JP2014136420A - タイヤ部材供給装置およびタイヤ部材供給方法 - Google Patents

タイヤ部材供給装置およびタイヤ部材供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タイヤ部材用の長尺部材を切断して所定長さに形成されるタイヤ部材の長さのばらつきを低減し、安定した長さのタイヤ部材を用いてタイヤを製造することにより、ユニフォーミティの高いタイヤを製造することを可能とするタイヤ部材供給装置およびタイヤ部材供給方法を供する。
【解決手段】長尺部材4を提供する長尺部材供給機構3と、タイヤ用部材を搬送する搬送機構100との間に、長尺部材4のフェスツーン51が形成され、長尺部材供給機構3および搬送機構100のそれぞれに隣接して長尺部材支持機構50が配設され、長尺部材支持機構50は、切断機構130が長尺部材4を所定長さに切断する際に、長尺部材4を支持するタイヤ部材供給装置1。
【選択図】図1

Description

本発明は、長尺部材からタイヤ部材を得るタイヤ部材供給装置およびタイヤ部材供給方法に関するものであって、タイヤ用の長尺部材を所定長さに切断する際に、フェスツーンの荷重を低減し、フェスツーンの自重によるタイヤ部材の伸びを防止するための長尺部材支持機構を備えたタイヤ部材供給装置およびタイヤ部材供給方法に関する。
従来、タイヤの製造工程では、巻き出しロールに巻き付けられた帯状の長尺部材が巻き出され、この長尺部材が搬送ベルトコンベア上に載せられ、搬送中に所定長さに切断されて所定のタイヤ部材が供給されるものである。このタイヤ部材供給装置では、巻き出しロールと搬送ベルトコンベアとの間に、フェスツーンと呼ばれる長尺タイヤ用部材の弛み部分が設けられており、搬送中の長尺部材の引張りによる変形が防止されるようになっている。
しかし、トレッドやベルト部材等の自重の大きいタイヤ部材をフェスツーンにすると、その自重によりタイヤ部材自体に荷重がかかってタイヤ部材が伸び、その伸びた状態で所定長さになるように切断機構により切断されると、切断後にはタイヤ部材への荷重が除かれてタイヤ部材が収縮し、収縮量のばらつきにより、切断されたタイヤ部材の各々の長さにばらつきが発生し、タイヤ部材の長さを一定にすることが難しく、このようなタイヤ部材を使用して製造されたタイヤは、高いユニフォーミティを得ることが困難であった。
特開2010-260316号
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、タイヤ部材用の長尺部材を切断して所定長さに形成されたタイヤ部材の長さのばらつきを低減し、安定した長さのタイヤ部材を用いてタイヤを製造することにより、高いユニフォーミティのタイヤを製造することのできるタイヤ部材供給装置およびタイヤ部材供給方法を提供することである。
上記目的を解決するために、請求項1記載の発明は、タイヤ部材用の長尺部材を提供する長尺部材供給機構と、タイヤ用部材を搬送する搬送機構と、前記長尺部材を所定長さに切断する切断機構を備えるタイヤ部材供給装置において、前記長尺部材供給機構と前記搬送機構との間に、前記長尺部材のフェスツーンが形成され、前記長尺部材供給機構および前記搬送機構のそれぞれに隣接して、長尺部材支持機構が配設され、前記長尺部材支持機構は、前記切断機構が前記長尺部材を所定長さに切断する際に、前記長尺部材を支持することを特徴とするタイヤ部材供給装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のタイヤ部材供給装置において、前記長尺部材支持機構は、前記長尺部材を支持する長尺部材支持部と、前記長尺部材支持部を上下に移動させるための駆動部を備えることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載のタイヤ部材供給装置において、前記タイヤ部材供給装置は、前記長尺部材供給機構の供給速度と前記搬送機構の搬送速度とを制御する制御機構と、前記フェスツーンの長さを検出するフェスツーン長検出センサを備え、前記制御機構は、前記フェスツーン長検出センサからの信号に基づいて、前記長尺部材供給機構の供給速度と前記搬送機構の搬送速度を制御することを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、タイヤ部材用の長尺部材を供給する長尺部材供給手段と、前記長尺部材を搬送する搬送手段との間にフェスツーンを設け、前記長尺部材を切断手段により所定長さに切断してタイヤ部材を供給するタイヤ部材供給方法において、前記長尺部材の切断時に、前記長尺部材を長尺部材支持手段により支持することを特徴とするタイヤ部材供給方法である。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のタイヤ部材供給方法において、前記長尺部材支持手段は、前記長尺部材を支持する長尺部材支持部と、該長尺部材支持部を上下に移動させるための駆動部を備え、前記長尺部材を切断手段により切断する際には、前記長尺部材支持部を上昇させて、前記フェスツーンを前記長尺部材支持部でもって支持し、前記長尺部材の切断時以外は、前記長尺部材支持部を下降させて、前記長尺部材を前記フェスツーンに接しないようにすることを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、請求項4または請求項5に記載のタイヤ部材供給方法において、前記長尺部材供給手段の供給速度、および前記搬送手段の搬送速度は、
前記フェスツーンの長さを検出するフェスツーン長検出手段により検出された信号に基づいて制御されることを特徴とするものである
請求項7記載の発明は、請求項5または請求項6に記載のタイヤ部材供給方法において、前記搬送手段が前記長尺部材を、前記タイヤ部材の長さに相当する所定長さ分送った後、前記搬送手段の搬送および前記長尺部材供給手段の供給を停止し、前記長尺部材供給手段が前記長尺部材を所定長さ巻取り、前記長尺部材支手段の前記駆動部が、前記長尺部材支持手段の前記長尺部材支持部を上昇させ、前記長尺部材供給手段が、前記フェスツーンが前記長尺部材支持部により支持されるまで、前記長尺部材を巻き出し、前記長尺部材を前記切断手段でもって切断し、前記駆動部が前記長尺部材支持部を下降し、前記長尺部材供給手段が前記長尺部材の供給を開始するとともに、前記搬送手段が搬送を開始することを特徴としたものである。
請求項1に記載の発明によれば、長尺部材が切断機構により切断される際には、フェスツーンが長尺部材支持機構により支えられるので、フェスツーンの自重による長尺部材の伸びを低減することができる。長尺部材が切断された後にタイヤ部材への荷重が除かれても、タイヤ部材の収縮量が少なくなり、切断されたタイヤ部材の各々の長さにばらつきを減少させ、タイヤ部材の長さを一定にすることができる。このようなタイヤ部材を用いてタイヤを製造することにより、ユニフォーミティの高いタイヤを得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて長尺部材支持機構は、長尺部材を下方から支持する長尺部材支持部と、長尺部材支持部を上下に移動させるための駆動部を供えているので、長尺部材の切断時以外では、長尺部材支持部をフェスツーンに触れない下方に移動することによりフェスツーンの役目を妨げず、長尺部材の切断時には、長尺部材支持部を上方に移動し長尺部材を支持し、フェスツーンの自重による荷重を低減させ、長尺部材の伸びを減少させて、長さの一定なタイヤ部材を供給することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明の効果に加えて、長尺部材供給機構の供給速度と搬送機構の搬送速度とを制御する制御機構と、フェスツーン長さを検出するフェスツーン長検出センサを備えているので、長尺部材供給機構の供給速度と搬送機構の搬送速度をそれぞれ制御し、供給速度と搬送速度の差によってフェスツーン長さを変更することができ、長尺部材を切断する際に、フェスツーンの長さを短くしてフェスツーンの自重を減らし、長尺部材の伸びをさらに減少させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、長尺部材の切断時に、長尺部材を長尺部材支持手段により支持するので、フェスツーンの自重による長尺部材の伸びを低減することができる。長尺部材が切断された後にタイヤ部材への荷重が除かれても、タイヤ部材の収縮量が少ないので、切断されたタイヤ部材の各々の長さにばらつきを減少させ、タイヤ部材の長さを一定にすることができる。このようなタイヤ部材を用いてタイヤを製造することにより、ユニフォーミティの高いタイヤを得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明の効果に加えて、長尺部材支持手段は、長尺部材を支持する長尺部材支持部と、長尺部材支持部を上下に移動させるための駆動部を備え、長尺部材を切断手段により切断する際には、長尺部材支持部を上昇させて、フェスツーンを長尺部材支持部でもって支持し、長尺部材の切断時以外は、長尺部材支持部を下降させて、前記長尺部材を前記フェスツーンに接しないようにするので、長尺部材の切断時以外では、長尺部材支持部をフェスツーンに触れない下方に移動することによりフェスツーンの役目を妨げず、長尺部材の切断時には、長尺部材支持部を上方に移動し長尺部材を支持し、フェスツーンの自重による荷重を低減させ、長尺部材の伸びを減少させて、長さの一定なタイヤ部材を供給することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項4および請求項5に記載の発明の効果に加えて、長尺部材供給手段の供給速度、および搬送手段の搬送速度は、前記フェスツーンの長さを検出するフェスツーン長検出手段により検出された信号に基づいて制御されるので、長尺部材供給手段の供給速度と搬送手段の搬送速度をそれぞれ制御し、供給速度と搬送速度の差によってフェスツーン長さを変更することができ、長尺部材を切断する際に、フェスツーンの長さを短くしてフェスツーンの自重を減らし、長尺部材の伸びをさらに減少させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項4ないし請求項6に記載の発明の効果に加えて、タイヤ部材の長さに相当する所定長さ分の長尺部材が送られると、自動的にフェスツーン長を短くし、フェスツーンの下部を長尺部材支持部でもって支持させ、長尺部材を切断し、その後長尺部材支持部を下降させ、フェスツーンを通常の状態にするので、作業員による特別な操作を必要とせずに切断時のフェスツーンの自重を減らし、長尺部材の伸びを減少させることができ、コストの増大を防ぎつつ部材長のばらつきの少ないタイヤ部材を得ることができる。
本発明の一実施例におけるタイヤ部材供給装置の一部の側面図である。 本発明の一実施例におけるタイヤ部材供給装置の一部の側面図である。 本発明の一実施例におけるタイヤ部材供給装置の一部の平面図である。 長尺部材を搬送可能な状態にある長尺部材支持装置の側面図である。 長尺部材支持装置の背面図である。 図4のVI−VI矢視図である。 フェスツーンを作成している途中のタイヤ部材供給装置の要部側面図である。 フェスツーンの作成を終了した状態にあるタイヤ部材供給装置の要部側面図である。 長尺部材が搬送装置に搬送されている状態におけるタイヤ部材供給装置の側面図である。 長尺部材が搬送装置に搬送されている状態のタイヤ部材供給装置の側面図である。 長尺部材供給装置の供給および搬送装置の搬送が停止され、フェスツーンの長尺部材供給装置による巻き取りが開始された状態のタイヤ部材供給装置の側面図である。 フェスツーンが長尺部材供給装置により所定長さ巻き取られた状態のタイヤ部材供給装置の側面図である。 長尺部材支持装置の長尺部材支持部を上昇させた状態のタイヤ部材供給装置の側面図である。 長尺部材供給装置により所定長さ長尺部材を巻き出し、長尺部材支持部でフェスツーンを支持させた状態のタイヤ部材供給装置の側面図である。 切断機構により長尺部材を切断した状態のタイヤ部材供給装置の側面図である。 長尺部材の巻き出し終了側端部が搬送装置に送られている状態のタイヤ部材供給装置の側面図ある。 長尺部材の端材が排出されている状態のタイヤ部材供給装置の側面図ある。 巻き出しロールの巻き出しが終了し、ステーションが移動された状態のタイヤ供給装置の平面図である。
以下、本発明に係る一実施例について図1ないし図18に基づき説明する。
本実施例のタイヤ部材供給装置1は、タイヤのトレッド部材等のタイヤ部材2を供給する装置であって、図1および図2に示されるように、生ゴムが長尺の帯状に形成されたタイヤ用の長尺部材4が、長尺部材供給装置3から供給され、搬送装置100上を搬送され、切断機構130であるカッタ131とアンビル132により所定長さに切断され、タイヤ部材2をタイヤ成型ドラム140に供給するものである。以下、本実施例のタイヤ部材供給装置1において、部材の流れ方向とは、長尺部材供給装置3からタイヤ成型ドラム140に向かう方向をいい、上流側とは長尺部材供給装置3側をいい、下流側とはタイヤ成型ドラム140側をいう。
長尺部材供給装置3と搬送装置100の間には、長尺部材4の供給側と送り側との間のバッファーとしての役目を果たす図8に示されるフェスツーン51が設けられるようになっている。
また、長尺部材供給装置3と搬送装置100の間には、フェスツーン51を自動的に作成する際に長尺部材4を下方から支えるための、あるいは長尺部材4を所定長さに切断する際に長尺部材4のフェスツーン51を下方から支えるための長尺部材支持装置50が配設されている。
長尺部材4は、ライナー5を挟んで巻き出しロール6に複数回巻きつけられている。巻き出しロール6は、長尺部材4およびライナー5を巻きつける円筒状の巻胴7と、巻胴7に巻き取った長尺部材4およびライナー5を支えるために巻胴7の両端に固着された一対の円盤状のフランジ8と、フランジ8の外側に形成された一対の円筒状の突出部9とを備えている。
図1および図3に示されるように、長尺部材供給装置3が設置される床面12には、2枚の薄い板状の基板13、14が流れ方向に所定の間隔を存して貼着されており、基板13、14と床面12で構成される凹部が、巻き出しロール6が所定位置にセットされた際に、巻き出しロール6と床面12との接触を防止するピット16になっている。
図3に示されるように、基板13上には長尺部材4の流れ方向に平行して3組の薄い板状のガイド部材15が貼設されており、巻き出しロール6を長尺部材供給装置3にセットする際のガイドの役目を担っている。さらに、基板14上には、長尺部材流れ方向と直角をなす方向に指向して3本のレール17、18、19が平行に敷設されている。
図1に示されるように、長尺部材供給装置3は可動フレーム20を備えており、可動フレーム20は、下部にレール17、18、19上を滑る3つのスライド部21が固定されており、部材流れ方向と直角にレール14、15、16に沿って移動することができるようになっている。
図3に示されるように、可動フレーム20は、2組のステーション22を備えており、それぞれのステーション22には、巻き出しロール6をセットすることができるようになっている。
巻き出しステーション10に長尺部材4およびライナー5が巻き付けられている巻き出しロール6を搬入して巻き出しを開始し、巻き出しステーション10から長尺部材4が巻き出されている間に、待機位置11にあるステーション22内に、新たな巻き出しロール6を搬入し、巻き出し可能な状態にあらかじめセットしておくことができるようになっている。
巻き出しステーション10内の巻き出しロール6の長尺部材の巻き出しが終了した場合には、可動フレーム20をレール14、15、16上に沿って移動することにより、待機位置11にあるステーション22を巻き出し位置10に移動させ、すぐに新たな巻き出しロール6から長尺部材4の巻き出しを開始することができるようになっている。
また、巻き出しが終了して待機位置11に移動されたステーション22から、巻き出しロール6を搬出し、新たな巻き出しロール6をステーション22にセットし、巻き出し可能な状態にして待機させておくことができるようになっている。
図1および図3に示されるように、各ステーション22は、それぞれ1組の支持ローラ23、ローラ24、シリンダ25、ロッド26、リンク27およびローラ28を備えている。
可動フレーム20の支柱20bから水平方向であって部材流れ方向の上流側に張り出した梁20cの上に、支持ローラ23が回転自在に支持され、支柱20bに前記支持ローラ23の上方であって部材流れ方向の下流側に位置して、ローラ24が回転自在に支持されている。
前記支柱20bの上端には前記梁20cに平行して梁20dが設けられ、梁20dの上面にシリンダ25が固定され、シリンダ25のロッド26の先端にはリンク27の一端27aが回動可能に連結され、他端27bにはローラ28が回転可能に連結されている。さらにリンク27の突出部27cは梁20dの先端に回動自在に連結され、シリンダ25を作動しロッド26を移動することにより、リンク27は突出部27cを中心に揺動されるようになっている。
巻き出しロール6をステーション22にセットするときには、シリンダ25を作動させロッド26を縮めると、リンク27が上方に揺動してローラ28が上方に移動するので、巻き出しロール6をステーション22内に搬入することができる。搬入された巻き出しロール6の一対の突出部9は、一対の支持ローラ23により鉛直方向に支持され、ローラ24により水平方向に支持され、その後シリンダ25を作動させロッド26を突出させるとリンク27が下方に揺動され、リンク端27bのローラ28により巻き出しロール6の突出部9が押さえられて、巻き出しロール6が搬出方向に移動することを阻止することができる。
可動フレーム20内に搬入された巻き出しロール6は、ローラ23、ローラ24およびローラ28に支持されて、回転可能な状態となる。
可動フレームの20の基部20aに、可動フレーム20内に搬入された巻き出しロール6のフランジ8の外周面に接するように駆動ローラ29が設けられ、駆動ローラ29に隣接して配設された駆動装置30により駆動ローラ29が回転駆動されて、駆動ローラ29に接している巻き出しロール6が回転されるようになっている。駆動装置30は正逆のいずれの方向にも回転駆動することが可能であって、駆動装置30により駆動ローラ29が正転されると巻出しロール6から長尺部材4が巻き出され、駆動装置30により駆動ローラ29が逆転されると長尺部材4は巻き出しロール6により巻き取られるようになっている。
可動フレーム20の上部には、複数の分離ロール33が回転可能に支持されており、重ね合わされた長尺部材4とライナー5とは、分離ロール33を通過後に分離されるようになっている。分離ロール33を通過したライナー5は、分離ロール33の下方に位置して可動フレーム20に設けられた駆動装置32により駆動されるライナー巻取りロール31に巻き取られるようになっている。また、前記巻き出しロール6が逆回転されて長尺部材6が巻き出しロール6に巻き取られる状態では、駆動装置32が逆回転し、ライナー巻取りロール31からライナー5が巻き出されるようになっている。
前記駆動装置30と前記駆動装置32は、図示されない制御装置により回転方向および巻取り速度が制御されるものであって、巻き出しロール6の巻き出し速度とライナー巻取りロール31の巻き取り速度、あるいは巻き出しロール6の巻き取り速度とライナー巻取りロール31の巻き出し速度とは同一速度になるように制御され、長尺部材4の供給速度は、駆動ローラ29とライナー巻取りロール31の回転速度により制御されるようになっている。
図1、図3および図4に示されるように、分離ロール33の部材流れ方向に隣接して、複数のフリーロール34が可動フレーム20の部材流れ方向端部に、その回転軸が部材流れ方向と直角になるよう回転自在に支持されており、さらにフリーロール34の部材流れ方向の下流側に隣接して、フェスツーン51の作成に際して長尺部材4を下方から支え、長尺部材支持装置50にガイドするガイド部35が設けられている。
ガイド部35は部材流れ方向に平行な2つの支持フレーム36がピン37を中心として揺動可能に可動フレーム20に支持されており、2つの支持フレーム36の間に、フリーロール38が回転自在に介装されているものである。支持フレーム36の下方であって可動フレーム20の下流側の側部にシリンダ39が設けられ、シリンダ39のロッド40の端部が支持フレーム36の下部に固定されたブラケット41にピン42により回動自在に結合されており、シリンダ39の駆動によりロッド40が進出または退出されて、ガイド部35はピン37を中心に揺動される。フェスツーン51の長さに合わせてシリンダ39を作動させてガイド部35の下流側端部35aの角度を変更することにより、フェスツーン51の端部における長尺部材4の曲率半径が急激に変化することを防ぐようになっている。
長尺部材供給装置3の部材流れ方向下流側に隣接して、長尺部材4を下方から支える長尺部材支持装置50が配設されている。
図4に示されるように、長尺部材支持装置50の架台52は、床12に固定された基盤53の上に、2本の支柱54が平行して立てられ、その2本の支柱54を連結するように2本の連結部材55が上下に平行にボルトにより支柱54に締結されているものである。
図4および図5に示されるように、一対の支柱54の内側面54aには、支柱54に固着された上下のブラケット56を介して支柱54に平行であって上下方向に指向して一対のガイドレール57が取り付けられており、ガイドレール57には、それぞれ2個のキャリッジ58がガイドレール57に沿って移動可能に取り付けられ、取付板60の四隅のそれぞれに、これら4個のキャリッジ58がボルト59により締結されている。
さらに図4および図6に示されるように、連結部材55には、前記2本の支柱54から等距離をなした中心に、上下方向に指向してロッドレスシリンダ62がブラケット61を介して取付けられており、ロッドレスシリンダ62の移動子63は前記取付板60に固着されている。
図5に示されるように、取付板60には固定板95がボルト96により締結されており、固定板95に水平方向に支持梁64が突出して固着されている。支持梁64の上方に位置して支持部70を取り付けるための取付部材65が取り付けられている。取付部材65は、金属板が折り曲げられて上方が開放されたコの字型に形成さたもので、折り曲げられた一対の側壁65bの上部には孔65aが穿設されており、底壁65cはボルト66により支持梁34に締結されている。
長尺部材支持部70は、長尺部材4を下方から支えるものであって、図4に示されるように、メイン支持部71と出退可能支持部80からなっている。メイン支持部71は、一組のフリーローラ支持部材72の間に、複数のフリーローラ73が、長尺部材流れ方向に対して該フリーローラ73の回転軸が直角方向をなすように回転自在に支持されており、フリーローラ73のうちの下流端のフリーローラ73に隣接して径の小さい複数の小フリーローラ74が回転自在に支持されている。
図4および図5に示されるように、前記一組のフリーローラ支持部材72の部材流れ方向における上流側の下方には、孔72aが穿設されており、該一対の孔72aと前記一対の取付部材65の側壁35bのそれぞれに設けられた孔65aとが、中空筒68を介して、軸67により貫通されてピン69でもって揺動自在に結合されており、長尺部材支持部70は軸67を中心に揺動することができるようになっている。
図4に示されるように、フリーローラ支持部材72の下部には、一組のフリーローラ支持部材72を連結するように、シリンダ支持梁75とブラケット支持梁76が固着されている。
シリンダ支持梁75の下部には、メイン支持部71の下流側に隣接して出退することのできる出退可能支持部80を移動させるシリンダ77が接合され、シリンダ77のロッド78の先端により、出退可能支持部80が支持されている。出退可能支持部80は、一組の支持部材81により回転自在に支持された複数の小フリーローラ82からなっており、図4に示されるようにシリンダ77を作動させてロッド78を進出させると、出退可能支持部80がメイン支持部71の下流側先端より流れ方向に突出した突出状態となり、図7に示されるようにロッド78を引き込ませると、出退可能支持部80はメイン支持部71の下方に引き込まれた退避状態となる。
長尺部材4を支持する支持面70aは、出退可能支持部80の突出状態においては、メイン支持部71のフリーローラ73、小フリーローラ74および出退可能支持部80の小フリーローラ82の上方の面により構成され、出退可能支持部80の退避状態においては、メイン支持部71のフリーローラ73、小フリーローラ74の上方の面により構成される。
図4および図6に示されるように、メイン支持部71の下方には、メイン支持部71および出退可能支持部80を一体に揺動させるシリンダ88が配設されている。該シリンダ88は、前記支持梁64の下面に固着されたL字型に形成されたシリンダ支持部材85の下方下流側端部に、ブラケット86を介してピン87により回動自在に連結されている。シリンダ88のロッド89の先端は、メイン支持部71のブラケット支持梁76に固着されているブラケット91に、ピン90を介して回動自在に連結されている。
長尺部材支持部70は、シリンダ88を作動させてロッド89を進出させ、回転軸67を中心として長尺部材支持部70の全体が揺動されて、長尺部材4を支持する支持面70aを略水平となった水平状態にすることができる。さらに長尺部材支持部70は、図17に示されるように、ロッド89を引き込ませ、軸67を中心として長尺部材支持部70の流れ方向下流側を下方に下げ、長尺部材4を支持する支持面70aを搬送装置100側に傾斜させて傾斜状態とすることができる。
図4ないし図6に示されるように、長尺部材支持装置50のロッドレスシリンダ62を図示されない制御装置により作動させて移動子63を上下方向の所定位置に移動させると、移動子63に固定された取付板60がガイドレール57に沿って移動して、取付板60に支持された長尺部材支持部70全体が所定位置に移動される。長尺部材支持部70を最上位置に移動させた状態は図5および図6の実線で示され、長尺部材支持部70を最下位置に移動させた状態は、図5および図6の仮想線で示されている。
長尺部材4のフェスツーン51は、長尺部材4の供給側と送り側との間のバッファーとしての役目を果たすものであり、フェスツーンの長さは許容範囲内に収める必要がある。
図4に示されるように、長尺部材支持装置50の架台52および搬送装置100の架台101のそれぞれに、フェスツーン長さを検知するためのセンサA92およびセンサB93が設けられ、それぞれ一組のセンサは水平方向に対向して設けられている。センサAは、フェスツーンの長さの許容範囲のうち、最短のフェスツーン4おける下端部の高さと同一高さに配設され、センサB93は、最長のフェスツーン4における下端部の高さと同一高さに配設されている。
センサA92またはセンサB93の間がフェスツーン51により遮られているか否かの信号が、センサA92およびセンサB93から図示されない制御装置に送られるようになっている。
長尺部材供給装置3が後述の搬送装置100側に長尺部材4を供給する際には、通常、長尺部材供給装置3の供給速度は、搬送装置100の上流側ベルトコンベア106と下流側ベルトコンベア121の搬送速度と同一の速度となるように制御されており、フェスツーン51の長さを許容範囲内に収めるために、以下のような制御が行われる。
センサA92およびセンサB93が長尺部材4を検知していない状態では、フェスツーンの長さが最短長さよりも短いと判断し、長尺部材供給装置3の供給速度は通常速度よりも高速である高速度にされ、搬送装置100の搬送速度と長尺部材供給装置3の供給速度との差によりフェスツーン51の長さを長くして許容範囲内になるように制御される。
長尺部材4をセンサA92が検知しかつセンサB93が検知しない状態では、フェスツーン51の長さは許容範囲内にあると判断され、長尺部材供給装置3の供給速度は通常速度にされ、フェスツーン51の長さが保たれるように制御される。
長尺部材4をセンサA92およびセンサB93が検知した状態では、フェスツーン51の長さが最長長さより長いと判断され、長尺部材4の供給が停止され、搬送装置100の搬送速度との差によりフェスツーン51の長さが短くなるように制御される。
図1および図2に示されるように、長尺部材支持装置50の流れ方向下流側に隣接して、搬送装置100が設置されている。搬送装置100は架台101の上に上流側搬送部102と下流側搬送部120を具備しており、上流側搬送部102と下流側搬送部120の間には、長尺部材4を所定長さに切断するための切断機構130としてカッタ131およびアンビル132が配設されている。
図9に示されるように、上流側搬送部102には、長尺部材支持装置50の出退可能支持部80の下流側端に位置する小フリーローラ82に隣接して、長尺部材4のセンターの位置決めをするウエブスタ103が設けられており、該ウエブスタ103は駆動装置104により駆動される。ウエブスタ103の下流側に隣接して複数のガイドローラ105が回転自在に支持されている。下流端側のガイドローラ105に隣接して上流側ベルトコンベア106が設けられ、長尺部材4は上流側ベルトコンベア106上に載置されて切断機構130に搬送される。上流側ベルトコンベア106は、制御装置の信号に基づいて正転方向または逆転方向に回転することができる駆動モータ114により駆動され、長尺部材4を上流側または下流側に搬送することができるようになっている。駆動モータ114はその回転数をカウントする機構が付いており、回転数に基づいて上流側ベルトコンベア106が送られた長さを計測できるようになっており、上流側ベルトコンベア106上の長尺部材4が搬送された長さを計測することができる。ウエブスタ103の上流側にはガイド部115が架台101に設けられており、該ガイド部115は複数のフリーロール116を回転自在に支持しており、長尺部材4のフェスツーン51をガイドする役目を果たすものである。
ガイドローラ105の上下には、ガイドローラ105上の長尺部材4の存在を検知する一対のセンサC112が設けられている。
上流側ベルトコンベア106の途中には、先端にローラ108が回転自在に設けられている部材押さえ107が設けられている。該部材押え107の他端はリンク109の一端が部材押さえ107とともに回転できるよう支持されており、リンク109の他端はシリンダ111のロッド110の先端が回転可能に支持されている。シリンダ111を作動させロッド110を押し出すと、部材押え107が下方に揺動して、部材押え107のローラ108が上流側ベルトコンベア106上にある長尺部材4の表面に押し付けられ、長尺部材4を上流側ベルトコンベア106に押し付けることができるようになっている。さらに、部材押さえ107の下流側には、長尺部材4の存在を検知するセンサD113が設けられている。
センサC112およびセンサD113が長尺部材4の存在を検知すると信号が制御装置に送られ、シリンダ111が作動し、部材押さえ107が下方に揺動され、長尺部材4が部材押さえ107のローラ108により上流側ベルトコンベア106に押し付けられるようになっている。
図2に示されるように、切断機構130の下流側に隣接して、下流側ベルトコンベア121を具備した下流側搬送部120が配設されている。下流側搬送部120の下流側は、タイヤ成型ドラム140に隣接しており、切断機構130により切断されたタイヤ部材2はタイヤ成型ドラム140に搬送される。
さらに図1に示されるように、上流側搬送部102のウエブスタ103の下方位置に、長尺部材支持装置50に隣接して、上流側搬送部101から排出される長尺部材4の端材4cを受ける受け籠125が、床12に敷設されたレール126上を移動可能に配設されている。
図16に示されるように、巻き出しロール6から長尺部材4の全てが巻き出され、長尺部材の巻き出し終了側端部4bが上流側搬送部102に設けられたセンサC112の上を通過し、上流側搬送部102の上流側ベルトコンベア106上に端材4cが載っている状態になると、センサC112は長尺部材4の存在を検知せず、センサD113は長尺部材4の存在を検知して、制御装置は長尺部材の端材4cが上流側ベルトコンベア106上に載っていると認識して、上流側ベルトコンベア106が制御装置により逆回転に切換えられて、端材4cは逆送され上流側搬送部102の上流側から排出し、前記受け籠125内に送られるようになっている。
本実施例におけるタイヤ部材供給装置1が、長尺部材4を供給し、長尺部材4のフェスツーン51を自動作成し、長尺部材4を切断機構130により切断してタイヤ部材2を供給する工程について以下説明する。
まず、長尺部材4をタイヤ部材供給装置1にセットし、長尺部材4のフェスツーンを自動的に作成するまでの工程を説明する。
図1および図3に示されるように、長尺部材供給装置3の可動フレーム20のステーション22内に、長尺部材4およびライナー5が重ね合わされて巻き付けられている状態の巻き出しロール6を搬入する。すなわち可動フレーム20に設けられたシリンダ25を作動し、リンク27を上方に揺動させて巻き出しロール6を搬入し、その後シリンダ25を作動させてリンク27を下方に揺動させて、巻き出しロール6を可動フレーム20のステーション22内にセットする。
巻き出しロール6に巻き付けられているライナー5の端部5aは、長尺部材4の端部4aよりも長く設定されており、ライナー5の端部5aを分離ロール33に掛け渡して、ライナー巻取りロール31に巻き付け、さらに長尺部材4の端部4aを、可動フレーム上部に設けられているフリーロール34上に載置し、巻き出し可能な状態にする。
可動フレーム20をレール17、18、19上で移動させて、巻き出しロール6がセットされているステーション22を巻き出し位置10に移動させ、長尺部材支持装置50を長尺部材搬送可能な状態にする。
図1に示されるように、長尺部材支持装置50の長尺部材支持部70を最上位に位置させ、出退可能支持部88を突出状態にして、作業員が図示されないスタートボタンを押すと、図10に示すように、長尺部材供給装置3の可動フレーム20に設けられた駆動ローラ29およびライナー巻取りロール31の回転が開始され、巻き出しロール6が長尺部材4の巻き出しを始め、搬送装置100のベルトコンベア106、122が流れ始める。センサA92およびセンサB94は長尺部材4を検出しておらず長尺部材4は高速度で供給される。
巻き出しロール6でライナー5と重ね合わされている長尺部材4は、分離ロール33によりライナー5が分離され、図4および図9に示されるように、長尺部材供給装置3のフリーロール34およびガイド部35、長尺部材支持装置50の長尺部材支持部70のメイン支持部71および出退可能支持部80の上を通過し、搬送装置100のウエブスタ103により幅方向の中心線が所定位置に合わされ送り出され、上流側ベルトコンベア106に載せられ、下流側へ送られていく。
図10に示されるように、長尺部材4の端部がセンサC112およびセンサD113の位置を通過し、長尺部材4が検知されると、シリンダ111が作動し、部材押さえ107が下方に揺動されるので、長尺部材4は部材押さえ107のローラ108により上流側ベルトコンベア106に押し付けられる。
部材押さえ107が下方に揺動されてロール108が長尺部材4を押さえると、図示されない制御装置からの信号により、長尺部材支持装置50の長尺部材支持部70のシリンダ77が作動し出退可能支持部80は退避状態となり、図7に示されるようにロッドレスシリンダ62の移動子63が下方への移動を開始し、長尺部材支持部70は長尺部材4を支持したまま下降を始める。
長尺部材供給装置3の長尺部材4の供給速度は、搬送装置100のベルトコンベア106およびベルトコンベア122の搬送速度よりも高速であるので、長尺部材供給装置100と搬送装置100の間に、長尺部材4が弛んでフェスツーン51が次第に作られていく。フェスツーン51の弛みに合わせてロッドレスシリンダ63の移動子64が下方に移動していくので、フェスツーン51が長尺部材支持部70により下方から支持されつつ、フェスツーン51の弛み量は大きくなる。
また、長尺部材支持部70の下降に伴い、シリンダ39の作動により、長尺部材供給装置3のガイド部35がピン37を中心に下方に揺動されて、フェスツーン作成時にフェスツーン端において長尺部材4の流れ角度が急激に変化することがない。
図7に示されるように、長尺部材支持部70は、フェスツーン51を下方から支えながら下方に移動していき、所定のフェスツーン51が作成された後は、フェスツーン51の下端から離れ、図8に示されるような最低位置まで移動し、長尺部材4の流れを妨げることがない。
フェスツーン51が作成された後、フェスツーン51の弛みが大きくなりセンサA92が長尺部材4を検知すると、長尺部材供給装置3の供給速度は通常速度となり、搬送装置100の搬送速度と同じ速度になるので、フェスツーン51の弛みの大きさは維持される。フェスツーン51の弛みがさらに大きくなり、センサA92およびセンサB93の両方がフェスツーン51を検知すると、制御装置により長尺部材供給装置3の長尺部材4の供給は停止され、フェスツーン51の弛み量が減少するように調整され、フェスツーン51の弛みが所定より減少してセンサA92とセンサB93の両方がフェスツーン51を検出しない状態になると、制御装置により長尺部材供給装置3の供給速度は高速になり、フェスツーン51の弛み量は大きくなるように調整され、フェスツーン51の長さは許容範囲内に収まる。
次に長尺部材4を切断機構130で切断してタイヤ部材2を供給する工程について説明する。
図11に示されるように、搬送装置100の駆動モータ114が所定回転数回転されて、タイヤ部材4の長さに相当する上流側ベルトコンベア106の長さが送られると、駆動モータ114から信号が制御装置に送られ、タイヤ部材4の長さ分の長尺部材4が下流側搬送部120に搬送されたと制御装置が判断し、上流側ベルトコンベア106の駆動モータ114、下流側ベルトコンベア121の駆動モータ122およびウエブスタ103の駆動装置104の回転を停止し、長尺部材4の搬送を停止する。
搬送装置100の搬送が停止した後、長尺部材供給装置3の駆動ローラ29およびライナー巻取りロール31の駆動装置32を逆転させて長尺部材4を長尺部材供給装置3側への巻取りを開始する。長尺部材4の巻き取りは、図12に示されるように、センサA92がフェスツーン51の最下端部を検知しなくなるまで、すなわちフェスツーン51の最下端部がセンサA92の高さを超えるまで巻き取る。センサA92がフェスツーン51を検知しない信号が制御装置に送られると、駆動ローラ29および駆動装置32の回転を停止し、長尺部材4の巻き取りは終了する。
その後、図13に示されるように、制御装置から長尺部材支持装置50のロッドレスシリンダ62の移動子63に信号が送られ、長尺部材支持部70の最上位部の高さがセンサA92の高さより若干低い高さになるように設定された所定高さに移動子63が移動し、それに伴って長尺部材支持部70が上昇する。
長尺部材支持部70が所定位置まで上昇し停止すると、制御装置から長尺部材供給装置3へと信号が送られ、駆動装置30および駆動装置32を正転駆動して、駆動ローラ32およびライナー巻取りロール31を正転させ、あらかじめ決められた所定長さ分の長尺部材4を巻き出す。
長尺部材3が所定長さ巻き出されるとフェスツーン51の長さが長くなって、図14に示されるように、フェスツーン51の下部は長尺部材支持部70の上面で支えられるようになる。フェスツーン51の自重は長尺部材支持部70により支持されるので、搬送装置100に載せられた長尺部材4にかかるフェスツーン51の自重による引張り荷重が緩和される。
その後、図15に示されるように、長尺部材4が長尺部材支持部70により支持された状態で、切断機構130のカッタ131をアンビル132に押し付け、長尺部材4を切断する。下流側搬送部1120の下流側ベルトコンベア121上のこのように長尺部材4は長尺部材支持部70により下方より支持されているので、フェスツーン51の長尺部材の自重による力が、搬送部上の長尺部材にかかることがないので、切断の際の長尺部材4の伸びを防ぐ。
切断されたタイヤ部材2は、下流側搬送部120により、タイヤ成型ドラム140に送られる。
次に、巻き出しロール6から長尺部材4が全て巻き出され、残りの長尺部材4の長さがタイヤ部材2の長さに足りず、タイヤ部材2として使用することのできない端材4cとなった場合に、該端材4cを自動的に排出する工程、および巻き出しが終了した巻き出しロール6を新たな巻き出しロール6に交換する工程について述べる。
図16に示されるように、巻き出し位置10のステーション22にセットされた巻き出しロール6から、長尺部材4が全て巻き出され、長尺部材4の最終端部4bがセンサC112を通過し、センサD113が長尺部材を検知しているが、センサC112が長尺部材4を検知しない状態になると、図示されない制御装置が上流側ベルトコンベア106上に長尺部材4の端材4cが乗っている状態であると認識し、部材押さえ107を上方に揺動し、さらに上流側ベルトコンベア106を逆方向に回転し始めて、上流側ベルトコンベア106上に載っている端材4cは、上流側搬送部102の上流側端部より排出する方向に搬送される。また、巻き出しロール6から長尺部材4の全てが巻き出されたと判断して、長尺部材供給装置3の駆動ローラ29およびライナー巻取りロール31の回転が停止される。
図17に示されるように、上流側ベルトコンベア106が逆方向に回転し始めるのとほぼ同時に、長尺部材支持装置50の長尺部材支持部70を下方から支持しているシリンダ88が作動し、長尺部材支持部70が傾斜状態となり、長尺部材支持装置50は端材4cを排出する状態となる。
逆方向に搬送された端材4cは、ウエブスタ103の上流側に設けられているガイド部115のフリーローラ116によりガイドされて、傾斜している長尺部材支持部70の支持面70aに接触し、フリーローラ73により案内されて受け籠125に排出される。
端材4cが受け籠125に排出されたことが確認されると、長尺部材支持部70は、水平状態となり、ロッドレスシリンダ62が作動されて最上部に移動され、出退可能支持部80が突出状態となり、長尺部材供給装置3のガイド部35が上方に揺動され、図1に示されるように長尺部材支持装置50は長尺部材4を搬送することが可能な状態となる。
また、長尺部材供給装置3の可動フレーム20が、待機位置で待機し巻き出し可能状態にセットされたステーション22が巻き出し位置10にくるように移動されて、タイヤ部材供給装置1は長尺部材4の供給を開始する状態となり、タイヤ部材供給装置1は、駆動ローラ29およびライナー巻取りロール31の回転および長尺部材4の巻き出しロール6からの巻き出しが開始されて、新たな巻き出しロール6によるタイヤ部材2の供給が始まる。
巻き出しが終了して待機位置11に移動したステーション22から、巻き出しが終了した巻き出しロール6を搬出し、長尺部材4およびライナー5が巻き付けられている新たな巻き出しロール6をステーション22にセットし、巻き出し可能な状態にしておく。
以上の工程が繰り返されて、タイヤ部材2が連続して供給される。
本実施例によるタイヤ部材供給装置1では、切断機構130により長尺部材4が切断される際には、フェスツーン4が長尺部材支持装置50の長尺部材支持部70により支えられるので、フェスツーン51の自重により長尺部材4の伸びを低減することができる。長尺部材4が切断された後にタイヤ部材2への荷重が除かれても、タイヤ部材2の収縮量が少なくなり、切断されたタイヤ部材2の各々の長さにばらつきを減少させ、タイヤ部材2の長さを一定にすることができる。
また、長尺部材支持装置50は、長尺部材4を下方から支持する長尺部材支持部70と、長尺部材支持部70を上下に移動させるためのロッドレスシリンダ62を備えているので、長尺部材4の切断時以外では、長尺部材支持部70をフェスツーン51に触れない下方に移動することによりフェスツーン51のバッファーとしての役目を妨げず、長尺部材4の切断時には、長尺部材支持部70を上方に移動させ長尺部材4を支持し、フェスツーン51の自重による荷重を低減させ、長尺部材4の伸びを減少させることができる。
さらに、長尺部材供給装置3の供給速度と搬送装置100の搬送速度とを制御する制御機構と、フェスツーン長さを検出するセンサAおよびセンサBを備えているので、長尺部材供給装置3の供給速度と搬送機構100の搬送速度をそれぞれ制御し、長尺部材供給装置3の供給速度と搬送機構100の搬送速度の差によって、フェスツーン51の長さを変更することが可能となり、長尺部材4を切断する際に、フェスツーン51の長さを短くしてフェスツーン51の自重を減らし、長尺部材4への荷重を低減させ、長尺部材4の伸びを減少させることができる。
また、長尺部材供給装置3の供給速度と搬送機構100の搬送速度をそれぞれ制御し、長尺部材供給装置3の供給速度と搬送機構100の搬送速度の差によって、フェスツーン51の長さを変更することが可能となるので、フェスツーン51の長さを許容範囲に収めることができる。
さらに、タイヤ部材2の長さに相当する所定長さ分の長尺部材4が送られると、自動的にフェスツーン51の長さを短くし、フェスツーン51の下部を長尺部材支持部70でもって支持させ、長尺部材4を切断し、その後長尺部材支持部70を下降させ、フェスツーン51を通常の状態にするので、作業員による特別な操作を必要とせずに切断時のフェスツーン51の自重を減らし、長尺部材4の伸びを減少させることができ、コストの増大を防ぎつつ、部材の長さのばらつきの少ないタイヤ部材2を得ることができる。
また、タイヤ部材供給装置1では、フェスツーン51が自動に作成されるので、作業員による手作業が減少し、タイヤ部材供給装置1の停止時間が短縮されて、タイヤ製造装置のタイヤ製造の生産性を向上させることができる。
さらに、長尺部材4が長尺部材支持面70aにより下方から支えられながら次第にフェスツーンが自動的に作成され、作業員の手作業によらないので、フェスツーン作成時の長尺部材4の変形を防止し、精度の高いタイヤ製品を製作することが可能となる。
また、長尺部材支持部70の下流側を下に傾斜させる傾斜状態にすることによって、上流側ベルトコンベア106により上流側に逆送された端材4cを、長尺部材支持部70の長尺部材支持面70aで受けて隣接された受け籠125に送り込むので、端材4cの排出を容易にし、排出時間を短縮することが可能となり、タイヤの生産性をさらに向上させることができる。
1…タイヤ部材供給装置、2…タイヤ部材、3…長尺部材供給装置、4…長尺部材、4a…巻き出し開始側端部、4b…巻き出し終了側端部、4c…端材、5…ライナー、6…巻き出しロール、7…巻胴、8…フランジ、9…突出部、10…巻き出し位置、11…待機位置、12…床、13…基板、14…基板、15…ガイド部材、16…ピット、17…レール、18…レール、19…レール、
20…可動フレーム、20a…基部、20b…支柱、20c…梁、20d…梁、21…スライド部、22…ステーション、23…支持ローラ、24…ローラ、25…シリンダ、26…ロッド、27…リンク、28…ローラ、29…駆動ローラ、30…駆動装置、31…ライナー巻取りロール、32…駆動装置、33…分離ロール、34…フリーローラ、35…ガイド部、36…支持フレーム、37…ピン、38…フリーローラ、39…シリンダ、40…ロッド、41…ブラケット、42…ピン、
50…長尺部材支持装置、51…フェスツーン、52…架台、53…基板、54…支柱、55…連結部材、56…ブラケット、57…ガイドレール、58…キャリッジ、59…ボルト、60…取付板、61…ブラケット、62…ロッドレスシリンダ、63…移動子、64…支持梁、65…取付部材、66…ボルト、67…軸、68…中空筒、69…ピン、
70…長尺部材支持部、71…メイン支持部、72…フリーローラ支持部材、73…フリーローラ、74…小フリーローラ、75…シリンダ支持梁、76…ブラケット支持梁、77…シリンダ、78…ロッド、
80…出退可能支持部、81…支持部材、82…小フリーローラ、
85…シリンダ支持部材、86…ブラケット、87…ピン、88…シリンダ、89…ロッド、90…ピン、91…ブラケット、92…センサA、93…センサB、
95…固定板、96…ボルト、
100…搬送装置、101…架台、102…上流側搬送部、103…ウエブスタ、104…駆動装置、105…ガイドローラ、106…上流側ベルトコンベア、107…部材押さえ、108…ローラ、109…リンク、110…ロッド、111…シリンダ、112…センサC、113…センサD、114…駆動モータ、
120…下流側搬送部、121…下流側ベルトコンベア、122…駆動モータ、
125…受け籠、126…レール、127…ローラ、
130…切断機構、131…カッタ、132…アンビル、
140…タイヤ成型ドラム。

Claims (7)

  1. タイヤ部材用の長尺部材を提供する長尺部材供給機構と、タイヤ用部材を搬送する搬送機構と、前記長尺部材を所定長さに切断する切断機構を備えるタイヤ部材供給装置において、
    前記長尺部材供給機構と前記搬送機構との間に、前記長尺部材のフェスツーンが形成され、前記長尺部材供給機構および前記搬送機構のそれぞれに隣接して、長尺部材支持機構が配設され、
    前記長尺部材支持機構は、前記切断機構が前記長尺部材を所定長さに切断する際に、前記長尺部材を支持することを特徴とするタイヤ部材供給装置。
  2. 前記長尺部材支持機構は、前記長尺部材を支持する長尺部材支持部と、前記長尺部材支持部を上下に移動させるための駆動部を備えることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ部材供給装置。
  3. 前記タイヤ部材供給装置は、
    前記長尺部材供給機構の供給速度と前記搬送機構の搬送速度とを制御する制御機構と、
    前記フェスツーンの長さを検出するフェスツーン長検出センサを備え、
    前記制御機構は、前記フェスツーン長検出センサからの信号に基づいて、前記長尺部材供給機構の供給速度と前記搬送機構の搬送速度を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ部材供給装置。
  4. タイヤ部材用の長尺部材を供給する長尺部材供給手段と、前記長尺部材を搬送する搬送手段との間にフェスツーンを設け、前記長尺部材を切断手段により所定長さに切断してタイヤ部材を供給するタイヤ部材供給方法において、
    前記長尺部材の切断時に、前記長尺部材を長尺部材支持手段により支持することを特徴とするタイヤ部材供給方法。
  5. 前記長尺部材支持手段は、前記長尺部材を支持する長尺部材支持部と、該長尺部材支持部を上下に移動させるための駆動部を備え、
    前記長尺部材を切断手段により切断する際には、前記長尺部材支持部を上昇させて、前記フェスツーンを前記長尺部材支持部でもって支持し、
    前記長尺部材の切断時以外は、前記長尺部材支持部を下降させて、前記長尺部材を前記フェスツーンに接しないようにすることを特徴とする請求項4に記載のタイヤ部材供給方法。
  6. 前記長尺部材供給手段の供給速度、および前記搬送手段の搬送速度は、
    前記フェスツーンの長さを検出するフェスツーン長検出手段により検出された信号に基づいて制御されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のタイヤ部材供給方法。
  7. 前記搬送手段が前記長尺部材を、前記タイヤ部材の長さに相当する所定長さ分送った後、
    前記搬送手段の搬送および前記長尺部材供給手段の供給を停止し、
    前記長尺部材供給手段が前記長尺部材を所定長さ巻取り、
    前記長尺部材支手段の前記駆動部が、前記長尺部材支持手段の前記長尺部材支持部を上昇させ、
    前記長尺部材供給手段が、前記フェスツーンが前記長尺部材支持部により支持されるまで、前記長尺部材を巻き出し、
    前記長尺部材を前記切断手段でもって切断し、
    前記駆動部が前記長尺部材支持部を下降し、
    前記長尺部材供給手段が前記長尺部材の供給を開始するとともに、前記搬送手段が搬送を開始することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のタイヤ構成部材供給方法。
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