JP2014120932A - あいまい記録1連のビット列記録回路およびそれを用いたリング網 - Google Patents
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Abstract
【課題】アドレス空間の広いメモリを使用可能とする1連のビット列記録回路およびそれを用いたリング網を提供する。
【解決手段】あいまい記録1連のビット列記録回路は、メモリについて、第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、1連のビット列を記録する場合は、その1連のビット列を第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、第1のメモリの第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、第2のメモリの第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、第3のメモリの第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込む。
【選択図】図1
【解決手段】あいまい記録1連のビット列記録回路は、メモリについて、第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、1連のビット列を記録する場合は、その1連のビット列を第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、第1のメモリの第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、第2のメモリの第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、第3のメモリの第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込む。
【選択図】図1
Description
本発明は、MACソースアドレス、MACデスティネーションアドレスのような1連のビット列を記録するあいまい記録1連のビット列記録回路およびそれを用いたリング網に関する。
1連のビット列記憶回路の従来技術としては、特開2000−151617「テーブル作成検索装置」がある。この従来例を図7により説明する。この従来例は、MACアドレスの記憶回路に関するもので、行列アドレス800とMACアドレスデータエリアMA(48ビット)801とインデックスエリアIA802を持つRAM等で構成される第1のテーブルと行列アドレス820とMACアドレスデータエリアMA(48ビット)821とインデックスエリアIA822を持つRAM等で構成される第2のテーブルからなる。第1、第2テーブルのMACアドレスは16進表示で示している。
まず、到着パケットのソースMACアドレスの記憶方法を説明する。
到着したパケットのMACアドレスの下位16ビットの示すアドレス(例えば803)で、第1のテーブルのMACアドレステーブルが指定されるMACアドレスデータエリアMA(48ビット)801(例えば805)に48ビットのMACアドレスが既に記憶されていなければ、そこに記憶し、記憶されている場合で、そのインデックスエリアIAに記憶アドレスが無い場合は、第2のテーブルのMACアドレスデータエリアMA(48ビット)821のアドレスに既にMACアドレスが記憶されていない書き込みアドレスを探し、そこにMACアドレスを記憶し(例えば826)、その記憶したアドレス(例えば2)を第1テーブルのインデックスエリアIA802に記憶する(例えば808)。次に到着したMACアドレスの下位16ビットの示す第1テーブルのアドレス(例えば803)のインデックスエリアIA802に既にアドレスが記憶されている場合には、第2テーブルのそのアドレス(例えば2)の示すインデックスエリアIA122のエリア830に記憶アドレスが無い場合には、第2テーブルのMACアドレスデータエリアMA(48ビット)821の記憶されていないアドレスを探し、そこに到着パケットのMACアドレスを記憶し、そのアドレス(例えば3)を前記インデックスエリアIA822の830に記憶する。一方、インデックエリアIA822の830に既にアドレスが記憶されている場合には、そのアドレス(例えば3)の示すインデックスエリアIA822の831に記憶アドレスが無い場合には、MACアドレスデータエリアMA(48ビット)821のデータが記憶されていないアドレスを探し、そこに到着パケットのMACアドレスを記憶し、そのアドレス(例えば4)を前記インデックスエリア831に記憶する。
到着したパケットのMACアドレスの下位16ビットの示すアドレス(例えば803)で、第1のテーブルのMACアドレステーブルが指定されるMACアドレスデータエリアMA(48ビット)801(例えば805)に48ビットのMACアドレスが既に記憶されていなければ、そこに記憶し、記憶されている場合で、そのインデックスエリアIAに記憶アドレスが無い場合は、第2のテーブルのMACアドレスデータエリアMA(48ビット)821のアドレスに既にMACアドレスが記憶されていない書き込みアドレスを探し、そこにMACアドレスを記憶し(例えば826)、その記憶したアドレス(例えば2)を第1テーブルのインデックスエリアIA802に記憶する(例えば808)。次に到着したMACアドレスの下位16ビットの示す第1テーブルのアドレス(例えば803)のインデックスエリアIA802に既にアドレスが記憶されている場合には、第2テーブルのそのアドレス(例えば2)の示すインデックスエリアIA122のエリア830に記憶アドレスが無い場合には、第2テーブルのMACアドレスデータエリアMA(48ビット)821の記憶されていないアドレスを探し、そこに到着パケットのMACアドレスを記憶し、そのアドレス(例えば3)を前記インデックスエリアIA822の830に記憶する。一方、インデックエリアIA822の830に既にアドレスが記憶されている場合には、そのアドレス(例えば3)の示すインデックスエリアIA822の831に記憶アドレスが無い場合には、MACアドレスデータエリアMA(48ビット)821のデータが記憶されていないアドレスを探し、そこに到着パケットのMACアドレスを記憶し、そのアドレス(例えば4)を前記インデックスエリア831に記憶する。
次に、到着パケットのデスティネーションMACアドレスがテーブルにあるか確認する方法を説明する。
到着したパケットのMACアドレスの下位16ビットの示すアドレス(例えば803)で、第1のテーブルのMACアドレステーブルが指定されるMACアドレスデータエリアMA(48ビット)801(例えば805)に記憶されているMACアドレスが到着パケットのMACアドレスと一致しない場合には、そのインデックスエリアIA808に記憶されている第2テーブルのアドレス(例えば2)を検索し、そこに記憶されているMACアドレスが到着パケットのMACアドレスに一致しない場合には、そのインデックスエリアIA830に記憶されている第2テーブルのアドレス(例えば3)を検索し、そこに記憶されているMACアドレスが到着パケットのMACアドレスに一致しない場合には、そのインデックスエリアIA831に記憶に記憶されている第2テーブルのアドレス(例えば4)を検索し、そこに記憶されているMACアドレスが到着パケットのMACアドレスに一致する場合には、到着したパケットのデスティネーションMACアドレスが記憶されていると判断する。
また、1連のビット列記憶回路の別の従来技術としては、特開2002−334114「テーブル管理方法及び装置」がある。この従来例を図8により説明する。図8において、900は受信MACアドレス、901はCRC等のハッシュ関数、902はハッシュ値であるエントリテーブル903のアドレス指定ビット(10ビット)、エントリテーブル903は、受信MACアドレスをそのハッシュ値アドレスに収容するテーブルであり、この例では、B1,B2,B3,B4の4つのテーブルがあり、各エントリ903は、MACアドレス8ビット、ポート番号等が格納さる。904は、アドレスビット902により読み出された登録MACアドレス8ビット、905、906,907,908は、B1,B2,B3,B4の各エントリテーブルからアドレス902により読み出されたMACアドレス8ビットと受信MACアドレス8ビット(909)の比較器であり、910は、各比較器出力のOR回路であり、911はその出力の一致検出信号である。
以下に動作を説明する。受信ソースMACアドレス900のハッシュ値のアドレスビット902で指定された4つのエントリテーブルのアドレス位置の格納エントリにあるMACアドレスの内に受信MACアドレスと一致するものが無く、格納されていないエントリエリアがあれば、その位置に受信ソースMACアドレス8ビットとそのポート番号を書き込み、指定されたエントリテーブルのアドレス位置に格納されているどれかのMACアドレスが受信MACアドレスと一致する場合には、そのままとし、一致するものが無く、エントリテーブルに空きが無い場合には、再ハッシュが発生し、格納エントリMACアドレスを受信MACアドレスに変更する。さらに、そのパケットのデスティネーションMACアドレスのハッシュ値のアドレスビット902で指定されたエントリテーブルのアドレス位置にMACアドレスが格納されていなければ、そのパケットはunknownパケットとして、フラッディングする。一方、格納されていれば、その4つのMACアドレスと受信デスティネーションMACアドレスを比較し、一致するものがある場合には、そのアドレス位置に共に格納されているポート番号にそのパケットを送出し、一致しなければ、unknownパケットとして、フラッディングする。
次に、従来のリング技術について述べる。従来のリング技術として、従来のL2SW等のMACスイッチを用いたEASP, MRP, MMRP2等のリングが提案されているが、これらはすべて、ループができないように、リングフローを切るポイントがリング上に存在していた。
これに対して、リング上のパケット転送を、パケットに、リングへのパケットのADDノードのMACアドレスと、リングからDROPするノードのMACアドレスを端末MACヘッダに付けることにより、カプセル化するとともに、リング上を周回するパケットが送信元のADDリングノードに戻った場合には、そのパケットを廃棄する機能を持つことにより初めて、MACリング転送を実現したRPRが提案され、標準化されている。
そのリング網は、IEEE802.17 RPR(Resilient Packet Ring)である。この従来技術の実施例として、特許文献1特開2009−77285号公報(パケットリングネットワークシステム、およびフォワーディングデータベース管理方法)等がある。これらのRPRは、従来問題になっていたループによる輻輳ストームを解決した。
リングに適用する従来のMAC形動作をするノード装置として図9に示す従来のMACSWがある。図9において、符号305,306はノード装置、符号300、301はそこで使われる各ポートに入力するパケットのソースアドレスとその入力ポートとを記録したMACアドレステーブル、符号302は右回りリング伝送路、符号303は左回りリング伝送路、符号304は入力パケットのヘッダ読み取り回路、符号307,308は、ADD伝送路のポート、309,310はリング伝送路のポートである。
各ヘッダ読み取り回路およびリング伝送路へのパケット合流点に必要なバッファは図では省略されている。各ポートに入力するパケットのデスティネーションアドレスがMACアドレステーブル300,301にあれば、そのアドレスとともに書かれているポートに出力し、なければunknownパケットとして、コピーしてすべてのポートに出力する。図中、MACCD,MACBA,MACAB,MACDCの表示のMACの後の英文字CD,BA等は、デスティネーションアドレスが、C,Bであり、ソースアドレスがD,Aであることを示す。
右側のノードのポート2(308)に到着したパケットMACBAは、MACアドレステーブル301のデスティネーションアドレスMACBの出力先ポートであるポート4(310)に繋がる左回りリング伝送路303に(1)MACBAとして、送出され、左側のノードのMACアドレステーブル300にあるデスティネーションアドレスMACBの出力先ポートであるポート2(308)に(2)MACBAとしてドロップされる。
一方、その対向フローである左側のノードのポート2(308)に到着したパケットMACABは、MACアドレステーブル(300)のデスティネーションアドレスMACAの出力先ポートであるポート3(309)に繋がる右回りリング伝送路302に(3)MACABとして、送出され、右側のノードのMACアドレステーブル301にあるデスティネーションアドレスMACAの出力先ポートであるポート2(308)に(4)MACABとしてドロップされる。(5)、(6)MACCD,および(7)、(8)MACDCの動作も同様である。
次に、従来技術のRPRのリング動作を図8に示す。図10は0系リング伝送路321と1系リング伝送路320上にノードA(322),B(323),C(324),D(325)の4つのリングノードを持ち、各リングノードは、そのリングノード識別番号として、それぞれ、MACソースアドレスであるMACA,MACB,MACC,MACDを持ち、ノードAには、端末H(330),ノードBには端末F(331),ノードCには、端末G(332)が接続されている。端末H(330)のMACソースアドレスはMACHであり、IPソースアドレスはIPHであり,端末FのMACソースアドレスはMACFであり、IPソースアドレスはIPFであり,端末GのMACソースアドレスはMACCであり、IPソースアドレスはIPCである。
このリング上でのパケット伝送は、端末から到着したパケットに、リング上でそのパケットを転送するために必要なノードMACソースアドレスとノードMACデスティネーションアドレスを持つMACヘッダを付け加えて、行われる。そのための端末MACヘッダにノード間転送用のノードMACヘッダを付けるために必要なヘッダ変換テーブルを各ノードのリングに上がる入り口で持っている。
その変換テーブルは、各端末からノードに最初に到着した時に学習して持つ必要がある。これは端末から到着するARPパケットにより行われるもので、この従来例の図はその動作を示したものである。以下にその動作を示す。
端末H(330)から、端末F(331)宛ての端末FへのIPデスティネーションアドレスであるIPFを持ち、MACデスティネーションアドレスがオール1であり、端末HのMACソースアドレスであるMACHとIPソースアドレスであるIPHを持つ、ARPパケット(1)ARP,MAC,all1,H,IPF,Hが、リングノードA(322)に到着した場合、ノードA(22)は、そのパケットの宛先が分からないため、そのMACパケットに、ブロードキャストパケット表示であるオール1のMACデスティネーションアドレスとノードAのMACソースアドレスであるMACAのMACヘッダを付けたパケット、(2)Broadcast,MAC,all1,A,MAC,all1,H,IPF,Hを、両系リングまたは片系リングに送出する。
そのパケットは、各ノードB(323),ノードC(324),ノードD(325)でコピーされてドロップされる。各ノードでドロップされたそのパケットは、そのノードの出口に、そのパケットの外側MACソースアドレスであるMACAと端末MACソースアドレスであるMACHのヘッダ変換表を作成してから、外側のMACヘッダが取り除かれて、(3)ARP, MAC,all1,H,IPF,Hとして、下位ドロップ伝送路に送出される。そのパケットは、そのパケットの宛先IPアドレスであるIPFが端末のIPソースアドレスと一致する端末F(331)だけが、そのパケットを取り込み、ARP応答パケット、(4)ARP応答,MAC,H,F,IPH,FをノードBに送出する。
ノードB(323)はその端末パケットのMACデスティネーションアドレスから、宛先リングノードMACアドレスをヘッダ変換表から検索するともに、その端末H,端末F,ノードAの関係を記したその端末間接続に関するヘッダ変換表を完成させ、その端末パケットに、リングノード間転送用のMACヘッダ、MAC,A,Bを付け、(5)MAC,A,B,MAC,H,F,IPH,F、として1系リング(320)に送出する。その際、ノードB(323)は、宛先であるノードA(322)への最短経路を前もって知っているため、そのパケットを1系リングに送出する。その1系リングに上がったパケットは、そのパケットの宛先であるノードA(322)でドロップされ、そのドロップ点出口で、そのパケットから、端末H,端末F,ノードBの関係を記したその端末間接続に関するヘッダ変換表を完成させてから、外側のMACヘッダが除去されて、端末Hに、(6)ARP応答,MAC,H,F,IPFH,Fとして、送出される。以後、端末Hと端末F間のこのリングを介してのパケット転送は、ノードAとノードBに作成した前記ヘッダ変換テーブルを用いて、行われる。
図11は、従来技術であるRPRにおける、各ノードのMAC変換テーブルが完成後の、その場合のユニキャストパケットの転送動作を示したものである。この図では、ノードA(322)に端末E(333)と端末H(330)が接続され、ノードB(323)に端末F(331)が接続され、ノードC(324)に端末G(332)が接続され、端末Hと端末F間、端末Eと端末G間でパケット転送が行われている様子を示している。
図12では、各リング上に端末間でリングノードを介して転送されるパケットのMACヘッダが記されている。各端末は、ノードA,ノードB,ノードCのヘッダ変換テーブルに示した、送信元端末MACアドレス、送信先端末MACアドレス、送信元ノードMACアドレス、送信先ノードMACアドレスの関係表を用いて、各ノードのリングに上がる際、ヘッダ変換を行って、パケット転送する。
次に、従来例のMAC動作するリングのノード装置を図12に示す。図12は、特願2012−206011(パケット転送法およびノード装置)に開示されているもので、パスまたは1フロー用のパケット伝送に用いられる例で、現用、予備のドロップアドレステーブルを持つ例である。図10において、609は現用ドロップアドレステーブル、610は予備ドロップアドレステーブルであり、600は、0系リング伝送路、601は1系リング伝送路、602はADD伝送路、603はDROP伝送路、604はMACBA(Bは宛先MACアドレス、Aは送信元MACアドレス)、605はMACAB,606は、0系伝送路のパケットのヘッダ読み取り回路(BUF付)、607は、1系伝送路のパケットのヘッダ読み取り回路(BUF付)、608は、パケット振り分け回路(BUF付)である。以下に、動作を示す。ADD伝送路602からノードに入力したパケットMACBA604は、パケット振り分け回路608で、そのパケットのソースアドレスが読み取られ、そのアドレスが現用のドロップアドレステーブル609に無ければ、そのテーブルにそのソースアドレスを書き込み、ある場合は、そのまま、そのパケットのソースアドレスAの最下位ビット(この例では0)の示す0系リング伝送路600に送出される。一方、リング上からこのノードに到着するパケットは、ヘッダ読み取り回路606または607で、そのパケットのデスティネーションアドレスが読み取られ、そのアドレスが最初に現用側のドロップアドレステーブル609に有るか検索し、有れば、そのパケットをドロップし、無ければ、予備のドロップアドレステーブル610を検索し、有れば、ドロップし、無ければ、そのパケットはそのまま、その出力リング伝送路にスルーして、送出される。この例では、1系リング伝送路601から、MACAB605がノードに到着する例で、そのデスティネーションアドレスAが現用ドロップアドレステーブル609にあるので、そのパケットは、DROP伝送路603に送出される。このような動作で、予備のドロップアドレステーブル610が一定時間以上、検索において、ヒットすることが無い場合には、予備ドロップアドレステーブル610内のソースアドレスが古くなったものと判断し、そのテーブル内の全メモリをクリアするとともに、予備ドロップアドレステーブル610を現用ドロップアドレステーブルとし、これまで現用であったドロップアドレステーブル609を予備ドロップアドレステーブルに変更する。この例ではMACテーブルには、ドロップアドレスしかなく、動作が簡単化されている。
IEEE802.17 RPR(Resilient Packet Ring)IEEE802.17 RPR(Resilient Packet Ring)
従来の1連のビット列記憶回路としての従来例特開2000−151617は到着したパケットのMACアドレスを到着した順にテーブルに記憶する方法に比べて、記憶動作が簡単化されているが、それは到着したパケットの下位MACアドレス16ビットの示す第1テーブルのMACアドレスデータ記憶エリアにまだ全MACアドレスビットが記憶されていない場合であり、既に違う全MACアドレスビットビットが記憶されている場合には、そのアドレスのインデックスエリアに記憶先が記憶されている第2テーブルのアドレス位置を検索し、そこに到着したパケットの全MACアドレスビットが記憶されていなければ、そのアドレスに到着パケットのMACアドレスを記憶する。もし、そこに既に違う全MACアドレスビットが記憶されている場合には、空きエリアを探してそこに、全MACアドレスビットを記憶し、そのアドレスを前のインデックスエリアに記憶する。このように、次々と記憶エリアをたどらなければ、記憶も、記憶読み出しもできないため、到着パケットのMACアドレス処理に時間がかかる問題がある。そのため、そのため、パケット処理数の多い高速なMACスイッチおよび記憶するMACアドレス数の多いMACスイッチには使えない問題がある。
また、従来の1連のビット列記憶回路としての従来例特開2002−334114は、ハッシュ関数により、MACアドレスの検索が高速になるが、受信MACアドレスのハッシュ値であるアドレスビットの示すアドレスの格納されているMACアドレスと受信ソースMACアドレスが一致しない場合には、エントリテーブルのMACアドレスを変更する必要があり、誤動作の可能性が出る。また、受信したデスティネーションアドレスのMACアドレスのハッシュ値が指定したエントリテーブルのMACアドレスと受信デスティネーションアドレスのMACアドレスが一致しない場合には、フラッディングが必要となり、網が輻輳する原因となる問題がある。またアドレスビットを18ビットにして、エントリテーブルを拡張することも可能であるが、その場合においても、エントリテーブルの格納データ領域が大きいため、エントリテーブルの持つアドレス空間を大きくできない問題がある。
また、リングに適用する従来のMAC形動作をするノード装置として図9に示すMACスイッチのMACアドレステーブルは、ノードの全ポートのMACソースアドレスを学習しなければならず、動作が複雑になるため、高速動作ができない問題があった。
また、従来のリング技術としてのIEEE802.17 RPR(Resilient Packet Ring)図10、図11は特殊のRPRヘッダを用い、RPRヘッダにはDROPノード番号が必要であり、その学習に時間がかかる。また、その変換テーブルFDB(Forwarding Database)を作成後も端末から受信したパケットはこのテーブルを見て、DROP先ノードのMACアドレスを持つヘッダを付ける必要があり、変換に時間がかかる。
RPRは制御パケットをリングノード間で転送することにより、各ノードはリング上の他のノードの位置情報を持っており、DROPノードまでの最短経路が分かる。しかし、他リングと接続するためには、他リングIDをパケットに設定する必要があり、その学習に時間がかかる。それゆえにRPRは基本的に単一2重リング以外への適用が難しいので、MAN,LANへの適用例はあるが、大規模網への適用例はない。
また、RPRはカプセル化したことで、リング上では、高速転送可能となったが、他リングに接続するためには、他リング入り口ノードで再度リングドロップノードを学習する必要があり、本質的に問題がある。
また、RPRはカプセル化しているため、パス接続のリングでもあるが、リング外から入力するパス構成のパケットはリング内ではさらにリングヘッダでカプセル化しなければリング上を転送できない問題があった。
また、リングの従来技術である特願2012−206011の図12に示した従来のMAC動作リングは、ノード装置が簡単化され、高速動作が可能であるが、MACアドレス48ビットを収容するには、RAM,SRAM,CAMのようなメモリは使用できないため、コストが高くなる欠点があった。そのため、MACアドレステーブルを使用するしかなく、そのため、多数のMACアドレスを収容できない問題があった。
本発明は、上記従来技術の問題点を鑑みて成されたもので、その目的とする所は、アドレス空間の広いメモリを使用可能とする1連のビット列記録回路を提供することおよびそれを用いたリング網を提供するところにある。
本発明(1)によれば、1連のビット列を記録するあいまい記録1連のビット列記録回路において、あいまい記録1連のビット列記録回路は、RAM,SRAM,CAM等のメモリについて、第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、あいまい記録1連のビット列記録回路に1連のビット列を記録する場合は、その1連のビット列を第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、第1のメモリの第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、第2のメモリの第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、第3のメモリの第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込む機能を持ち、あいまい記録1連のビット列記録回路に1連のビット列の候補が記録されているか確認する場合は、その1連のビット列を第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、第1のメモリを第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、第2のメモリを第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、第3のメモリを第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされる場合は、1連のビット列の候補が記録されていると判断し、それ以外は1連のビット列が記録されていないと判断する機能を持つことを特徴とするあいまい記録1連のビット列記録回路を提供する。
好ましくは、本発明(2)においては、上記本発明(1)において、この1連のビット列記憶回路に用いるメモリ内の各メモリセルは、少数ビットのアップカウンタ構成で、そのカウンタの各フリップフロップの出力のOR出力とデータ読み出し信号のAND出力と書き込み時の入力データ1のOR出力で、そのカウンタを1にセットし、一定時間毎に1カウントアップし、そのカウンタがオーバーフローした場合には、1にセットされるまで、カウントアップできない構造のカウンタであることを特徴とする。
好ましくは、本発明(3)においては、上記本発明(1、2)において、
1連のビット列はMACアドレスであることが有効である。好ましくは、本発明(4)においては、上記本発明(1,2,3)において、現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および消去用の正確記録1連のビット列記録回路を1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチは正確記録1連のビット列記録回路を持ち、そのスイッチから、そのノードに1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つパケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、消去用の正確記録1連のビット列記録回路に記録されていない場合で、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていれば、そのパケットをドロップし、そのパケットのデスティネーションアドレスが、消去用の正確記録1連のビット列記録回路に記録されているか、または、消去用の正確記録1連のビット列記録回路に記録されていない場合で、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていなければ、そのパケットはそのノードをスルーする構成で、リングからドロップし、前記スイッチに到着したパケットのデスティネーションアドレスである1連のビット列が、スイッチの正確記録1連のビット列記録回路であるアドレステーブルにない場合には、そのパケットが誤って、リングからドロップしたものと判断し、そのスイッチの接続されているリングノードの前記消去用の正確記録1連のビット列記録回路にそのパケットのデスティネーションアドレスを記録することを特徴とする現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および消去用の正確記録1連のビット列記録回路を持つリング網を提供する。
好ましくは、本発明(3)においては、上記本発明(1、2)において、
1連のビット列はMACアドレスであることが有効である。好ましくは、本発明(4)においては、上記本発明(1,2,3)において、現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および消去用の正確記録1連のビット列記録回路を1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチは正確記録1連のビット列記録回路を持ち、そのスイッチから、そのノードに1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つパケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、消去用の正確記録1連のビット列記録回路に記録されていない場合で、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていれば、そのパケットをドロップし、そのパケットのデスティネーションアドレスが、消去用の正確記録1連のビット列記録回路に記録されているか、または、消去用の正確記録1連のビット列記録回路に記録されていない場合で、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていなければ、そのパケットはそのノードをスルーする構成で、リングからドロップし、前記スイッチに到着したパケットのデスティネーションアドレスである1連のビット列が、スイッチの正確記録1連のビット列記録回路であるアドレステーブルにない場合には、そのパケットが誤って、リングからドロップしたものと判断し、そのスイッチの接続されているリングノードの前記消去用の正確記録1連のビット列記録回路にそのパケットのデスティネーションアドレスを記録することを特徴とする現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および消去用の正確記録1連のビット列記録回路を持つリング網を提供する。
好ましくは、本発明(5)においては、上記本発明(4)において、スイッチが、リングからドロップし、前記スイッチに到着したパケットのデスティネーションアドレスである1連のビット列が、スイッチの正確記録1連のビット列記録回路であるアドレステーブルにない場合で、そのパケットが誤って、リングからドロップしたものと判断した場合には、そのスイッチの接続されているリングノードの前記消去用の正確記録1連のビット列記録回路にそのパケットのデスティネーションアドレスを記録することを特徴とする現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および消去用の正確記録1連のビット列記録回路を持つリング網に接続するスイッチを提供する。
好ましくは、本発明(6)においては、上記本発明(4,5)において、消去用の正確記録1連のビット列記録回路は、1連のビット列を、第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、一つのメモリの第1の分割1連のビット列で指定されるアドレス位置に、第2、第3の分割1連のビット列を記録する回路であり、1連のビット列がこのメモリに記録されているか確認する方法は、その確認すべき1連のビット列を、第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、そのメモリを第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に、読み出されるデータが、その第2、第3の分割1連のビット列に一致する場合に、確認すべき1連のビット列が記録されているとする回路であることを特徴とする現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および消去用の正確記録1連のビット列記録回路を持つリング網に用いる消去用の正確記録1連のビット列記録回路を提供する。
好ましくは、本発明(7)においては、上記本発明(1,2、3)において、現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および補助用の正確記録1連のビット列記録回路を1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチは正確記録1連のビット列記録回路を持ち、そのスイッチから、そのノードに1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つ通常パケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録し、一方、そのスイッチから、そのノードに1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つ正確伝送パケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記補助用の正確記録1連のビット列記録回路に記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットが通常のパケットでTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットでない場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていれば、そのパケットをドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーし、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットが通常のパケットでTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットである場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていれば、そのパケットをコピーして、元のパケットはそのノードをスルーし、コピーパケットはドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーし、一方、リング上のパケットがリングノードに入力した場合に、そのパケットが正確伝送のパケットである場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、補助用の正確記録1連のビット列記録回路に記録されていれば、そのパケットをドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーすることを特徴とする現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および補助用の正確記録1連のビット列記録回路をリングノードに持つリング網を提供する。
好ましくは、本発明(8)においては、上記本発明(7)において、スイッチが、リングからドロップし、前記スイッチに到着したパケットのデスティネーションアドレスである1連のビット列が、スイッチの正確記録1連のビット列記録回路であるアドレステーブルにない場合で、そのパケットが誤って、リングからドロップしたものと判断した場合には、そのパケットを廃棄する機能と、端末から到着するTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットの次のパケットまたはTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットの応答パケットの次のパケットが再送パケットの場合は、以後、そのパケットのフローのパケットを正確伝送パケットとしてリングに上げる機能を有することを特徴とする現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および補助用の正確記録1連のビット列記録回路を持つリング網に接続するスイッチを提供する。
好ましくは、本発明(9)においては、上記本発明(1,2、3)において、現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および補助用の正確記録1連のビット列記録回路を1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチは正確記録1連のビット列記録回路を持ち、そのスイッチから、そのノードに1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つ通常パケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録し、一方、そのスイッチから、そのノードに1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つ正確伝送パケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記補助用の正確記録1連のビット列記録回路に記録する構成であり、かつ、リングノードに接続されるサーバのソースアドレスは、現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および補助用の正確記録1連のビット列回路に事前に登録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットが通常のパケットである場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていれば、そのパケットをドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーし、一方、リング上のパケットがリングノードに入力した場合に、そのパケットが正確伝送のパケットである場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーし、記録されていれば、補助用の正確記録1連のビット列記録回路を検索し、記録されていれば、そのパケットをドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーすることを特徴とする現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および補助用の正確記録1連のビット列記録回路をリングノードに持つリング網を提供する。
好ましくは、本発明(10)においては、上記本発明(9)において、スイッチが、リングからドロップし、前記スイッチに到着したパケットのデスティネーションアドレスである1連のビット列が、スイッチの正確記録1連のビット列記録回路であるアドレステーブルにない場合で、そのパケットが誤って、リングからドロップしたものと判断した場合には、そのパケットを廃棄する機能と、端末から到着するTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットの次のパケットが再送パケットの場合は、以後、そのパケットのフローのパケットを正確伝送パケットとしてリングに上げる機能を有することを特徴とする現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および補助用の正確記録1連のビット列記録回路を持つリング網に接続するスイッチを提供する。
好ましくは、本発明(11)においては、上記本発明(7,8、9、10)において、補助用の正確記録1連のビット列記録回路は、1連のビット列を、第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、一つのメモリの第1の分割1連のビット列で指定されるアドレス位置に、第2、第3の分割1連のビット列を記録する回路であり、1連のビット列がこのメモリに記録されているか確認する方法は、その確認すべき1連のビット列を、第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、そのメモリを第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に、読み出されるデータが、その第2、第3の分割1連のビット列に一致する場合に、確認すべき1連のビット列が記録されているとする回路であることを特徴とする現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および補助用の正確記録1連のビット列記録回路を持つリング網に用いる補助用の正確記録1連のビット列記録回路を提供する。
好ましくは、本発明(12)においては、上記本発明(7,8,9,10、11)において、正確伝送パケットはMACデスティネーションアドレスの上から7ビット目のビットが1であるパケットであることを特徴とする。
以上、説明したように、本発明は、あいまい記録1連のビット列記録回路に付加情報を記録することは有効ではないが、特願2012−206011に記載されているように、MACアドレステーブルがポート番号記述を必要とせず、単にリングからドロップするデスティネーションアドレスのみを記載するドロップアドレスメモリには利用できる。また、本発明のあいまい記録回路は、記録すべきデータが1のみであるため、アドレスを記録するメモリのアドレス空間を大きくでき、そのため、記録アドレス数が少ない場合には、誤一致確率の小さなアドレス記録が可能になる。さらにそのアドレス記録、読み出しは、1回ででき、従来のハッシュ関数を用いた技術のようなMACアドレス比較のCPUによる判断動作も無いので、主に、ハードウエアで実現可能であり、CPUが不要か、CPUの負担が少ない利点がある。また、誤一致して、記録されたと判断れたアドレスは、アドレスを記録するこのあいまい記録1連のビット列記録回路をリング網に適用することにより、そのアドレスを持つパケットは、リング網に接続するL2スイッチで誤って、リングからドロップしたものと判断できるので、前記リングのあいまい記録1連のビット列記録回路に並列して置かれた消去用の正確記録1連のビット列記録回路に、そのパケットのアドレスを記録することで、解決できる。または、誤一致パケットは、再送パケットとなるので、それをL2スイッチが検知して、リング上の補助用の正確記録1連のビット列記録回路を用いて転送するパケットに変換することで、解決できる。
本発明は、以上、説明したように、本発明は、あいまい記録1連のビット列記録回路に付加情報を記録することは有効ではないが、特願2012−206011に記載されているように、MACアドレステーブルがポート番号記述を必要とせず、単にリングからドロップするデスティネーションアドレスのみを記載するドロップアドレスメモリには利用できる。また、本発明のあいまい記録回路は、記録すべきデータが1のみであるため、アドレスを記録するメモリのアドレス空間を大きくでき、そのため、記録アドレス数が少ない場合には、誤一致確率の小さなアドレス記録が可能になる。さらにそのアドレス記録、読み出しは、1回ででき、従来のハッシュ関数を用いた技術のようなMACアドレス比較のCPUによる判断動作も無いので、主に、ハードウエアで実現可能であり、CPUが不要か、CPUの負担が少ない利点がある。また、誤一致して、記録されたと判断れたアドレスは、アドレスを記録するこのあいまい記録1連のビット列記録回路をリング網に適用することにより、そのアドレスを持つパケットは、リング網に接続するL2スイッチで誤って、リングからドロップしたものと判断できるので、前記リングのあいまい記録1連のビット列記録回路に並列して置かれた消去用の正確記録1連のビット列記録回路に、そのパケットのアドレスを記録することで、解決できる利点がある。または、誤一致パケットは、再送パケットとなるので、それをL2スイッチが検知して、リング上の補助用の正確記録1連のビット列記録回路を用いて転送するパケットに変換することで、解決できる利点がある。
本発明の第1実施例を図1、図2、図3により説明する。この実施例は、MACアドレスを記録するあいまい記録1連のビット列記録回路に関するものである。図1は、MACソースアドレスを書き込む例、図2はそれをMACデスティネーションアドレスとして読み出す例、図3は、MACソースアドレス(1連のビット列)記録回路に用いるメモリ内のメモリセルの構成例を説明するための図を示す。その記録に用いるメモリとしては、RAM(Random Access Memory),SRAM(Static Random Access Memory ),CAM(Contents Addressable Memory)等のメモリが利用できる。
図1において、1は、第1のメモリ、2は第2のメモリ、3は第3のメモリ、4はAND回路、5は48ビットの受信MACソースアドレス、6は、そのMACソースアドレスの分割回路、7は16ビットの第1の分割ソースアドレスの書き込みアドレス、8は、16ビットの第2の分割ソースアドレスの書き込みアドレス、9は、16ビットの第3の分割ソースアドレスの書き込みアドレス、10は、書き込みデータ1、11は、書き込み信号である。
以下動作を説明する。
1連のビット列を記録するあいまい記録1連のビット列記録回路において、あいまい記録1連のビット列記録回路は、RAM,SRAM,CAM等のメモリについて、第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、あいまい記録1連のビット列記録回路に1連のビット列を記録する場合は、その1連のビット列を第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、第1のメモリの第1の分割1連のビット列で指定されるアドレス7に1を書き込み、第2のメモリの第2の分割1連のビット列で指定されるアドレス8に1を書き込み、第3のメモリの第3の分割1連のビット列で指定されるアドレス9に1を書き込む。
次に、図2を説明する。図2において、1の第1のメモリ、2の第2のメモリ、3の第3のメモリ、4のAND回路は図1と同じである。20は48ビットの受信MACデスティネーションアドレス、21は、そのMACデスティネーションアドレスの分割回路、22は16ビットの第1の分割デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス、23は、16ビットの第2の分割デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス、24は、16ビットの第3の分割デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス、25は、読み出し信号、26は出力データ信号である。
次に動作を説明する。
あいまい記録1連のビット列記録回路に1連のビット列の候補が記録されているか確認する場合は、その1連のビット列を第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、第1のメモリを第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、第2のメモリを第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、第3のメモリを第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされる場合は、1連のビット列の候補が記録されていると判断し、それ以外は1連のビット列が記録されていないと判断する。
以上の動作で、あいまい記録ソースアドレス記録回路は、リング網に適用した場合に、リングからのドロップされるパケットは、デスティネーションアドレスが誤一致してドロップされる場合もあるので、実施例2で示すように、そのパケットに対して、ドロップ禁止用の消去用の正確記録1連のビット列記録回路が必要になる。その回路は、通常のメモリをMACアドレスの上位部分(下位部分)MACアドレスでアドレス指定した位置に下位部分(上位部分)MACアドレスを記録することで、実現できる。上記、あいまい記録ソースアドレス記録回路は、記録ソースアドレス数が多いほど、誤一致する確率が増す。しかし、この回路は、記録データが1ビットであり、アドレス空間が広く、216×3のアドレス数を記録できるので、2万程度のソースアドレスを記録した場合には、その誤一致する確率は小さい。従って、このあいまい記録ソースアドレス記録回路は、LAN,MAN等には使用可能である。
次に、第1実施例のメモリ内のメモリセル構成例である図3の説明をする。図3は、図1、図2で用いたメモリ内のメモリセルの構成例を示したもので、書き込まれたアドレスデータが、一定時間以上アクセスされない、すなわち、アドレス読み出し処理でヒットしない場合には、データが消去される機能をカウンタにより実現するもので、従来の1MACアドレス毎にタイマーが必要である場合とは異なる。
図3において、60はカウンタの1段目のフリップフロップで、セット入力とカウントアップ入力を持つ。61は、カウンタの2段目のフリップフロップでリセット入力を持つ。62は、カウンタの3段目のフリップフロップで、リセット入力を持ち、オーバーフロー信号76を出力する。各段のフリップフロップ出力は次段のフリップフロップ入力に入力されるが、図では図示するのを省略している。63は、カウンタの1段目のフリップフロップの出力、64は、カウンタの2段目のフリップフロップの出力、65は、カウンタの3段目のフリップフロップの出力、66は63,64,65を入力するOR回路、70はOR回路66の出力で、このメモリセルの出力67となる。68は、書き込みデータ1、69は、アドレスデータ読み出し信号である。70は、カウンタの各フリップフロップ出力のOR信号、71はAND回路、72はOR回路、72のOR回路出力は、73のカウンタの1段目のフリップフロップ60のセット信号と、カウンタの2段目、3段目のフリップフロップ61、62のリセット入力信号と、セット、リセット形フリップフロップ75のセット入力信号77になる。74は、記憶データ消去用カウントアップ一定周期信号、76は、カウンタのオーバーフロー信号で、セット、リセット形フリップフロップ75のリセット入力信号、78は、AND回路で、その出力79はカウンタのカウントアップ入力信号になる。
以下に、この回路メモリセルの動作を説明する。カウンタのカウンタ値が0の場合には、カウンタ出力OR信号70が0となるので、アドレスデータ読み出し信号69が1でも、AND回路71の出力が0となるので、カウンタは書き込みデータ1(68)が入力されない限り、セット入力されない。しかし、セットリセット形フリップフロップ75の初期状態の出力が1である場合には、記憶データ消去用カウントアップ一定周期信号74が入力されると、カウンタはカウントアップする。しかし、このメモリセルはアドレス指定されていないので、カウンタの値はメモリ外部には出力されない。信号74の入力でカウンタは、カウントアップし、オーバーフローすると、その信号76が、セットリセット形フリップフロップ75をリセットするので、信号74はAND回路78で、遮断され、カウンタは、カウンタ値0のまま、動作を停止する。その状態で、書き込みデータ1(68)が入力されると、カウンタはカウント値1に設定されると同時に、セットリセット形フリップフロップ75もセット状態にするので、記憶データ消去用カウントアップ一定周期信号74が有効となり、カウンタはカウントアップ開始される。しかし、信号74の周期時間は長いため、カウンタがオーバーフローする前に、書き込みデータ1(68)か、アドレスデータ読み出し信号69とカウンター出力OR信号のAND信号が入力し、カウンタのカウント値を1に戻すので、記憶データは、このメモリセルへのアクセスがある限り、維持される。長時間アクセスが無い場合には、カウンタがオーバーフローし、記憶データは消去される。記憶データ消去用カウントアップ一定周期信号74は、メモリ内の全メモリセルに共通に与えられるため、このメモリの動作は簡単になり、かつ、メモリセル毎のデータ消去が可能となる。
次に、本発明の第2実施例を図4により説明する。この実施例は、第1に示した実施例のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路をリング網に適用した例であり、現用のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路と、誤一致対策としての消去用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路をリングノードに置く例である。
図4において、80はリングノード、81は、現用のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路、82は、消去用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路、83は0系リング伝送路、84は1系リング伝送路、87はL2スイッチ、89は正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路である。
以下に動作を説明する。
現用のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路81および消去用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路82を1重または2重リング網の各ノード80に置き、そのノード80に接続されるL2スイッチ87は正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路89を持ち、そのL2スイッチ87から、そのノード80に1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つパケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記現用のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路81に記録後、リングに上がる構成であり、リング上のパケットがノード80に入力した場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、消去用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路82に記録されていない場合で、そのパケットのデスティネーションアドレスが前記現用のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路81に記録されていれば、そのパケットをドロップし、そのパケットのデスティネーションアドレスが、消去用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路82に記録されているか、消去用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路82に記録されていない場合で、前記現用のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路81に記録されていなければ、そのノード80をスルーする構成で、リングからドロップし、前記スイッチ87に到着したパケットのデスティネーションアドレスである1連のビット列が、L2スイッチ87の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路89であるアドレステーブルにない場合には、そのパケットが誤って、リングからドロップしたものと判断し、そのL2スイッチ87の接続されているリングノード80の前記消去用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路82にそのパケットのデスティネーションアドレスを記録する。この実施例は、リングノードでのデスティネーションアドレスの誤一致をそのリングに接続するL2スイッチが救済する例であり、リング網の特徴が発揮されている例である。この例では、誤一致して、L2スイッチにドロップしたパケットは廃棄されるが、送信元で再送されるので、問題ない。なお、誤ってドロップしたパケットを元のリングに戻す方法もある。
次に、本発明の第3実施例を図5により説明する。この実施例は、第1に示した実施例のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路をリング網に適用した例であり、現用のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路と、誤一致対策としての補助用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路をリングノードに置く例である。この実施例は、リングノードで誤一致して、相手端末に到達できない送信端末は、再送パケットを送出するので、それをL2スイッチが識別して、そのパケットのフローは前記補助用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路を用いて、転送する方法である。
図5において、80はリングノード、81は、現用のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路、92は、補助用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路、83は0系リング伝送路、84は1系リング伝送路、97はL2スイッチ、89は正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路である。
以下に動作を説明する。
現用のあいまい記録1連のビット列記録回路71および補助用の正確記録1連のビット列記録回路92を1重または2重リング網の各ノード70に置き、そのノード70に接続されるL2スイッチ97は正確記録1連のビット列記録回路89を持ち、そのL2スイッチ97から、そのノード80に1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つ通常パケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路81に記録し、一方、そのL2スイッチ97から、そのノード80に1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つ正確伝送パケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記補助用の正確記録1連のビット列記録回路92に記録する構成であり、リング上のパケットがリングノード80に入力した場合には、そのパケットが通常のパケットでTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットでない場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路81に記録されていれば、そのパケットをドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノード80をスルーし、リング上のパケットがリングノード80に入力した場合には、そのパケットが通常のパケットでTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットである場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路81に記録されていれば、そのパケットをコピーして、元のパケットはそのノードをスルーし、コピーパケットはドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーし、一方、リング上のパケットがリングノードに入力した場合に、そのパケットが正確伝送のパケットである場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、補助用の正確記録1連のビット列記録回路92に記録されていれば、そのパケットをドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーする動作をする。
また、L2スイッチ97は、リングからドロップし、前記L2スイッチ97に到着したパケットのデスティネーションアドレスである1連のビット列が、スイッチの正確記録1連のビット列記録回路89であるアドレステーブルにない場合で、そのパケットが誤って、リングからドロップしたものと判断した場合には、そのパケットを廃棄する動作と、端末から到着するTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットの次のパケットまたはTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットの応答パケットの次のパケットが再送パケットの場合は、以後、そのパケットのフローのパケットを正確伝送パケットとしてリングに上げる動作を行う。以上述べた動作では、送信端末から送出される最初のパケットはリングノードのあいまい記録1連のビット列記録回路により、ヒットすれば、コピーパケットを配下に配りながら転送され、相手端末に到達する。相手端末からの応答パケットは、同様にあいまい記録1連のビット列記録回路により転送されるが、途中で誤一致によりドロップした場合には、再送により、補助用の正確記録1連のビット列記録回路により、リング上を転送されるので、送信端末に到達することができる。一方、送信端末は、最初のパケットを送信して、相手端末から応答パケットが到着しなければ、再送により補助用の正確記録1連のビット列記録回路により、リング上を転送されるので、相手端末に到達することができる。この実施例は、フラッディングせずに、端末間通信もできるが、最初のパケットをコピーしなければならないので、適用領域が限られる。
次に、本発明の第4実施例を図6により説明する。この実施例は、第1に示した実施例のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路をリング網に適用した例であり、現用のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路と、誤一致対策としての補助用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路をリングノードに置く例である。この実施例は、リングノードで誤一致して、相手端末に到達できない送信端末は、再送パケットを送出するので、それをL2スイッチが識別して、そのパケットのフローは前記補助用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路を用いて、転送する方法である。実施例3と異なるのは、最初のパケットをコピーしない点である。但し、通信相手が、サーバ等、ノードに事前にソースアドレスを登録してある通信相手に限られる。
図6において、80はリングノード、81は、現用のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路、92は、補助用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路、83は0系リング伝送路、84は1系リング伝送路、98はL2スイッチ、89は正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路、95は端末、90はサーバである。
以下に動作を説明する。
現用のあいまい記録1連のビット列記録回路81および補助用の正確記録1連のビット列記録回路92を1重または2重リング網の各ノード80に置き、そのノード80に接続されるL2スイッチ98は正確記録1連のビット列記録回路89を持ち、そのL2スイッチ98から、そのノード80に1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つ通常パケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路81に記録し、一方、そのL2スイッチ98から、そのノードに1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つ正確伝送パケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記補助用の正確記録1連のビット列記録回路92に記録する構成であり、かつ、リングノード80にL2スイッチ98を介して接続されるサーバ90のソースアドレスは、現用のあいまい記録1連のビット列記録回路81および補助用の正確記録1連のビット列回路92に事前に登録するか、定期的に設定する構成であり、リング上のパケットがリングノード80に入力した場合には、そのパケットが通常のパケットである場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路81に記録されていれば、そのパケットをドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーし、一方、リング上のパケットがリングノードに入力した場合に、そのパケットが正確伝送のパケットである場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路81に記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーし、記録されていれば、補助用の正確記録1連のビット列記録回路92を検索し、記録されていれば、そのパケットをドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーする動作を行う。
また、L2スイッチは、リングからドロップし、前記L2スイッチに到着したパケットのデスティネーションアドレスである1連のビット列が、スイッチの正確記録1連のビット列記録回路89であるアドレステーブルにない場合で、そのパケットが誤って、リングからドロップしたものと判断した場合には、そのパケットを廃棄する動作と、
端末から到着するTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットの次のパケットが再送パケットの場合は、以後、そのパケットのフローのパケットを正確伝送パケットとしてリングに上げる動作を行う。
端末から到着するTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットの次のパケットが再送パケットの場合は、以後、そのパケットのフローのパケットを正確伝送パケットとしてリングに上げる動作を行う。
なお、正確伝送パケットはMACデスティネーションアドレスの上から7ビット目のビットが1であるパケットとして送ることも可能である。
以上の実施例2,3,4に用いた消去用または補助用の正確記録1連のビット列記録回路は、1連のビット列を、第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、一つのメモリの第1の分割1連のビット列で指定されるアドレス位置に、第2、第3の分割1連のビット列を記録する回路であり、1連のビット列がこのメモリに記録されているか確認する方法は、その確認すべき1連のビット列を、第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、そのメモリを第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に、読み出されるデータが、その第2、第3の分割1連のビット列に一致する場合に、確認すべき1連のビット列が記録されているとする回路とすることが有効である。
1 第1のメモリ
2 第2のメモリ
3 第3のメモリ
4 AND回路
5 48ビットの受信MACソースアドレス
6 MACソースアドレスの分割回路
7 16ビットの第1の分割ソースアドレスの書き込みアドレス
8 16ビットの第2の分割ソースアドレスの書き込みアドレス
9 16ビットの第3の分割ソースアドレスの書き込みアドレス
10 書き込みデータ1
11 書き込み信号
20 48ビットの受信MACデスティネーションアドレス
21 MACデスティネーションアドレスの分割回路
22 16ビットの第1の分割デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス23 16ビットの第2の分割デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス24 16ビットの第3の分割デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス25 読み出し信号
26 出力データ信号
60 カウンタの1段目のフリップフロップ
61 カウンタの2段目のフリップフロップ
62 カウンタの3段目のフリップフロップ
63 カウンタの1段目のフリップフロップの出力
64 カウンタの2段目のフリップフロップの出力
65 カウンタの3段目のフリップフロップの出力
66 63,64,65を入力するOR回路
70 OR回路66の出力
67 メモリセルの出力信号
68 書き込みデータ1
69 アドレスデータ読み出し信号
71 AND回路
72 OR回路
73 カウンタの1段目のフリップフロップ60のセット信号
75 セット、リセット形フリップフロップ
74 記憶データ消去用カウントアップ一定周期信号
76 カウンタのオーバーフロー信号
78 AND回路
79 カウンタのカウントアップ信号
80 リングノード
81 現用のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路
82 消去用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路
83 0系リング伝送路
84 1系リング伝送路
87 L2スイッチ
89 正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路
92 補助用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路
97 L2スイッチ
98 L2スイッチ
95 端末
90 サーバ
800 行列アドレス
801 MACアドレスデータエリアMA(48ビット)
802 インデックスエリアIA
820 行列アドレス
821 MACアドレスデータエリアMA(48ビット)
822 インデックスエリアIA
900 受信MACアドレス
901 CRC等のハッシュ関数
902 ハッシュ値であるエントリテーブル903のアドレス指定ビット(10ビット)903 エントリテーブル
904 登録MACアドレス
905,906,907,908 比較器
909 比較用MACアドレス
910 OR回路
911 一致検出信号
305,306 ノード装置
300、301 各ポートに入力するパケットのソースアドレスとその入力ポートとを記録したMACアドレステーブル
302 右回りリング伝送路
303 左回りリング伝送路
304 入力パケットのヘッダ読み取り回路
307,308 ADD伝送路のポート
309,310 リング伝送路のポート
321 0系リング伝送路
320 1系リング伝送路
322 ノードA
323 ノードB
324 ノードC
325 ノードD
330 端末H
331 端末F
332 端末G
609 現用ドロップアドレステーブル
610 予備ドロップアドレステーブル
600 0系リング伝送路
601 1系リング伝送路
602 ADD伝送路
603 DROP伝送路
604 MACBA(Bは宛先MACアドレス、Aは送信元MACアドレス)
605 MACAB
606 0系伝送路のパケットのヘッダ読み取り回路(BUF付)
607 1系伝送路のパケットのヘッダ読み取り回路(BUF付)
608 パケット振り分け回路(BUF付)
2 第2のメモリ
3 第3のメモリ
4 AND回路
5 48ビットの受信MACソースアドレス
6 MACソースアドレスの分割回路
7 16ビットの第1の分割ソースアドレスの書き込みアドレス
8 16ビットの第2の分割ソースアドレスの書き込みアドレス
9 16ビットの第3の分割ソースアドレスの書き込みアドレス
10 書き込みデータ1
11 書き込み信号
20 48ビットの受信MACデスティネーションアドレス
21 MACデスティネーションアドレスの分割回路
22 16ビットの第1の分割デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス23 16ビットの第2の分割デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス24 16ビットの第3の分割デスティネーションアドレスアドレスの読み出しアドレス25 読み出し信号
26 出力データ信号
60 カウンタの1段目のフリップフロップ
61 カウンタの2段目のフリップフロップ
62 カウンタの3段目のフリップフロップ
63 カウンタの1段目のフリップフロップの出力
64 カウンタの2段目のフリップフロップの出力
65 カウンタの3段目のフリップフロップの出力
66 63,64,65を入力するOR回路
70 OR回路66の出力
67 メモリセルの出力信号
68 書き込みデータ1
69 アドレスデータ読み出し信号
71 AND回路
72 OR回路
73 カウンタの1段目のフリップフロップ60のセット信号
75 セット、リセット形フリップフロップ
74 記憶データ消去用カウントアップ一定周期信号
76 カウンタのオーバーフロー信号
78 AND回路
79 カウンタのカウントアップ信号
80 リングノード
81 現用のあいまい記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路
82 消去用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路
83 0系リング伝送路
84 1系リング伝送路
87 L2スイッチ
89 正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路
92 補助用の正確記録ソースアドレス(1連のビット列)記録回路
97 L2スイッチ
98 L2スイッチ
95 端末
90 サーバ
800 行列アドレス
801 MACアドレスデータエリアMA(48ビット)
802 インデックスエリアIA
820 行列アドレス
821 MACアドレスデータエリアMA(48ビット)
822 インデックスエリアIA
900 受信MACアドレス
901 CRC等のハッシュ関数
902 ハッシュ値であるエントリテーブル903のアドレス指定ビット(10ビット)903 エントリテーブル
904 登録MACアドレス
905,906,907,908 比較器
909 比較用MACアドレス
910 OR回路
911 一致検出信号
305,306 ノード装置
300、301 各ポートに入力するパケットのソースアドレスとその入力ポートとを記録したMACアドレステーブル
302 右回りリング伝送路
303 左回りリング伝送路
304 入力パケットのヘッダ読み取り回路
307,308 ADD伝送路のポート
309,310 リング伝送路のポート
321 0系リング伝送路
320 1系リング伝送路
322 ノードA
323 ノードB
324 ノードC
325 ノードD
330 端末H
331 端末F
332 端末G
609 現用ドロップアドレステーブル
610 予備ドロップアドレステーブル
600 0系リング伝送路
601 1系リング伝送路
602 ADD伝送路
603 DROP伝送路
604 MACBA(Bは宛先MACアドレス、Aは送信元MACアドレス)
605 MACAB
606 0系伝送路のパケットのヘッダ読み取り回路(BUF付)
607 1系伝送路のパケットのヘッダ読み取り回路(BUF付)
608 パケット振り分け回路(BUF付)
Claims (12)
- 1連のビット列を記録するあいまい記録1連のビット列記録回路において、
あいまい記録1連のビット列記録回路は、RAM,SRAM,CAM等のメモリについて、第1、第2、第3の3つのメモリを持ち、
あいまい記録1連のビット列記録回路に1連のビット列を記録する場合は、その1連のビット列を第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、
第1のメモリの第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、
第2のメモリの第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込み、
第3のメモリの第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスに1を書き込む機能を持ち、
あいまい記録1連のビット列記録回路に1連のビット列の候補が記録されているか確認する場合は、その1連のビット列を第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、
第1のメモリを第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、
第2のメモリを第2の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされ、かつ、
第3のメモリを第3の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に1が読みだされる場合は、1連のビット列の候補が記録されていると判断し、それ以外は1連のビット列が記録されていないと判断する機能を持つこと、
を特徴とするあいまい記録1連のビット列記録回路。
- 請求項1に記載のあいまい記録1連のビット列記録回路おいて、
この1連のビット列記憶回路に用いるメモリ内の各メモリセルは、少数ビットのアップカウンタ構成で、そのカウンタの各フリップフロップの出力のOR出力とデータ読み出し信号のAND出力と書き込み時の入力データ1のOR出力で、そのカウンタを1にセットし、一定時間毎に1カウントアップし、そのカウンタがオーバーフローした場合には、1にセットされるまで、カウントアップできない構造のカウンタであること、
を特徴とするあいまい記録1連のビット列記録回路。
- 請求項1に記載のあいまい記録1連のビット列記録回路おいて、
1連のビット列はMACアドレスであること、
を特徴とするあいまい記録1連のビット列記録回路。
- 請求項1、2、3に記載のあいまい記録1連のビット列記録回路おいて、
現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および消去用の正確記録1連のビット列記録回路を1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチは正確記録1連のビット列記録回路を持ち、そのスイッチから、そのノードに1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つパケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録する構成であり、
リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、消去用の正確記録1連のビット列記録回路に記録されていない場合で、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていれば、そのパケットをドロップし、そのパケットのデスティネーションアドレスが、消去用の正確記録1連のビット列記録回路に記録されているか、または、消去用の正確記録1連のビット列記録回路に記録されていない場合で、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていなければ、そのパケットはそのノードをスルーする構成で、リングからドロップし、前記スイッチに到着したパケットのデスティネーションアドレスである1連のビット列が、スイッチの正確記録1連のビット列記録回路であるアドレステーブルにない場合には、そのパケットが誤って、リングからドロップしたものと判断し、そのスイッチの接続されているリングノードの前記消去用の正確記録1連のビット列記録回路にそのパケットのデスティネーションアドレスを記録すること、
を特徴とするあいまい記録1連のビット列記録回路。
- 請求項4に記載のあいまい記録1連のビット列記録回路おいて、
スイッチが、リングからドロップし、前記スイッチに到着したパケットのデスティネーションアドレスである1連のビット列が、スイッチの正確記録1連のビット列記録回路であるアドレステーブルにない場合で、そのパケットが誤って、リングからドロップしたものと判断した場合には、そのスイッチの接続されているリングノードの前記消去用の正確記録1連のビット列記録回路にそのパケットのデスティネーションアドレスを記録すること、
を特徴とするあいまい記録1連のビット列記録回路。
- 請求項4,5に記載のあいまい記録1連のビット列記録回路おいて、
消去用の正確記録1連のビット列記録回路は、1連のビット列を、第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、一つのメモリの第1の分割1連のビット列で指定されるアドレス位置に、第2、第3の分割1連のビット列を記録する回路であり、1連のビット列がこのメモリに記録されているか確認する方法は、その確認すべき1連のビット列を、第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、そのメモリを第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に、読み出されるデータが、その第2、第3の分割1連のビット列に一致する場合に、確認すべき1連のビット列が記録されているとする回路であること、
を特徴とするあいまい記録1連のビット列記録回路。
- 請求項1、2、3に記載のあいまい記録1連のビット列記録回路おいて、
現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および補助用の正確記録1連のビット列記録回路を1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチは正確記録1連のビット列記録回路を持ち、そのスイッチから、そのノードに1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つ通常パケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録し、
一方、そのスイッチから、そのノードに1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つ正確伝送パケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記補助用の正確記録1連のビット列記録回路に記録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットが通常のパケットでTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットでない場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていれば、そのパケットをドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーし、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットが通常のパケットでTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットである場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていれば、そのパケットをコピーして、元のパケットはそのノードをスルーし、コピーパケットはドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーし、一方、リング上のパケットがリングノードに入力した場合に、そのパケットが正確伝送のパケットである場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、補助用の正確記録1連のビット列記録回路に記録されていれば、そのパケットをドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーすること、
を特徴とするあいまい記録1連のビット列記録回路。
- 請求項7に記載のあいまい記録1連のビット列記録回路おいて、
スイッチが、リングからドロップし、前記スイッチに到着したパケットのデスティネーションアドレスである1連のビット列が、スイッチの正確記録1連のビット列記録回路であるアドレステーブルにない場合で、そのパケットが誤って、リングからドロップしたものと判断した場合には、そのパケットを廃棄する機能と、端末から到着するTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットの次のパケットまたはTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットの応答パケットの次のパケットが再送パケットの場合は、以後、そのパケットのフローのパケットを正確伝送パケットとしてリングに上げる機能を有すること、
を特徴とするあいまい記録1連のビット列記録回路。
- 請求項1、2、3に記載のあいまい記録1連のビット列記録回路おいて、
現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および補助用の正確記録1連のビット列記録回路を1重または2重リング網の各ノードに置き、そのノードに接続されるスイッチは正確記録1連のビット列記録回路を持ち、そのスイッチから、そのノードに1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つ通常パケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録し、一方、そのスイッチから、そのノードに1連のビット列をソースアドレスおよびデスティネーションアドレスとして持つ正確伝送パケットが、ADDされた場合には、そのソースアドレスを前記補助用の正確記録1連のビット列記録回路に記録する構成であり、
かつ、リングノードに接続されるサーバのソースアドレスは、現用のあいまい記録1連のビット列記録回路および補助用の正確記録1連のビット列回路に事前に登録する構成であり、リング上のパケットがリングノードに入力した場合には、そのパケットが通常のパケットである場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていれば、そのパケットをドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーし、一方、リング上のパケットがリングノードに入力した場合に、そのパケットが正確伝送のパケットである場合には、そのパケットのデスティネーションアドレスが、前記現用のあいまい記録1連のビット列記録回路に記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーし、記録されていれば、補助用の正確記録1連のビット列記録回路を検索し、記録されていれば、そのパケットをドロップし、記録されていなければ、そのパケットは、そのノードをスルーすること、
を特徴とするあいまい記録1連のビット列記録回路。
- 請求項9に記載のあいまい記録1連のビット列記録回路おいて、
スイッチが、リングからドロップし、前記スイッチに到着したパケットのデスティネーションアドレスである1連のビット列が、スイッチの正確記録1連のビット列記録回路であるアドレステーブルにない場合で、そのパケットが誤って、リングからドロップしたものと判断した場合には、そのパケットを廃棄する機能と、
端末から到着するTCPのシンクパケットまたは初期設定パケットの次のパケットが再送パケットの場合は、以後、そのパケットのフローのパケットを正確伝送パケットとしてリングに上げる機能を有すること、
を特徴とするあいまい記録1連のビット列記録回路。
- 請求項7,8、9、10に記載のあいまい記録1連のビット列記録回路おいて、
補助用の正確記録1連のビット列記録回路は、1連のビット列を、第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、一つのメモリの第1の分割1連のビット列で指定されるアドレス位置に、第2、第3の分割1連のビット列を記録する回路であり、1連のビット列がこのメモリに記録されているか確認する方法は、その確認すべき1連のビット列を、第1、第2、第3の分割1連のビット列に分け、そのメモリを第1の分割1連のビット列で指定されるアドレスで読んだ場合に、読み出されるデータが、その第2、第3の分割1連のビット列に一致する場合に、確認すべき1連のビット列が記録されているとする回路であること、
を特徴とするあいまい記録1連のビット列記録回路。
- 請求項7、8,9,10、11に記載のあいまい記録1連のビット列記録回路おいて、
正確伝送パケットはMACデスティネーションアドレスの上から7ビット目のビットが1であるパケットであること、
を特徴とするあいまい記録1連のビット列記録回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012274735A JP2014120932A (ja) | 2012-12-17 | 2012-12-17 | あいまい記録1連のビット列記録回路およびそれを用いたリング網 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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