JP2014132770A - 無線有効通信範囲冗長のための方法およびシステム - Google Patents

無線有効通信範囲冗長のための方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】アクセス・ポイント(AP)基地局のバックホールが利用可能ではない場合に、無線有効通信範囲冗長を提供する。
【解決手段】バックホールをモニタする910ことと、バックホールが利用可能であることに応じて、バックホールを介してマクロ・ネットワークとアクセス端末(AT)との間の通信を容易にする920。あるいは、例えば、バックホールが利用可能ではない場合において、代替例としてATとマクロ基地局または別のAP基地局との間で通信信号がブーストされる930。
【選択図】図9A

Description

本願は、一般に、無線通信に関し、さらに詳しくは、デュアル・モード基地局と無線デバイスとの間の通信を容易にするための方法およびシステムに関する。
無線通信システムは、複数のユーザにさまざまなタイプの通信(例えば、音声サービス、データ・サービス、マルチメディア・サービス等)を提供するために広く展開されている。高レート・サービスおよびマルチメディア・データ・サービスに対する要求が急速に成長しているので、増大したパフォーマンスで効率的かつロバストな通信システムを実現するというチャレンジがある。
近年、ユーザは、固定線通信をモバイル通信に代え、高い音声品質、信頼できるサービス、および低価格に対し、多大な要求をし始めている。現在展開されているモバイル電話ネットワークに加えて、小規模な基地局からなる新たなクラスが出現している。これは、ユーザの住宅に搭載され、既存のブロードバンド・インターネット接続を用いて、モバイル・ユニットに屋内無線有効通信範囲を提供する。このようなパーソナルな小型基地局は、一般に、アクセス・ポイント(AP)基地局としても知られており、ホーム・ノードB(HNB)ユニット、フェムト・セル、フェムト基地局(fBS)、基地局、あるいは、基地局トランシーバ・システム(BTS)とも称される。典型的には、このような小型基地局は、デジタル加入者線(DSL)ルータまたはケーブル・モデムを経由して、インターネットおよびモバイル・オペレータのネットワークに接続される。
AP基地局またはフェムト・セルによって、(例えば、屋内、遠隔場所等により)基地局サポートが弱いかまたは利用可能ではないセルラ・アクセスが可能となる。AP基地局は、例えばDSL,ケーブル・インターネット・アクセス、T1/T3等のようなブローバンド・バックホール・リンクを介して無線サービス・プロバイダに接続する小型基地局として、および、例えばベース・トランシーバ局(BTS)技術、ラジオ・ネットワーク・コントローラ、およびゲートウェイ・サポート・ノード・サービスのような一般的な基地局機能を提供する小型基地局として記載されうる。これによって、セルラ/モバイル・デバイスまたはハンドセット、あるいはユーザ機器(UE)とも称されるアクセス端末(AT)が、AP基地局に接続し、無線サービスを利用できるようになる。ATは、例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド計算デバイス、衛星ラジオ、ナビゲーション・デバイス、情報携帯端末(PDA)、および/または、無線通信システムによって通信するために適切なその他任意のデバイスを含みうることが注目される。
しばしば、所与のAP基地局に関連付けられたバックホールは、限定される訳ではないが、バックホールの故障または障害がある場合、または、バックホールが意図的に切断されている場合を含む理由で、ホスト全体のために利用可能ではないことがありうる。例えば、バックホール・サービス・プロバイダが動作しているか、メンテナンス手順、ライン調節、アップグレード、テスト等、あるいはこれらの組み合わせを実行している場合のように、通常のバックホール動作中にバックホールが利用可能ではないことがありうることが注目される。このようなテスト、アップグレード等の実行は、住宅バックホール等のために一般的またはルーチンでありうる。このようなバックホール障害が(計画的または無計画に)生じたり、および/または、マクロ基地局との間の通信のための信号強度が弱い状況では、所与のATとマクロ・ネットワークとの間の通信を容易にするために別の方式を提供することが望ましいだろう。したがって、バックホールが利用可能ではない場合、あるいは、AP基地局の有効通信範囲領域でありながら、1または複数のATがAP基地局へのアクセスを持たない場合、無線冗長を提供するAP基地局を実現するための方法およびシステムに対するニーズがある。
以下は、1または複数の実施形態の基本的な理解を与えるために、そのような実施形態の簡略化された概要を示す。この概要は、考えられるすべての実施形態の広範囲な概観ではなく、すべての実施形態の重要要素や決定的要素を特定することも、何れかまたはすべての実施形態のスコープを線引きすることも意図されていない。その唯一の目的は、後に示されるより詳細な記載に対する前置きとして、簡略化された形式で1または複数の実施形態のいくつかの概念を表すことである。
1または複数の実施形態および対応する開示によれば、さまざまな態様が、無線有効通信範囲冗長のための方法に関して記述される。例えば、この方法は、マクロ・ネットワークと有効に通信している通信バックホールをモニタすることを含みうる。この方法は、バックホールが利用可能であることに応じて、バックホールを介してマクロ・ネットワークとアクセス端末(AT)との間の通信を容易にすることを含みうる。さらに、あるいは、その代わりに、(例えば、バックホールが意図的に切断されている場合、バックホールが通常通り動作することに失敗した場合のように、意図しない故障が生じた場合、あるいは、故障していないものの、バックホール・サービス・プロバイダが、メンテナンス手順、アップグレード、テスト等を実行している場合のように)この方法は、例えば、バックホールが利用可能ではないことに応じて、マクロ・ネットワークと有効に通信している基地局とATとの間で通信信号をブーストすることを含みうる。
関連する態様では、バックホールが利用可能である場合、通信を容易にするステップは、ATが、バックホールと有効に通信しているアクセス・ポイント(AP)基地局にアクセスすることを可能にすることを含みうる。容易にすることはさらに、マクロ・ネットワークが、ATを位置決めし、AP基地局を経由して、ATと通信することを可能にすることを含みうる。
関連するさらなる態様では、バックホールが利用可能ではない場合、通信信号をブーストするステップは、マクロ・ネットワークと有効に通信しているマクロ基地局とATとの間で信号をブーストすることを含みうる。代替案では、または、それに加えて、ブーストすることは、マクロ・ネットワークと有効に通信している別の通信バックホールに関連付けられた別のAP基地局とATとの間で信号をブーストすることを含みうる。
1または複数の実施形態および対応する開示によれば、さまざまな態様が、無線有効通信範囲冗長のためのデバイスおよび装置に関連して記載される。例として、無線通信デバイスは、マクロ・ネットワークと有効に通信している通信バックホールのためのバックホール・インタフェースと、(i)アクセス端末(AT)、(ii)バックホールを介したマクロ・ネットワーク、および(iii)マクロ・ネットワークと有効に通信している基地局、のうちの少なくとも1つと通信するためのトランシーバ・モジュールとを含みうる。このデバイスは、インタフェースおよびトランシーバ・モジュールと動作可能に接続された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサと動作可能に接続されたメモリ・モジュールとを含みうる。
このメモリは、少なくとも1つのプロセッサが、(a)バックホールをモニタし、(b)バックホールが利用可能になることに応じて、バックホールを介してマクロ・ネットワークとATとの間の通信を容易にし、および、(c)バックホールが利用可能ではないことに応じて、ATと基地局との間で通信信号をブーストするための実行可能なコードを含みうる。1つの実施形態では、基地局は、マクロ・ネットワークと有効に通信しているマクロ基地局を備える。別の実施形態では、基地局は、マクロ・ネットワークと有効に通信している別の通信バックホールに関連付けられた別のAP基地局を備える。
関連する態様では、少なくとも1つのプロセッサは、バックホールと有効に通信しているデバイスのアクセス・ポイント(AP)にATがアクセスすることを可能にすることによって、ATとマクロ・ネットワークとの間の通信を容易にしうる。少なくとも1つのプロセッサによって、マクロ・ネットワークは、ATの位置決めを行い、AP基地局を介してATと通信することが可能となる。
さらに関連する態様では、トランシーバ・モジュールは、(i)バックホールを介したマクロ・ネットワーク、および(ii)基地局、と通信するトランシーバを含みうる。代替案では、トランシーバ・モジュールは、基地局と通信する第2のトランシーバのみならず、バックホールを介してマクロ・ネットワークと通信する第1のトランシーバを含みうる。
またさらに関連する態様では、少なくとも1つのプロセッサは、(i)第1のトランシーバの第1の送信電力と、(ii)第2のトランシーバの第2の送信電力とのうちの少なくとも1つを調整し、第1の送信と第2の送信との間の干渉を低減しうる。1つのアプローチでは、少なくとも1つのプロセッサは、第1の送信電力と第2の送信電力とを、ほぼ等しく一致させうる。
図1は、典型的な無線通信システムを例示する。 図2は、本明細書に記載された1または複数の態様にしたがう無線通信システムの例示である。 図3は、デュアル・モード基地局が実施されうる典型的な環境を例示する。 図4Aは、デュアル・モード基地局の1つの実施形態を例示する。 図4Bは、デュアル・モード基地局の別の実施形態を例示する。 図5は、無線通信システムのための典型的なアーキテクチャを例示する。 図6は、無線通信システムのための典型的なアーキテクチャを例示する。 図7は、無線通信システムのための典型的なアーキテクチャを例示する。 図8は、無線通信システムのための典型的なアーキテクチャを例示する。 図9Aは、無線有効通信範囲冗長を提供する方法の1つの実施形態を示す。 図9Bは、図9Aで示される方法のサンプル態様を示す。 図10Aは、無線有効通信範囲冗長を提供する方法の別の実施形態を示す。 図10Bは、無線有効通信範囲冗長を提供する方法の別の実施形態を示す。 図11Aは、無線有効通信範囲冗長の提供のための装置の1つの実施形態を例示する。 図11Bは、図11Aに示される装置のサンプル態様を例示する。 図11Cは、図11Aに示される装置のサンプル態様を例示する。
さまざまな実施形態が、全体を通じて同一要素を示すために同一の参照番号が使用される図面を参照して説明される。次の記載では、説明の目的のために、多数の特定の詳細が、1または複数の実施形態についての完全な理解を提供するために記載される。しかしながら、このような実施形態は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明からである。他の事例では、1または複数の実施形態の記載を容易にするために、周知の構成およびデバイスがブロック図形式で示される。
アクセス・ポイント(AP)基地局は、個々の利用者に展開されており、住宅、アパートメント・ビルディング、オフィス・ビルディング等に配置されうる。AP基地局は、ライセンスされたセルラ送信帯域を利用するAP基地局の範囲内のATと無線で通信しうる。さらに、AP基地局は、例えば、デジタル加入者回線(DSL、例えば非同期DSL(ADSL)、高データ・レートDSL(HDSL)、超高速DSL(VDSL等を含む)のようなインターネット・プロトコル(IP)接続や、IPトラフィックを伝送するTVケーブルや、ブロードバンド・オーバ・パワー・ライン(BPL)接続等によってコア・セルラ・ネットワークへ接続されうる。IPラインとセルラ・ネットワークとの間の接続は、ダイレクトな接続であるか、あるいは、インターネットを経由してなされうる。したがって、AP基地局は、ATへのセルラ・サポートの提供、または、IP接続を介したマクロ・セルラ・ネットワークへのセルラ・トラフィック(例えば、音声、データ、ビデオ、オーディオ、インターネット等)のルーティングを行いうる。このメカニズムは、利用者のエア・タイム・コストを節約し、ネットワーク・プロバイダのセルラ・ネットワーク・トラフィック負荷を低減する。また、住宅、オフィス・ビルディング、アパート等の内部のセルラ有効通信範囲は、AP基地局の実装によって大幅に改善されうる。AP基地局は、非同期転送モード(ATM)等を実施する非IP接続によって、コア・セルラ・ネットワークと通信しうることが注目される。
AP基地局は、複数のATとセルラ・リンク(例えば、1または複数のラインセンスされたラジオ・ネットワーク周波数を利用する無線リンク)を形成することができるが、利用者は一般に、自分のトラフィックが、AP基地局に接続されたプライベートIP接続のみによって伝送されることを望む。例えば、利用者は、別のATユーザの使用のためではなく、自分自身のためにIP帯域幅を確保したいと思う。その結果、AP基地局は、一般に、単一のATまたはATのグループにのみ関連付けられ、このようなAT(単数または複数)に関連するトラフィックは、利用者のIP接続によってルーティングされる一方、別のATに関連するトラフィックはブロックされる。したがって、AP基地局は、加入者に関わらず、複数のATと通信することができうるが、AP基地局は、一般に、特定の利用者、サービス・プラン等に関連付けられていないデバイスを無視するようにプログラムされる。
図1は、多くのユーザをサポートするように構成された典型的な無線通信システム100を例示しており、ここでは、開示されたさまざまな実施形態および態様が実現される。図1に示されるように、例によれば、システム100は、例えばマクロ・セルのように、おのおのが、(例えば、AP104a−104gのように)対応するアクセス・ポイント(AP)104によってサービス提供される複数のセル102のための通信を提供する。セルはおのおのの、1または複数のセクタにさらに分割されうる。ユーザ機器(IE)としても置換可能に知られているAT106a−106kを含むさまざまなアクセス端末(AT)106も、システム全体にわたって分散している。AT106はおのおのの、例えば、ATがアクティブであるか、および、ソフト・ハンドオフにあるかに依存して、所与の瞬間において、順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)によって、1または複数のAP104と通信することができる。例えば、無線通信システム100は、大きな地理的領域にわたってサービスを提供することができ、例えば、マクロ・セル102a−102gは、近隣の数ブロックをカバーすることができる。
図2に示すように、本明細書に示されたさまざまな実施形態にしたがう無線通信システム200が例示されている。システム200は、複数のアンテナ・グループを含みうるマクロ基地局202を備える。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ204およびアンテナ206を含むことができ、別のグループはアンテナ208およびアンテナ210を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ212およびアンテナ214を含むことができる。おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか例示されていないが、2本より多いアンテナ、または2本より少ないアンテナも、各グループのために利用されうる。基地局202はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。それらおのおのは、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナなど)を備えうる。基地局202は、例えばAT216およびAT222のような1または複数のATと通信しうる。
図2に示すように、AT216は、アンテナ212、214と通信し、ここで、アンテナ212、214は、順方向リンク218でAT216に情報を送信し、逆方向リンク220でAT216から情報を受信する。さらに、AT222は、アンテナ204、206と通信し、ここで、アンテナ204、206は順方向リンク224でAT222に情報を送信し、逆方向リンク226でAT222から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク218は、逆方向リンク220によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用し、順方向リンク224は、逆方向リンク226によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用することができる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク218および逆方向リンク220は、共通の周波数帯域を使用し、順方向リンク224および逆方向リンク226は、共通の周波数帯域を使用することができる。
アンテナのおのおののグループ、および/または、アンテナが通信するように設計されたエリアは、マクロ基地局202のセクタと称されうる。例えば、アンテナ・グループは、基地局202によってカバーされるエリアのセクタ内のATに通信するように設計されうる。順方向リンク218、224による通信では、基地局202の送信アンテナは、AT216、222のための順方向リンク218、224の信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを利用しうる。さらに、基地局202は、関連付けられた有効通信範囲にわたってランダムに散在したAT216、222に送信するためにビームフォーミングを利用している間、近隣セル内のATは、すべてのATに対して単一のアンテナによって送信している基地局に比べて、少ない干渉しか被らない。さらに、AT216、222は、一例において、ピア・トゥ・ピアまたはアド・ホック技術を用いて互いにダイレクトに通信しうる。
マクロ基地局202の同様の機能は、例えば、住宅やオフィス・ビルディングのような小規模な場所に展開されうるAP基地局228、230内でも実現されうる。前述したように、AP基地局はまた、フェムト・セルまたはホーム・ノードB(HNB)ユニットとも称され、例えば、DSL,ケーブル、T1/T3等のような無線サービス・プロバイダへのブロードバンド・バックホールを有し、1または複数のATへ無線通信サービスを提供しうる。図示するように、AP基地局228は、順方向リンク234によって1または複数のAT232と通信し、同様に、基地局202への逆方向リンク236によってAT232から通信を受信しうる。
例によれば、AP基地局230は、無線サービス・アクセスを提供するために展開されうる。AP基地局230は、ブロードバンド・バックホール・リンク、1または複数の異種のフェムト・セル、あるいはマクロ・セル・オーバ・ザ・エアによって、無線サービス・アクセス・プロバイダに接続しうる。展開されている場合、AP基地局230は、オプションとして、周囲のフェムト・セル(例えば、AP基地局228)およびマクロ・セル(例えば、基地局202またはそのセクタ/セル)との干渉を回避するように自己設定されうる。この点に関し、AP基地局230は、基地局202から、および、AT216、222、232と同様である異種のAP基地局228から信号を受信しうる。これら信号は、異種のAP基地局228および/または基地局202によって利用される設定パラメータを決定するために、AP基地局230によって利用されうるオーバヘッド・システム・メッセージでありうる。
これら設定パラメータは、同様の環境設定のためにAP基地局230によって決定されうる。それに加えて、これらパラメータは、AP基地局230が、干渉を緩和するために別のパラメータを選択することを保証するように決定され利用されうる。これらのパラメータは、例えば、AP基地局228、マクロ基地局202、および/または、その他の実質的に任意の周囲の送信機のチャネル識別子(例えば、符号分割多元接続(CDMA)チャネルID)、疑似雑音(PN)オフセット等を含みうる。したがって、AP基地局230は、周囲のフェムト・セルおよびマクロ・セルと干渉しないように、自己のチャネル識別子、PNオフセット等を自己設定しうる。それに加えて、AP基地局230は、AP基地局230と通信するデバイスのためのハード・ハンドオフおよびソフト・ハンドオフを容易にするために、周囲のフェムト・セルおよびマクロ・セルからなる近隣リストを構築するためにこの情報を利用しうる。AP基地局230は、タイミング、位置等を決定するために、例えば、AP基地局228および/または基地局202からRF信号を受信するように適合されうることが注目される。
前述したように、バックホールが利用可能ではない場合、あるいは、1または複数のATがAP基地局へのアクセスを持たない場合に、無線冗長を提供するAP基地局に対するニーズがある。本明細書に記載された技術は、バックホールが利用可能ではない場合、および/または、マクロ基地局との間の通信の信号強度が弱い場合であっても、ATが、無線サービス・プロバイダのマクロ・ネットワークと通信するためのニーズに対処する。本明細書に記載された無線有効通信範囲冗長の方法およびシステムの態様によれば、図3は、デュアル・モード基地局315が実装される典型的なシステム300を例示する。デュアル・モード基地局315は、以下により詳細に説明されるように、フェムト・モード、リピータ・モード、および/または、フェムト−リピータ・モードで動作しうる。
システム300は、マクロ・ネットワーク・コアを備えているか、あるいは、マクロ・ネットワーク・コアに動作可能に接続されたマクロ・ネットワーク330に動作可能に接続されたマクロ基地局310と有効に通信するAT305aを含みうる。システム300はまた、マクロ・ネットワーク330のネットワーク・コアに動作可能に接続された通信バックホール325に動作可能に接続されたデュアル・モード基地局315と有効に通信しうる。
動作中、モバイル・デバイス305aは、通信リンク307を介してマクロ基地局310との間でデータを送受信しうる。通信リンク307は、例えばCDMAone、CDMA2000、広帯域CDMA(ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)としても知られているW−CDMA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、ロング・ターム・イボリューション(LTE)、LTEアドバンスト(LTE−A)、ワールドワイド・インタオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(WiMAX)等のようなさまざまな通信規格を利用しうる。基地局310は、リンク308によってマクロ・ネットワーク330と通信しうる。システム300は、第3世代パートナシップ計画(3GPP)(Rel99、Rel5、Rel6、Rel7)技術のみならず、3GPP2(1xRTT、1xEV−DO Rel0、RevA、RevB)技術、および、その他の周知技術および関連技術において動作するように構成されうることが注目される。
マクロ・ネットワーク330は、そのネットワーク・コアにおいてネットワーク・コントローラを含みうる。展開されている通信ネットワークのタイプに依存して、ネットワーク・コントローラは、ラジオ・ネットワーク・コントローラ(RNC)、修正RNC、未ライセンス・モバイル・アクセス(UMA)ネットワーク・コントローラ(UNA)、または、セッション開始プロトコル(SIP)ゲートウェイ等でありうる。図示する例では、マクロ基地局310は、マクロ・ネットワーク330のRNC332と有効に通信している。図3の実施形態では、マクロ・ネットワーク330は、基地局コントローラ(BSC)あるいはRNC332を含みうる。BSC/RNC332は、メッセージ交換センタ(MSC)334や、音声コール、ショート・メッセージ・サービス(SMS)のみならず、その他のサービス(例えば、会議コール、ファックス、および回路交換データ)を取り扱うことを担当する同様のサービス配信ノードと有効に通信しうる。MSC334は、エンド・トゥ・エンド接続のセット・アップおよびリリースを行い、コール中のモビリティ要件およびハンド・オーバ要件を取り扱い、請求およびリアル・タイム・プリ・ペイド課金モニタリング等に注意する。
MSC334は、ビジタ・ロケーション・レジスタ(VLR)336、または、特定のエリアに入った、または、ロームしたネットワーク加入者の類似のテンポラリ・データベースを含みうるか、または、接続されうる。VLR336は、一般にはオペレータのネットワークを使用することを許可されたモバイル電話加入者の詳細を含むデータベースを備えうる(図示しない)レジストリと有効に通信しうる。MSC334は、公衆交換電話網(PSTN)340、公衆陸線モバイル・ネットワーク(PLMN)、またはその他の類似のネットワークと有効に通信しうる。このように、マクロ・ネットワーク330は、これらネットワークのうちの1つに接続されたエンド・ユーザに音声サービスおよびデータ・サービスを配信しうる。システム300は、キャパシティを増加するために、追加のMSCと、MSC334と有効に通信するレジスタ(図示せず)とを含むようにスケールされうる。
関連する態様では、モバイル・デバイス305bは、音声データおよび/または非音声データを転送するために、バックホール・サービス325を利用するように構成されたデュアル・モード基地局315を介してマクロ・ネットワーク330と通信しうる。バックホール・サービス325は、インターネット、DSLサービス、ケーブル・インターネット・サービス、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、プレーン・オールド・テレフォン・システム(POTS)、あるいはその他任意の適切な広帯域ネットワーク等を含みうる。モバイル305bは、通信リンク309を介して基地局315と通信しうる。そして、図2に関して上述されたAP基地局の1または複数の特徴を組み込みうる。基地局315は、所与のATがマクロ・ネットワーク330のネットワーク・コアと通信しうるフェムト・セルを提供する機能を、この機能のうちの1つとして含むことが注目される。
デュアル・モード基地局315は、通信リンク311を介してバックホール・ネットワーク325によってデータを転送するように構成されうる。展開されているシステムのタイプによって、通信リンク311は、ボイス・オーバIP(VoIP)、UMAシグナリング、SIPシグナリング、あるいは、例えばIubオーバIPのようにその他の適切な通信ネットワーク・プロトコルを使用しうる。Iubは、音声データおよび/または非音声データをカプセル化するように設計された、および、ネットワーク325を介してトンネルされたIPとしてシグナルするように設計された標準的な伝送プロトコルである。
マクロ・ネットワーク330は、ネットワーク325から受信したデータを、マクロ・ネットワーク330がマクロ基地局310からのデータを取り扱うのと同様な方式で、適切なネットワーク・コントローラを用いて処理しうる。マクロ・ネットワーク330によって使用されるネットワーク・コントローラのタイプは、デュアル・モード基地局315の構成要素のタイプまたはアーキテクチャに少なくとも部分的に依存する。例えば、IPラジオ・アクセス・ネットワーク(RAN)および/またはSIP/IMSのようなさまざまなフェムト・セル・アーキテクチャが存在する。IP RANアーキテクチャ内には、例えば、修正されたRNC、コンセントレータ等のように、ネットワーク・コアおよび/またはデュアル・モード基地局においてさまざまなハードウェア・アーキテクチャを実現するさまざまなフェムト・セル・ソリューションが提供されている。
システム300は、WANシステムと同じキャリアを再使用する同じ一般的な地理的領域内に展開されたWANマクロ・セルおよびフェムト・セルを備えうることが注目される。1つのアプローチでは、WANシステムは、レガシー技術を使用する一方、フェムト・セル・システムは、例えば、AP基地局動作を効率的にサポートするレガシー技術の発展バージョンのような新たな技術を使用しうる。
さらに関連する態様では、デュアル・モード基地局315は、ビルト・イン・フェムト・セル機能またはリピータ機能のうちの何れかを用いて、所与のモバイル・デバイス305とマクロ・ネットワーク330との間でデータを転送するように構成されうる。デュアル・モード基地局315が、フェムト・モードで動作する場合、基地局315は、上述したように、ネットワーク325を介してマクロ・ネットワーク330のネットワーク・コアと通信しうる。デュアル基地局315が、リピータ・モードで動作する場合、基地局315は、マクロ基地局310のためのリピータとして動作し、基地局315が位置する環境または構造物(例えば、住宅、ビルディング、クローズまたは隔離された環境)内で、マクロ基地局310からの(例えば、リンク316を介した)データ信号をブーストまたは増幅しうる。例えば、この構造物は、マクロ基地局310からの信号が弱い僻地に位置されうる。順方向リンク通信に関し、基地局315は、基地局310から受信した信号を増幅し、増幅した信号を、この構造物内に再送信しうる。逆方向リンク通信に関し、基地局315は、モバイル・デバイス305bから受信したデータ信号を増幅し、増幅した信号を、基地局310へ再送信しうる。
さらに関連する態様では、デュアル・モード基地局315は、バックホール・ネットワーク325の利用度/動作ステータスに依存して、フェムト・セルのAP基地局として、あるいは、マクロ・セルのリピータとして動作しうる。例えば、ネットワーク325が利用可能である場合(つまり、マクロ・ネットワーク330にネットワーク接続を提供している場合)、基地局315は、AP基地局として動作しうる。ネットワーク325が利用可能ではない場合(限定される訳ではないが、バックホールが意図的に切断されている場合、バックホールが通常通り動作することに失敗した場合のように、意図しない故障が生じた場合、あるいは、故障していないものの、バックホール・サービス・プロバイダが、メンテナンス手順、アップグレード、テスト等を実行している場合を含む)、基地局315は、リピータとして動作しうる。
デュアル・モード基地局315は、バックホール325が正しく機能している場合には、AP基地局として限定的に動作するか、あるいは、バックホール325のネットワーク接続が失われたか、利用可能ではない場合には、リピータとして限定的に動作しうることが注目される。あるいは、基地局315は、フェムト・セルのためのAP基地局として、およびマクロ・ネットワーク330のマクロ基地局310のためのリピータとして、同時に動作しうる。(本明細書ではフェムト−リピータ・モードとも称される)後者のモードでは、(以下にさらに詳細に記載されるように、リピータ・モジュールによって)許可されてないATをマクロ基地局310または別のフェムト・セルへ送りながら、許可されたATが、基地局315によって、基地局315に関連付けられた所与のフェムト・セルに(以下にさらに詳細に記載されるように、フェムト・モジュールによって)アクセスできるようになる。例えばフェムト・モジュールおよびリピータ・モジュールのようなデュアル・モード基地局の構成要素およびモジュールに関するさらなる詳細が、図4Aおよび図4Bの実施形態を参照して以下に提供される。
本明細書に記載された実施形態の1または複数の態様によれば、無線有効通信範囲冗長を提供するためのデバイスが提供される。このようなデバイスは、一般に、デバイスが(所与のフェムト・セルに関連付けられた)AP基地局として動作することを可能にするモジュール/部分のみならず、デバイスが(受信した信号をマクロ・セルまたは別のフェムト・セルへブーストおよび転送する)リピータとして動作することを可能にするモジュール/部分を有する。1つの実施形態では、図4Aに示すように、このデバイスは、1つが所与のフェムト・セルのバックホールと通信するためのものであり、もう1つが、(例えば、マクロ・セルに関連付けられたマクロ基地局、あるいは、別のフェムト・セルに関連付けられたAP基地局のような)別の基地局と通信するためのものである2つの個別のトランシーバまたは通信モジュールを含みうる。他の実施形態では、図4Bに示すように、デバイスは、所与のフェムト・セル、および/または、マクロ・セルまたは別のフェムト・セルに関連付けられた別の基地局のバックホールと通信するための単一/共通のトランシーバを含みうる。
図4Aを再度参照して、フェムト・トランシーバ412を備えたフェムト・モジュール410のみならず、リピータ・トランシーバ422を備えたリピータ・モジュール420をも含むデュアル・モード基地局400の実施形態が例示されている。基地局400はまた、フェムト・モジュール410およびリピータ・モジュール420に動作可能に接続されたコントローラ/スーパバイザ・モジュール450を含みうる。基地局400は、フェムト・モジュール410およびリピータ・モジュール420に接続された共通アンテナ455を含みうる。
関連する態様では、フェムト・モジュール410はまた、フェムト・アクセス・マネジャ(FAM)414およびバックホール・インタフェース416を含みうる。FAM414は、コンピューティング/ネットワーク・デバイスまたはサーバを備えうる。そして、認証データを格納するデータベース(図示せず)と有効に通信しうる。このデータベースは、デュアル・モード基地局アイデンティティ、所有者アイデンティティ、所有者パスワード、許可されたアイデンティティ等のうちの1または複数を含むか関連している情報を格納しうる。例えば、FAM414は、ユーザ・デバイスまたはATアイデンティティ(ID)、識別子、および/または、ATユーザによって入力されたその他の関連データに少なくとも部分的に基づいて、所与のトランザクションのための基地局400のアイデンティティを探索しうる。FAM414は、AT IDおよび/またはパスワードを用いることによって、所与のトランザクションを検証しうる。例えば、AT IDが、格納された所有者のAT IDと一致する等の場合、FAM414は、このトランザクションを有効にする。
バックホール・インタフェース416は、フェムト・トランシーバ412から受信したデータ信号を処理し、これによって、マクロ・ネットワーク330へのデータ信号が、適切に処理されるようになる。例えば、マクロ・ネットワーク330のコア・ネットワークのアーキテクチャに依存して、インタフェース416は、図5−8を参照して以下にその詳細が提供されるIub伝送プロトコル、UMAシグナリング、SIPシグナリング、所有者プロトコル、またはその他の適切な伝送プロトコルを用いて、トランシーバ412からのデータ信号をパッケージするように構成されうる。
関連するさらなる態様では、リピータ・モジュール420はまた、増幅モジュール424および/または変調モジュール426を含みうる。リピータ・トランシーバ422は、例えば、ネットワーク・キャリアによって借用されたライセンスされたRF周波数帯域のような所与のRF周波数帯域によってAT305からデータを受信する(図示しない)受信アンテナを含みうることが注目される。リピータ・トランシーバ422はまた、マクロ・ネットワーク330にデータ信号を転送するマクロ基地局310へと、増幅モジュール426によって増幅されたデータ信号を送信するための(図示しない)送信アンテナをも含みうることが注目される。例えば、リピータ420は、単純に、受信した信号を増幅し、再送信しうる。代替案では、または、それに加えて、リピータ420は、受信した信号を復調し、増幅し、基地局310へ再送信する変調モジュール428を実装するインテリジェント・リピータでありうる。
基地局310に類似して、トランシーバ412および/またはトランシーバ422は、例えばCDMA2000インタフェース、W−CDMAインタフェース、WiMAXインタフェース、LTEインタフェース、またはその他の3GPPインタフェースのようなエア・インタフェースを使用して、ライセンスされたスペクトルにおけるRF周波数を使用して、モバイル・デバイス305と通信するように構成されうる。あるいは、トランシーバ412および/またはトランシーバ422は、例えば、エア・インタフェース802.11(ワイヤレス・フィディリティすなわちWi−Fi)およびUMA/ジェネリック・アクセス・ネットワーク(GAN)、またはその他の適切な未ライセンスのRF周波数インタフェースのような未ライセンスのRF周波数を用いて、モバイル・デバイス305と通信するように構成されうる。
さらなる関連態様では、制御モジュール450が、バックホール325の利用度/動作ステータスをモニタし、このステータスに少なくとも部分的に基づいて複数のモードにおいて動作しうる。例えば、1つのモード(リピータ・モード)では、ステータスが、バックホール325が利用可能ではないことを示す場合、AT305とマクロ・ネットワーク330との間の通信を容易にするために、リピータ・モジュール420を選択または起動しうる。代替案では、または、これに加えて、コントローラ450が、別のフェムト・セル(すなわち、基地局400が関連付けられているものとは別のフェムト・セル)に関連付けられたAP基地局とAT305との間の通信を容易にするために、リピータ・モジュール420を使用しうる。
別のモード(フェムト・モード)では、コントローラ450が、バックホール325を(連続的または断続的に)モニタし、バックホールが利用可能になると、マクロ・ネットワーク330とAT305との間でデータを転送するためにフェムト・モジュール410を選択するか、あるいは、起動する。さらに別のモード(フェムト−リピータ・モード)では、コントローラ450が、基地局400をデュアル・モードにする。これによって、基地局400は、(i)フェムト・セルAPと、(ii)マクロ・ネットワーク330のマクロ基地局310のためのリピータとの両方として動作する。コントローラ450は、許可されてないAT(すなわち、フェムト・セル・アクセス許可のないデバイス)を、リピータ420を用いて、マクロ基地局310または別のフェムト・セルへ転送している間、許可されたATが、フェムト・セル410を使用できるように構成されうる。
関連するさらなる態様では、コントローラ450は、フェムト・セル・モジュール410および/またはリピータ・モジュール420の電力を選択的に落とすことができる。例えば、バックホール325が利用可能であり、フェムト・モジュール410が使用されている(例えば、基地局400がフェムト・モードである)場合、コントローラ450は、リピータ420の電源を落とし(あるいは、スリープ・モードまたはスタンバイ・モードにし)、もって、基地局400による電力消費量を低減する。代替案では、あるいは、さらにそれに加えて、バックホール325が利用可能ではなく、リピータ・モジュール420が、使用されている(例えば、基地局400が、リピータ・モードにある)場合、コントローラ450は、フェムト・モジュール410を、スリープ・モードまたはスタンバイ・モードにしうる。リピータ・モジュール420が、AT305とマクロ・ネットワーク330または別のフェムト・セルとの間ですべてのデータまたはほとんどのデータを転送している場合、コントローラ450は、フェムト・モジュール410の電力を落としうる。
基地局400がフェムト−リピータ・モードで動作している場合、コントローラ450は、フェムト・セル・モジュール410とリピータ・モジュール420との両方を出ることができる。このモードでは、コントローラ450は、トランシーバ412、422の送信電力レベルをモニタし、おのおののトランシーバの電力レベルを調整しうる。2つのデータ送信デバイスが、同じ周波数帯域内で異なる電力レベルで送信している場合、干渉が生じうることに注目されるべきである。このような干渉を低減するために、コントローラ450が適用され、トランシーバ412、422の電力レベルが、ほとんど同じに設定される。このように、(1つのATがトランシーバ412と通信しており、別のATがトランシーバ422と通信している)2つのATが同じ領域で動作している場合、コントローラ450は、トランシーバ412、422の両方が、ほとんど同じ電力レベルで送信するように制御し、もって、送信されたそれぞれの信号間の干渉を低減する。
図4Bを参照して、おのおのが、互いに直接的または間接的に有効に通信しているFAM414、バックホール・インタフェース416、コントローラ450、増幅モジュール426、および変調モジュール428を含むデュアル・モード基地局470の別の実施形態が示されている。基地局470はまた、2つの個別のトランシーバ(例えば、図4Aの実施形態におけるフェムト・トランシーバ412およびリピータ・トランシーバ422)の代わりに、単一のフェムト・リピータ・トランシーバ480を含む。フェムト・リピータ・トランシーバ480は、基地局470の他の構成要素と有効に通信し、基地局470が、別のフェムト・セルに関連付けられた別のAP基地局のみならず、所与のフェムト・セルのバックホール325、および/または、マクロ・セルに関連付けられた別の基地局(例えば、マクロ基地局310)と通信できるようにしうる。あるいは、基地局470は、図4Aに示す基地局400に類似しており、基地局400と同じ特徴および機能のいくつかを含みうる。
図5を参照して、修正されたRNCアーキテクチャを実現する無線通信システム500の実施形態が提供される。システム500は、バックホール・インタフェース520を含みうるデュアル・モード基地局510と有効に通信するAT305を含みうる。インタフェース520は、マクロ・ネットワーク530と有効に通信するバックホール・ネットワーク325と有効に通信する。マクロ・ネットワーク530は、修正されたRNC532およびMSC534を含みうる。
マクロ・ネットワーク530におけるRNCは、IPシグナリングを用いてバックホール325を介してトンネルされたIubデータ・パッケージを適切に受け取るように修正されているので、システム500で実現されるアーキテクチャは、修正されたRNCアーキテクチャと称されることが注目される。インタフェース520は、IPシグナリングを使用して、IubオーバIPデータとしてデータ・パッケージをカプセル化することができる。IubオーバIPデータは、IPシグナリングとともにカプセル化されるので、マクロ・ネットワーク330における標準的なRNCは、カプセル化されたIP信号を受け取るように修正されうる。インタフェース520は、図4Aおよび図4Bに示されるバックホール・インタフェースと同じ特徴および機能を含みうる。データ・パッケージは、MRNC532およびMSC534によって処理されると、PSTNネットワーク540またはPLMNネットワーク550のエンド・ユーザへ転送される。修正されたRNC532およびMSC534は、図3の実施形態のRNC332およびMSC334それぞれと同じ特徴および機能を含みうることが注目される。
図6を参照して、Iubコンセントレータ・アーキテクチャを実現する無線通信装置600の実施形態が提供される。システム600は、バックホール・インタフェース620を含みうるデュアル・モード基地局610と有効に通信するAT305を含みうる。インタフェース620は、マクロ・ネットワーク630と有効に通信するバックホール・ネットワーク325と有効に通信する。マクロ・ネットワーク630は、コンセントレータ632および標準的なRNC634を含みうる。
(基地局610が関連付けられている所与のフェムト・セル以外のフェムト・セル650を含む)大量のフェムト・セルを取り扱うように設計されたコンセントレータ610を用いることによって、システム600は、大規模な展開のためにスケールされうる。インタフェース620は、バックホール325を介してマクロ・ネットワーク630におけるコンセントレータ610へ送信されうる音声データおよび非音声データをパッケージするために伝送プロトコルを使用しうる。フォーマットされたデータ・パッケージは、コンセントレータ610によって受信されると、RNC634によって適切に処理されるように、標準的なIubオーバIPパッケージとして再パッケージされうる。データ・パッケージは、コンセントレータ632およびRNA634によって処理されると、PSTNネットワーク640のエンド・ユーザ等に転送されうる。
図7を参照して、UMA/GAN対応アーキテクチャを実現する無線通信システム700の実施形態が提供される。システム700は、バックホール・インタフェース720を含むデュアル・モード基地局710と有効に通信するAT305を含みうる。インタフェース720は、マクロ・ネットワーク730と有効に通信するバックホール・ネットワーク325と有効に通信する。マクロ・ネットワーク730は、UMAネットワーク・コントローラ732、サービス提供GPRSサポート・ノード(SGSN)734、および/またはMSC736を含みうる。
インタフェース720は、UMAシグナリング・プロトコルを用いて、音声データおよび非音声データをパッケージするように構成されうる。インタフェース720は、UMAまたはGANが統合されたクライアント等を含みうる。このように、インタフェース720は、UMAシグナリングを用いて、到来するデータおよび出て行くデータをパッケージしうる。マクロ・ネットワーク730では、UMAネットワーク・コントローラ732が、UMAシグナリング・データを受信し、SGSN734またはMSC736へ転送しうる。データは、その後、PTSNネットワーク740へ、あるいは、GPRSトンネリング・プロトコル等を利用する別のネットワークへ転送されうる。
図8を参照して、セッション開始プロトコル(SIP)対応のアーキテクチャを実現する無線通信システム800の実施形態が提供される。システム800は、バックホール・インタフェース820を含むデュアル・モード基地局810と有効に通信するAT305を含みうる。インタフェース820は、マクロ・ネットワーク830と有効に通信するバックホール・ネットワーク325と有効に通信する。マクロ・ネットワーク830は、SIPゲートウェイ820を含みうる。インタフェース820は、統合されたRNC等を含みうる。データは、SIPシグナリングを備えたVoIPを用いて、インタフェース820とマクロ・ネットワーク830との間で転送されうる。マクロ・ネットワーク830では、SIPゲートウェイ820が、インタフェース820からデータを受信し、その後、このデータを処理して、PSTNネットワークまたはその他の通信ネットワークへ転送しうる。
本明細書に記載された実施形態の1または複数の態様によれば、無線有効通信範囲冗長を提供する方法が提供される。図9Aに示すフロー図を参照して、マクロ・ネットワークと有効に通信する通信バックホールの利用度/動作ステータスをモニタすることまたは判定すること(ステップ910)を含む方法900が提供される。ステップ920では、バックホールが利用可能であることに応じて、方法900は、バックホールを介してマクロ・ネットワークとアクセス端末(AT)との間の通信を容易にすることを含みうる。方法900は、バックホールが利用可能ではないこと(例えば、バックホールが意図的に切断されている場合、バックホールが通常通り動作することに失敗した場合のように、意図しない故障が生じた場合、あるいは、バックホール・サービス・プロバイダが、メンテナンス手順、ライン調節、アップグレード、テスト等、あるいはこれらの組み合わせを実行している場合)に応じて、マクロ・ネットワークと有効に通信している基地局とATとの間で通信信号をブーストすることを含みうる(ステップ930)。
関連する態様では、ステップ910は、デジタル加入者線(DSL)、ケーブル・インターネット・アクセス、およびイーサネット(登録商標)のうちの少なくとも1つの利用度をモニタすることを含みうる。関連するさらなる態様では、図9Bのフロー図に示すように、ステップ920は、バックホールと有効に通信しているアクセス・ポイント(AP)にATがアクセスできるようにすることを含みうる(ステップ922)。ステップ920はさらに、ATを位置決めし、AP基地局を介してATと通信することをマクロ・ネットワークができるようにすることを含みうる(ステップ924)。
関連するさらなる態様によれば、ステップ930は、マクロ・ネットワークと有効に通信しているマクロ基地局とATとの間で信号をブーストすること(ステップ932)、および/または、マクロ・ネットワークと有効に通信している別の通信バックホールに関連付けられた別のAP基地局とATとの間で信号をブーストすること(ステップ934)を含みうる。ブーストすることは、信号を受信することと、受信した信号を増幅することと、増幅した信号を、ATおよび所与の基地局のうちの少なくとも1つに転送することとを含みうる。
関連するさらに別の態様によれば、方法900はまた、ステップ940として、(i)ATに対する第1の送信の第1の電力レベルと、(ii)別のATに対する第2の送信の第2の電力レベルとのうちの少なくとも1つを調整し、第1の送信と第2の送信との間の干渉を低減することを含みうる。調整することは、第1の電力レベルと第2の電力レベルとを一致させることを備える(ステップ942)。
図10Aのフロー図を参照して、デュアル・モード基地局を用いて通信するための方法1000のステップが例示されている。この方法1000は、ステップ1005で始まり、バックホールの利用度/動作ステータスが分析され、バックホールが利用可能であるかが判定される(ステップ1010)。ステップ1015では、バックホールが利用可能ではないことをステータスが示すと、リピータ・モジュール等が、所与のATのためのデータ・サービス・プロバイダとして選択される(リピータ・モード)。選択されたリピータは、(i)所与のATとマクロ・ネットワークとの間で、または、(ii)所与のATと、別のフェムト・セルに関連付けられたAP基地局との間で、データのほとんどまたはすべてを転送することを担当するだろう。
ステップ1020では、バックホールが利用可能であることをステータスが示す場合、所与のATのためのデータ・サービス・プロバイダとして、フェムト・セル・モジュール等が選択される(フェムト・モード)。これは、選択されたフェムト・セル・モジュールが、データのほとんどまたはすべてを、所与のATと、マクロ・ネットワークのマクロ・ネットワーク・コアとの間で転送することを担当するであろうことを意味する。
ステップ1025では、方法1000は、基地局が、フェムト・セルAPとして、および、リピータとして、同時に動作している(フェムト−リピータ・モード)かを判定することを含む。例えば、図4Aの実施形態を参照して、おのおの異なるモバイル・デバイスにサービス提供しているフェムト・セル・モジュール410とリピータ・モジュール420との両方が、同時に動作している場合、基地局400は、フェムト−リピータ・モードにありうる。基地局400が、フェムト−リピータ・モードで動作するように設定されている場合、フェムト・セル・モジュールとリピータ・モジュールとの両方とも、電源が落とされないか、スリープ・モードにもされないだろう。そうではなく、ステップ1030において既に動作可能ではないのであれば、両方のモジュールともそのまま残るか、電源が落とされるだろう。それに加えて、フェムト−リピータ・モードでは、基地局400が、図10Bに示されるように、トランシーバの送信電力を管理するように構成される。
ステップ1035では、フェムト・セル・モジュールは、オプションとして、電源が落とされるか、あるいは、スリープ・モードとされうる。ステップ1040では、基地局がデュアル・モードまたはフェムト−リピータ・モードで動作していない場合、リピータ・モジュールの電源が落とされるか、スリープ・モードとされる。ステップ1035またはステップ1040の後、方法1000は、ステップ1005に戻り、上述したステップが繰り返される。
図10Bを参照して、方法1000はさらに、ATへの送信の電力レベルをモニタすること(ステップ1055)と、近傍のATに関連付けられた干渉が低減または最小となるように、送信の電力レベルを制御または調節すること(ステップ1060)とを備えうる。デュアル・モード基地局が、2つのトランシーバ(例えば、フェムト・トランシーバとリピータ・トランシーバを含む)1つのシナリオでは、方法1000は、ステップ1050に進む。これは、フェムト・セル・トランシーバとリピータ・トランシーバとの両方の送信電力レベルをモニタすることを含みうる(ステップ1055)。ステップ1060において、方法1000は、それぞれのトランシーバによって送信された信号間で生じる干渉を低減するために、それぞれのトランシーバの電力レベルを制御することを含みうる。例えば、フェムト・トランシーバおよびリピータ・トランシーバの電力レベルは、ほぼ一致する。これによって、フェムト・トランシーバおよびリピータ・トランシーバと通信しているATのための有効通信範囲領域をバランスさせることができる。
本明細書に記載された実施形態の1または複数の態様によれば、無線有効通信範囲冗長を提供するためのデバイスおよび装置が提供される。図11Aに示すように、通信デバイスまたは基地局として、あるいは、通信デバイスまたは基地局内で使用されるプロセッサまたは類似のデバイスとして構成されうる典型的な装置1100が提供される。図示されるように、装置1100は、(例えば、DSL、ケーブル・インターネット・アクセス、イーサネット等のような)通信バックホールをモニタするための手段1150を備えうる。装置1100は、バックホールが利用可能であることに応じて、バックホールを介してマクロ・ネットワークとアクセス端末(AT)との間の通信を容易にするための手段1160を備えうる。装置1100は、バックホールが利用可能ではないことに応じて、例えば、(i)マクロ・ネットワークと有効に通信するマクロ基地局、または(ii)マクロ・ネットワークと有効に通信する別の通信バックホールに関連付けられたAP基地局のような基地局1171と、ATとの間で通信信号をブーストするための手段1170を備えうる。
図11Bに示すように、容易にするための手段1160は、バックホールと有効に通信している装置1100のアクセス・ポイント(AP)にATがアクセスできるようにするための手段1162と、ATを位置決めし、APを介してATと通信することを、マクロ・ネットワークができるようにするための手段1164とを備えうる。ブーストするための手段1170は、信号を受信するための手段1172と、受信した信号を増幅するための手段1174と、増幅した信号を、ATおよび基地局1171のうちの少なくとも1つへ転送するための手段1176とを備えうる。装置1100はまた、(i)バックホールを介してマクロ・ネットワークと、および、(ii)基地局(例えば、フェムト−リピータ・トランシーバ等)と通信するための手段1180を備えうる。
図11Cに示すように、装置1100は、バックホール(例えば、フェムト・トランシーバ等)を介してマクロ・ネットワークと通信するための手段1190、および/または、基地局1171(例えば、リピータ・トランシーバ等)と通信するための手段1192を備えうる。装置1100はまた、(i)バックホールを介してマクロ・ネットワークと通信するための手段1190の第1の送信電力と、(ii)基地局1171と通信するための手段1192の第2の送信電力とのうちの少なくとも1つを調整し、第1の送信と第2の送信との間の干渉を低減するための手段1200を備えうる。この調整する手段1200は、第1の送信電力を第2の送信電力に一致させるための手段1210を備えうる。
装置1100は、オプションとして、1つのプロセッサではなく、装置1100の場合、通信端末またはデュアル・モード基地局として構成された、少なくとも1つのプロセッサを有するプロセッサ・モジュール1130を含みうることが注目される。このような場合、プロセッサ1130は、手段1150−1210およびこれらの構成要素と、バス1102または類似の通信カップリングを介して、有効に通信しうる。プロセッサ1130は、手段1150−1210およびこれらの構成要素によって実行される処理または機能の開始およびスケジューリングを有効にしうる。
装置1100は、オプションとして、マクロ・ネットワークと有効に通信するバックホールのためのバックホール・インタフェース1110を含みうる。装置1100は、オプションとして、(i)AT、(ii)バックホールを介したマクロ・ネットワーク、および(iii)基地局1171のうちの少なくとも1つと通信するためのトランシーバ・モジュール1120を含みうる。トランシーバ1120の代わりに、あるいは、トランシーバ1120と連携して、スタンド・アロン・トランシーバ、および/または、スタント・アロン送信機が使用されうる。
関連する態様では、トランシーバ・モジュール1120は、(i)バックホールを介してマクロ・ネットワークと、および(ii)基地局1171と通信するためのトランシーバを備えうる。代替案では、トランシーバ・モジュール1120は、バックホールを介してマクロ・ネットワークと通信するための第1のトランシーバ、および/または、基地局1171と通信するための第2のトランシーバを備えうる。プロセッサ・モジュール1130は、(i)第1のトランシーバの第1の送信電力と、(ii)第2のトランシーバの第2の送信電力とのうちの少なくとも1つを調整し、第1の送信と第2の送信との間の干渉を低減する。例えば、プロセッサ・モジュール1120は、第1の送信電力と第2の送信電力とを一致させうる。
関連するさらなる態様では、装置1100は、オプションとして、例えばメモリ・デバイス/モジュール1140のような情報を格納するための手段を含みうる。コンピュータ読取可能媒体またはメモリ・デバイス/モジュール1140は、バス1102等を介して、装置1100のその他の構成要素に動作可能に接続されうる。コンピュータ読取可能媒体またはメモリ・デバイス1140は、手段1150−1210およびこれらの構成要素または(デュアル・モード基地局等として構成された装置1100の場合、)プロセッサ1130または本明細書に記載された方法の処理および動作を有効にするためのコンピュータ読取可能命令群およびデータを格納するように適応されうる。
関連するさらなる態様では、メモリ・モジュール1140は、オプションとして、プロセッサ・モジュール1130に対して、(a)バックホールの利用度/動作ステータスをモニタさせ、(b)バックホールが利用可能であることに応じて、バックホールを介してマクロ・ネットワークとATとの間の通信を容易にさせ、および/または、(c)バックホールが利用可能ではないことに応じて、ATと基地局1171との間で信号をブーストさせるための実行可能コードを含みうる。ステップ(a)−(c)のうちの1または複数は、上述した手段1150−1210の代わりに、あるいは、手段1150−1210と連携して、プロセッサ・モジュール1130によって実行されうる。
本願は、本発明の特定の例を記載しているが、当業者であれば、この発明概念から逸脱することなく、本発明の変形を考案できうる。例えば、本明細書における教示は、回路交換ネットワーク要素を称しているが、同様に、パケット交換領域ネットワーク要素にも適用可能である。本明細書において「典型的な」という用語は、「例、事例あるいは例示として役立つ」ことを意味するために使用されることが注目される。本明細書で「典型的である」と記載されたあらゆる実施形態は、他の実施形態によりも好適であるとか有利であるとか解釈される必要は必ずしもない。
本明細書に記載された1または複数の態様によれば、推論は、説明されたような複数の周囲のフェムト・セルおよび/またはマクロ・セルのための通信パラメータを決定することに関してなされうることが認識されるだろう。本明細書で使用されるように、「推論する」または「推論」という用語は一般に、イベントおよび/またはデータによって取得された観察のセットから、システム、環境、および/または、ユーザの状態の推論またはそれに関する理由付けの処理を称する。推論は、特定のコンテキストまたは動作を特定するために適用されるか、あるいは、例えば状態にわたる確率分布を生成しうる。推論は、確率論的、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいて、該当する状態にわたる確率分布を計算することでありうる。推論はまた、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構築するために適用される技術を称することができる。そのような推論によって、イベントが時間的に近接していようといまいと、これらイベントおよびデータが1または幾つかのイベント・ソースおよびデータ・ソースに由来していようと、観察されたイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、新たなイベントまたは動作を構築することができる。
本書で使用される用語およびフレーズ、およびこれらの変形は、明確に述べられていない限り、限定するのではなく、制約のないものとして解釈されるべきである。前述したものの例として、用語「含む」は、「限定することなく含む」等を意味するものとして解釈されるべきである。用語「例」は、本議論において、排他的でもなく、これらリストを限定することでもなく、アイテムの典型的な事例を提供するために使用される。用語「a」または「an」は、「少なくとも1つ」、「1または複数」等を意味するものとして解釈されるべきである。例えば、「従来の」、「伝統的な」、「通常の」、「標準的な」、「周知の」、および類似の意味を持つ用語のような形容詞は、所与の期間に対して記載されたアイテム、または、所与の時間において利用可能なアイテムに限定するものとして解釈されるべきではなく、現在、または将来におけるいつかに、利用可能または周知になりうる従来技術、伝統技術、通常技術、または標準技術を含むものと理解されるべきである。同様に、本書が、当業者に明白または周知になりうるであろう技術を称する場合、このような技術は、現在、または、将来におけるいつかにおいて、当業者に明白または周知になるものを含む。
接続詞「および」を用いて接続されたアイテムのグループは、これらアイテムのおのおのおよびすべてが、グループ内に存在することを必要とするものとして理解されるべきではなく、明確に述べられていないのであれば、「および/または」と理解されるべきである。同様に、接続詞「または」で接続されたアイテムのグループは、このグループ内で相互に排他的であることを必要とするものとして理解されるべきではなく、明確に述べられていないのであれば、「および/または」として理解されるべきである。さらに、本発明のアイテム、要素、または構成要素は、単数形で記載または権利主張されているが、単数形への限定が明確に述べられていないのであれば、複数形が本発明のスコープ内にあるものと考慮される。
いくつかの事例において、例えば「1または複数」、「少なくとも」、「限定することなく」またはその他同様なフレーズのように意味を広げる用語およびフレーズが存在することは、このように意味を広げるフレーズが存在しない事例において、狭いケースが意図または要求されることを意味すると解釈されてはならない。
それに加えて、本明細書に記載されたさまざまな実施形態は、典型的なブロック図、フロー・チャートおよびその他の例示に関して説明される。当業者であれば、本書を読んだ後に、明らかになるように、例示された実施形態およびこれらさまざまな変形は、例示された例に限定されることなく実現されうる。例えば、ブロック図およびこれらの関連記載は、特定のアーキテクチャまたは構成を定めるものとして解釈されるべきではない。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」などは、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、あるいは実行中のソフトウェアのうちの何れかであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図されている。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピュータ・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりえる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1つのコンピュータに局在化されるか、および/または、複数のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納したさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、(例えば、ローカル・システムにおける他の構成要素、分散システムにおける他の構成要素、および/または、信号によって他のシステムに接続されたインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータのような)1または複数のデータ・パケットを有する信号にしたがってローカル処理および/または遠隔処理によって通信しうる。
本明細書では、典型的なアプローチの例として開示された処理におけるステップの特定の順序または階層が理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、本開示のスコープ内であることを保ちながら、再構成されうることが理解される。方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されることは意図されていない。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するだろう。例えば、上記説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書に記載された例に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、方法、およびアルゴリズムが、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、またはこれら両方の組み合わせとして実現されうることを認識するだろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に例示するために、例示的なさまざまな構成要素、ブロック、モジュール、回路、方法、およびアルゴリズムが、これらの機能の観点から、一般的に上述された。それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、各特定のアプリケーションに応じて変化する方法で上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本開示の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、モバイル・デバイスに関連して記載される。モバイル・デバイスはまた、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末(AT)、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、ユーザ機器(UE)と称されうる。モバイル・デバイスは、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、パーソナル・デジタル・アシスタント(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、コンピュータ・デバイス、あるいは無線モデムに接続されたその他の制御デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、基地局に関連して記載される。基地局は、モバイル・デバイスと通信するために利用することができ、アクセス・ポイント、ノードB、イボルブド・ノードB(eNode BあるいはeNB)、基地トランシーバ局(BT)、あるいはその他の用語でも称されうる。
さらに、本明細書に記載のさまざまな態様または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、または媒体からアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶装置(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)等)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、カード、スティック、キー・ドライブ等)を含みうる。さらに、本明細書に記載されたさまざまな記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイス、および/または、その他の機械読取可能媒体を表すことができる。用語「機械読取可能媒体」は、限定されることなく、無線チャネル、および、命令群および/またはデータを格納、包含、および/または搬送することができるその他任意の媒体を含みうる。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)、マルチ・キャリアCDMA(MC−CDMA)、広帯域CDMA(W−CDMA)、高速パケット接続(HSPA、HSPA+)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングル・キャリア周波数領域多重化(SC−FDMA)、およびその他の多元接続システム/技術のようなさまざまな無線通信システムに使用されうる。「システム」、「ネットワーク」という用語は、置換可能に使用されうる。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000などのようなラジオ技術を実現することができる。UTRAは、W−CDMA、および/または、CDMAのその他の変形を含みうる。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現することができる。OFDMAシステムは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)などのような無線技術を実現することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新リリースであり、ダウンリンクではOFDMAを用い、アップリンクではSC−FDMAを用いる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画プロジェクト」(3GPP)と命名された組織からのドキュメントに記述されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画プロジェクト」(3GPP2)と命名された組織からドキュメントに記述されている。さらに、本明細書に記載された無線通信システムは、例えばIS−95、CDMA2000、IS−856、W−CDMA、TD−SCDMA等のような1または複数の規格を実現しうることが注目される。
本明細書で開示された例に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
本明細書で開示された例に関連して記載された方法またはアルゴリズムは、ハードウェアによって直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、またはこれら2つの組み合わせによって具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、フラッシュ・メモリ、読取専用メモリ(ROM)、EPROM、電子的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、または当該技術において周知であるその他任意の形式の記憶媒体に存在しうる。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取ったり、記憶媒体へ情報を書き込んだりできるように、プロセッサに接続されうる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在することができる。
1または複数の典型的な実施形態では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体と通信媒体との両方を含む。これらは、コンピュータ・プログラムのある場所から別の場所への転送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能媒体と適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(CD)、レーザ・ディスク、光ディスク、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルー・レイ・ディスクを含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
開示された例の前述した記載が提供され、当業者は、本発明の製造または使用が可能となる。これらの例へのさまざまな変形が、当業者に容易に明らかになり、本明細書に規定された一般的な原理は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、他の例にも適用されうる。したがって、本発明は、本明細書に示された例に限定されることは意図されておらず、本明細書に開示された原理および斬新な特徴に一致した最も広い範囲が与えられるべきである。
開示された例の前述した記載が提供され、当業者は、本発明の製造または使用が可能となる。これらの例へのさまざまな変形が、当業者に容易に明らかになり、本明細書に規定された一般的な原理は、本発明の精神または範囲から逸脱することなく、他の例にも適用されうる。したがって、本発明は、本明細書に示された例に限定されることは意図されておらず、本明細書に開示された原理および斬新な特徴に一致した最も広い範囲が与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
無線有効通信範囲冗長のための方法であって、
マクロ・ネットワークと有効に通信している通信バックホールをモニタすることと、
前記通信バックホールが利用可能であることに応じて、前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークとアクセス端末(AT)との間の通信を容易にすることと、
前記通信バックホールが利用可能ではないことに応じて、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している基地局と前記ATとの間で通信信号をブーストすることとを備える方法。
[C2]
前記モニタすることは、デジタル加入者線(DSL)、ケーブル・インターネット・アクセス、イーサネット、T1、ファイバ、およびWi−Fiのうちの少なくとも1つをモニタすることを備えるC1に記載の方法。
[C3]
前記容易にすることは、前記ATが、前記通信バックホールと有効に通信しているアクセス・ポイント(AP)基地局にアクセスすることを可能にすることを備えるC1に記載の方法。
[C4]
前記容易にすることはさらに、前記マクロ・ネットワークが、前記ATを位置決めし、前記AP基地局を経由して、前記ATと通信することを可能にすることを備えるC3に記載の方法。
[C5]
前記ブーストすることは、前記マクロ・ネットワークと有効に通信しているマクロ基地局と前記ATとの間で信号をブーストすることを備えるC1に記載の方法。
[C6]
前記マクロ・ネットワークと有効に通信しているマクロ基地局と別のATとの間で信号をブーストすることをさらに備えるC1に記載の方法。
[C7]
前記ブーストすることは、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している別の通信バックホールに関連付けられた別のAP基地局と前記ATとの間で信号をブーストすることを備えるC1に記載の方法。
[C8]
前記マクロ・ネットワークと有効に通信している別の通信バックホールに関連付けられた別のAP基地局と別のATとの間で信号をブーストすることをさらに備えるC1に記載の方法。
[C9]
前記ブーストすることは、
前記マクロ・ネットワークから信号を受信することと、
前記受信した信号を増幅することと、
前記増幅した信号を、前記ATへ転送することとを備えるC1に記載の方法。
[C10]
前記ブーストすることは、
前記ATから信号を受信することと、
前記受信した信号を増幅することと、
前記増幅した信号を、前記マクロ・ネットワークへ転送することとを備えるC1に記載の方法。
[C11]
(i)前記ATへの第1の送信の第1の電力レベルと、(ii)別のATへの第2の送信の第2の電力レベルとのうちの少なくとも1つを調整し、前記第1の送信と前記第2の送信との間の干渉を低減することをさらに備えるC1に記載の方法。
[C12]
前記調整することは、前記第1の電力レベルと前記第2の電力レベルとを一致させることを備えるC11に記載の方法。
[C13]
無線通信デバイスであって、
マクロ・ネットワークと有効に通信している通信バックホールのためのバックホール・インタフェースと、
(i)アクセス端末(AT)、(ii)前記通信バックホールを介した前記マクロ・ネットワーク、および(iii)前記マクロ・ネットワークと有効に通信している基地局、のうちの少なくとも1つと通信するためのトランシーバ・モジュールと、
前記バックホール・インタフェースおよび前記トランシーバ・モジュールと動作可能に接続された少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと動作可能に接続されたメモリ・モジュールとを備え、
前記メモリ・モジュールは、前記少なくとも1つのプロセッサが、(a)前記通信バックホールをモニタし、(b)前記通信バックホールが利用可能であることに応じて、前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークと前記ATとの間の通信を容易にし、(c)前記通信バックホールが利用可能ではないことに応じて、前記ATと前記基地局との間で通信信号をブーストするための実行可能なコードを備える無線通信デバイス。
[C14]
前記通信バックホールは、デジタル加入者線(DSL)、ケーブル・インターネット・アクセス、イーサネット、T1、ファイバ、およびWi−Fiのうちの少なくとも1つを備えるC13に記載の無線通信デバイス。
[C15]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ATが、前記通信バックホールと有効に通信している前記無線通信デバイスのアクセス・ポイント(AP)基地局にアクセスすることを可能にすることによって、前記ATと前記マクロ・ネットワークとの間の通信を容易にするC13に記載の無線通信デバイス。
[C16]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記マクロ・ネットワークが、前記ATを位置決めし、前記AP基地局を介して前記ATと通信することを可能にするC15に記載の無線通信デバイス。
[C17]
前記基地局は、前記マクロ・ネットワークと有効に通信するマクロ基地局を備えるC13に記載の無線通信デバイス。
[C18]
前記基地局は、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している別の通信バックホールに関連付けられた別のAP基地局を備えるC13に記載の無線通信デバイス。
[C19]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記マクロ・ネットワークから信号を受信し、
前記受信した信号を増幅し、
前記増幅した信号を前記ATへ転送することによって通信信号をブーストするC13に記載の無線通信デバイス。
[C20]
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ATから信号を受信し、
前記受信した信号を増幅し、
前記増幅した信号を前記マクロ・ネットワークへ転送することによって通信信号をブーストするC13に記載の無線通信デバイス。
[C21]
前記トランシーバ・モジュールは、(i)前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークと、および、(ii)前記基地局と、通信するためのトランシーバを備えるC13に記載の無線通信デバイス。
[C22]
前記トランシーバ・モジュールは、前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークと通信するための第1のトランシーバを備えるC13に記載の無線通信デバイス。
[C23]
前記トランシーバ・モジュールは、前記基地局と通信するための第2のトランシーバを備えるC22に記載の無線通信デバイス。
[C24]
前記少なくとも1つのプロセッサは、(i)前記第1のトランシーバの第1の送信電力と、(ii)前記第2のトランシーバの第2の送信電力とのうちの少なくとも1つを調整し、第1の送信と第2の送信との間の干渉を低減するC23に記載の無線通信デバイス。
[C25]
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の送信電力と前記第2の送信電力とを一致させるC24に記載の無線通信デバイス。
[C26]
装置であって、
マクロ・ネットワークと有効に通信している通信バックホールをモニタする手段と、
前記通信バックホールが利用可能であることに応じて、前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークとアクセス端末(AT)との間の通信を容易にする手段と、
前記通信バックホールが利用可能ではないことに応じて、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している基地局と前記ATとの間で通信信号をブーストする手段とを備える装置。
[C27]
前記通信バックホールは、デジタル加入者線(DSL)、ケーブル・インターネット・アクセス、イーサネット、T1、ファイバ、およびWi−Fiのうちの少なくとも1つを備えるC26に記載の装置。
[C28]
前記容易にする手段は、前記ATが、前記通信バックホールと有効に通信している前記装置のアクセス・ポイント(AP)基地局にアクセスすることを可能にする手段を備えるC26に記載の装置。
[C29]
前記容易にする手段は、前記マクロ・ネットワークが、前記ATを位置決めし、前記AP基地局を介して、前記ATと通信することを可能にする手段を備えるC28に記載の装置。
[C30]
前記基地局は、前記マクロ・ネットワークと有効に通信しているマクロ基地局を備えるC26に記載の装置。
[C31]
前記基地局は、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している別の通信バックホールに関連付けられた別のAP基地局を備えるC26に記載の装置。
[C32]
前記ブーストする手段は、
前記マクロ・ネットワークから信号を受信する手段と、
前記受信した信号を増幅する手段と、
前記増幅した信号を、前記ATへ転送する手段とを備えるC26に記載の装置。
[C33]
前記ブーストする手段は、
前記ATから信号を受信する手段と、
前記受信した信号を増幅する手段と、
前記増幅した信号を、前記マクロ・ネットワークへ転送する手段とを備えるC26に記載の装置。
[C34]
(i)前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークと、および(ii)前記基地局と、通信する手段をさらに備えるC26に記載の装置。
[C35]
前記バックホールを介して前記マクロ・ネットワークと通信する手段をさらに備えるC26に記載の装置。
[C36]
前記基地局と通信する手段をさらに備えるC35に記載の装置。
[C37]
(i)前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークと通信する手段の第1の送信電力と、(ii)前記基地局と通信する手段の第2の送信電力とのうちの少なくとも1つを調整し、第1の送信と第2の送信との間の干渉を低減する手段をさらに備えるC36に記載の装置。
[C38]
前記調整する手段は、前記第1の送信電力を前記第2の送信電力に一致させる手段を備えるC37に記載の装置。
[C39]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
マクロ・ネットワークと有効に通信している通信バックホールを、コンピュータに対してモニタさせるためのコードと、
前記通信バックホールが利用可能であることに応じて、コンピュータに対して、前記通信バックホールを介した前記マクロ・ネットワークとアクセス端末(AT)との間の通信を容易にさせるためのコードと、
前記通信バックホールが利用可能ではないことに応じて、コンピュータに対して、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している基地局と前記ATとの間で通信信号をブーストさせるためのコードとを備えるコンピュータ・プログラム製品。
[C40]
前記通信バックホールは、デジタル加入者線(DSL)、ケーブル・インターネット・アクセス、イーサネット、T1、ファイバ、およびWi−Fiのうちの少なくとも1つを備えるC39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C41]
前記通信バックホールは、アクセス・ポイント(AP)基地局と有効に通信しているC39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C42]
前記AP基地局によって、前記マクロ・ネットワークは、前記ATを位置決めし、前記ATと通信することが可能となるC41に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C43]
前記基地局は、前記マクロ・ネットワークと有効に通信しているマクロ基地局を備えるC39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C44]
前記基地局は、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している別の通信バックホールに関連付けられた別のAP基地局を備えるC39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C45]
前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、コンピュータに対して、(i)前記ATへの第1の送信の第1の電力レベルと、(ii)別のATへの第2の送信の第2の電力レベルとのうちの少なくとも1つを調整させ、前記第1の送信と前記第2の送信との間の干渉を低減させるためのコードを備えるC39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C46]
前記第1の電力レベルと前記第2の電力レベルとが一致されるC45に記載のコンピュータ・プログラム製品。

Claims (46)

  1. 無線有効通信範囲冗長のための方法であって、
    マクロ・ネットワークと有効に通信している通信バックホールをモニタすることと、
    前記通信バックホールが利用可能であることに応じて、前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークとアクセス端末(AT)との間の通信を容易にすることと、
    前記通信バックホールが利用可能ではないことに応じて、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している基地局と前記ATとの間で通信信号をブーストすることとを備える方法。
  2. 前記モニタすることは、デジタル加入者線(DSL)、ケーブル・インターネット・アクセス、イーサネット、T1、ファイバ、およびWi−Fiのうちの少なくとも1つをモニタすることを備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記容易にすることは、前記ATが、前記通信バックホールと有効に通信しているアクセス・ポイント(AP)基地局にアクセスすることを可能にすることを備える請求項1に記載の方法。
  4. 前記容易にすることはさらに、前記マクロ・ネットワークが、前記ATを位置決めし、前記AP基地局を経由して、前記ATと通信することを可能にすることを備える請求項3に記載の方法。
  5. 前記ブーストすることは、前記マクロ・ネットワークと有効に通信しているマクロ基地局と前記ATとの間で信号をブーストすることを備える請求項1に記載の方法。
  6. 前記マクロ・ネットワークと有効に通信しているマクロ基地局と別のATとの間で信号をブーストすることをさらに備える請求項1に記載の方法。
  7. 前記ブーストすることは、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している別の通信バックホールに関連付けられた別のAP基地局と前記ATとの間で信号をブーストすることを備える請求項1に記載の方法。
  8. 前記マクロ・ネットワークと有効に通信している別の通信バックホールに関連付けられた別のAP基地局と別のATとの間で信号をブーストすることをさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. 前記ブーストすることは、
    前記マクロ・ネットワークから信号を受信することと、
    前記受信した信号を増幅することと、
    前記増幅した信号を、前記ATへ転送することとを備える請求項1に記載の方法。
  10. 前記ブーストすることは、
    前記ATから信号を受信することと、
    前記受信した信号を増幅することと、
    前記増幅した信号を、前記マクロ・ネットワークへ転送することとを備える請求項1に記載の方法。
  11. (i)前記ATへの第1の送信の第1の電力レベルと、(ii)別のATへの第2の送信の第2の電力レベルとのうちの少なくとも1つを調整し、前記第1の送信と前記第2の送信との間の干渉を低減することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  12. 前記調整することは、前記第1の電力レベルと前記第2の電力レベルとを一致させることを備える請求項11に記載の方法。
  13. 無線通信デバイスであって、
    マクロ・ネットワークと有効に通信している通信バックホールのためのバックホール・インタフェースと、
    (i)アクセス端末(AT)、(ii)前記通信バックホールを介した前記マクロ・ネットワーク、および(iii)前記マクロ・ネットワークと有効に通信している基地局、のうちの少なくとも1つと通信するためのトランシーバ・モジュールと、
    前記バックホール・インタフェースおよび前記トランシーバ・モジュールと動作可能に接続された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサと動作可能に接続されたメモリ・モジュールとを備え、
    前記メモリ・モジュールは、前記少なくとも1つのプロセッサが、(a)前記通信バックホールをモニタし、(b)前記通信バックホールが利用可能であることに応じて、前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークと前記ATとの間の通信を容易にし、(c)前記通信バックホールが利用可能ではないことに応じて、前記ATと前記基地局との間で通信信号をブーストするための実行可能なコードを備える無線通信デバイス。
  14. 前記通信バックホールは、デジタル加入者線(DSL)、ケーブル・インターネット・アクセス、イーサネット、T1、ファイバ、およびWi−Fiのうちの少なくとも1つを備える請求項13に記載の無線通信デバイス。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記ATが、前記通信バックホールと有効に通信している前記無線通信デバイスのアクセス・ポイント(AP)基地局にアクセスすることを可能にすることによって、前記ATと前記マクロ・ネットワークとの間の通信を容易にする請求項13に記載の無線通信デバイス。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記マクロ・ネットワークが、前記ATを位置決めし、前記AP基地局を介して前記ATと通信することを可能にする請求項15に記載の無線通信デバイス。
  17. 前記基地局は、前記マクロ・ネットワークと有効に通信するマクロ基地局を備える請求項13に記載の無線通信デバイス。
  18. 前記基地局は、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している別の通信バックホールに関連付けられた別のAP基地局を備える請求項13に記載の無線通信デバイス。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記マクロ・ネットワークから信号を受信し、
    前記受信した信号を増幅し、
    前記増幅した信号を前記ATへ転送することによって通信信号をブーストする請求項13に記載の無線通信デバイス。
  20. 前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記ATから信号を受信し、
    前記受信した信号を増幅し、
    前記増幅した信号を前記マクロ・ネットワークへ転送することによって通信信号をブーストする請求項13に記載の無線通信デバイス。
  21. 前記トランシーバ・モジュールは、(i)前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークと、および、(ii)前記基地局と、通信するためのトランシーバを備える請求項13に記載の無線通信デバイス。
  22. 前記トランシーバ・モジュールは、前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークと通信するための第1のトランシーバを備える請求項13に記載の無線通信デバイス。
  23. 前記トランシーバ・モジュールは、前記基地局と通信するための第2のトランシーバを備える請求項22に記載の無線通信デバイス。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサは、(i)前記第1のトランシーバの第1の送信電力と、(ii)前記第2のトランシーバの第2の送信電力とのうちの少なくとも1つを調整し、第1の送信と第2の送信との間の干渉を低減する請求項23に記載の無線通信デバイス。
  25. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記第1の送信電力と前記第2の送信電力とを一致させる請求項24に記載の無線通信デバイス。
  26. 装置であって、
    マクロ・ネットワークと有効に通信している通信バックホールをモニタする手段と、
    前記通信バックホールが利用可能であることに応じて、前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークとアクセス端末(AT)との間の通信を容易にする手段と、
    前記通信バックホールが利用可能ではないことに応じて、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している基地局と前記ATとの間で通信信号をブーストする手段とを備える装置。
  27. 前記通信バックホールは、デジタル加入者線(DSL)、ケーブル・インターネット・アクセス、イーサネット、T1、ファイバ、およびWi−Fiのうちの少なくとも1つを備える請求項26に記載の装置。
  28. 前記容易にする手段は、前記ATが、前記通信バックホールと有効に通信している前記装置のアクセス・ポイント(AP)基地局にアクセスすることを可能にする手段を備える請求項26に記載の装置。
  29. 前記容易にする手段は、前記マクロ・ネットワークが、前記ATを位置決めし、前記AP基地局を介して、前記ATと通信することを可能にする手段を備える請求項28に記載の装置。
  30. 前記基地局は、前記マクロ・ネットワークと有効に通信しているマクロ基地局を備える請求項26に記載の装置。
  31. 前記基地局は、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している別の通信バックホールに関連付けられた別のAP基地局を備える請求項26に記載の装置。
  32. 前記ブーストする手段は、
    前記マクロ・ネットワークから信号を受信する手段と、
    前記受信した信号を増幅する手段と、
    前記増幅した信号を、前記ATへ転送する手段とを備える請求項26に記載の装置。
  33. 前記ブーストする手段は、
    前記ATから信号を受信する手段と、
    前記受信した信号を増幅する手段と、
    前記増幅した信号を、前記マクロ・ネットワークへ転送する手段とを備える請求項26に記載の装置。
  34. (i)前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークと、および(ii)前記基地局と、通信する手段をさらに備える請求項26に記載の装置。
  35. 前記バックホールを介して前記マクロ・ネットワークと通信する手段をさらに備える請求項26に記載の装置。
  36. 前記基地局と通信する手段をさらに備える請求項35に記載の装置。
  37. (i)前記通信バックホールを介して前記マクロ・ネットワークと通信する手段の第1の送信電力と、(ii)前記基地局と通信する手段の第2の送信電力とのうちの少なくとも1つを調整し、第1の送信と第2の送信との間の干渉を低減する手段をさらに備える請求項36に記載の装置。
  38. 前記調整する手段は、前記第1の送信電力を前記第2の送信電力に一致させる手段を備える請求項37に記載の装置。
  39. コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
    前記コンピュータ読取可能媒体は、
    マクロ・ネットワークと有効に通信している通信バックホールを、コンピュータに対してモニタさせるためのコードと、
    前記通信バックホールが利用可能であることに応じて、コンピュータに対して、前記通信バックホールを介した前記マクロ・ネットワークとアクセス端末(AT)との間の通信を容易にさせるためのコードと、
    前記通信バックホールが利用可能ではないことに応じて、コンピュータに対して、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している基地局と前記ATとの間で通信信号をブーストさせるためのコードとを備えるコンピュータ・プログラム製品。
  40. 前記通信バックホールは、デジタル加入者線(DSL)、ケーブル・インターネット・アクセス、イーサネット、T1、ファイバ、およびWi−Fiのうちの少なくとも1つを備える請求項39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  41. 前記通信バックホールは、アクセス・ポイント(AP)基地局と有効に通信している請求項39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  42. 前記AP基地局によって、前記マクロ・ネットワークは、前記ATを位置決めし、前記ATと通信することが可能となる請求項41に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  43. 前記基地局は、前記マクロ・ネットワークと有効に通信しているマクロ基地局を備える請求項39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  44. 前記基地局は、前記マクロ・ネットワークと有効に通信している別の通信バックホールに関連付けられた別のAP基地局を備える請求項39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  45. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、コンピュータに対して、(i)前記ATへの第1の送信の第1の電力レベルと、(ii)別のATへの第2の送信の第2の電力レベルとのうちの少なくとも1つを調整させ、前記第1の送信と前記第2の送信との間の干渉を低減させるためのコードを備える請求項39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  46. 前記第1の電力レベルと前記第2の電力レベルとが一致される請求項45に記載のコンピュータ・プログラム製品。
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