JP2014127159A - 電子機器および入力方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】手書きデータを容易に扱うことができる電子機器を実現する。
【解決手段】実施形態によれば、電子機器は、第1モードにおいて、第1センサからの入力に基づいて行われる描画の複数の形態に対応する複数の第1アイコンを含み、第1サイズを有する第1ユーザインタフェースを画面上に表示し、前記複数の形態を設定するためのメニューを少なくとも表示可能な第2モードにおいて、前記複数の形態に対応する複数の第2アイコンを含み、前記第1サイズよりも大きい第2サイズを有する第2ユーザインタフェースを前記画面上に表示する。前記電子機器は、前記第1モードにおいて前記複数の第1アイコンの1つが選択される場合、前記第1センサからの入力に基づいて、前記複数の第1アイコンの前記1つに対応する第1の形態で前記画面上への描画を行う。
【選択図】図23
Description
本発明の実施形態は、手書きデータを扱う技術に関する。
近年、タブレット、PDA、スマートフォンといった種々の電子機器が開発されている。この種の電子機器の多くは、ユーザによる入力操作を容易にするために、タッチスクリーンディスプレイを備えている。
ユーザは、タッチスクリーンディスプレイ上に表示されるメニューまたはオブジェクトを指などでタッチすることにより、これらメニューまたはオブジェクトに関連づけられた機能の実行を電子機器に指示することができる。
しかし、タッチスクリーンディスプレイを備える既存の電子機器の多くは、画像、音楽、他の各種メディアデータに対する操作性を追求したコンシューマ向け製品であり、会議、商談、商品開発などのビジネスシーンにおける利用については必ずしも適していない場合がある。このため、ビジネスシーンにおいては、いまなお、紙の手帳が広く利用されている。
最近では、手書き文字のような手書きデータを扱うための技術も開発されている。
ところで、ビジネスシーンにおいては、簡単な手書きメモのみならず、多くの手書き文字や手書き図表等を含む手書きデータを扱うことが必要である。
本発明の一形態の目的は、手書きデータを容易に扱うことができる電子機器および入力方法を提供することである。
実施形態によれば、電子機器は、表示処理手段と、切り替え手段とを具備する。前記表示処理手段は、第1モードにおいて、第1センサからの入力に基づいて行われる描画の複数の形態に対応する複数の第1アイコンを含み、第1サイズを有する第1ユーザインタフェースを画面上に表示し、前記複数の形態を設定するためのメニューを少なくとも表示可能な第2モードにおいて、前記複数の形態に対応する複数の第2アイコンを含み、前記第1サイズよりも大きい第2サイズを有する第2ユーザインタフェースを前記画面上に表示する。前記切り替え手段は、前記表示処理手段のモードを前記第1モードと前記第2モードとの間で切り替える。前記表示処理手段は、前記第1モードにおいて前記複数の第1アイコンの1つが選択される場合、前記第1センサからの入力に基づいて、前記複数の第1アイコンの前記1つに対応する第1の形態で前記画面上への描画を行う。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。この電子機器は、例えば、ペンまたは指によって手書き入力可能なペン・ベースの携帯型電子機器である。この電子機器は、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA等として実現され得る。以下では、この電子機器がタブレットコンピュータ10として実現されている場合を想定する。タブレットコンピュータ10は、タブレットまたはストレートコンピュータとも称される携帯型電子機器であり、図1に示すように、本体11とタッチスクリーンディスプレイ17とを備える。タッチスクリーンディスプレイ17は、本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。
図1は、一実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。この電子機器は、例えば、ペンまたは指によって手書き入力可能なペン・ベースの携帯型電子機器である。この電子機器は、タブレットコンピュータ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、スマートフォン、PDA等として実現され得る。以下では、この電子機器がタブレットコンピュータ10として実現されている場合を想定する。タブレットコンピュータ10は、タブレットまたはストレートコンピュータとも称される携帯型電子機器であり、図1に示すように、本体11とタッチスクリーンディスプレイ17とを備える。タッチスクリーンディスプレイ17は、本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。
本体11は、薄い箱形の筐体を有している。タッチスクリーンディスプレイ17には、フラットパネルディスプレイと、フラットパネルディスプレイの画面上のペンまたは指の接触位置を検出するように構成されたセンサとが組み込まれている。フラットパネルディスプレイは、例えば、液晶表示装置(LCD)であってもよい。センサとしては、例えば、静電容量方式のタッチパネル、電磁誘導方式のデジタイザなどを使用することができる。以下では、デジタイザとタッチパネルの2種類のセンサの双方がタッチスクリーンディスプレイ17に組み込まれている場合を想定する。
デジタイザ及びタッチパネルの各々は、フラットパネルディスプレイの画面と重なるように設けられる。タッチスクリーンディスプレイ17は、指を使用した画面に対するタッチ操作(接触操作)のみならず、ペン100を使用した画面に対するタッチ操作(接触操作)も検出することができる。ペン100は例えば電磁誘導ペンであってもよい。ユーザは、ペン100を使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で手書き入力操作を行うことができる。手書き入力操作中においては、画面上のペン100の動きの軌跡、つまり手書き入力操作によって手書きされるストローク(手書きストロークの軌跡)がリアルタイムに描画され、これによって手書きにより入力された複数の手書きストローク(各手書きストロークの軌跡)が画面上に表示される。ペン100が画面に接触されている間のペン100の動きの軌跡が1つの手書きストロークに相当する。手書きされた文字、マーク、図形、表などに対応する多数の手書きストロークの集合、つまり多数の軌跡(筆跡)の集合が手書き文書を構成する。以下では、手書きストロークは単にストロークとも称する。
また、ユーザは、指を使用してタッチスクリーンディスプレイ17上で様々なジェスチャ、例えば、タップ、スワイプ、ピンチイン、ピンチアウト、ドラッグ、等を行うことができる。
本実施形態のタブレットコンピュータ10(電子機器)は、手書きによって入力されるストロークのデータを、イメージデータではなく、各ストロークの軌跡を示す座標データ系列とストローク間の順序関係を示す時系列情報(ストローク情報)として記録する。時系列情報は、複数のストロークのそれぞれ対応する時系列の座標データ(座標データ系列)の集合(ストロークデータ系列)を意味する。ストローク間の順序関係は、ストロークが手書きされた順序、つまり筆順を示す。
タブレットコンピュータ10は、記憶媒体から既存の任意の時系列情報を読み出し、この時系列情報に対応する手書き文書、つまり時系列情報によって示される複数のストローク(複数のストロークそれぞれに対応する軌跡)を画面上に表示することができる。
本実施形態では、例えば時系列情報(ストロークデータ系列)をページ単位で管理する。タブレットコンピュータ10は、少なくとも1ページ分のページデータを含むノートファイルにより、各手書き文書を管理する。なお、ページデータには、時系列情報(ストロークデータ系列)だけでなく、画像データやテキストデータを含めることができる。また、タブレットコンピュータ10は、時系列情報(ストロークデータ系列)を他のデータと関連づけて管理することができる。他のデータには、例えば日時を示す日時データ、画像やテキストデータ、タグデータなどがある。
図2は、実施形態におけるタブレットコンピュータ10のシステム構成を示す図である。
タブレットコンピュータ10は、図2に示されるように、CPU101、システムコントローラ102、メインメモリ103、グラフィクスコントローラ105、BIOS−ROM105、記録デバイス106、無線通信デバイス107、エンベデッドコントローラ(EC)108等を備える。
タブレットコンピュータ10は、図2に示されるように、CPU101、システムコントローラ102、メインメモリ103、グラフィクスコントローラ105、BIOS−ROM105、記録デバイス106、無線通信デバイス107、エンベデッドコントローラ(EC)108等を備える。
CPU101は、タブレットコンピュータ10内の各種モジュールの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、記録デバイス106からメインメモリ103にロードされる各種プログラムを実行する。CPU101により実行されるプログラムには、オペレーティングシステム(OS)201、手書き入力プログラム202などの各種アプリケーションプログラムが含まれている。アプリケーションプログラム203には、例えば手書き文字認識プログラム、ブラウザプログラム、画像編集プログラム、文書作成プログラムなどが含まれる。
CPU101は、手書き入力プログラム202を実行することにより、ペン100を用いた手書き入力操作に応じてノートデータ(ページデータ(時系列情報))を生成する機能、ノートファイルに含まれるページを編集するページ編集機能の他、ノートファイル(あるいはページ)の作成と編集に関係する各種機能を実現する。
また、CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS)も実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネントとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、メインメモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、システムコントローラ102は、シリアルバスなどを介してグラフィクスコントローラ104との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ104は、タブレットコンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD17Aを制御する表示コントローラである。グラフィクスコントローラ104によって生成される表示信号はLCD17Aに送られる。LCD17Aは、表示信号に基づいて画面イメージを表示する。LCD17Aの上層には、画面上の指の接触位置を検知するためのセンサとしてタッチパネル17Bが配置されている。さらに、LCD17Aの下層には、画面上のペン100の接触位置を検知するためのセンサとしてデジタイザ17Cが配置されている。タッチパネル17Bは、LCD17Aの画面上で入力を行うための静電容量式のポインティングデバイスである。指が接触される画面上の接触位置及び接触位置の動き等はタッチパネル17Bによって検出される。デジタイザ17CはLCD17Aの画面上で入力を行うための電磁誘導式のポインティングデバイスである。ペン100が接触される画面上の接触位置及び接触位置の動き等はデジタイザ17Cによって検出される。
無線通信デバイス107は、無線LANまたは3G移動通信などの無線通信を実行するように構成されたデバイスである。
EC108は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含むワンチップマイクロコンピュータである。EC108は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じてタブレットコンピュータ10を電源オンまたは電源オフする機能を有している。
次に、本実施形態における手書き入力プログラム202により実現される機能構成について、図3を参照しながら説明する。CPU101は、手書き入力プログラム202を実行することにより、入力判別部30、データ生成部40、表示処理部50等の機能を実現する。
入力判別部30は、タッチスクリーンディスプレイ17により検出される画面上の接触位置及び接触位置の動きをもとに、ペン100や指などを用いた入力操作に応じて実行すべき処理を判別する。入力判別部30は、表示処理部50がLCD17Aに表示するユーザインタフェース画面に基づいて、ペン100や指などを用いた入力操作に応じて入力されるデータが、データ生成部40によるノートデータ(手書きページデータ)などを生成するためのデータ(ストロークデータ)であるか、あるいは表示処理部50により表示されるユーザインタフェース画面に対する操作(ジェスチャ操作等)を示すデータであるかを判別する。
入力判別部30は、タッチスクリーンディスプレイ17により検出される画面上の接触位置及び接触位置の動きをもとに、ペン100や指などを用いた入力操作に応じて実行すべき処理を判別する。入力判別部30は、表示処理部50がLCD17Aに表示するユーザインタフェース画面に基づいて、ペン100や指などを用いた入力操作に応じて入力されるデータが、データ生成部40によるノートデータ(手書きページデータ)などを生成するためのデータ(ストロークデータ)であるか、あるいは表示処理部50により表示されるユーザインタフェース画面に対する操作(ジェスチャ操作等)を示すデータであるかを判別する。
データ生成部40は、表示処理部50がLCD17Aに表示する各種機能用のユーザインタフェース画面を通じて入力されるストロークデータをもとに、各種データを生成する。データ生成部40は、ノートデータ生成部40a、タイムラインデータ生成部40b、スクラップノートデータ生成部40c、タグデータ生成部40dを含む。
ノートデータ生成部40aは、ノートビュー表示部50d(後述する)により表示される画面(ノートビュー画面)を通じで入力されるストロークデータをもとに、ノートファイルに含まれるページ単位でページデータ(手書きページデータ)を作成する。ノートデータ生成部40aは、複数のノートファイルをノートデータ60aとして記録デバイス106に記録する。また、ノートデータ生成部40aは、ページに関する各種情報、例えば作成日時、更新日時、アクセス日時、タグの有無(タグの種類)、ファイルロック、テンプレート種類、用紙設定などの情報を、それぞれのページと対応づけてノートデータ60aとして記録する。
タイムラインデータ生成部40bは、タイムラインノート表示部50f(後述する)により表示される画面(タイムラインノート画面)を通じて入力されるストロークデータをもとに、ページデータと日時データとを対応づけたタイムラインデータ60bを生成して、記録デバイス106に記録する。
スクラップノートデータ生成部40cは、手書き入力プログラム202とは別のアプリケーションプログラム203(例えば、ブラウザ、画像編集プログラム、文書作成プログラムなど)と連携し、スクラップノート表示部50g(後述する)により表示される画面を通じて、アプリケーションプログラム203により表示される画面からユーザが指定する画面全体あるいは画面一部を記録するスクラップノートデータ60cを生成して、記録デバイス106に記録する。スクラップノートデータ60cは、スクラップノート表示部50gによるスクラップノート画面の表示に用いられる。また、スクラップノートデータ60cは、スクラップノート画面を通じてページデータにインポートすることができる。
タグデータ生成部40dは、タグ処理画面表示部50n(後述する)を通じて入力されるストロークデータをもとに、タグデータ60dを生成して、記録デバイス106に記録する。
表示処理部50は、各種機能に応じたユーザインタフェース画面をLCD17Aに表示する。表示処理部50は、ユーザインタフェース画面に対する操作、例えばオブジェクト(ノートアイコン、ページ、ボタンアイコン、ガジェットアイコン等)の選択操作やページの編集操作など、に応じた表示処理をする。表示処理部50は、デスクトップ/ドロア表示部50a、デスクトップノート表示部50b、簡易ページ一覧表示部50c、ノートビュー表示部50d、ノートプロパティ表示部50e、タイムラインノート表示部50f、スクラップノート表示部50g、検索画面表示部50h、参照画面表示部50m、タグ処理画面表示部50nを含む。
デスクトップ/ドロア表示部50aは、手書き入力プログラム202による基本画面であるデスクトップ/ドロア画面を表示する。デスクトップ/ドロア表示部50aは、デスクトップ/ドロア画面において、1以上のページ(1以上の手書きページ)を含むノートファイルに対応するノートアイコンを表示する。デスクトップ/ドロア表示部50aは、デスクトップ/ドロア画面に、作成済みのノートファイルを表すノートアイコンを表示するための領域(ストレージ領域)と、ストレージ領域から移動された作業中のノートファイルを表すノートアイコンを表示するための領域(テンポラリ領域)とを設け、それぞれにノートアイコンを表示する(詳細については後述する)。ストレージ領域とテンポラリ領域には、それぞれ複数のノートアイコンを表示することができる。デスクトップ/ドロア表示部50aは、テンポラリ領域あるいはストレージ領域に表示された複数のノートアイコン内のあるノートアイコンを指定する入力操作があった場合に、この入力操作に応じてこのノートアイコンを選択し、このノートアイコンをこのノートファイル内の1以上のページを操作可能な形態(デスクトップノート画面または単にデスクトップ画面と称する)へ移行させる遷移画像(アニメーションを含む)を表示する。また、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ストレージ領域の表示範囲を拡大して、複数のノートアイコンをグリッド状に配置したグリッド表示に切り替えることができる。
デスクトップノート表示部50bは、デスクトップ/ドロア画面において選択されるノートアイコンに対応するノートファイルについて、ページ編集をするためのデスクトップノート画面を表示する。ページ編集には、例えば閲覧対象とするページへの表示切り替え(ページ送り、ページ戻し)、ページ挿入(追加)、ページコピー/ペーストなどがある。また、デスクトップノート表示部50bは、デスクトップノート画面に、他の機能に移行するための複数の機能アイコンや複数のボタンアイコンを表示する。機能アイコンには、例えばノートデータ生成機能に移行するためのペンアイコン、タイムラインノート機能に移行するためのカレンダーアイコン、スクラップノート機能に移行するためのスクラップノートアイコン、タグ機能に移行するためのタグアイコンなどを含む。
簡易ページ一覧表示部50cは、デスクトップ/ドロア画面のストレージ領域(グリッド表示)に表示されているあるノートアイコンが入力操作によって指定された場合に、この指定されたノートアイコンに対応するノートファイルに含まれるページの一覧を表示するための簡易ページ一覧画面を表示する。
ノートビュー表示部50dは、ペン100を用いた手書き入力操作に応じて手書き文書(ページ)を作成あるいは編集可能なノートビュー画面を表示する。ノートビュー表示部50dは、例えば、ページ一覧画面又は簡易ページ一覧画面中からのページ選択に応じて、またはデスクトップノート画面におけるページ選択や機能アイコン(ペンアイコン)やボタンアイコンの選択、等に応じて、ノートビュー画面を表示する。ノートビュー画面では、ペン100を用いた手書き入力操作に応じたストロークをページ上に書くことができる。さらに、他のアプリケーションプログラムにより作成された画像データやテキストデータ、スクラップノート機能により作成されたスクラップノートから選択したデータ等をページ上にコピーすることもできる。ノートビュー表示部50dは、ノートビュー画面において、ストロークデータを入力するための各種ツールを提供する。例えば、ペン100を用いた入力操作に応じて表示するストローク(軌跡)の太さや色、表示されたストローク(軌跡)を消去する消しゴムの太さなどを設定する設定ツールを提供する。
ノートプロパティ表示部50eは、デスクトップノート画面において、例えばボタンアイコンの選択によりノートファイルのプロパティ表示が指示された場合に、ページ編集の対象としているノートファイルについてのプロパティを表示するノートプロパティ画面を表示する。
タイムラインノート表示部50fは、デスクトップノート画面において、機能アイコン(カレンダーアイコン)が選択された場合に、タイムラインデータ機能により日時データとページデータとを対応づけたタイムラインデータを生成するためのタイムラインデータ画面を表示する。
スクラップノート表示部50gは、連携するアプリケーションプログラム203が起動された場合に、アプリケーションプログラム203が表示す画像をキャプチャした画面を表示し(キャプチャモード)、スクラップノートデータ60cに追加する画面全体あるいは画面一部の画像をユーザ操作に応じて選択(クリップ)する画面を表示する。スクラップノートデータ60cに追加する画像には、ペン100を用いた手書き入力操作によって、手書き文字等(ストロークデータ系列)を追加することができる。また、スクラップノート表示部50g、デスクトップノート画面において、機能アイコン(スクラップノートアイコン)が選択された場合に、スクラップノートデータ60cをもとにスクラップノート画面を表示する。スクラップノート表示部50gは、スクラップノートデータ60cに含まれる画像を一覧表示し、この一覧中から選択された画像をページに貼り付けることができる。
検索画面表示部50hは、デスクトップ/ドロア画面、デスクトップノート画面、ノートビュー画面等において表示される検索アイコンが選択された場合に、検索機能によりノートファイルあるいはページを検索するための検索画面を表示する。検索画面では、例えば、ペン100を用いた手書きによって、検索キーとするストローク系列を入力することができる。
参照画面表示部50mは、検索機能によって検索キー(ストローク系列)をもとに検索されたページを表示する。参照画面表示部50mは、例えば検索キーに該当するストローク系列を含むページをサムネイル一覧により表示し、またサムネイル一覧から指定されたページを拡大表示することができる。また、参照画面表示部50mは、サムネイルあるいはページの表示画面において、検索キーに該当するストローク系列部分を、ハイライト表示するなどの他の部分とは異なる形態により表示する。また、参照画面表示部50mは、ノートアイコンあるいはページの一覧表示において、ユーザに指定された属性データ(例えば、作成日、更新日、検索キーとの類似度、最終閲覧日、表示回数など)に応じて、ノートアイコンあるいはページをソートして一覧表示することができる(ソート機能)。また、参照画面表示部50mは、ノートアイコンあるいはページの一覧表示において、ユーザが指定する条件に該当するノートアイコンあるいはページのみを特定して表示することができる(フィルタ機能)。フィルタ機能では、例えばユーザが属性データ(例えば、ページに付加されたタグの種類など)を指定すると、属性データに該当するノートアイコンあるいはページのみをノートデータ60aから抽出して表示する。
タグ処理画面表示部50nは、デスクトップノート画面において、機能アイコン(タグアイコン)が選択された場合に、ページ編集の対象としているページにタグを付加する画面表示をする。例えば、タグ処理画面表示部50nは、デスクトップノート画面に表示されたページの予め決められた位置にタグを表す画像(例えば長方形のページ表示とは異なる色の画像)を付加する。また、タグ処理画面表示部50nは、メニュー中のタグアイコンボタンが選択された場合に、複数の種類の異なるタグを一覧表示するタグメニューを表示する。タグメニューには、例えば表示色の異なる複数のタグを表示する。タグ処理画面表示部50nは、タグメニュー中から選択されたタグをページに付加し、ページに付加されたタグを剥がす操作に応じて、タグをメニューに戻す画面を表示する。また、タグ処理画面表示部50nは、メニュー中のタグに対して手書き入力された文字等を表すストローク系列に応じて、タグにストローク(筆跡)を表示する。
次に、本実施形態におけるタブレットコンピュータ10の動作について説明する。まず、デスクトップ/ドロア表示部50aによるデスクトップ/ドロア画面の表示処理について説明する。
表示処理部50は、手書き入力プログラム202が起動されると、デスクトップ/ドロア表示部50aによりデスクトップ/ドロア画面をLCD17Aに表示する。
図4は、実施形態のデスクトップ/ドロア画面のノートファイルが作成されていない初期状態の表示例を示す図である。
デスクトップ/ドロア画面には、作成済みのノートファイルを表すノートアイコンを表示するためのストレージ領域71と、作業中のノートファイルを表すノートアイコンを表示するためのテンポラリ領域70が設けられている。また、デスクトップ/ドロア表示部50aは、デスクトップ/ドロア画面に応じた複数のボタンアイコン72a,72b,72c,72d,72e(コンテキストボタン)をデスクトップ/ドロア画面の下部に表示する。なお、各ボタンアイコン72a〜72dに対応する機能については後述する。
表示処理部50は、手書き入力プログラム202が起動されると、デスクトップ/ドロア表示部50aによりデスクトップ/ドロア画面をLCD17Aに表示する。
図4は、実施形態のデスクトップ/ドロア画面のノートファイルが作成されていない初期状態の表示例を示す図である。
デスクトップ/ドロア画面には、作成済みのノートファイルを表すノートアイコンを表示するためのストレージ領域71と、作業中のノートファイルを表すノートアイコンを表示するためのテンポラリ領域70が設けられている。また、デスクトップ/ドロア表示部50aは、デスクトップ/ドロア画面に応じた複数のボタンアイコン72a,72b,72c,72d,72e(コンテキストボタン)をデスクトップ/ドロア画面の下部に表示する。なお、各ボタンアイコン72a〜72dに対応する機能については後述する。
テンポラリ領域70には、ノートデータ生成機能によって生成されたページを含むノートファイルのノートアイコンが表示される。図4に示す例では、4つのノートアイコンを表示するノートアイコン領域781,782,783,784が設けられている。テンポラリ領域70は、所定の操作により表示範囲を拡張して、4つ以上のノートアイコンを表示することができる。
ストレージ領域71には、5つのノートアイコンを表示する第1領域751、第2領域752、第3領域753、第4領域754、及び第5領域755が設けられている。中央に配置された第1領域751は、予めノートファイルの編集場所として決められた位置を表している。第1領域751は、ストレージ領域71あるいはテンポラリ領域70から選択された編集対象とするノートアイコンの移動先となる。第1領域751に移動されたノートアイコンは、ノートファイルのページを操作可能な形態へ移行される。
他の4つの第2領域752〜第5領域755には、ストレージ領域71から指定されたノートアイコンを移動させることができる。ストレージ領域71では、表示画面の正方向に合わせて、ノートアイコンをグリッド状に整列して表示するのに対し、テンポラリ領域70では、4つの第2領域752〜第5領域755を表示画面の正方向に対して傾いた状態でノートアイコンを表示する。すなわち、テンポラリ領域70では、ノートアイコンは、作業中であることをユーザが直感的に認識できるように、乱雑な印象を与える配置にしている。
また、テンポラリ領域70の第1領域751の周辺には、複数の機能アイコン、例えばペンアイコン771、カレンダーアイコン772、スクラップノートアイコン773、タグアイコン774が表示されている。
ペンアイコン771は、ノートデータ生成機能への移行を指示するためのもので、ノートデータ生成機能を利用して手書き入力することを直感的に認識できるようにペン形状により表示される。
カレンダーアイコン772は、タイムラインノート機能への移行を指示するためのもので、アイコン中に年月日曜日を表す文字が表示される。
スクラップノートアイコン773は、スクラップノート機能への移行を指示するためのもので、スクラップノート機能によりスクラップノートデータ60cに追加された画像等がサムネイルにより表示される。
タグアイコン774は、タグ機能の実行を指示するためのもので、タグを表すように長方形により表示される。図4に示す例では、タグアイコン774は、2枚のそれぞれ異なる色のタグが含まれる。
なお、デスクトップ/ドロア画面では、第1領域751の周囲に配置された機能アイコンを利用できないものとする。デスクトップ/ドロア画面からデスクトップノート画面に移行する場合、デスクトップ/ドロア画面中の第1領域751と第1領域751の周囲に配置された機能アイコンを含む範囲が拡大されてデスクトップノート画面として表示される。機能アイコンは、デスクトップノート画面において、拡大表示された状態において利用できる。
図5及び図6は、デスクトップ/ドロア画面において表示されるノートアイコンの表示形態を説明するための図である。
実施形態では、実物のノート(クリアファイル)に書類(ページ)を綴じた状態を図形化したノートアイコンを用いる。図5は、ノート80を開いて、バインドするページ90を露出させた状態を示している。図6は、ノート80の表シート82を閉じた状態を示している。図6は、ノート80の表シート82が透明であるため、バインドした先頭ページの記載内容(手書き入力された筆跡など)が透けて見えていることを表している。表シート82の表面上端部81には、ノート80にバインドした書類(ページ)を識別するための識別情報(書類名など)が記載されている。
実施形態では、実物のノート(クリアファイル)に書類(ページ)を綴じた状態を図形化したノートアイコンを用いる。図5は、ノート80を開いて、バインドするページ90を露出させた状態を示している。図6は、ノート80の表シート82を閉じた状態を示している。図6は、ノート80の表シート82が透明であるため、バインドした先頭ページの記載内容(手書き入力された筆跡など)が透けて見えていることを表している。表シート82の表面上端部81には、ノート80にバインドした書類(ページ)を識別するための識別情報(書類名など)が記載されている。
図6に示すノートを図形化したノートアイコンには、バインドしたページの内容が表示されるため、ユーザは、容易にノートアイコンに対応するノートファイルの内容を容易に識別することができる。また、ノートアイコンに対して、ユーザが手書き入力によって識別情報を入力できるようにすることで、図6に示す表シート82の表面上端部81に記載した識別情報と同様にして、ノートアイコンに識別情報を表示することができる。これにより、ページの内容だけでなく、識別情報によってノートアイコンに対応するノートファイルの内容を識別することができる。なお、以下に示す図面には、ノートアイコンにおける識別情報を省略して示す。
次に、実施形態のデスクトップ/ドロア画面におけるノートアイコンの配置操作の一例について説明する。
図7は、複数のノートアイコンがテンポラリ領域70とストレージ領域71に配置されたデスクトップ/ドロア画面の一例を示している。デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートデータ生成機能によりノートデータ60aが記録された場合、ノートデータ60aをもとにノートアイコンをストレージ領域71に表示する。
図7は、複数のノートアイコンがテンポラリ領域70とストレージ領域71に配置されたデスクトップ/ドロア画面の一例を示している。デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートデータ生成機能によりノートデータ60aが記録された場合、ノートデータ60aをもとにノートアイコンをストレージ領域71に表示する。
図7では、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ストレージ領域71に4つのノートアイコン80A〜80Dを表示している。また、デスクトップ/ドロア表示部50aは、テンポラリ領域70の第1領域751ノートアイコン801、第2領域752にノートアイコン802、第5領域755にノートアイコン805を表示している。
デスクトップ/ドロア画面では、ペン100あるいは指によるタッチ操作によりノートアイコンの表示位置を移動させることができる。例えば、ノートアイコンが長押し(タッチした状態のまま所定の時間以上が経過)されると、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートアイコンをドラッグ操作が可能な状態にする。例えば、図7に示すストレージ領域71に表示されたノートアイコン80Aが長押しされ、テンポラリ領域70の第4領域754までドラッグされた後、ドロップされると(タッチ終了)、デスクトップ/ドロア表示部50aは、テンポラリ領域70の第4領域754にノートアイコン80Aを表示する。
また、テンポラリ領域70の第2領域752に配置されているノートアイコン802が同様に第3領域753にドラッグされると、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートアイコン802を第3領域753の位置に移動させる。また、既にノートアイコン80Dが表示されている第5領域755にノートアイコン80Dがドラッグされると、デスクトップ/ドロア表示部50aは、図8に示すように、ノートアイコン80Dを第5領域755に表示すると共に、第5領域755に表示していたノートアイコン805をノートアイコン領域784に表示する。すなわち、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートアイコン805とノートアイコン80Dの表示位置を入れ替える。
このようにして、テンポラリ領域70には、ストレージ領域71から任意のノートアイコンをドラッグ操作により配置することができ、またテンポラリ領域70内においても任意の位置にノートアイコンを配置することができる。これにより、例えば頻繁に使用するノートアイコン(ノートファイル)を操作が容易な位置に配置するなど、ノートアイコンをユーザの好みに合わせて配置できる。
図9は、テンポラリ領域70の5つの領域751,752m753m754,755に、ノートアイコン801,802,803,804,805をそれぞれ配置した例を示している。
なお、デスクトップ/ドロア表示部50aは、例えばテンポラリ領域70に表示した日時が新しい順番に4つのノートアイコン80A,80B,80C,80Dをストレージ領域71に表示する。なお、ページ編集の対象とした日時が新しい順番としても良い。また、ページ編集の対象とした回数が多い順に配置するようにしても良い。
なお、デスクトップ/ドロア表示部50aは、例えばテンポラリ領域70に表示した日時が新しい順番に4つのノートアイコン80A,80B,80C,80Dをストレージ領域71に表示する。なお、ページ編集の対象とした日時が新しい順番としても良い。また、ページ編集の対象とした回数が多い順に配置するようにしても良い。
次に、図10に示すフローチャートを参照して、デスクトップ/ドロア画面に対する入力操作に応じた表示処理について説明する。
デスクトップ/ドロア画面に対して、ユーザは、ペン100あるいは指等を用いたジェスチャ操作をすることで、他の機能への移行や画面切り替え等を指示することができる。ジェスチャ操作には、例えばタップ操作、ピンチアウト/ピンチイン操作、スワイプ操作、フリック操作、ドラッグ操作などがある。
デスクトップ/ドロア画面に対して、ユーザは、ペン100あるいは指等を用いたジェスチャ操作をすることで、他の機能への移行や画面切り替え等を指示することができる。ジェスチャ操作には、例えばタップ操作、ピンチアウト/ピンチイン操作、スワイプ操作、フリック操作、ドラッグ操作などがある。
入力判別部30は、デスクトップ/ドロア画面が表示されたタッチスクリーンディスプレイ17に対して入力操作があると(ステップA1、Yes)、この入力操作に応じた表示処理を表示処理部50に実行させる。
例えば、ストレージ領域71とテンポラリ領域70との境界線近傍において、例えば縦方向のピンチアウト操作あるいは境界線を上方向に移動させるドラッグ操作により、ストレージ領域71の拡張を指示する入力操作があると(ステップA6、Yes)、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ストレージ領域71の表示範囲を拡張してノートアイコンを一覧表示するノートアイコン一覧画面(ドロア画面)を表示する(ステップA7)。
図11は、ノートアイコン一覧画面(ドロア画面)の表示例を示している。図11に示すように、ノートアイコン一覧画面では、テンポラリ領域70aを縮小し、ストレージ領域71aを拡張している。ストレージ領域71aでは、グリッド状にノートアイコンを整列させて表示する。なお、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートアイコン一覧画面(ドロア画面)に応じた複数のボタンアイコン72d、72f,72g,72h(コンテキストボタン)を表示する。
ドロア画面においてテンポラリ領域70aがスワイプされた場合、あるいはストレージ領域71aにおいてピンチイン操作がされた場合には、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ストレージ領域71aを縮小し、テンポラリ領域70aを拡張することで、図9に示す元のデスクトップ/ドロア画面に表示を戻す。
デスクトップ/ドロア表示部50aは、ストレージ領域71aにおいて、例えば縦方向のスワイプ操作がされると、上下方向にドロア画面をスクロールさせて、1画面中に表示できない他のノートアイコンを表示させる。なお、デスクトップ/ドロア表示部50aは、図9に示すストレージ領域71において、例えば左右方向にスワイプ操作あるいはフリック操作がされると、ストレージ領域71内の画面をスクロールさせて、他のノートアイコンの表示に変更する。
図13に示すノートアイコン一覧画面(ドロア画面)において、ノートアイコンがタップ操作などにより指定されると(ステップA8、Yes)、デスクトップ/ドロア表示部50aは、簡易ページ一覧表示部50cにより簡易ページ一覧表示処理を実行させる。簡易ページ一覧表示部50cは、ノートアイコン一覧画面から指定されたノートアイコンに対応するノートファイルに含まれるページを展開した画面(簡易ページ一覧表示画面)を表示する(ステップA9)。
図12は、簡易ページ一覧表示画面の一例を示す図である。図12に示すように、簡易ページ一覧表示画面では、例えばノートファイルの先頭ページ(ページの外形を矩形とする)を中央に表示する。さらにノートファイルに複数のページが含まれている場合には、それぞれのページを一部が重複しないように配置をずらして表示する。複数のページを展開して表示することにより、ノートファイルのページ構成の概略を容易に把握することができる。なお、全てのページを展開するのではなく、予め決めた上限のページ数(例えば5ページ)を越えたページについては展開しないものとする。
簡易ページ一覧表示画面では、簡易なページ編集機能を実行可能とする。例えば、簡易ページ一覧表示部50cは、簡易ページ一覧表示画面にページ編集に関係する複数のボタンアイコンを表示する。簡易なページ編集機能では、例えば表示されたページに対する操作(図22参照)に応じたページの表示切り替え(ページ送り、ページ戻し)の他、ボタンアイコンの操作に応じたページ削除、ページ情報の表示、ノートビュー画面(ノートデータ生成機能)への移行、ページ挿入(追加)、ページコピー/ペーストなどを実行することができる。
また、表示切り替えにより表示されたページがタップされると(ステップA10、Yes)、簡易ページ一覧表示部50cは、ノートに対して手書き入力が可能なノートビュー画面(ノートデータ生成機能)へ移行させる。ノートビュー画面(ノートデータ生成機能)の詳細については後述する(ステップA11)。
また、簡易ページ一覧表示画面のページ以外の範囲でタップされると(ステップA12、Yes)、簡易ページ一覧表示部50cは、デスクトップ/ドロア表示部50aによるノートアイコン一覧画面(ドロア画面)に移行させる(ステップA7)。
また、ノートアイコン一覧画面(ドロア画面)では、ノートアイコンをドラッグして、テンポラリ領域70に移動させることができる。ストレージ領域71aに表示されたノートアイコンが長押しされると、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートアイコンをドラッグ操作が可能な状態にし、ドラッグ操作に応じてノートアイコンの表示位置を変更する(ステップA13,A14)。
図13は、ストレージ領域71aに表示されたノートアイコン80Jがドラッグされている画面の一例を示す。
ノートアイコン80Jがテンポラリ領域70aまでドラッグされると(ステップA15、Yes)、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートアイコン80Jの表示位置をそのままにして、デスクトップ/ドロア画面に表示を切り替え(ステップA16)る。
ノートアイコン80Jがテンポラリ領域70aまでドラッグされると(ステップA15、Yes)、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートアイコン80Jの表示位置をそのままにして、デスクトップ/ドロア画面に表示を切り替え(ステップA16)る。
図14は、ノートアイコン80Jのドラッグに応じて表示されたデスクトップ/ドロア画面の一例を示す図である。
ノートアイコン80Jがテンポラリ領域70の何れかの領域751〜755までドラッグされた後、ドロップされると(ステップA17、Yes)、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ドラッグ先の領域にノートアイコン80Jを表示する(ステップA18)。なお、ストレージ領域71のノートアイコン領域781〜784の何れかにドラッグされた場合、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ドラッグ先の何れかのノートアイコン領域にノートアイコン80Jを表示する。
ノートアイコン80Jがテンポラリ領域70の何れかの領域751〜755までドラッグされた後、ドロップされると(ステップA17、Yes)、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ドラッグ先の領域にノートアイコン80Jを表示する(ステップA18)。なお、ストレージ領域71のノートアイコン領域781〜784の何れかにドラッグされた場合、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ドラッグ先の何れかのノートアイコン領域にノートアイコン80Jを表示する。
なお、デスクトップ/ドロア表示部50aは、図4及び図9に示すように、デスクトップ/ドロア画面にボタンアイコン72a,72b,72c,72d,72eを表示し、図11に示すように、ノートアイコン一覧画面(ドロア画面)にボタンアイコン72d、72f,72g,72hを表示する。デスクトップ/ドロア表示部50aは、ボタンアイコン72a,72b,72c,72d,72e,72f,72g,72hを選択する操作、例えばボタンアイコンをタップする操作があった場合(ステップA19、Yes)、選択されたボタンアイコンに応じて処理を実行する(ステップA20)。
例えば、ボタンアイコン72aは、デスクトップノート画面への移行、ボタンアイコン72bは、ノートアイコン一覧画面(ドロア画面)への移行、ボタンアイコン72cは、ストレージ領域71への新規のノートアイコンの追加、ボタンアイコン72dは、ノートファイル(ページ)の検索機能の実行、ボタンアイコン72eは、手書き入力プログラム202の各種機能について設定をするための設定画面への移行を、それぞれ指示するために用いられるボタンアイコンである。また、ボタンアイコン72fは、デスクトップ/ドロア画面への移行、ボタンアイコン72gは、ストレージ領域71a,71に表示されるノートアイコンをソートするソート機能の実行、ボタンアイコン72hは、ストレージ領域71a,71に表示されるノートアイコンを、条件に該当するノートアイコンのみに特定するフィルタ機能の実行を、それぞれ指示するために用いられる。
なお、デスクトップ/ドロア表示部50aは、前述した機能以外に対応するボタンアイコンを表示するようにしても良い。また、1画面中に全てのボタンアイコンを表示できない場合には、ボタンアイコンの表示をスクロールして、ボタンアイコンの種類を変更するようにしても良い。
次に、デスクトップ/ドロア画面からデスクトップノート画面への移行について説明する。
図9に示すデスクトップ/ドロア画面において、ノートアイコンがタップ操作により選択された場合(ステップA2、Yes)、デスクトップ/ドロア表示部50aは、選択されたノートアイコンに対応するノートファイルについて、ページ編集をするためのデスクトップノート画面へ移行させる。
図9に示すデスクトップ/ドロア画面において、ノートアイコンがタップ操作により選択された場合(ステップA2、Yes)、デスクトップ/ドロア表示部50aは、選択されたノートアイコンに対応するノートファイルについて、ページ編集をするためのデスクトップノート画面へ移行させる。
デスクトップ/ドロア表示部50aは、テンポラリ領域70の中央に配置された第1領域751のノートアイコン801以外のノートアイコンがタップにより選択されると(ステップA3、Yes)、この選択されたノートアイコンをノートファイルのページを操作可能な形態(デスクトップノート画面)へ移行させる遷移画像(アニメーションを含む)を表示する(ステップA4)。
図15は、実施形態のデスクトップ/ドロア画面からデスクトップノート画面への移行表示を示すフローチャートである。図16(A)(B)(C)及び図17(A)(B)(C)は、デスクトップ/ドロア画面からデスクトップノート画面へ移行する際の遷移画像の一例を示している。遷移画像とは、デスクトップ/ドロア画面からデスクトップノート画面へ遷移する間、またはデスクトップノート画面からデスクトップ/ドロア画面へ遷移する間に表示される画像であればどのようなものであってもよい。デスクトップ/ドロア画面では、ノートアイコンの表示形態は少なくとも一以上のノートアイコンを選択可能な形態である。デスクトップノート画面では、ノートアイコンの表示形態は、対応するノートファイルのページを操作可能な形態である。
まず、デスクトップ/ドロア表示部50aは、タップ操作により選択されたノートアイコンの表示形態を変更する(ステップB1)。例えば、図16(A)のアイコン80Aが選択されると、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートアイコン80Aを同じ位置で僅かに拡大する。その後、デスクトップ/ドロア表示部50aは、図17(B)、図17(C)に示すように、ノートアイコン80Aを第1領域751の方向に移動させる。また、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートアイコン80Aの移動に伴って、ノートアイコン80Aを含む、ノートアイコン80Aの周辺のデスクトップ/ドロア画面を拡大表示する(ステップB2)。すなわち、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートアイコン80Aを第1領域751(センター方向)に移動させながら、第1領域751の周辺を拡大表示する遷移画像(アニメーションを含む)を表示する。
図17(A)に示すように、ノートアイコン80Aが第1領域751(センター位置)まで移動されると(ステップB3、Yes)、デスクトップ/ドロア表示部50aは、図6に示すノート80の表シート82を開く様子を表すように、図17(B)に示すように、ノートアイコンの表示形態を変化させる遷移画像(アニメーションを含む)を表示する(ステップB4)。すなわち、ノートファイルを編集可能な状態にするために、ノートファイル(ノート)を開いていることをユーザが認識できる遷移画像(アニメーションを含む)を表示する。
デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートファイルをオープンする表示が完了すると、デスクトップノート表示部50bによりノートファイルに含まれるページを展開する遷移画面(アニメーションを含む)を表示させる(ステップB5)。例えば、デスクトップノート表示部50bは、ノートファイルの先頭ページ(ページの外形を矩形とする)を中央に表示する。さらに、ノートファイルに複数のページが含まれている場合には、それぞれのページを一部が重複しないように配置をずらして表示する。複数のページを展開して表示することにより、ノートファイルのページ構成の概略を容易に把握することができる。なお、全てのページを展開するのではなく、予め決めた上限のページ数(例えば5ページ)を越えたページについては展開しないものとする。図17(C)は、ノートファイルに含まれる複数のページが展開された状態を示している。こうして、デスクトップ/ドロア画面からデスクトップノート画面への移行が完了する。
このようして、デスクトップ/ドロア画面においてノートアイコンがタッチ操作(タップ)により選択されると、ノートアイコンをノートファイルに含まれるページを展開した画面に遷移させる遷移画像(アニメーション)を表示する。従って、ユーザは、直感的に、ノートファイル内のページを操作可能な状態に移行したことを認識することができる。
なお、図9に示す第1領域751に配置されたノートアイコン801が選択(タップ)された場合(ステップA3、Yes)、デスクトップ/ドロア表示部50aは、ノートアイコンを第1領域751の方向に移動させる必要が無いため、センター(第1領域751)に配置されたノートアイコン用の遷移画像を表示する(ステップA5)。すなわち、デスクトップ/ドロア表示部50aは、デスクトップ/ドロア画面中の第1領域751に配置されたノートアイコン801と、ノートアイコン801の周囲を拡大表示する遷移画像を表示し、図17(A)に示す表示画面に遷移させた後、図17(B)、図17(C)のように画像を遷移させて、デスクトップノート画面に移行させる。
次に、図18に示すフローチャートを参照しながら、デスクトップノート画面に対する入力操作に応じた表示処理について説明する。図19は、デスクトップノート画面の表示例を示している。
デスクトップノート画面に対して、ユーザは、ペン100あるいは指等を用いたジェスチャ操作をすることで、他の機能への移行や画面切り替え等を指示することができる。ジェスチャ操作には、例えばタップ操作、ピンチアウト/ピンチイン操作、スワイプ操作、フリック操作、ドラッグ操作などがある。
デスクトップノート表示部50bは、デスクトップノート画面の移行時に、常に先頭ページを表示するだけでなく、前回のデスクトップノート画面において最後に表示したページを表示するようにしても良い。図19に示すデスクトップノート画面では、デスクトップノート表示部50bは、例えばノートファイルに含まれるページ901を表示すると共に、ページ901から配置をずらして複数のページ902,903,904,905を表示する。すなわち、ノートファイルは、複数のページ901,902,903,904,905それぞれの少なくとも一部分が視認可能で且つこれら複数のページ901,902,903,904,905が重なった形態で表示される。また、ページ901の右側には、ページ送りしたページ90Bを表示する。また、デスクトップノート表示部50bは、ノートファイル(第1領域751)の周辺には、例えばペンアイコン771、カレンダーアイコン772、スクラップノートアイコン773、タグアイコン774を表示する。
デスクトップノート画面中の何も表示されていない領域(デスクトップ)がタップされた場合(ステップC3、Yes)、デスクトップノート表示部50bは、図19に示すような、複数のボタンアイコン74a,74b,74c,74d,74e,74f,74gを表示する(ステップC4)。
デスクトップノート表示部50bは、ボタンアイコン74a,74b,74c,74d,74e,74f,74gを選択する操作、例えばボタンアイコンをタップする操作があった場合(ステップC13、Yes)、選択されたボタンアイコンに応じて処理を実行する(ステップC14)。
例えば、ボタンアイコン74aは、デスクトップ/ドロア画面への移行、ボタンアイコン74bは、ページ一覧画面(グリッド表示画面)への移行、ボタンアイコン74cは、デスクトップノート画面に表示されているページの削除、ボタンアイコン74dは、ページ情報の表示、ページアイコン74eは、ノートビュー画面(ノートデータ生成機能)への移行、ボタンアイコン74fは、ページの追加、ボタンアイコン74gは、ページコピーの実行を、それぞれ指示するために用いられる。
また、1画面中に全てのボタンアイコンを表示できない場合には、ボタンアイコンの表示をスクロールして、ボタンアイコンの種類を変更するようにしても良い。例えば、図19に示すボタンアイコンの他には、タグ機能に移行するためのボタンアイコンがある。
図20は、ボタンアイコン74bのタップに応じて表示するページ一覧画面(グリッド表示画面)の一例を示す図である。デスクトップノート表示部50bは、ノートファイルに含まれる全てのページをグリッド状に整列して表示する。デスクトップノート表示部50bは、1画面中に全てのページを表示できない場合、ページ一覧画面において、例えば縦方向のスワイプ操作がされると、上下方向にページ一覧画面をスクロールさせて、1画面中に表示できない他のページを表示させる。
なお、デスクトップノート表示部50bは、ページ一覧画面に応じた複数のボタンアイコン74h,74k,74m,74n(コンテキストボタン)を表示する。
また、ボタンアイコン74hは、デスクトップノート画面への移行(グリッド表示解除)、ボタンアイコン74kは、ページ一覧画面に表示されるページをソートするソート機能の実行、ボタンアイコン74mは、ページ一覧画面に表示されるページを、条件に該当するノートアイコンのみに特定するフィルタ機能の実行、ボタンアイコン74nは、ページに対する検索機能の実行を、それぞれ指示するために用いられる。なお、ページ一覧画面においてピンチイン操作がされた場合には、デスクトップノート表示部50bは、ボタンアイコン74hがタップされた場合と同様にして、グリッド表示を解除して、デスクトップノート画面へ戻る。
図21は、ボタンアイコン74dのタップに応じて表示するページ情報の表示画面(プロパティ画面)の一例を示す図である。ノートプロパティ表示部50eは、デスクトップノート画面のトップに表示しているページのページ情報をノートデータ60aから検索して、ページサムネイルと共に表示する。ページ情報には、図21に示すように、例えば作成日時、更新日時、アクセス日時、タグの有無(種類)、ファイルロック、テンプレート種類、用紙設定などがある。
また、デスクトップノート表示部50bは、デスクトップノート画面において、ページに対する入力操作(ページ操作)があった場合(ステップC1、Yes)、ページ操作に応じてページ表示を変更する(ステップC2)。デスクトップノート表示部50bは、ページ表示を変更する場合、ページの動きを遷移画像(アニメーション)によって表示するものとする。
図22は、ページ操作の一例を示す図である。
例えば、中央に表示されるページ901に対して左から右方向へのスワイプ操作(あるいはフリック操作)92aがあった場合、あるいはページ901からページ90Bへのスワイプ操作(あるいはフリック操作)92bがあった場合、デスクトップノート表示部50bは、ページ901をページ送りして、ページ90Bの位置に移動させると共に、ページ902を新たに中央に表示し、その他のページ903〜905をそれぞれ中央方向に移動させた位置に変更する。このページ操作により、1ページ毎にページを先に送る(ページをめくる)ことができる。
例えば、中央に表示されるページ901に対して左から右方向へのスワイプ操作(あるいはフリック操作)92aがあった場合、あるいはページ901からページ90Bへのスワイプ操作(あるいはフリック操作)92bがあった場合、デスクトップノート表示部50bは、ページ901をページ送りして、ページ90Bの位置に移動させると共に、ページ902を新たに中央に表示し、その他のページ903〜905をそれぞれ中央方向に移動させた位置に変更する。このページ操作により、1ページ毎にページを先に送る(ページをめくる)ことができる。
中央に表示されるページ901に対して右から左方向へのスワイプ操作(あるいはフリック操作)93aがあった場合、あるいはページ90Bからページ901へのスワイプ操作(あるいはフリック操作)93bがあった場合、デスクトップノート表示部50bは、ページ90Bに先送りしたページを中央位置に移動させると共に、その他のページを後方に移動させた位置に変更する。このページ操作により、1ページ毎にページを戻すことができる。
中央のページ901より左側の領域において、上から下方向へのスワイプ操作(あるいはフリック操作)94があった場合、デスクトップノート表示部50bは、ノートファイルに含まれる最後のページが中央に表示されるまで、その他の全てのページを1ページ毎に先に送る。これにより、ノートファイルに多数のページが含まれていても、簡単に最後のページを表示させることができる。
中央のページ901より左側の領域において、下から上方向へのスワイプ操作(あるいはフリック操作)95があった場合、デスクトップノート表示部50bは、ノートファイルに含まれる先頭のページが中央に表示されるまで、先に送った全てのページを1ページ毎に戻す。これにより、多数のページを先に送っていても、簡単に最初のページを表示させることができる。
なお、図22では、スワイプ操作94,95の方向を縦方向としているが、斜め方向であっても良い。また、スワイプ操作94,95によって最後のページあるいは先頭のページまでページ送り/戻しをしているが、スワイプ操作がされた画面上の距離に応じて、ページ送り/戻しするページの枚数を変化させても良い。また、フリック操作がされた場合には、操作の強さに応じてページ送り/戻しするページの枚数を変化させても良い。
中央のページ901の左側の上部領域81aにおいて、タップ操作96があった場合、デスクトップノート表示部50bは、デスクトップノート画面からデスクトップ/ドロア画面に移行させる。すなわち、デスクトップノート表示部50bは、図16(A)(B)(C)、図17(A)(B)(C)を用いて説明した遷移画像を、逆の方向で遷移させる。これにより、ユーザは、直感的に、ノートファイルに対するページの操作が終了されたことを認識できる。
中央のページ901に対してピンチアウト操作98がされた場合、デスクトップノート表示部50bは、図20に示すページ一覧画面(グリッド表示画面)に移行し、ノートファイルに含まれる全てのページをグリッド状に整列して表示する。従って、ピンチイン操作とピンチアウト操作により、図19に示すデスクトップノート画面とページ一覧画面(グリッド表示画面)とを簡単に切り替えることができる。
中央のページ901に対してタップ操作97がされた場合(ステップC5、Yes)、デスクトップノート表示部50bは、デスクトップノート表示部50bによりノートビュー画面(ノートデータ生成機能)を表示させる(ステップC6)。なお、ページアイコン74eへのタップ操作がされた場合も、デスクトップノート表示部50bは、ノートビュー画面への移行させる(ステップC6)。
図23は、ペン入力モード時に表示されるノートビュー画面とメニュー表示モード時に表示されるノートビュー画面との関係を示す。
表示処理部50は、ページ(手書きページ)の新規作成、および既存のページの閲覧および編集が可能なノートビュー画面を表示する。ノートビュー画面は2つの表示モードに対応する2種類の表示形態を有している。すなわち、表示処理部50(詳しくは、ノートビュー表示部50d)は2つのモード、つまり、ペン入力モードとメニュー表示モードとを有している。
表示処理部50は、ページ(手書きページ)の新規作成、および既存のページの閲覧および編集が可能なノートビュー画面を表示する。ノートビュー画面は2つの表示モードに対応する2種類の表示形態を有している。すなわち、表示処理部50(詳しくは、ノートビュー表示部50d)は2つのモード、つまり、ペン入力モードとメニュー表示モードとを有している。
ペン入力モードは手書き入力可能なモードである。このペン入力モードにおいては、表示処理部50は、図23の左部に示されるノートビュー画面を表示する。このノートビュー画面は手書き入力可能な画面である。このノートビュー画面において、破線で囲まれた矩形の領域は手書き可能な領域である。手書き可能な領域においては、デジタイザ17Cからの入力は描画のために使用され、タップ、スワイプ等のジェスチャを示すイベントとしては使用されない。一方、手書き可能な領域以外の領域においては、デジタイザ17Cからの入力はタップ、スワイプ等のジェスチャを示すイベントとしても使用され得る。タッチパネル17Bからの入力は、描画には使用されず、タップ、スワイプ等のジェスチャを示すイベントとして使用される。
ペン入力モードに対応するこのノートビュー画面には、ユーザによって選択された任意のノートファイル内の任意のページを表示することができる。ペン入力モードにおいては、できるだけ大きなサイズの手書き可能領域をノートビュー画面内に確保できるようにするために、必要最小限のユーザインタフェースが表示される。本実施形態では、ノートビュー画面の端部、例えば、上端部に、ペン100を使用したユーザの手書き入力操作を支援するためのユーザインタフェースが表示される。
このユーザインタフェースは、デジタイザ17Cからの入力に基づいて行われる描画の形態(描画の種類)をユーザが容易に切り替えることを可能にするためのグラフィカルユーザインタフェースである。例えば、描画の形態には、デジタイザ17Cからの入力に基づいて描画されるストロークの属性(色、太さ、形状、その他)、デジタイザ17Cからの入力に基づいて描画される消しゴムの軌跡(消去ストローク)の属性(太さ、形状、その他)、およびデジタイザ17Cからの入力に基づいて描画される範囲選択のための枠の属性(形状、その他)、等が含まれ得る。
このユーザインタフェースは、描画の形態(描画の種類)をユーザが容易に切り替えることを可能にするために、描画の複数の形態に対応する複数のアイコン(ボタン)501〜505を含む。これらアイコン501〜505は、手書き可能領域を狭めないようにするために、画面の上端部において横に一列に並べられている。
アイコン(ボタン)501〜505の各々は、手書き可能領域を狭めないようにするために、小さな丸のような形状を有している。これらアイコン(ボタン)501〜505の内のアイコン501、502、503は、手書きストロークを描画するための異なる3つの形態にそれぞれ対応している。つまり、アイコン501、502、503には、手書きストロークを描画するための異なる3つの形態がそれぞれ割り当てられている。
ここでは、アイコン501には、手書きストロークを描画するための形態として、例えば、色=黒、太さ(線幅)=nポイント、ペン先=鉛筆のようなペン種属性が割り当てられている。この場合、アイコン501は黒色で塗り潰された小さな丸を表す画像であってもよい。
アイコン502には、手書きストロークを描画するための別の形態として、例えば、色=赤、太さ(線幅)=mポイント、ペン先=ポールペンのようなペン種属性が割り当てられている。この場合、アイコン502は赤色で塗り潰された小さな丸を表す画像であってもよい。
アイコン503には、手書きストロークを描画するためのさらに別の形態として、例えば、色=黄、太さ(線幅)=2mポイント、ペン先=マーカのようなペン種属性が割り当てられている。この場合、アイコン503は黄色で塗り潰された小さな丸を表す画像であってもよい。
ユーザは、アイコン501、502、503のいずれかをペン100または指でタップするというシングルアクションを行うだけで、容易に使用すべき手書きストロークの描画の形態、つまり使用すべきペン種を切り替えることができる。
アイコン504は、ノートビュー画面上の範囲を選択するための描画の形態に対応している。つまり、アイコン504には、ノートビュー画面上の範囲を選択するための描画の形態、例えば、範囲選択のための矩形または自由枠を描画するための形態が割り当てられる。アイコン505は、ノートビュー画面上の手書きストロークを消去(透明にする)ことが可能な描画の形態に対応している。つまり、このアイコン505には、ノートビュー画面上の手書きストロークを消去(透明にする)ことが可能な描画の形態が割り当てられている。例えば、ページの背景色と同じ色でペン100の動きの軌跡(消去ストローク)を描画することにより、あるいは消去ストロークと他の手書きストロークとが交差する交差部分を透明にするための透明の属性を有する消去ストロークを描画することにより、ノートビュー画面上の任意の手書きストロークを消去することができる。
したがって、本実施形形態では、ユーザは、アイコン501、502、503、504、505のいずれかをペン100または指でタップするというシングルアクションを行うだけで、ペン種(赤ペン、黒ペン、マーカ)の切り替えだけでなく、ペンと範囲選択ツールと消しゴムツールとの間の切り替えをすることができる。アイコン501、502、503、504、505の内から選択されたアイコンは、強調表示される。この場合、選択されたアイコンのサイズを大きくしても良いし、選択されたアイコンの回りに飾り枠を表示しても良い。
例えば、黒ペンのアイコン501が選択(タップ)され、ペン100を用いて手書き入力されると、表示処理部50は、ペン100の動きに合わせて黒色のストローク(軌跡)をノートビュー画面上に表示する。また、ノートデータ生成部40aは、ノートビュー画面を通じて入力されるストロークデータをもとにページデータを生成する。
また、選択ボタン504が選択された場合、表示処理部50は、ペン100または指を用いたドラッグ操作に応じてノートビュー画面中で範囲選択する。
従来のインタフェースでは、ユーザは、例えば階層構造のメニューをたどりながら、色を選択する操作、太さを選択する操作などを含む複数の操作を行うことが必要とされる。またもし階層構造のメニューの代わりに、色を選択するためのメニューと、太さを選択するためのメニュー等とを含む複数のメニューを同時に画面上に表示すると、手書き可能領域が狭くなる。
本実施形態では、上述したように、異なる描画の形態がそれぞれ割り当てられる複数の小さなアイコン501〜505(ミニマムなペン)をノートビュー画面上に表示しているので、手書き可能領域を大きく取ることができ、かつシングルアクションでペン種(赤ペン、黒ペン、マーカ)、範囲選択、および消しゴムを素早く切り替えることができる。
ノートビュー画面上が指でスワイプされると、表示処理部50は、ノートビュー画面上に表示されるページを別のページに変更することができる。例えば、ノートビュー画面上が指で右方向に向けてスワイプされると、表示処理部50は、現在表示されているページの次のページをノートビュー画面上に表示する。現在表示されているページがあるノートファイルの第1頁である場合には、右方向へのスワイプに応じて、このノートファイルの第2頁がノートビュー画面上に表示される。
さらに、もしノートビュー画面上のアイコン以外の領域が指でタップされたならば、表示処理部50は、メニュー表示モードに遷移する。メニュー表示モードは上述の描画の複数の形態を設定するためのメニューを少なくとも表示可能なモードである。
このメニュー表示モードにおいては、表示処理部50は、図23の右部に示されるように、複数の小さなアイコン501〜505を含むユーザインタフェースの代わりに、このユーザインタフェースよりも大きなサイズを有する別のユーザインタフェース(ペンメニュー)をノートビュー画面上に表示する(円で囲まれているアイコン群)。つまり、円で囲まれているアイコン群を含むユーザインタフェースの面積は、複数の小さなアイコン501〜505を含むユーザインタフェースの面積よりも大きい。さらに、表示処理部50は、メニュー520aもノートビュー画面上に表示する。
メニュー表示モードにおいては、ノートビュー画面への手書き入力は行われない。このメニュー表示モードのノートビュー画面においては、デジタイザ17Cからの入力およびタッチパネル17Bからの入力の各々は、タップ操作、スワイプ操作、ピンチ操作等のジェスチャを示すイベントとして使用される。
メニュー表示モードのノートビュー画面上のペンメニューは、ペン入力モードで表示される複数の小さなアイコン501〜505がどのような機能に対応しているかをユーザが確認することを可能にする。さらに、ノートビュー画面上のペンメニューは、ユーザがアイコン501〜505に対応する描画の形態を設定(または変更)することを可能にし、またユーザが作成/編集しているページに適用可能な各種機能を呼び出すことを可能にする。
上述したように、ペン入力モードのノートビュー画面にはペン種切り替えのような最小限の機能が割り当てられた小さいサイズのユーザインタフェースが表示されるので、ユーザは、手書き入力可能領域を有効に活用でき、ページへの手書き入力に専念することができる。また、ユーザは、ノートビュー画面をタップするという簡単な操作を行うだけで、アイコン501〜505の機能を確認でき且つページに適用すべき機能(描画の形態の設定/変更を含む)の呼び出しが可能なメニュー表示モードに容易に切り替えることができる。
メニュー表示モードのノートビュー画面においては、複数の小さなアイコン501〜505を含むユーザインタフェースの代わりに、このユーザインタフェースよりも大きなサイズを有する別のユーザインタフェースであるペンメニュー等が表示される。このペンメニューは、デジタイザ17Cからの入力に基づいて行われる描画の上述の複数の形態に対応し、且つ複数の小さなアイコン501〜505と異なる複数の大きなアイコン(ボタン)511〜515を含む。ユーザは、アイコン511〜515を見ることにより、ペン入力モードで表示される複数の小さなアイコン501〜505にどのような機能が割り当てられているのかを容易に確認することができる。
アイコン511〜515の各々はこれらアイコンに対応する機能(描画の形態)をリアルに表現するための画像であってもよい。アイコン511〜515は上述の小さなアイコン501〜505にそれぞれ対応している。ペン入力モードにおいては、黒ペン、赤ペン、マーカー、選択(範囲選択)、消しゴムに対応する小さなアイコン511〜515がこの順に横一列に並べられているが、黒ペン、赤ペン、マーカー、選択、消しゴムに対応するアイコン511〜515はこの順に縦一列に並べられている。このようにペン入力モードとメニュー表示モードとで、アイコンの配置の縦横は変わるものの、黒ペン、赤ペン、マーカー、選択、消しゴムという順番は変わらない。したがって、ユーザはアイコン511〜515が上述の小さなアイコン501〜505にそれぞれ対応していることを理解しやすくなる。
アイコン511は上述の小さなアイコン501よりも大きく且つリアルなペンの画像(ここでは、ペンの側面図の画像)であってもよい。小さなアイコン501の上述の丸形状は、ペン先の正面図を模式的に表していたが、アイコン511はペンの側面図を表す立体感のある画像から構成され得る。アイコン511においては、ペンの先端は黒色で表示され、このペン先は現在設定されている黒ペンの太さに対応する太さで表示される。あるいは、図23に示されているように、ペン先の近くに、現在設定されている黒ペンの太さに対応する太さで黒色の線を表示しても良い。
アイコン512は上述の小さなアイコン502よりも大きく且つリアルなペンの画像(ここでは、ペンの側面図の画像)であってもよい。小さなアイコン502の上述の丸形状は、ペン先の正面図を模式的に表していたが、アイコン512はペンの側面図を表す立体感のある画像から構成される。アイコン512においては、ペンの先端は赤色で表示され、このペン先は現在設定されている赤ペンの太さに対応する太さで表示される。あるいは、図23に示されているように、ペン先の近くに、現在設定されている赤ペンの太さに対応する太さで赤色の線を表示しても良い。
アイコン513は上述の小さなアイコン503よりも大きく且つリアルなペンの画像(ここでは、ペンの側面図の画像)であってもよい。小さなアイコン503の上述の丸形状は、ペン先の正面図を模式的に表していたが、アイコン513はペンの側面図を表す立体感のある画像から構成される。アイコン513においては、ペンの先端は黄色で表示され、このペン先は現在設定されているマーカの太さに対応する太さで表示される。あるいは、図23に示されているように、ペン先の近くに、現在設定されているマーカの太さに対応する太さで、現在設定されているマーカの色(ここでは黄色)の線を表示しても良い。
同様に、アイコン514、515も、上述のアイコン504、505よりも大きく且つ且つリアルな画像から構成される。
細長形状を有するこれらアイコン511〜515は、これらアイコンの長手方向がノートピュー画面の横方向に延在するようにノートビュー画面上に縦に一列に並べられている。現在選択されているアイコンのノートビュー画面上の位置は自動的に変更される。例えば、アイコン502がユーザによって選択されている状態で表示モードがペン入力モードからメニュー表示モードに切り替えられた場合、あるいはペン入力モードのノートビュー画面上でアイコン512がユーザによって選択された場合には、アイコン512の位置が変更される。この場合、アイコン512として使用されるペンの画像を、図23に示されているように、他のアイコンのペン画像よりも画面の中心部に向けて突出するように表示しても良い。このように選択されたアイコンの表示位置を変更することにより、どのアイコンが現在選択されているのかをユーザに分かり易く呈示することができる。
表示処理部50は、アイコン511〜515のいずれかが左方向にスワイプされた場合(あるいは選択されているアイコンがさらにタップされた場合)、スワイプされたこのアイコンに対応する描画の形態を設定するための詳細設定メニューをノートビュー画面上に表示し得る。詳細設定メニューを操作することにより、ユーザは、スワイプされたアイコンに割り当てる描画の形態を変更することができる。また、詳細設定メニューを操作することにより、ユーザは、新たな描画の形態を作成することもできる。この場合、この新たな描画の形態が割り当てられた新規の小さなアイコンおよび大きなリアルなアイコンが、表示処理部50によってペン入力モードのノートビュー画面およびメニュー表示モードのノートビュー画面に表示される。
メニュー520aは、複数の機能が割り当てられた複数のアイコン(ボタン)を表示する。メニュー520aの内容、つまりメニュー520a内に表示される複数のアイコンの種類は、ノートビュー画面に表示されているページの内容に応じて自動的に変更される。サブメニューが関連付けられたアイコンを、メニュー520a内に表示することもできる。サブメニューが関連付けられたアイコンがタップされると、表示処理部50は、図24に示すようなサブメニューを表示する。ユーザは、サブメニューから目的の機能に対応するアイコンを選択することができる。
図24では、エクスポートアイコン(ボタン)521に対応するサブメニューの例と、ペーストアイコン(ボタン)522に対応するサブメニューの例を示している。エクスポートアイコン521はノートビュー画面に表示されているページを他の各種フォルダ等にエクスポートする機能が割り当てられたアイコンである。このエクスポートアイコン521がユーザによってタップされると、表示処理部50は、エクスポート先のフォルダに対応するアプリケーションプログラムのファイル形式等に対応する幾つかのアイコンを含むサブメニューを表示する。ペーストアイコン(ボタン)522は、ノートビュー画面に表示されているページに他のデータをペーストするための機能が割り当てられたアイコンである。
なお、図25に示すように、ペン入力モードのノートビュー画面に表示される幾つかのアイコンにサブメニューを割り当てることもでき、同様に、メニュー表示モードのノートビュー画面に表示される幾つかのアイコンにサブメニューを割り当てることもできる。
図25では、範囲選択のためのアイコン504にサブメニューが割り当てられ、また消しゴムのアイコン505にサブメニューが割り当てられている場合が想定されている。
アイコン504が指またはペン100によってタップされると、表示処理部50は、サブメニュー504aをノートビュー画面上に表示する。サブメニュー504aには、「矩形」、「自由枠」(フリーハンド枠)、「全選択」に対応する3つのアイコンが表示される。ユーザは、これら3種類の選択ツールの1つを選択することができる。「全選択」に対応するアイコンが選択された場合には、表示処理部50は、表示中のページ全体を選択することができる。
アイコン505が指またはペン100によってタップされると、表示処理部50は、サブメニュー505aをノートビュー画面上に表示する。サブメニュー505aには、消しゴムの太さ(消しゴムに対応する描画の太さ)を指定する3つのアイコンと、「全消去」を指定するアイコンとが表示される。
メニュー表示モードのノートビュー画面においても、アイコン514に関連づけてサブメニュー504aと同様の内容のサブメニューを表示し得、またアイコン515に関連づけてサブメニュー505aと同様の内容のサブメニューを表示し得る。
メニュー表示モードのノートビュー画面において、アイコン511〜515のいずれかが左方向に指またはペン100によってスワイプされた場合(あるいは選択されているアイコンが指またはペン100によってさらにタップされた場合)、表示処理部50は、図25の右部に示すように、スワイプされたこのアイコン(ここではアイコン512)をノートビュー画面の中央に表示すると共に、他の各アイコンをグレーアウトする。そして、表示処理部50は、ノートビュー画面上に、メニュー520aの代わりに、別のメニュー520cを表示する。メニュー520c内の例えば「編集」アイコンが指またはペン100によってタップされると、表示処理部50は、描画の形態を設定するための詳細設定メニュー530をノートビュー画面上に表示する。ユーザは、詳細設定メニュー530を操作することによって、アイコン512(つまりアイコン502)に割り当てるべきペン先種別(毛筆、万年筆、鉛筆、ボールペン、マーカ)と、色と、太さと、濃さとを指定することができる。なお、
図26は範囲選択動作を示す。
ここでは、矩形の枠を用いて範囲選択する場合を想定する。範囲選択のためのアイコン504が指またはペン100によったタップされると、表示処理部50は、範囲選択モードに移行する。そして、表示処理部50は、図26の左部に示すように、ペン入力モードのノートビュー画面上の指又はペン100の移動操作に基づいて矩形の枠550を、アイコン504に割り当てられた形態でノートビュー画面上に描画する。
図26は範囲選択動作を示す。
ここでは、矩形の枠を用いて範囲選択する場合を想定する。範囲選択のためのアイコン504が指またはペン100によったタップされると、表示処理部50は、範囲選択モードに移行する。そして、表示処理部50は、図26の左部に示すように、ペン入力モードのノートビュー画面上の指又はペン100の移動操作に基づいて矩形の枠550を、アイコン504に割り当てられた形態でノートビュー画面上に描画する。
例えば、指またはペン100がノートビュー画面上に接触した状態で右下に向けて移動(ドラッグ操作)された後にノートビュー画面から離されると、指またはペン100のノートビュー画面上の最初の接触位置(ドラッグ開始位置)を左上頂点、離された位置を右下頂点とする矩形の枠550が描画される。表示処理部50は、この矩形の枠550内に含まれる手書き文字のようなオブジェクトを選択する。選択箇所(矩形の枠550内の領域)は、図26の左部に示すように、移動可能な状態(フローティング状態)となる。この場合、表示処理部50は、選択箇所が移動可能であることをユーザに呈示するために、矩形の枠550に影線を付加してもよい。ユーザは、指またはペン100によって選択箇所を移動または回転することができる。また、ユーザは、選択箇所上でピンチイン操作またはピンチアウト操作を行うことにより、選択箇所を縮小または拡大することもできる。
さらに、表示処理部50は、ノートビュー画面の下部に、拡張/縮小アイコン、回転アイコン、ゴミ箱アイコン、検索アイコン等を含むサブメニューを表示する。これらアイコンのいずれかが指またはペン100よってタップされると、表示処理部50は、タップされたアイコンに割り当てられた機能を選択箇所に対して実行する。例えば、表示処理部50は、選択箇所の縮小/拡大、選択箇所の回転、選択箇所の削除、または検索画面の表示といった処理を実行する。例えばゴミ箱アイコン530がタップされた場合には、表示処理部50は、矩形の枠550によって囲まれた選択箇所をゴミ箱アイコン530に向けて移動する。選択箇所の移動中に、表示処理部50は、選択箇所のコンテクストをグレーアウトする。これによって選択箇所のコンテクストは、移動中にノートビュー画面上から消える。
図28は、ペン入力モードのノートビュー画面の例を示す。図28に示すように、ペン入力モードのノートビュー画面上には、ページの全体が表示される。ここでは、手書きの数式、手書き文字、手書きグラフが既に書かれているページが表示された場合が想定されている。ユーザは、この手書きのページ上に新たな手書き文字を書いたり、既に書かれている手書き文字の削除等を行うことができる。
いま、アイコン501が選択されている場合を想定する。この場合、表示処理部50は、ノートビュー画面上のペン100の動きに応じたデジタイザ17Cからの入力に基づき、ストローク(ストロークの軌跡)をアイコン501に対応する形態(例えば、色、太さ、等)でページ上に描画する。ユーザによってアイコン502がタップされると、今度は、表示処理部50は、ノートビュー画面上のペン100の動きに応じたデジタイザ17Cからの入力に基づき、ストローク(ストロークの軌跡)をアイコン502に対応する形態(例えば、色、太さ、等)でページ上に描画する。
このページがユーザの指によってタップされると、表示処理部50は、タッチパネル17Bからノートビュー画面に対する接触(ここではタップ)による入力を受け取る。表示処理部50は、この入力に応答して、ペン入力モードからメニュー表示モードに移行し、ノートビュー画面の内容を図29に示すような内容に変更する。このように、本実施形態では、タッチパネル17Bからのノートビュー画面に対する接触による入力に応答してペン入力モードからメニュー表示モードへの切り替えが行われる。ノートビュー画面への描画はデジタイザ17Cからの入力に基づいて行われるので、指で画面がタップされても描画が行われることはない。したがって、ユーザは、指で画面をタップするという操作を行うだけで、容易にメニュー表示モードへ切り替えることができる。
図29に示されているように、表示処理部50は、メニュー表示モードに遷移すると、上述のアイコン501〜505に代えて、リアルなペンの画像をそれぞれ含む複数のアイコン511〜515をノートビュー画面上に表示する。ペン入力モードのノートビュー画面においてアイコン501が選択されていたので、アイコン501に対応するアイコン511が、他のアイコン512〜515とは異なる位置に表示される。さらに、表示処理部50は、メニュー520aをノートビュー画面上に表示する。メニュー520aには、デスクトップノート画面(図19)に戻るための「デスクトップ」アイコンの他、「アンドゥ−」、「リドゥ−」、「コピー」、「ペースト」、「シェア」、「検索」等の機能に対応するアイコンが表示される。
もしユーザによってアイコン512がタップされたならば、表示処理部50は、図30に示すように、アイコン511を他のアイコンと同じ位置に整列させると共に、アイコン512の位置を変更する。もしこの状態でノートビュー画面が指によってタップされると、表示処理部50は、描画の形態をアイコン512に割り当てられた形態に変更し、そしてペン入力モードのノートビュー画面を表示する。ペン入力モードのノートビュー画面では、アイコン511に対応するアイコン502が強調表示される。表示処理部50は、ノートビュー画面上のペン100の動きに応じたデジタイザ17Cからの入力に基づき、ストローク(ストロークの軌跡)をアイコン502に割り当てられた形態(例えば、色、太さ、等)でページ上に描画する。
図31〜図35は、ペン入力モードのノートビュー画面からメニュー表示モードのノートビュー画面への遷移過程を示す。
表示処理部50は、ペン入力モードからメニュー表示モードへの切り替えの際に、小さなアイコン501〜505とリアルなペンのアイコン511〜515との対応関係を表現可能なアニメーションを遷移画像として使用して、リアルなペンのアイコン511〜515をノートビュー画面上に表示する。すなわち、図31の画面が指によってタップされると、表示処理部50は、図32、図33に示すように、アイコン501〜505がノートビュー画面の右端部において縦に一列に並ぶようにアイコン501〜505を徐々に連続して移動させる。アイコン501〜505がノートビュー画面の右端部において縦に一列に並ぶと、表示処理部50は、図34に示すように、アイコン501〜505の代わりに、リアルなペンのアイコン511〜515をノートビュー画面に表示する。そして、表示処理部50は、図35に示すように、現在選択されている描画の形態に対応するアイコン(ここでは、アイコン512)の位置を変更すると共に、ノートビュー画面の下端部にメニュー520aを表示する。
表示処理部50は、ペン入力モードからメニュー表示モードへの切り替えの際に、小さなアイコン501〜505とリアルなペンのアイコン511〜515との対応関係を表現可能なアニメーションを遷移画像として使用して、リアルなペンのアイコン511〜515をノートビュー画面上に表示する。すなわち、図31の画面が指によってタップされると、表示処理部50は、図32、図33に示すように、アイコン501〜505がノートビュー画面の右端部において縦に一列に並ぶようにアイコン501〜505を徐々に連続して移動させる。アイコン501〜505がノートビュー画面の右端部において縦に一列に並ぶと、表示処理部50は、図34に示すように、アイコン501〜505の代わりに、リアルなペンのアイコン511〜515をノートビュー画面に表示する。そして、表示処理部50は、図35に示すように、現在選択されている描画の形態に対応するアイコン(ここでは、アイコン512)の位置を変更すると共に、ノートビュー画面の下端部にメニュー520aを表示する。
なお、このアニメーションとしては、小さなアイコン501〜505とリアルなペンのアイコン511〜515との対応関係をユーザに呈示可能な他の任意のアニメーションを使用し得る。例えば、アイコン501〜505の移動の途中でアイコン501〜505をアイコン511〜515に変更してもよい。
図36のフローチャートは、表示処理部50によって実行される処理手順を示す。
上述したように、表示処理部50は、デスクトップノート画面からペン入力モードに遷移することができ、またページ一覧画面からペン入力モードに遷移することができ、さらに、簡易ページ一覧画面からペン入力モードに遷移することができる。
上述したように、表示処理部50は、デスクトップノート画面からペン入力モードに遷移することができ、またページ一覧画面からペン入力モードに遷移することができ、さらに、簡易ページ一覧画面からペン入力モードに遷移することができる。
デスクトップノート画面からペン入力モードに遷移する場合においては、表示処理部50は、図19で説明したように、複数のノートから選択される第1ノートを、第1ノート内の複数のページそれぞれの少なくとも一部分が視認可能で且つこれら複数のページが重なった形態でデスクトップノート画面上に表示する。そして、表示処理部50は、ユーザによって行われる操作に応じてページ送り動作等を実行する。そしてユーザによって行われるページ選択操作またはペンアイコンのタップ操作に応じて、表示処理部50は、ペン入力モードに遷移して、複数のページ内の現在の先頭ページと、描画の複数の形態に縦凹する複数の第1アイコン501〜505(ミニマムなペン)を、ノートビュー画面(ペン入力モード画面)に表示する(ステップS101)。
一方、ページ一覧画面からペン入力モードに遷移する場合においては、表示処理部50は、図19で説明したように、複数のノートから選択される第1ノートを、第1ノート内の複数のページそれぞれの少なくとも一部分が視認可能で且つこれら複数のページが重なった形態でデスクトップノート画面上に表示する。そして、表示処理部50は、ユーザによって行われるグリッド表示のための操作に応じて、図20で説明したように、複数のページに対応する複数のサムネイルをページ一覧画面上に表示する。サムネイルとは、対応するページに対応する画面イメージを縮小したものである。ページ一覧画面上の複数のサムネイル内のあるサムネイル(第1のサムネイル)が選択された場合、表示処理部50は、ペン入力モードに遷移して、第1のサムネイルに対応するページと、描画の複数の形態に対応する複数の第1アイコン501〜505(ミニマムなペン)とを、ノートビュー画面に表示する(ステップS101)。
ユーザは小さい複数のアイコン501〜505のいずれかをペン100または指でタッチすることにより、描画の形態を指定することができる。ユーザはペン100を使用してノートビュー画面上で手書き入力操作を行うことができる。この場合、表示処理部50は、手書き入力操作に対応する座標系列をデジタイザ17Cから受け取る。このデジタイザ17Cからの入力に基づき、表示処理部50は、選択されるアイコンに対応する形態で、ペン100の動きに対応する軌跡をノートビュー画面上に描画する(ステップS102)。例えば、アイコン501が選択されているならば、表示処理部50は、デジタイザ17Cからの入力に基づき、アイコン501に対応する描画の形態、つまり手書きストロークを描画するための第1の形態(色=黒、太さ(線幅)=nポイント、ペン先=鉛筆)でストロークをノートビュー画面上に描画(表示)する。もしアイコン502がタップされたならば、表示処理部50は、使用すべき描画の形態を、アイコン502に対応する形態(色=赤、太さ(線幅)=mポイント、ペン先=ポールペン)に切り替える。そして、表示処理部50は、デジタイザ17Cからの入力に基づき、切り替えられた形態でストロークをノートビュー画面上に描画(表示)する。
ノートビュー画面上が指でタップ操作(接触操作)されると、表示処理部50は、そのタップ操作を示すイベントをタッチパネル17Bから受信することができる。表示処理部50は、表示モードを上述のペン入力モードと上述のメニュー表示モードとの間で切り替えるモード切り替え部を備えており、ノートビュー画面が指でタップされたか否かを判定する(ステップS103)。表示処理部50は、上述のイベントの受信に応答して、つまり、タッチパネル17Bからのノートビュー画面に対する接触による入力に応答して、ノートビュー画面が指でタップされたと判定する。
ペン入力モードにおいてノートビュー画面が指でタップされたならば(ステップS103のYES)、表示処理部50は、表示モードをペン入力モードからメニューモードに切り替える。そして、表示処理部50は、上述の複数の第1アイコン501〜505(ミニマムなペン)に代えて、複数の第2アイコン511〜515(リアルなペン)をノートビュー画面に新たなユーザインタフェースとして表示する(ステップS104)。ステップS104では、表示処理部50は、メニュー520aもノートビュー画面上に上述の新たなユーザインタフェースの一部として表示する。
メニュー表示モードにおいてノートビュー画面が指でタップされたならば(ステップS105のYES)、表示処理部50は、表示モードをペン入力モードに戻す。そして、表示処理部50は、メニュー520aを非表示にすると共に、複数の第2アイコン511〜515(リアルなペン)に代えて、複数の第1アイコン501〜505(ミニマムなペン)ノートビュー画面に表示する(ステップS106)。
以上説明したように、本実施形態においては、手書き入力可能なペン入力モードにおいては、デジタイザ17Cからの入力に基づいて行われる描画の複数の形態に対応する複数のアイコン501〜505を含み、第1サイズを有するユーザインタフェースがノートビュー画面上に表示される。そして、複数のアイコン501〜505の1つが選択される場合、デジタイザ17Cからの入力に基づいて、選択されるアイコンに対応する形態で画面上への描画が行われる。したがって、ユーザは、アイコン501、502、503のいずれかをペン100または指でタップするというシングルアクションを行うだけで、容易に描画の形態(ペン種など)を切り替えることができる。
また、複数の形態を設定するためのメニューを少なくとも表示可能なメニュー表示モードにおいては、複数の形態に対応する複数のアイコン511〜515を含み、第1サイズよりも大きい第2サイズを有する別のユーザインタフェースがノートビュー画面上に表示される。よって、ユーザは、必要に応じてメニュー表示モードを使用することにより、アイコン501〜505に対応する描画の形態を確認したり、任意の描画形態の設定/変更あるいは他の各種操作を行うことができる。
このように、ペン入力モードとメニュー表示モードとの2つのモードを使用し、且つペン入力モードとメニュー表示モードとの間でユーザインタフェースを変更することにより、ペン入力モードにおける手書き可能領域を大きく取ることができる。よって、多くの手書き文字や手書き図表等を含む手書きデータを容易に閲覧又は作成することが可能となり、手書きデータを容易に扱うことができる。
なお、本実施形態の手書き文書に対する各種処理はコンピュータプログラムによって実現することができるので、このコンピュータプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのコンピュータプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…タブレットコンピュータ、202…手書き入力プログラム、30…入力判別部、40…データ生成部、50…表示処理部。
Claims (13)
- 第1モードにおいて、第1センサからの入力に基づいて行われる描画の複数の形態に対応する複数の第1アイコンを含み、第1サイズを有する第1ユーザインタフェースを画面上に表示し、前記複数の形態を設定するためのメニューを少なくとも表示可能な第2モードにおいて、前記複数の形態に対応する複数の第2アイコンを含み、前記第1サイズよりも大きい第2サイズを有する第2ユーザインタフェースを前記画面上に表示する表示処理手段と、
前記表示処理手段のモードを前記第1モードと前記第2モードとの間で切り替える切り替え手段とを具備し、
前記表示処理手段は、前記第1モードにおいて前記複数の第1アイコンの1つが選択される場合、前記第1センサからの入力に基づいて、前記複数の第1アイコンの前記1つに対応する第1の形態で前記画面上への描画を行う、電子機器。 - 前記切り替え手段は、前記第1モードにおいて、前記第1センサとは異なる第2センサからの前記画面に対する接触による入力に応答して、前記第1モードから前記第2モードに切り替える請求項1記載の電子機器。
- 前記複数の第1アイコンは、手書きストロークの描画の第1の形態に対応する第1のアイコンと、手書きストロークの描画の、前記第1の形態とは異なる第2の形態に対応する第2のアイコンとを少なくとも含む請求項1記載の電子機器。
- 前記複数の第1アイコンは、前記画面上の手書きストロークを消去可能な描画の形態に対応する第3のアイコンをさらに含む請求項3記載の電子機器。
- 前記複数の第1アイコンは、前記画面上の範囲を選択するための描画の形態に対応する第4のアイコンをさらに含む請求項3記載の電子機器。
- 前記複数の第1アイコンは前記画面上において横に一列に並べられ、前記複数の第2アイコンは、細長形状を有し且つ前記複数の第2アイコンの長手方向が前記画面の横方向に延在するように前記画面上に縦に一列に並べられる請求項1記載の電子機器。
- 前記表示処理手段は、前記複数の第2アイコンの内の1つが選択される場合、選択される前記複数の第2アイコンの1つが表示される前記画面上の位置を変更する請求項1記載の電子機器。
- 前記表示処理手段は、前記第1モードから前記第2モードへの切り替えの際に、前記複数の第1アイコンと前記複数の第2アイコンとの対応関係を表現可能なアニメーションを使用して前記第2のユーザインタフェースを表示する請求項1記載の電子機器。
- 前記複数の第2アイコンは、複数のペンの側面図を表す複数の画像である請求項1記載の電子機器。
- 前記表示処理手段は、さらに、複数のノートから選択される第1ノートを、前記第1ノート内の複数のページそれぞれの少なくとも一部分が視認可能で且つ前記複数のページが重なった形態でデスクトップ画面上に表示し、ユーザによって行われる操作に応じてページ送り動作を実行し、ユーザによって行われる操作に応じて前記第1モードに遷移して前記複数のページ内の現在の先頭ページと前記第1ユーザインタフェースとを画面上に表示する請求項1記載の電子機器。
- 前記表示処理手段は、さらに、複数のノートから選択される第1ノートを、前記第1ノート内の複数のページそれぞれの少なくとも一部分が視認可能で且つ前記複数のページが重なった形態でデスクトップ画面上に表示し、ユーザによって行われる操作に応じて前記複数のページに対応する複数のサムネイルを表示し、前記複数のサムネイル内の第1のサムネイルが選択される場合、前記第1モードに遷移して前記第1のサムネイルに対応する前記複数のページ内の第1ページと前記第1ユーザインタフェースとを画面上に表示する請求項1記載の電子機器。
- 手書き入力のための入力方法であって、
第1モードにおいて、第1センサからの入力に基づいて行われる描画の複数の形態に対応する複数の第1アイコンを含み、第1サイズを有する第1ユーザインタフェースを画面上に表示し、
前記第1モードにおいて前記複数の第1アイコンの1つが選択される場合、前記第1センサからの入力に基づいて、前記複数の第1アイコンの前記1つに対応する第1の形態で前記画面上への描画を行い、
表示モードを前記前記第1モードから、前記複数の形態を設定するためのメニューを少なくとも表示可能な第2モードに切り替え、
前記第2モードにおいて、前記複数の形態に対応する複数の第2アイコンを含み、前記第1サイズよりも大きい第2サイズを有する第2ユーザインタフェースを前記画面上に表示する、入力方法。 - コンピュータによって実行されるプログラムであって、
第1モードにおいて、第1センサからの入力に基づいて行われる描画の複数の形態に対応する複数の第1アイコンを含み、第1サイズを有する第1ユーザインタフェースを画面上に表示する手順と、
前記第1モードにおいて前記複数の第1アイコンの1つが選択される場合、前記第1センサからの入力に基づいて、前記複数の第1アイコンの前記1つに対応する第1の形態で前記画面上への描画を行う手順と、
表示モードを前記前記第1モードから、前記複数の形態を設定するためのメニューを少なくとも表示可能な第2モードに切り替える手順と、
前記第2モードにおいて、前記複数の形態に対応する複数の第2アイコンを含み、前記第1サイズよりも大きい第2サイズを有する第2ユーザインタフェースを前記画面上に表示する手順とを前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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