JP2014123288A - 電子機器、制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】その時々の状況に応じて、例えばタッチパネルの感度を適切に調整することを可能とした電子機器を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、電子機器は、タッチパネルを有するタッチスクリーンディスプレイと、重力の方向を検出可能なセンサと、調整手段と、を具備する。調整手段は、前記センサからの検出信号に基づき、前記タッチスクリーンディスプレイの画面が鉛直上向き寄りの第1方向または鉛直下向き寄りの第2方向のいずれに向けられているかを判定して、前記タッチパネルの感度を調整する。
【選択図】図3
【解決手段】実施形態によれば、電子機器は、タッチパネルを有するタッチスクリーンディスプレイと、重力の方向を検出可能なセンサと、調整手段と、を具備する。調整手段は、前記センサからの検出信号に基づき、前記タッチスクリーンディスプレイの画面が鉛直上向き寄りの第1方向または鉛直下向き寄りの第2方向のいずれに向けられているかを判定して、前記タッチパネルの感度を調整する。
【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、タッチスクリーンディスプレイを具備する電子機器に好適な制御技術に関する。
近年、タブレット端末やスマートフォンといったバッテリ駆動可能で携行容易な電子機器が広く普及している。この種の電子機器の多くは、ユーザによる入力操作を容易にするために、(機械的な)ボタンに加えて、タッチスクリーンディスプレイを備えている。
ユーザは、タッチスクリーンディスプレイ上に表示されるアイコンやメニュー等のオブジェクトを指でタッチすることにより、これらアイコンやメニューに関連づけられた機能の実行を電子機器に指示することができる。
そして、このタッチスクリーンディスプレイを使った入力操作(タッチ入力)に関しては、これまでも種々の提案が成されている。
ところで、例えばタブレット端末を操作するとき、ユーザによっては、タブレット端末を片手で持ち、寝転がって操作する、というようなシナリオが考えられる。そのような場合、タブレット端末の画面は地面方向に向いている。このような状態において、片手でタブレット端末を持ち、もう片方の手でタッチパネルやボタンの操作を行おうとすると、タブレット端末が安定せず、ユーザが意図しないタッチ操作などが発生しやすくなる。
本発明は、その時々の状況に応じて、例えばタッチパネルの感度を適切に調整することを可能とした電子機器、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、電子機器は、タッチパネルを有するタッチスクリーンディスプレイと、重力の方向を検出可能なセンサと、調整手段と、を具備する。調整手段は、前記センサからの検出信号に基づき、前記タッチスクリーンディスプレイの画面が鉛直上向き寄りの第1方向または鉛直下向き寄りの第2方向のいずれに向けられているかを判定して、前記タッチパネルの感度を調整する。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について説明する。
まず、第1実施形態について説明する。
本実施形態の電子機器は、例えば、タブレット端末やスマートフォン等、指によってタッチ入力可能な携帯型電子機器として実現され得る。図1は、本実施形態に係る電子機器の外観を示す斜視図である。図1に示すように、ここでは、本電子機器が、タブレット端末10として実現されている場合を想定する。タブレット端末10は、本体11とタッチスクリーンディスプレイ12とを備える。タッチスクリーンディスプレイ12は、本体11の上面に重ね合わせるように取り付けられている。
本体11は、薄い箱形の筐体を有している。タッチスクリーンディスプレイ12には、フラットパネルディスプレイと、フラットパネルディスプレイの画面上への指の接地位置を検出するように構成されたセンサとが組み込まれている。フラットパネルディスプレイは、例えば液晶表示装置(LCD:Liquid crystal display)である。センサは、例えば静電容量方式のタッチパネルである。タッチパネルは、フラットパネルディスプレイの画面を覆うように設けられる。また、本体11の側面には、(図示されない)各種ボタン13が設けられている。
図2は、タブレット端末10のシステム構成を示す図である。
タブレット端末10は、図2に示されるように、CPU101、システムコントローラ102、主メモリ103、グラフィクスコントローラ104、BIOS−ROM105、不揮発性メモリ106、無線通信デバイス107、EC(Embedded controller)108および加速度センサ109等を備える。
CPU101は、タブレット端末10内の各種モジュールの動作を制御するプロセッサである。CPU101は、不揮発性メモリ106から主メモリ103にロードされる各種ソフトウェアを実行する。これらソフトウェアには、オペレーティングシステム(OS)201や各種アプリケーションプログラム202が含まれている。
また、CPU101は、BIOS−ROM105に格納された基本入出力システム(BIOS:Basic input/output system)も実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
システムコントローラ102は、CPU101のローカルバスと各種コンポーネントとの間を接続するデバイスである。システムコントローラ102には、主メモリ103をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、システムコントローラ102は、PCI EXPRESS規格のシリアルバスなどを介してグラフィクスコントローラ104との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ104は、タブレット端末10のディスプレイモニタとして使用されるLCD12Aを制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ104によって生成される表示信号はLCD12Aに送られる。LCD12Aは、表示信号に基づいて画面イメージを表示する。LCD12A上にはタッチパネル12Bが配置されている。タッチパネル12Bは、LCD12Aの画面上で入力を行うための例えば静電容量式のポインティングデバイスである。指が画面上に接地した位置は、このタッチパネル12Bによって検出される。
無線通信デバイス107は、無線LANまたは3G移動通信などの無線通信を実行するように構成されたデバイスである。EC108は、電力管理のためのエンベデッドコントローラを含むワンチップマイクロコンピュータである。EC108には、各種ボタン13および加速度センサ109が接続されている。EC108は、ユーザによるパワーボタンの操作に応じてタブレット端末10を電源オン/オフする機能を有している。加速度センサ109は、重力方向を検出可能なセンサであり、タブレット端末10は、この加速度センサ109からの検出信号により、例えば本体11がどのような向きでユーザに持たれている状態なのか等を判定することができる。
図3は、以上のようなシステム構成を持つタブレット端末10における入力デバイスの感度調整に関する機能ブロックを示す図である。
図3に示すように、OS201は、センサドライバ31、タッチパネルドライバ32およびボタンドライバ33を有している。なお、ここでは、センサドライバ31、タッチパネルドライバ32およびボタンドライバ33がOS201内の1モジュールとして存在する例を示すが、これらの一部または全部が(OS201の配下で動作する)OS201とは別のソフトウェアとして存在しても構わない。
センサドライバ31は、加速度センサ109から出力された検出信号を入力するためのモジュールである。タッチパネルドライバ32はタッチパネル12Bから出力される検出信号を入力するためのモジュールである。タッチパネル12Bから出力される検出信号には、座標情報(X,Y)が含まれる。ボタンドライバ33は、各種ボタン13の押下を検出するためのモジュールである。
また、タッチパネルドライバ32およびボタンドライバ33は、それぞれ感度調整モジュール301,302を有している。本タブレット端末10は、この感度調整モジュール301,302が、センサドライバ31によって入力された加速度センサ109からの検出信号に基づき、タッチパネル12B,各種ボタン13の感度を適切に調整するようにしたものであり、以下、この点について詳述する。
図4は、タブレット端末10の一利用形態例を示す図である。
図4に示すように、タブレット端末10は、片手で本体11を持ち、もう片方の手でタッチパネル12Bの操作(a1)や各種ボタン13の操作(a2)を行うといった利用形態が多く取られる。
いま、ユーザが、仰向けに寝転がってタブレット端末10を操作しているものと想定する。この場合、ユーザの視線は天井方向に向いている。換言すると、タッチスクリーンディスプレイ12の画面は地面方向に向いている。従って、タッチスクリーンディスプレイ12の画面が地面方向に向いているとき、ユーザは仰向けに寝転がってタブレット端末10を操作しており、タブレット端末10は不安定な状態にあると推測できる。不安定な状態では、ユーザが意図しないタッチパネル12Bの操作(a1)や各種ボタン13の操作(a2)が発生しやすくなる。
そこで、タッチパネルドライバ32の感度調整モジュール301は、センサドライバ31によって入力された加速度センサ109からの検出信号に基づき、タッチスクリーンディスプレイ12の画面が向けられている方向を判定し、タッチスクリーンディスプレイ12の画面が地面方向に向いている場合、タッチパネル12Bの感度を低下させる。これにより、しっかり操作しないといけないようにして、ユーザが意図しないタッチパネル12Bの操作が発生しないようにする。
また、ボタンドライバ33の感度調整モジュール302も、センサドライバ31によって入力された加速度センサ109からの検出信号に基づき、タッチスクリーンディスプレイ12の画面が向けられている方向を判定し、タッチスクリーンディスプレイ12の画面が地面方向に向いている場合、各種ボタン13の感度を低下させる。これにより、しっかり操作しないといけないようにして、ユーザが意図しない各種ボタン13の操作が発生しないようにする。
タッチパネル12Bや各種ボタン13の感度を低下させる方法としては、例えば、通常は第1期間操作状態が維持された場合に当該操作が行われたと判定するものを、第1期間よりも長い第2期間操作状態が維持された場合に当該操作が行われたと判断するように変更するといった方法を採用し得る。これに限らず、例えば、その操作が行われたと判定するための閾値とする圧力値を大きくしたり、(タッチパネル12Bであれば)同じく閾値とする接触面積値を大きくしたり等、様々な方法を採用し得る。
なお、タブレット端末10は、手で持つのではなく、例えば机の上に置いた状態で操作を行うといった利用形態も取られるが、この場合、タッチスクリーンディスプレイ12の画面は常に天井方向を向くので、タッチパネル12Bや各種ボタン13の感度が低下することはない。
図5は、タッチパネルドライバ32の動作手順を示すフローチャートである。
タッチパネルドライバ32は、タッチパネル12Bの操作を検知すると、センサドライバ31から加速度センサ109の検出データを取得する(ブロックA1)。タッチパネルドライバ32は、取得した加速度センサ109の検出データに基づき、LCD12Aの画面が向けられている方向を判定する(ブロックA2)。
LCD12Aの画面が地面方向に向けられていない場合(ブロックA2のNO)、タッチパネルドライバ32は、タッチパネル12Bの操作時間を取得し(ブロックA3)、この取得した操作時間を第1閾値と比較する(ブロックA4)。そして、第1閾値以上であった場合(ブロックA4のYES)、タッチパネルドライバ32は、タッチパネル12Bが操作されたと判定して、タッチパネル操作時の処理を実行する(ブロックA5)。
一方、LCD12Aの画面が地面方向に向けられている場合には(ブロックA2のYES)、タッチパネルドライバ32は、タッチパネル12Bの操作時間を取得し(ブロックA6)、この操作時間を第1閾値よりも大きい第2閾値と比較する(ブロックA7)。そして、第2閾値以上であった場合に(ブロックA7のYES)、タッチパネルドライバ32は、タッチパネル12Bが操作されたと判定して、タッチパネル操作時の処理を実行する(ブロックA5)。
また、図6は、ボタンドライバ33の動作手順を示すフローチャートである。
ボタンドライバ33は、各種ボタン13の操作を検知すると、センサドライバ31から加速度センサ109の検出データを取得する(ブロックB1)。タッチパネルドライバ32は、取得した加速度センサ109の検出データに基づき、LCD12Aの画面が向けられている方向を判定する(ブロックB2)。
LCD12Aの画面が地面方向に向けられていない場合(ブロックB2のNO)、ボタンドライバ33は、各種ボタン13の操作時間を取得し(ブロックB3)、この取得した操作時間を第1閾値と比較する(ブロックB4)。そして、第1閾値以上であった場合(ブロックB4のYES)、ボタンドライバ33は、各種ボタン13が操作されたと判定して、各種ボタン操作時の処理を実行する(ブロックB5)。
一方、LCD12Aの画面が地面方向に向けられている場合には(ブロックB2のYES)、ボタンドライバ33は、各種ボタン13の操作時間を取得し(ブロックB6)、この操作時間を第1閾値よりも大きい第2閾値と比較する(ブロックB7)。そして、第2閾値以上であった場合に(ブロックB7のYES)、ボタンドライバ33は、各種ボタン13が操作されたと判定して、各種ボタン操作時の処理を実行する(ブロックB5)。
このように、本実施形態のタブレット端末10は、その時々の状況に応じて、タッチパネル12Bや各種ボタン13の感度を適切に調整することを可能とする。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。
次に、第2実施形態について説明する。
第1実施形態では、タッチスクリーンディスプレイ12の画面が地面方向に向いているとき、ユーザは仰向けに寝転がってタブレット端末10を操作しており、タブレット端末10は不安定な状態にあると推測して、タッチパネル12Bや各種ボタン13の感度を低下させる仕組みを説明した。
これに対して、第2実施形態では、ユーザが横向きに寝転がってタブレット端末10を操作しているとき、タブレット端末10は不安定な状態にあると推測して、タッチパネル12Bや各種ボタン13の感度を低下させる。図7は、タブレット端末10における入力デバイスの感度調整に関する機能ブロックを示す図である。なお、第1実施形態と同じ構成要素に対しては、同じ符号を付している。
図7に示すように、第2実施形態では、タッチパネルドライバ32の感度調整モジュール301およびボタンドライバ33の感度調整モジュール302のそれぞれが、センサドライバ31に加えて、さらにディスプレイドライバ34から情報を取得する。ディスプレイドライバ34は、LCD12Aへの画像表示を制御するためのモジュールである。より具体的には、感度調整モジュール301,302は、LCD12A上における画像の向きをディスプレイドライバ34から取得する。なお、ディスプレイドライバ34も、OS201内の1モジュールとしてではなく、(OS201の配下で動作する)OS201とは別のソフトウェアとして存在しても構わない。
図8は、タブレット端末10のタッチスクリーンディスプレイ12の画面の向きと当該タッチスクリーンディスプレイ12上における画像の向きとの関係を示す図である。図8中、(A)〜(D)のいずれも、本体11を立てた状態(タッチスクリーンディスプレイ12の画面を水平方向に向けた状態)でタブレット端末10を使用している様子を示している。なお、本実施形態では、本体11を寝かせた状態(タッチスクリーンディスプレイ12の画面を鉛直方向に向けた状態)でタブレット端末10が使用されている場合、タッチパネル12Bや各種ボタン13の感度を調整する制御は働かない。本体11を立てた状態または寝かせた状態のいずれでタブレット端末10が使用されているかは、加速度センサ109からの検出信号によって判定できる。また、本体11を寝かせた状態でタブレット端末10が使用されている場合には、第1実施形態で説明した原理でタッチパネル12Bや各種ボタン13の感度を調整するようにしてもよい。
図8に示すように、タブレット端末10は、タッチスクリーンディスプレイ12の画面が矩形であるものとする。また、タブレット端末10は、タッチスクリーンディスプレイ12の画面の長手方向を横にした状態(いわゆるランドスケープ)、縦にした状態(いわゆるポートレート)のいずれの向きでも画像を表示できるものとする。図8中、(A)と(D)がランドスケープの向き、(B)と(C)がポートレートの向きで画像が表示されている。感度調整モジュール301,302は、画像がランドスケープまたはポートレートのいずれの向きで表示されているのかをディスプレイドライバ34から取得する。
また、図8中、画像の向きが水平方向の(B)と(D)が、例えばユーザが横向きに寝転がってタブレット端末10を操作していると推測し得る状態である。センサドライバ31によって入力される加速度センサ109からの検出信号だけでは、(A),(B)または(C),(D)のいずれであるかを判定することはできても、(A)または(B)のいずれであるか、(C)または(D)のいずれであるかを判定することはできない。
また、ディスプレイドライバ34から取得する情報(ランドスケープまたはポートレート)だけでは、(A),(D)または(B),(C)のいずれであるかを判定することはできても、(A)または(D)のいずれであるか、(B)または(C)のいずれであるかを判定することはできない。そこで、感度調整モジュール301,302は、センサドライバ31によって入力される加速度センサ109からの検出信号と、ディスプレイドライバ34から取得する情報(ランドスケープまたはポートレート)との両方に基づき、図8に示す(A)〜(D)の4通りの状態、より具体的には、(B),(D)の状態を判別する。そして、(B),(D)の状態の場合、タブレット端末10は不安定な状態にあるものとして、感度調整モジュール301,302により、タッチパネル12B,各種ボタン13の感度を低下させる。
これにより、第1実施形態と同様、しっかり操作しないといけないようにして、ユーザが意図しないタッチパネル12B,各種ボタン13の操作が発生しないようにすることができる。
なお、ここでは、説明を判り易くするために、タッチスクリーンディスプレイ12の画面が矩形である例を示したが、タッチスクリーンディスプレイ12の画面は、例えば正方形であっても良い。
図9は、タッチパネルドライバ32の動作手順を示すフローチャートである。
タッチパネルドライバ32は、タッチパネル12Bの操作を検知すると、センサドライバ31から加速度センサ109の検出データを取得し(ブロックC1)、また、ディスプレイドライバ34からLCD12A上での画像の向きを取得する(ブロックC2)。タッチパネルドライバ32は、取得した加速度センサ109の検出データと、LCD12A上での画像の向きとに基づき、LCD12Aの画面が水平方向に向けられており、かつ、画像の向きが水平方向であるかどうかを判定する(ブロックC3)。
ブロックC3の判定条件に合致しなかった場合(ブロックC3のNO)、タッチパネルドライバ32は、タッチパネル12Bの操作時間を取得し(ブロックC4)、この取得した操作時間を第1閾値と比較する(ブロックC5)。そして、第1閾値以上であった場合(ブロックC5のYES)、タッチパネルドライバ32は、タッチパネル12Bが操作されたと判定して、タッチパネル操作時の処理を実行する(ブロックC6)。
一方、ブロックC3の判定条件に合致した場合(ブロックC3のYES)、タッチパネルドライバ32は、タッチパネル12Bの操作時間を取得し(ブロックC7)、この操作時間を第1閾値よりも大きい第2閾値と比較する(ブロックC8)。そして、第2閾値以上であった場合(ブロックC8のYES)、タッチパネルドライバ32は、タッチパネル12Bが操作されたと判定して、タッチパネル操作時の処理を実行する(ブロックC6)。
また、図10は、ボタンドライバ33の動作手順を示すフローチャートである。
ボタンドライバ33は、各種ボタン13の操作を検知すると、センサドライバ31から加速度センサ109の検出データを取得し(ブロックD1)、また、ディスプレイドライバ34からLCD12A上での画像の向きを取得する(ブロックD2)。ボタンドライバ33は、取得した加速度センサ109の検出データと、LCD12A上での画像の向きとに基づき、LCD12Aの画面が水平方向に向けられており、かつ、画像の向きが水平方向であるかどうかを判定する(ブロックD3)。
ブロックD3の判定条件に合致しなかった場合(ブロックD3のNO)、ボタンドライバ33は、各種ボタン13の操作時間を取得し(ブロックD4)、この取得した操作時間を第1閾値と比較する(ブロックD5)。そして、第1閾値以上であった場合(ブロックD5のYES)、ボタンドライバ33は、各種ボタン13が操作されたと判定して、各種ボタン操作時の処理を実行する(ブロックD6)。
一方、ブロックD3の判定条件に合致した場合(ブロックD3のYES)、ボタンドライバ33は、各種ボタン13の操作時間を取得し(ブロックD7)、この操作時間を第1閾値よりも大きい第2閾値と比較する(ブロックD8)。そして、第2閾値以上であった場合(ブロックD8のYES)、ボタンドライバ33は、各種ボタン13が操作されたと判定して、各種ボタン操作時の処理を実行する(ブロックD6)。
このように、本実施形態のタブレット端末10も、その時々の状況に応じて、タッチパネル12Bや各種ボタン13の感度を適切に調整することを可能とする。
なお、本実施形態の動作手順は全てソフトウェアによって実現することができるので、このソフトウェアをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じて通常のコンピュータに導入することにより、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
また、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…タブレット端末、11…本体、12…タッチスクリーンディスプレイ、12A…LCD、12B…タッチパネル、13…各種ボタン、31…センサドライバ、32…タッチパネルドライバ、33…ボタンドライバ、34…ディスプレイドライバ、101…CPU、102…システムコントローラ、103…主メモリ、104…グラフィクスコントローラ、105…BIOS−ROM、106…不揮発性メモリ、107…無線通信デバイス、108…EC、201…オペレーティングシステム(OS)、202…各種アプリケーションプログラム、301,302…感度調整モジュール。
Claims (16)
- タッチパネルを有するタッチスクリーンディスプレイと、
重力の方向を検出可能なセンサと、
前記センサからの検出信号に基づき、前記タッチスクリーンディスプレイの画面が鉛直上向き寄りの第1方向または鉛直下向き寄りの第2方向のいずれに向けられているかを判定して、前記タッチパネルの感度を調整する調整手段と、
を具備する電子機器。 - 前記調整手段は、前記画面が前記第2方向に向けられている場合、前記タッチパネルの感度を低下させる請求項1に記載の電子機器。
- 前記調整手段は、前記タッチスクリーンディスプレイへの接触を前記タッチスクリーンディスプレイ上でのタッチ操作と判定するための前記接触の継続時間を示す閾値を大きくすることにより、前記タッチパネルの感度を低下させる請求項2に記載の電子機器。
- ハードウェアボタンと、
前記センサからの検出信号に基づき、前記画面が前記第1方向または前記第2方向のいずれに向けられているかを判定して、前記ハードウェアボタンの感度を調整する第2調整手段と、
をさらに具備する請求項1に記載の電子機器。 - 前記第2調整手段は、前記画面が前記第2方向に向けられている場合、前記ハードウェアボタンの感度を低下させる請求項4に記載の電子機器。
- 前記第2調整手段は、前記ハードウェアボタンの押下をボタン操作と判定するための前記押下の継続時間を示す閾値を大きくすることにより、前記ハードウェアボタンの感度を低下させる請求項5に記載の電子機器。
- タッチパネルを有するタッチスクリーンディスプレイを具備する電子機器の制御方法であって、
前記タッチスクリーンディスプレイの画面が向けられている方向を検出し、
前記画面が鉛直上向き側の第1方向または鉛直下向き側の第2方向のいずれに向けられているかに応じて、前記タッチパネルの感度を調整する、
電子機器の制御方法。 - コンピュータを、
タッチスクリーンディスプレイの画面が向けられている方向を検出し、
前記画面が鉛直上向き側の第1方向または鉛直下向き側の第2方向のいずれに向けられているかに応じて、前記タッチスクリーンディスプレイが備えるタッチパネルの感度を調整する、
ように動作させるためのプログラム。 - タッチパネルを有するタッチスクリーンディスプレイと、
重力の方向を検出可能なセンサと、
前記タッチスクリーンディスプレイの画面上での画像の向きを取得する取得手段と、
前記センサからの検出信号と、前記取得手段により取得される前記画面上での画像の向きとに基づき、前記画面が鉛直方向寄りの第1方向または水平方向寄りの第2方向のいずれに向けられているかを判定すると共に、前記画像の向きが前記第1方向または前記第2方向のいずれかを判定して、前記タッチパネルの感度を調整する調整手段と、
を具備する電子機器。 - 前記調整手段は、前記画面が前記第2方向に向けられており、かつ、前記画像の向きが前記第2方向である場合、前記タッチパネルの感度を低下させる請求項9に記載の電子機器。
- 前記調整手段は、前記タッチスクリーンディスプレイへの接触を前記タッチスクリーンディスプレイ上でのタッチ操作と判定するための前記接触の継続時間を示す閾値を大きくすることにより、前記タッチパネルの感度を低下させる請求項10に記載の電子機器。
- ハードウェアボタンと、
前記センサからの検出信号と、前記取得手段により取得される前記画面上での画像の向きとに基づき、前記画面が鉛直方向寄りの第1方向または水平方向寄りの第2方向のいずれに向けられているかを判定すると共に、前記画像の向きが前記第1方向または前記第2方向のいずれかを判定して、前記ハードウェアボタンの感度を調整する第2調整手段と、
をさらに具備する請求項9に記載の電子機器。 - 前記第2調整手段は、前記画面が前記第2方向に向けられており、かつ、前記画像の向きが前記第2方向である場合、前記ハードウェアボタンの感度を低下させる請求項12に記載の電子機器。
- 前記第2調整手段は、前記ハードウェアボタンの押下をボタン操作と判定するための前記押下の継続時間を示す閾値を大きくすることにより、前記ハードウェアボタンの感度を低下させる請求項13に記載の電子機器。
- タッチパネルを有するタッチスクリーンディスプレイを具備する電子機器の制御方法であって、
重力の方向を検出し、
前記タッチスクリーンディスプレイの画面上での画像の向きを取得し、
前記重力の方向と前記画面上での画像の向きとに基づき、前記画面が鉛直方向寄りの第1方向または水平方向寄りの第2方向のいずれに向けられているかを判定すると共に、前記画像の向きが前記第1方向または前記第2方向のいずれかを判定し、
前記画面が前記第1方向または前記第2方向のいずれに向けられているか、および、前記画像の向きが前記第1方向または前記第2方向のいずれかに応じて、前記タッチパネルの感度を調整する、
電子機器の制御方法。 - コンピュータを、
重力の方向を検出し、
タッチスクリーンディスプレイの画面上での画像の向きを取得し、
前記重力の方向と前記画面上での画像の向きとに基づき、前記画面が鉛直方向寄りの第1方向または水平方向寄りの第2方向のいずれに向けられているかを判定すると共に、前記画像の向きが前記第1方向または前記第2方向のいずれかを判定し、
前記画面が前記第1方向または前記第2方向のいずれに向けられているか、および、前記画像の向きが前記第1方向または前記第2方向のいずれかに応じて、前記タッチスクリーンディスプレイが備えるタッチパネルの感度を調整する、
ように動作させるためのプログラム。
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