JP2014132877A - 箱形罠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】箱形罠装置を仕掛ける際に、罠本体の一部を土中に埋めた設置形態に対応できるような構造として、罠の露出をできるだけ少なくできるようにすると共に、餌を仕掛ける位置を罠本体の奥側に設けても餌が罠の外の動物から見えやすいようにして捕獲率を向上させた、箱形の罠装置を提供する。
【解決手段】箱形罠装置は、開閉自在な観音開き構造の扉板15、16を有する箱形の罠本体1と、罠本体1への動物の進入を感知する餌入れ25と、餌入れ25による感知により扉板15、16を閉じ方向に作動させるトリガー装置2と、扉板15、16が閉じた後で、扉板15、16が開かないようにする開扉防止体3とを有し、罠本体1に設けられている扉板は、罠本体1の天部側に形成された、動物が進入できる進入口19の縁部に、進入口19を開閉できるように取り付けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、動物用の箱形罠装置に関するものである。
更に詳しくは、箱形の罠装置を仕掛ける際に、罠本体の天部を除く一部又は全部を土中に埋めた設置形態に対応できる構造とし、罠の露出をできるだけ少なくできるようにして捕獲率を向上させたものに関する。
アライグマ、キツネ、イタチあるいはテン等の小動物用の捕獲装置としては、例えば箱形の罠本体の開口部に落とし扉を設け、進入した小動物を赤外線等を利用したセンサで検出したり、小動物が餌や餌箱を動かすときのその動きを機械的に検出して、落とし扉を落として閉じることにより、小動物を捕獲する箱形罠装置が使用されている。そのような箱形罠装置としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1記載の箱形罠装置は、罠本体と、落下式の扉と、扉を作動させるトリガーを有し、扉には、トリガーを構成する係合挿入部と協働して扉の仕掛け高さを調節するための複数の係合受部が設けられ、餌箱の動きを感知したトリガーが作動して扉が落下したときには、係合挿入部が扉の上側に突出して扉が上がるの防止できるようになっており、捕獲する小動物の種類に合わせて落下式の扉をセットする高さを好適に調節することで、獲物が小さく俊敏な小動物であっても捕獲できるようにするというものである。
特開2012−39928号公報
前記従来の箱形罠装置は、小さく俊敏な小動物を捕獲するという点では十分に機能的であり有用である。しかしながら、箱形の罠装置としては、次の点で更に改良の余地があることがわかった。
すなわち、罠本体において、動物の進入口となる扉が設けられている部分は、罠の正面側に鉛直方向に設けられている。したがって、罠を仕掛ける際には、動物が進入口から入りやすいように、罠を地面の上に載置して仕掛ける必要がある。このようにして罠を仕掛けると、罠の露出を少なくするため木枝等でカムフラージュしても、動物が強く警戒してしまうため、罠にかかりにくくなる問題があった。
また、罠は、動物をできるだけ奥に誘い込むために、トリガーを作動させる餌箱が罠本体の奥側に配置されている。この構造により、餌の位置が、開口している進入口側から遠く、暗くなっているため、動物は夜行性である場合も含め、罠の外から餌が見えにくい。このため、動物が臭いを嗅ぎ取って餌に興味を示しても、警戒してなかなか罠本体の中に入ろうとしないところがあり、この点でも捕獲率を低下させてしまう可能性があった。
(本発明の目的)
本発明は、箱形の罠装置を仕掛ける際に、罠本体の天部を除く一部又は全部を土中に埋めた設置形態に対応できる構造として、罠の露出をできるだけ少なくできるようにし、捕獲率を向上させた箱形罠装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、前記目的に加えて、餌を仕掛ける位置を罠本体の奥側に設けても、餌が罠の外の動物から見えやすいようにして動物の警戒心を和らげることで、捕獲率を向上させた箱形罠装置を提供することである。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
(1)本発明は、
箱形の罠本体の天部を除いた一部又は全部を土中に埋めて仕掛けるようにした箱形罠装置であって、
前記罠本体の天部に形成され、動物が進入できる進入口と、
当該進入口の縁部に取り付けられ、前記進入口を開閉することができる扉と、
前記罠本体内部に進入した動物を感知する感知手段と、
罠セット時において、当該感知手段の感知により作動し、前記扉を閉じ方向に動かすトリガー装置と、
罠作動時において、前記扉が閉じた後、前記扉が開き方向へ動かないようにする開扉防止手段と、
を備えている、箱形罠装置である。
(2)本発明は、
扉が観音開き構造であり、
トリガー装置が、
罠本体の扉の取付側とは異なる側の端部に上下方向に設けられたガイド部材と、
当該ガイド部材に沿って昇降自在で、罠セット時において前記扉の閉じ方向の動きを止める扉掛止部を有する錘体と、
を有し、
罠作動時に、前記錘体が落下することにより前記扉掛止部が前記扉から外れて前記扉が閉じる、のが好ましく、推奨される。
(3)本発明は、
扉を閉じ方向へ付勢する付勢手段を有する、のが好ましく、推奨される。
(4)本発明は、
感知手段が、罠本体内部に進入した動物が餌を食べる動作により動かされることによってトリガー装置を作動させる餌入れであり、
当該餌入れが、前記罠本体内部の一方の端部に配置されている、のが好ましく、推奨される。
(5)本発明は、
開扉防止手段が、上部を中心として軸着され上下方向に回動できる開扉防止体を有し、
当該開扉防止体を、開いた状態の扉の上端に先端を載置した罠セット時から、罠作動時に前記開扉防止体を前記扉の閉じ方向への動きに伴い下方へ下降回動させ、閉じた扉の上面近傍に前記開扉防止体の先端を位置させる、のが好ましく、推奨される。
扉の構造は、観音開き(両開き)構造の他、一枚の扉が片側で回動自在に取り付けられた片開き構造を採用することもできる。
感知手段は、罠本体内部に進入した動物が餌を食べる動作により動かされることによってトリガー装置を作動させる餌入れ以外にも、引っ張りワイヤ等を使用した他の機械的な公知手段を採用することができる。また、赤外線センサ等の電気的な公知手段を採用することもできる。
(作用)
本発明に係る箱形罠装置の作用を説明する。
まず、箱形罠装置を仕掛ける箇所の地面に、罠本体の天部を除く一部又は全体が収まる大きさの仕掛け穴を掘り、仕掛け穴に箱形罠装置を収容する。
そして、箱形罠装置の扉とトリガー装置及び感知手段をセットして仕掛ける。箱形罠装置を仕掛けた状態では、罠本体の天部を除く一部又は全体が土中に隠れて露出していないので、動物の警戒心を和らげることができる。
また、箱形罠装置は、動物が進入できる進入口が罠本体の天部側に形成されているので、罠本体の奥側に餌を置いて仕掛けた場合でも、動物は夜行性の場合も含め、罠の外部から罠本体の内部と餌を見て確認しやすい。
したがって、従来の罠のように進入口が正面側にあり罠本体の内部や餌が見えにくい罠本体に進入させる場合と比較して、警戒心を和らげることができるので、動物は進入口から罠本体の内部に進入しやすい。
罠本体の内部に進入した動物を感知手段が感知すると、それによってトリガー装置が作動し、扉が閉じ方向に作動する。閉じた扉は、開扉防止手段によってロックされて開き方向へは動かないようになり、罠本体内部の動物は閉じ込められて捕獲される。
扉が観音開き構造であるものは、進入口の大きさが同じであれば、例えば片開きの一枚扉と比較して、扉の幅が狭くなる。これにより、扉を開けてセットした後、罠が作動したときの扉が閉じるまでの時間がより短くなり、動物が逃げる可能性をより低くすることができるので、捕獲率の向上に貢献できる。
感知手段が、罠本体内部に進入した動物が餌を食べる動作により動かされることによってトリガー装置を作動させる餌入れであり、当該餌入れが、前記罠本体内部の一方の端部に配置されているものは、動物が餌を食べる際に警戒心が散漫になることを利用することにより、罠が作動したときの動物の逃げ出しが遅れるので、捕獲率の向上につなげることができる。また、餌入れが罠本体内部の一方の端部に配置されているので、誘い込まれた動物が餌入れの餌を食べるときには、動物の身体全体が罠本体に入っており、この点からも動物は罠作動時において逃げ出しにくい。
開扉防止手段が、上部を中心として軸着され上下方向に回動できる開扉防止体を有し、
当該開扉防止体を、開いた状態の扉の上端に先端を載置した罠セット時から、罠作動時に前記開扉防止体を前記扉の閉じ方向への動きに伴い下方へ下降回動させ、閉じた扉の上面近傍に前記開扉防止体の先端を位置させるものは、開扉防止体が扉の開き方向への動きを止めることができるので、これにより扉が閉じた状態を維持でき、捕獲後の動物が逃げ出すことを防止できる。
本発明は、箱形の罠本体の天部側に進入口とこれを開閉する扉が設けられているので、箱形罠装置を仕掛ける際に、罠本体の下部側の一部又は罠本体の天部側を除きほぼ全体を土中に埋めた設置形態で罠を仕掛けることが可能になる。これにより、従来の箱形罠装置と比較して、罠の露出をより少なくすることができる。
また、餌を仕掛ける位置を罠本体の奥側に設けた場合においても、進入口の開口部分が正面側に設けられている従来の箱形罠装置に比べて、進入口の開口部分が餌の位置により近いので、餌が罠の外の動物から見えやすい。
したがって、仕掛けた状態の箱形罠装置に対する動物の警戒心を和らげることが可能になり、捕獲率の向上が期待できる。
本発明に係る箱形罠装置の一実施の形態を示し、トリガー装置を解除し扉板を閉じた状態を示す正面側から見た斜視図。 図1の箱形罠装置を背面側から見た斜視図。 箱形罠装置の扉を開いてトリガー装置をセットした状態を示す正面側から見た斜視図。 図3に示す状態の箱形罠装置の縦断面説明図。 箱形罠装置を仕掛けた状態を示す断面説明図。 箱形罠装置のトリガー装置と扉板をセットする手順を示す説明図。 箱形罠装置の作動時におけるトリガー装置の作動の違いによる錘体の扉押さえ部材と各扉板との重なりの各パターンを表す説明図。
〔実施の形態〕
本発明を図面に示した実施の形態に基づき詳細に説明する。
図1ないし図4を参照する。
動物用の箱形罠装置Aは、罠本体1、トリガー装置2及び開扉防止体3を備えている。
罠本体1は、鋼板で形成された長方形状の底板10、正方形状の正面板11、背面板12、長方形状の側面板13、14及び観音開き構造の二枚の扉板15、16により箱形に形成されている。前記各板10、11、12、13、14はネジ止め構造により分解組立が可能な構造を有している。罠本体1の大きさや深さは特に限定するものではなく、捕獲する目的獣に合わせて適宜設定することができる。
正面板11の上部には、搬送用の把手110が取り付けられている。また、正面板11の上端縁部には、水平な板部111aを後方へ向け、且つ水平な板部111aを後記する取付板130、140の上縁部とほぼ面一の高さにして、L板(アングル)形状の掛止板111が固定されている。
背面板12の内面側には、後記するようにトリガー装置2のガイド部材20、20aが取り付けられる。側面板13、14の上縁部には、L板(アングル)形状の取付板130、140が固定されている。取付板130、140は、側面板13、14とほぼ同じ長さに形成されており、それぞれL形の開放側を外方へ向け、各板部が水平方向と鉛直方向を向くように固定されている。
罠本体1は、天部に前記正面板11、背面板12及び側面板13、14の上端縁部で形成された長方形状の進入口19を備えている。進入口19は、罠を仕掛けたときに、動物が進入する開口部となる。側面板13、14の上部側には、後記するように扉板15、16が進入口19を開閉できるように回動自在に取り付けられている。
扉板15、16は、面対称構造であり、扉板15、16を閉じた配置状態において、合わせ部を対称面として面対称となっている。
また、扉板15、16は、短手方向の両端側の縁部に、ほぼ全長にわたり互いに異なる方向へ直角に折り曲げられた補強部150、151及び補強部160、161を有している。
扉板15、16の前記取付板130、140に対する取付側の補強部150、160は、扉板15、16を閉じた状態で罠本体1内部側となる方向へ折り曲げられ、合わせ側の補強部151、161は、罠本体1外部側となる方向へ折り曲げられている。合わせ側の補強部151、161において前記背面板12側の端部には、開扉防止体3が下降回動したとき、その先端部が収まるように、一部を切り欠いた切欠部152、162が形成されている。
扉板15、16の背面方向の端部には、後記する錘板23に固定されている扉押さえ部材26の扉掛止部261と掛止する掛止部156、166が形成されている。掛止部156、166は、板に切込みを入れて内側へやや曲げることで、各扉掛止部261と掛止しやすくした構成としている。なお、掛止部156、166の曲がり角度を適宜設定し、扉掛止部261が外れるときの抵抗を調節することで、トリガー装置2の感度を調節することができる。
扉板15、16は、取付板130、140に対して、それぞれ二箇所を蝶番131及び蝶番141を介し開閉方向に回動自在に取り付けられている。また、扉板15、16は、各蝶番131、141に取り付けられている付勢体である捻りコイルバネ18によって内周り方向(開いた状態から閉じる方向)に付勢されている。
なお、扉板15、16の取付側の補強部150、160の正面側と背面側の端部は、部を切り欠いた形状となっており、正面側においては前記掛止板111の水平な板部111aに当たらないようにしている。
扉板15、16の長手方向の中央部には、開口部(符号省略)を枠に嵌め入れたプラスチック板で塞いだ構造の覗き窓153、163が形成されている。また、覗き窓153、163において、前記補強部151、161寄りには、扉板15、16を開く際に使用する把手154、164が取り付けられている。
扉板15、16の正面側の端部寄り、且つ補強部151、161寄りには、開扉防止手段を構成するロック装置155、165が取り付けられている。ロック装置155、165は、扉板15、16の上面側から内面側へ貫通して取り付けられ、基枠体(符号省略)に前記掛止板111方向へ進退自在に掛止体(符号省略)を設け、掛止体を前記掛止板111方向へバネで付勢した公知構造のものである。
ロック装置155、165は、扉板15、16が開状態から回動し閉状態となったときに、掛止体が自動的に掛止板111の水平な板部111aに掛止し、これにより扉板15、16が上方へ回動して開かないようにロックするものである。なお、ロックしたロック装置155、165は、掛止体を背面方向へ押せば、ロックを解除できるものである。
罠本体1の後部側には、扉板15、16を開けて進入口19を開口した仕掛け状態を解除し、扉板15、16を閉じる方向へ作動させるトリガー装置2が設けられている。トリガー装置2は、前記側面板13、14の背面方向の端部の内面側、且つ背面板12の内面近傍に相対して二箇所に設けられた鉛直方向のガイド部材20、20aを有している。
ガイド部材20、20aは、L板様に形成され、内側に突出した板部21、21aは二枚構造に形成されている。二枚構造の板の間には、ガイド溝22、22aが形成されている。なお、ガイド部材20、20aは、罠本体1の高さの約二倍の長さ(高さ)を有している。
ガイド部材20、20aの間には、長方形の錘体である錘板23が両端側をガイド溝22、22aに差し込んで、上下方向へスライド自在に嵌装されている。錘板23の上端部寄りの後面側には、錘板23の操作用の把手24が固定されている。なお、錘板23の上下方向の長さは、罠本体1の高さとほぼ同じ長さに形成され、錘板23が下降するときは、把手24が背面板12の上端縁に当たって、錘板23が底板10からやや浮いた位置で停止するようになっている(図6参照)。
また、錘板23の内面側の上端部には、L板形状の扉押さえ部材26がL形の開放側を正面方向へ向けて固定されている。扉押さえ部材26の水平な板部は、罠が作動して扉板15、16が閉じ、錘板23が下降したときに、扉板15、16を押さえる押さえ部260である。押さえ部260の長手方向の両端部の二箇所には、前記扉板15、16の各掛止部156、166と掛止する扉掛止部261が形成されている。
側面板13、14の中段部には、感知手段であり仕掛けの際に餌を入れる(載せる)餌入れ25が取り付けられている。餌入れ25は、長方形状の平板である載せ板250を有し、載せ板250の正面方向の端部の上面には、載せ板250の幅と同じ長さの掛かり板251が直角に固定されている。また、載せ板250の背面方向の端部寄りの左右両側の端部の二箇所には、所定の高さの脚板252が下方へ向け直角に形成されている。餌入れ25は、各脚板252の下部を取付軸253を介し、取付軸253を中心に上下方向に回動自在に取り付けられている。
餌入れ25の載せ板250の背面方向の端部には、取付軸253より背面方向側、且つ水平状態において前記ガイド溝22、22aに届くように延長して受部250aが形成されている。なお、餌入れ25に載せ板250の正面方向への長さを調節する機構を設けることにより、感知手段としての感度を調節することができる。
ガイド部材20、20aの上端部には、正面方向へ水平に突出してブラケット200、201が固定されている。各ブラケット200、201には、前記ロック装置155、165と共に開扉防止手段を構成する開扉防止体3が取り付けられている。
開扉防止体3は、平行に設けられた二本の腕部材30、31と、腕部材30、31の先端部、中間部及び基部寄りを繋いで補強するリブ32、33、34で構成されている。先端部のリブ32は、他のリブ33、34よりやや長く腕部材30、31からやや張り出すように形成されている。
基部寄りのリブ34の正面側の中央には、リブ34及び腕部材30、31と直角に止め板35が形成されている。止め板35は、後記するように罠セット時に錘板23を上方に移動させた際に、適当な角度に設定した止め板35を錘板23の押さえ部材26下面に引っ掛けて仮止めし、セット作業をしやすくするものである(図6の上部参照)。
開扉防止体3は、腕部材30、31の両基部を各ブラケット200、201に対して取付軸202を介し取り付けられており、上下方向へ回動自在である。なお、腕部材30、31の長さは、罠作動時において開扉防止体3が下方へ回動して垂下したときに、先端部のリブ32が閉じた状態の前記扉板15、16のやや上方に位置するように設定されている。
一方のブラケット201には、腕部材31の基部と協働して開扉防止体3を所定の角度で仮止めするための公知の掛止機構部203を備えている。開扉防止体3を仮止めした後、掛止機構部203による掛止状態を解除すれば、開扉防止体3を自重により下降回動させることができる。なお、掛止機構部203は、罠作動時、開扉防止体3が下降回動するときに上方へ戻り回動しないようにするラッチ機構を有している。
また、ガイド部材20、20aの上端からやや下方位置には、前記扉板15、16を開いてセットするときに、開いた状態で仮止めをするための仮止め具204が設けられている。仮止め具204は、上下方向に回動自在に軸着され、正面方向へ向け突出させることができる構造を有している。
(作用)
図1ないし図7を参照して箱形罠装置Aの作用を説明する。
まず、箱形罠装置Aを仕掛ける箇所の地面4に、罠本体1がちょうど収まる大きさの仕掛け穴40を掘り、仕掛け穴40に箱形罠装置Aを収容する。
なお、仕掛け穴40に箱形罠装置Aを直接収容せずに、例えば木板や合成樹脂で形成され上部か開口した側面が平板状の箱を仕掛け穴40に入れ、この箱に箱形罠装置Aを収容すれば、仕掛け穴40内面の凹凸が邪魔にならず、罠作動後の箱形罠装置Aの取り出しが容易にできる。
仕掛け穴は、必ずしも罠本体1が収まる大きさでなくてもよく、罠本体1の下部側の一部又は天部を除く全部が収まる大きさに形成することもできる。罠本体1の下部側の一部を埋設した場合は、箱形罠装置Aの正面側に土を盛って罠本体1の進入口19に繋がる斜面を形成する。
また、箱形罠装置Aは、進入口19が形成されている天部を傾斜地に沿うようにして埋設して仕掛けることもできる。この場合は、罠本体1の内部や餌が動物から更に見えやすくなり、罠本体1の底部までの落ち込みが少なくなるので、動物が入りやすくなる。更に、罠本体1の底部に土を入れると、動物にとって更に違和感がなくなり、より入りやすくなる。
仕掛け穴40に箱形罠装置Aを収容した後、箱形罠装置Aのトリガー装置2と扉板15、16をセットする。セットする手順を主に図6を参照して説明する。
(1)図1に示すように、トリガー装置2を解除し扉板15、16を閉じた状態から、まず開扉防止体3を上昇回動させて(矢印a1)、掛止機構部203により所定の角度(本実施の形態では、水平方向から約60°)で仮止めしておく(矢印a2)。
(2)錘板23を所定の位置まで上昇させ(矢印a3)、餌入れ25を回して載せ板250がほぼ水平になるようにし(矢印a4)、錘板23を降ろして(矢印a5)、受部250aで錘板23の下端を支えるようにする(図5参照)。
なお、餌入れ25の回動はフリー状態であるために、ここで載せ板250に餌6を載せてバランスを取るようにしてもよい。
(3)扉板15、16のロック装置155、165のロックを外し、扉板15、16を捻りコイルバネ18の付勢力に抗して上方へ回動させ(矢印a6)、ほぼ垂直位置まで開いて、掛止部156、166の上端部が、錘板23に固定されている扉押さえ部材26の各扉掛止部261に外側から掛止するようにする。なお、必要であれば仮止め具204を正面方向へ突出させ、掛止部156、166を外側から掛止して仮止めしておくこともできる。
なお、本実施の形態では、罠セット時において扉板15、16をほぼ垂直位置まで開く構造としたが、更に外側へ広角度(例えば側面板13、14との角度が120〜135°程度)に拡げてセットできる構造とすることもできる。これによれば、動物が見て扉板15、16による進入口19の圧迫感が緩和され、動物の警戒心が和らぎ、動物が罠本体1内部により入りやすくなる。
(4)前記開扉防止体3の仮止めを解除して、開扉防止体3を下降回動させ、先端のリブ32を当接させて扉板15、16の補強部151、161に乗せる(矢印a7)。開扉防止体3の重さは、扉板15、16にかかっており、罠の作動によって扉板15、16が閉じ方向へ下降回動すると、それに伴って開扉防止体3も下降回動するようになっている。
そして、餌入れ25の載せ板250に適量の餌6(図5参照)を載せて、トリガー装置2と扉板15、16のセット及び箱形罠装置Aの仕掛けが完了する。なお、餌は箱形罠装置Aの周りの地面に動物を箱形罠装置Aへ誘導できるように撒いておくようにする。
箱形罠装置Aを仕掛けた状態では、罠本体1の天部(又は進入口19)を除く全体が土中に隠れて露出していないので、動物の警戒心を和らげることができる。
次に、箱形罠装置Aが作動するときの各部の動きを説明する。
箱形罠装置Aは、前記のように仕掛けた状態において、進入口19が餌6の近くまで大きく開口している。これにより、動物5は夜行性の場合も含め、罠の外部から罠本体1の内部と餌6を見て確認しやすく、従来の罠のように進入口が正面側にあり罠本体の内部や餌が見えにくい罠本体に進入させる場合と比較して、警戒心を和らげることができる。
そして、図5に示すように、動物5は撒かれた餌(図示省略)に誘導されて徐々に箱形罠装置Aに近付き、ついには進入口19から罠本体1の内部に進入して、身体全体、すなわち後足までが罠本体1内部に入った状態で罠本体1の奥側(背面板12近傍)にある餌入れ25に載せた餌6を食べ始める。
したがって、動物5が罠本体1の内部で餌6を食べている状態では、動物5の周りは底板10、正面板11、背面板12及び側面板13、14で囲まれており、逃げ口は進入口19だけになる。なお、餌入れ25と底板10等の間に板を掛けたり、糸を張ったりして、更に作動感度を上げるようにすれば、より小さな動物、例えば獣類に限らずカラス等も捕獲することが可能になる。
動物5が餌6を食べて餌入れ25の載せ板250の正面側が下降回動すると、受部250aで錘板23が押し上げられ、更に載せ板250が同方向へ回動すると、受部250aが錘板23の下端から外れて、錘板23を受けた状態が解除される。前記錘板23が押し上げられることにより、扉押さえ部材26の各扉掛止部261が上昇し、扉板15、16の掛止部156、166から各扉掛止部261が外れる。
これにより、まず、扉板15、16が捻りコイルバネ18の付勢力で閉じ方向へ瞬時に下降回動して、ロック装置155、165が掛止板111の板部111aにロックし、進入口19を塞ぐ。次に、錘板23が、自重によってガイド部材20、20aのガイド溝22、22aに沿って下降し、錘板23の把手24が背面板12の上端に当たって錘板23は止まり、錘板23の扉押さえ部材26の押さえ部260が扉板15、16の背面方向の端部に被さる。
更に、扉板15、16による支えが外れて、開扉防止体3が下降回動し、先端部のリブ32が扉板15、16の切欠部152、162に収まって開扉防止体3が垂下状態となり、リブ32は押さえ部260のやや上方に位置する。これにより、扉板15、16の開き方向への上昇回動ができないようになり、罠本体1内部の動物は閉じこめられて捕獲される(各部材15、16、260の下降する順番は、図7(a)参照)。
なお、開扉防止体3は、開扉防止体3が下降回動するとき、掛止機構部203のラッチ機構によって上方へ戻り回動しない。したがって、扉板15、16が閉まりきっていないときに動物が飛び出そうとしても扉板15、16がそれ以上開くことはないので、動物の脱出をより確実に防止できる。
また、罠で捕獲した動物の処分は、覗き窓153、163から内部の動物の様子を確認しながら、慎重に行うようにする。通常は、箱形罠装置Aを仕掛け穴40から取り出し、閉じた状態の錘板23を開けて、別に用意した檻等に移すことにより動物を確保する。
正常な状態ではこのように作動するが、図7(a)、(b)、(c)に示すように、箱形罠装置Aの作動時におけるトリガー装置2の作動の違いにより錘板23の扉押さえ部材26と各扉板15、16との重なりのパターンが異なる場合がある。
図7(b)に示すパターンは、各扉掛止部261と掛止部156、166の掛かり具合が均等でなかった場合に発生するパターンであり、一方の扉掛止部261が扉板15の掛止部156から外れた後、扉板16の掛止部166は外れずに、扉板15、錘板23の押さえ部260、扉板16の順番で下降した場合である。この場合も、前記各部材15、260、16は支障なく重なり合うことができ、開扉防止体3で上方への動きを防止することで、前記通常の場合と同様に作用することができる。
また、図7(c)に示すパターンは、各扉掛止部261と掛止部156、166の掛かり具合が深すぎた場合に発生するパターンであり、錘板23が上昇しても各扉掛止部261が扉板15、16の掛止部156、166から外れずに、錘板23の押さえ部260、扉板15又は扉板16の順番で下降した場合である。この場合も、前記各部260、15、16は支障なく重なり合うことができ、開扉防止体3で上方への動きを防止することで、前記通常の場合及び図7(b)の場合と同様に作用することができる。なお、動物が餌入れ25の正面側を跳ね上げて錘板23の支持が解除された場合も、前記と同様の順番で下降するが、同様に作用し特に支障はない。
本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形が可能であるということは言うまでもない。
A 箱形罠装置
1 罠本体
10 底板
11 正面板
110 把手
111 掛止板
111a 板部
12 背面板
13、14 側面板
130、140 取付板
131、141 蝶番
15、16 扉板
150、160 補強部
151、161 補強部
152、162 切欠部
153、163 覗き窓
154、164 把手
155、165 ロック装置
156、166 掛止部
18 捻りコイルバネ
19 進入口
2 トリガー装置
20、20a ガイド部材
200、201 ブラケット
202 取付軸
203 掛止機構部
204 仮止め具
21、21a 板部
22、22a ガイド溝
23 錘板
24 把手
25 餌入れ
250 載せ板
250a 受部
251 掛かり板
252 脚板
253 取付軸
26 扉押さえ部材
260 押さえ部
261 扉掛止部
3 開扉防止体
30、31 腕部材
32、33、34 リブ
35 止め板
4 地面
40 仕掛け穴
5 動物
6 餌

Claims (5)

  1. 箱形の罠本体の天部を除いた一部又は全部を土中に埋めて仕掛けるようにした箱形罠装置であって、
    前記罠本体の天部に形成され、動物が進入できる進入口と、
    当該進入口の縁部に取り付けられ、前記進入口を開閉することができる扉と、
    前記罠本体内部に進入した動物を感知する感知手段と、
    罠セット時において、当該感知手段の感知により作動し、前記扉を閉じ方向に動かすトリガー装置と、
    罠作動時において、前記扉が閉じた後、前記扉が開き方向へ動かないようにする開扉防止手段と、
    を備えている、
    箱形罠装置。
  2. 扉が観音開き構造であり、
    トリガー装置が、
    罠本体の扉の取付側とは異なる側の端部に上下方向に設けられたガイド部材と、
    当該ガイド部材に沿って昇降自在で、罠セット時において前記扉の閉じ方向の動きを止める扉掛止部を有する錘体と、
    を有し、
    罠作動時に、前記錘体が落下することにより前記扉掛止部が前記扉から外れて前記扉が閉じる、
    請求項1記載の箱形罠装置。
  3. 扉を閉じ方向へ付勢する付勢手段を有する、
    請求項1又は2記載の箱形罠装置。
  4. 感知手段が、罠本体内部に進入した動物が餌を食べる動作により動かされることによってトリガー装置を作動させる餌入れであり、
    当該餌入れが、前記罠本体内部の一方の端部に配置されている、
    請求項1、2又は3記載の箱形罠装置。
  5. 開扉防止手段が、上部を中心として軸着され上下方向に回動できる開扉防止体を有し、
    当該開扉防止体を、開いた状態の扉の上端に先端を載置した罠セット時から、罠作動時に前記開扉防止体を前記扉の閉じ方向への動きに伴い下方へ下降回動させ、閉じた扉の上面近傍に前記開扉防止体の先端を位置させる、
    請求項1、2、3又は4記載の箱形罠装置。
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