JP2014127461A - バックライトユニット及びそれを用いた映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光源となるLEDの数や駆動電力を削減して省力化を図ることができ、しかも、画面全体を通して視聴者に不自然さを感じさせることのない輝度での映像表示を行なえるように考慮したバックライトユニット及びそれを用いた映像表示装置を提供すること。
【解決手段】実施の形態によれば、バックライトユニットは、光源からの出射光を、導光板を通して液晶表示パネルにその背面側から照射するものを対象とする。液晶表示パネルのうち、映像表示画面の中央部に対応する部分に照射する光量を、映像表示画面の周縁部に対応する部分に照射する光量よりも大きく設定する光量制御手段を備える。導光板は、光源から出射され映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分以外の部分に入射された光の拡散を防止するレンズ部と、光源から出射され映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分に入射された光を拡散させる光拡散部とを備える。
【選択図】 図6
【解決手段】実施の形態によれば、バックライトユニットは、光源からの出射光を、導光板を通して液晶表示パネルにその背面側から照射するものを対象とする。液晶表示パネルのうち、映像表示画面の中央部に対応する部分に照射する光量を、映像表示画面の周縁部に対応する部分に照射する光量よりも大きく設定する光量制御手段を備える。導光板は、光源から出射され映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分以外の部分に入射された光の拡散を防止するレンズ部と、光源から出射され映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分に入射された光を拡散させる光拡散部とを備える。
【選択図】 図6
Description
この発明の実施の形態は、エッジライト型のバックライトユニット及びそれを用いた映像表示装置に関する。
周知のように、現在では、映像の表示に液晶表示パネルを使用した映像表示装置が採用されている。この映像表示装置は、画素毎に光の透過量を制御する液晶表示パネルの背面にバックライトを併設し、当該バックライトからの照明光を液晶表示パネルに透過させることにより映像を再現している。
これにより、この種の映像表示装置は、CRT(cathode ray tube)を使用した映像表示装置に比べて薄く軽量に構成することができるようになる。そして、特に、画面の大型化が容易に可能となるため、現在のように大画面指向のデジタルテレビジョン放送受信装置が普及した要因ともなっている。
ところで、このような映像表示装置のバックライトは、例えば蛍光管や放電等のような冷陰極管等を光源として使用しているため、駆動電力が高く寿命も短いという不都合がある。そこで、現在では、バックライトの光源として、低電圧駆動が可能で耐久性に優れているという点から、白色LED(light emitting diode)が使用されている。
そして、この種の映像表示装置では、そのバックライトをエッジライト型として、つまり、液晶表示パネルの端面に沿って複数のLEDを配設し、各LEDからの出射光を導光板により液晶表示パネルの背面に略均一となるように照射する構造として、より一層の薄型化を促進することも考えられている。
しかしながら、このようにエッジライト型のバックライトを使用した映像表示装置は、まだまだ開発途上にある段階であり、その実用化に際しては種々の点で改良すべき余地が多く残されている。特に、バックライトを構成するLEDの数や駆動電力等を削減して省力化を図ることが重要となっている。
光源となるLEDの数や駆動電力を削減して省力化を図ることができ、しかも、画面全体を通して視聴者に不自然さを感じさせることのない輝度(明るさ)での映像表示を行なえるように考慮したバックライトユニット及びそれを用いた映像表示装置を提供することを目的とする。
実施の形態によれば、バックライトユニットは、光源からの出射光を、導光板を通して液晶表示パネルにその背面側から照射するエッジライト型のバックライトユニットを対象としている。そして、液晶表示パネルのうち、映像表示画面の中央部に対応する部分に照射する光量を、映像表示画面の周縁部に対応する部分に照射する光量よりも大きく設定する光量制御手段を備える。また、導光板は、光源から出射され映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分以外の部分に入射された光の拡散を防止するためのレンズ部と、光源から出射され映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分に入射された光を拡散させるための光拡散部とを備える。
以下、実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実施の形態で説明する映像表示装置としての液晶表示装置11の一例を概略的に示している。この液晶表示装置11は、画素毎に光の透過量を制御する液晶表示パネル12と、この液晶表示パネル12の背面に照明光を照射するバックライトユニット13とを備えている。
このうち、上記液晶表示パネル12は、画素駆動側となる基板モジュール14と対向電極側となる基板モジュール15とを、相互に面対向させた状態で所定間隔離間させて併設している。そして、両基板モジュール14,15の相互間に液晶を封入して液晶層16を形成する構造となっている。
また、上記画素駆動側となる基板モジュール14は、上記液晶層16と面対向するガラス基板14aを備えている。そして、このガラス基板14aの液晶層16と反対の面側に偏光板14bを積層し、当該ガラス基板14aの他方の面側に、画素電極や駆動用の薄膜トランジスタ等が形成された透明導電膜14cと、配向膜14dとを順次積層する構造となっている。
さらに、上記対向電極側となる基板モジュール15も、上記液晶層16と面対向するガラス基板15aを備えている。そして、このガラス基板15aの液晶層16と反対の面側に偏光板15bを積層し、当該ガラス基板15aの他方の面側に、カラーフィルタ15cと、対向電極が形成された透明導電膜15dと、配向膜15eとを順次積層する構造となっている。
また、上記バックライトユニット13は、エッジライト型の構造を有しており、液晶表示パネル12の背面に面対向するように設置された導光板17を備えている。この導光版17には、その一端部(図1では下端部)に光源ユニット18が設置されるとともに、その液晶表示パネル12と反対の面側に反射板19が設置されている。
そして、このバックライトユニット13は、光源ユニット18からの出射光を導光板17の下端部(光入射面17a)に照射する。これにより、光源ユニット18からの出射光が導光板17に取り入れられ、その反射板19の設置面と反対側の面(光出射面17b)から放出される。このため、バックライトユニット13から、液晶表示パネル12の背面全域に光を照射することができるようになる。
図2は、上記導光板17及び光源ユニット18を、光の出射面側、つまり、液晶表示パネル12側から見た状態の一例を示している。すなわち、導光板17は、液晶表示パネル12の有効表示画面と略同じサイズ、つまり、液晶表示装置11の実質的な映像表示画面と略同じサイズの光出射面17bを備えている。
また、上記光源ユニット18は、導光板17の光入射面17aに沿って配設されるLEDバー20を備えている。このLEDバー20は、導光板17の光入射面17aに沿って配設される帯状の印刷配線基板21と、この印刷配線基板21上にその長手方向に沿って一定の間隔で接続される複数のLED22,22,……とを備えている。なお、この複数のLED22,22,……としては、例えば白色LED等が採用されるものとする。
そして、これら複数のLED22,22,……を通電駆動することにより、各LED22,22,……からの出射光が導光板17の光入射面17aに入射される。これにより、導光板17に入射された光が、その光出射面17bから液晶表示パネル12の背面に向けて照射されることになる。
ここで、この液晶表示装置11では、その映像表示画面の中央部の輝度(明るさ)を、画面周縁部よりも高くすることによって、視聴者が画面を見たときにおける表示映像の明るさ感を向上させるようにしている。
すなわち、映像表示画面の中央部の輝度を高くすれば、画面全体の輝度を高くすることなく、つまり、画面周縁部の輝度まで高くすることなく、視聴者に表示映像を明るいと感じさせることができる。これにより、光源となるLED22,22,……の数や駆動電力を削減することができ、省力化を図ることが可能となる。
なお、映像表示画面の中央部の輝度を画面周縁部の輝度に比してどの程度高くするか、つまり、映像表示画面の中央部の輝度と画面周縁部の輝度との差をどの程度に設定するかは、画面の明るさに関して視聴者に不自然さを感じさせない範囲に設定されることはもちろんである。
このように、映像表示画面の中央部の輝度を画面周縁部の輝度よりも高くするために、LEDバー20を構成する複数のLED22,22,……のうち、映像表示画面の中央部を照射する光を出射するLED22,22,……の発光量を、画面の周縁部を照射する光を出射するLED22,22,……の発光量よりも大きくするようにしている。
この場合、輝度を高くすべき映像表示画面の中央部とは、導光板17(映像表示画面のサイズに対応)の水平方向の長さをWとすると、導光板17を水平方向に2分する中心線Lからそれぞれ左右方向に最大でW/4の長さをとった、合計の長さがW/2以下となる水平方向の範囲内を想定している。また、画面周縁部とは、上記した映像表示画面の中央部の範囲外を想定している。
なお、上記した範囲内(映像表示画面の中央部)及び範囲外(画面周縁部)において、垂直方向の輝度は、それぞれ略均一に設定される。つまり、映像表示画面の中央部及び画面周縁部とは、画面の水平方向についての範囲を規定しているもので、画面の垂直方向についての範囲を規定しているものではない。
このように、映像表示画面に対して、その水平方向における中央部の輝度を、その他の部分の輝度よりも高くすることにより、画面全体の輝度を高くすることなく、視聴者に表示映像を明るいと感じさせることができる。
すなわち、映像表示画面の中央部を、導光板17の中央部で水平方向に最大でW/2の長さの範囲内とすることにより、その範囲内の輝度を画面周縁部の輝度よりも高く設定すれば、画面周縁部の輝度まで高くすることなく、視聴者に対して表示映像を明るいと感じさせる効果を得ることができる。
図3は、上記LEDバー20を構成する複数のLED22,22,……のうち、映像表示画面の中央部を照射する光を出射するLED22,22,……の発光量を、画面の周縁部を照射する光を出射するLED22,22,……の発光量よりも大きくする手段の一例を示している。
すなわち、映像表示画面の周縁部を照射する光を出射するLED22,22,……、つまり、図3に示すLEDバー20において、その映像表示画面の周縁部に対応する両端部の領域A1,A1に設置されているLED22,22,……を、1つのLED筐体内に1つのLEDチップが収容された通常の1チップLED22a,22a,……としている。
これに対し、映像表示画面の中央部を照射する光を出射するLED22,22,……、つまり、図3に示すLEDバー20において、その映像表示画面の中央部に対応する領域A2に設置されているLED22,22,……を、1つのLED筐体内に2つのLEDチップが収容された2チップLED22b,22b,……としている。これにより、映像表示画面の中央部に対する照射光量を、画面周縁部に対する照射光量よりも大きくするようにしている。
ここで、上記導光版17の光出射面17bには、図4に示すように、光源ユニット18を構成するLEDバー20の長手方向、つまり、複数のLED22,22,……の配列方向に直交する方向に延設されたレンズ部23が形成されている。このレンズ部23は、図5に一例を示すように、逆V字形の山状(またはV字形の溝状)に形成され、導光板17の光出射面17bに、映像表示画面の水平方向に対応して繰り返し形成されている。
このレンズ部23の導光板17の水平方向に沿った繰り返しピッチ及び各レンズ部23の高低差は、それぞれが数100μm程度のオーダであり、レンズ部23を含めた導光板17の厚みは、2〜4mm程度を想定している。
このように、導光板17の光出射面17bに、複数のLED22,22,……の配列方向に直交する方向、つまり、映像表示画面の垂直方向に対応する方向にレンズ部23を形成することにより、光源ユニット18から出射され導光板17に入射した光は、無駄に拡散することなく導光板17内を、映像表示画面の垂直方向に対応する方向に効率よく導かれることになる。これにより、導光板17に入射した光は、その光出射面17bから液晶表示パネル12の背面に略均一に出射されることになる。
ところで、導光板17の光出射面17bにレンズ部23を形成し、導光板17の光入射面17aに入射した光を、導光板17の反対側の端部付近まで導くようにした場合、前述したように、映像表示画面の中央部に対する照射光量を画面周縁部に対する照射光量よりも大きくするようにすると、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界で輝度の差が目立ち易くなり、視聴者に不自然さを感じさせてしまうことになる。
そこで、この実施の形態では、導光板17の光出射面17bのうち、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界付近に対応する部分に対して、レンズ部23の形状を、導光板17に入射した光が拡散して相互に混合し易くなるような形状にしている。このようにすることにより、映像表示画面の中央部の輝度を画面周縁部より高く設定しても、つまり、導光板17の映像表示画面の中央部に対応する部分に入射する光の光量を、導光板17の画面周縁部に対応する部分に入射する光の光量より大きくしても、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界付近では、両方の光が導光板17内で拡散し混合するので、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界における輝度の差が目立ち難くなる。これにより、画面全体を通して視聴者に不自然さを感じさせることのない明るさでの映像表示を行なえるようになる。
図6は、上記導光板17の光出射面17aのうち、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界付近に対応する部分におけるレンズ部23の形状の一例について示している。すなわち、前述したように、上記LED22,22,……には、1つのLED筐体22a1内に1つのLEDチップ22a2が収容されてなる1チップLED22a,22a,……と、1つのLED筐体22b1内に2つのLEDチップ22b2,22b2が収容された2チップLED22b,22b,……とがある。
そして、各LED22,22,……は、1チップLED22a,22a,……及び2チップLED22b,22b,……を問わず、全て同じ間隔(ピッチ)Pで印刷配線基板21上に配列されている。すなわち、隣接する1チップLED22a,22a相互間の間隔と、隣接する2チップLED22b,22b相互間の間隔と、隣接する1チップLED22aと2チップLED22bとの相互間の間隔とは、全て同じ間隔Pに設定されている。
ここで、導光板17の光出射面17bのうち、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界付近に対応する部分、つまり、1チップLED22aと2チップLED22bとが隣接する位置に対応する部分は、レンズ部23の繰り返しピッチを他の部分よりも長く設定している。換言すれば、導光板17の光出射面17bの当該部分には、レンズ部23を形成しないようにしている。
このように、導光板17の光出射面17bのうち、1チップLED22aと2チップLED22bとが隣接する位置に対応する部分に、レンズ部23を存在させないようにすることにより、1チップLED22aからの出射光と2チップLED22bからの出射光とが導光板17内で拡散し混合し易くなるので、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界における輝度の差が目立ち難くなる。これにより、画面全体を通して視聴者に不自然さを感じさせることのない明るさでの映像表示を行なえるようになる。
この場合、導光板17の光出射面17bのうち、レンズ部23を存在させないようにする部分の範囲は、各LED22,22,……の配列方向に直交し、隣接する1チップLED22aと2チップLED22bとの間隔Pを2分する中心線Mに対して左右方向に、それぞれ、最大で導光板17の水平方向の長さWの5%(つまり、W/20)、最小で各LED22,22,……の設置間隔Pを想定している。
図7は、上記導光板17の光出射面17bのうち、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界付近に対応する部分におけるレンズ部23の形状の他の例について示している。すなわち、導光板17の光出射面17bのうち、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界付近に対応する部分、つまり、1チップLED22aと2チップLED22bとが隣接する位置に対応する部分には、他の部分に形成されたレンズ部23よりも、繰り返しピッチが長く高低差の小さいレンズ部23aが形成されている。
このように、導光板17の光出射面17bのうち、1チップLED22aと2チップLED22bとが隣接する位置に対応する部分に、他の部分よりも繰り返しピッチが長く高低差の小さいレンズ部23aを形成することによっても、他のレンズ部23に比して、1チップLED22aからの出射光と2チップLED22bからの出射光とを導光板17内で拡散させ混合させ易くなるので、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界における輝度の差が目立ち難くなる。これにより、画面全体を通して視聴者に不自然さを感じさせることのない明るさでの映像表示を行なえるようになる。
この場合、導光板17の光出射面17bのうち、他の部分よりも繰り返しピッチが長く高低差の小さいレンズ部23aを形成する部分の範囲は、先に述べたように、各LED22,22,……の配列方向に直交し、隣接する1チップLED22aと2チップLED22bとの間隔Pを2分する中心線Mに対して左右方向に、それぞれ、最大で導光板17の水平方向の長さWの5%(W/20)、最小で各LED22,22,……の設置間隔Pを想定している。
なお、導光板17の光出射面17bのうち、1チップLED22aと2チップLED22bとが隣接する位置に対応する部分に形成するレンズ部23aとしては、他の部分に形成されるレンズ部23に比して、繰り返しピッチだけを長くしたり、高低差だけを小さくしたりするようにしても良いものである。要するに、1チップLED22aからの出射光と2チップLED22bからの出射光とを導光板17内で拡散して混合し、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界における輝度の差が目立ち難くなるようにできれば良いものである。
また、図8に示すように、上記導光板17の光入射面17aのうち、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界付近に対応する部分、つまり、1チップLED22aと2チップLED22bとが隣接する位置に対応する部分に、導光板17の厚み方向に沿って逆V字形の山状(またはV字形の溝状)のレンズ部23bを形成することも考えられる。この場合、レンズ部23bの繰り返しピッチとしては、例えば25μm程度が想定される。また、導光板17の光出射面17bには、上記したレンズ部23が形成されていても良いことはもちろんである。
このような構成とすることにより、1チップLED22aからの出射光と2チップLED22bからの出射光とが、レンズ部23bにより拡散され混合されて導光板17内に入射されるので、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界における輝度の差が目立ち難くなる。これにより、画面全体を通して視聴者に不自然さを感じさせることのない明るさでの映像表示を行なえるようになる。
なお、導光板17の光入射面17aのうちレンズ部23bを形成する部分の範囲は、先に述べたように、各LED22,22,……の配列方向に直交し、隣接する1チップLED22aと2チップLED22bとの間隔Pを2分する中心線Mに対して左右方向に、それぞれ、最大で導光板17の水平方向の長さWの5%(W/20)、最小で各LED22,22,……の設置間隔Pを想定している。
なお、映像表示画面の中央部と画面周縁部との境界における輝度の差を目立たせないようにするためには、図6乃至図8で説明した手法に加えて、導光板17とLEDバー20との距離を調整する手法や、導光板17の光入射面17aをその厚み方向にテーパ加工する手法等を合わせることも効果的である。
また、上記導光板17の光出射面17bに形成されるレンズ部23,23aや、光入射面17aに形成されるレンズ部23bとしては、逆V字形の山状(またはV字形の溝状)としたが、このような形状に限らず、例えば図9(a)に示すように、逆V字形の山の頂部を湾曲させるようにしても良いものである。さらに、図9(b)に示すように、逆V字形の山の頂部とV字形の溝の底部とを、共に湾曲させるようにしても良いものである。また、図9(c)に示すように、矩形状でその角部分を湾曲させるようにした形状でも良いものである。要するに、レンズ部23,23a,23bとしては、光を導く範囲に応じて種々の形状のものを使用することが可能である。また、形状も一種類に限らず、多種類の形状を混在させて使用することが可能である。
図10及び図11は、それぞれ、上記LEDバー20を構成する複数のLED22,22,……のうち、映像表示画面の中央部を照射する光を出射するLED22,22,……の発光量を、画面の周縁部を照射する光を出射するLED20,20,……の発光量よりも大きくする手段の他の例を示している。
すなわち、図10に示す例は、映像表示画面の中央部に対応するLEDバー20の領域A2に設置されるLED20,20,……のチップ面積を、映像表示画面の周縁部に対応するLEDバー20の領域A1,A1に設置されるLED20,20,……のチップ面積の2倍にして、映像表示画面の中央部に対する照射光量を画面周縁部に対する照射光量よりも大きくするようにしている。
また、図11に示す例は、映像表示画面の中央部に対応するLEDバー20の領域A2に設置されるLED20,20,……の密度を、映像表示画面の周縁部に対応するLEDバー20の領域A1,A1に設置されるLED20,20,……の密度の2倍にして、映像表示画面の中央部に対する照射光量を画面周縁部に対する照射光量よりも大きくするようにしている。
さらに、映像表示画面の中央部に対応するLEDバー20の領域A2に設置されるLED20,20,……に流す電流量を、映像表示画面の周縁部に対応するLEDバー20の領域A1,A1に設置されるLED20,20,……に流す電流量より多くすることによっても、映像表示画面の中央部に対する照射光量を画面周縁部に対する照射光量よりも大きくすることが可能である。
また、図3、図10及び図11で説明した手法や、LED20,20,……に流す電流量を可変する手法等を、適宜組み合わせることによっても、映像表示画面の中央部に対する照射光量を画面周縁部に対する照射光量よりも大きくすることができる。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。また、上記した実施の形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良いものである。さらに、異なる実施の形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良いものである。
11…液晶表示装置、12…液晶表示パネル、13…バックライトユニット、14…基板モジュール、14a…ガラス基板、14b…偏光板、14c…透明導電膜、14d…配向膜、15…基板モジュール14、15a…ガラス基板、15b…偏光板、15c…カラーフィルタ、15d…透明導電膜、15e…配向膜、16…液晶層、17…導光板、17a…光入射面、17b…光出射面、18…光源ユニット、19…反射板、20…LEDバー、21…印刷配線基板、22…LED、22a…1チップLED、22a1…LED筐体、22a2…LEDチップ、22b…2チップLED、22b1…LED筐体、22b2…LEDチップ、23…レンズ部、23a…レンズ部、23b…レンズ部。
Claims (8)
- 光源からの出射光を、導光板を通して液晶表示パネルにその背面側から照射するエッジライト型のバックライトユニットであって、
前記液晶表示パネルのうち、映像表示画面の中央部に対応する部分に照射する光量を、前記映像表示画面の周縁部に対応する部分に照射する光量よりも大きく設定する光量制御手段を具備し、
前記導光板は、
前記光源から出射され前記映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分以外の部分に入射された光の拡散を防止するためのレンズ部と、
前記光源から出射され前記映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分に入射された光を拡散させるための光拡散部とを備えるバックライトユニット。 - 前記光源は、前記導光板の一端部に沿って配列された複数のLEDを有し、
前記導光板には、前記映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分以外の部分に、前記複数のLEDの配列方向に直交する方向に延設される山状あるいは溝状のレンズ部が、前記複数のLEDの配列方向に沿って所定の繰り返しピッチで形成される請求項1記載のバックライトユニット。 - 前記導光板に形成する前記光拡散部の範囲は、前記映像表示画面の中央部と周縁部との境界に設定した中心線に対して画面左右方向に、それぞれ、最大で前記導光板の水平方向の長さの5%、最小で前記複数のLEDの設置間隔に設定される請求項1記載のバックライトユニット。
- 前記導光板には、前記映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分に、前記レンズ部の繰り返しピッチを前記映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分以外の部分よりも長く設定した光拡散部が形成される請求項2記載のバックライトユニット。
- 前記導光板には、前記映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分に、前記レンズ部が形成されないことによる光拡散部が形成される請求項2記載のバックライトユニット。
- 前記導光板には、前記映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分に、前記レンズ部の高低差を前記映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分以外の部分よりも小さく設定した光拡散部が形成される請求項2記載のバックライトユニット。
- 前記導光板には、前記複数のLEDからの出射光が入射する面で、前記映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分に、入射光を拡散させるための光拡散部が形成される請求項2記載のバックライトユニット。
- 光源からの出射光を、導光板を通して液晶表示パネルにその背面側から照射するエッジライト型のバックライトユニットを備えた映像表示装置であって、
前記液晶表示パネルのうち、映像表示画面の中央部に対応する部分に照射する光量を、前記映像表示画面の周縁部に対応する部分に照射する光量よりも大きく設定する光量制御手段を具備し、
前記導光板は、
前記光源から出射され前記映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分以外の部分に入射された光の拡散を防止するためのレンズ部と、
前記光源から出射され前記映像表示画面の中央部と周縁部との境界付近に対応する部分に入射された光を拡散させるための光拡散部とを備える映像表示装置。
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