JP2014124687A - 金属部材の結合方法および位置決め冶具 - Google Patents

金属部材の結合方法および位置決め冶具 Download PDF

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Abstract

【課題】常温で溶接を行うため、溶接前にいつでも位置決めをできるようにする。
【解決手段】鋼板1の凹部3に鋼板2を嵌め込んで3辺を対向させて配置し、これらの対向部1a−2a、対向部1b−2b、対向部1c−2cを結合する金属部材の結合方法である。鋼板2の中心から放射方向に向かう放射線(イ)〜(ホ)上に位置決め冶具4を配置する。該位置決め冶具4を介して鋼板1と鋼板2とを連結する。鋼板1に対して鋼板2を前記放射線の方向に沿ってのみ相対移動可能に設けて位置決めを行う。鋼板1と鋼板2との温度が常温になった後に、前記対向部1a−2a、対向部1b−2b、対向部1c−2cを仮結合し、該仮結合の後にこれらを本結合する。
【選択図】図1A

Description

本発明は、金属部材の結合方法および位置決め冶具に関する。
金属部材と金属部材とを結合するには、一般的に溶接によって行われる。そして、金属部材と金属部材とを溶接するには、金属部材と金属部材との相対的な位置決めを行ってから行われる。
位置決めする発明としては、例えば特許文献1に記載の発明がある。
特許文献1に記載の発明は、機台1上にツールヘッド2を前進自在に設ける一方、ツールヘッド2の前方に冶具台3を設けている。冶具台3はワークaを着脱自在に保持している。冶具台3はターンテーブル4の上に設けられ、ツールヘッド2に対して前向きと後ろ向きとに反転自在である。ツールヘッド2からはガイドバー5が伸びる一方、冶具台3には、該ガイドバー5が挿入される前面のガイドポスト6と後面のガイドポスト7とが設けられている。このような構成において、前面と後面のガイドポスト6,7が、冶具台3内を前後に貫通して連続して設けられている。そして、ガイドポスト6,7内に嵌合されるガイドブッシュ8は、前後の両半部8a,8aに分割されている。
特開昭57−173913号公報
本発明の目的は、常温の状態において内部応力が生じないようにするため、常温の状態で金属部材どうしを結合するものであり、結合前の金属部材どうしの位置決めは、気温の如何を問わずいつでも行なえるようにしたものである。
図5Aに示すように、鋼板1に凹部3を形成し、該凹部3に鋼板2を配置し、鋼板1と鋼板2との3つの対向部どうしを溶接結合する場合は、以下のようにして行われている。鋼板1と鋼板2とを切断して寸法取りを、太陽光の当たらない日陰で行った。このとき、鋼板1と鋼板2との隙間は、G≒5mmであった。
これらの鋼板1と鋼板2とを図5Bに示すように太陽光の当たる場所で一時保管した場合、温度が上昇すると、左右方向に長い鋼板1が鋼板2よりも左右方向へ多く伸びる。船に用いられる鋼板は一般的に大きいので、熱収縮した時の収縮量も大きい。このため、鋼板1と鋼板2との隙間が大きくなり、G≒10mmに変動する。この状態で、図6に示すように、略U字形の連結部材21により、鋼板1と鋼板2とを2箇所で仮付けする。図6中、21a,21bは溶接部である。
仮付けした後に、図5Cに示すように鋼板1と鋼板2を太陽の当たらない場所へ移動すると、大きい方の鋼板1が鋼板2よりも、上下方向だけでなく左右方向へもより多く縮む。しかし、鋼板1と鋼板2とは仮付けされているので、両者の隙間はG≒10mmを保持し、外見上は図5Bの隙間の状態と比べて変化がない。鋼板2は鋼板1により両側から圧縮されて圧縮応力が生じており、鋼板1には鋼板2から押し開く方向の応力が生じている。この状態で鋼板1と鋼板2とを本付けすると、鋼板1,鋼板2に内部応力が残留してしまう。
この発明は、溶接結合した後に鋼板1,鋼板2に内部応力が生じないように、常温で溶接結合を行うものとし、溶接を行う前の鋼板1と鋼板2との位置決めが気温の高低に拘わらずいつでも行えるようにしたものである。
以下に、「発明を実施するための形態」で使用される番号を用いて、「課題を解決するための手段」を説明する。これらの番号は、「特許請求の範囲」の記載と「発明を実施するための形態」の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものである。但し、それらの番号は、「特許請求の範囲」に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明による結合方法は、第1金属部材(1)と第2金属部材(2)との少なくとも1辺を対向させて配置し、該対向させた対向部(1a)−(2a)、対向部(1b)−(2b)、対向部(1c)−(2c)を結合する金属部材の結合方法である。
前記第1金属部材(1)または前記第2金属部材(2)の中心(O)から放射方向に向かう放射線(イ)〜(ホ)上に位置決め冶具(4)を配置する。該位置決め冶具(4)を介して前記第1金属部材(1)と前記第2金属部材(2)とを連結する。前記第1金属部材(1)に対して前記第2金属部材(2)を前記放射線(イ)〜(ホ)の方向に沿ってのみ相対移動可能に設けて位置決めを行う。
前記第1金属部材(1)と前記第2金属部材(2)との温度が常温になった後に、前記対向部(1a)−(2a)、対向部(1b)−(2b)、対向部(1c)−(2c)を結合する。
前記第1金属部材(1)と前記第2金属部材(2)との温度が常温になった状態で、前記対向部(1a)−(2a)、対向部(1b)−(2b)、対向部(1c)−(2c)を仮結合する。該仮結合の後に、前記対向部(1a)−(2a)、対向部(1b)−(2b)、対向部(1c)−(2c)を本結合する。
本発明による位置決め冶具は、溝部(8a)を有するメス部材(8)と、該溝部(8a)に嵌め込まれて該溝部(8a)の長さ方向へ摺動自在な軸部(9a)を有するオス部材(9)とから構成されている。前記メス部材(8)と前記オス部材(9)とのいずれか一方が前記第1金属部材(1)に結合され、他方が前記第2金属部材(2)に結合されている。
前記溝部(8a)の開口部側には、前記軸部(9a)を前記溝部(8a)へ案内するガイド傾斜面(8b)が形成されている。
前記メス部材(8)の前記溝部(8a)の開口部を閉塞し前記軸部(9a)が前記溝部(8a)から離脱するのを規制する蓋体(10)を設けている。
前記蓋体(10)が前記メス部材(8)に着脱自在に結合されている。
挿通孔(5a)を有するメス部材(5)と、該挿通孔(5a)に挿通されて摺動自在な軸部(6a)を有するオス部材(6)とから構成されている。前記メス部材(5)と前記オス部材(6)とのいずれか一方が前記第1金属部材(1)に結合され、他方が前記第2金属部材(2)に結合されている。
本発明による金属部材の結合方法によれば、位置決めにより、第1金属部材と第2金属部材との一方に対する他方の中心位置が位置決めされるので、気温が変化しても中心位置が変動することはない。従って、気温の高低に拘わらず、日向で保管されて高温の状態でも、第1金属部材と第2金属部材との位置決め作業を行うことができ、位置決め作業の時間や場所に制限がない。
本発明による位置決め冶具によれば、メス部材の溝部に対してオス部材の軸部を摺動自在に設けたので、構造が簡単である。
図1Aは、溶接方法を説明するための平面図である(実施の形態1)。 図1Bは、図1Aのa−a矢視図である(実施の形態1)。 図2Aは、位置決め冶具を一部断面で示す正面図である(実施の形態1)。 図2Bは、図2Aの右側面図である(実施の形態1)。 図3は、溶接方法を説明するための平面図である(実施の形態2)。 図4は、位置決め冶具の分解斜視図である(実施の形態3)。 図5Aは、日陰で鋼板を切断して寸法取りする際の平面図である。 図5Bは、日向で鋼板を仮付けする際の平面図である。 図5Cは、溶接後に日陰で保管すると内部応力が生じることを示す平面図である。 図6は、図5Bのb−b矢視図である。
以下、本発明による金属部材の結合方法および位置決め冶具を実施するための実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1を、図1A,図1Bに基づいて説明する。この実施の形態は、鋼板の凹部に他の鋼板を嵌め込んで、3組の対向部を溶接する場合について示すものである。
第1金属部材としての鋼板1と第2金属部材としての鋼板2とが設けられている。鋼板1には凹部3が形成されており、該凹部3の内部に鋼板2が配置されている。このため、対向部1a−2a、対向部1b−2b、対向部1c−2cが対向しており、対向部どうしが溶接結合される。
鋼板2の中心「O」から放射方向に向かう放射線(イ)〜(ホ)上に位置決め冶具4が配置されている。該位置決め冶具4を介して鋼板1と鋼板2とが連結されている。
位置決め冶具4の構成を、図2A,図2Bに基づいて説明する。位置決め冶具4は、メス部材5とオス部材6とから構成されている。メス部材5は挿通孔5aを有する。一方、オス部材6は該挿通孔5aに挿通されて軸方向へ摺動自在な軸部6aを有する。
前記メス部材5には矩形の取付部5bが形成され、該取付部5bの四隅には取付孔5cが形成されている。挿通孔5aの内周面には潤滑油が流れる3つの円周溝5dが形成され、該円周溝5dに給油を行うための油溝5eが取付部5bの端面に形成されている。
一方、オス部材6は、矩形の取付部6bの孔に軸部6aを圧入したものである。取付部6bには取付孔6cが形成されている。
オス部材6の取付部6bの長辺が鋼板1に溶接結合され、メス部材5の取付部5bの長辺が鋼板2に溶接結合されている。そして、軸部6aの軸心が放射線(イ)〜(ホ)上に位置する。取付方向を反対にして、メス部材5を鋼板1に結合し、オス部材6を鋼板2に結合してもよい。
位置決め冶具4を鋼板1,鋼板2に結合する際の気温が常温であれば、隙間の寸法はG=5mmに設定される。常温よりも高い気温であれば、常温に戻った際にG=5mmとなるように、G>5mmに設定される。一方、常温よりも低い気温であれば、常温に戻った際にG=5mmとなるように、G<5mmに設定される。
このように、放射線(イ)〜(ホ)上に配置された5つの位置決め冶具4を介して鋼板1と鋼板2とが連結されている。これにより、鋼板1に対して鋼板2が放射線(イ)〜(ホ)の方向に沿ってのみ相対移動可能であり、両者の相対的な位置決めが行なわれる。
このあと、鋼板1と鋼板2との温度が常温になってから、鋼板1と鋼板2とが溶接結合される。
常温になると、大きい方の鋼板1の収縮量が多いため、メス部材5とオス部材6との相対的な位置が変動する。この相対的な位置変動は、メス部材5に対してオス部材6の軸部6aが相対的に移動することにより吸収される。このため、鋼板1と鋼板2との間に内部応力が生じることはない。メス部材5とオス部材6との相対的な位置が変動すると、対向部1a−2a、対向部1b−2b、対向部1c−2cの隙間は所定寸法となり、G≒5mmとなる。このとき、鋼板1に対する鋼板2の中心O点が変動することはない。
この状態で、対向部1a−2a、対向部1b−2b、対向部1c−2cを仮結合する。この仮結合は、図1Bに示すように、略U字形の連結部材7により行う。即ち、連結部材7の一端を溶接部7aを介して鋼板1に結合し、他端を鋼板2に結合する。
この仮結合の後に、対向部1a−2a、対向部1b−2b、対向部1c−2cを本結合する。この本結合は、対向部1a−2a、対向部1b−2b、対向部1c−2cの隙間を溶接ビードで埋めることによって行われる。なお、仮結合することなく、本結合してもよい。
溶接結合が完了したら、連結部材7および位置決め冶具4を鋼板1および鋼板2から取り外す。
上記のようにして鋼板1,2を溶接結合して構成された鋼板は、タービンのブレードを載置する載せ台として用いて好適なものである。鋼板1,2が常温で溶接結合されており、常温状態では内部応力が生じていないからである。
本発明による金属部材の結合方法によれば、位置決めにより、鋼板1に対する鋼板2の中心位置「O」が位置決めされるので、気温が変化しても中心位置「O」が変動することはない。従って、気温の高低に拘わらず、日向で保管されて高温の状態でも、鋼板1と鋼板2との位置決め作業を行うことができ、位置決め作業の時間や場所に制限がない。
本発明による位置決め冶具によれば、メス部材5の挿通孔5aに対してオス部材6の軸部6aを摺動自在に設けたので、構造が簡単である。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。この実施の形態は、鋼板と他の鋼板とを対向させて、1組の対向部を溶接する場合について示すものである。なお、実施の形態2は実施の形態1の一部を変更したものなので、同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
この実施の形態は、実施の形態1のように鋼板2が鋼板1から圧縮応力を受ける位置関係になく、単に鋼板1と鋼板2とを突き合わせた位置関係にある場合の、対向部1c−2cを溶接結合するものである。実施の形態1の放射線(ハ)(ニ)(ホ)の位置と対応する位置に位置決め冶具4を配置することになる。
(実施の形態3)
最後に、実施の形態3について説明する。この実施の形態は、位置決め冶具のその他の実施例を示すものである。
図4に示すように、メス部材8とオス部材9とが設けられている。メス部材8が前記鋼板2に結合され、オス部材9が前記鋼板1に結合されている。オス部材9は、矩形の取付部9bの一方の面に軸部9aの一端を結合したものである。
メス部材8には溝部8aが形成されている。該溝部8aに前記オス部材9の軸部9aが嵌め込まれ、軸部9aは溝部8aの長さ方向へ摺動することができる。前記溝部8aは、矩形のメス部材8の上面に、一方の端面から他方の端面まで貫通させて形成されている。溝部8aの底面には、前記軸部9aの外周面と摺動する半円の円弧面が形成されている。そして、メス部材8の上方から溝部8aに軸部9aを嵌め込む際に、軸部9aを案内する一対の傾斜したガイド傾斜面8bが形成されている。
このメス部材8には、溝部8aの開口部を閉塞し前記軸部9aが前記溝部8aから離脱するのを規制する蓋体10が設けられている。該蓋体10は、前記メス部材8に着脱自在に結合されている。即ち、前記蓋体10には4つの取付孔10aが形成されている。該取付孔10aに図示しないボルトを挿通し、該ボルトをメス部材8の上面に形成されたネジ孔8dにねじ込むことにより、蓋体10がメス部材8に結合される。蓋体10をメス部材8に結合した状態では、軸部9aが溝部8aの内部で上下方向へ移動しないように、溝部8aの底面と蓋体10の下面との距離は、軸部9aの外径寸法と略同じ値に設定されている。
実施の形態1のように、図2A,図2Bに示す位置決め冶具4を図1Aの位置に結合するには、予め鋼板1,2を台の所定の位置に載置してから、位置決め冶具4を鋼板1,2に溶接するという手順で行う。一方、図4に示す位置決め冶具11を用いる場合は、鋼板1に予めオス部材9を結合する一方、鋼板2にメス部材8を結合する。次に、鋼板1と鋼板2とを台の所定の位置に載置すると同時に、オス部材9の軸部9aをメス部材8の溝部8aに嵌め込む。このとき、ガイド傾斜面8bが形成されているので、軸部9aを溝部8aに嵌め込むのが容易である。そして、図示しないボルトを介して蓋体10をメス部材8に結合すると、蓋体10とメス部材8との間に挿通孔8cが形成され、該挿通孔8cに沿って軸部9aが摺動する。
本発明による位置決め冶具11によれば、メス部材8の溝部8aにオス部材9の軸部9aを装着するのが容易なので、鋼板2へのメス部材8の結合と、鋼板1へのオス部材9の結合とを別々に行い、その後にメス部材8の溝部8aにオス部材9を装着するという手順で位置決め冶具11を結合することが可能となる。
なお、実施の形態1〜3では金属部材の結合方法が鋼板の溶接方法である場合を示したが、鋼板に限らず金属部材であればよい。また、結合方法が溶接方法である場合を説明したが、ロウ付けやその他の結合方法であってもよい。そして、実施の形態3では蓋体を有する位置決め冶具を示したが、蓋体を備えていない位置決め冶具を用いることもできる。更に、軸部と挿通孔,溝部との断面形状を円形としたが、四角形や三角形にすることもできる。
以上、実施の形態を参照して本発明による金属部材の結合方法および位置決め冶具を説明したが、本発明による金属部材の結合方法および位置決め冶具は、前記の実施の形態に限定されるものではない。前記の実施の形態に様々な変更を行うことが可能であり、前記の実施の形態に記載された構成と前記の他の実施の形態に記載された構成とを組み合わせることが可能である。
1・・・鋼板(第1金属部材)
1a,1b,1c,2a,2b,2c・・・対向部
2・・・鋼板(第2金属部材)
4,11・・・位置決め冶具
5・・・メス部材
5a・・・挿通孔
6,9・・・オス部材
6a,9a・・・軸部
8・・・メス部材
8a・・・溝部
8b・・・ガイド傾斜面
10・・・蓋体

Claims (7)

  1. 第1金属部材と第2金属部材との少なくとも1辺を対向させて配置し、該対向させた対向部どうしを結合する金属部材の結合方法であって、
    前記第1金属部材または前記第2金属部材の中心から放射方向に向かう放射線上に位置決め冶具を配置し、
    該位置決め冶具を介して前記第1金属部材と前記第2金属部材とを連結し、前記第1金属部材に対して前記第2金属部材を前記放射線の方向に沿ってのみ相対移動可能に設けて位置決めを行い、
    前記第1金属部材と前記第2金属部材との温度が常温になった後に、前記対向部どうしを結合する
    金属部材の結合方法。
  2. 前記第1金属部材と前記第2金属部材との温度が常温になった状態で、前記対向部どうしを仮結合し、
    該仮結合の後に、前記対向部どうしを本結合する
    請求項1に記載の金属部材の結合方法。
  3. 溝部を有するメス部材と、該溝部に嵌め込まれて該溝部の長さ方向へ摺動自在な軸部を有するオス部材とから構成され、
    前記メス部材と前記オス部材とのいずれか一方が前記第1金属部材に結合され、他方が前記第2金属部材に結合される
    位置決め冶具。
  4. 前記溝部の開口部側には、前記軸部を前記溝部へ案内するガイド傾斜面が形成されている
    請求項3に記載の位置決め冶具。
  5. 前記メス部材の前記溝部の開口部を閉塞し前記軸部が前記溝部から離脱するのを規制する蓋体を設けた
    請求項3または4に記載の位置決め冶具。
  6. 前記蓋体が前記メス部材に着脱自在に結合されている
    請求項5に記載の位置決め冶具。
  7. 挿通孔を有するメス部材と、該挿通孔に挿通されて摺動自在な軸部を有するオス部材とから構成され、
    前記メス部材と前記オス部材とのいずれか一方が前記第1金属部材に結合され、他方が前記第2金属部材に結合される
    位置決め冶具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107877412A (zh) * 2016-09-30 2018-04-06 郭建军 汽车气门推杆固定装置

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