JP2014127859A - ドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網 - Google Patents

ドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網 Download PDF

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Abstract

【課題】アドレス空間の広いメモリを使用可能とするドロップアドレスメモリを提供することおよびそれを用いたリング網を提供する。
【解決手段】ドロップアドレスメモリは第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、ドロップアドレスメモリに対象とする第1、第2の1連のビット列を記録する場合は、その第1の1連のビット列の必要とする一定数のビット列を採取した第1の分割1連のビット列と、その第2の1連のビット列の必要とする上位ビット列を採取した第2の分割1連のビット列と、その第2の1連のビット列の必要とする下位ビット列を採取した第3の分割1連のビット列とに分け、第1のメモリの前記第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、かつ第2のメモリの前記第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、かつ第3のメモリの前記第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、IPソースアドレス、IPデスティネーションアドレス、MACソースアドレス、MACデスティネーションアドレスのような1連のビット列を記録するドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網に関する。
ドロップアドレスメモリの従来技術としては、特開2000−151617「テーブル作成検索装置」がある。この従来例を図8により説明する。この従来例は、MACアドレスの記憶回路に関するもので、行列アドレス800とMACアドレスデータエリアMA(48ビット)801とインデックスエリアIA802を持つRAM等で構成される第1のテーブルと行列アドレス820とMACアドレスデータエリアMA(48ビット)821とインデックスエリアIA822を持つRAM等で構成される第2のテーブルからなる。第1、第2テーブルのMACアドレスは16進表示で示している。
まず、到着パケットのソースMACアドレスの記憶方法を説明する。
到着したパケットのMACアドレスの下位16ビットの示すアドレス(例えば803)で、第1のテーブルのMACアドレステーブルが指定されるMACアドレスデータエリアMA(48ビット)801(例えば805)に48ビットのMACアドレスが既に記憶されていなければ、そこに記憶し、記憶されている場合で、そのインデックスエリアIAに記憶アドレスが無い場合は、第2のテーブルのMACアドレスデータエリアMA(48ビット)821のアドレスに既にMACアドレスが記憶されていない書き込みアドレスを探し、そこにMACアドレスを記憶し(例えば826)、その記憶したアドレス(例えば2)を第1テーブルのインデックスエリアIA802に記憶する(例えば808)。次に到着したMACアドレスの下位16ビットの示す第1テーブルのアドレス(例えば803)のインデックスエリアIA802に既にアドレスが記憶されている場合には、第2テーブルのそのアドレス(例えば2)の示すインデックスエリアIA122のエリア830に記憶アドレスが無い場合には、第2テーブルのMACアドレスデータエリアMA(48ビット)821の記憶されていないアドレスを探し、そこに到着パケットのMACアドレスを記憶し、そのアドレス(例えば3)を前記インデックスエリアIA822の830に記憶する。一方、インデックエリアIA822の830に既にアドレスが記憶されている場合には、そのアドレス(例えば3)の示すインデックスエリアIA822の831に記憶アドレスが無い場合には、MACアドレスデータエリアMA(48ビット)821のデータが記憶されていないアドレスを探し、そこに到着パケットのMACアドレスを記憶し、そのアドレス(例えば4)を前記インデックスエリア831に記憶する。
次に、到着パケットのデスティネーションMACアドレスがテーブルにあるか確認する方法を説明する。
到着したパケットのMACアドレスの下位16ビットの示すアドレス(例えば803)で、第1のテーブルのMACアドレステーブルが指定されるMACアドレスデータエリアMA(48ビット)801(例えば805)に記憶されているMACアドレスが到着パケットのMACアドレスと一致しない場合には、そのインデックスエリアIA808に記憶されている第2テーブルのアドレス(例えば2)を検索し、そこに記憶されているMACアドレスが到着パケットのMACアドレスに一致しない場合には、そのインデックスエリアIA830に記憶されている第2テーブルのアドレス(例えば3)を検索し、そこに記憶されているMACアドレスが到着パケットのMACアドレスに一致しない場合には、そのインデックスエリアIA831に記憶に記憶されている第2テーブルのアドレス(例えば4)を検索し、そこに記憶されているMACアドレスが到着パケットのMACアドレスに一致する場合には、到着したパケットのデスティネーションMACアドレスが記憶されていると判断する。
また、ドロップアドレスメモリの別の従来技術としては、特開2002−334114「テーブル管理方法及び装置」がある。この従来例を図9により説明する。図9において、900は受信MACアドレス、901はCRC等のハッシュ関数、902はハッシュ値であるエントリテーブル903のアドレス指定ビット(10ビット)、エントリテーブル903は、受信MACアドレスをそのハッシュ値アドレスに収容するテーブルであり、この例では、B1,B2,B3,B4の4つのテーブルがあり、各エントリ903は、MACアドレス8ビット、ポート番号等が格納される。904は、アドレスビット902により読み出された登録MACアドレス8ビット、905、906,907,908は、B1,B2,B3,B4の各エントリテーブルからアドレス902により読み出されたMACアドレス8ビットと受信MACアドレス8ビット(909)の比較器であり、910は、各比較器出力のOR回路であり、911はその出力の一致検出信号である。以下に動作を説明する。
受信ソースMACアドレス900のハッシュ値のアドレスビット902で指定された4つのエントリテーブルのアドレス位置の格納エントリにあるMACアドレスの内に受信MACアドレスと一致するものが無く、格納されていないエントリエリアがあれば、その位置に受信ソースMACアドレス8ビットとそのポート番号を書き込み、指定されたエントリテーブルのアドレス位置に格納されているどれかのMACアドレスが受信MACアドレスと一致する場合には、そのままとし、一致するものが無く、エントリテーブルに空きが無い場合には、再ハッシュが発生し、格納エントリMACアドレスを受信MACアドレスに変更する。
さらに、そのパケットのデスティネーションMACアドレスのハッシュ値のアドレスビット902で指定されたエントリテーブルのアドレス位置にMACアドレスが格納されていなければ、そのパケットはunknownパケットとして、フラッディングする。一方、格納されていれば、その4つのMACアドレスと受信デスティネーションMACアドレスを比較し、一致するものがある場合には、そのアドレス位置に共に格納されているポート番号にそのパケットを送出し、一致しなければ、unknownパケットとして、フラッディングする。
次に、従来のリング技術について述べる。従来のリング技術として、従来のL2SW等のMACスイッチを用いたEASP, MRP, MMRP2等のリングが提案されているが、これらはすべて、ループができないように、リングフローを切るポイントがリング上に存在していた。
これに対して、リング上のパケット転送を、パケットに、リングへのパケットのADDノードのMACアドレスと、リングからDROPするノードのMACアドレスを端末MACヘッダに付けることにより、カプセル化するとともに、リング上を周回するパケットが送信元のADDリングノードに戻った場合には、そのパケットを廃棄する機能を持つことにより初めて、MACリング転送を実現したRPRが提案され、標準化されている。
そのリング網は、IEEE802.17 RPR(Resilient Packet Ring)である。この従来技術の実施例として、特許文献1特開2009−77285号公報(パケットリングネットワークシステム、およびフォワーディングデータベース管理方法)等がある。これらのRPRは、従来問題になっていたループによる輻輳ストームを解決した。
リングに適用する従来のMAC形動作をするノード装置として図10に示す従来のMACSWがある。図10において、符号305,306はノード装置、符号300、301はそこで使われる各ポートに入力するパケットのソースアドレスとその入力ポートとを記録したMACアドレステーブル、符号302は右回りリング伝送路、符号303は左回りリング伝送路、符号304は入力パケットのヘッダ読み取り回路、符号307,308は、ADD伝送路のポート、309,310はリング伝送路のポートである。
各ヘッダ読み取り回路およびリング伝送路へのパケット合流点に必要なバッファは図では省略されている。各ポートに入力するパケットのデスティネーションアドレスがMACアドレステーブル300,301にあれば、そのアドレスとともに書かれているポートに出力し、なければunknownパケットとして、コピーしてすべてのポートに出力する。図中、MACCD,MACBA,MACAB,MACDCの表示のMACの後の英文字CD,BA等は、デスティネーションアドレスが、C,Bであり、ソースアドレスがD,Aであることを示す。
右側のノードのポート2(308)に到着したパケットMACBAは、MACアドレステーブル301のデスティネーションアドレスMACBの出力先ポートであるポート4(310)に繋がる左回りリング伝送路303に(1)MACBAとして、送出され、左側のノードのMACアドレステーブル300にあるデスティネーションアドレスMACBの出力先ポートであるポート2(308)に(2)MACBAとしてドロップされる。
一方、その対向フローである左側のノードのポート2(308)に到着したパケットMACABは、MACアドレステーブル(300)のデスティネーションアドレスMACAの出力先ポートであるポート3(309)に繋がる右回りリング伝送路302に(3)MACABとして、送出され、右側のノードのMACアドレステーブル301にあるデスティネーションアドレスMACAの出力先ポートであるポート2(308)に(4)MACABとしてドロップされる。(5)、(6)MACCD,および(7)、(8)MACDCの動作も同様である。
次に、従来技術のRPRのリング動作を図11に示す。図11は0系リング伝送路321と1系リング伝送路320上にノードA(322),B(323),C(324),D(325)の4つのリングノードを持ち、各リングノードは、そのリングノード識別番号として、それぞれ、MACソースアドレスであるMACA,MACB,MACC,MACDを持ち、ノードAには、端末H(330),ノードBには端末F(331),ノードCには、端末G(332)が接続されている。端末H(330)のMACソースアドレスはMACHであり、IPソースアドレスはIPHであり,端末FのMACソースアドレスはMACFであり、IPソースアドレスはIPFであり,端末GのMACソースアドレスはMACCであり、IPソースアドレスはIPCである。
このリング上でのパケット伝送は、端末から到着したパケットに、リング上でそのパケットを転送するために必要なノードMACソースアドレスとノードMACデスティネーションアドレスを持つMACヘッダを付け加えて、行われる。そのための端末MACヘッダにノード間転送用のノードMACヘッダを付けるために必要なヘッダ変換テーブルを各ノードのリングに上がる入り口で持っている。
その変換テーブルは、各端末からノードに最初に到着した時に学習して持つ必要がある。これは端末から到着するARPパケットにより行われるもので、この従来例の図はその動作を示したものである。以下にその動作を示す。
端末H(330)から、端末F(331)宛ての端末FへのIPデスティネーションアドレスであるIPFを持ち、MACデスティネーションアドレスがオール1であり、端末HのMACソースアドレスであるMACHとIPソースアドレスであるIPHを持つ、ARPパケット(1)ARP,MAC,all1,H,IPF,Hが、リングノードA(322)に到着した場合、ノードA(22)は、そのパケットの宛先が分からないため、そのMACパケットに、ブロードキャストパケット表示であるオール1のMACデスティネーションアドレスとノードAのMACソースアドレスであるMACAのMACヘッダを付けたパケット、(2)Broadcast,MAC,all1,A,MAC,all1,H,IPF,Hを、両系リングまたは片系リングに送出する。
そのパケットは、各ノードB(323),ノードC(324),ノードD(325)でコピーされてドロップされる。各ノードでドロップされたそのパケットは、そのノードの出口に、そのパケットの外側MACソースアドレスであるMACAと端末MACソースアドレスであるMACHのヘッダ変換表を作成してから、外側のMACヘッダが取り除かれて、(3)ARP, MAC,all1,H,IPF,Hとして、下位ドロップ伝送路に送出される。そのパケットは、そのパケットの宛先IPアドレスであるIPFが端末のIPソースアドレスと一致する端末F(331)だけが、そのパケットを取り込み、ARP応答パケット、(4)ARP応答,MAC,H,F,IPH,FをノードBに送出する。
ノードB(323)はその端末パケットのMACデスティネーションアドレスから、宛先リングノードMACアドレスをヘッダ変換表から検索するともに、その端末H,端末F,ノードAの関係を記したその端末間接続に関するヘッダ変換表を完成させ、その端末パケットに、リングノード間転送用のMACヘッダ、MAC,A,Bを付け、(5)MAC,A,B,MAC,H,F,IPH,F、として1系リング(320)に送出する。その際、ノードB(323)は、宛先であるノードA(322)への最短経路を前もって知っているため、そのパケットを1系リングに送出する。その1系リングに上がったパケットは、そのパケットの宛先であるノードA(322)でドロップされ、そのドロップ点出口で、そのパケットから、端末H,端末F,ノードBの関係を記したその端末間接続に関するヘッダ変換表を完成させてから、外側のMACヘッダが除去されて、端末Hに、(6)ARP応答,MAC,H,F,IPFH,Fとして、送出される。以後、端末Hと端末F間のこのリングを介してのパケット転送は、ノードAとノードBに作成した前記ヘッダ変換テーブルを用いて、行われる。
図12は、従来技術であるRPRにおける、各ノードのMAC変換テーブルが完成後の、その場合のユニキャストパケットの転送動作を示したものである。この図では、ノードA(322)に端末E(333)と端末H(330)が接続され、ノードB(323)に端末F(331)が接続され、ノードC(324)に端末G(332)が接続され、端末Hと端末F間、端末Eと端末G間でパケット転送が行われている様子を示している。
図12では、各リング上に端末間でリングノードを介して転送されるパケットのMACヘッダが記されている。各端末は、ノードA,ノードB,ノードCのヘッダ変換テーブルに示した、送信元端末MACアドレス、送信先端末MACアドレス、送信元ノードMACアドレス、送信先ノードMACアドレスの関係表を用いて、各ノードのリングに上がる際、ヘッダ変換を行って、パケット転送する。
次に、従来例のMAC動作するリングのノード装置を図13に示す。図13は、特願2012−206011(パケット転送法およびノード装置)に開示されているもので、パスまたは1フロー用のパケット伝送に用いられる例で、現用、予備のドロップアドレステーブルを持つ例である。図13において、609は現用ドロップアドレステーブル、610は予備ドロップアドレステーブルであり、600は、0系リング伝送路、601は1系リング伝送路、602はADD伝送路、603はDROP伝送路、604はMACBA(Bは宛先MACアドレス、Aは送信元MACアドレス)、605はMACAB,606は、0系伝送路のパケットのヘッダ読み取り回路(BUF付)、607は、1系伝送路のパケットのヘッダ読み取り回路(BUF付)、608は、パケット振り分け回路(BUF付)である。以下に、動作を示す。
ADD伝送路602からノードに入力したパケットMACBA604は、パケット振り分け回路608で、そのパケットのソースアドレスが読み取られ、そのアドレスが現用のドロップアドレステーブル609に無ければ、そのテーブルにそのソースアドレスを書き込み、ある場合は、そのまま、そのパケットのソースアドレスAの最下位ビット(この例では0)の示す0系リング伝送路600に送出される。
一方、リング上からこのノードに到着するパケットは、ヘッダ読み取り回路606または607で、そのパケットのデスティネーションアドレスが読み取られ、そのアドレスが最初に現用側のドロップアドレステーブル609に有るか検索し、有れば、そのパケットをドロップし、無ければ、予備のドロップアドレステーブル610を検索し、有れば、ドロップし、無ければ、そのパケットはそのまま、その出力リング伝送路にスルーして、送出される。
この例では、1系リング伝送路601から、MACAB605がノードに到着する例で、そのデスティネーションアドレスAが現用ドロップアドレステーブル609にあるので、そのパケットは、DROP伝送路603に送出される。このような動作で、予備のドロップアドレステーブル610が一定時間以上、検索において、ヒットすることが無い場合には、予備ドロップアドレステーブル610内のソースアドレスが古くなったものと判断し、そのテーブル内の全メモリをクリアするとともに、予備ドロップアドレステーブル610を現用ドロップアドレステーブルとし、これまで現用であったドロップアドレステーブル609を予備ドロップアドレステーブルに変更する。この例ではMACテーブルには、ドロップアドレスしかなく、動作が簡単化されている。
次に、従来の多段ツリー状リング網の一筆書き動作例を図14に示す。この例は、特願2012−206011(パケット転送法およびノード装置)に開示されているもので、パスまたは1フローMACパケットを転送する小規模網の一筆書き多段リング・ツリー網の例である。この網には、サーバから最上位リングエッジまで、片経路設定パケットにより片経路が設定されている状態で、端末がサーバに接続する手順を示している。図14において、右側の最下位リングに収容されたサーバは、MACアドレスMACSB(SBのSはソースアドレスであることを示し、Bはそのソースアドレスである)を持ち、(1)’MAC○B0(片経路設定パケット)(○はMACデスティネーションアドレスがオール0であることを示す)を送出し、最下位リングの入り口にあるドロップアドレステーブルに、ソースアドレスBを残す。
このソースアドレスは、0系リング、1系リング対応にある2つのドロップアドレステーブルに設定される。このパケットのMACソースアドレスの最下位ビットは0なので、0系リングに上がり、そのリング上に1周しても宛先がないので、(2)’MAC○B0(片経路設定パケット)に、元のリングに上がったノードで多周回ビットが付与される。そのパケットである(3)’MAC○B0多周回ビット付きは、上位リングに上がるノードで、多周回ビットが付いていることで、判断されて、(3)’MAC○B0の多周回ビット除去後ドロップして、上位リングに上がる。
上位リングでも、最下位リングと同様に動作して、図に示すように、最上位リングに上がる出口ノードで、(6)’MAC○B0の多周回ビットを除去してドロップして、図の(7)’MAC○B0に示すように、最上位リングに上がり、そのリング入り口にあるドロップアドレステーブルに、ソースアドレスを書き込んだ後、そのパケットは廃棄される。
一方、MACソースアドレスCを持つ端末MACSCは、サーバB宛ての、(1)MACBC0発呼パケットを最下位リングに送出し、そのリングのドロップアドレステーブルにソースアドレスCを残して、そのパケットのソースアドレスの最下位ビットの示す0系リングに上がる。この場合も、このパケットの宛先はリング上に無いので、1周して、元のADDノードに戻ったノードで多周回ビットが付与され、そのパケットは上位リングに上がるノードでドロップして、上位リングに上がる。
これらの動作は、図中、(1)から(10)に記されており、上記、サーバからのパケットと同様に動作するので、説明を省略する。(10)において、上記説明した、サーバからの片経路設定パケットにより設定された経路に接続されるので、それ以後は、その経路により、サーバまで、到達し、サーバのサービスが行われる。
特開2000−151617 号公報 特開2002−334114 号公報 特願2012−206011 号公報
IEEE802.17 RPR(Resilient Packet Ring)
従来のドロップアドレスメモリとしての従来例特開2000−151617は到着したパケットのMACアドレスを到着した順にテーブルに記憶する方法に比べて、記憶動作が簡単化されているが、それは到着したパケットの下位MACアドレス16ビットの示す第1テーブルのMACアドレスデータ記憶エリアにまだ全MACアドレスビットが記憶されていない場合であり、既に違う全MACアドレスビットビットが記憶されている場合には、そのアドレスのインデックスエリアに記憶先が記憶されている第2テーブルのアドレス位置を検索し、そこに到着したパケットの全MACアドレスビットが記憶されていなければ、そのアドレスに到着パケットのMACアドレスを記憶する。もし、そこに既に違う全MACアドレスビットが記憶されている場合には、空きエリアを探してそこに、全MACアドレスビットを記憶し、そのアドレスを前のインデックスエリアに記憶する。このように、次々と記憶エリアをたどらなければ、記憶も、記憶読み出しもできないため、到着パケットのMACアドレス処理に時間がかかる問題がある。そのため、そのため、パケット処理数の多い高速なMACスイッチおよび記憶するMACアドレス数の多いMACスイッチには使えない問題がある。
また、従来のドロップアドレスメモリとしての従来例特開2002−334114は、ハッシュ関数により、MACアドレスの検索が高速になるが、受信MACアドレスのハッシュ値であるアドレスビットの示すアドレスの格納されているMACアドレスと受信ソースMACアドレスが一致しない場合には、エントリテーブルのMACアドレスを変更する必要があり、誤動作の可能性が出る。また、受信したデスティネーションアドレスのMACアドレスのハッシュ値が指定したエントリテーブルのMACアドレスと受信デスティネーションアドレスのMACアドレスが一致しない場合には、フラッディングが必要となり、網が輻輳する原因となる問題がある。
またアドレスビットを18ビットにして、エントリテーブルを拡張することも可能であるが、その場合においても、エントリテーブルの格納データ領域が大きいため、エントリテーブルの持つアドレス空間を大きくできない問題がある。このため、従来のMACエントリ数は16000程度に限られ、LAN,MANへの適用はあるが、上位網には適用できない問題があった。
また、リングに適用する従来のMAC形動作をするノード装置として図10に示すMACスイッチのMACアドレステーブルは、ノードの全ポートのMACソースアドレスを学習しなければならず、動作が複雑になるため、高速動作ができない問題があった。
また、従来のリング技術としてのIEEE802.17 RPR(Resilient Packet Ring)図11、図12は特殊のRPRヘッダを用い、RPRヘッダにはDROPノード番号が必要であり、その学習に時間がかかる。また、その変換テーブルFDB(Forwarding Database)を作成後も端末から受信したパケットはこのテーブルを見て、DROP先ノードのMACアドレスを持つヘッダを付ける必要があり、変換に時間がかかる。
RPRは制御パケットをリングノード間で転送することにより、各ノードはリング上の他のノードの位置情報を持っており、DROPノードまでの最短経路が分かる。しかし、他リングと接続するためには、他リングIDをパケットに設定する必要があり、その学習に時間がかかる。それゆえにRPRは基本的に単一2重リング以外への適用が難しいので、MAN,LANへの適用例はあるが、大規模網への適用例はない。
また、RPRはカプセル化したことで、リング上では、高速転送可能となったが、他リングに接続するためには、他リング入り口ノードで再度リングドロップノードを学習する必要があり、本質的に問題がある。
また、RPRはカプセル化しているため、パス接続のリングでもあるが、リング外から入力するパス構成のパケットはリング内ではさらにリングヘッダでカプセル化しなければリング上を転送できない問題があった。
また、リングの従来技術である特願2012−206011の図13、図14に示した従来のMAC動作リングは、ノード装置が簡単化され、高速動作が可能であるが、MACアドレス48ビットを収容するには、RAM,SRAM,CAMのようなメモリは使用できないため、コストが高くなる欠点があった。そのため、MACアドレステーブルを使用するしかなく、そのため、多数のMACアドレスを収容できない問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点を鑑みて成されたもので、その目的とする所は、アドレス空間の広いメモリを使用可能とするドロップアドレスメモリを提供することおよびそれを用いたリング網を提供するところにある。
本発明(1)によれば、第1のIPアドレスからなる1連のビット列およびその第1のIPアドレスからなる1連のビット列と組の第2の1連のビット列を複数組記録するドロップアドレスメモリにおいて、ドロップアドレスメモリは、RAM,SRAM,CAM等のメモリを用いた、第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、ドロップアドレスメモリに対象とする第1、第2の1連のビット列を記録する場合は、その第1の1連のビット列の必要とする一定数のビット列を採取した第1の分割1連のビット列と、その第2の1連のビット列の必要とする上位ビット列を採取した第2の分割1連のビット列と、その第2の1連のビット列の必要とする下位ビット列を採取した第3の分割1連のビット列とに分け、第1のメモリの前記第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、かつ第2のメモリの前記第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、かつ第3のメモリの前記第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込む機能を持ち、ドロップアドレスメモリに対象とする第1、第2の1連のビット列が記録されているか確認する場合は、その第1の1連のビット列の必要とする一定数のビット列を採取した第1の分割1連のビット列と、その第2の1連のビット列の必要とする上位ビット列を採取した第2の分割1連のビット列と、その第2の1連のビット列の必要とする下位ビット列を採取した第3の分割1連のビット列とに分け、前記第1のメモリを前記第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、前記第2のメモリを前記第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、前記第3のメモリを前記第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされる場合は、対象とする第1、第2の1連のビット列が記録されていると判断し、それ以外は対象とする第1、第2の1連のビット列が記録されていないと判断する機能を持つことを特徴とする複数の第1の1連のビット列および第2の1連のビット列を記録するドロップアドレスメモリを提供する。
好ましくは、本発明(2)においては、上記本発明(1)において、この1連のビット列記憶回路に用いるメモリ内の各メモリセルは、少数ビットのアップカウンタ構成で、そのカウンタの各フリップフロップの出力のOR出力とデータ読み出し信号のAND出力と書き込み時の入力データ1のOR出力で、そのカウンタを1にセットし、一定時間毎に1カウントアップし、そのカウンタがオーバーフローした場合には、1にセットされるまで、カウントアップできない構造のカウンタであることを特徴とするドロップアドレスメモリに用いるメモリを提供する。
また、好ましくは、本発明(3)においては、上記本発明(1、2)において、
第2の1連のビット列はMACアドレスであることができる。
また、好ましくは、本発明(4)においては、上記本発明(1、2)において、第2の1連のビット列は携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列であることができる。
また、好ましくは、本発明(5)においては、上記本発明(1、2)において、
第2の1連のビット列は固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列であることができる。
また、好ましくは、本発明(6)においては、上記本発明(3)において、ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチはMACアドレステーブルを持ち、そのスイッチから、そのノードにIPアドレス及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスおよびMACソースアドレスをドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよびMACデスティネーションアドレスが、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよびMACデスティネーションアドレスが、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすることを特徴とするリングノードにドロップアドレスメモリを持つリング網を提供する。
また、好ましくは、本発明(7)においては、上記本発明(4)において、ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチから、そのノードにIPアドレス及び携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスおよび送信元携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列をドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよび送信先携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよび送信先携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすることを特徴とするリングノードにドロップアドレスメモリを持つリング網を提供する。
好ましくは、本発明(8)においては、上記本発明(5)において、ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチから、そのノードにIPアドレス及び固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスおよび送信元固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列をドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよび送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよび送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすることを特徴とするリングノードにドロップアドレスメモリを持つリング網を提供する。
また、好ましくは、本発明(9)においては、上記本発明(3)において、ドロップアドレスメモリを2重リング網をツリー状に多段に多数接続した網の各リングノードに置き、さらに、最下位リングに接続されるサーバは、そのサーバのIPソースアドレスおよびMACソースアドレスを持つ片経路設定パケットを、一度または定期的に、そのサーバの接続される最下位リングのノードから最上位リングのノードまで、リングの入口にあるドロップアドレスメモリにそのパケットのIPソースアドレスおよびMACソースアドレスを1連のビット列として記録する構成であり、その最下位リングノードに接続される端末を収容したスイッチはMACアドレステーブルを持ち、そのスイッチから、その最下位リングノードにIPアドレス及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスおよびMACソースアドレスを1連のビット列としてドロップアドレスメモリに記録して、そのIPソースアドレスまたはMACソースアドレスの最下位ビットの示すリングまたはそのパケットの持つADD伝送路選択ビットの示すリングに上がり、リング上に宛先が無ければ、ドロップアドレステーブルにそのパケットのIPソースアドレスとMACソースアドレスのあるADDノードに戻った場合に、そのパケットに多周回ビットが付けられて、多周回ビットの付いたパケットは、上位リングに上がるノードで上位リングに上がり、リング入口のドロップアドレスメモリにそのパケットのIPソースアドレスおよびMACソースアドレスを残す構成で、リング上にそのパケットのIPデスティネーションアドレスおよびMACデスティネーションアドレスが書かれたドロップアドレスメモリのあるノードでドロップして、そのパケットは、サーバに到達し、サーバからは、サーバに到達した逆経路で送信端末に到達して、通信することを特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網におけるパケット転送法を提供する。
以上、説明したように、本発明は、ドロップアドレスメモリに付加情報を記録することはできないが、特願2012−206011に記載されているように、IPアドレステーブルがポート番号記述を必要とせず、単にリングからドロップするデスティネーションアドレスのみを記載するドロップアドレスメモリには利用できる。
また、本発明のドロップアドレスメモリは、記録すべきデータが1のみであるため、アドレスを記録するメモリのアドレス空間を大きくでき、かつ、そのドロップアドレスメモリを地域毎にアドレスの異なるIPアドレスの記録と個々のMACアドレスまたは固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列または携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列に用いるため、そのビット列の記録において、誤一致ビット列の無い記録が可能であるので、広範囲のアドレス記録を間違いなくできる利点がある。
本発明は、以上、説明したように、ドロップアドレスメモリに付加情報を記録することはできないが、特願2012−206011に記載されているように、IPアドレステーブルがポート番号記述を必要とせず、単にリングからドロップするデスティネーションアドレスのみを記載するドロップアドレスメモリには利用できる。
また、本発明のドロップアドレスメモリは、記録すべきデータが1のみであるため、アドレスを記録するメモリのアドレス空間を大きくでき、かつ、そのドロップアドレスメモリを地域毎にアドレスの異なるIPアドレスの記録と個々のMACアドレスまたは固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列または携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列に用いるため、そのビット列の記録において、誤一致ビット列の無い記録が可能であるので、広範囲のアドレス記録を間違いなくできる利点がある。
本発明の第1実施例のIPソースアドレスおよびMACソースアドレスのドロップアドレスメモリへの記録動作を説明するための図である。 本発明の第1実施例のIPデスティネーションアドレスおよびMACデスティネーションアドレスのドロップアドレスメモリへの記録有無を確認する動作を説明するための図である。 本発明の第1実施例のドロップアドレスメモリに用いるメモリ内のメモリセルの構成例を説明するための図である。 本発明の第2実施例のIPソースアドレスおよびMACソースアドレスのドロップアドレスメモリへの記録動作を説明するための図である。 本発明の第2実施例のIPデスティネーションアドレスおよびMACデスティネーションアドレスのドロップアドレスメモリへの記録有無を確認する動作を説明するための図である。 本発明の第3実施例のドロップアドレスメモリを用いたリング網の動作を説明するための図である。 本発明の第4実施例のドロップアドレスメモリを用いたツリー状リング網の動作を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
本発明の第1実施例を図1、図2、図3により説明する。この実施例は、IPアドレス及びMACアドレスをドロップアドレスメモリに記録する例である。図1は、IP下位ソースアドレスおよびMACソースアドレスを書き込む例、図2はそのドロップアドレスメモリに書き込まれたアドレスをIP下位デスティネーションアドレスおよびMACデスティネーションアドレスとして読み出す例、図3は、ドロップアドレスメモリに用いるメモリ内のメモリセルの構成例を説明するための図を示す。その記録に用いるメモリとしては、RAM(Random Access Memory),SRAM(Static Random Access Memory ),CAM(Contents Addressable Memory)等のメモリが利用できる。
図1において、1は、第1のメモリ、2は第2のメモリ、3は第3のメモリ、4はAND回路、5は32ビットの受信IPソースアドレスと48ビットの受信MACソースアドレス、6は、そのIPソースアドレスとMACソースアドレスの分割回路、7は24ビットの第1の分割IP下位ソースアドレスの書き込みアドレス、8は、24ビットの第2の分割MAC上位ソースアドレスの書き込みアドレス、9は、24ビットの第3の分割MAC下位ソースアドレスの書き込みアドレス、10は、書き込みデータ1、11は、書き込み信号である。
以下動作を説明する。
第1のIPアドレスからなる1連のビット列およびその第1のIPアドレスからなる1連のビット列と組のMACアドレスからなる第2の1連のビット列を複数組記録するドロップアドレスメモリにおいて、ドロップアドレスメモリは、RAM,SRAM,CAM等のメモリを用いた、第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、ドロップアドレスメモリに対象とする第1、第2の1連のビット列を記録する場合は、その第1の1連のビット列であるIPソースアドレスの下位ソースアドレスの一定数のビット列を採取した第1の分割IP下位ソースアドレスと、その第2の1連のビット列であるMACソースアドレスの上位ビット列を採取した第2の分割MAC上位ソースアドレスと、そのMACソースアドレスの下位ビット列を採取した第3の分割MAC下位ソースアドレスとに分け、第1のメモリの第1の分割IP下位ソースアドレスで指定されるアドレスに1を書き込み、かつ第2のメモリの第2の分割MAC上位ソースアドレスで指定されるアドレスに1を書き込み、かつ第3のメモリの第3の分割MAC下位ソースアドレスで指定されるアドレスに1を書き込む。
次に、図2を説明する。図2において、1の第1のメモリ、2の第2のメモリ、3の第3のメモリ、4のAND回路は図1と同じである。12は32ビットの受信IPデスティネーションアドレスと48ビットの受信MACデスティネーションアドレス、13は、そのIPデスティネーションアドレスとMACデスティネーションアドレスの分割回路、14は24ビットの第1の分割IP下位デスティネーションアドレスの読み出しアドレス、15は、24ビットの第2の分割MAC上位デスティネーションアドレスの読み出しアドレス、16は、24ビットの第3の分割MAC下位デスティネーションアドレスの読み出しアドレス、17は、読み出し信号、18は出力データ信号である。
次に動作を説明する。
ドロップアドレスメモリに対象とする第1、第2の1連のビット列が記録されているか確認する場合は、その第1の1連のビット列であるIPデスティネーションアドレスの下位デスティネーションアドレスの一定数のビット列を採取した第1の分割IP下位デスティネーションアドレスと、その第2の1連のビット列であるMACデスティネーションアドレスの上位ビット列を採取した第2の分割MAC上位デスティネーションアドレスと、そのMACデスティネーションアドレスの下位ビット列を採取した第3の分割MAC下位デスティネーションアドレスとに分け、第1のメモリを第1の分割IP下位デスティネーションアドレスで指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、第2のメモリを第2の分割MAC上位デスティネーションアドレスで指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、第3のメモリを第3の分割MAC下位デスティネーションアドレスで指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされる場合は、対象とする第1、第2の1連のビット列が記録されていると判断し、それ以外は対象とする第1、第2の1連のビット列が記録されていないと判断する。
次に、第1実施例のメモリ内のメモリセル構成例である図3の説明をする。図3は、図1、図2で用いたメモリ内のメモリセルの構成例を示したもので、書き込まれたアドレスデータが、一定時間以上アクセスされない、すなわち、アドレス読み出し処理でヒットしない場合には、データが消去される機能をカウンタにより実現するもので、従来の1MACアドレス毎にタイマーが必要である場合とは異なる。
図3において、60はカウンタの1段目のフリップフロップで、セット入力とカウントアップ入力を持つ。61は、カウンタの2段目のフリップフロップでリセット入力を持つ。62は、カウンタの3段目のフリップフロップで、リセット入力を持ち、オーバーフロー信号76を出力する。各段のフリップフロップ出力は次段のフリップフロップ入力に入力されるが、図では図示するのを省略している。63は、カウンタの1段目のフリップフロップの出力、64は、カウンタの2段目のフリップフロップの出力、65は、カウンタの3段目のフリップフロップの出力、66は63,64,65を入力するOR回路、70はOR回路66の出力で、このメモリセルの出力67となる。68は、書き込みデータ1、69は、アドレスデータ読み出し信号である。
70は、カウンタの各フリップフロップ出力のOR信号、71はAND回路、72はOR回路、72のOR回路出力は、73のカウンタの1段目のフリップフロップ60のセット信号と、カウンタの2段目、3段目のフリップフロップ61、62のリセット入力信号と、セット、リセット形フリップフロップ75のセット入力信号77になる。74は、記憶データ消去用カウントアップ一定周期信号、76は、カウンタのオーバーフロー信号で、セット、リセット形フリップフロップ75のリセット入力信号、78は、AND回路で、その出力79はカウンタのカウントアップ入力信号になる。
以下に、この回路メモリセルの動作を説明する。カウンタのカウンタ値が0の場合には、カウンタ出力OR信号70が0となるので、アドレスデータ読み出し信号69が1でも、AND回路71の出力が0となるので、カウンタは書き込みデータ1(68)が入力されない限り、セット入力されない。しかし、セットリセット形フリップフロップ75の初期状態の出力が1である場合には、記憶データ消去用カウントアップ一定周期信号74が入力されると、カウンタはカウントアップする。
しかし、このメモリセルはアドレス指定されていないので、カウンタの値はメモリ外部には出力されない。信号74の入力でカウンタは、カウントアップし、オーバーフローすると、その信号76が、セットリセット形フリップフロップ75をリセットするので、信号74はAND回路78で、遮断され、カウンタは、カウンタ値0のまま、動作を停止する。その状態で、書き込みデータ1(68)が入力されると、カウンタはカウント値1に設定されると同時に、セットリセット形フリップフロップ75もセット状態にするので、記憶データ消去用カウントアップ一定周期信号74が有効となり、カウンタはカウントアップ開始される。
しかし、信号74の周期時間は長いため、カウンタがオーバーフローする前に、書き込みデータ1(68)か、アドレスデータ読み出し信号69とカウンター出力OR信号のAND信号が入力し、カウンタのカウント値を1に戻すので、記憶データは、このメモリセルへのアクセスがある限り、維持される。長時間アクセスが無い場合には、カウンタがオーバーフローし、記憶データは消去される。記憶データ消去用カウントアップ一定周期信号74は、メモリ内の全メモリセルに共通に与えられるため、このメモリの動作は簡単になり、かつ、メモリセル毎のデータ消去が可能となる。
次に、本発明の第2実施例を図4、図5により説明する。この実施例は、IPアドレス及びMACアドレスをドロップアドレスメモリに記録する例である。図4は、IP上位ソースアドレスおよびMACソースアドレスを書き込む例、図2はそのドロップアドレスメモリに書き込まれたアドレスをIP上位デスティネーションアドレスおよびMACデスティネーションアドレスとして読み出す例を示す。その記録に用いるメモリとしては、RAM(Random Access Memory),SRAM(Static Random Access Memory ),CAM(Contents Addressable Memory)等のメモリが利用できる。
図4において、1は、第1のメモリ、2は第2のメモリ、3は第3のメモリ、4はAND回路、5は32ビットの受信IPソースアドレスと48ビットの受信MACソースアドレス、6は、そのIPソースアドレスとMACソースアドレスの分割回路、20は24ビットの第1の分割IP上位ソースアドレスの書き込みアドレス、8は、24ビットの第2の分割MAC上位ソースアドレスの書き込みアドレス、9は、24ビットの第3の分割MAC下位ソースアドレスの書き込みアドレス、10は、書き込みデータ1、11は、書き込み信号である。
以下動作を説明する。
第1のIPアドレスからなる1連のビット列およびその第1のIPアドレスからなる1連のビット列と組のMACアドレスからなる第2の1連のビット列を複数組記録するドロップアドレスメモリにおいて、ドロップアドレスメモリは、RAM,SRAM,CAM等のメモリを用いた、第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、ドロップアドレスメモリに対象とする第1、第2の1連のビット列を記録する場合は、その第1の1連のビット列であるIPソースアドレスの上位ソースアドレスの一定数のビット列を採取した第1の分割IP下位ソースアドレスと、その第2の1連のビット列であるMACソースアドレスの上位ビット列を採取した第2の分割MAC上位ソースアドレスと、そのMACソースアドレスの下位ビット列を採取した第3の分割MAC下位ソースアドレスとに分け、第1のメモリの第1の分割IP上位ソースアドレスで指定されるアドレスに1を書き込み、かつ第2のメモリの第2の分割MAC上位ソースアドレスで指定されるアドレスに1を書き込み、かつ第3のメモリの第3の分割MAC下位ソースアドレスで指定されるアドレスに1を書き込む。
次に、図5を説明する。図5において、1の第1のメモリ、2の第2のメモリ、3の第3のメモリ、4のAND回路は図4と同じである。12は32ビットの受信IPデスティネーションアドレスと48ビットの受信MACデスティネーションアドレス、13は、そのIPデスティネーションアドレスとMACデスティネーションアドレスの分割回路、21は24ビットの第1の分割IP上位デスティネーションアドレスの読み出しアドレス、15は、24ビットの第2の分割MAC上位デスティネーションアドレスの読み出しアドレス、16は、24ビットの第3の分割MAC下位デスティネーションアドレスの読み出しアドレス、17は、読み出し信号、18は出力データ信号である。
次に動作を説明する。
ドロップアドレスメモリに対象とする第1、第2の1連のビット列が記録されているか確認する場合は、その第1の1連のビット列であるIPデスティネーションアドレスの下位デスティネーションアドレスの一定数のビット列を採取した第1の分割IP上位デスティネーションアドレスと、その第2の1連のビット列であるMACデスティネーションアドレスの上位ビット列を採取した第2の分割MAC上位デスティネーションアドレスと、そのMACデスティネーションアドレスの下位ビット列を採取した第3の分割MAC下位デスティネーションアドレスとに分け、第1のメモリを第1の分割IP上位デスティネーションアドレスで指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、第2のメモリを第2の分割MAC上位デスティネーションアドレスで指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、第3のメモリを第3の分割MAC下位デスティネーションアドレスで指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされる場合は、対象とする第1、第2の1連のビット列が記録されていると判断し、それ以外は対象とする第1、第2の1連のビット列が記録されていないと判断する。
以上述べた第1、第2実施例のドロップアドレスメモリに付加情報を記録することはできないが、特願2012−206011に記載されているように、IPアドレステーブルがポート番号記述を必要とせず、単にリングからドロップするデスティネーションアドレスのみを記載するドロップアドレスメモリには利用できる。また、本発明のドロップアドレスメモリは、記録すべきデータが1のみであるため、アドレスを記録するメモリのアドレス空間を大きくでき、かつ、そのドロップアドレスメモリを地域毎にアドレスの異なるIPアドレスの記録と個々のMACアドレスまたは固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列または携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列に用いるため、そのビット列の記録において、誤一致ビット列の無い記録が可能であるので、広範囲のアドレス記録を間違いなくできる利点がある。
次に、本発明の第3実施例を図6により説明する。この実施例は、第1に示した実施例のIP下位ソースアドレスおよびMACソースアドレスの記録回路であるドロップアドレスメモリをリング網に適用した例である。
図6において、80はリングノード、81は、ドロップアドレスメモリ、83は0系リング伝送路、84は1系リング伝送路、87はL2スイッチ、89はMACアドレステーブルである。
以下に動作を説明する。
ドロップアドレスメモリ81を2重リング網の各ノード80に置き、そのノード80に接続されるL2スイッチ87はMACアドレステーブル89を持ち、そのスイッチから、そのノード80にIPアドレス及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスおよびMACソースアドレスをドロップアドレスメモリ81に記録する構成であり、リング上のパケットがリングノード80に入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよびMACデスティネーションアドレスが、そのノード80のドロップアドレスメモリ81に記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよびMACデスティネーションアドレスが、そのノード80のドロップアドレスメモリ81に記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーする動作を行う。
以上説明した実施例3では、ドロップアドレスメモリに記録するIPアドレスは、グローバルIPアドレスの例であるが、同様にIPアドレスをプライベートIPアドレスにすれば、企業内のLANとしてもこのリング網は使用可能である。
以上、説明した第3実施例では、ノード80にIPアドレス及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合に、そのIPソースアドレスおよびMACソースアドレスをドロップアドレスメモリ81に記録する例を示したが、MACアドレスの代わりに、携帯番号および固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列をドロップアドレスメモリ81に記録する構成でも、動作可能である。
次に、本発明の第4実施例を図7により説明する。この実施例は、第2に示した実施例のIP上位ソースアドレスおよびMACソースアドレスの記録回路であるドロップアドレスメモリを多段ツリー状リング網に適用した例である。この網には、サーバから最上位リングエッジまで、片経路設定パケットにより片経路が設定されている状態で、端末がサーバに接続する手順を示している。リング間は0系、1系からドロップしたパケットが一旦合流して、接続先の0系、1系リングに振り分けられる。この実施例では、ADDされるリングは、そのIPパケットのソースアドレスの最下位ビットの示す0系または1系リングが選択される。ドロップアドレスメモリは、0系、1系リングに同じものが用いられ、リング上のパケットがノードに入力した場合に、ドロップアドレスメモリからのIPデスティネーションアドレスおよびMACデスティネーションアドレスの読み取り動作の高速化が図られている。
図7において、右側の最下位リングに収容されたサーバは、IPアドレスおよびMACアドレスの組み合わせアドレスであるIMSB(IはIPアドレス、MはMACアドレス、SBのSはソースアドレスであることを示し、Bは、IPソースアドレスとMACソースアドレスの組み合わせソースアドレスである)を持ち、(1)’IM○B0(片経路設定パケット)(○はIP及びMACデスティネーションアドレスがオール0であることを示す)を送出し、最下位リングの入り口にあるドロップアドレスメモリに、IPおよびMACの組み合わせソースアドレスBを残す。このソースアドレスは、0系リング、1系リング対応にある2つのドロップアドレスメモリに設定される。
このパケットのIPソースアドレスの最下位ビットは0なので、0系リングに上がり、そのリング上に1周しても宛先がないので、(2)’IM○B0(片経路設定パケット)に、元のリングに上がったノードで多周回ビットが付与される。そのパケットである(3)’IM○B0多周回ビット付きパケットは、上位リングに上がるノードで、多周回ビットが付いていることで、判断されて、(3)’IM○B0の多周回ビット除去後ドロップして、上位リングに上がる。上位リングでも、最下位リングと同様に動作して、図に示すように、最上位リングに上がる出口ノードで、(6)’IM○B0の多周回ビットを除去してドロップして、図の(7)’IM○B0に示すように、最上位リングに上がり、そのリング入り口にあるドロップアドレスメモリに、IPおよびMACソースアドレスを書き込んだ後、そのパケットは廃棄される。
一方、IPソースアドレスおよびMACソースアドレスの組み合わせアドレスであるCを持つ端末IMSCは、サーバB宛ての、(1)IMBC0発呼パケット(BはサーバBのIPおよびMAC組み合わせアドレスを示し、Cは端末CのIPおよびMAC組み合わせアドレスを示し、0はIPソースアドレスの最下位ビットが0であることを示す)を最下位リングに送出し、そのリングのドロップアドレスメモリに組み合わせソースアドレスCを残して、そのパケットのIPソースアドレスの最下位ビットの示す0系リングに上がる。この場合も、このパケットの宛先はリング上に無いので、1周して、元のADDノードに戻ったノードで多周回ビットが付与され、そのパケットは上位リングに上がるノードでドロップして、上位リングに上がる。これらの動作は、図中、(1)から(10)に記されており、上記、サーバからのパケットと同様に動作するので、説明を省略する。(10)において、上記説明した、サーバからの片経路設定パケットにより設定された経路に接続されるので、それ以後は、その経路により、サーバまで、到達し、サーバのサービスを受ける。
1 第1のメモリ
2 第2のメモリ
3 第3のメモリ
4 AND回路
5 32ビットの受信IPソースアドレスと48ビットの受信MACソースアドレス
6 IPソースアドレスとMACソースアドレスの分割回路
7 24ビットの第1の分割IP下位ソースアドレスの書き込みアドレス
8 24ビットの第2の分割MAC上位ソースアドレスの書き込みアドレス
9 24ビットの第3の分割MAC下位ソースアドレスの書き込みアドレス
10 書き込みデータ1
11 書き込み信号
12 32ビットの受信IPデスティネーションアドレスと48ビットの受信MACデスティネーションアドレス
13 IPデスティネーションアドレスとMACデスティネーションアドレスの分割回路
14 24ビットの第1の分割IP下位デスティネーションアドレスの読み出しアドレス
15 24ビットの第2の分割MAC上位デスティネーションアドレスの読み出しアドレス
16 24ビットの第3の分割MAC下位デスティネーションアドレスの読み出しアドレス
17 読み出し信号
18 出力データ信号
60 カウンタの1段目のフリップフロップ
61 カウンタの2段目のフリップフロップ
62 カウンタの3段目のフリップフロップ
63 カウンタの1段目のフリップフロップの出力
64 カウンタの2段目のフリップフロップの出力
65 カウンタの3段目のフリップフロップの出力
66 63,64,65を入力するOR回路
70 OR回路66の出力
67 メモリセルの出力信号
68 書き込みデータ1
69 アドレスデータ読み出し信号
71 AND回路
72 OR回路
73 カウンタの1段目のフリップフロップ60のセット信号
75 セット、リセット形フリップフロップ
74 記憶データ消去用カウントアップ一定周期信号
76 カウンタのオーバーフロー信号
78 AND回路
79 カウンタのカウントアップ信号
20 24ビットの第1の分割IP上位ソースアドレスの書き込みアドレス
21 24ビットの第1の分割IP上位デスティネーションアドレスの読み出しアドレス
80 リングノード
81 ドロップアドレスメモリ
83 0系リング伝送路
84 1系リング伝送路
87 L2スイッチ
89 MACアドレステーブル

Claims (9)

  1. 第1のIPアドレスからなる1連のビット列およびその第1のIPアドレスからなる1連のビット列と組の第2の1連のビット列を複数組記録するドロップアドレスメモリにおいて、
    ドロップアドレスメモリは、RAM,SRAM,CAM等のメモリを用いた、第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、
    ドロップアドレスメモリに対象とする第1、第2の1連のビット列を記録する場合は、その第1の1連のビット列の必要とする一定数のビット列を採取した第1の分割1連のビット列と、その第2の1連のビット列の必要とする上位ビット列を採取した第2の分割1連のビット列と、その第2の1連のビット列の必要とする下位ビット列を採取した第3の分割1連のビット列とに分け、
    第1のメモリの前記第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、かつ
    第2のメモリの前記第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、かつ
    第3のメモリの前記第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込む
    機能を持ち、
    ドロップアドレスメモリに対象とする第1、第2の1連のビット列が記録されているか確認する場合は、その第1の1連のビット列の必要とする一定数のビット列を採取した第1の分割1連のビット列と、その第2の1連のビット列の必要とする上位ビット列を採取した第2の分割1連のビット列と、その第2の1連のビット列の必要とする下位ビット列を採取した第3の分割1連のビット列とに分け、
    前記第1のメモリを前記第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、
    前記第2のメモリを前記第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、
    前記第3のメモリを前記第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされる場合は、対象とする第1、第2の1連のビット列が記録されていると判断し、
    それ以外は対象とする第1、第2の1連のビット列が記録されていないと判断する機能を持つこと、
    を特徴とするドロップアドレスメモリ。
  2. 請求項1に記載のドロップアドレスメモリおいて、
    この1連のビット列記憶回路に用いるメモリ内の各メモリセルは、少数ビットのアップカウンタ構成で、そのカウンタの各フリップフロップの出力のOR出力とデータ読み出し信号のAND出力と書き込み時の入力データ1のOR出力で、そのカウンタを1にセットし、一定時間毎に1カウントアップし、そのカウンタがオーバーフローした場合には、1にセットされるまで、カウントアップできない構造のカウンタであること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリ。
  3. 請求項1、2に記載のドロップアドレスメモリおいて、
    第2の1連のビット列はMACアドレスであること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリ。
  4. 請求項1、2に記載のドロップアドレスメモリおいて、
    第2の1連のビット列は携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列であること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリ。
  5. 請求項1、2に記載のドロップアドレスメモリおいて、
    第2の1連のビット列は固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列であること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリ。
  6. 請求項3に記載のドロップアドレスメモリを持つリング網おいて、
    ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチはMACアドレステーブルを持ち、そのスイッチから、そのノードにIPアドレス及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスおよびMACソースアドレスをドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよびMACデスティネーションアドレスが、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよびMACデスティネーションアドレスが、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網。
  7. 請求項4に記載のドロップアドレスメモリを持つリング網おいて、
    ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチから、そのノードにIPアドレス及び携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスおよび送信元携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列をドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよび送信先携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよび送信先携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網。
  8. 請求項5に記載のドロップアドレスメモリを持つリング網おいて、
    ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチから、そのノードにIPアドレス及び固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスおよび送信元固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列をドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよび送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスおよび送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網。
  9. 請求項3に記載のドロップアドレスメモリを持つリング網におけるパケット転送法おいて、
    ドロップアドレスメモリを2重リング網をツリー状に多段に多数接続した網の各リングノードに置き、さらに、最下位リングに接続されるサーバは、そのサーバのIPソースアドレスおよびMACソースアドレスを持つ片経路設定パケットを、一度または定期的に、そのサーバの接続される最下位リングのノードから最上位リングのノードまで、リングの入口にあるドロップアドレスメモリにそのパケットのIPソースアドレスおよびMACソースアドレスを1連のビット列として記録する構成であり、その最下位リングノードに接続される端末を収容したスイッチはMACアドレステーブルを持ち、そのスイッチから、その最下位リングノードにIPアドレス及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスおよびMACソースアドレスを1連のビット列としてドロップアドレスメモリに記録して、そのIPソースアドレスまたはMACソースアドレスの最下位ビットの示すリングまたはそのパケットの持つADD伝送路選択ビットの示すリングに上がり、リング上に宛先が無ければ、ドロップアドレステーブルにそのパケットのIPソースアドレスとMACソースアドレスのあるADDノードに戻った場合に、そのパケットに多周回ビットが付けられて、多周回ビットの付いたパケットは、上位リングに上がるノードで上位リングに上がり、リング入口のドロップアドレスメモリにそのパケットのIPソースアドレスおよびMACソースアドレスを残す構成で、リング上にそのパケットのIPデスティネーションアドレスおよびMACデスティネーションアドレスが書かれたドロップアドレスメモリのあるノードでドロップして、そのパケットは、サーバに到達し、サーバからは、サーバに到達した逆経路で送信端末に到達して、通信すること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網におけるパケット転送法。

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