JP2014122988A - 画像形成装置及び着脱ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体に対して着脱自在なユニットを外装カバーの開閉操作をすることなく装置本体から着脱可能とし、操作性を向上させた画像形成装置を提供する。
【解決手段】像担持体1を含み該像担持体上にトナー像を形成する作像部と、像担持体上のトナー像を記録媒体Pに転写する転写部Nと、記録媒体上のトナー像を記録媒体に定着する定着部13と、トナー像の定着後に排出された記録媒体を載置する載置部15と、を備えた画像形成装置100であって、画像形成装置本体101に対して着脱自在な着脱ユニット20を備え、着脱ユニットの外面の一部15bが載置部の少なくとも一部を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザープリンタ、複写機、インクジェットプリンタ、印刷機及びファクシミリ等の画像形成装置に関するものであり、特に画像形成装置本体に対して着脱自在な着脱ユニットの着脱操作性を向上させた画像形成装置と、着脱ユニットに関するものである。
複写機等の画像形成装置では、感光体・現像剤などを定期的に交換する必要があり、これらを含む部位を画像形成装置本体(以下「装置本体」と略記する)に対して着脱自在に構成した着脱式のユニット(例:プロセスカートリッジユニット、以下「PCU」という)が知られている。
例えば、特許文献1には、装置本体に対して着脱自在なPCUを備えた画像形成装置が記載されている。この画像形成装置では、PCUを着脱するために光学ユニットを移動させる必要がある。PCU着脱時の操作性を向上させるために特許文献1では、光学ユニットが外装カバーと一体的に装置本体に対して開位置と閉位置との間で移動するように構成されている。外装カバーを装置本体に対して開放して開位置としたとき、光学ユニットがPCUから大きく離間するので、PCUの着脱が容易となる。
しかし、特許文献1に記載の発明では、PCUを装置本体から脱離させるためには、外面部が記録媒体載置部である外装カバーを開放する操作、PCUを脱離させる操作、及び再度外装カバーを閉鎖する操作の計三段階の操作が必要であり、操作が煩雑になるという問題があった。この煩雑さはPCUを装置本体に装着させる際にも生じてしまう。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、装置本体に対して着脱自在なユニットを外装カバーの開閉操作をすることなく装置本体から着脱可能とし、操作性を向上させた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、画像形成装置本体に着脱自在な着脱ユニットを備えた画像形成装置であって、画像形成手段により画像が形成された記録媒体が載置される載置部を備え、該載置部の少なくとも一部が前記着脱ユニットの外面によって構成されることを特徴とする。
本発明によれば、載置部の少なくとも一部が、画像形成装置本体に着脱自在な着脱ユニットの外面によって構成されるので、外装カバーを開放する必要なく、着脱ユニットを画像形成装置本体から着脱することができる。
画像形成装置の一例を示す概略断面図である。 PCUの一例を示す概略図であり、(a)は上面図であり、(b)は背面図であり、(c)は断面図である。また(d)は取手部分の拡大斜視図である。 PCUが取り外された画像形成装置を示す概略断面図である。 PCUの着脱について説明するための図であり、(a)は装置本体の概略断面図であり、(b)はPCUの側面図である。 (a)〜(c)は、PCUの装着検知手段の一例を示す概略図である。 画像形成装置の一例を示す概略断面図である。 定着ユニットが取り外された画像形成装置を示す概略断面図である。 (a)は画像形成装置の一例を示す概略断面図であり、(b)はトナー容器の斜視図である。 画像形成装置の一例を示す概略断面図である。 引っ掛かり防止部材の一例について説明するための図であり、(a)、(b)は側面図であり、(c)は斜視図である。 (a)、(b)は、引っ掛かり防止部材の一例について説明するための図である。 画像形成装置の載置部を上流側から観察した斜視図である。 PCUの一例を示す概略図であり、(a)は上面図であり、(b)は背面図であり、(c)は側面図である。また(d)は取手に手を差し入れた様子を示す(a)のC−C断面図である。 PCUの一例を示す概略図であり、(a)は上面図であり、(b)は背面図であり、(c)は側面図である。 (a)は画像形成装置の一例を示す概略断面図であり、(b)はトナー容器の斜視図である。 (a)は画像形成装置の一例を示す概略断面図であり、(b)はトナー容器の斜視図であり、(c)は衝撃吸収部材の他の構造を示す斜視図である。 (a)は画像形成装置の一例を示す概略断面図であり、(b)は画像形成装置の載置部を下流側から観察した斜視図であり、(c)は(b)のD−D断面図である。 画像形成装置の載置部を下流側から観察した斜視図である。 画像形成装置100としてのインクジェット方式のプリンタの概略構成を示す図である。 印字ユニットの一例を示す概略斜視図である。 印字ユニットとインクタンクを装置本体から取外した状態を示す断面図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
本発明は、画像形成装置本体(以下「装置本体」と略記する)に着脱自在に装着された着脱ユニットの外面の一部を、画像形成装置外に排出された記録媒体を載置する載置部と兼用した点に特徴がある。
なお、以下の説明で用いる「上流」又は「下流」とは、記録媒体の排出方向又は搬送方向を基準としての「上流」又は「下流」を意味する。また、「幅」又は「幅方向」とは、記録媒体の排出方向又は搬送方向に直交する方向を意味する。また、PCUとは、「帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうち少なくとも1つと、感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもの」を意味する。
また、「装置本体」とは、着脱操作される着脱ユニットとの対比において定義される部材である。即ち、画像形成装置が複数の着脱ユニットを含んで構成される場合、「装置本体」は、装着されることにより既に装置本体と一体化された着脱ユニットを含む概念である。例えば、定着ユニットとPCUとが着脱自在に構成された画像形成装置の場合、定着ユニットが装置本体に装着されて一体化されている場合は、着脱操作されるPCUに対する装置本体とは、定着ユニットを含んだ概念である。
以下、各実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
<画像形成装置の概略の説明>
まず、本発明の実施形態に関わる画像形成装置の一例について説明する。図1は、画像形成装置の一例を示す概略断面図である。
画像形成装置100は、電子写真方式の画像形成装置であり、画像形成を行う作像部として、ドラム状の感光体である像担持体1と、像担持体1の表面を一様に帯電する帯電ローラ2と、一様に帯電された像担持体1の表面に静電潜像を書き込む露光装置3と、像担持体1が担持する静電潜像をトナー像化する現像装置4と、を備える。
像担持体1は、画像形成動作時に図示する方向に回転駆動され、帯電装置の一例である帯電ローラ2によって所定の極性に帯電される。像担持体1の帯電面には、露光装置3から出射した画像データに基づいて光変調されたレーザ光Lが照射され、像担持体に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置4を通るとき、粉体状のトナーによってトナー像として可視像化される。
また、画像形成装置100は、シート状の記録媒体Pを収容する給紙装置10と、給紙装置から給送された記録媒体に、像担持体1が担持するトナー像を転写する転写ローラ5と、記録媒体に転写されたトナー像を定着する定着装置13(定着部)と、トナー像定着後の記録媒体を機外に排出する排紙ローラ14と、機外に排出された記録媒体を載置する載置部15と、を備える。
給紙装置10からは、シート状の記録媒体Pが矢印A方向に給送される。記録媒体Pは、給紙ローラ11と分離パッド12により1枚に分離、給送され、像担持体1とこれに対向配置された転写ローラ5との間の転写ニップN(転写部)に送り込まれる。このとき、転写ローラ5の作用によって、像担持体1上のトナー像が記録媒体Pに転写される。
像担持体1を離れた記録媒体Pは、定着装置13の下方の搬送ガイド19aに沿って定着装置13内に進入し、そこで熱と圧力の作用によってトナー像が記録媒体上に定着される。定着装置13を通過した記録媒体は、搬送ガイド19bに沿って搬送され、排紙ローラ14により装置本体101から排出され、載置部15(載置部15a、15b、15c)に載置される。
さらに画像形成装置100は、トナー像転写後の像担持体1上に残留する転写残トナーを除去するクリーニング装置6と、像担持体1の表面電位を初期化する除電ランプ(不図示)と、を備える。
ここに示したクリーニング装置6は、像担持体1に圧接したクリーニングブレード7よりなるクリーニング部材を有し、このクリーニングブレード7によって像担持体上の転写残トナーが掻き取り除去される。
<第一の実施形態>
(着脱自在なPCU)
本発明の第一の実施形態に係る画像形成装置について、図1、及び図2に基づいて説明する。図2は、PCUの一例を示す概略図であり、(a)は上面図であり、(b)は背面図であり、(c)は断面図である。また(d)は取手部分の拡大斜視図である。
図1に示す画像形成装置100は、装置本体101に対して着脱自在な着脱ユニットとしてプロセスカートリッジユニット(PCU20)を備え、PCU20の外面の一部が載置部15の少なくとも一部(載置部15b)を構成している。もちろん、載置部15の全部がPCU20の外面によって構成されていてもよい。
PCU20は、像担持体1、現像装置4、帯電ローラ2、クリーニング装置6、及びトナーを収容するトナー収容部21を一体化したものである。PCU20は、装置本体101に対して、図中右斜め上方向に着脱自在に構成されている(図4参照)。
露光装置3はPCU20の着脱経路に干渉しない位置に配置されている。具体的には、給紙装置10の上方であって、PCU20の横(図中右側)に露光装置3は配置されている。また、レーザ光Lを像担持体1に導く潜像書込通路22が、PCU20の下部に貫通形成されている。なお、潜像書込通路22として示した部位に、露光装置3を配置し、PCU20として一体化してもよい。
図1中、潜像書込通路22を回避した紙面奥側の位置には、トナー収容部21中のトナーを現像装置4に供給するトナー供給経路23が配置されている。PCU20の下方には、像担持体1にトナー像を形成する現像装置4が配置されている。現像装置4は、トナー収容部21から供給されたトナーを、紙面奥側と手前側とで循環搬送する2軸の搬送スクリュ4aを備えている。
図3は、PCUが取り外された画像形成装置を示す概略断面図である。図示するように、PCU20の外面の一部が載置部15の一部(載置部15b)を構成していることから、外装カバーを開放する動作を必要とせずに、PCU20を装置本体101から取り外すことができる。このように、速やかにPCU20を装置本体101から取り外すことができるので、PCU20の交換時における操作性がよい。また、PCU20を取り外すだけで、PCUに対向する搬送ガイド19aが露出して手を差し入れることができ、装置本体101内で詰まった記録媒体Pを容易に除去することができる。また、記録媒体Pの排出方向下流側である装置本体101の前面にユーザーがいる装置構成の場合、そのユーザーから見てPCU20を取外す方向と記録媒体Pを除去する方向とが概ね同じであるため直感的に手を概ね同じ方向に繰り返して差し出せばよく、操作性がよい。
(載置部の高さ関係)
装置本体101とPCU20との境界部は、画像形成装置100においては、PCU20と装置本体101との境界部を間に挟んだ上流側の載置部15aの高さ位置が、下流側の載置部15bよりも高くなるように設定されている。
図1に示す載置部15は、上流側から載置部15aと載置部15bと載置部15cとから構成されている。載置部15bが、PCU20の外面の一部と兼用された載置部である。
上流側の装置本体101(装置本体101として一体化された定着ユニット80)とPCU20との境界部30aを間に挟んだ上流側の載置部15aの高さ位置は、下流側の載置部15bよりもh1だけ高くなるように設定されている。また、PCU20と下流側の装置本体101との境界部30bを間に挟んだ上流側の載置部15bの高さ位置は、下流側の載置部15cよりもh2だけ高くなるように設定されている。また、載置部15bは、上流から下流に向かって下方から上方に傾斜している。
このように、境界部を間に挟んだ上流側の載置部を、下流側の載置部よりも高い位置に設定することで、画像形成装置100外に排出された記録媒体の下流端が境界部で引っ掛かることなく、円滑に排出される。なお、このような高さ位置の設定は、排出時に記録媒体の下流側端部が接触して通過する載置部15の部位について、少なくとも行えばよい。
(記録媒体の接触位置)
記録媒体の接触位置の設定について図1に基づいて説明する。記録媒体の下流端の載置部15への最初の接触位置は、PCU20を構成する載置部15bを回避した位置に設定する。
具体的には、記録媒体の下流端の最初の接触位置を載置部15bよりも上流側の載置部15aとなるように設定する(排出軌跡31a)。或いは、記録媒体の下流端の最初の接触位置を載置部15bよりも下流側の載置部15cとなるように設定する(排出軌跡31b)。記録媒体の接触位置は、排紙ローラ14直前に設けた排紙ガイド(不図示)の角度によって調整できる。
このように設定することで、記録媒体の載置部15への接触に伴う振動を現像装置4や転写ニップNに伝えないようにすることができる。仮に現像装置4や転写ニップN部分が振動すると、像担持体1や記録媒体に形成されるトナー像に縞状の模様(よれ、又はバンディング)が発生する虞がある。本実施形態では、記録媒体の最初の接触位置を、PCU20以外の載置部15a、又は載置部15cとすることで、現像装置4や転写ニップN部分の振動を防止し、画像品質を向上させることができる。
また、排紙ローラ14から排出されたときの記録媒体の上流端が、境界部30aよりも上流で載置されるように、載置部15aの長さが設定されている。このように設定することで、排出後の記録媒体が排出ローラ側に滑り落ちて整列するとき、記録媒体の排出方向上流端が境界部30aに入り込むことを防止できる。
(記録媒体の接触タイミング)
記録媒体の接触タイミングの制御について図1を参照しながら説明する。記録媒体の下流端の最初の接触時が非作像時となるように制御すれば、記録媒体の下流端をPCU20を構成する載置部15bに着地させてもよい。
即ち、先行する記録媒体の上流端が転写ニップNを抜けた後、且つ、後行する記録媒体の下流端が転写ニップNに進入する前に、先行する記録媒体の下流端が載置部15bに着地するように、不図示の制御部にて制御する。
具体的には、排紙ローラ14の周辺に記録媒体の通過を検知する排出センサを設置する。排出センサが記録媒体の通過を検知したとき(排出センサON)から載置部15bに着地するまでの時間をA秒と仮定し、転写ニップNの上流に配置されたレジストローラ対16から転写ニップNまでの搬送時間をB秒と仮定する。この場合、排出センサONを検知してから少なくともA−B秒を超える時間だけ後行する記録媒体を待機させてから転写ニップNに送り出すようにレジストローラ対16を制御すればよい。
このように制御することで、像担持体1への現像中や記録媒体への転写中といった作像時に記録媒体の下流端が載置部15bに着地することを防止でき、着地時の振動による形成画像への縞模様の発生を防止できる。
(ユニット側リブ)
図2に示すように、PCU20を構成する載置部15bには、排出方向に伸びるユニット側リブ24が突出して形成されている。画像形成装置100外に排出された記録媒体はユニット側リブ24の上を滑る。ユニット側リブ24は、画像形成装置100の外部に排出された記録媒体と載置部15bとの接触面積を減少させる。ユニット側リブ24を形成したことにより、記録媒体と載置部15bとの摩擦を小さくするので、記録媒体の排出が円滑に行われる。
(載置部上の取手、及び取手上のユニット側リブ)
また、図2に示すように、PCU20を構成する載置部15bには、PCU20を装置本体101から着脱する際にPCU20を持つための取手40が形成されている。
取手40は、載置部15bに形成された手指差し込み用の凹部41と、凹部41の上流側から下流側にかけて凹部41上を跨って配置された把持部42と、を有する。把持部42は、記録媒体の排出方向に伸びており、把持部42上にユニット側リブ24が突出形成されている。
本実施形態において、取手40は記録媒体の最小幅よりも内側の載置部15b内に形成されている。従って、記録媒体は排出時に取手40上を通過することとなる。本実施形態では、把持部42上にユニット側リブ24を形成したので、記録媒体の下流端が凹部41内に引っ掛かることなく、円滑に排出される。
(PCUの着脱)
PCUの着脱について、図2、及び図4に基づいて説明する。図4は、PCUの着脱について説明するための図であり、(a)は装置本体の概略断面図であり、(b)はPCUの側面図である。
PCU20は、幅方向両側面に形成された突起状の位置決め部50を備えている。位置決め部50はPCU20とは別の部材とし、PCU20に嵌合する形態としてもよい。また、装置本体101は、位置決め部50をPCU20の装着位置に案内する溝状の案内部60を、PCU収容部17(着脱ユニット収容部)の幅方向両側面に備えている。
位置決め部50は、主基準突起51と従基準突起52とを有する。主基準突起51は、像担持体1の回転中心軸と一体化されている。従基準突起52は、主基準突起51に対して対角で一番遠くなる位置に配置されている。
案内部60は、主基準突起51を案内する主案内部61と、従基準突起52を案内する従案内部62とを有する。
主案内部61は装置本体101に連続して形成された溝である。主案内部61は、PCU20が画像形成装置100の他の部位と干渉しないように主基準突起51を導く。主案内部61は入口部61a付近では垂直に近い角度を有している。主案内部61は、最奥部61bに近づくにつれて、徐々に角度を浅くしながら斜め下方に主基準突起51を導く。また、最奥部61b付近では、主基準突起51を略水平方向に導く。
主案内部61の最奥部61bには、像担持体1の回転軸の軸受が配置されている。図2に示すように、像担持体1の回転軸の軸方向一端部には駆動ギヤ25が配置されており、駆動ギヤ25が装置本体101のギヤ(不図示)と噛み合うことにより駆動力を得て、像担持体1が駆動する。
従案内部62は装置本体101の上部に設けられた浅い溝であり、従基準突起52と係合する。
主基準突起51が主案内部61の最奥部61bに到達したとき、従基準突起52は従案内部62と係合する。このとき、PCU20は画像形成可能な所定の装着位置にセットされる。同時に、載置部15のPCU収容部17の開口が、PCU20の載置部15bによって閉止される。
なお、装置本体101からのPCU20の取り外しは、装着と逆の手順で行われる。
(PCUの装着検知手段)
PCUの装着検知手段について説明する。図5(a)〜(c)は、PCUの装着検知手段の一例を示す概略図である。
画像形成装置100は、PCU20が所定の装着位置に位置決めされたことを検知する装着検知手段70を備えている。
装着検知手段70は、PCU20の側面に突出形成された導電性の主基準突起51(導電性突起)と、装置本体101に設けられて、PCU20が所定の装着位置に位置決めされたときに主基準突起51と電気的に接続する導電性の板バネ71(第一の導体)と導電性の軸受72(第二の導体)と、を備えている。
板バネ71は、軸受72直前の主案内部61内に配置されている。板バネ71は、主案内部61(案内溝)による主基準突起51の案内方向に傾斜する2つの斜面(第一の斜面71a、第二の斜面71b)を有している。第一の斜面71aと第二の斜面71bの頂部71cが主案内部61内に突出している(図5(a))。また、頂部71cが主案内部61内に出没自在となるよう、板バネ71は装置本体101の適所に支持されている。
PCU20を装着するとき、主基準突起51は第一の斜面71aと接触して、頂部71cを主案内部61から退避させながら進入する(図5(b))。主基準突起51が軸受72と接触する位置まで案内されたとき、板バネ71が弾性力により元の位置に復帰して、頂部71cが主案内部61内に突出する(図5(c))。このとき、板バネ71の第二の斜面71bが主基準突起51に所定の圧力で接触し、板バネ71と主基準突起51とが導通する。
図5(a)、(b)に示すように、PCU20が所定の装着位置に装着される以前は板バネ71と軸受72が導通していない。しかし、図5(c)に示すように、PCU20が所定の装着位置に装着されると、板バネ71と軸受72が主基準突起51を介して導通し、電流が流れる。この電流を導通検知手段73により検知することで、PCU20が装着位置に装着されたか否かを検知することができる。
なお、軸方向両端に導通検知手段を配置してもよいし、軸方向一端にのみ導通検知手段を配置してもよい。
軸方向両端に導通検知手段を配置する場合は、双方の導通検知手段が導通を検知したことをもって、PCU20が装着位置に装着されたと判断する。
また、軸方向一端にのみ導通検知手段を配置する場合は、装置本体101から駆動力を得る駆動ギヤ25(図2参照)が配置されていない方の主基準突起を検知手段として利用する。即ち、駆動ギヤは「はすばギヤ」であり、装置本体101から駆動力を得る際に駆動ギヤ25が噛み込む方向に回転する。即ちPCU20を装着位置に引き込むように駆動ギヤ25が回転する。このため、駆動ギヤ側が誤装着される虞が少ない。
このように、本実施形態では、PCU20が所定の装着位置に装着されたとき、載置部15に形成されたPCU収容部17の開口がPCU20の載置部15bによって閉止される。PCU20が画像形成可能な位置に装着されたことと、PCU収容部17の開口が閉止されたことを1つの検知手段で検知することができる。従って、検知手段の数を減らしてコスト削減を実現できる。
また、主基準突起51が板バネ71の頂部71cを退避させつつ乗り越えた後、主基準突起51が軸受72に嵌まったときに板バネ71が復帰するように構成したので、弾性力による板バネの退避及び復帰により、操作者が適度な装着感を得ることができる。
<第二の実施形態>(着脱自在な定着ユニット)
本発明の第二の実施形態に係る画像形成装置について、図6及び図7に基づいて説明する。図6は、画像形成装置の一例を示す概略断面図である。図7は、定着ユニットが取り外された画像形成装置を示す概略断面図である。第一の実施形態と同一の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
装置本体101から着脱自在な着脱ユニットを、記録媒体上のトナー像を記録媒体に定着する定着装置13(定着部)を含んだ定着ユニット80としてもよい。
図6に示す定着ユニット80は、装置本体101に対して上下方向に着脱可能である。また、定着ユニット80の外面の一部が、載置部15の少なくとも一部(載置部15a)を構成している。もちろん、載置部15の全部が定着ユニット80の外面によって構成されていてもよい。また、定着ユニット80の外面は、PCU20の載置部15bを覆うように延長されていてもよい。
図7に示すように、定着ユニット80の外面の一部が載置部15の一部(載置部15a)を構成していることから、外装カバーを開放する動作を必要とせずに、定着ユニット80を装置本体101から取り外すことができる。
従って、定着ユニット80の直下にある記録媒体の搬送経路に手を差し入れることができ、装置本体101内で詰まった記録媒体Pを容易に除去することができる。また、記録媒体の排出方向下流側である装置本体の前面にユーザーがいる場合、そのユーザーから見て定着ユニット80を取外す方向と記録媒体を除去する方向とが概ね同じであるため、直感的に手を概ね同じ方向に繰り返して差し出せばよく、操作性が良い。
<第三の実施形態>
(着脱自在なトナー容器)
本発明の第三の実施形態に係る画像形成装置について、図8に基づいて説明する。図8(a)は画像形成装置の一例を示す概略断面図であり、(b)はトナー容器の斜視図である。本実施形態においては、トナーを収容するトナー容器を装置本体101に対して着脱自在な着脱ユニットとした点に特徴がある。以下、第一の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
トナー容器90は、上面に載置部15dと、載置部15dの下方にトナー収容部21と、トナー収容部21の下方にレーザ光Lを像担持体1に導く潜像書込通路22を備えている。潜像書込通路22を回避した位置には、トナー収容部21内のトナーを現像装置4に補給するトナー供給経路23が形成されている。
トナー容器90の幅方向両側面には、上下方向に直線状の位置決め部50が突出形成されている。また、装置本体101は、位置決め部50をトナー容器の装着位置に案内する溝状の案内部60を、トナー容器収容部18(着脱ユニット収容部)内の幅方向両側面に備えている。案内部60は、上下方向に直線状に形成されている。
図8に示すトナー容器90は、装置本体101に対して上下方向に着脱可能である。また、トナー容器90の外面の一部が、載置部15の少なくとも一部(載置部15d)を構成している。もちろん、載置部15の全部がトナー容器90の外面によって構成されていてもよい。
従って、外装カバーを開放する動作を必要とせずに、トナー容器90を装置本体101から取り外すことができる。
(載置部上の取手、及び取手を跨がるユニット側リブ)
トナー容器90は、載置部15dに取手40を備えている。取手40は、載置部15dに形成された第一の凹部43と、第一の凹部43の内側面から横方向に伸びる手指差し込み用の第二の凹部44と、を備えている。第二の凹部44は、本例では第一の凹部43の上流側に形成されている。
第一の凹部43上には、上流側から下流側にかけて第一の凹部43上を跨ってユニット側リブ24が形成されている。トナー容器90を着脱する場合、夫々のユニット側リブ24の間から取手40内に手指を差し入れる。このように、第一の凹部43上にユニット側リブ24を設けたので、排出時に記録媒体の下流端が第一の凹部43に引っ掛かることなく、円滑に排出できる。
(シート状の引っ掛かり防止部材〜1)
装置本体101として一体化された定着ユニット80とトナー容器90との載置部15における境界部30cには、定着ユニット80とトナー容器90とに跨がって境界部30cを塞ぐことにより、記録媒体の境界部への引っ掛かりを防止する引っ掛かり防止部材110を備えている。引っ掛かり防止部材110は、載置部15aと載置部15dとを無段差状に接続するシート状部材である。図8に示す引っ掛かり防止部材110は、一端(上流側端部)が定着ユニット80側に取り付けられており、他端(下流側端部)は自由端である。
引っ掛かり防止部材110は、トナー容器90の着脱方向に弾性変形可能なシート状の弾性部材であり、例えばマイラなどを用いることができる。
トナー容器90の境界部30c側には、載置部15dから連続的に逃げ部91が形成されている。逃げ部91は、排出方向に沿ったトナー容器90の断面形状を、斜め形状、或いは丸みのあるR形状としたものである。逃げ部91は、トナー容器90の装着時に弾性変形した引っ掛かり防止部材110が元の形状に復帰するための空間を提供する。
トナー容器90を装置本体101に装着するとき、引っ掛かり防止部材110の自由端がトナー容器の上流側の側面と衝突して、下方に湾曲(弾性変形)する。しかし、トナー容器90が装着位置に装着された時、引っ掛かり防止部材110の自由端が逃げ部91内で元の形状に復帰して、引っ掛かり防止部材110が境界部30cを塞ぐ。
本実施形態では、トナー容器90と定着ユニット80との境界部30cを間に挟んだ上流側の載置部15aの高さ位置が、下流側の載置部15dよりも低い。このような場合であっても、引っ掛かり防止部材110が、装置本体101とトナー容器90とを無段差状に接続するので、記録媒体が境界部30cに引っ掛かることなく、円滑に排出される。
<第四の実施形態>(シート状の引っ掛かり防止部材〜2)
本発明の第四の実施形態に係る画像形成装置について、図9に基づいて説明する。図9は画像形成装置の一例を示す概略断面図である。以下、第一の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
シート状の引っ掛かり防止部材110は、装置本体101に対して斜め上下方向に着脱される着脱ユニット(例:PCU20)と装置本体101とを無段差状に接続するものであってもよい。
PCU20の上流側側面26は、概略着脱方向に沿って傾いた傾斜面である。図示するPCU20では、上流側側面26は鉛直方向から下流側に傾いている。また、PCU20が装着位置にあるとき、PCU20と定着ユニット80との境界部30aを間に挟んだ上流側の載置部15aの高さ位置が、下流側部分の載置部15bよりも低い。また、引っ掛かり防止部材110は、その下面が上流側側面26と接触するように、自由端(下流側端部)がやや上方に向けて取り付けられている。
例えばPCU20が、図4に示すように案内されるとき、PCU20が装着位置に到達する直前に、PCU20の上流側側面26が引っ掛かり防止部材110の自由端に下方に接触する。この状態でPCU20を装着位置まで略水平に移動させれば、自由端が上方に押し上げられ、引っ掛かり防止部材110が上方にやや湾曲した姿勢で境界部30aを塞ぐ。本実施形態の場合、図8に示したような逃げ部91を形成する必要がない。
このように、PCU20と定着ユニット80との境界部30aを間に挟んだ上流側の載置部15aの高さ位置が、下流側の載置部15bよりも低い場合であっても、引っ掛かり防止部材110が、装置本体101とPCU20とを無段差状に接続する。従って、記録媒体が境界部30aに引っ掛かることなく、円滑に排出される。
<第五の実施形態>(開閉する引っ掛かり防止部材)
本発明の第五の実施形態に係る画像形成装置について、図10に基づいて説明する。図10は、引っ掛かり防止部材の一例について説明するための図であり、(a)、(b)は側面図であり、(c)は斜視図である。以下、第一の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
引っ掛かり防止部材110は、載置部15aから起立して境界部30aを開放する開放姿勢((a)に示す姿勢)と、載置部15aに横臥した姿勢で境界部30aを閉止する閉止姿勢((b)に示す姿勢)と、の間で回転自在となるように、装置本体(定着ユニット80)に軸支された開閉部材である。
引っ掛かり防止部材110は、トーションバネ111(弾性付勢部材)によって常時開放方向(図中矢印B方向)に弾性付勢されている。トーションバネ111のスプリング部111aには引っ掛かり防止部材110の回転軸112が挿通され、スプリング部111aから突出した2つの端部111bは、定着ユニット80と引っ掛かり防止部材110の適所にそれぞれ引っ掛けられている。
引っ掛かり防止部材110は、境界部30aを塞ぐ開閉片113と、押圧されたときに開閉片113を閉止方向に回動させる作動片114と、を備えている。
また、PCU20は、装置本体101の所定の装着位置に位置決めされたとき(図10(b))に、トーションバネ111の弾性付勢力に抗して作動片114を押圧して引っ掛かり防止部材110を閉止する押圧片27を備えている。
このように、装置本体101とPCU20とに跨がって境界部30aを塞ぐ引っ掛かり防止部材110を備えたので、記録媒体の境界部への引っ掛かりを防止することができる。また、引っ掛かり防止部材は開放姿勢と閉止姿勢との間で自在に回転するので、PCU20の装着時に引っ掛かり防止部材を開放すれば、引っ掛かり防止部材が邪魔にならない。また、引っ掛かり防止部材を常時開放方向に弾性付勢するので、PCU20を取り外したときに自動的に開放姿勢となり、PCU20の装着時に引っ掛かり防止部材が邪魔にならない。また、PCU20の装着時に、PCU20の押圧片27が引っ掛かり防止部材110の作動片114を押圧して自動的に閉止姿勢となるので、操作性が向上する。
なお、引っ掛かり防止部材としての開閉部材は、装置本体に対して上下方向に着脱する着脱ユニット(例えば第三の実施形態)にも適用可能である。
<第六の実施形態>(回転する引っ掛かり防止部材)
本発明の第六の実施形態に係る画像形成装置について、図11に基づいて説明する。図11(a)、(b)は、引っ掛かり防止部材の一例について説明するための図である。以下、第一の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
引っ掛かり防止部材110は、記録媒体と接触する外周面115が排出方向に沿って回転移動するように、回転自在に軸支された回転体(コロ)であってもよい。
例えば、図11(a)に示すように、引っ掛かり防止部材110が、境界部30aの上流側の装置本体101に回転自在に軸支された構成としてもよい。この場合、引っ掛かり防止部材110の回転軸116が、境界部30aの上流側の載置部15aよりも下方となるように配置する。このように配置することで、記録媒体が引っ掛かり防止部材110の外周面115の上部を通過する。また、引っ掛かり防止部材110の外周面115の最上部が、境界部30aの下流側のPCU20を構成する載置部15bよりもh3だけ高い位置となるように設定する。このように設定することで、引っ掛かり防止部材110通過後の記録媒体が載置部15bに引っ掛かることなく、円滑に排出される。
また例えば、図11(b)に示すように、引っ掛かり防止部材110が、境界部30aの下流側のPCU20に回転自在に軸支された構成としてもよい。この場合、引っ掛かり防止部材110の回転軸116が、境界部30aの上流側の載置部15aの下方となるように配置する。このように配置することで、記録媒体が引っ掛かり防止部材の下方に潜り込むことなく、外周面の上部を通過する。
<第七の実施形態>(互い違いのリブ)
本発明の第七の実施形態に係る画像形成装置について、図12に基づいて説明する。図12は、画像形成装置の載置部を上流側から観察した斜視図である。以下、第一の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
載置部15bには、排出方向に伸びるユニット側リブ24が突出して形成されている。また、載置部15a、15cを構成する装置本体101の外面には、排出方向に伸びる本体側リブ102が突出して形成されている。以下、載置部15aと載置部15bのリブの関係について説明するが、載置部15bと載置部15cのリブの関係についても同様である。
境界部30aにおいて装置本体101とPCU20は、互い違いに配置されている。本体側リブ102は、PCU20側に突出する装置本体101の載置部15a1から連続的に形成されている。また、ユニット側リブ24は、装置本体101側に突出するPCU20の載置部15b1から連続的に形成されている。
このように、本体側リブ102とユニット側リブ24は、記録媒体の排出方向と直交する方向に交互に配置されている。言い換えれば、幅方向に位置をずらして配置されている。さらに、本体側リブ102とユニット側リブ24は、排出方向にその一部が重なるように配置されている。具体的には、装置本体101とPCU20が互い違いに配置される部分において、本体側リブ102とユニット側リブ24は排出方向に重なっている。
上記構成とすることで、リブが排出方向に途切れることなく記録媒体を案内することができるので、記録媒体が境界部において引っ掛かることを防止できる。
<第八の実施形態>(記録媒体の最大幅の外側に配置した取手)
本発明の第八の実施形態に係る画像形成装置について、図13に基づいて説明する。図13は、PCUの一例を示す概略図であり、(a)は上面図であり、(b)は背面図であり、(c)は側面図である。また(d)は取手に手を差し入れた様子を示す(a)のC−C断面図である。以下、第一の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
PCU20は、記録媒体の最大幅よりも外側に配置された取手40を備えている。
図示する取手40は、載置部15bに形成された第一の凹部43と、第一の凹部の内側面から横方向に伸びる手指差し込み用の第二の凹部44と、を備えている。取手40の第一の凹部43が載置部15bに形成されているが、第一の凹部43は記録媒体の最大幅よりも外側に配置されている。なお、本実施形態では、取手を載置部15bの下方に形成しているが、取手は載置部15bの上方に突出形成されていても構わない。
このように、少なくとも載置部15bに形成された取手40の部位(本例では第一の凹部43)を、記録媒体の最大幅よりも外側に配置することで、記録媒体が取手40に引っ掛かることなく、円滑に排出される。
<第九の実施形態>(可動式の取手)
本発明の第九の実施形態に係る画像形成装置について、図14に基づいて説明する。図14は、PCUの一例を示す概略図であり、(a)は上面図であり、(b)は背面図であり、(c)は側面図である。本実施形態においては、着脱ユニットに形成する取手を可動式にした点に特徴がある。以下、第一の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
PCU20は、載置部15bの一部に凹陥部45を備えており、取手40は、載置部15bから起立した位置と凹陥部内に収容された位置との間で回動可能に凹陥部内に軸支されている。
取手40は、軸方向が排出方向に沿った回動軸46によって、凹陥部45内に軸支されている。また、取手40の把持部42は、排出方向に沿って延びている。把持部42には、取手40が収容位置にあるときに載置部15bから突出するユニット側リブ24が形成されている。
このように、取手40を可動に構成し、載置部15bに形成された凹陥部45内に収容するので、記録媒体が取手40に引っ掛かることなく、円滑に排出される。さらに、把持部42にユニット側リブ24を形成したので、排出された記録媒体がユニット側リブの上を滑るので、記録媒体が取手40に引っ掛かることなく、円滑に排出される。
<第十の実施形態>(下流端の取手)
本発明の第十の実施形態に係る画像形成装置について、図15に基づいて説明する。図15(a)は画像形成装置の一例を示す概略断面図であり、(b)はトナー容器の斜視図である。以下、第一の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
トナー容器90は、下流側側面に形成されて、手指を差し込み可能な凹所からなる取手40を備えている。
即ち、取手40は、上流側側面に形成せず、排出される記録媒体の上流端および下流端と対向しない向きに設けられている。従って、記録媒体が取手40に引っ掛かることなく、円滑に排出される。
<第十一の実施形態>(衝撃吸収部材)
本発明の第十一の実施形態に係る画像形成装置について図16に基づいて説明する。図16は、(a)は画像形成装置の一例を示す概略断面図であり、(b)はトナー容器の斜視図であり、(c)は衝撃吸収部材の構造を示す斜視図である。本実施形態に係る画像形成装置は、着脱ユニットの上部に記録媒体接触時の衝撃を吸収する衝撃吸収部材を備えた点に特徴がある。以下、第三の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図示するように、トナー容器90の載置部15dには、排出された記録媒体の下流端が接触したときの衝撃を吸収する衝撃吸収部材120が取り付けられている。
衝撃吸収部材120は、単層のシリコンゴムとしてもよい。この場合、排出時の記録媒体の滑りをよくし、記録媒体の円滑な排出を補助するために、表面に低摩擦加工を施したものを用いる。
また、衝撃吸収部材120は複数層構造としてもよい。具体的には、記録媒体と接触する上層部には、その表面にテフロン(登録商標)加工等の摩擦低減加工を施した低摩擦シートを配置し、下層部に衝撃を吸収するスポンジやゴム等を配置することができる。上層部に低摩擦シートを配置することで、排出時の記録媒体の滑りをよくして、円滑な排出が可能となる。
また、衝撃吸収部材120は、載置部15d直下のトナー容器90上部に配置してもよい。即ち、図16(c)に示すように、載置部15dを形成する樹脂部材121の直下に、スポンジやゴム等の衝撃吸収部材120を配置してもよい。
このように、トナー容器90の上部に衝撃吸収部材120を備えることで、排出された記録媒体の下流端がトナー容器90上に接触しても、トナー容器90の上部でその衝撃を吸収し、現像装置4や転写ニップNに伝達させないようにできる。従って、像担持体1や記録媒体に形成されるトナー像への縞模様の発生を抑制し、画像品質を向上させることができる。
なお、衝撃吸収部材120は、第一の実施形態におけるPCU20の載置部15bに設けてもよい。
<第十二の実施形態>(隙間防止部材〜1)
本発明の第十二の実施形態に係る画像形成装置について図16に基づいて説明する。本実施形態に係る画像形成装置は、着脱ユニットと装置本体との隙間を埋める隙間防止部材を備えた点に特徴がある。以下、第一の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図示するトナー容器90の外周面には、隙間防止部材130が取り付けられている。隙間防止部材130は、スポンジ(発泡体)やゴム等、弾性変形してトナー容器90と装置本体101との隙間を埋めることができる部材を用いる。また、隙間防止部材130を弾性変形可能な部材から構成することで、トナー容器90の着脱時に、隙間防止部材130が弾性変形してトナー容器を円滑に着脱できる。
仮に、トナー容器90と装置本体101との間に隙間が存在すると、その隙間から異物が侵入し、現像装置4等の内部に入り込んで画像品質を低下させる虞がある。本実施形態では、隙間を隙間防止部材130によって埋めることで異物の侵入を防止し、画像品質を向上させる。
なお、隙間防止部材は装置本体101側のトナー容器収容部の内周面に取り付けてもよい。
また、隙間防止部材は、第一の実施形態におけるPCU20の載置部15bに設けてもよい。PCU20の隙間を隙間防止部材130によって埋めることで異物の侵入を防止し、PCU20の下方の記録媒体Pが汚れることを防止できる。
<第十三の実施形態>(隙間防止部材〜2)
本発明の第十三の実施形態に係る画像形成装置について図17に基づいて説明する。図17(a)は画像形成装置の一例を示す概略断面図であり、(b)は画像形成装置の載置部を下流側から観察した斜視図であり、(c)は(b)のD−D断面図である。本実施形態に係る画像形成装置は、着脱ユニットと装置本体との隙間を埋める庇状の隙間防止部材を備えた点に特徴がある。以下、第一の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る隙間防止部材130は、PCU20の載置部15bから排出方向に沿って突出形成されることにより、PCU20から装置本体101上に張り出して隙間を覆う庇部材である。
隙間防止部材130は、幅方向に連続的に伸びる庇部材である。隙間防止部材130が張り出して覆う装置本体101部分には、載置部15aから段差状に形成されて隙間防止部材130を受ける受部131が形成されている。装置本体101とPCU20の隙間防止部材130は、受部131上で重なり合う。
装置本体101とPCU20との隙間を庇状の部材で覆うことにより、異物が直接、装置本体101とPCU20との間に侵入することを防止でき、画像品質の低下を防止できる。
なお、隙間防止部材130は、第三の実施形態におけるトナー容器90と装置本体101に適用してもよい。
<第十四の実施形態>(隙間防止部材〜3)
本発明の第十四の実施形態に係る画像形成装置について図18に基づいて説明する。図18は画像形成装置の載置部を下流側から観察した斜視図である。本実施形態に係る画像形成装置は、着脱ユニットと装置本体との隙間を埋める鍔状の隙間防止部材を備えた点に特徴がある。以下、第一の実施形態と同様の構成には同一の符号を付してその説明を省略する。
図示する隙間防止部材130は、トナー容器90から載置部15bに沿って突出形成されることにより、トナー容器90から装置本体101上に張り出して隙間を覆う鍔部材である。
隙間防止部材130は、トナー収容部21の外周面に対して載置部15bの外周部の全体を所定の長さだけ張り出すことにより鍔状に形成したものである。本実施形態においても、受部131上で、装置本体101とトナー容器90の隙間防止部材130が重なり合う。
装置本体101とトナー容器90との隙間を鍔状の部材で覆うことにより、異物が直接、装置本体101とトナー容器90との間に侵入することを防止でき、画像品質の低下を防止できる。
<第十五の実施形態>(着脱自在なインク容器)
図19は、画像形成装置100としてのインクジェット方式のプリンタの概略構成を示す図で、用紙搬送方向に直交する方向(主走査方向)から見た図(正面図)である。
記録媒体P上に画像を印字する印字部として機能する印字ユニット210は、印字機構部220、副走査搬送機構部240、及び維持機構部250(図20参照)を備えている。
給紙装置10から給送された記録媒体Pは、搬送ローラ201によって搬送ガイド19cに沿って印字ユニット210に向けて搬送される。印字ユニット210において記録媒体Pは、インクジェットヘッドの印字幅に基づいて設定された所定の送り量だけ副走査搬送機構部240によって副走査方向に搬送される。そして、印字ユニット210は、記録媒体Pに所定ライン数だけ印字するという動作を繰り返すことにより、画像を形成する。
画像が形成された記録媒体P、即ち印字ユニット210による印字後の記録媒体Pは、搬送ローラ202,203によって反転ローラ204まで搬送された後、反転ローラ204によってその搬送方向を逆転される。その後、記録媒体Pは、排紙ローラ14により装置本体101外に排出され、載置部15(載置部15e、載置部15f)に載置される。
図20は、印字ユニットの一例を示す概略斜視図である。なお、印字ユニット内部をわかりやすくするため、載置部15を除いて示している。
印字ユニット210は、印字機構部220、及び維持機構部250を搭載した1つのユニットとして構成されている。印字ユニット210には、載置部15の一部(載置部15f)が上面板として一体化されている。印字ユニット210は、装置本体101から着脱可能である。なお、載置部15の全部が印字ユニット210の外面によって構成されていてもよい。
維持機構部250は、インクジェットヘッドのノズルの乾燥を防止するためのキャップ、及び、インクジェットヘッドのノズル面を拭くことによりノズル面に付着したインクを除去するワイパーなど、インクジェットヘッドの作動能力を維持するために必要な機械要素からなり、インクジェットヘッドのホームポジション側に設けられている。
印字機構部220は図19に示すように、キャリッジ221、キャリッジ221を主走査方向に案内するガイド部材230、及びこのガイド部材230に沿ってキャリッジ221を主走査方向に移動させる主走査モータ222からなる。
キャリッジ221の下面には、所定ライン数の吐出口を有するインクジェットヘッドが、例えばイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色毎に設けられている。
キャリッジ221には、図19に示すインクタンク206からインクが供給される。インクタンク206は載置部15の一部である載置部15eと一体で構成されている。即ち、載置部15の少なくとも一部がインクタンク206の外面(載置部15e)によって構成されている。そのため、インク交換する際は、インクタンク206は、装置本体101から上下方向に着脱可能である。また、インクタンク206は色の数だけ設けられ、図18における紙面を貫く方向に複数並設されている。なお、載置部15の全部がインクタンク206の外面によって構成されていてもよい。
主走査モータ222は、空打ち機構部(不図示)側に設けられている。主走査モータ222の出力端は、タイミングベルト(不図示)を介してキャリッジ221に連結されている。図示する印字機構部220においては、主走査モータ222の回転が直線運動に変換されることにより、キャリッジ221が主走査方向に移動する構成である。しかし、少なくとも1つのガイド部材230をスクリュ軸とし、主走査モータ222によって当該スクリュ軸を回転駆動するように構成することもできる。
副走査搬送機構部240は、図19では、副走査ローラ241、プラテン242、及び搬送ローラ243からなる。副走査ローラ241は図示しない駆動機構により駆動され、所定の送り量だけ記録媒体Pを副走査方向に搬送する。記録媒体Pへの印字は、プラテン242に対向配置されると共に、主走査方向に移動するキャリッジ221に搭載されたインクジェットヘッドにより行われる。
インクジェットヘッドを主走査方向に移動させる際に行う印字は、記録媒体Pを所定量送る毎に繰り返される。その際、往路移動時と復路移動時のそれぞれの工程で印字が実行される。
図21は、印字ユニット210とインクタンク206を画像形成装置本体から取外した状態を示す断面図である。印字ユニット210を取外すとプラテン242の上面が露出するので、プラテン242上の記録媒体Pを除去できる。
なお、印字ユニット210とインクタンク206には、上記各実施形態の構成を適用することが可能である。
<実施態様例>
以上説明した実施形態に示す各態様については、着脱ユニットをPCU又はトナー容器とした場合の例により夫々説明したが、上記各態様は、着脱ユニットとしてのPCU、定着ユニット、トナー容器、又はインク容器に対して夫々適宜変形して実施することができる。例えば、第一の実施形態に装置本体とPCUとの関係として示した「載置部の高さ関係」は、装置本体とトナー容器との関係として実施することができる。また、トナー容器(第三の実施形態)と定着ユニット(第二の実施形態)とを装置本体に対して着脱可能とするか、PCU(第一の実施形態)と定着ユニット(第二の実施形態)とを装置本体に対して着脱可能としてもよい。
本発明は夫々以下の態様にて実施することができる。
(態様1)
画像形成装置本体に着脱自在な着脱ユニットを備えた画像形成装置であって、画像形成手段により画像が形成された記録媒体が載置される載置部を備え、該載置部の少なくとも一部が前記着脱ユニットの外面によって構成されることを特徴とする画像形成装置。
(態様2)
前記着脱ユニットと対向する位置に前記記録媒体が搬送される搬送経路があることを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様3)
前記画像形成装置は、像担持体を含み該像担持体上にトナー像を形成する作像部と、前記像担持体上の前記トナー像を記前記録媒体に転写する転写部と、前記記録媒体上の前記トナー像を該記録媒体に定着する定着部と、を備え、前記載置部に前記定着部による定着後に排出された前記記録媒体が載置されることを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様4)
前記画像形成装置は、印字部を備え、前記載置部に前記印字部による印字後に排出された前記記録媒体が載置されることを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様5)
前記着脱ユニットが、前記作像部を含むプロセスカートリッジユニットであることを特徴とする態様3に記載の画像形成装置。
(態様6)
前記着脱ユニットが、前記定着部を含む定着ユニットであることを特徴とする態様3に記載の画像形成装置。
(態様7)
前記着脱ユニットが、前記トナーを収容するトナー容器であることを特徴とする態様3に記載の画像形成装置。
(態様8)
前記着脱ユニットが、前記印字部へ供給されるインクを収容するインク容器であることを特徴とする態様4に記載の画像形成装置。
(態様9)
前記着脱ユニットは、前記画像形成装置本体に対する位置決め部を備え、前記画像形成装置本体は、前記位置決め部を前記着脱ユニットの装着位置に導く案内部を備えていることを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様10)
前記画像形成装置本体と前記着脱ユニットとの境界部を間に挟んだ記録媒体排出方向上流側の前記載置部の高さ位置は、記録媒体排出方向下流側の前記載置部よりも高いことを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様11)
前記画像形成装置本体と前記着脱ユニットとの境界部において、前記記録媒体の前記境界部への引っ掛かりを防止する引っ掛かり防止部材を備えたことを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様12)
前記引っ掛かり防止部材は、前記画像形成装置本体を構成する載置部と前記着脱ユニットを構成する載置部とを無段差状に接続するシート状部材であることを特徴とする態様11に記載の画像形成装置。
(態様13)
前記引っ掛かり防止部材は、前記載置部から起立して前記境界部を開放する開放姿勢と、前記載置部に横臥した姿勢で前記境界部を閉止する閉止姿勢と、の間で回転自在となるように前記画像形成装置本体に軸支された開閉部材であることを特徴とする態様11に記載の画像形成装置。
(態様14)
前記引っ掛かり防止部材を開放方向に弾性付勢する弾性付勢部材を備え、前記引っ掛かり防止部材は、押圧されたときに該引っ掛かり防止部材を閉止方向に回動させる作動片を備え、
前記着脱ユニットは、前記画像形成装置本体の所定の装着位置に位置決めされたときに、前記弾性付勢部材の弾性付勢力に抗して該作動片を押圧して前記引っ掛かり防止部材を閉止する押圧片を備えたことを特徴とする態様11に記載の画像形成装置。
(態様15)
前記引っ掛かり防止部材は、前記記録媒体と接触する外周面が排出方向に沿って移動するように、前記画像形成装置本体に回転自在に軸支された回転体であり、前記外周面の最上部は、前記着脱ユニットを構成する前記載置部よりも高い位置にあることを特徴とする態様11に記載の画像形成装置。
(態様16)
前記引っ掛かり防止部材は、前記記録媒体と接触する外周面が排出方向に沿って移動するように、前記着脱ユニットに回転自在に軸支された回転体であり、該回転体の回転軸は、前記画像形成装置本体を構成する前記載置部よりも低い位置に軸支されていることを特徴とする態様11に記載の画像形成装置。
(態様17)
前記着脱ユニットを構成する前記載置部には、排出方向に伸びるリブが突出して形成されていることを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様18)
前記画像形成装置本体を構成する前記載置部には、排出方向に伸びる本体側リブが突出して形成されており、前記本体側リブと前記着脱ユニットのリブは、前記記録媒体の排出方向と直交する方向に互い違いに配置されると共に、前記記録媒体の排出方向に一部が重なることを特徴とする態様17に記載の画像形成装置。
(態様19)
前記記録媒体の排出方向下流端の前記載置部への最初の接触位置は、前記着脱ユニットを回避した位置であることを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様20)
前記接触位置は、前記着脱ユニットよりも排出方向上流側であることを特徴とする態様19に記載の画像形成装置。
(態様21)
前記接触位置は、前記着脱ユニットよりも排出方向下流側であることを特徴とする態様19に記載の画像形成装置。
(態様22)
前記着脱ユニットが所定の装着位置に位置決めされたことを検知する検知手段を備えたことを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様23)
前記検知手段は、前記着脱ユニットの側面に突出形成された導電性突起と、前記画像形成装置本体に設けられて、前記着脱ユニットが所定の装着位置に位置決めされたときに前記導電性突起と電気的に接続する導体と、前記導電性突起と前記導体との導通を検知する導通検知手段と、を備えたことを特徴とする態様22に記載の画像形成装置。
(態様24)
前記着脱ユニットは、前記着脱ユニットを前記画像形成装置本体から着脱するための取手を備え、前記取手は、前記記録媒体の最大幅よりも外側に配置されていることを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様25)
前記着脱ユニットは、前記着脱ユニットを前記画像形成装置本体から着脱するための取手を備え、前記取手は、前記記録媒体の最大幅よりも内側の前記載置部内に配置されていることを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様26)
前記取手は、前記載置部に形成された第一の凹部と、前記第一の凹部の内側面から横方向に伸びる手指差し込み用の第二の凹部と、を備えることを特徴とする態様25に記載の画像形成装置。
(態様27)
前記記録媒体の前記取手への引っ掛かりを防止するリブが前記取手上に突出形成されていることを特徴とする態様25に記載の画像形成装置。
(態様28)
前記載置部に凹陥部を備え、前記取手は、前記載置部から起立した位置と前記凹陥部内に収容された位置との間で回動可能に前記凹陥部内に軸支されていることを特徴とする態様25に記載の画像形成装置。
(態様29)
前記着脱ユニットは、前記着脱ユニットを前記画像形成装置本体から着脱するための取手を備え、該取手は、排出方向下流側側面に形成されて手指を差し込み可能な凹所であることを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様30)
前記着脱ユニットの上部に、衝撃を吸収する衝撃吸収部材を備えていることを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様31)
前記衝撃吸収部材はシリコンゴムからなることを特徴とする態様30に記載の画像形成装置。
(態様32)
前記着脱ユニットと前記画像形成装置本体との隙間を埋める隙間防止部材を備えたことを特徴とする態様1に記載の画像形成装置。
(態様33)
前記隙間防止部材を前記着脱ユニットに設けたことを特徴とする態様32に記載の画像形成装置。
(態様34)
前記隙間防止部材を前記画像形成装置本体に設けたことを特徴とする態様32に記載の画像形成装置。
(態様35)
前記隙間防止部材が発泡体であることを特徴とする態様32に記載の画像形成装置。
(態様36)
前記隙間防止部材は、前記着脱ユニットに突出形成され、前記画像形成装置本体上に張り出して前記隙間を覆う庇部材であることを特徴とする態様32に記載の画像形成装置。
(態様37)
前記隙間防止部材は、前記着脱ユニットの前記載置部の外周部から突出形成され、前記画像形成装置本体上に張り出して前記隙間を覆う鍔部材であることを特徴とする態様32に記載の画像形成装置。
(態様38)
画像形成手段により画像が形成された記録媒体が載置される載置部を備えた画像形成装置本体に着脱自在な着脱ユニットであって、該着脱ユニットは、前記載置部の少なくとも一部を構成する外面を有することを特徴とする着脱ユニット。
(態様39)
前記着脱ユニットは、前記画像形成装置本体に対する位置決め部を備え、該位置決め部は、前記着脱ユニットを前記画像形成装置本体に着脱する際に前記画像形成装置本体に設けられた案内部に係合されることを特徴とする態様38に記載の着脱ユニット。
(態様40)
前記着脱ユニットは、前記画像形成装置本体に装着された状態において前記画像形成装置本体と前記着脱ユニットとの境界部を無段差状に接続するシート状部材を備えたことを特徴とする態様38に記載の着脱ユニット。
(態様41)
前記着脱ユニットは、前記画像形成装置本体に装着された状態において前記記録媒体と接触する外周面が排出方向に沿って移動するよう前記載置部よりも低い位置で軸支される回転体を備えたことを特徴とする態様38に記載の着脱ユニット。
(態様42)
前記着脱ユニットには、前記画像形成装置本体に装着された状態において前記排出方向に伸びるリブが突出して形成されていることを特徴とする態様38に記載の着脱ユニット。
(態様43)
前記着脱ユニットは、前記画像形成装置本体から着脱するための取手を備え、該取手は、前記記録媒体の最大幅より外側に形成されていることを特徴とする態様38に記載の着脱ユニット。
(態様44)
前記着脱ユニットは、前記画像形成装置本体から着脱するための取手を備え、該取手は、前記記録媒体の最大幅よりも内側であって前記載置部内に形成されることを特徴とする態様38に記載の着脱ユニット。
(態様45)
前記取手は、前記載置部に形成された第一の凹部と、前記第一の凹部の内側面から横方向に伸びる手指差し込み用の第二の凹部と、を備えることを特徴とする態様44に記載の着脱ユニット。
(態様46)
前記載置部に凹陥部を備え、前記取手が前記載置部から起立した位置と前記凹陥部内に収容された位置との間で回動可能に前記凹陥部内に軸支されていることを特徴とする態様44に記載の着脱ユニット。
(態様46)
前記着脱ユニットは、前記画像形成装置本体から着脱するための取手を備え、該取手は、前記着脱ユニットが前記画像形成装置本体に装着された状態において前記排出方向下流側側面に形成されて手指を差し込み可能な凹所であることを特徴とする態様38に記載の着脱ユニット。
(態様47)
前記着脱ユニットは、前記画像形成装置本体に装着された状態における上部に、衝撃を吸収する衝撃吸収部材を備えていることを特徴とする態様38に記載の着脱ユニット。
(態様48)
前記着脱ユニットには、前記画像形成装置本体に装着された状態において前記着脱ユニットと前記画像形成装置本体との隙間を埋める隙間防止部材が設けられていることを特徴とする態様38に記載の着脱ユニット。
(態様49)
前記隙間防止部材が発泡体であることを特徴とする態様48に記載の着脱ユニット。
(態様50)
前記隙間防止部材は、前記着脱ユニットから突出形成され、前記画像形成装置本体に装着された状態で前記画像形成装置本体上に張り出して前記隙間を覆う庇部材であること
を特徴とする態様48に記載の着脱ユニット。
(態様51)
前記隙間防止部材は、前記着脱ユニットの前記載置部の外周部から突出形成され、前記画像形成装置本体に装着された状態で前記画像形成装置本体上に張り出して前記隙間を覆う鍔部材であることを特徴とする態様48に記載の着脱ユニット。
(態様52)
前記着脱ユニットは、像担持体上のトナー像を記録媒体に転写する転写部と、前記記録媒体上の前記トナー像を該記録媒体に定着する定着部とを備えた画像形成装置本体に着脱され、像担持体を含み該像担持体にトナー像を形成する作像部を含むプロセスカートリッジユニットであることを特徴とする態様38に記載の着脱ユニット。
(態様53)
前記着脱ユニットは、像担持体を含み該像担持体上にトナー像を形成する作像部と、前記像担持体上の前記トナー像を記録媒体に転写する転写部とを備えた画像形成装置本体に対して着脱され、前記記録媒体上の前記トナー像を該記録媒体に定着する定着部を含む定着ユニットであることを特徴とする態様38に記載の着脱ユニット。
(態様54)
前記着脱ユニットは、像担持体を含み該像担持体上にトナー像を形成する作像部と、前記像担持体上の前記トナー像を記録媒体に転写する転写部と、前記記録媒体上の前記トナー像を該記録媒体に定着する定着部とを備えた画像形成装置本体に対して着脱され、前記トナーを収容するトナー容器であることを特徴とする態様38に記載の着脱ユニット。
(態様55)
前記着脱ユニットは、前記画像形成装置本体に設けられた印字部へ供給されるインクを収容するインク容器であることを特徴とする態様38に記載の着脱ユニット。
1…像担持体(作像部)、2…帯電ローラ(作像部)、3…露光装置(作像部)、4…現像装置(作像部)、4a…搬送スクリュ、5…転写ローラ、6…クリーニング装置、7…クリーニングブレード、10…給紙装置、11…給紙ローラ、12…分離パッド、13…定着装置(定着部)、14…排紙ローラ、15…載置部、16…レジストローラ対、17…PCU収容部(着脱ユニット収容部)、18…トナー容器収容部(着脱ユニット収容部)、19…搬送ガイド、20…PCU、21…トナー収容部、22…潜像書込通路、23…トナー供給経路、24…ユニット側リブ、25…駆動ギヤ、26…上流側側面、27…押圧片、30…境界部、31…排出軌跡、40…取手、41…凹部、42…把持部、43…第一の凹部、44…第二の凹部、45…凹陥部、46…回動軸、50…位置決め部、51…主基準突起(導電性突起)、52…従基準突起、60…案内部、61…主案内部、61a…入口部、61b…最奥部、62…従案内部、70…装着検知手段、71…板バネ(第一の導体)、71a…第一の斜面、71b…第二の斜面、71c…頂部、72…軸受(第一の導体)、73…導通検知手段、80…定着ユニット、90…トナー容器、91…逃げ部、100…画像形成装置、101…装置本体、102…本体側リブ、110…引っ掛かり防止部材、111…トーションバネ、111a…スプリング部、111b…端部、112…回転軸、113…開閉片、114…作動片、115…外周面、116…回転軸、120…衝撃吸収部材、121…樹脂部材、130…隙間防止部材、131…受部、N…転写ニップ(転写部)、201,202,203…搬送ローラ、204…反転ローラ、206…インクタンク、210…印字ユニット、220…印字機構部、221…キャリッジ、222…主走査モータ、230…ガイド部材、240…副走査搬送機構部、241…副走査ローラ、242…プラテン、243…搬送ローラ、250…維持機構部
特開2009−109759公報

Claims (12)

  1. 画像形成装置本体に着脱自在な着脱ユニットを備えた画像形成装置であって、
    画像形成手段により画像が形成された記録媒体が載置される載置部を備え、該載置部の少なくとも一部が前記着脱ユニットの外面によって構成されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記着脱ユニットと対向する位置に前記記録媒体が搬送される搬送経路があることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、像担持体を含み該像担持体上にトナー像を形成する作像部と、前記像担持体上の前記トナー像を記前記録媒体に転写する転写部と、前記記録媒体上の前記トナー像を該記録媒体に定着する定着部と、を備え、
    前記着脱ユニットが、前記作像部を含むプロセスカートリッジであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置本体と前記着脱ユニットとの境界部を間に挟んだ記録媒体排出方向上流側の前記載置部の高さ位置は、記録媒体排出方向下流側の前記載置部よりも高いことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置本体と前記着脱ユニットとの境界部において、前記記録媒体の前記境界部への引っ掛かりを防止する引っ掛かり防止部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記着脱ユニットを構成する前記載置部には、排出方向に伸びるリブが突出して形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記記録媒体の排出方向下流端の前記載置部への最初の接触位置は、前記着脱ユニットを回避した位置であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記着脱ユニットが所定の装着位置に位置決めされたことを検知する検知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記着脱ユニットは、前記着脱ユニットを前記画像形成装置本体から着脱するための取手を備え、前記取手は、前記記録媒体の最大幅よりも内側の前記載置部内に配置されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記着脱ユニットの上部に、衝撃を吸収する衝撃吸収部材を備えていることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記着脱ユニットと前記画像形成装置本体との隙間を埋める隙間防止部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の画像形成装置。
  12. 画像形成手段により画像が形成された記録媒体が載置される載置部を備えた画像形成装置本体に着脱自在な着脱ユニットであって、
    該着脱ユニットは、前記載置部の少なくとも一部を構成する外面を有することを特徴とする着脱ユニット。
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