JP2014120605A - チップバリスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】クランプ特性を確保しつつ、ESD耐量の低下を防ぐことが可能なチップバリスタを提供すること。
【解決手段】チップバリスタ1は、対向する第一及び第二面を有する素体3、一方の端部11aが第一面に露出し且つ他方の端部11bが素体3内に位置するように素体3に配置された第一導体11、及び、一方の端部13aが第二面に露出し且つ他方の端部13bが素体3内に位置すると共に第一導体11と離間するように素体3に配置された第二導体13を備える。素体3は、電圧非直線特性を有する第一素体部分7と、第一素体部分7よりも電流が流れやすい第二素体部分9と、を有する。第一素体部分7は、第一導体11と第二導体13とが離間する方向において、少なくともその一部が第一導体11と第二導体13との間に位置する。第一及び第二導体11,13の他方の端部11b,13bは、第二素体部分9内に位置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、チップバリスタに関する。
チップバリスタとして、バリスタ層とバリスタ層を挟むようにバリスタ層に接して配置された内部電極とを有するバリスタ素体と、バリスタ素体の端部に対応する内部電極に接続されるように配置された端子電極と、を備えた積層チップバリスタが知られている(たとえば、特許文献1参照)。積層チップバリスタでは、バリスタ層における内部電極で挟まれる領域が、電圧非直線特性(以下、「バリスタ特性」と称する場合もある)を発現する領域として機能する。
特開2002−246207号公報
ESD(Electrostatic Discharge:静電気放電)のようなサージ電圧が積層チップバリスタに印加された場合、ESDをクランプする特性(以下、「クランプ特性」と称する)は、隣り合う内部電極間の最短距離に対応する。すなわち、積層チップバリスタでは、隣り合う内部電極間の最短距離が比較的短く、クランプ特性に優れている。
しかしながら、積層チップバリスタでは、以下のような問題点が生じる懼れがある。積層チップバリスタにESDのようなサージ電圧が印加された場合、内部電極間での電界分布は、内部電極の端部に集中する。積層チップバリスタでは、上述したように、内部電極が、半導体であるバリスタ層に接している。このため、電界分布が内部電極の端部に集中すると、ESDに対する耐量(以下、「ESD耐量」と称する)が急激に低下する懼れがある。
本発明の目的は、クランプ特性を確保しつつ、ESD耐量の低下を防ぐことが可能なチップバリスタを提供することである。
本発明に係るチップバリスタは、互いに対向する第一面と第二面とを有する素体と、一方の端部が第一面に露出し且つ他方の端部が素体内に位置するように、素体に配置された第一導体と、一方の端部が第二面に露出し且つ他方の端部が素体内に位置すると共に第一導体と離間するように、素体に配置された第二導体と、素体の第一面側に配置され、第一導体に接続された第一端子電極と、素体の第二面側に配置され、第二導体に接続された第二端子電極と、を備え、素体は、電圧非直線特性を有する第一素体部分と、第一素体部分よりも電流が流れやすい第二素体部分と、を有し、第一素体部分は、第一導体と第二導体とが離間する方向において、少なくともその一部が第一導体と第二導体との間に位置し、第一導体の他方の端部と第二導体の他方の端部とは、第二素体部分内に位置していることを特徴とする。
本発明に係るチップバリスタでは、第一端子電極に接続された第一導体と、第二端子電極に接続された第二導体とが、離間して素体内に配置されている。したがって、第一導体と第二導体との最短距離を調節することにより、所望のクランプ特性を確保することができる。
本発明では、第一導体の他方の端部と第二導体の他方の端部とが、第一素体部分内ではなく、第二素体部分内に位置しているため、電圧非直線特性(バリスタ特性)を発現する第一素体部分に接していない。したがって、ESDのようなサージ電圧が印加され、第一及び第二の導体の他方の端部に電界分布が集中した場合でも、ESD耐量の低下を防ぐことができる。
第一導体と第二導体とは、全体的に第二素体部分内に位置していてもよい。この場合、第一導体と第二導体とは、第一素体部分から離れて配置される。第一素体部分と第一及び第二導体とが接していると、第一素体部分を構成する材料が、第一及び第二導体を構成する材料と反応して、バリスタ特性が劣化する懼れがある。しかしながら、第一及び第二導体は、第一素体部分から離れて配置されているので、バリスタ特性が劣化するのを防ぐことができる。第一素体部分を構成する材料との反応性を考慮する必要性が低下するため、第一及び第二導体を構成する材料を選択する自由度が拡大する。
第一導体と第二導体とは、第一面と第二面とが対向する方向に直交する方向から見て、互いに重なる部分を有していてもよい。この場合、第一導体と第二導体とが互いに重なる部分を有することにより、抵抗が低くなり、良好なクランプ特性を得ることができる。
素体における第一端子電極及び第二端子電極から露出する部分は、素体の表面側から高抵抗化されていてもよい。この場合、素体の表面における第一端子電極と第二端子電極との間の領域が高抵抗化されるため、当該領域には電流が流れ難い。したがって、ESDのようなサージ電圧が印加された場合でも、第一導体と第二導体との間で、バリスタ特性を確実に発現させることができる。
素体は、第一素体部分と、第一面と第二面とが対向する方向に直交する方向で第一素体部分を挟むように配置された一対の第二素体部分と、を有し、第一導体は、第一素体部分と対向するように、一方の第二素体部分に配置され、第二導体は、第一素体部分と対向するように、他方の第二素体部分に配置されていてもよい。この場合、第一導体と第二導体とが全体的に第二素体部分内に位置するチップバリスタを容易に構成することができる。
本発明によれば、クランプ特性を確保しつつ、ESD耐量の低下を防ぐことが可能なチップバリスタを提供することができる。
本実施形態に係るチップバリスタを示す斜視図である。 図1におけるII−II線に沿った断面構成を説明するための図である。 図2におけるIII−III線に沿った断面構成を説明するための図である。 図2におけるIV−IV線に沿った断面構成を説明するための図である。 比較例に係る積層チップバリスタの構成を説明するための図である。 放電電圧(kV)とバリスタ電圧変化率(%)との関係を示す図表である。 本実施形態の変形例に係るチップバリスタの断面構成を説明するための図である。 本実施形態の変形例に係るチップバリスタの断面構成を説明するための図である。 図8におけるIX−IX線に沿った断面構成を説明するための図である。 本実施形態の変形例に係るチップバリスタの断面構成を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
まず、図1〜図5を参照して、本実施形態に係るチップバリスタ1の構成を説明する。図1は、本実施形態に係るチップバリスタを示す斜視図である。図2は、図1におけるII−II線に沿った断面構成を説明するための図である。図3は、図2におけるIII−III線に沿った断面構成を説明するための図である。図4は、図2におけるIV−IV線に沿った断面構成を説明するための図である。
チップバリスタ1は、図1にも示されるように、略直方体形状の素体3、第一端子電極5、及び第二端子電極6を備えている。チップバリスタ1は、たとえば、図示Y方向における長さが0.6mmであり、Z方向における高さが0.3mmであり、X方向における幅が0.3mmである。チップバリスタ1は、いわゆる0603サイズのチップバリスタである。
素体3は、図2〜図4にも示されるように、第一素体部分7と、複数(本実施形態においては、二つ)の第二素体部分9と、を有している。素体3は、外表面として、互いに対向し且つ正方形状の端面3a,3bと、端面3a,3bに直交する4つの側面3c〜3fとを有している。4つの側面3c〜3fは、端面3a,3b間を連結するように延びている。二つの第二素体部分9は、側面3cと側面3dとが対向する方向で、第一素体部分7を挟むように配置されている。
第一素体部分7は、素体3の、側面3cと側面3dとが対向する方向での略中央に位置する直方体形状の部分である。第一素体部分7は、バリスタ特性を発現する焼結体(半導体セラミック)からなる。第一素体部分7は、バリスタ特性を発現する焼結体からなる複数の層からなる層構造体である。実際の素体3では、第一素体部分7を構成する各層は、その間の境界が視認できない程度に一体化されている。第一素体部分7は、その厚み方向(図中Y方向)に対向する一対の主面7a,7bを含んでいる。第一素体部分7の厚みは、たとえば3〜150μm程度に設定される。
第一素体部分7は、ZnO(酸化亜鉛)を主成分として含むと共に、副成分としてCo、希土類金属元素、IIIb族元素(B、Al、Ga、In)、Si、Cr、Mo、アルカリ金属元素(K、Rb、Cs)及びアルカリ土類金属元素(Mg、Ca、Sr、Ba)などの金属単体やこれらの酸化物を含む。本実施形態において、第一素体部分7は、副成分としてCo、Pr、Cr、Ca、K、及びAlを含んでいる。第一素体部分7におけるZnOの含有量は、特に限定されないが、第一素体部分7を構成する全体の材料を100質量%とした場合に、通常、99.8〜69.0質量%である。
希土類金属元素(たとえば、Pr)は、バリスタ特性を発現させる物質として作用する。第一素体部分7における希土類金属元素の含有量は、たとえば0.01〜10原子%程度に設定される。
第二素体部分9は、略直方体形状の部分であり、第一素体部分7をその間に挟むように第一素体部分7の両側に配置されている。第二素体部分9は、ZnOを主成分として含む焼結体からなる複数の層からなる層構造体である。実際の素体3では、第二素体部分9を構成する各層は、その間の境界が視認できない程度に一体化されている。
第二素体部分9は、第一素体部分7(主面7a,7b)に接続される主面9aと、主面9aに対向する主面9bと、を有している。本実施形態では、第一素体部分7の主面7a,7bの略全体が、対応する第二素体部分9の主面9aと接触して、接続されている。第二素体部分9の主面9aは、第一素体部分7の主面7a,7bと略同じ形状を呈している。各主面9bは、素体3における、対応する側面3c,3dを構成する。
第二素体部分9は、上述したように、ZnOを主成分として含む焼結体からなる。ZnOの比抵抗は、1〜10Ω・cmであり、比較的高い導電性を有する。第二素体部分9は、比抵抗を調整するために、副成分として、Co、IIIb族元素(B、Al、Ga、In)、Si、Cr、Mo、アルカリ金属元素(K、Rb、Cs)及びアルカリ土類金属元素(Mg、Ca、Sr、Ba)などの金属単体やこれらの酸化物を含んでいてもよい。第二素体部分9におけるZnOの含有量は、特に限定されないが、第二素体部分9を構成する全体の材料を100質量%とした場合に、たとえば100〜69.0質量%である。
第二素体部分9が希土類金属を実質的に含有していると、第二素体部分9がバリスタ特性を発現する懼れがある。このため、第二素体部分9は、希土類金属を実質的に含有しないことが好ましい。第二素体部分9は、希土類金属を実質的に含有しないことにより、バリスタ特性を発現し難い。したがって、第二素体部分9は、電気抵抗が低く、比較的高い導電性を有する。このため、第二素体部分9は、第一素体部分7よりも電流が流れやすい。
ここで、「実質的に含んでいない」状態とは、希土類金属を、第二素体部分9を構成する材料を調製する際に原料として意図的に含有させなかった場合の状態をいうものとする。たとえば、第一素体部分7から第二素体部分9への拡散等によって意図せずにこれらの元素が含まれる場合は、「実質的に含有していない」状態に該当する。
チップバリスタ1は、図2〜図4に示されるように、素体3内に互いに離間して配置された、第一導体11と第二導体13とを備えている。第一及び第二導体11,13は、導電材を含んでいる。第一及び第二導体11,13に含まれる導電材としては、特に限定されないが、PdまたはAg−Pd合金からなることが好ましい。第一及び第二導体11,13の厚みは、たとえば0.1〜10μm程度である。
第一導体11は、一方の第二素体部分9に配置されている。第一導体11は、一方の端部11aが端面3aに露出し且つ他方の端部11bが第二素体部分9内に位置している。すなわち、第一導体11は、全体的に第二素体部分9内に位置している。第一導体11は、第一素体部分7の主面7a(第二素体部分9の主面9a)から所定の間隔を有し且つ第一素体部分7の主面7a(第二素体部分9の主面9a)と略平行な状態で、一方の第二素体部分9内に位置している。
第二導体13は、他方の第二素体部分9に配置されている。第二導体13は、一方の端部13aが端面3bに露出し且つ他方の端部13bが第二素体部分9内に位置している。すなわち、第二導体13は、全体的に第二素体部分9内に位置している。第二導体13は、第一素体部分7の主面7b(第二素体部分9の主面9a)から所定の間隔を有し且つ第一素体部分7の主面7b(第二素体部分9の主面9a)と略平行な状態で、他方の第二素体部分9内に位置している。
本実施形態では、第一導体11と第二導体13とは、側面3cと側面3dとが対向する方向、すなわち端面3aと端面3bとが対向する方向に直交する方向から見て、離間して配置されている。すなわち、第一導体11と第二導体13とは、側面3cと側面3dとが対向する方向から見て、互いに重なる部分を有していない。第一導体11と第二導体13との最短距離は、第一導体11の他方の端部11bと第二導体13の他方の端部13bとの間隔により規定される。
第一端子電極5は、素体3の端面3a側に配置されている。第一端子電極5は、端面3aと、4つの側面3c〜3fの端面3a寄りの部分と、を覆うように多層に形成されている。第一端子電極5は、素体3の端面3aに露出した第一導体11の一方の端部11aを覆うようにも形成されており、第一端子電極5は、第一導体11と直接接続されている。第一端子電極5は、第一電極層5aと、第二電極層5bと、を含んでいる。
第二端子電極6は、素体3の端面3b側に配置されている。第二端子電極6は、端面3bと、4つの側面3c〜3fの端面3b寄りの部分と、を覆うように多層に形成されている。第二端子電極6は、素体3の端面3bに露出した第二導体13の一方の端部13aを覆うようにも形成されており、第二端子電極6は、第二導体13と直接接続されている。第二端子電極6も、第一電極層6aと、第二電極層6bと、を含んでいる。
第一電極層5a,6aは、導電性ペーストを素体3の表面に付与して焼き付けることにより形成されている。すなわち、第一電極層5a,6aは、焼付電極層である。導電性ペーストには、金属(たとえば、Pd、Cu、Ag、又はAg−Pd合金など)からなる粉末に、ガラス成分、有機バインダ、及び有機溶剤を混合したものが用いられている。第二電極層5b,6bは、第一電極層5a,6a上にめっき法により形成されている。本実施形態において、第二電極層5b,6bは、第一電極層5a,6a上にNiめっきにより形成されたNiめっき層と、当該Niめっき層上にSnめっきにより形成されたSnめっき層とを含んでいる。第一電極層5a,6aに用いられる材料によっては、第二電極層5b,6bを省略できる。
チップバリスタ1では、第一素体部分7は、第一導体11と第二導体13とが離間する方向において、少なくともその一部が第一導体11と第二導体13との間に位置している。本実施形態では、第一導体11の他方の端部11bと第二導体13の他方の端部13bとを結ぶ経路の途中に、第一素体部分7が位置している。
素体3は、外表面3a〜3f側から高抵抗化されており、素体3は、外表面3a〜3f全体に沿って、高抵抗化された領域Rを有している。すなわち、各素体部分7,9は、対応する外表面3a〜3f側に、領域Rを有する。領域Rは、アルカリ金属、Ag、及びCuからなる群より選ばれる少なくとも一種の元素が存在している。領域Rでは、アルカリ金属、Ag、及びCuからなる群より選ばれる少なくとも一種の元素は、ZnOの結晶粒内に固溶して存在している、又は、ZnOの結晶粒界に存在している。
アルカリ金属、Ag、及びCuからなる群より選ばれる元素は、ZnOの結晶粒内に固溶していると、n型半導体としての性質を示すZnOは、上記元素によりドナーが減ぜられて、電気伝導率が低くなり、バリスタ特性が発現し難くなる。上記元素がZnOの結晶粒界に存在することによっても、電気伝導率が低くなると考えられる。したがって、領域Rは、素体3における残りの領域に比して、電気伝導率が低く、静電容量も低い。
高抵抗化された領域Rは、次のようにして、形成することができる。高抵抗化された領域Rを形成する過程以外の、チップバリスタ1の製造方法については、積層チップバリスタの製造方法で用いられる既知の過程が利用できるため、ここでの詳細な説明は、省略する。
素体3を得た後、素体3の外表面(一対の端面3a,3b及び4つの側面3c〜3f)からアルカリ金属(たとえば、Li、Na等)、Ag、及びCuからなる群より選ばれる少なくとも一種の元素を拡散させる。ここでは、アルカリ金属元素を拡散させる例を説明する。
まず、素体3の外表面にアルカリ金属化合物を付着させる。アルカリ金属化合物の付着には、密閉回転ポットを用いることができる。アルカリ金属化合物としては、特に限定されないが、熱処理することにより、アルカリ金属が素体3の表面から拡散できる化合物であり、アルカリ金属の酸化物、水酸化物、塩化物、硝酸塩、硼酸塩、炭酸塩及び蓚酸塩等が用いられる。
そして、このアルカリ金属化合物が付着している素体3を電気炉で、所定の温度及び時間で熱処理する。この結果、アルカリ金属化合物からアルカリ金属が素体3の外表面から内部に拡散する。好ましい熱処理温度は、700〜1000℃であり、熱処理雰囲気は大気である。熱処理時間(保持時間)は、好ましくは10分〜4時間である。
素体3におけるアルカリ金属元素が拡散した部分、すなわちアルカリ金属元素が存在する領域Rは、上述したように高抵抗化及び低静電容量化が図られる。本実施形態では、アルカリ金属元素が端面3a,3bから拡散するものの、各導体11,13が対応する端面3a,3bに露出していることから、端子電極5,6と導体11,13との電気的な接続に支障が生じることはない。
以上のように、本実施形態では、第一端子電極5に接続された第一導体11と、第二端子電極6に接続された第二導体13とが、互いに離間して素体3内に配置されている。したがって、チップバリスタ1では、第一導体11と第二導体13との最短距離を調節することにより、所望のクランプ特性を確保することができる。第一導体11と第二導体13との最短距離が短くなればなるほど、クランプ特性が高まる。
本実施形態では、第一導体11の他方の端部11bと第二導体13の他方の端部13bとが、第一素体部分7内ではなく、第二素体部分9内に位置しているため、これらの端部11b,13bは、バリスタ特性を発現する第一素体部分7に接していない。したがって、チップバリスタ1にESDのようなサージ電圧が印加され、第一及び第二の導体11,13の他方の端部11b,13bに電界分布が集中した場合でも、ESD耐量の低下を防ぐことができる。
本実施形態では、第一導体11と第二導体13とは、全体的に第二素体部分9内に位置しており、第一導体11と第二導体13とは、第一素体部分7から離れて配置されている。第一素体部分7と第一及び第二導体11,13とが接していると、第一素体部分7を構成する材料が、第一及び第二導体11,13を構成する材料と反応して、バリスタ特性が劣化する懼れがある。しかしながら、第一及び第二導体11,13は、第一素体部分7から離れて配置されているので、バリスタ特性が劣化するのを防ぐことができる。第一素体部分7を構成する材料との反応性を考慮する必要性が低下するため、第一及び第二導体11,13を構成する材料を選択する自由度が拡大する。
本実施形態では、素体3は、外表面3a〜3f全体に沿って、高抵抗化された領域Rを有している。すなわち、素体3における第一端子電極5及び第二端子電極6から露出する部分が、素体3の外表面側(4つの側面3c〜3f側)から高抵抗化されている。素体3の外表面における第一端子電極5と第二端子電極6との間の領域(領域R)が高抵抗化されるため、当該領域には電流が流れ難い。したがって、チップバリスタ1にESDのようなサージ電圧が印加された場合でも、第一導体11と第二導体13との間で、バリスタ特性を確実に発現させることができる。
素体3は、第一素体部分7と、側面3cと側面3dとが対向する方向で第一素体部分7を挟むように配置された一対の第二素体部分9と、を有し、第一導体11は、第一素体部分7と対向するように、一方の第二素体部分9に配置され、第二導体13は、第一素体部分7と対向するように、他方の第二素体部分9に配置されている。これにより、第一導体11と第二導体13とが全体的に第二素体部分9内に位置するチップバリスタ1を容易に構成することができる。
ここで、本実施形態によって、ESD耐量の低下が防止されることを、実施例及び比較例によって、具体的に示す。実施例では、上述した本実施形態に係るチップバリスタ1を用い、チップバリスタ1のESD耐量を確認した。比較例では、図5に示される構成を備える積層チップバリスタ101を用い、積層チップバリスタ101のESD耐量を確認した。
比較例に係る積層チップバリスタ101は、図5に示されるように、略直方体形状の素体103と、一対の端子電極105,106と、を備えている。素体103は、バリスタ特性を発現する焼結体(半導体セラミック)からなり、端子電極105に接続される導体111の端部111bと、端子電極106に接続される導体113の端部113bと、は、バリスタ特性を発現する焼結体(素体103)内に位置している。積層チップバリスタ101でも、素体103は、チップバリスタ1と同様に、外表面側から高抵抗化されている。
実施例に係るチップバリスタ1は、1MHzでの静電容量が1.89pFであり、バリスタ電圧V1mAが89Vであり、CV積が169である。比較例に係る積層チップバリスタ101は、1MHzでの静電容量が1.50pFであり、バリスタ電圧V1mAが98Vであり、CV積が152である。
ここでは、ESD耐量として、IEC(International Electrotechnical Commission)の規格IEC61000−4−2に定められている静電気放電イミュニティ試験に基づいて、放電電圧(印加電圧)を変化させたときの、バリスタ電圧V1mAの変化を測定した。
測定結果を図6に示す。図6は、放電電圧(kV)とバリスタ電圧変化率(%)との関係を示す図表である。図6において、(a)は実施例に係るチップバリスタ1の測定結果を示し、(b)は比較例に係る積層チップバリスタ101の測定結果を示す。バリスタ電圧変化率は、放電電圧が印加されないとき(すなわち、放電電圧が0kVであるとき)のバリスタ電圧V1mAを初期値として、当該初期値に対する放電電圧が印加されたときのバリスタ電圧V1mAの比を百分率で表している。
図6に示された結果から、本実施形態によってESD耐量の低下を防ぎ得ることが確認された。すなわち、実施例に係るチップバリスタ1は、比較例に係る積層チップバリスタ101よりも破壊される放電電圧が高い。ここでは、バリスタ電圧変化率が10%以上変化したときに、サンプルが破壊されたと判断した。
続いて、図7を参照して、本実施形態に係るチップバリスタ1の変形例の構成を説明する。図7は、本実施形態の変形例に係るチップバリスタの断面構成を説明するための図である。本変形例は、高抵抗化された領域Rの範囲に関して、上述した実施形態と相違する。
素体3は、外表面のうち4つの側面3c〜3f側から高抵抗化されており、素体3は、各側面3c〜3fに沿って、高抵抗化された領域Rを有している。すなわち、各素体部分7,9は、対応する側面3c〜3f側に、領域Rを有する。素体3は、各端面3a,3b側には、高抵抗化された領域Rを有していない。
本変形例においては、高抵抗化された領域Rは、次のようにして、形成することができる。
素体3を得た後、素体3に第一及び第二端子電極5,6を形成する。その後、素体3の、第一及び第二端子電極5,6から露出する外表面(4つの側面3c〜3f)からアルカリ金属(たとえば、Li、Na等)、Ag、及びCuからなる群より選ばれる少なくとも一種の元素を拡散させる。アルカリ金属(たとえば、Li、Na等)、Ag、及びCuからなる群より選ばれる少なくとも一種の元素を拡散させる手法は、上述した実施形態と同じである。これらの過程により、本変形例に係るチップバリスタ1が得られる。
本変形例においても、所望のクランプ特性を確保することができると共に、ESD耐量の低下を防ぐことができる。
続いて、図8及び図9を参照して、本実施形態に係るチップバリスタ1の別の変形例の構成を説明する。図8は、本実施形態の変形例に係るチップバリスタの断面構成を説明するための図である。図9は、図8におけるIX−IX線に沿った断面構成を説明するための図である。本変形例は、第一及び第二導体11,13の構成に関して、上述した実施形態と相違する。
本変形例では、第一導体11と第二導体13とは、側面3cと側面3dとが対向する方向から見て、互いに重なる部分を有している。第一導体11と第二導体13との最短距離は、側面3cと側面3dとが対向する方向での第一導体11と第二導体13との間隔により規定される。
本変形例においても、所望のクランプ特性を確保することができると共に、ESD耐量の低下を防ぐことができる。また、本変形例では、第一導体11と第二導体13とが互いに重なる部分を有することにより、抵抗が低くなり、良好なクランプ特性を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
第一素体部分7は、希土類金属の代わりに、Biを含有していてもよい。この場合、上述したように、第二素体部分9は、Biを含有していないことが好ましい。第一素体部分7は、希土類金属及びBiを含有していてもよい。この場合、第二素体部分9は、希土類金属及びBiを含有していないことが好ましい。
第二素体部分9は、金属(たとえば、Ag−Pd合金、Ag、Au、Pd、Ptなど)と金属酸化物(たとえば、ZnO、CoO、NiO、又はTiOなど)との複合材料からなっていてもよい。金属酸化物は、第一素体部分7に含有される金属酸化物と同じであるZnOが好ましい。
素体3には、アルカリ金属(たとえば、Li、Na等)、Ag、及びCuからなる群より選ばれる少なくとも一種の元素が拡散されていなくてもよい。
第一導体11と第二導体13とは、全体が第二素体部分9内に位置していなくてもよい。たとえば、図10に示されるように、第一導体11の他方の端部11bと第二導体13の他方の端部13bとが第二素体部分9内に位置し、第一及び第二導体11,13の残部が第一素体部分7内に位置していてもよい。図10は、本実施形態の変形例に係るチップバリスタの断面構成を説明するための図である。
1…チップバリスタ、3…素体、3a,3b…端面、3c-3f…側面、5…第一端子電極、6…第二端子電極、7…第一素体部分、9…第二素体部分、11…第一導体、11a,11b…端部、13…第二導体、13a,13b…端部、R…高抵抗化された領域。

Claims (5)

  1. 互いに対向する第一面と第二面とを有する素体と、
    一方の端部が前記第一面に露出し且つ他方の端部が前記素体内に位置するように、前記素体に配置された第一導体と、
    一方の端部が前記第二面に露出し且つ他方の端部が前記素体内に位置すると共に前記第一導体と離間するように、前記素体に配置された第二導体と、
    前記素体の前記第一面側に配置され、前記第一導体に接続された第一端子電極と、
    前記素体の前記第二面側に配置され、前記第二導体に接続された第二端子電極と、を備え、
    前記素体は、電圧非直線特性を有する第一素体部分と、前記第一素体部分よりも電流が流れやすい第二素体部分と、を有し、
    前記第一素体部分は、前記第一導体と前記第二導体とが離間する方向において、少なくともその一部が前記第一導体と前記第二導体との間に位置し、
    前記第一導体の前記他方の端部と前記第二導体の前記他方の端部とは、前記第二素体部分内に位置していることを特徴とするチップバリスタ。
  2. 前記第一導体と前記第二導体とは、全体的に前記第二素体部分内に位置していることを特徴とする請求項1に記載のチップバリスタ。
  3. 前記第一導体と前記第二導体とは、前記第一面と前記第二面とが対向する方向に直交する方向から見て、互いに重なる部分を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のチップバリスタ。
  4. 前記素体における前記第一端子電極及び第二端子電極から露出する部分は、前記素体の表面側から高抵抗化されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のチップバリスタ。
  5. 前記素体は、前記第一素体部分と、前記第一面と前記第二面とが対向する方向に直交する方向で前記第一素体部分を挟むように配置された一対の前記第二素体部分と、を有し、
    前記第一導体は、前記第一素体部分と対向するように、一方の前記第二素体部分に配置され、
    前記第二導体は、前記第一素体部分と対向するように、他方の前記第二素体部分に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のチップバリスタ。
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