JP2014130732A - 放射線発生ユニット及び放射線撮影システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記カソードヒーター電源9の正極を前記カソード5に接続し、前記引き出し電極電源10の正極を前記引き出し電極6に接続し、前記カソードヒーター電源9の負極と前記引き出し電極電源10の負極とを接続し、前記引き出し電極6と前記カソード5の間に前記カソードヒーター電源9と前記引き出し電極電源10を直列に接続する。
【選択図】図1
Description
前記カソードヒーター電源の正極が前記カソードに接続され、前記引き出し電極電源の正極が前記引き出し電極に接続され、前記カソードヒーター電源の負極と前記引き出し電極電源の負極が接続されていることを特徴とする放射線発生ユニットを提供するものである。
まず、図1〜図3を用いて本発明の放射線発生ユニットについて説明する。図1は、本発明に係る放射線発生ユニットの第1の実施形態を示す模式図であり、図2は、図1の制御回路の内部と放射線発生管の部分拡大図であり、図3は、本発明の放射線発生ユニットにおける放射線照射のオン・オフを示す説明図である。
本発明におけるカソードヒーター電源9は、放射線のオン・オフに関わらず常にオンにして通電の状態にして一定の電圧を維持している。これは、カソードヒーター4の温度を一定にすることにより、放出される電子の変動を抑えるためである。他の駆動電源12の電圧をV1、カソードヒーター電源の電圧をV2、引き出し電極電源の電圧をV3とすると、この際、引き出し電極電源10は0V(短絡状態)としているが、カソードヒーター電源9の正極はカソード5側に、負極は引き出し電極6側に接続されているために、カソードに印加される負の電圧V1にカソードヒーター電源電圧V2を引いた電圧V1−V2が引き出し電極6に印加され、引き出し電極6のカソード5に対する電位は負となる。
(1)で述べたようにカソードヒーター電源9は、常にオンにして一定の電圧を維持しているが、これに対して、引き出し電極電源10の出力はカソードヒーター電源9の維持電圧よりも大きい所定の正の電圧に設定される。本発明において、カソードヒーター電源9の正極は、カソード5側、負極は引き出し電極6側に接続されているために、引き出し電極6には、V3−(V1−V2)の電圧が印加され、引き出し電極6のカソード5に対する電位は正となる。
図4は本発明に係る放射線発生ユニットの第2の実施形態を示す図であり、図2と同様の部分の拡大図である。この実施形態では、カソード5に対する放射線発生ターゲット3の高電位の設定を、グランドとカソード5間に接続した駆動電源14を使用する、いわゆる陽極接地の方式とした以外は、第1の実施形態と同様の構成である。また、グランドのグランド電位を基準とし、カソード5に負の電位を印加している。
図5は本発明に係る放射線発生ユニットの第3の実施形態を示す図であり、図2と同様の部分の拡大図である。この実施形態では、カソード5に対する放射線発生ターゲット3の高電位の設定を、グランドとアノード3間に接続した駆動電源14を使用する、いわゆる陰極接地の方式とした以外は、第1の実施形態と同様の構成である。また、グランドのグランド電位を基準とし、放射線発生ターゲット3に正の電位を印加している。
図6は本発明に係る放射線発生ユニットの第4の実施形態を示す図であり、図2と同様の部分の拡大図である。この実施形態では、カソードヒーター電源9の陰極側に接続している引き出し電極電源10の陰極側にダイオード15を配置した構成である。ダイオード15は、図5で示すようにカソードヒーター電源9の負極から引き出し電極電源6に向けての電流方向となる整流作用を持っている。すなわち、ダイオード15により、放射線発生管2において放電が発生し、放電電流が引き出し電極6に流れ込んだとしても、放電電流はダイオード15により阻止され、カソードヒーター電源9に過剰な電流が流れ込むことを防ぐことができる。
図7は本発明に係る放射線発生ユニットの第5の実施形態を示す図であり、図2と同様の部分の拡大図である。この実施形態は、第1の実施形態に対して引き出し電極としてメッシュ構造のメッシュ引き出し電極16を使用した以外は同様の構成である。この実施形態において、第1の実施形態と同様に放射線オン・オフでの線量評価を行うと、第1の実施形態と同様の結果となる。
図8は、本発明に係る放射線発生ユニットの第6の実施形態を示す図であり、図2と同様の部分の拡大図である。この実施形態は、第3の実施形態に対して以下の点が異なっている。カソード5とグランド電位の間に、スイッチ(SW)17を配置し、カソード5とグランド電位を直接接続するのか、抵抗を介して接続するのかを切り替え可能とする。引き出し電極6と引き出し電極電源10との間にSW18を配置し、引き出し電極6の電位を、引き出し電極電源10の正極に接続するのか、グランド電位に接続するのかを切り替え可能とする。また、引き出し電極電源10の負極をグランド電位に接続し、カソードヒーター電源9の負極をグランド電位に接続し、カソードヒーター電源9の正極とカソード5との接続を外した。
図9は本発明の放射線撮影システムの構成図である。システム制御装置202は、放射線発生ユニット1と放射線検出装置31とを連携制御する。電圧制御部30は、システム制御装置33による制御の下に、放射線発生管2に各種の制御信号を出力する。制御信号により、放射線発生ユニット1から放出される放射線の放出状態が制御される。放射線発生ユニット1から放出された放射線は、被検体35を透過して検出器31で検出される。検出器31は、検出した放射線を画像信号に変換して信号処理部32に出力する。信号処理部32は、システム制御装置33による制御の下に、画像信号に所定の信号処理を施し、処理された画像信号をシステム制御装置33に出力する。システム制御装置3は、処理された画像信号に基いて、表示装置34に画像を表示させるための表示信号を表示装置34に出力する。表示装置34は、表示信号に基く画像を、被検体35の撮影画像としてスクリーンに表示する。これにより、照射される放射線の斑を低減させることが可能となる。
Claims (11)
- カソードヒーターにより加熱されるカソードと、加熱されたカソードから電子を引き出す引き出し電極と、前記カソードヒーターに接続されたカソードヒーター電源と、前記引き出し電極に接続された引き出し電極電源と、電子の照射により放射線を発生させる放射線発生ターゲットとを備え、前記カソードと前記放射線発生ターゲットとの間に、前記カソードに比して前記放射線発生ターゲットを高電位とする電位差を付与し、前記カソードから電子を放射線発生ターゲットに照射することで放射線を発生させる放射線発生ユニットにおいて、
前記カソードヒーター電源の正極が前記カソードに接続され、前記引き出し電極電源の正極が前記引き出し電極に接続され、前記カソードヒーター電源の負極と前記引き出し電極電源の負極とが接続されていることを特徴とする放射線発生ユニット。 - 前記カソードと前記放射線発生ターゲットとの間の電位差が、グランド電位を基準に、前記放射線発生ターゲットを正の電位、前記カソードを負の電位とすることで付与されることを特徴とする請求項1に記載の放射線発生ユニット。
- 正極が前記放射線発生ターゲットに接続された一の駆動電源と、負極がカソードに接続された他の駆動電源とを有すると共に、前記一の駆動電源の負極と、前記他の駆動電源の正極とがグランドに接続されていることを特徴とする請求項2に記載の放射線発生ユニット。
- 前記カソードと前記放射線発生ターゲットとの間の電位差が、前記放射線発生ターゲットをグランド電位とすると共に、グランド電位を基準に、前記カソードを負の電位とすることで付与されることを特徴とする請求項1に記載の放射線発生ユニット。
- 負極が前記カソードに接続された駆動電源を有すると共に、前記駆動電源の正極と前記ターゲットとがグランドに接続されていることを特徴とする請求項4に記載の放射線発生ユニット。
- 前記カソードと前記放射線発生ターゲットとの間の電位差が、前記カソードをグランド電位とすると共に、グランド電位を基準に、前記放射線発生ターゲットを正の電位とすることで付与さることを特徴とする請求項1に記載の放射線発生装置。
- 正極が前記放射線発生ターゲットに接続された駆動電源を有すると共に、前記駆動電源の負極と前記ターゲットとがグランドに接続されていることを特徴とする請求項6に記載の放射線発生ユニット。
- 前記カソードヒーター電源の負極と前記引き出し電極電源の負極が、前記カソードヒーター電源の負極から前記引き出し電極の負極へ向かう電流方向のダイオードを介して接続されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の放射線発生ユニット。
- 引き出し電極がメッシュ構造であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の放射線発生ユニット。
- 前記放射線発生ターゲットと前記引き出し電極の間に、電子を収束させるレンズ電極が設けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の放射線発生ユニット。
- 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の放射線発生ユニットと、前記放射線発生ユニットから放出され被検体を透過した放射線を検出する放射線検出装置と、前記放射線発生ユニットと前記放射線検出装置とを連携制御する制御手段とを備えることを特徴とする放射線撮影システム。
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