JP2014121148A - 車両用電力変換装置及び鉄道車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電力変換回路31を有する発熱部32と、放熱により発熱部を冷却する放熱機構33と、電力変換回路に導通する第1コネクタ部45と、を備えるユニット体30と、第1コネクタ部に接続される第2コネクタ部16を備え、発熱部を内部に収容しつつ放熱機構を外部に露出させた状態でユニット体を離脱自在に支持する箱体10と、を備え、箱体は、発熱部を内部に収容させるための開口部12が形成された該箱体の取付面10bに設けられて、該箱体の外部に露出した箱体側係合部25を備え、ユニット体は、箱体側係合部に対して係合及び分離可能なユニット側係合部48を備え、箱体側係合部とユニット側係合部との係合状態を維持したまま、第1コネクタ部と第2コネクタ部とが接続及び分離可能とされている車両用電力変換装置3を提供する。
【選択図】図7
Description
この電力変換装置は、半導体素子のスイッチング動作を利用して電力変換(例えば直流電力を交流電力に変換)を行う装置であり、上記半導体素子を有する電力変換回路を備えている。通常、この電力変換回路については、塵埃や水分等による影響を受け難くするために、車体床下に取り付けられた筐体の内部に密閉状態で収容されて保護されている。
また、この場合には、筐体の内部に取り付けられた筐体側コネクタ部に対して、接続及び分離可能なユニット側コネクタ部を半導体冷却ユニットに設けている。これにより、半導体冷却ユニットの取り付けと同時に両コネクタ部を接続でき、電力変換回路の電気接続を行うことが可能とされる。
<第1の実施形態>
(鉄道車両の構成)
図1に示すように、第1の実施形態の鉄道車両1は、車体2と、この車体2の床下に設置された車両用電力変換装置3と、を備えている。
車両用電力変換装置3は、架線4からパンタグラフ5を介して供給された直流電力、又は図示しない電力供給源から供給された直流電力を交流電力に変換し、例えば車輪6が取り付けられた台車7の近傍に設けられた電動機8や、鉄道車両1における各電気装備品(空調機等)に交流電力を供給する装置とされている。
上記車両用電力変換装置3について詳細に説明する。
図2に示すように、車両用電力変換装置3は、車体2の床下に垂下するように取り付けられた箱体10と、この箱体10に対して離脱自在に組み合わされて支持される半導体冷却ユニット(ユニット体)30と、を備えている。
箱体10は、図2〜図5に示すように、左右方向L2及び上下方向L3よりも前後方向L1に長い直方体状に形成された金属製ボックスであり、天板部10aに取り付けられた複数の取付け片11を介して車体2の床下に取り付けられている。
具体的には、図2に示すように、箱体10は鉄道車両1を前方から見たときに車体2の左側寄りの床下に、艤装限界K内に収まるように取り付けられている。また、取付け片11は、図5に示すように側面視C形状に形成され、前後方向L1及び左右方向L2に間隔をあけながら並んだ状態で4つ設けられている。但し、箱体10の取り付け位置や、取付け片11の形状及び個数は、上記の場合に限定されるものではない。
また、箱体10の内部には、これら電気装備品等に導通された複数のオス型コネクタ(第2コネクタ部)16、及びレセプタクルコネクタ(第2コネクタ部)17が配設されている。
レセプタクルコネクタ17は、配線ケーブル19に接続された状態で板状ブラケット20に固定されており、上記したオス型コネクタ16に対して、前後方向L1に間隔をあけながら同じ高さに並んだ状態で、開口部12側を向くように配置されている。
係合突起25は、側板部10bの外面から車体2の外側に突出し、前後方向L1に間隔をあけて対向する一対の突起片26と、一対の突起片26の間に配設されると共に前後方向L1に延在してこれら突起片26に支持された回動軸部27と、を備えている。
半導体冷却ユニット30は、図2〜図4及び図6に示すように、箱体10の側板部10bに対して車体2の外側から離脱自在に組み合わされるユニットであり、電力変換回路31を有する発熱部32と、放熱により発熱部32を冷却する放熱機構33とを備えている。
上記導体37は、例えば金属製の接続板であり、積層された状態で受熱板35の内面に突設された支持台39の内部に入り込んでいる。この支持台39は、前後方向L1に長く形成されている。
メス型コネクタ45は、オス型コネクタ16の数に対応して5つ設けられ、支持台39における突出端面上に、前後方向L1に間隔をあけながら箱体10の内側を向くように配置されている。プラグコネクタ46も同様に、支持台39における突出端面上に、メス型コネクタ45に対して前後方向L1に間隔をあけながら箱体10の内側を向くように配置されている。
なお、これらメス型コネクタ45及びプラグコネクタ46は、支持台39の内部において電力変換回路31における導体37に対して導通されている。
そして、図2に示すように半導体冷却ユニット30は、この取付孔35aを通してボス14に螺着された固定ねじ38によって、箱体10の側板部10bに装着される。
上記フィン40は、例えば前後方向L1に長い上面視長方形状に形成され、複数のフィン40が上下方向L3に隙間をあけて配置されている。なお、複数のフィン40は、受熱板35に対して加締め結合やろう付け結合等により取り付けられていても良いし、一体成型されていても良い。
上記保護カバー41は、複数の孔部が形成された金属製のメッシュカバーであり、図示しない締結手段によって受熱板35の外面に取り付けられている。
この係合爪部48は、受熱板35の上端部から該受熱板35に対して平行に突出した後、箱体10側に向けて半円状に湾曲して下方に開口し、係合突起25における回動軸部27に対して上方から係合可能な鉤状のフック部48aを備えている。このフック部48aは、前後方向L1に垂直な断面形状が略同一となるように形成されている。
次に、上述したように構成された車両用電力変換装置3において、取り外されている半導体冷却ユニット30を箱体10に装着する場合について説明する。
これにより、図7に示すように、箱体10に対して半導体冷却ユニット30をぶら下げるように、引っ掛けることができる。この際、係合突起25における一対の突起片26の間に係合爪部48のフック部48aが配置されるので、箱体10と半導体冷却ユニット30との前後方向L1における相対位置が決まる。
なお、半導体冷却ユニット30の取り外し作業は、上述した取り付け作業とは反対の手順で行うことができるので、説明を省略する。
さらに、係合爪部48におけるフック部48aを回動軸部27に対して上方から引っ掛けるように係合させて、箱体10に対して半導体冷却ユニット30をぶら下げることができるので、半導体冷却ユニット30の重量を箱体10側に負担させることができる。従って、重量を有する半導体冷却ユニット30であっても、作業者にかかる負担を軽減しながら取り付け作業を行うことができる。
上述した第1の実施形態では、箱体10側に回動軸部27を有する係合突起25を設け、半導体冷却ユニット30側にフック部48aを有する係合爪部48を設けたが、これとは逆に、箱体10側に係合爪部48を設けると共に半導体冷却ユニット30側に係合突起25を設けても構わない。この場合であっても同様の作用効果を奏功することができる。
なお、箱体10側に係合爪部48を設ける場合には、フック部48aの向きを上下逆向き、即ちフック部48aの開口方向を上下逆向きにすれば良い。
但し、オス型コネクタ16及びレセプタクルコネクタ17を回動軸部27に近い位置に配置した場合には、半導体冷却ユニット30の回動操作によってコネクタ接続が確実に行われるように、箱体10の内部において完全に固定した状態で支持するのではなく、若干の移動を許容(自由度を有するように)した状態で支持することが好ましい。
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態との異なる点は、第1の実施形態では、箱体10に対して半導体冷却ユニット30の上部側をぶら下げるように係合させたが、第2の実施形態では箱体10に対して半導体冷却ユニット30の下部側を載置するように係合させる点である。
なお、この第2の実施形態においては、第1の実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
図8〜図10に示すように、本実施形態の車両用電力変換装置50では、箱体10側の係合突起25が開口部12の上方側ではなく下方側に配置されている。
これに対して、半導体冷却ユニット(ユニット体)51における受熱板35の下端部には、係合突起25に対して係合及び分離可能な係合受け部(ユニット側係合部)52が取り付けられている。係合受け部52は、係合突起25の数に対応して2つ設けられ、前後方向L1に間隔をあけて配置されている。
よって、係合溝52bを回動軸部27に対して係合させた状態を維持したまま、半導体冷却ユニット51を回動軸部27の回動軸M回りに回動操作することが可能とされている。
本実施形態の車両用電力変換装置50であっても、半導体冷却ユニット51を取り付ける際、係合受け部52における係合溝52bを、箱体10側の係合突起25における回動軸部27に対して上方から載置するように係合させることで、図10に示すように、箱体10に対して半導体冷却ユニット51の下端部を載置させることができる。
従って、半導体冷却ユニット51の機械的な取り付けと、各コネクタの電気的な接続とを、一連の動作で容易且つ確実に行える。
上述した第2の実施形態では、箱体10側に回動軸部27を有する係合突起25を設け、半導体冷却ユニット51側に係合溝52bを有する係合受け部52を設けたが、これとは逆に、箱体10側に係合受け部52を設けると共に半導体冷却ユニット51側に係合突起25を設けても構わない。この場合であっても、同様の作用効果を奏功することができる。
なお、箱体10側に係合受け部52を設ける場合には、上端面に係合溝52bが形成されるように受け部本体52aを設ければ良い。
次に、本発明に係る第3の実施形態について説明する。
第1の実施形態との異なる点は、第1の実施形態では、箱体10に対して半導体冷却ユニット30の上部側をぶら下げるように係合させたが、第3の実施形態では箱体10に対して半導体冷却ユニットの下部側を載置するように係合させる点である。
なお、この第3の実施形態においては、第1の実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
図12〜図14に示すように、本実施形態の車両用電力変換装置60では、箱体10における側板部10bのうち開口部12の下側に位置する部分に2つの係合凹部(箱体側係合部)62が設けられている。これら係合凹部62は、前後方向L1に間隔をあけながら同じ高さに並んでいる。
係合凹部62は、側板部10bから車体2の外側に向けて突出したブロック状の凹部本体62aと、この凹部本体62aの上端面に半円状に凹み形成されて上方に開口する係合窪み部62bと、を備えている。
なお、係合窪み部62bは、凹部本体62aの中央部に形成されている。また、係合凹部62は鍛造等により一体成型することができる。
この係合凸部63は、受熱板35の下端部から下方に向けて突出していると共に、その下端部が回動軸Mを中心に半円状に丸みを帯びて形成され、係合凹部62における係合窪み部62b内に上方から係合可能とされている。なお、係合凸部63は、受熱板35と一体成型することが可能である。
よって、係合凸部63を係合窪み部62b内に対して係合させた状態を維持したまま、半導体冷却ユニット61を回動軸M回りに回動操作することが可能とされている。
本実施形態の車両用電力変換装置60であっても、半導体冷却ユニット61を取り付ける際、係合凸部63を、箱体10側の係合凹部62における係合窪み部62b内に上方から載置するように係合させることで、図14に示すように、箱体10に対して半導体冷却ユニット61の下端部を載置させることができる。
この際、凹部本体62aの中央部に形成された係合窪み部62b内に係合凸部63を係合させるので、箱体10と半導体冷却ユニット61との前後方向L1における相対位置が決まる。
従って、半導体冷却ユニット61の機械的な取り付けと、各コネクタの電気的な接続とを、一連の動作で容易且つ確実に行える。
上述した第3の実施形態では、箱体10側に係合窪み部62bを有する係合凹部62を設け、半導体冷却ユニット61側に係合凸部63を設けたが、これとは逆に、箱体10側に係合凸部63を設けると共に半導体冷却ユニット61側に係合凹部62を設けても構わない。この場合であっても、同様の作用効果を奏功することができる。
なお、半導体冷却ユニット61側に係合凹部62を設ける場合には、下端面に係合窪み部62bが形成されるように凹部本体62aを設ければ良い。そして、この係合窪み部62b内に係合するように係合凸部63を箱体10側に設ければ良い。
次に、本発明に係る第4の実施形態について説明する。
第1の実施形態との異なる点は、第1の実施形態では、係合状態を維持したまま半導体冷却ユニット30を回動操作することで該半導体冷却ユニット30の取り付け作業を行ったが、第4の実施形態では、係合状態を維持したまま半導体冷却ユニットをスライド移動操作することで、該半導体冷却ユニットの取り付け作業を行う点である。
なお、この第4の実施形態においては、第1の実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
図16〜図18に示すように、本実施形態の車両用電力変換装置70では、箱体10における側板部10bのうち開口部12の下側に位置する部分に2つのガイド台(箱体側係合部)72が設けられている。これらガイド台72は、前後方向L1に間隔をあけながら同じ高さに並んでいる。
このガイド台72は、側板部10bから車体2の外側に向けて突出しており、その上面には左右方向L2に沿ってガイド溝72aが形成されている。なお、このガイド溝72aは、ガイド台72における上面のうち、前後方向L1の中央部に形成されていると共に、ガイド台72の突出端側に開放されている。
この係合凸部73は、受熱板35の下端部から下方に向けて突出し、ガイド台72におけるガイド溝72a内に、該ガイド溝72aに沿ってスライド移動自在に係合可能とされている。即ち、前後方向L1に移動不能とされ、且つ左右方向L2にスライド移動可能に係合可能とされている。
よって、係合凸部73をガイド溝72a内に対して係合させた状態を維持したまま、半導体冷却ユニット71をスライド移動操作することが可能とされている。
本実施形態の車両用電力変換装置70では、半導体冷却ユニット71を取り付ける際、該半導体冷却ユニット71をガイド台72に対して上方から載置しながら、係合凸部73をガイド溝72aに係合させる。これにより、図18に示すように、ガイド台72を利用して半導体冷却ユニット71を支持することができる。
次いで、半導体冷却ユニット71を、係合凸部73とガイド溝72aとの係合状態を維持したまま箱体10側にスライド移動操作することで、発熱部32を箱体10の内部に収容し、且つ放熱機構33を箱体10の外部に露出させた状態で、半導体冷却ユニット71を箱体10に対して取り付けて装着することができる。また、これと同時に、箱体10側のオス型コネクタ16及びレセプタクルコネクタ17と、半導体冷却ユニット71側のメス型コネクタ45及びプラグコネクタ46とを接続することができる。
従って、半導体冷却ユニット71の機械的な取り付けと、各コネクタの電気的な接続とを、一連の動作で容易且つ確実に行える。
上述した第4の実施形態では、箱体10側に設けられたガイド台72にガイド溝72aを形成し、半導体冷却ユニット71側に係合凸部73を設けたが、これとは逆に、ガイド台72の上面に係合凸部73を左右方向L2に沿って長尺に形成し、半導体冷却ユニット71側にガイド溝72aを設けても構わない。この場合であっても、同様の作用効果を奏功することができる。
この場合には、まず昇降台76を下降させた状態で、該昇降台76に設けられたガイド台77上に半導体冷却ユニット71を載置しておく。この際、係合凸部73をガイド溝77a内に係合させておく。
従って、リフター75を利用して、より安全かつ容易に取り付け作業を行うことができ、作業者にかかる負担をさらに軽減することができる。
具体的に第1の実施形態を例に挙げて説明すると、図20に示すように、係合ピン81を有する第1蝶番(箱体側係合部)80を箱体10側に取り付け、係合ピン81が挿通される係合筒86を有する第2蝶番(ユニット側係合部)85を半導体冷却ユニット30側に取り付ける。
なお、図20では、箱体10及び半導体冷却ユニット30を簡略化して図示している。
第2蝶番85は、蝶番片87を利用して半導体冷却ユニット30における受熱板35に取り付けられている。係合筒86は、軸方向が上記回動軸Mに一致するように蝶番片87に連設されている。
なお、第1蝶番80を半導体冷却ユニット30側に取り付け、第2蝶番85を箱体10側に取り付けても構わない。また、第1の実施形態を例に挙げて説明したが、第1蝶番80及び第2蝶番85を有する抜差蝶番を他の実施形態に適用することも可能である。
M…回動軸部の回動軸
L1…前後方向
L2…左右方向
L3…上下方向
1…鉄道車両
2…車体
3…車両用電力変換装置
4…架線
5…パンタグラフ
6…車輪
7…台車
8…電動機
10…箱体
10a…天板部
10b…側板部
11…取付け片
12…開口部
13…パッキン
14…ボス
16…オス型コネクタ(第2コネクタ部)
17…レセプタクルコネクタ(第2コネクタ部)
18…導体
19…配線ケーブル
20…板状ブラケット
25…係合突起(箱体側係合部)
26…突起片
27…回動軸部
30…半導体冷却ユニット(ユニット体)
31…電力変換回路
32…発熱部
33…放熱機構
35…受熱板
35a…取付孔
36…半導体素子
37…導体
38…固定ねじ
39…支持台
40…フィン
41…保護カバー
45…メス型コネクタ(第1コネクタ部)
46…プラグコネクタ(第1コネクタ部)
48…係合爪部(ユニット側係合部)
48a…フック部
50…車両用電力変換装置
51…半導体冷却ユニット(ユニット体)
52…係合受け部(ユニット側係合部)
52a…受け部本体
52b…係合溝
60…車両用電力変換装置
61…半導体冷却ユニット(ユニット体)
62…係合凹部(箱体側係合部)
62a…凹部本体
62b…係合窪み部
63…係合凸部(ユニット側係合部)
70…車両用電力変換装置
71…半導体冷却ユニット(ユニット体)
72…ガイド台(箱体側係合部)
72a…ガイド溝
73…係合凸部(ユニット側係合部)
75…リフター
76…昇降台
77…ガイド台
77a…ガイド溝
80…第1蝶番(箱体側係合部)
81…係合ピン
82…蝶番片
83…台座部
85…第2蝶番(ユニット側係合部)
86…係合筒
87…蝶番片
Claims (6)
- 電力変換回路を有する発熱部と、放熱により前記発熱部を冷却する放熱機構と、前記電力変換回路に導通する第1コネクタ部と、を備えるユニット体と、
前記第1コネクタ部に接続される第2コネクタ部を備え、前記発熱部を内部に収容しつつ前記放熱機構を外部に露出させた状態で前記ユニット体を離脱自在に支持する箱体と、を備え、
前記箱体は、前記発熱部を内部に収容させるための開口部が形成された該箱体の取付面に設けられて、該箱体の外部に露出した箱体側係合部を備え、
前記ユニット体は、前記箱体側係合部に対して係合及び分離可能なユニット側係合部を備え、
前記箱体側係合部と前記ユニット側係合部との係合状態を維持したまま、前記第1コネクタ部と前記第2コネクタ部とが接続及び分離可能とされていることを特徴とする車両用電力変換装置。 - 請求項1に記載の車両用電力変換装置において、
前記ユニット側係合部は、前記箱体側係合部に対して上方から載置することで係合されることを特徴とする車両用電力変換装置。 - 請求項2に記載の車両用電力変換装置において、
前記箱体側係合部と前記ユニット側係合部との係合状態を維持したまま、前記ユニット体を回動軸回りに回動することにより、前記第1コネクタ部と前記第2コネクタ部とが接続及び分離可能とされていることを特徴とする車両用電力変換装置。 - 請求項2に記載の車両用電力変換装置において、
前記箱体側係合部と前記ユニット側係合部との係合状態を維持したまま、前記ユニット体をスライド移動することにより、前記第1コネクタ部と前記第2コネクタ部とが接続及び分離可能とされていることを特徴とする車両用電力変換装置。 - 請求項1に記載の車両用電力変換装置において、
前記箱体側係合部と前記ユニット側係合部との係合状態を維持したまま、前記ユニット体を回動軸回りに回動することにより、前記第1コネクタ部と前記第2コネクタ部とが接続及び分離可能とされ、
前記箱体側係合部と前記ユニット側係合部とは、前記箱体に対して前記ユニット体を前記回動軸方向に相対移動させることにより、係合及び分離されることを特徴とする車両用電力変換装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の車両用電力変換装置と、
前記箱体が床下に取り付けられた車体と、を備えることを特徴とする鉄道車両。
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