JP2014127854A - ドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網 - Google Patents

ドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網 Download PDF

Info

Publication number
JP2014127854A
JP2014127854A JP2012283196A JP2012283196A JP2014127854A JP 2014127854 A JP2014127854 A JP 2014127854A JP 2012283196 A JP2012283196 A JP 2012283196A JP 2012283196 A JP2012283196 A JP 2012283196A JP 2014127854 A JP2014127854 A JP 2014127854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
packet
node
ring
bit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2012283196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Tatsuno
秀雄 龍野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2012283196A priority Critical patent/JP2014127854A/ja
Publication of JP2014127854A publication Critical patent/JP2014127854A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】アドレス空間の広いメモリを使用可能とするドロップアドレスメモリを提供することおよびそれを用いたリング網を提供する。
【解決手段】ビット列を複数記録するドロップアドレスメモリは、第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、1連のビット列を記録する場合は、上から一定数のビット列を採取した第1の分割1連のビット列と、下から一定数のビット列を採取した第2の分割1連のビット列と、中間から一定数のビット列を採取した前記第1および第2の分割1連のビット列と採取したビット列の1部ビット列が重なる第3の分割1連のビット列とに分けて書き込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、IPソースアドレス、IPデスティネーションアドレスのような1連のビット列を記録するドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網に関する。
ドロップアドレスメモリの従来技術としては、特開2000−151617「テーブル作成検索装置」がある。この従来例を図5により説明する。この従来例は、MACアドレスの記憶回路に関するもので、行列アドレス800とMACアドレスデータエリアMA(48ビット)801とインデックスエリアIA802を持つRAM等で構成される第1のテーブルと行列アドレス820とMACアドレスデータエリアMA(48ビット)821とインデックスエリアIA822を持つRAM等で構成される第2のテーブルからなる。第1、第2テーブルのMACアドレスは16進表示で示している。
まず、到着パケットのソースMACアドレスの記憶方法を説明する。
到着したパケットのMACアドレスの下位16ビットの示すアドレス(例えば803)で、第1のテーブルのMACアドレステーブルが指定されるMACアドレスデータエリアMA(48ビット)801(例えば805)に48ビットのMACアドレスが既に記憶されていなければ、そこに記憶し、記憶されている場合で、そのインデックスエリアIAに記憶アドレスが無い場合は、第2のテーブルのMACアドレスデータエリアMA(48ビット)821のアドレスに既にMACアドレスが記憶されていない書き込みアドレスを探し、そこにMACアドレスを記憶し(例えば826)、その記憶したアドレス(例えば2)を第1テーブルのインデックスエリアIA802に記憶する(例えば808)。
次に到着したMACアドレスの下位16ビットの示す第1テーブルのアドレス(例えば803)のインデックスエリアIA802に既にアドレスが記憶されている場合には、第2テーブルのそのアドレス(例えば2)の示すインデックスエリアIA122のエリア830に記憶アドレスが無い場合には、第2テーブルのMACアドレスデータエリアMA(48ビット)821の記憶されていないアドレスを探し、そこに到着パケットのMACアドレスを記憶し、そのアドレス(例えば3)を前記インデックスエリアIA822の830に記憶する。
一方、インデックエリアIA822の830に既にアドレスが記憶されている場合には、そのアドレス(例えば3)の示すインデックスエリアIA822の831に記憶アドレスが無い場合には、MACアドレスデータエリアMA(48ビット)821のデータが記憶されていないアドレスを探し、そこに到着パケットのMACアドレスを記憶し、そのアドレス(例えば4)を前記インデックスエリア831に記憶する。
次に、到着パケットのデスティネーションMACアドレスがテーブルにあるか確認する方法を説明する。
到着したパケットのMACアドレスの下位16ビットの示すアドレス(例えば803)で、第1のテーブルのMACアドレステーブルが指定されるMACアドレスデータエリアMA(48ビット)801(例えば805)に記憶されているMACアドレスが到着パケットのMACアドレスと一致しない場合には、そのインデックスエリアIA808に記憶されている第2テーブルのアドレス(例えば2)を検索し、そこに記憶されているMACアドレスが到着パケットのMACアドレスに一致しない場合には、そのインデックスエリアIA830に記憶されている第2テーブルのアドレス(例えば3)を検索し、そこに記憶されているMACアドレスが到着パケットのMACアドレスに一致しない場合には、そのインデックスエリアIA831に記憶に記憶されている第2テーブルのアドレス(例えば4)を検索し、そこに記憶されているMACアドレスが到着パケットのMACアドレスに一致する場合には、到着したパケットのデスティネーションMACアドレスが記憶されていると判断する。
また、ドロップアドレスメモリの別の従来技術としては、特開2002−334114「テーブル管理方法及び装置」がある。この従来例を図6により説明する。図6において、900は受信MACアドレス、901はCRC等のハッシュ関数、902はハッシュ値であるエントリテーブル903のアドレス指定ビット(10ビット)、エントリテーブル903は、受信MACアドレスをそのハッシュ値アドレスに収容するテーブルであり、この例では、B1,B2,B3,B4の4つのテーブルがあり、各エントリ903は、MACアドレス8ビット、ポート番号等が格納さる。904は、アドレスビット902により読み出された登録MACアドレス8ビット、905、906,907,908は、B1,B2,B3,B4の各エントリテーブルからアドレス902により読み出されたMACアドレス8ビットと受信MACアドレス8ビット(909)の比較器であり、910は、各比較器出力のOR回路であり、911はその出力の一致検出信号である。
以下に動作を説明する。受信ソースMACアドレス900のハッシュ値のアドレスビット902で指定された4つのエントリテーブルのアドレス位置の格納エントリにあるMACアドレスの内に受信MACアドレスと一致するものが無く、格納されていないエントリエリアがあれば、その位置に受信ソースMACアドレス8ビットとそのポート番号を書き込み、指定されたエントリテーブルのアドレス位置に格納されているどれかのMACアドレスが受信MACアドレスと一致する場合には、そのままとし、一致するものが無く、エントリテーブルに空きが無い場合には、再ハッシュが発生し、格納エントリMACアドレスを受信MACアドレスに変更する。
さらに、そのパケットのデスティネーションMACアドレスのハッシュ値のアドレスビット902で指定されたエントリテーブルのアドレス位置にMACアドレスが格納されていなければ、そのパケットはunknownパケットとして、フラッディングする。一方、格納されていれば、その4つのMACアドレスと受信デスティネーションMACアドレスを比較し、一致するものがある場合には、そのアドレス位置に共に格納されているポート番号にそのパケットを送出し、一致しなければ、unknownパケットとして、フラッディングする。
次に、従来のリング技術について述べる。従来のリング技術として、従来のL2SW等のMACスイッチを用いたEASP, MRP, MMRP2等のリングが提案されているが、これらはすべて、ループができないように、リングフローを切るポイントがリング上に存在していた。
これに対して、リング上のパケット転送を、パケットに、リングへのパケットのADDノードのMACアドレスと、リングからDROPするノードのMACアドレスを端末MACヘッダに付けることにより、カプセル化するとともに、リング上を周回するパケットが送信元のADDリングノードに戻った場合には、そのパケットを廃棄する機能を持つことにより初めて、MACリング転送を実現したRPRが提案され、標準化されている。
そのリング網は、IEEE802.17 RPR(Resilient Packet Ring)である。この従来技術の実施例として、特許文献1特開2009−77285号公報(パケットリングネットワークシステム、およびフォワーディングデータベース管理方法)等がある。これらのRPRは、従来問題になっていたループによる輻輳ストームを解決した。
リングに適用する従来のMAC形動作をするノード装置として図7に示す従来のMACSWがある。図7において、符号305,306はノード装置、符号300、301はそこで使われる各ポートに入力するパケットのソースアドレスとその入力ポートとを記録したMACアドレステーブル、符号302は右回りリング伝送路、符号303は左回りリング伝送路、符号304は入力パケットのヘッダ読み取り回路、符号307,308は、ADD伝送路のポート、309,310はリング伝送路のポートである。
各ヘッダ読み取り回路およびリング伝送路へのパケット合流点に必要なバッファは図では省略されている。各ポートに入力するパケットのデスティネーションアドレスがMACアドレステーブル300,301にあれば、そのアドレスとともに書かれているポートに出力し、なければunknownパケットとして、コピーしてすべてのポートに出力する。図中、MACCD,MACBA,MACAB,MACDCの表示のMACの後の英文字CD,BA等は、デスティネーションアドレスが、C,Bであり、ソースアドレスがD,Aであることを示す。
右側のノードのポート2(308)に到着したパケットMACBAは、MACアドレステーブル301のデスティネーションアドレスMACBの出力先ポートであるポート4(310)に繋がる左回りリング伝送路303に(1)MACBAとして、送出され、左側のノードのMACアドレステーブル300にあるデスティネーションアドレスMACBの出力先ポートであるポート2(308)に(2)MACBAとしてドロップされる。
一方、その対向フローである左側のノードのポート2(308)に到着したパケットMACABは、MACアドレステーブル(300)のデスティネーションアドレスMACAの出力先ポートであるポート3(309)に繋がる右回りリング伝送路302に(3)MACABとして、送出され、右側のノードのMACアドレステーブル301にあるデスティネーションアドレスMACAの出力先ポートであるポート2(308)に(4)MACABとしてドロップされる。(5)、(6)MACCD,および(7)、(8)MACDCの動作も同様である。
次に、従来技術のRPRのリング動作を図8に示す。図8は0系リング伝送路321と1系リング伝送路320上にノードA(322),B(323),C(324),D(325)の4つのリングノードを持ち、各リングノードは、そのリングノード識別番号として、それぞれ、MACソースアドレスであるMACA,MACB,MACC,MACDを持ち、ノードAには、端末H(330),ノードBには端末F(331),ノードCには、端末G(332)が接続されている。端末H(330)のMACソースアドレスはMACHであり、IPソースアドレスはIPHであり,端末FのMACソースアドレスはMACFであり、IPソースアドレスはIPFであり,端末GのMACソースアドレスはMACCであり、IPソースアドレスはIPCである。
このリング上でのパケット伝送は、端末から到着したパケットに、リング上でそのパケットを転送するために必要なノードMACソースアドレスとノードMACデスティネーションアドレスを持つMACヘッダを付け加えて、行われる。そのための端末MACヘッダにノード間転送用のノードMACヘッダを付けるために必要なヘッダ変換テーブルを各ノードのリングに上がる入り口で持っている。
その変換テーブルは、各端末からノードに最初に到着した時に学習して持つ必要がある。これは端末から到着するARPパケットにより行われるもので、この従来例の図はその動作を示したものである。以下にその動作を示す。
端末H(330)から、端末F(331)宛ての端末FへのIPデスティネーションアドレスであるIPFを持ち、MACデスティネーションアドレスがオール1であり、端末HのMACソースアドレスであるMACHとIPソースアドレスであるIPHを持つ、ARPパケット(1)ARP,MAC,all1,H,IPF,Hが、リングノードA(322)に到着した場合、ノードA(22)は、そのパケットの宛先が分からないため、そのMACパケットに、ブロードキャストパケット表示であるオール1のMACデスティネーションアドレスとノードAのMACソースアドレスであるMACAのMACヘッダを付けたパケット、(2)Broadcast,MAC,all1,A,MAC,all1,H,IPF,Hを、両系リングまたは片系リングに送出する。
そのパケットは、各ノードB(323),ノードC(324),ノードD(325)でコピーされてドロップされる。各ノードでドロップされたそのパケットは、そのノードの出口に、そのパケットの外側MACソースアドレスであるMACAと端末MACソースアドレスであるMACHのヘッダ変換表を作成してから、外側のMACヘッダが取り除かれて、(3)ARP, MAC,all1,H,IPF,Hとして、下位ドロップ伝送路に送出される。そのパケットは、そのパケットの宛先IPアドレスであるIPFが端末のIPソースアドレスと一致する端末F(331)だけが、そのパケットを取り込み、ARP応答パケット、(4)ARP応答,MAC,H,F,IPH,FをノードBに送出する。
ノードB(323)はその端末パケットのMACデスティネーションアドレスから、宛先リングノードMACアドレスをヘッダ変換表から検索するともに、その端末H,端末F,ノードAの関係を記したその端末間接続に関するヘッダ変換表を完成させ、その端末パケットに、リングノード間転送用のMACヘッダ、MAC,A,Bを付け、(5)MAC,A,B,MAC,H,F,IPH,F、として1系リング(320)に送出する。その際、ノードB(323)は、宛先であるノードA(322)への最短経路を前もって知っているため、そのパケットを1系リングに送出する。その1系リングに上がったパケットは、そのパケットの宛先であるノードA(322)でドロップされ、そのドロップ点出口で、そのパケットから、端末H,端末F,ノードBの関係を記したその端末間接続に関するヘッダ変換表を完成させてから、外側のMACヘッダが除去されて、端末Hに、(6)ARP応答,MAC,H,F,IPFH,Fとして、送出される。以後、端末Hと端末F間のこのリングを介してのパケット転送は、ノードAとノードBに作成した前記ヘッダ変換テーブルを用いて、行われる。
図9は、従来技術であるRPRにおける、各ノードのMAC変換テーブルが完成後の、その場合のユニキャストパケットの転送動作を示したものである。この図では、ノードA(322)に端末E(333)と端末H(330)が接続され、ノードB(323)に端末F(331)が接続され、ノードC(324)に端末G(332)が接続され、端末Hと端末F間、端末Eと端末G間でパケット転送が行われている様子を示している。
図9では、各リング上に端末間でリングノードを介して転送されるパケットのMACヘッダが記されている。各端末は、ノードA,ノードB,ノードCのヘッダ変換テーブルに示した、送信元端末MACアドレス、送信先端末MACアドレス、送信元ノードMACアドレス、送信先ノードMACアドレスの関係表を用いて、各ノードのリングに上がる際、ヘッダ変換を行って、パケット転送する。
次に、従来例のMAC動作するリングのノード装置を図10に示す。図10は、特願2012−206011(パケット転送法およびノード装置)に開示されているもので、パスまたは1フロー用のパケット伝送に用いられる例で、現用、予備のドロップアドレステーブルを持つ例である。図10において、609は現用ドロップアドレステーブル、610は予備ドロップアドレステーブルであり、600は、0系リング伝送路、601は1系リング伝送路、602はADD伝送路、603はDROP伝送路、604はMACBA(Bは宛先MACアドレス、Aは送信元MACアドレス)、605はMACAB,606は、0系伝送路のパケットのヘッダ読み取り回路(BUF付)、607は、1系伝送路のパケットのヘッダ読み取り回路(BUF付)、608は、パケット振り分け回路(BUF付)である。以下に、動作を示す。
ADD伝送路602からノードに入力したパケットMACBA604は、パケット振り分け回路608で、そのパケットのソースアドレスが読み取られ、そのアドレスが現用のドロップアドレステーブル609に無ければ、そのテーブルにそのソースアドレスを書き込み、ある場合は、そのまま、そのパケットのソースアドレスAの最下位ビット(この例では0)の示す0系リング伝送路600に送出される。一方、リング上からこのノードに到着するパケットは、ヘッダ読み取り回路606または607で、そのパケットのデスティネーションアドレスが読み取られ、そのアドレスが最初に現用側のドロップアドレステーブル609に有るか検索し、有れば、そのパケットをドロップし、無ければ、予備のドロップアドレステーブル610を検索し、有れば、ドロップし、無ければ、そのパケットはそのまま、その出力リング伝送路にスルーして、送出される。
この例では、1系リング伝送路601から、MACAB605がノードに到着する例で、そのデスティネーションアドレスAが現用ドロップアドレステーブル609にあるので、そのパケットは、DROP伝送路603に送出される。このような動作で、予備のドロップアドレステーブル610が一定時間以上、検索において、ヒットすることが無い場合には、予備ドロップアドレステーブル610内のソースアドレスが古くなったものと判断し、そのテーブル内の全メモリをクリアするとともに、予備ドロップアドレステーブル610を現用ドロップアドレステーブルとし、これまで現用であったドロップアドレステーブル609を予備ドロップアドレステーブルに変更する。この例ではMACテーブルには、ドロップアドレスしかなく、動作が簡単化されている。
次に、従来の多段ツリー状リング網の一筆書き動作例を図11に示す。この例は、特願2012−206011(パケット転送法およびノード装置)に開示されているもので、パスまたは1フローMACパケットを転送する小規模網の一筆書き多段リング・ツリー網の例である。この網には、サーバから最上位リングエッジまで、片経路設定パケットにより片経路が設定されている状態で、端末がサーバに接続する手順を示している。図11において、右側の最下位リングに収容されたサーバは、MACアドレスMACSB(SBのSはソースアドレスであることを示し、Bはそのソースアドレスである)を持ち、(1)’MAC○B0(片経路設定パケット)(○はMACデスティネーションアドレスがオール0であることを示す)を送出し、最下位リングの入り口にあるドロップアドレステーブルに、ソースアドレスBを残す。このソースアドレスは、0系リング、1系リング対応にある2つのドロップアドレステーブルに設定される。
このパケットのMACソースアドレスの最下位ビットは0なので、0系リングに上がり、そのリング上に1周しても宛先がないので、(2)’MAC○B0(片経路設定パケット)に、元のリングに上がったノードで多周回ビットが付与される。そのパケットである(3)’MAC○B0多周回ビット付きは、上位リングに上がるノードで、多周回ビットが付いていることで、判断されて、(3)’MAC○B0の多周回ビット除去後ドロップして、上位リングに上がる。上位リングでも、最下位リングと同様に動作して、図に示すように、最上位リングに上がる出口ノードで、(6)’MAC○B0の多周回ビットを除去してドロップして、図の(7)’MAC○B0に示すように、最上位リングに上がり、そのリング入り口にあるドロップアドレステーブルに、ソースアドレスを書き込んだ後、そのパケットは廃棄される。
一方、MACソースアドレスCを持つ端末MACSCは、サーバB宛ての、(1)MACBC0発呼パケットを最下位リングに送出し、そのリングのドロップアドレステーブルにソースアドレスCを残して、そのパケットのソースアドレスの最下位ビットの示す0系リングに上がる。この場合も、このパケットの宛先はリング上に無いので、1周して、元のADDノードに戻ったノードで多周回ビットが付与され、そのパケットは上位リングに上がるノードでドロップして、上位リングに上がる。これらの動作は、図中、(1)から(10)に記されており、上記、サーバからのパケットと同様に動作するので、説明を省略する。(10)において、上記説明した、サーバからの片経路設定パケットにより設定された経路に接続されるので、それ以後は、その経路により、サーバまで、到達し、サーバのサービスが行われる。
特開2000−151617号公報 特開2002−334114号公報 特願2012−206011号公報
IEEE802.17 RPR(Resilient Packet Ring)
従来のドロップアドレスメモリとしての従来例特開2000−151617は到着したパケットのMACアドレスを到着した順にテーブルに記憶する方法に比べて、記憶動作が簡単化されているが、それは到着したパケットの下位MACアドレス16ビットの示す第1テーブルのMACアドレスデータ記憶エリアにまだ全MACアドレスビットが記憶されていない場合であり、既に違う全MACアドレスビットビットが記憶されている場合には、そのアドレスのインデックスエリアに記憶先が記憶されている第2テーブルのアドレス位置を検索し、そこに到着したパケットの全MACアドレスビットが記憶されていなければ、そのアドレスに到着パケットのMACアドレスを記憶する。もし、そこに既に違う全MACアドレスビットが記憶されている場合には、空きエリアを探してそこに、全MACアドレスビットを記憶し、そのアドレスを前のインデックスエリアに記憶する。このように、次々と記憶エリアをたどらなければ、記憶も、記憶読み出しもできないため、到着パケットのMACアドレス処理に時間がかかる問題がある。そのため、そのため、パケット処理数の多い高速なMACスイッチおよび記憶するMACアドレス数の多いMACスイッチには使えない問題がある。
また、従来のドロップアドレスメモリとしての従来例特開2002−334114は、ハッシュ関数により、MACアドレスの検索が高速になるが、受信MACアドレスのハッシュ値であるアドレスビットの示すアドレスの格納されているMACアドレスと受信ソースMACアドレスが一致しない場合には、エントリテーブルのMACアドレスを変更する必要があり、誤動作の可能性が出る。また、受信したデスティネーションアドレスのMACアドレスのハッシュ値が指定したエントリテーブルのMACアドレスと受信デスティネーションアドレスのMACアドレスが一致しない場合には、フラッディングが必要となり、網が輻輳する原因となる問題がある。またアドレスビットを18ビットにして、エントリテーブルを拡張することも可能であるが、その場合においても、エントリテーブルの格納データ領域が大きいため、エントリテーブルの持つアドレス空間を大きくできない問題がある。
また、リングに適用する従来のMAC形動作をするノード装置として図7に示すMACスイッチのMACアドレステーブルは、ノードの全ポートのMACソースアドレスを学習しなければならず、動作が複雑になるため、高速動作ができない問題があった。
また、従来のリング技術としてのIEEE802.17 RPR(Resilient Packet Ring)図8、図9は特殊のRPRヘッダを用い、RPRヘッダにはDROPノード番号が必要であり、その学習に時間がかかる。また、その変換テーブルFDB(Forwarding Database)を作成後も端末から受信したパケットはこのテーブルを見て、DROP先ノードのMACアドレスを持つヘッダを付ける必要があり、変換に時間がかかる。
RPRは制御パケットをリングノード間で転送することにより、各ノードはリング上の他のノードの位置情報を持っており、DROPノードまでの最短経路が分かる。しかし、他リングと接続するためには、他リングIDをパケットに設定する必要があり、その学習に時間がかかる。それゆえにRPRは基本的に単一2重リング以外への適用が難しいので、MAN,LANへの適用例はあるが、大規模網への適用例はない。
また、RPRはカプセル化したことで、リング上では、高速転送可能となったが、他リングに接続するためには、他リング入り口ノードで再度リングドロップノードを学習する必要があり、本質的に問題がある。
また、RPRはカプセル化しているため、パス接続のリングでもあるが、リング外から入力するパス構成のパケットはリング内ではさらにリングヘッダでカプセル化しなければリング上を転送できない問題があった。
また、リングの従来技術である特願2012−206011の図10、図11に示した従来のMAC動作リングは、ノード装置が簡単化され、高速動作が可能であるが、MACアドレス48ビットを収容するには、RAM,SRAM,CAMのようなメモリは使用できないため、コストが高くなる欠点があった。そのため、MACアドレステーブルを使用するしかなく、そのため、多数のMACアドレスを収容できない問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点を鑑みて成されたもので、その目的とする所は、アドレス空間の広いメモリを使用可能とするドロップアドレスメモリを提供することおよびそれを用いたリング網を提供するところにある。
本発明(1)によれば、IPアドレスまたは固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列からなる1連のビット列を複数記録するドロップアドレスメモリにおいて、ドロップアドレスメモリは、RAM,SRAM,CAM等のメモリを用いた、第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、ドロップアドレスメモリに対象とする1連のビット列を記録する場合は、その1連のビット列の上から一定数のビット列を採取した第1の分割1連のビット列と、その1連のビット列の下から一定数のビット列を採取した第2の分割1連のビット列と、その1連のビット列の中間から一定数のビット列を採取した前記第1および第2の分割1連のビット列と採取したビット列の1部ビット列が重なる第3の分割1連のビット列とに分け、第1のメモリの前記第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、かつ第2のメモリの前記第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、かつ第3のメモリの前記第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込む機能を持ち、ドロップアドレスメモリに対象とする1連のビット列が記録されているか確認する場合は、その1連のビット列の上から一定数のビット列を採取した第1の分割1連のビット列と、その1連のビット列の下から一定数のビット列を採取した第2の分割1連のビット列と、その1連のビット列の中間から一定数のビット列を採取した前記第1および第2の分割1連のビット列と採取したビット列の1部ビット列が重なる第3の分割1連のビット列とに分け、前記第1のメモリを前記第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、前記第2のメモリを前記第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、前記第3のメモリを前記第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされる場合は、対象とする1連のビット列がそのドロップアドレスメモリに記録されていると判断し、それ以外は対象とする1連のビット列がそのドロップアドレスメモリ記録されていないと判断する機能を持つことを特徴とするドロップアドレスメモリを提供する。
好ましくは、本発明(2)においては、上記本発明(1)において、IPアドレスはプライベートIPアドレスであることができる。
好ましくは、本発明(3)においては、上記本発明(1、2)において、ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチはMACアドレステーブルを持ち、そのスイッチから、そのノードにIPアドレス及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスを1連のビット列としてドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列としてそのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすることを特徴とするリングノードにドロップアドレスメモリを持つリング網を提供する。
好ましくは、本発明(4)においては、上記本発明(1)において、ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチから、そのノードにIPアドレス及び携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスを1連のビット列として、ドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすることを特徴とするリングノードにドロップアドレスメモリを持つリング網を提供する。
好ましくは、本発明(5)においては、上記本発明(1)において、ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチから、そのノードにIPアドレス及び固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスを1連のビット列として、ドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすることを特徴とするリングノードにドロップアドレスメモリを持つリング網を提供する。
好ましくは、本発明(6)においては、上記本発明(1)において、ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチはMACアドレステーブルを持ち、そのスイッチから、そのノードに固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合には、その送信元固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を1連のビット列として、ドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットの送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットの送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすることを特徴とするリングノードにドロップアドレスメモリを持つリング網を提供する。
好ましくは、本発明(7)においては、上記本発明(1)において、ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチから、そのノードに固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列及び携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合には、その送信元固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を1連のビット列として、ドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットの送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットの送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすることを特徴とするリングノードにドロップアドレスメモリを持つリング網を提供する。
好ましくは、本発明(8)においては、上記本発明(1)において、ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチから、そのノードにIPアドレス及び固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合には、その送信元固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を1連のビット列として、ドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットの送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットの送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすることを特徴とするリングノードにドロップアドレスメモリを持つリング網を提供する。
また、好ましくは、本発明(9)においては、上記本発明(1)において、ドロップアドレスメモリを2重リング網をツリー状に多段に多数接続した網の各リングノードに置き、さらに、最下位リングに接続されるサーバは、そのサーバのIPソースアドレスを持つ片経路設定パケットを、一度または定期的に、そのサーバの接続される最下位リングのノードから最上位リングのノードまで、リングの入口にあるドロップアドレスメモリにそのパケットのソースアドレスを1連のビット列として記録する構成であり、その最下位リングノードに接続される端末を収容したスイッチはMACアドレステーブルを持ち、そのスイッチから、その最下位リングノードにIPアドレス及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスを1連のビット列としてドロップアドレスメモリに記録して、そのソースIPアドレスの最下位ビットの示すリングまたはそのパケットの持つADD伝送路選択ビットの示すリングに上がり、リング上に宛先が無ければ、ドロップアドレステーブルにそのパケットのIPソースアドレスのあるADDノードに戻った場合に、そのパケットに多周回ビットが付けられて、多周回ビットの付いたパケットは、上位リングに上がるノードで上位リングに上がり、リング入口のドロップアドレスメモリにそのパケットのIPソースアドレスを残す構成で、リング上にそのパケットのIPデスティネーションアドレスが書かれたドロップアドレスメモリのあるノードでドロップして、そのパケットは、サーバに到達し、サーバからは、サーバに到達した逆経路で送信端末に到達することを特徴とする
ドロップアドレスメモリを持つリング網におけるパケット転送法を提供する。
また、好ましくは、本発明(10)においては、上記本発明(1)において、ドロップアドレスメモリを2重リング網をツリー状に多段に多数接続した網の各リングノードに置き、さらに、最下位リングに接続されるエッジノードは、そのエッジノードのIPソースアドレスを持つ片経路設定パケットを、一度または定期的に、そのエッジノードの接続される最下位リングのノードから最上位リングのノードまで、リングの入口にあるドロップアドレスメモリにそのパケットのソースアドレスを1連のビット列として記録する構成であり、その最下位リングノードに接続される携帯端末を収容した基地局から、その最下位リングノードにIPアドレス及び携帯電話番号を持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスを1連のビット列としてドロップアドレスメモリに記録して、そのソースIPアドレスの最下位ビットの示すリングまたはそのパケットの持つADD伝送路選択ビットの示すリングに上がり、リング上に宛先が無ければ、ドロップアドレステーブルにそのパケットのIPソースアドレスのあるADDノードに戻った場合に、そのパケットに多周回ビットが付けられて、多周回ビットの付いたパケットは、上位リングに上がるノードで上位リングに上がり、リング入口のドロップアドレスメモリにそのパケットのIPソースアドレスを残す構成で、リング上にそのパケットのIPデスティネーションアドレスが書かれたドロップアドレスメモリのあるノードでドロップして、そのパケットは、エッジノードに到達し、エッジノードは、配下の宛先携帯端末を呼び出して、発信携帯端末に接続させる構成であることを特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網におけるパケット転送法を提供する。
本発明は、以上、説明したように、ドロップアドレスメモリに付加情報を記録することはできないが、特願2012−206011に記載されているように、MACアドレステーブルがポート番号記述を必要とせず、単にリングからドロップするデスティネーションアドレスのみを記載するドロップアドレスメモリには利用できる。また、本発明のドロップアドレスメモリは、記録すべきデータが1のみであるため、アドレスを記録するメモリのアドレス空間を大きくでき、かつ、そのドロップアドレスメモリを地域毎にアドレスの異なるIPアドレスまたは固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列の記録に用いるため、そのビット列の記録において、ビット列を1部重複して3つに分けて記録したとしても、誤一致ビット列の無い記録が可能であるので、広範囲のアドレス記録を間違いなくできる利点がある。
また、そのビット列の3つに分けた記録において、1部のビット列を重複して記録しているため、IPアドレスのように、部分アドレスの境界が地域毎に異なる場合においても、間違いなくアドレスを記録できる利点がある。
本発明の第1実施例のIPソースアドレスのドロップアドレスメモリへの記録動作を説明するための図である。 本発明の第1実施例のIPデスティネーションアドレスのドロップアドレスメモリへの記録有無を確認する動作を説明するための図である。 本発明の第2実施例のドロップアドレスメモリを用いたリング網の動作を説明するための図である。 本発明の第3実施例のドロップアドレスメモリを用いたツリー状リング網の動作を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。 従来技術を説明するための図である。
本発明の第1実施例を図1、図2により説明する。この実施例は、IPアドレスを記録するドロップアドレスメモリに関するものである。図1は、本発明の第1実施例のIPソースアドレスのドロップアドレスメモリへの記録動作を説明するための図であり、図2は、本発明の第1実施例のIPデスティネーションアドレスのドロップアドレスメモリへの記録有無を確認する動作を説明するための図である。
その記録に用いるメモリとしては、RAM(Random Access Memory),SRAM(Static Random Access Memory ),CAM(Contents Addressable Memory)等のメモリが利用できる。
図1において、1は、第1のメモリ、2は第2のメモリ、3は第3のメモリ、4はAND回路、5は32ビットの受信IPソースアドレス、6は、そのIPソースアドレスの分割回路、7は16ビットの第1の分割IP上位ソースアドレスの書き込みアドレス、8は、16ビットの第2の分割IP下位ソースアドレスの書き込みアドレス、9は、16ビットの第3の分割IP中間ソースアドレスの書き込みアドレス、10は、書き込みデータ1、11は、書き込み信号である。
以下動作を説明する。
IPアドレスまたは固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列からなる1連のビット列を複数記録するドロップアドレスメモリにおいて、
ドロップアドレスメモリは、RAM,SRAM,CAM等のメモリを用いた、第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、ドロップアドレスメモリに対象とするIPソースアドレスを記録する場合は、そのIPソースアドレスの上から一定数のビット列を採取した第1の分割IPソースアドレスと、そのIPソースアドレスの下から一定数のビット列を採取した第2の分割IPソースアドレスと、その1連のビット列の中間から一定数のビット列を採取した前記第1および第2の分割IPソースアドレスと採取したビット列の1部ビット列が重なる第3の分割IPソースアドレスとに分け、第1のメモリの前記第1の分割IPソースアドレスで指定されるアドレスに1を書き込み、かつ第2のメモリの前記第2の分割IPソースアドレスで指定されるアドレスに1を書き込み、かつ
第3のメモリの前記第3の分割IPソースアドレスで指定されるアドレスに1を書き込む。
次に、図2を説明する。図2において、1の第1のメモリ、2の第2のメモリ、3の第3のメモリ、4のAND回路は図1と同じである。12は16ビットの受信IPデスティネーションアドレス、13は、そのIPデスティネーションアドレスの分割回路、14は16ビットの第1の分割IP上位デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス、15は、16ビットの第2の分割IP下位デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス、16は、16ビットの第3の分割IP中間デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス、17は、読み出し信号、18は出力データ信号である。
次に動作を説明する。
ドロップアドレスメモリに対象とするIPデスティネーションアドレスが記録されているか確認する場合は、そのIPデスティネーションアドレスの上から一定数のビット列を採取した第1の分割IPデスティネーションアドレスと、そのIPデスティネーションアドレスの下から一定数のビット列を採取した第2の分割IPデスティネーションアドレスと、そのIPデスティネーションアドレスの中間から一定数のビット列を採取した前記第1および第2の分割IPデスティネーションアドレスと採取したビット列の1部ビット列が重なる第3の分割IPデスティネーションアドレスとに分け、
前記第1のメモリを前記第1の分割IPデスティネーションアドレスで指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、前記第2のメモリを前記第2の分割IPデスティネーションアドレスで指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、前記第3のメモリを前記第3の分割IPデスティネーションアドレスで指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされる場合は、対象とするIPデスティネーションアドレスがそのドロップアドレスメモリに記録されていると判断し、それ以外は対象とするIPデスティネーションアドレスがそのドロップアドレスメモリ記録されていないと判断する。
以上述べた第1実施例では、1連のビット列として、32ビットのIPアドレスの例を示したが、IPアドレスの代わりに固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列40ビットでも同じように構成することができる。
このドロップアドレスメモリに付加情報を記録することはできないが、特願2012−206011に記載されているように、MACアドレステーブルがポート番号記述を必要とせず、単にリングからドロップするデスティネーションアドレスのみを記載するドロップアドレスメモリには利用できる。また、本発明のドロップアドレスメモリは、記録すべきデータが1のみであるため、アドレスを記録するメモリのアドレス空間を大きくでき、かつ、そのドロップアドレスメモリを地域毎にアドレスの異なるIPアドレスまたは固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列の記録に用いるため、そのビット列の記録において、ビット列を1部重複して3つに分けて記録したとしても、誤一致ビット列の無い記録が可能であるので、広範囲のアドレス記録を間違いなくできる利点がある。また、そのビット列の3つに分けた記録において、1部のビット列を重複して記録しているため、IPアドレスのように、部分アドレスの境界が地域毎に異なる場合においても、間違いなくアドレスを記録できる利点がある。
次に、本発明の第2実施例を図3により説明する。この実施例は、第1に示した実施例のIPソースアドレス(1連のビット列)の記録回路であるドロップアドレスメモリをリング網に適用した例である。
図3において、80はリングノード、81は、ドロップアドレスメモリ、83は0系リング伝送路、84は1系リング伝送路、87はL2スイッチ、89はMACアドレステーブルである。
以下に動作を説明する。
ドロップアドレスメモリ81を2重リング網の各ノード80に置き、そのノード80に接続されるL2スイッチ87はMACアドレステーブル89を持ち、そのL2スイッチ87から、そのノード80にIPアドレス及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスを1連のビット列としてドロップアドレスメモリ81に記録する構成であり、リング上のパケットがリングノード80に入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリ81に記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列としてそのノードのドロップアドレスメモリ81に記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーする。
以上説明した実施例2では、ドロップアドレスメモリに記録するIPアドレスは、グローバルIPアドレスの例であるが、同様にIPアドレスをプライベートIPアドレスにすれば、企業内のLANとしてもこのリング網は使用可能である。
以上、説明した第2実施例では、ノード80にIPアドレス及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合に、そのIPソースアドレスを1連のビット列としてドロップアドレスメモリ81に記録する構成であるが、代わりに、ノードにIPアドレス及び携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合に、そのIPソースアドレスを1連のビット列としてドロップアドレスメモリ81に記録する構成でも、または、ノードにIPアドレス及び固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合に、そのIPアドレスを1連のビット列としてドロップアドレスメモリ81に記録する構成でも、または、ノードに固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合に、その固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を1連のビット列としてドロップアドレスメモリ81に記録する構成でも、
または、ノードに固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列及び携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合に、その固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を1連のビット列としてドロップアドレスメモリ81に記録する構成でも、または、ノードにIPアドレス及び固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合に、その固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を1連のビット列としてドロップアドレスメモリ81に記録する構成でも、同様にリング網を構成できる。
次に、本発明の第3実施例を図4により説明する。この実施例は、第1に示した実施例のIPソースアドレス(1連のビット列)の記録回路であるドロップアドレスメモリを多段ツリー状リング網に適用した例である。この網には、サーバから最上位リングエッジまで、片経路設定IPパケットにより片経路が設定されている状態で、端末がサーバに接続する手順を示している。リング間は0系、1系からドロップしたパケットが一旦合流して、接続先の0系、1系リングに振り分けられる。
この実施例では、ADDされるリングは、そのIPパケットのソースアドレスの最下位ビットの示す0系または1系リングが選択される。ドロップアドレスメモリは、0系、1系リングに同じものが用いられ、リング上のパケットがノードに入力した場合に、ドロップアドレスメモリからのIPデスティネーションアドレスの読み取り動作の高速化が図られている。
図4において、右側の最下位リングに収容されたサーバは、IPアドレスIPSB(SBのSはソースアドレスであることを示し、Bはそのソースアドレスである)を持ち、(1)’IP○B0(片経路設定IPパケット)(○はIPデスティネーションアドレスがオール0であることを示す)を送出し、最下位リングの入り口にあるドロップアドレスメモリに、ソースアドレスBを残す。このソースアドレスは、0系リング、1系リング対応にある2つのドロップアドレスメモリに設定される。
このパケットのIPソースアドレスの最下位ビットは0なので、0系リングに上がり、そのリング上に1周しても宛先がないので、(2)’IP○B0(片経路設定IPパケット)に、元のリングに上がったノードで多周回ビットが付与される。そのパケットである(3)’IP○B0多周回ビット付きパケットは、上位リングに上がるノードで、多周回ビットが付いていることで、判断されて、(3)’IP○B0の多周回ビット除去後ドロップして、上位リングに上がる。上位リングでも、最下位リングと同様に動作して、図に示すように、最上位リングに上がる出口ノードで、(6)’IP○B0の多周回ビットを除去してドロップして、図の(7)’IP○B0に示すように、最上位リングに上がり、そのリング入り口にあるドロップアドレスメモリに、ソースアドレスを書き込んだ後、そのパケットは廃棄される。
一方、IPソースアドレスCを持つ端末IPSCは、サーバB宛ての、(1)IPBC0発呼パケット(BはサーバのIPアドレスを示し、Cは端末のIPアドレスを示し、0はIPソースアドレスCの最下位ビットが0であることを示す)を最下位リングに送出し、そのリングのドロップアドレスメモリにソースアドレスCを残して、そのパケットのソースアドレスの最下位ビットの示す0系リングに上がる。この場合も、このパケットの宛先はリング上に無いので、1周して、元のADDノードに戻ったノードで多周回ビットが付与され、そのパケットは上位リングに上がるノードでドロップして、上位リングに上がる。
これらの動作は、図中、(1)から(10)に記されており、上記、サーバからのパケットと同様に動作するので、説明を省略する。(10)において、上記説明した、サーバからの片経路設定パケットにより設定された経路に接続されるので、それ以後は、その経路により、サーバまで、到達し、サーバのサービスを受ける。
以上説明した、実施例3のツリー状リング網では、端末とサーバ間通信の例を示したが、このツリー状リング網は、最下位リングにサーバの代わりにエッジノードを収容して、エッジノードのIPソースアドレスを片経路設定パケットで、最上位リングまで、リング入口のドロップアドレスメモリにそのIPソースアドレスを設定し、最下位リングに接続した携帯端末を収容する基地局からのIPパケットをそのエッジノードまで接続し、エッジノードから配下の宛先携帯端末を呼び出して、発信携帯端末と通信するように構成することもできる。
1 第1のメモリ
2 第2のメモリ
3 第3のメモリ
4 AND回路
5 32ビットの受信IPソースアドレス
6 IPソースアドレスの分割回路
7 16ビットの第1の分割IP上位ソースアドレスの書き込みアドレス
8 16ビットの第2の分割IP下位ソースアドレスの書き込みアドレス
9 16ビットの第3の分割IP中間ソースアドレスの書き込みアドレス
10 書き込みデータ1
11 書き込み信号
12 16ビットの受信IPデスティネーションアドレス
13 IPデスティネーションアドレスの分割回路
14 16ビットの第1の分割IP上位デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス
15 16ビットの第2の分割IP下位デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス
16 16ビットの第3の分割IP中間デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス
17 読み出し信号
18 出力データ信号
80 リングノード
81 ドロップアドレスメモリ
83 0系リング伝送路
84 1系リング伝送路
87 L2スイッチ
89 MACアドレステーブル
800 行列アドレス
801 MACアドレスデータエリアMA(48ビット)
802 インデックスエリアIA
820 行列アドレス
821 MACアドレスデータエリアMA(48ビット)
822 インデックスエリアIA
900 受信MACアドレス
901 CRC等のハッシュ関数
902 ハッシュ値であるエントリテーブル903のアドレス指定ビット(10ビット)903 エントリテーブル
904 登録MACアドレス
905,906,907,908 比較器
909 比較用MACアドレス
910 OR回路
911 一致検出信号
305,306 ノード装置
300,301 各ポートに入力するパケットのソースアドレスとその入力ポートとを記録したMACアドレステーブル
302 右回りリング伝送路
303 左回りリング伝送路
304 入力パケットのヘッダ読み取り回路
307,308 ADD伝送路のポート
309,310 リング伝送路のポート
321 0系リング伝送路
320 1系リング伝送路
322 ノードA
323 ノードB
324 ノードC
325 ノードD
330 端末H
331 端末F
332 端末G
609 現用ドロップアドレステーブル
610 予備ドロップアドレステーブル
600 0系リング伝送路
601 1系リング伝送路
602 ADD伝送路
603 DROP伝送路
604 MACBA(Bは宛先MACアドレス、Aは送信元MACアドレス)
605 MACAB
606 0系伝送路のパケットのヘッダ読み取り回路(BUF付)
607 1系伝送路のパケットのヘッダ読み取り回路(BUF付)
608 パケット振り分け回路(BUF付)


Claims (10)

  1. IPアドレスまたは固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列からなる1連のビット列を複数記録するドロップアドレスメモリにおいて、
    ドロップアドレスメモリは、RAM,SRAM,CAM等のメモリを用いた、第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、
    ドロップアドレスメモリに対象とする1連のビット列を記録する場合は、その1連のビット列の上から一定数のビット列を採取した第1の分割1連のビット列と、その1連のビット列の下から一定数のビット列を採取した第2の分割1連のビット列と、その1連のビット列の中間から一定数のビット列を採取した前記第1および第2の分割1連のビット列と採取したビット列の1部ビット列が重なる第3の分割1連のビット列とに分け、
    第1のメモリの前記第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、かつ第2のメモリの前記第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、かつ第3のメモリの前記第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込む機能を持ち、
    ドロップアドレスメモリに対象とする1連のビット列が記録されているか確認する場合は、その1連のビット列の上から一定数のビット列を採取した第1の分割1連のビット列と、その1連のビット列の下から一定数のビット列を採取した第2の分割1連のビット列と、その1連のビット列の中間から一定数のビット列を採取した前記第1および第2の分割1連のビット列と採取したビット列の1部ビット列が重なる第3の分割1連のビット列とに分け、
    前記第1のメモリを前記第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、前記第2のメモリを前記第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、前記第3のメモリを前記第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされる場合は、対象とする1連のビット列がそのドロップアドレスメモリに記録されていると判断し、
    それ以外は対象とする1連のビット列がそのドロップアドレスメモリ記録されていないと判断する機能を持つこと、
    を特徴とするドロップアドレスメモリ。
  2. 請求項1に記載のドロップアドレスメモリにおいて、
    IPアドレスはプライベートIPアドレスであること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリ。
  3. 請求項1、2に記載のドロップアドレスメモリ持つリング網において、
    ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチはMACアドレステーブルを持ち、そのスイッチから、そのノードにIPアドレス及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスを1連のビット列としてドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列としてそのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網。
  4. 請求項1に記載のドロップアドレスメモリ持つリング網において、
    ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチから、そのノードにIPアドレス及び携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスを1連のビット列として、ドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網。
  5. 請求項1に記載のドロップアドレスメモリ持つリング網において、
    ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチから、そのノードにIPアドレス及び固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスを1連のビット列として、ドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットのIPデスティネーションアドレスが1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網。
  6. 請求項1に記載のドロップアドレスメモリ持つリング網において、
    ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチはMACアドレステーブルを持ち、そのスイッチから、そのノードに固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合には、その送信元固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を1連のビット列として、ドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットの送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットの送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網。
  7. 請求項1に記載のドロップアドレスメモリ持つリング網において、
    ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチから、そのノードに固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列及び携帯電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合には、その送信元固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を1連のビット列として、ドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットの送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットの送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網。
  8. 請求項1に記載のドロップアドレスメモリ持つリング網において、
    ドロップアドレスメモリを1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチから、そのノードにIPアドレス及び固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を持つパケットが、ADDされた場合には、その送信元固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列を1連のビット列として、ドロップアドレスメモリに記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットの送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されている場合は、そのパケットをドロップし、そのパケットの送信先固定電話番号の各数字の1から9を4ビットの2進数に変換したビット列が1連のビット列として、そのノードのドロップアドレスメモリに記録されていない場合は、そのパケットは、そのノードをスルーすること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網。
  9. 請求項1に記載のドロップアドレスメモリ持つリング網のパケット転送法において、
    ドロップアドレスメモリを2重リング網をツリー状に多段に多数接続した網の各リングノードに置き、さらに、最下位リングに接続されるサーバは、そのサーバのIPソースアドレスを持つ片経路設定パケットを、一度または定期的に、そのサーバの接続される最下位リングのノードから最上位リングのノードまで、リングの入口にあるドロップアドレスメモリにそのパケットのソースアドレスを1連のビット列として記録する構成であり、その最下位リングノードに接続される端末を収容したスイッチはMACアドレステーブルを持ち、そのスイッチから、その最下位リングノードにIPアドレス及びMACアドレスを持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスを1連のビット列としてドロップアドレスメモリに記録して、そのソースIPアドレスの最下位ビットの示すリングまたはそのパケットの持つADD伝送路選択ビットの示すリングに上がり、リング上に宛先が無ければ、ドロップアドレステーブルにそのパケットのIPソースアドレスのあるADDノードに戻った場合に、そのパケットに多周回ビットが付けられて、多周回ビットの付いたパケットは、上位リングに上がるノードで上位リングに上がり、リング入口のドロップアドレスメモリにそのパケットのIPソースアドレスを残す構成で、リング上にそのパケットのIPデスティネーションアドレスが書かれたドロップアドレスメモリのあるノードでドロップして、そのパケットは、サーバに到達し、サーバからは、サーバに到達した逆経路で送信端末に到達すること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網におけるパケット転送法。
  10. 請求項1に記載のドロップアドレスメモリ持つリング網のパケット転送法において、
    ドロップアドレスメモリを2重リング網をツリー状に多段に多数接続した網の各リングノードに置き、さらに、最下位リングに接続されるエッジノードは、そのエッジノードのIPソースアドレスを持つ片経路設定パケットを、一度または定期的に、そのエッジノードの接続される最下位リングのノードから最上位リングのノードまで、リングの入口にあるドロップアドレスメモリにそのパケットのソースアドレスを1連のビット列として記録する構成であり、その最下位リングノードに接続される携帯端末を収容した基地局から、その最下位リングノードにIPアドレス及び携帯電話番号を持つパケットが、ADDされた場合には、そのIPソースアドレスを1連のビット列としてドロップアドレスメモリに記録して、そのソースIPアドレスの最下位ビットの示すリングまたはそのパケットの持つADD伝送路選択ビットの示すリングに上がり、リング上に宛先が無ければ、ドロップアドレステーブルにそのパケットのIPソースアドレスのあるADDノードに戻った場合に、そのパケットに多周回ビットが付けられて、多周回ビットの付いたパケットは、上位リングに上がるノードで上位リングに上がり、リング入口のドロップアドレスメモリにそのパケットのIPソースアドレスを残す構成で、リング上にそのパケットのIPデスティネーションアドレスが書かれたドロップアドレスメモリのあるノードでドロップして、そのパケットは、エッジノードに到達し、エッジノードは、配下の宛先携帯端末を呼び出して、発信携帯端末に接続させる構成であること、
    を特徴とするドロップアドレスメモリを持つリング網におけるパケット転送法。
JP2012283196A 2012-12-26 2012-12-26 ドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網 Withdrawn JP2014127854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012283196A JP2014127854A (ja) 2012-12-26 2012-12-26 ドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012283196A JP2014127854A (ja) 2012-12-26 2012-12-26 ドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014127854A true JP2014127854A (ja) 2014-07-07

Family

ID=51407044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012283196A Withdrawn JP2014127854A (ja) 2012-12-26 2012-12-26 ドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014127854A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8098574B2 (en) Global ports in multi-switch systems
CN103259727A (zh) 一种报文转发方法及设备
US9736068B2 (en) Switching layer 2 (L2) flows to a correct node in a link aggregation domain
CN103457756A (zh) 一种环路路径检测方法、装置及系统
JP2014116854A (ja) セルまたはパケットまたはセルヘッダ付きパケットを転送する網
US20160156480A1 (en) Switching devices
JP2014127854A (ja) ドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網
JP2014127855A (ja) ドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網
JP2014127860A (ja) ドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網
JP2014127859A (ja) ドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網
JP2014127861A (ja) ドロップアドレスメモリおよびそれを用いたリング網
JP2014158246A (ja) 1連のビット列を分割記憶する1連のビット列記憶回路
JP2008227695A (ja) パケット通信システムおよびパケット通信方法
JP2014155078A (ja) 1連のビット列記憶回路およびそれを用いたシステム
JP2014060679A (ja) パケット転送法およびノード装置
JP2023007983A (ja) アドレス記憶方法およびリング網
JP2014155053A (ja) 1連のビット列記憶回路およびそれを用いたシステム
JP2023010466A (ja) アドレス記憶方法およびそれを用いたパケット転送システム
JP2014120958A (ja) あいまい記録1連のビット列記録回路およびそれを用いたリング網
JP2014146900A (ja) 1連のビット列記録回路およびそれを用いたツリー状リング網
JP2019047236A (ja) アドレス記憶方法およびリング網
JP2014146899A (ja) 1連のビット列記録回路およびそれを用いたツリー状リング網
JP2014146902A (ja) 1連のビット列記録回路およびそれを用いたツリー状リング網
JP2014146897A (ja) 1連のビット列記録回路およびそれを用いたツリー状リング網
JP2014120957A (ja) あいまい記録1連のビット列記録回路およびそれを用いたリング網

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20141212