を変化させた複数種類の三次元織物に対応する場合、角度θ1,θ2が変化する度に、第一経糸24及び第二経糸34の移動方向の調整が必要となる。この点に関し、第一経糸24及び第二経糸34の移動方向を鉛直方向とすれば、移動方向の細かな調整は不要になると考えられる。取り扱い易い三次元織機とすることができる。第一綜絖部及び第二綜絖部は、公知のジャガード織機の技術を応用して好適に実現することができる。
<変形例>
上記では、第一挿入部が第一ニードル41を備え、第二挿入部が第二ニードル42を備える三次元織機を例に説明した。第一杼口51への第一緯糸28の挿入と、第二杼口52への第二緯糸38の挿入は、これとは異なる、公知の方式にて行うようにしてもよい。例えば、シャトルを用いた方式を採用するようにしてもよい。第一挿入部及び第二挿入部は、挿入方式に対応した所定の構成を備える。
10 三次元織物
12 交差部
20 第一織部
22 第一経糸群
24 第一経糸
26 第一緯糸群
28 第一緯糸
30 第二織部
32 第二経糸群
34 第二経糸
36 第二緯糸群
38 第二緯糸
41 第一ニードル
42 第二ニードル
51 第一杼口
52 第二杼口
θ,θ1,θ2 角度
L 基準線
P 位置

Claims (6)

  1. 扁平状の第一織部と、前記第一織部と交差する扁平状の第二織部と、を備える三次元織物の製造方法であって、
    経糸方向に延在し且つ第一方向に整列された複数の第一経糸を含む第一経糸群に第一杼口を形成し、第一緯糸を前記第一方向に移動して前記第一杼口に挿入し、前記第一織部を製織する工程と、
    前記経糸方向に延在し且つ前記第一方向と交差する第二方向に整列された複数の第二経糸を含み、前記第一経糸群と交差する第二経糸群に第二杼口を形成し、第二緯糸を前記第二方向に移動して前記第二杼口に挿入し、前記第二織部を製織する工程と、を含む製造方法。
  2. 前記第一織部を製織する工程における前記第一杼口への前記第一緯糸の挿入と、前記第二織部を製織する工程における前記第二杼口への前記第二緯糸の挿入と、は、繰り返して実行される、請求項1に記載の製造方法。
  3. 前記第一織部を製織する工程では、前記第一杼口への前記第一緯糸の挿入は、前記第一方向を、水平方向の第二側に対応した前記第一杼口の第二側領域から水平方向の第一側に対応した前記第一杼口の第一側領域に向けて行われ、
    前記第二織部を製織する工程では、前記第二杼口への前記第二緯糸の挿入は、前記第二方向を、前記第一側に対応した前記第二杼口の第一側領域から前記第二側に対応した前記第二杼口の第二側領域に向けて行われる、請求項1又は請求項2に記載の製造方法。
  4. 前記第一織部を製織する工程では、前記複数の第一経糸のそれぞれを鉛直方向に上下動させて、前記第一経糸群に前記第一杼口を形成し、
    前記第二織部を製織する工程では、前記複数の第二経糸のそれぞれを鉛直方向に上下動させて、前記第二経糸群に前記第二杼口を形成する、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の製造方法。
  5. 扁平状の第一織部と、前記第一織部と交差する扁平状の第二織部と、を備える三次元織物構造であって、
    前記第一織部は、
    経糸方向に延在し且つ第一方向に整列された複数の第一経糸を含む第一経糸群と、
    前記経糸方向に整列され且つ前記第一経糸群に織り込まれた複数の第一緯糸を含む第一緯糸群と、を備え、
    前記第二織部は、
    前記経糸方向に延在し且つ前記第一方向と交差する第二方向に整列された複数の第二経糸を含み、前記第一経糸群と交差する第二経糸群と、
    前記経糸方向に整列され且つ前記第二経糸群に織り込まれた複数の第二緯糸を含む第二緯糸群と、を備える三次元織物構造。
  6. 扁平状の第一織部と、前記第一織部と交差する扁平状の第二織部と、を備える三次元織物を製造するための織機であって、
    前記第一織部を製織するための第一製織部と、
    前記第二織部を製織するための第二製織部と、を備え、
    前記第一製織部は、
    経糸方向に延在し且つ第一方向に整列された複数の第一経糸を含む第一経糸群に第一杼口を形成する第一綜絖部と、
    第一緯糸を前記第一方向に移動し、前記第一綜絖部によって形成された前記第一杼口に前記第一緯糸を挿入する第一挿入部と、を備え、
    前記第二製織部は、
    前記経糸方向に延在し且つ前記第一方向と交差する第二方向に整列された複数の第二経糸を含み、前記第一経糸群と交差する第二経糸群に第二杼口を形成する第二綜絖部と、
    第二緯糸を前記第二方向に移動し、前記第二綜絖部によって形成された前記第二杼口に前記第二緯糸を挿入する第二挿入部と、を備える織機。
JP2013005036A 2013-01-16 2013-01-16 三次元織物の製造方法、三次元織物構造及び織機 Pending JP2014136842A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013005036A JP2014136842A (ja) 2013-01-16 2013-01-16 三次元織物の製造方法、三次元織物構造及び織機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013005036A JP2014136842A (ja) 2013-01-16 2013-01-16 三次元織物の製造方法、三次元織物構造及び織機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014136842A true JP2014136842A (ja) 2014-07-28

Family

ID=51414530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013005036A Pending JP2014136842A (ja) 2013-01-16 2013-01-16 三次元織物の製造方法、三次元織物構造及び織機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014136842A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016536483A (ja) * 2013-09-04 2016-11-24 バイチーム アーベーBiteam Ab 3dファブリックの製織方法及び手段、その3dファブリック製品ならびにそれらの使用
CN107675335A (zh) * 2017-09-26 2018-02-09 武汉纺织大学 一种带衬经三维机织物的制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016536483A (ja) * 2013-09-04 2016-11-24 バイチーム アーベーBiteam Ab 3dファブリックの製織方法及び手段、その3dファブリック製品ならびにそれらの使用
CN107675335A (zh) * 2017-09-26 2018-02-09 武汉纺织大学 一种带衬经三维机织物的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6315007B1 (en) High speed three-dimensional weaving method and machine
JP5129256B2 (ja) 連続アングルを製織するためのシステム
JP3930913B2 (ja) 網状構造様の3次元織物
CN101529003B (zh) 三维表面编织
JP2000355849A (ja) 立体構造材の作製方法およびその基布
JP5269912B2 (ja) 織物及びその製造方法
CN103459690A (zh) 用于生产在两个倾斜取向上包含锭带的纺织材料的方法和装置
JP2011069033A (ja) 一方向性補強強化繊維織物とその製造方法
US6733211B1 (en) 3-D sandwich preforms and a method to provide the same
JP2009510280A (ja) 細幅布を製織するための方法および細幅織機
TW201708645A (zh) 多層紡織物以及相關的製造方法
JP2014136842A (ja) 三次元織物の製造方法、三次元織物構造及び織機
US20140283944A1 (en) Method of manufacturing weaved preform with oriented weft yarns
CN103510236B (zh) 一种机织布、多幅机织布织造机及织造方法
RU2466219C1 (ru) Способ изготовления многослойной контурно-профильной ткани
CN102634914B (zh) 自然锁边织造方法
CN105113106A (zh) 重平垂纱组合式三维机织物的结构设计织造装置及工艺
JP6190762B2 (ja) 融合織物及び製織方法
JP6145565B2 (ja) 工業用二層織物
JP2009024297A (ja) 変り織物の織成方法及びその織成機械
WO2017187705A1 (ja) 不織布用二層織物
CN104674421A (zh) 一种超高密超细双层管子防绒布及其制造方法
EP4108819B1 (en) Loom and method for weaving multilayer fabric
JP6113912B2 (ja) 追加の緯糸エフェクトを有する織機で緯糸端部を挿入する方法
JP2019173184A (ja) 製織機および該製織機を用いた製織方法