JP2014136055A - 低消費電力の携帯型電子香炉 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
この発明は聞香のための電子香炉を開示する。電子香炉は、両手で持ち易い略円筒状の容器と、前記容器内に交換可能に収納される電池と、前記電池からの電力供給により発熱する面状発熱体と、前記発熱体の上面にその底面が接触し、前記容器の上面に着脱可能に設けられ、その凹部に香木が置かれる香木載置体と、前記電池と前記発熱体との間に設けられ、前記発熱体への電池からの電力供給をバースト信号に基づき、一回当りの通電時間中、ON−OFF間歇制御する電力制御部とを具備する。
【選択図】図3
Description
先ず、香炉に香炉灰を入れ、火箸で全体をかき混ぜて灰を柔らかくする。次にライター、マッチなどで炭団に火をつけ、全体に火を熾す。この炭団を香炉の中央に香炭団として埋め込む。次に香炉を片手で回転させながら、火箸で灰を中心に向けて掻き上げて炭団を隠し山を作る。香炉を更に回転させながら、灰押さえで灰山を軽く押さえて円錐になるように形を整える。次に、火箸を灰山の頂点から垂直に炭団に至るまで差し込み、火窓と言う穴を作る。次に銀葉挾で銀葉を挟み、火窓の上に載せる。最後に火箸で自分の好みの香木を銀葉の中央に載せる。聞香のための準備はこれで完了し、その後は、両手で香炉を持ち香りを聞くことになる。
以上の説明からも分かる通り、伝統的な香炭団を用いる香炉にあっては、最も大きな欠点として、炭団を用いるものであるため、火災の原因となる危険が潜在的にあった。また、聞香の前後に亘って炭団、香炉灰の処理等にかなりの時間を要するものであり、更には、灰を用いるものであるため、何時でも何処でも手軽に聞香できる訳ではなく、携帯性の点でも難点があった。
例えば、特開2009−220104号公報に開示されるものである。これに開示される香炉は、電池を電源として、発熱体への通電を行うことによって発熱する熱により香剤の加熱を行うものである。
上記公報に開示されるものは、炭団を用いるものでないため、火災の危険は無いと言える。また、香炉灰も用いないため、携帯性の点でも、伝統的な香炉に比べれば遥かに便利であると言える。
聞香のための電子香炉であって、該香炉は、
両手で持ち易い略円筒状の容器と、
前記容器内に交換可能に収納される電池と、
前記電池からの電力供給により発熱する面状発熱体と、
前記発熱体の上面にその底面が接触し、前記容器の上面に着脱可能に設けられ、その凹部に香木が置かれる香木載置体と、
前記電池と前記発熱体との間に設けられ、少なくとも、前記発熱体への電池からの一回当りの通電時間を制限するタイマー機能と、前記発熱体への電力供給を前記通電時間の後半において低減する機能とを有する電力制御部と、
を具備することを特徴とする電子香炉が提供される。
聞香のための電子香炉であって、該香炉は、
両手で持ち易い略円筒状の容器と、
前記容器内に交換可能に収納される電池と、
前記電池からの電力供給により発熱する面状発熱体と、
前記発熱体の上面にその底面が接触し、前記容器の上面に着脱可能に設けられ、その凹部に香木が置かれる香木載置体と、
前記電池と前記発熱体との間に設けられ、前記発熱体への電池からの電力供給をバースト信号に基づき、一回当りの通電時間中、ON−OFF間歇制御する電力制御部と、
を具備することを特徴とする電子香炉が提供される。
電池(又は外部電源ジャック)からの電力は電源スイッチ15を閉じることにより、タイマー回路31、バースト信号発生回路32、昇圧回路33、電圧検出回路34にそれぞれ供給される。
また、他の方法として、電源ランプ16に用いられる発光ダイオードに二色発光ダイオードを用いて、余熱期間と聞香可能期間とを、タイマー回路31からの制御により、異なる発光色として表示することも可能である。
余熱期間経過後、ACアダプタ22のプラグ23を外部電源ジャック21から外すと、切換回路24により、以後、電池40での動作に自動的に切り換わる。
昇圧回路33は、タイマー回路31からの信号に基づき、動作開始から所定時間、例えば1通電期間を20分とした場合、約15分経過後から、昇圧出力を減少又は時間の経過とともに段階的に減少するように動作させることもできる。
聞香は、電源スイッチ15を再操作することなく一定時間(例えば20分の1通電期間)が経過すると、タイマー回路31からの停止信号に基づき自動的に停止する。
同図に示すように、電源スイッチ15の操作と同時に平面ヒーター(発熱体)18への通電が開始し、余熱期間の約4分後に平面ヒーター(発熱体)18、従って銀葉の温度は所定の温度約230℃に達し、銀葉内の香木からの香りの発散も十分となる。平面ヒーター18が所定の温度に達して以降、又は電源スイッチ15の操作開始以降、昇圧回路33の出力は、バースト信号発生回路32が発するバースト信号Sの発振周期に基づき、図4に示すように、1通電期間内でON−OFFを繰返すことになる。昇圧回路33の出力OFF期間の消費電力は僅かであるが、出力ON期間の電力消費は、点描写で表わされている部分のように大きい。従来の電子香炉では、加熱ヒーターへの通電後は1通電期間において常時同じ電圧を加えるものであり、極めて大きかったが、この発明では途中に、電力を消耗しないか又は電力の消耗が極めて少ないOFF期間を設けているため、1通電期間内(余熱期間を除く)での消費電力を半減することが可能である。昇圧回路33の出力OFFの期間は、平面ヒーター(発熱体)18の温度は僅かに下がるが、ON−OFF繰り返しの周期をバースト信号Sの周期を調整することにより、香木からの香りの発散作用への影響を無くすることが可能である。こうすることにより、従来の電子香炉と比較して性能を下げることなく、効率的に電力の消費を抑えることが可能である。
なお、図4において、余熱期間の消費電力は、ハッチングの面積で示す通り大きいが、この期間は、ACアダプタ22からの電力供給によるものであるため、電池の消費電力ではなく、電池の消耗には全く関係ない。グラフ中、温度変化を表す線で点線は、従来の電子香炉での温度特性を表す。
11 円筒ケース
12 脚部
13 開口
14 上面カバー
15 電源スイッチ
16 電源ランプ
17 電池消耗表示ランプ
18 平面ヒーター(発熱体)
21 外部電源ジャック
22 ACアダプタ
23 プラグ
24 切換回路
30 制御回路
31 タイマー回路
32 バースト信号発生回路
33 昇圧回路
34 電圧検出回路
40 電池
Claims (6)
- 聞香のための電子香炉であって、該香炉は、
両手で持ち易い略円筒状の容器と、
前記容器内に交換可能に収納される電池と、
前記電池からの電力供給により発熱する面状発熱体と、
前記発熱体の上面にその底面が接触し、前記容器の上面に着脱可能に設けられ、その凹部に香木が置かれる香木載置体と、
前記電池と前記発熱体との間に設けられ、少なくとも、前記発熱体への電池からの一回当りの通電時間を制限するタイマー機能と、前記発熱体への電力供給を前記通電時間の後半において低減する機能とを有する電力制御部と、
を具備することを特徴とする電子香炉。 - 聞香のための電子香炉であって、該香炉は、
両手で持ち易い略円筒状の容器と、
前記容器内に交換可能に収納される電池と、
前記電池からの電力供給により発熱する面状発熱体と、
前記発熱体の上面にその底面が接触し、前記容器の上面に着脱可能に設けられ、その凹部に香木が置かれる香木載置体と、
前記電池と前記発熱体との間に設けられ、前記発熱体への電池からの電力供給をバースト信号に基づき、一回当りの通電時間中、ON−OFF間歇制御する電力制御部と、
を具備することを特徴とする電子香炉。 - 請求項1または2に記載の電子香炉であって、該香炉は更に、前記電池に代わり、外部からの電力供給を受ける電力受給部を有することを特徴とする電子香炉。
- 請求項3に記載の電子香炉において、前記電池は、充電可能な二次電池からなり、前記電力受給部からの電力により充電可能であることを特徴とする電子香炉。
- 請求項1または2に記載の電子香炉において、前記発熱体は平面状セラミックヒーターからなることを特徴とする電子香炉。
- 請求項1または2に記載の電子香炉であって、該香炉は更に、前記電池の供給電圧が所定値以下となった時に点灯する電力消耗表示ランプを有することを特徴とする電子香炉。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2013006272A JP5840630B2 (ja) | 2013-01-17 | 2013-01-17 | 低消費電力の携帯型電子香炉 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family Applications (1)
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JP2013006272A Active JP5840630B2 (ja) | 2013-01-17 | 2013-01-17 | 低消費電力の携帯型電子香炉 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62197980U (ja) * | 1986-06-06 | 1987-12-16 | ||
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JPH0852061A (ja) * | 1994-08-10 | 1996-02-27 | N S T:Kk | 電磁誘導手段を用いた電子香炉 |
JP2000300424A (ja) * | 1999-04-19 | 2000-10-31 | Kazuyuki Takahashi | 電子香炉 |
JP2004054356A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Hochiki Corp | 電池式警報器 |
-
2013
- 2013-01-17 JP JP2013006272A patent/JP5840630B2/ja active Active
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JP2004054356A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Hochiki Corp | 電池式警報器 |
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