JP2014121844A - 書類収納用ファイル - Google Patents

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Chizuko Kobayashi
智津子 小林
Takao Kaneko
隆生 金子
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Abstract

【課題】上面シートと下面シートとの間に挟み込んだ書類の文字や地図等の情報を上面シートの外側から拡大して視認でき、且つ薄くて軽い使い勝手の良い書類収納用ファイルを低コストで提供する。
【解決手段】上面シート2の隣り合う二辺と下面シート3とを接続する接続部4と、上面シート2の残りの二辺と下面シート3との間に形成された開口部5とを有し、上面シート2に、透明な平板状のフレネルレンズ14を設けた。上面シート2と下面シート3との間に収納された書類6の文字や地図等の情報を上面シート2のフレネルレンズ14で拡大して視認する際、使用者が開口部5に手指を入れて上面シート2を下面シート3から離間させることで、下面シート3の内側面に載せられた書類6と上面シート2に設けられたフレネルレンズ14との焦点距離を容易に調節できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、上面シートと下面シートとの間に、書類を挟むようにした書類収納用ファイルに関する。
書類収納用ファイルとして、透明な長方形状の上面シートと、上面シートに重ねられた長方形状の下面シートとを有し、上面シートの隣り合う二辺の縁が下面シートの隣り合う二辺の縁に接続され、上面シートの残りの二辺の縁と下面シートの残りの二辺の縁との間が開口され、開口から書類を上面シートと下面シートとの間に出し入れするものが知られている(特許文献1)。
この種の書類収納用ファイルにおいては、上面シートと下面シートとの間に挟み込んだ書類を、透明な上面シートの外側から視認できるので、書類をファイルから取り出すことなく、ファイルに挟んだ書類の情報を把握することができる。すなわち、かかる書類収納用ファイルは、書類を挟んでコンパクトに収納する第1の機能と、挟んだ書類の情報を外側から視認する第2の機能とを有する。
特開2010−94935号公報
ところで、上述の書類収納用ファイルでは、上面シートと下面シートとの間に挟み込んだ書類を透明な上面シートの外側から視認できるものの、書類に記載された文字や地図等の情報が細かい場合、それらの情報を拡大して見ることはできない。高齢化が進む社会情勢を考慮すると、ファイルを使用する中高齢者が、老眼鏡を掛けることなく、ファイルに挟まれた書類の細かな文字や地図等の情報を判読できれば便利である。
これを実現するため、書類収納用ファイルに凸レンズを組み込むことが考えられるが、通常の凸レンズを組み込むとファイルの厚さ及び重量が増大してしまい、書類を挟み込んでコンパクトに収納するという書類収納用ファイルの第1の機能が阻害されてしまう。すなわち、凸レンズを組み込むことは、ファイルの厚さ及び重量の増大を招き、書類収納用ファイルとしての本質的な機能を損ない、本末転倒となる。
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、上面シートと下面シートとの間に挟み込んだ書類の文字や地図等の情報を上面シートの外側から拡大して視認でき、且つ薄くて軽い使い勝手の良い書類収納用ファイルを提供することにある。
上記目的を達成するために創案された本発明に係る書類収納用ファイルは、上面シートと、上面シートに重ねられた下面シートと、上面シートの縁の一部と下面シートの縁の一部とを接続する接続部と、上面シートの縁の残部と下面シートの縁の残部との間に形成された開口部とを有し、開口部から書類を上面シートと下面シートとの間に出し入れする書類収納用ファイルであって、上面シートの少なくとも一部分に、透明な平板状のフレネルレンズを設けたことを特徴とする書類収納用ファイルである。
上述の上面シート及び下面シートが共に長方形であり、上面シートの隣り合う二辺の縁と下面シートの隣り合う二辺の縁とが接続されて接続部となり、上面シートの残りの二辺の縁と下面シート残りの二辺の縁との間に開口部が形成され、フレネルレンズは、そのレンズ中心と開口部を成す二辺の角部との距離がレンズ中心と接続部を成す二辺の角部との距離よりも近くなるように、上面シートに偏らせて配置されていてもよい。
上述の上面シートに、上面シートと下面シートとの間に挟まれた書類を上面シートの外側から視認するための透明な透過面が設けられていてもよい。
上述のフレネルレンズのレンズ凹凸部が、上面シートの内側面に形成されていてもよい。
上述のレンズ凹部が、上面シートの厚さ内に形成されていてもよい。
本発明に係る書類収納用ファイルにおいては、ファイルを構成する上面シートに透明な平板状のフレネルレンズを設けたので、通常の凸レンズを設けた場合と比べて、薄くて軽い書類収納用ファイルを実現できる。
また、上面シートの縁の一部と下面シートの縁の一部とが接続部で接続され、上面シートの縁の残部と下面シートの縁の残部との間に、書類を出し入れするための開口部が形成されているので、上面シートと下面シートとの間に収納された書類の文字や地図等の細かな情報を上面シートに設けたフレネルレンズで拡大して視認する際、使用者が開口部に手指を入れて上面シートを下面シートから離間させることで、下面シートの内側面に載せられた書類と上面シートに設けられたフレネルレンズとの距離を容易に変更できる。
この結果、上面シートと下面シートとの間に収納された書類の文字や地図等の情報を上面シートの外側からフレネルレンズで拡大して視認する際、書類を上面シートと下面シートとの間から取り出すことなく倍率に応じた焦点距離の調節(ピント合わせ)を容易に行うことができ、使い勝手が良い。
本発明の第1実施形態に係る書類収納用ファイルの斜視図である。 図1の書類収納用ファイルの展開図である。 図1の書類収納用ファイルに収納された書類を上面シートの外側からフレネルレンズで拡大して視認する様子を示す部分断面図(模式図)である。 本発明の第2実施形態を示す書類収納用ファイルの部分断面図(模式図)である。 (a)は本発明の第3実施形態の書類収納用ファイル、(b)は第4実施形態を示す書類収納用ファイルの斜視図である。 (a)は本発明の第5実施形態の書類収納用ファイル、(b)は第6実施形態を示す書類収納用ファイルの斜視図である。 本発明の第7実施形態を示す書類収納用ファイルの斜視図である。 本発明の第8実施形態を示す書類収納用ファイルの斜視図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(書類収納用ファイル:第1実施形態)
図1に本発明の第1実施形態に係る書類収納用ファイル1の斜視図を示し、図2にその書類収納用ファイル1の展開図を示す。図1に示すように、この書類収納用ファイル1は、上面シート2と、上面シート2に重ねられた下面シート3と、上面シート2の縁の一部と下面シート3の縁の一部とを接続する接続部4と、上面シート2の縁の残部と下面シート3の縁の残部との間に形成された開口部5とを有し、開口部5から書類6を上面シート2と下面シート3との間に出し入れするものである。
図1に示す上面シート2及び下面シート3は、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタラート)、PA(ポリアミド)等の柔軟性を有するプラスチックから、厚さ0.2〜0.3mm程度の長方形(例えばA4サイズ)に形成されている。上面シート2の隣り合う二辺の縁と下面シート3の隣り合う二辺の縁とが接続されて上述した接続部4となり、上面シート2の残りの二辺の縁と下面シート3の残りの二辺の縁との間に上述した開口部5が形成されている。詳しくは、図2に示すように、上面シート2の長辺と下面シート3の長辺とが繋がって一枚のシートとなっており、それを長辺(図2の破線7)で谷折りに折り曲げた後、上面シート2の短辺8と下面シート3の短辺9とを溶着或いは接着することで上述した接続部4となり、残りの二辺が上述した開口部5となる。
図1、図2に示すように、上面シート2は、下面シート3よりも2〜3mm程度長く形成されており、上面シート2と下面シート3との間には、段差部10が形成されている。段差部10は、使用者が上面シート2を捲る際の手掛かりとなる。また、上面シート2の縁には、別の手掛かりとなる窪み部11も形成されている。上面シート2の開口部5を成す二辺の角部5aには、細かな凹凸形状の滑止部12が形成されている。滑止部12は、上面シート2の外側面及び内側面の少なくとも一方に形成されており、使用者が上面シート2の角部5aを摘む際の滑り止めとなる。上面シート2及び下面シート3は、共に透明でもよいが、下面シート3は必ずしも透明である必要はない。本明細書における透明の概念には、無色透明の他、有色透明も含む。
図1、図2に示すように、上面シート2には、透明な平板状のフレネルレンズ14が設けられている。フレネルレンズ14は、凸レンズを同心円状に細かく多分割してそれらを平面的に繋げたものである。かかるフレネルレンズ14は、上面シート2をプレス加工することで、上面シート2に一体的に形成してもよいし、別途用意したフレネルレンズ14を、上面シート2の一部を枠状に切り取ってその窓部に装着(接着、溶着)してもよい。後者の場合、別途用意するフレネルレンズ14の材質は、上面シート2と同種の材質でもよいし、上面シート2よりも透明度の高い別種(アクリル等)の材質でもよい。
図1、図2に示すように、フレネルレンズ14は、上面シート2に偏って配置されている。詳しくは、上面シート2を、上述した開口部5を成す二辺の角部5aを含む開口部側エリアXと、上述した接続部4を成す二辺の角部4aを含む接続部側エリアYとに仮想的に二点鎖線L1で二等分したとき、フレネルレンズ14のレンズ中心14aが、開口部側エリアXに配設されている。すなわち、フレネルレンズ14は、レンズ中心14aと開口部5の角部5aとの距離がレンズ中心14aと接続部4の角部4aとの距離よりも近くなるように、上面シート2に偏らせて配置されている。
図3に示すように、フレネルレンズ14は、一方の面にレンズ凹凸部16が形成され、他方の面が平板部17となっており、平板部17が上面シート2の外側面に配置され、レンズ凹凸部16が上面シート2の内側面に形成されている。レンズ凹凸部16は、レンズ凹部16aとレンズ凸部16bとが同心リング状に交互に配置された構成となっており、上面シート2の厚さ内に形成されている。すなわち、レンズ凹部16aが、上面シート2の内側面から外側面に向けて窪んで形成され、レンズ凸部16bが、上面シート2の厚さ内に形成されている。なお、図3等においては、分かり易いようにレンズ凹凸部16を実際よりも誇張して模式的に大きく描いているが、実際のレンズピッチ(フレネルピッチ)は、例えば0.05〜0.5mm程度となっている。
図1、図2に示すように、上面シート2には、上面シート2と下面シート3との間に挟まれた書類6を上面シート2の外側から視認するための透明な透過面18が設けられている。上面シート2が透明な場合、上面シート2におけるフレネルレンズ14を除いた全ての部分が透過面18となる。上面シート2が着色される等して不透明な場合、上面シート2の何れかの部分に透過面18が設けられる。透過面18は、フレネルレンズ14を囲むように設けられることが好ましい。
(作用・効果)
図1に〜図3に示すように、本実施形態に係る書類収納用ファイル1においては、ファイル1を構成する上面シート2に透明な平板状のフレネルレンズ14を設けたので、通常の凸レンズを設けた場合と比べて、薄くて軽い書類収納用ファイル1を実現できる。すなわち、書類6を挟み込んでコンパクトに収納するという書類収納用ファイル1の本質的な機能が阻害されることはない。
上面シート2の隣り合う二辺と下面シート3の隣り合う二辺とが接続部4で接続され、上面シート2の残りの二辺と下面シート3の残りの二辺との間に、書類6を出し入れするための開口部5が形成されているので、上面シート2と下面シート3との間に収納された書類6の文字や地図等の細かな情報を上面シート2に設けたフレネルレンズ14で拡大して視認する際、使用者が開口部5に手指を入れて上面シート2を下面シート3から離間させることで、下面シート3の内側面に載せられた書類6と上面シート3に設けられたフレネルレンズ14との距離を容易に変更できる。
この結果、上面シート2と下面シート3との間に収納された書類6の文字や地図等の情報を上面シート2の外側からフレネルレンズ14で拡大して視認する際、書類6を上面シート2と下面シート3との間から取り出すことなく倍率に応じた焦点距離の調節(ピント合わせ)を容易に行うことができ、使い勝手が良い。
また、図1に示すように、フレネルレンズ14は、そのレンズ中心14aと開口部5を成す二辺の角部5aとの距離が、レンズ中心14aと接続部4を成す二辺の角部4aとの距離よりも近くなるように、上面シート2に偏らせて配置されている。これにより、上面シート2の角部5aを下面シート3から離間するように持ち上げて、下面シート3に載せられた書類6と上面シート2のフレネルレンズ14との距離(焦点距離)を調節する際、フレネルレンズ14が設けられていない接続部4の根元側の距離(持上高)H1よりもフレネルレンズ14が設けられた開口部5の角部5a側の距離(持上高)H2の方が長くなる。従って、フレネルレンズ14の焦点距離の調節長さを可及的に長くでき、倍率及びピント合わせの範囲が広がり、使い勝手が向上する。
また、図1に示すように、上面シート2には、フレネルレンズ14が設けられた部分以外の部分に、上面シート2と下面シート3との間に挟まれた書類6を上面シート2の外側から視認するための透明な透過面18が設けられている。これにより、透過面18を通じて上面シート2の外側から書類6の拡大すべき部分を確認しつつ、書類6をずらすことで拡大すべき部分をフレネルレンズ14の下方に移動させることができる。すなわち、様々な情報が記載された書類6をファイル1に挟んだ状態で、書類6の拡大すべき部分を透過面18を通じて特定し、その部分を的確にフレネルレンズ14で拡大できるので、使い勝手がよい。
ここで、上面シート2の持上高H2を零とした場合(ファイル1を閉じた場合)、ファイル1に挟んだ書類6に対するフレネルレンズ14の倍率は略1倍となるので、透過面18の部分とフレネルレンズ14の部分とで書類6の見え方(倍率)が異なることはない。従って、書類6をファイル1に挟んで閉じた状態で、書類6の拡大すべき部分を透過面18を通じて探す際、フレネルレンズ14の部分を通じても、違和感無く探すことができる。よって、透過面18は、フレネルレンズ14と連なるように配置されることが好ましい。また、上面シート2の一部にのみフレネルレンズ14を設けて残部に透過面18を設けることで、上面シート2の全面にフレネルレンズ14を設けた場合よりも、フレネルレンズ14の大きさ(面積)を小さくできるので、低コストで製造できる。
また、図3に示すように、フレネルレンズ14のレンズ凹凸部16は、上面シート2の内側面に形成されている。これにより、レンズ凹凸部16が、上面シート2の外側面と下面シート3とによって外部から防護され、汚れ難く損傷し難くなる。仮に、レンズ凹凸部16が上面シート2の外側面に形成されていると、ファイル1の使用に伴ってファイル1の周辺の様々な品物(本や文房具等)がレンズ凹凸部16に押しつけられてレンズ凸部16bが潰れたり、レンズ凹部16aに埃が詰まったりする可能性があるが、これらの不具合を未然に回避できる。
また、図3に示すように、フレネルレンズ14のレンズ凹凸部16を構成するレンズ凹部16aが、上面シート2の内側面から外側面に向けて窪んで形成され、フレネルレンズ14のレンズ凹凸部16を構成するレンズ凸部16bが、上面シート2の厚さ内に形成されている。これにより、フレネルレンズ14を上面シート2の厚さ内に収めることができ、フレネルレンズ14を組み込むことでファイル1の厚さが増大してしまうことを抑制できる。
以上説明したように本実施形態に係る書類収納用ファイル1によれば、上面シート2と下面シート3との間に挟み込んだ書類6の文字や地図等の情報を上面シート2の外側から拡大して視認でき、且つ薄くて軽い使い勝手の良い書類収納用ファイル1を低コストで実現できる。
(第2実施形態)
図4に本発明の第2実施形態に係る書類収納用ファイル1aの部分断面図を示す。第2実施形態に係る書類収納用ファイル1aは、上述した第1実施形態の書類収納用ファイル1と基本的な構成要素は同一であり、フレネルレンズ14のレンズ凹凸部16のレンズ凸部16bが上面シート2の内側面に突出するように形成されている点が第1実施形態と相違する。第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。第2実施形態によれば、上面シート2のフレネルレンズ14の部分の最小厚さ(レンズ凹部16aの部分の厚さ)が図3に示す第1実施形態よりも大きくなるので、耐久性が向上する。その他、第2実施形態の基本的な作用効果は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
(第3、第4実施形態)
図5(a)に本発明の第3実施形態に係る書類収納用ファイル1bを、図5(b)に第4実施形態に係る書類収納用ファイル1cを示す。第3、第4実施形態に係る書類収納用ファイル1b、1cは、第1実施形態の書類収納用ファイル1と基本的な構成要素は同一であり、第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。第3実施形態の書類収納用ファイル1bは、フレネルレンズ14を上面シート2の開口部側エリアXの全面に矩形状に設け、第4実施形態の書類収納用ファイル1cは、フレネルレンズ14を上面シート2の開口部側エリアXに円形状に設けた点が、第1実施形態と相違する。第3、第4実施形態の基本的な作用効果は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
(第5、第6実施形態)
図6(a)に本発明の第5実施形態に係る書類収納用ファイル1dを、図6(b)に第6実施形態に係る書類収納用ファイル1eを示す。第5、第6実施形態に係る書類収納用ファイル1d、1eは、第1実施形態の書類収納用ファイル1と基本的な構成要素は同一であり、上面シート2を短辺に平行な仮想線L1と長辺に平行な仮想線L2とで面積が四分の一となるように等分したとき、開口部5を成す二辺の角部5aを含む角部エリアZにフレネルレンズ14のレンズ中心14aを設けた点が、第1実施形態と相違し、第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
第5実施形態の書類収納用ファイル1dは、フレネルレンズ14が上面シート2の角部エリアZの全面に矩形状に設けられ、第6実施形態の書類収納用ファイル1eは、フレネルレンズ14が上面シート2の角部エリアZに円形状に設けられている。第5、第6実施形態によれば、上面シート2の角部5aを持ち上げた際、フレネルレンズ14(レンズ中心14a)と下面シート3との距離が第1実施形態よりも大きくなる。従って、下面シート5に載せられた書面6(図3参照)と上面シート2のフレネルレンズ14との焦点距離の調節長さを、第1実施形態よりも稼ぐことができる。その他、第5、第6実施形態の基本的な作用効果は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
(第7実施形態)
図7に本発明の第7実施形態に係る書類収納用ファイル1fを示す。第7実施形態に係る書類収納用ファイル1fは、第1実施形態の書類収納用ファイル1と基本的な構成要素は同一であり、フレネルレンズ14を上面シート2の全面に設けた点が第1実施形態と相違する。第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。第7実施形態の基本的な作用効果は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
(第8実施形態)
図8に本発明の第8実施形態に係る書類収納用ファイル1gを示す。第8実施形態に係る書類収納用ファイル1gは、上面シート2を下面が開口された上部ボックス体で構成し、下面シート3を上面が開口された下部ボックス体で構成したものである。上部ボックス体、下部ボックス体は、プラスチックの薄板から成る。「シート」の概念には、「薄板」も含まれる。上部ボックス体と下部ボックス体とは、接続部4で開閉自在に接続されており、上部ボックス体の頂面には、フレネルレンズ14が設けられている。その他、第8実施形態の基本的な構成要素は第1実施形態と同様であり、第8実施形態の基本的な作用効果は、第1実施形態と同様である。
以上、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した各実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載された範疇における各種の変更例又は修正例についても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。例えば、図1等に示す滑止部12、段差部10は、省略してもよい。また、上面シート2及び下面シート3の形状は、長方形に限られず円形や楕円形でもよく、上面シート2と下面シート3とで形状が異なっていても構わない。また、上面シート2及び下面シート3を長方形として一辺(短辺又は長辺)を除き三辺を接続し、後者の三辺を接続部4、前者の一辺を開口部5とし、袋状の書類収納用ファイルとしてもよい。
本発明は、上面シートと下面シートとの間に、書類を挟むようにした書類収納用ファイルに利用できる。
1 書類収納用ファイル
2 上面シート
3 下面シート
4 接続部
4a 角部
5 開口部
5a 角部
6 書類
14 フレネルレンズ
14a レンズ中心
16 レンズ凹凸部
18 透過面

Claims (5)

  1. 上面シートと、該上面シートに重ねられた下面シートと、前記上面シートの縁の一部と前記下面シートの縁の一部とを接続する接続部と、前記上面シートの縁の残部と前記下面シートの縁の残部との間に形成された開口部とを有し、該開口部から書類を前記上面シートと前記下面シートとの間に出し入れする書類収納用ファイルであって、
    前記上面シートの少なくとも一部分に、透明な平板状のフレネルレンズを設けたことを特徴とする書類収納用ファイル。
  2. 前記上面シート及び前記下面シートが共に長方形であり、
    前記上面シートの隣り合う二辺の縁と前記下面シートの隣り合う二辺の縁とが接続されて前記接続部となり、
    前記上面シートの残りの二辺の縁と前記下面シート残りの二辺の縁との間に前記開口部が形成され、
    前記フレネルレンズは、そのレンズ中心と前記開口部を成す二辺の角部との距離が前記レンズ中心と前記接続部を成す二辺の角部との距離よりも近くなるように、前記上面シートに偏らせて配置された請求項1に記載の書類収納用ファイル。
  3. 前記上面シートに、前記上面シートと前記下面シートとの間に挟まれた書類を前記上面シートの外側から視認するための透明な透過面が設けられた請求項1又は2に記載の書類収納用ファイル。
  4. 前記フレネルレンズのレンズ凹凸部が、前記上面シートの内側面に形成された請求項1から3の何れか1項に記載の書類収納用ファイル。
  5. 前記レンズ凹凸部が、前記上面シートの厚さ内に形成された請求項4に記載の書類収納用ファイル。
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