JP2014125409A - 光学ガラス、プレス成形用プリフォームおよび光学素子 - Google Patents

光学ガラス、プレス成形用プリフォームおよび光学素子 Download PDF

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Abstract

【課題】色収差を高精度に補正するために有用な高屈折率、低分散、かつ高い部分分散比を持った光学ガラスを提供する。
【解決手段】下記、酸化物基準の質量%表示で、B:24〜55%、La:15〜60%、TiO:1〜15%、LiO:0.1〜10%、SiO:0〜8.5%、ZrO:0〜6%、ZnO:0〜24%を含有し、屈折率(n)が1.705〜1.8、アッベ数(ν)が45〜60である光学ガラス。
【選択図】なし

Description

本発明は、高屈折率で低分散性の光学ガラス、プレス成形用プリフォームおよび光学素子に関する。
近年、高精細かつ小型のデジタルカメラやカメラ付携帯電話やスマートホン等の普及により、光学系の軽量化・小型化の要求が急速に高まっている。それらの要求に応えるため、高機能のガラス製非球面レンズを使用した光学設計が主流となっている。特に、高屈折率で低分散特性を示すガラスを使用した大口径の非球面レンズは、光学設計上重要なものとなっている。
また、非球面レンズの製造法としては、生産性と製造原価の点から研磨工程を必要としない精密プレス成形法が主流となっている。
光の波長によって物質を透過するときの屈折率が異なるため、レンズの場合も波長が異なると結像点がずれる。カメラやビデオカメラ等では、被写体の境界などで色のにじみとして表れる。これを色収差といい、写真や映像の画質が低下してしまう。
この色収差に対して、低分散の凸レンズと高分散の凹レンズを組み合わせて補正することが多いが、それでも特に短波長領域(青色〜紫色)の色収差は残ってしまう。この補正しきれない色収差を二次スペクトルと呼ぶ。二次スペクトルを良好に補正するには短波長領域の光の動向も考慮した光学設計を行う必要があり、部分分散比(θg,F)という光学特性が重要となる。θg,Fは数1に定義される。例えば、低分散で部分分散比(θg,F)が大きい材料と、高分散で部分分散比(θg、F)が小さい材料をレンズに用いて組み合わせることで、二次スペクトルを良好に補正できる。
Figure 2014125409
高屈折率、低分散の光学ガラスとしては、従来からB−Laを主成分とするガラスが知られており、例えば特許文献1、2に示されるような光学ガラスが提示されている。
特許第4044213号公報 特開2012−046410号公報
特許文献1ではB−SiO−LiO−CaO−La−TiO−ZrO−Nbを必須成分とするガラスが提案されている。しかしながら、アッベ数(ν)が45未満と十分でなく、部分分散比については検討されていなかった。
特許文献2ではB−Laを必須成分とするガラスが提案されている。特許文献2で具体的に例示されている例はどれもFを成分に含んでおり、ガラス溶融時の揮発に起因する脈理等の欠点の発生が懸念される。また、TiO成分については部分分散比に対する効果は十分検討されていなかった。
本発明の目的は、従来技術がもつ前述の問題点を解消するものであり、高屈折率、低分散でありながら、高い部分分散比を持ち、色収差を効果的に補正する光学ガラスの提供である。
本発明者らは上記課題を解決するために、B−La成分にTiO成分、LiO成分を加えることでガラスの部分分散比(θg,F)を高め、さらにガラスの溶解性、安定性、成形性も高められることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の内容は以下のとおりである。
(1)下記、酸化物基準の質量%表示で、
:24〜55%、
La:15〜60%、
TiO:1〜15%、
LiO:0.1〜10%、
SiO:0〜8.5%、
ZrO:0〜6%、
ZnO:0〜24%
を含有し、屈折率(n)が1.705〜1.8、アッベ数(ν)が45〜60である光学ガラスを提供する。
(2)より好ましくは、下記、酸化物基準の質量%表示で、
Al:0〜10%、
BaO:0〜15%、
:0〜20%、
Gd:0〜30%
をさらに含有する(1)に記載の光学ガラスを提供する。
(3)さらにより好ましくは、部分分散比(θg,F)が、(θg,F)≧−0.00165×νd+0.6357の関係を満たす、(1)または(2)に記載の光学ガラスを提供する。
本発明の光学ガラス(以下、本ガラスという)は、高屈折率、低分散でありながら、高い部分分散比を持つことで、色収差を良好に補正するためのレンズとして好適な光学特性を有する。さらに、本ガラスは、プレス成形用プリフォームおよび前記プレス成形用プリフォームを利用して精密プレス成形することによって得られる光学素子に好適である。
本ガラスの各成分範囲を設定した理由を以下に説明する。
本ガラスにおいて、Bはガラス骨格を形成し、ガラスの安定性を高めるとともに、アッべ数を大きくできる成分であり、必須成分である。Bを24質量%以上(以下、質量%を単に%と略す)含有することで所望の高いアッべ数νを得ることができる。好ましくは27%以上、より好ましくは29%以上、特に好ましくは32%以上とする。一方、B含有量を55%以下にすることで屈折率が下がり過ぎることがなく、ガラスの分相の発生も防ぐことができる。好ましくは50%以下、より好ましくは47%以下、特に好ましくは45%以下とする。
本ガラスにおいて、Laは屈折率を高めながらもアッべ数を大きくできるため、高屈折率低分散なガラスを得るために有用な成分であり、必須成分である。Laを15%以上含有させることで、所望の高い屈折率、アッべ数を得ることができる。好ましくは20%以上、より好ましくは23%以上、特に好ましくは28%以上とする。一方、Laを60%以下にすることで液相温度が上がり過ぎることを防ぎ、失透し難くできる。好ましくは57%以下、より好ましくは55%以下、特に好ましくは52.5%以下とする。
本ガラスにおいて、TiOはガラスの屈折率を高めるとともに、ある程度以上に含有させることでガラスの部分分散比を高めることができる成分であり、必須成分である。TiOを1%以上含有させることで、高い部分分散比を得ることができる。好ましくは1.5%以上、より好ましくは1.7%以上、特に好ましくは2%以上とする。一方、TiOを15%以下にすることでアッべ数の低下を抑えることができる。好ましくは13%以下、より好ましくは11%以下、特に好ましくは7%以下とする。
本ガラスにおいて、LiOはアッベ数を大きくでき、さらにガラスの溶融性を改善するとともに、ガラス転移温度や軟化温度を下げてプレス成形温度を下げることもできる成分であり、必須成分である。LiOを0.1%以上含有させることで、ガラス転移温度が下がりプレス成形に適した温度まで成形温度を下げることができる。好ましくは0.12%以上、より好ましくは0.15%以上とする。一方、LiOを10%以下にすることで屈折率の低下を抑えるとともに、液相温度が上がり過ぎることを防止できる。好ましくは7%以下、より好ましくは5%以下、特に好ましくは3%以下とする。
本ガラスにおいて、SiOはBと同様にガラス骨格を形成し、ガラスの安定性を高め耐失透性を上げるとともに、アッべ数を大きくできる成分であり、必須成分ではない。SiOを8.5%以下にすることで屈折率の低下を抑えるとともに、プレス成形温度が上がり過ぎることを防止できる。好ましくは8%以下、より好ましくは7%以下、特に好ましくは5.5%以下とする。一方、液相温度を下げて失透し難くすることや、化学的耐久性を向上させるためにはSiOを含有させることが好ましく、より好ましくは0.1%以上、特に好ましくは0.3%以上とする。
本ガラスにおいて、ZrOは屈折率を高めるとともに、失透性を改善するために含有できる成分であり、必須成分ではない。ZrOを6%以下にすることでアッベ数の低下を抑えるとともに、過剰に含有することによる失透性の悪化を防ぐことができる。好ましくは5%以下、より好ましくは3%以下とする。
本ガラスにおいて、ZnOはガラスの溶解温度、成形温度を下げることができる成分であり、必須成分ではない。ZnOを24%以下にすることで屈折率の低下、アッベ数の低下を抑えることができる。好ましくは22%以下、より好ましくは17%以下、特に好ましくは13%以下とする。
本ガラスにおいて、Alは化学的耐久性を上げるとともに、ガラスの分相を抑制できる成分であり、必須成分ではない。Alを10%以下にすることで屈折率の低下を抑えるとともに、液相温度が上がり過ぎることを防止できる。好ましくは8%以下、より好ましくは5%以下、特に好ましくは2%以下とする。化学的耐久性を向上させるためにはAlを含有させることが好ましく、より好ましくは0.1%以上、特に好ましくは0.2%以上とする。
本ガラスにおいて、BaOはガラスの溶融性を改善できる成分であり、必須成分ではない。BaOを15%以下にすることで屈折率の低下、アッベ数の低下を抑えるとともに、液相温度が上がり過ぎることを防止できる。好ましくは13%以下、より好ましくは10%以下、特に好ましくは7%以下とする。
本ガラスにおいて、Yは屈折率を高めながらもアッべ数を大きくできるとともに、適量導入してLaと共存させることで液相温度を下げ失透性を改善することができる成分であり、必須成分ではない。Yを20%以下にすることで溶解温度、成形温度が上がり過ぎずに、失透し難くできる。好ましくは17%以下、より好ましくは15%以下、特に好ましくは13%以下とする。
本ガラスにおいて、GdもYと同様に屈折率を高めながらもアッべ数を大きくできるとともに、適量導入してLaと共存させることで液相温度を下げ失透性を改善できる成分であり、必須成分ではない。Gdを30%以下にすることで溶解温度、成形温度が上がり過ぎずに、失透し難くできる。好ましくは25%以下、より好ましくは21%以下、特に好ましくは17%以下とする。
本ガラスでは、LiOと同様にアッベ数を大きくするとともに、ガラスの溶融温度、成形温度を下げる効果のある他のアルカリ元素(NaO、KO)を含有させることもできる。この場合の含有量は、屈折率の低下を抑えるとともに、失透性を悪化させないためにそれぞれ10%以下、より好ましくは5%以下とする。
本ガラスでは、BaOと同様にガラスの溶解性を改善する効果のある他のアルカリ土類元素(MgO、CaO、SrO)を含有できる。この場合の含有量は、屈折率の低下、アッベ数の低下を抑えるとともに、失透性を悪化させないためにそれぞれ10%以下、より好ましくは5%以下とする。
本ガラスでは、Nbを屈折率を高めるとともに、部分分散比を高めるために含有できる。Nb含有量は、アッベ数の低下を抑えるために15%以下、好ましくは10%以下、より好ましくは5%以下とする。
本ガラスでは、Taを屈折率と部分分散比を高めるとともに、ガラスの安定性を上げるために含有できる。Ta含有量は、アッベ数の低下を抑えるとともに、ガラスの材料費を抑えるために15%以下、好ましくは10%以下、より好ましくは5%以下とする。
本ガラスでは、WOを屈折率を高めるとともに、部分分散比を高めるために含有できる。WO含有量は、アッベ数の低下を抑えるために15%以下、好ましくは10%以下、より好ましくは5%以下とする。
本ガラスでは、Biを屈折率を高めるとともに、部分分散比を高めるために含有できる。Bi含有量は、アッベ数の低下を抑えるとともに、透過率の低下を防ぐために15%以下、好ましくは10%以下、より好ましくは5%以下とする。
本ガラスでは、Sbをガラスの透過率を上げるとともに、脱泡を促進させるために含有できる。Sb含有量は、ガラス溶融時の過度の発泡を防ぐために1%以下、好ましくは0.1%以下、より好ましくは0.05%以下とする。
本ガラスでは、環境面での負荷を減少させるため、PbO、As、Fは不可避な混入を除き、いずれも実質的に含有しないことが好ましい。Fは揮発性を示し、脈理や光学特性の変動原因となる観点からも含有しないことが好ましい。また、Fe、Cr、Sm、Co、Cu、Ag、Ni、Moは少量含有しただけでも特定波長の光の吸収が発生しガラスが着色してしまうため、光学ガラスとして用いるためには不可避な混入を除き、いずれも実質的に含有しないことが好ましい。本明細書において、実質的に含有しないとは、含有量が0.05%未満であることをいう。
本ガラスの光学特性としては、屈折率nが1.705〜1.8である。レンズの小型化、薄型化に適するためには好ましくは1.708以上、より好ましくは1.714以上、特に好ましくは1.725以上とする。一方、アッベ数が低下し過ぎないようにするには、好ましくは1.79以下、より好ましくは1.78以下、特に好ましくは1.76以下とする。
本ガラスのアッベ数νは45〜60である。光学素子の収差補正に適するためには好ましくは46以上、より好ましくは47以上とする。一方、屈折率が低下し過ぎないようにするには好ましくは55以下、より好ましくは52以下、特に好ましくは50以下とする。
本ガラスは高い部分分散比θg,Fを持ち、部分分散比θg,Fがアッベ数νとの間で(θg,F)≧−0.00165×νd+0.6357の関係を満たす。本ガラスの持つ光学特性の領域では部分分散比θg,Fが高いほど光学素子の色収差を高精度に補正できる。
本ガラスのガラス転移点Tは、670℃以下が好ましい。ガラス転移点が低いとプレス時の成形温度を低くでき、これにより型表面に形成されている保護膜等の耐久性を向上できる。ガラス転移温度Tは、より好ましくは660℃以下、特に好ましくは655℃以下である。
本ガラスは、光学系に使われるために透過率が高いほど好ましい。ガラスの透過率で表すと、厚み10mmのサンプルで外部透過率80%を示す波長(λ80)が490nm以下、好ましくは450nm以下、より好ましくは430nm以下である。また、厚み10mmのサンプルで外部透過率70%を示す波長(λ70)が460nm以下、好ましくは420nm以下、より好ましくは400nm以下である。また、厚み10mmのサンプルで外部透過率5%を示す波長(λ)が420nm以下、好ましくは380nm以下、より好ましくは360nm以下である。
本ガラスは、液相温度を低くすることでガラス溶融物をガラスプリフォームや板材等に成形する際に失透し難くし、生産性やガラス品質を向上させることができる。液相温度は1150℃以下、好ましくは1100℃以下、より好ましくは1080℃以下である。なお、本明細書において、液相温度とはある温度に一定時間保持した場合に、ガラス溶融液から結晶固化物が生成しない最低温度とする。
本ガラスは、流出ノズルを付設した溶解槽等で溶融させた後、前記流出ノズルからガラスを流出、または滴下させ、冷却することにより、ガラスブロックやプレス成形用のガラスプリフォームとすることができる。得られたプリフォームをプレス成形用の型(代表的な構成としては、上型、下型および胴型で構成される)にセットし、変形可能な成形温度まで加熱後、加圧、冷却、取り出して、光学素子とすることができる。
本ガラスによる光学素子としては、例えばデジタルカメラ用、デジタルビデオカメラ用、カメラ付き携帯電話用等の光学系に使われる各種レンズ、特に非球面レンズが好適なものとして挙げられる。
以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらに限定されない。
原料調製法としては、表に示す組成のガラスが得られるように各々相当する硝酸塩、硫酸塩、水酸化物、酸化物、ホウ酸などの原料を秤量し、十分混合した後、白金製坩堝に投入し、1250℃〜1350℃の温度範囲で1.5時間〜3時間加熱、溶解した。この熔融ガラスを予熱した型に流し出して冷やし、板状に成形後、ガラス転移温度近傍の温度で4時間保持した後、−60℃/hの冷却速度で室温まで徐冷した。
得られたガラスについて、波長587.56nm(d線)における屈折率n、波長656.27nm(C線)における屈折率nC、波長486.13nm(F線)における屈折率nF、波長435.84nm(g線)における屈折率n、アッベ数ν、部分分散比θg、F、ガラス転移温度T(単位:℃)、液相温度T(単位:℃)を測定した。これらの測定方法を以下に述べる。
屈折率、アッベ数、部分分散比は、一辺5mm以上、厚み5mm以上の直方体形状に加工したサンプルを、精密屈折率計(島津製作所製、型式:KPR−2000)を用いて測定した。屈折率は、徐冷降温速度−60℃/hで徐冷して得られたサンプルについて測定した。なお、アッベ数νは計算式{(n−1)/(nF−nC)}により求めた。部分分散比θg、Fは{(n−nF)/(nF−nC)}により求めた。
ガラス転移温度Tは、直径5mm、長さ20mmの円柱状に加工したサンプルを、熱機械分析装置(リガク社製、型式:Thermo Plus TMA8310)を用いて5℃/分の昇温速度で測定した。
透過率は、厚さ10mm、両面を研磨したサンプルを、分光光度計(日立ハイテクノロジーズ社製、型式:U−4100)を用いて測定した。透過率80%を示す波長をλ80、透過率70%を示す波長をλ70、透過率5%を示す波長をλとした。
液相温度は、白金製の皿にサンプルを置き、一定温度に設定した電気炉内で1時間静置した後に取りだしたものを50倍の光学顕微鏡で観察し、結晶の析出が見られない最低温度を液相温度とした。
以下、例1から例59は本発明の実施例であり、例60と例61は本発明の比較例である。なお、例60と例61は、それぞれ特許文献1の実施例3と実施例6である。また、表中のSUMは質量%の合計である。
Figure 2014125409
Figure 2014125409
Figure 2014125409
Figure 2014125409
Figure 2014125409
本発明を詳細に、また特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは、当事者にとって明らかである。
本ガラスは高屈折率、低分散でありながら、高い部分分散比を持つため、デジタルカメラ等の光学系で色収差を高精度に補正するために使用できる。

Claims (5)

  1. 下記、酸化物基準の質量%表示で、
    :24〜55%、
    La:15〜60%、
    TiO:1〜15%、
    LiO:0.1〜10%、
    SiO:0〜8.5%、
    ZrO:0〜6%、
    ZnO:0〜24%
    を含有し、屈折率(n)が1.705〜1.8、アッベ数(ν)が45〜60であることを特徴とする光学ガラス。
  2. 下記、酸化物基準の質量%表示で、
    Al:0〜10%、
    BaO:0〜15%、
    :0〜20%、
    Gd:0〜30%
    をさらに含有する請求項1に記載の光学ガラス。
  3. 部分分散比(θg,F)が、(θg,F)≧−0.00165×νd+0.6357の関係を満たす、請求項1または2に記載の光学ガラス。
  4. 請求項1〜3いずれかに記載の光学ガラスからなるプレス成形用プリフォーム。
  5. 請求項1〜3いずれかに記載の光学ガラスを精密プレス成形することによって得られる光学素子。
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