JP2014120438A - 燃料電池システム - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料循環路を循環する液量を安定に保つことができる、燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料循環路23、29、31、24、32(以下29)を循環する液量が適正範囲内であるときには、通常制御モードでの発電制御が実行され、発電要求に応じた電流が燃料電池2で発生する。液量が適正範囲の上限を上回ると、液量削減制御モードでの発電制御が実行され、燃料電池2で発生される電流が燃料循環路29を循環する液量の増減を生じない電流値である切替り電流以下となるように、燃料電池2の発電が抑制される。発電が抑制されることにより、燃料循環路29を循環する液量が減少する。一方、液量が適正範囲の下限を下回ると、液量追加制御モードでの発電制御が実行され、燃料電池2で発生される電流が切替り電流以上となるように、燃料電池2の発電が促進される。発電が促進されることにより、燃料循環路29を循環する液量が増加する。
【選択図】図1
【解決手段】燃料循環路23、29、31、24、32(以下29)を循環する液量が適正範囲内であるときには、通常制御モードでの発電制御が実行され、発電要求に応じた電流が燃料電池2で発生する。液量が適正範囲の上限を上回ると、液量削減制御モードでの発電制御が実行され、燃料電池2で発生される電流が燃料循環路29を循環する液量の増減を生じない電流値である切替り電流以下となるように、燃料電池2の発電が抑制される。発電が抑制されることにより、燃料循環路29を循環する液量が減少する。一方、液量が適正範囲の下限を下回ると、液量追加制御モードでの発電制御が実行され、燃料電池2で発生される電流が切替り電流以上となるように、燃料電池2の発電が促進される。発電が促進されることにより、燃料循環路29を循環する液量が増加する。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料電池システムに関する。
燃料電池システムとして、ヒドラジンなどの液体燃料を燃料電池に供給するものが知られている。
燃料電池は、たとえば、固体高分子膜の両側にアノード(燃料極)およびカソード(酸素極)を貼り合わせて一体化した膜/電極接合体を備えている。アノードには、循環燃料タンクを経由する燃料循環路が接続されている。すなわち、燃料循環路の一端がアノードの燃料供給口に接続され、その他端がアノードの燃料排出口に接続されている。アノードには、燃料循環路から液体燃料および電解液を含む液体が供給され、アノードを通過した液体は、燃料循環路に排出される。一方、カソードには、エアが供給される。
液体燃料がヒドラジンである場合、アノードでは、窒素ガス(N2)、水(H2O)および電子(e−)が生成される。電子は、外部回路を介して、カソードに移動する。窒素ガスおよび水は、未反応の液体燃料とともに、燃料循環路に排出される。一方、カソードでは、アニオン(OH−)が生成される。アニオンは、固体高分子膜を透過して、アノードに移動する。その結果、アノードとカソードとの間に、発電反応による起電力が発生する。
アノードで生成された水が燃料循環路に排出されることにより、燃料循環路を循環する液量が増加する。一方、液体燃料が水とともにアノードから固体高分子膜を透過してカソードに移動する、いわゆるクロスリーク(クロスオーバ)の発生により、燃料循環路を循環する液量が減少する。
燃料循環路を循環する液量に増減が生じるので、その液量の増減による液溢れ(燃料循環路を循環する液量が過剰であることに起因して発電停止時に生じる燃料電池からの液体のパージ不良)および液枯れを防止するためには、循環燃料タンクの容量を大きくせざるを得なかった。
本発明の目的は、燃料循環路を循環する液量を安定に保つことができる、燃料電池システムを提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る燃料電池システムは、膜/電極接合体を備える燃料電池と、前記燃料電池に供給される液体燃料を含む液体が循環する燃料循環路と、前記燃料電池にエアを流通させるエア流通手段と、前記燃料循環路を循環する液体の量(液量)を取得する液量取得手段と、前記液量取得手段によって取得される液量が所定の適正範囲内であるときには、発電要求に応じた電流を前記燃料電池で発生させる通常発電制御を実行し、前記液量取得手段によって取得される液量が前記適正範囲の上限を超えるときには、所定値以下の電流を前記燃料電池で発生させる抑制発電制御を実行し、前記液量取得手段によって取得される液量が前記適正範囲の下限を超えるときには、所定値以上の電流を前記燃料電池で発生させる促進発電制御を実行する発電制御手段とを含む。
この構成によれば、燃料循環路を循環する液量が適正範囲内であるときには、通常発電制御が実行され、発電要求に応じた電流が燃料電池で発生する。液量が適正範囲の上限を上回ると、抑制発電制御が実行され、燃料電池で発生される電流が所定値以下となるように、燃料電池の発電が抑制される。発電が抑制されることにより、燃料循環路を循環する液量が減少する。一方、液量が適正範囲の下限を下回ると、促進発電制御が実行され、燃料電池で発生される電流が所定値以上となるように、燃料電池の発電が促進される。発電が促進されることにより、燃料循環路を循環する液量が増加する。
このように、燃料循環路を循環する液量が適正範囲内に保たれるように、燃料電池の発電が制御される。そのため、燃料循環路を循環する液量を安定に保つことができる。その結果、燃料循環路における液溢れおよび液枯れを防止するために、液体を貯留する循環燃料タンクが燃料循環路に介装される構成において、その循環燃料タンクの容量を低減することができ、循環燃料タンクの小型化を図ることができる。
燃料循環路を循環する液量と燃料電池が発生する電流値との関係が求められて、当該関係に基づいて、燃料循環路を循環する液量の増減を生じない電流値が算出され、その電流値が所定値に設定されることが好ましい。
これにより、抑制発電制御により、燃料循環路を循環する液量を良好に減少させることができる。また、促進発電制御により、燃料循環路を循環する液量を良好に増加させることができる。
燃料電池システムは、燃料循環路を循環する液量が適正範囲の上限または下限を超えるときに、燃料電池が発生する電力の過不足を充放電によって吸収する二次電池をさらに含むことが好ましい。
これにより、燃料電池システムから出力される電力を使用する機器に電力を安定して供給することができる。
二次電池の充電量が制御上限値以上であるときには、燃料電池を間欠的に発電させてもよい。
これにより、燃料電池の発電が抑制され、二次電池で吸収しきれない余剰な電力が燃料電池で発生することを防止できる。
本発明によれば、燃料循環路を循環する液量を安定に保つことができる。その結果、燃料循環路における液溢れおよび液枯れを防止するために、液体を貯留する循環燃料タンクが燃料循環路に介装される構成において、その循環燃料タンクの容量を低減することができ、循環燃料タンクの小型化を図ることができる。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る循環液量算出装置が適用される燃料電池システムの構成図である。
燃料電池システム1は、液体燃料を用いる燃料電池システム(FCシステム)であり、たとえば、自動車に搭載される。燃料電池システム1は、燃料電池2、燃料循環機構3、給排気機構4、冷却機構5および二次電池6を備えている。
<燃料電池>
燃料電池2は、所定数(たとえば、100〜200)のセルが一方向に積層された、いわゆるセルスタックを有している。各セルは、膜/電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)、膜/電極接合体の両側に配置されたセパレータ、および膜/電極接合体と各セパレータとの間に介在されたガス拡散層(GDL:Gas Diffusion Layer)を備えている。
膜/電極接合体は、固体高分子膜11の両側にアノード(燃料極)12およびカソード(酸素極)13を貼り合わせて一体化したものである。固体高分子膜11は、たとえば、アニオン(OH−)を透過させる性質を有する。
セパレータの両面には、たとえば、葛折り状に屈曲した凹溝(図示せず)が形成されている。アノード12に対向する凹溝は、燃料流路として形成されている。燃料流路の一端および他端は、それぞれ燃料入口14および燃料出口15に接続されている。膜/電極接合体のカソード13に対向する凹溝は、エア流路として形成されている。エア流路の一端および他端は、それぞれエア入口16およびエア出口17に接続されている。また、各セル間では、一方のセルのセパレータに形成された凹溝と他方のセルのセパレータに形成された凹溝とが重なり合い、それらの凹溝が冷却水流路を形成している。冷却水流路の一端および他端は、それぞれ冷却水入口18および冷却水出口19に接続されている。
<燃料循環機構>
燃料循環機構3には、液体燃料タンク21、電解液タンク22、循環液体タンク23および気液分離器24が含まれる。
液体燃料タンク21には、液体燃料として、たとえば、常温の水加ヒドラジン(N2H4・H2O)が貯留されている。液体燃料タンク21には、燃料補給管25の一端が接続されている。燃料補給管25の他端は、循環液体タンク23に接続されている。燃料補給管25の途中部には、燃料供給ポンプ26が介装されている。
電解液タンク22には、電解液として、たとえば、常温の水酸化カリウム水溶液(KOH)が貯留されている。電解液タンク22には、電解液補給管27の一端が接続されている。電解液補給管27の他端は、循環液体タンク23に接続されている。電解液補給管27の途中部には、電解液供給ポンプ28が介装されている。
循環液体タンク23には、電解液に混合された液体燃料、たとえば、水酸化カリウム水溶液に混合された水加ヒドラジンが貯留されている。循環液体タンク23には、燃料供給管29の一端が接続されている。燃料供給管29の他端は、燃料電池2の燃料入口14に接続されている。燃料供給管29の途中部には、燃料循環ポンプ30が介装されている。
燃料電池2の燃料出口15には、燃料排出管31の一端が接続されている。燃料排出管31の他端は、気液分離器24に接続されている。
気液分離器24の底部には、燃料帰還管32の一端が接続されている。燃料帰還管32の他端は、循環液体タンク23に接続されている。また、気液分離器24の上部には、パージ管33の一端が接続されている。パージ管33の途中部には、パージ電磁弁34が介装されている。
<給排気機構>
給排気機構4には、エアコンプレッサ41、気液分離器42および排ガス処理器43が含まれる。
エアコンプレッサ41の吸込口には、吸気管44の一端が接続されている。
エアコンプレッサ41の吐出口には、エア供給管45の一端が接続されている。エア供給管45の他端は、燃料電池2のエア入口16に接続されている。
燃料電池2のエア出口17には、エア排出管46の一端が接続されている。エア排出管46の他端は、気液分離器42に接続されている。
気液分離器42の底部には、還流管47の一端が接続されている。還流管47の他端は、気液分離器24に接続されている。還流管47の途中部には、還流電磁弁48が介装されている。気液分離器42の上部には、パージ管49の一端が接続されている。パージ管49の途中部には、エア背圧調整弁50が介装されている。
<冷却機構>
冷却機構5は、燃料電池2の冷却水入口18から冷却水流路に冷却水を供給する。冷却水は、冷却水流路を流通した後、冷却水出口19から排出されて、冷却機構5に戻される。冷却水が冷却水流路を流通することにより、燃料電池2が冷却される。
<発電動作>
燃料電池2による発電のために、燃料循環ポンプ30が駆動される。燃料循環ポンプ30が駆動されると、循環液体タンク23に貯留されている液体燃料を含む液体が燃料供給管29に吸い出される。そして、燃料供給管29を液体が流通し、その液体が燃料電池2の燃料入口14から燃料電池2の燃料流路に供給される。
また、燃料電池2による発電のために、エアコンプレッサ41が駆動される。エアコンプレッサ41が駆動されると、エア(大気)が吸気管44に取り込まれる。吸気管44に取り込まれたエアは、エアコンプレッサ41で圧縮されて、エアコンプレッサ41からエア供給管45に送り出される。そして、エア供給管45を流通するエアが燃料電池2のエア入口16から燃料電池2のエア流路に供給される。
燃料電池2の燃料流路を液体燃料を含む液体が流通し、エア流路をエアが流通すると、燃料電池2において、発電反応(電気化学反応)が生じ、その電気化学反応による起電力が発生する。
具体的には、アノード12において、反応式(1)で示される反応が生じ、窒素ガス(N2)、水(H2O)および電子(e−)が生成される。電子は、外部回路(図示せず)を介して、カソード13に移動する。窒素ガスおよび水は、未反応の液体燃料とともに、燃料流路から燃料出口15を通して燃料排出管31に流出する。一方、カソード13では、反応式(2)で示される反応が生じ、アニオン(OH−)が生成される。アニオンは、固体高分子膜11を透過して、アノード12に移動する。
N2H4+4OH−→N2+4H2O+4e− ・・・(1)
O2+2H2O+4e−→4OH− ・・・(2)
この結果、アノード12とカソード13との間に、発電反応(電気化学反応)による起電力が発生する。
燃料電池2の燃料流路を流通した液体は、燃料出口15から燃料排出管31に排出される。燃料排出管31に排出される液体には、水加ヒドラジン、窒素ガスおよび水が含まれる。燃料排出管31に排出される液体は、燃料排出管31を通して、気液分離器24に流入する。気液分離器24では、燃料排出管31から流入する液体からその液体に含まれる気体が分離される。
脱気された液体は、気液分離器24内の下部(底部)に集まり、気液分離器24から燃料帰還管32を通して循環液体タンク23に戻る。
こうして、液体燃料を含む液体は、循環液体タンク23、燃料供給管29、燃料電池2の燃料流路、燃料排出管31、気液分離器24および燃料帰還管32を含む燃料循環路を循環する。
気液分離器24内で液体から分離された気体は、気液分離器24からパージ管33に流出し、パージ管33を排ガス処理器43に向けて流通する。そして、パージ管33を流通する気体は、排ガス処理器43を経由して、大気に放出される。気体が排ガス処理器43を経由することにより、気体から有害物質などが除去される。
燃料電池2のエア流路を流通したエアは、エア出口17からエア排出管46に排出される。
燃料電池2内では、水および液体燃料が膜/電極接合体のアノード12から固体高分子膜11を透過してカソード13に移動する、いわゆるクロスリークが発生する。そのため、エア排出管46に流出するエアには、そのクロスリークした液体燃料(水加ヒドラジン)および水の蒸気が含まれる。
エア排出管46に流出した気体は、エア排出管46を流通して、気液分離器42に流入する。気液分離器42では、エア排出管46から流入する気体とそのエアに含まれる液体燃料などの液体とが分離される。
液体が除去された気体は、気液分離器42からパージ管49に流出し、パージ管49を排ガス処理器43に向けて流通する。そして、パージ管49を流通する気体は、排ガス処理器43を経由して、大気に放出される。気体が排ガス処理器43を経由することにより、気体から有害物質などが除去される。
一方、脱気された液体は、気液分離器42内の下部(底部)に集まる。還流電磁弁48が閉じられている間、その液体は、気液分離器42内の下部に溜められる。気液分離器42内に溜められた液体は、還流制御が実行されることにより、気液分離器42から循環液体タンク23に液体を還流される。具体的には、還流制御では、エア背圧調整弁50の開度が小さくされて、気液分離器42内の圧力が通常よりも高められた状態で、還流電磁弁48が開かれる。気液分離器42内の液体は、気液分離器42内の圧力により、還流管47を通して、気液分離器24に送られる。気液分離器24に流入した液体は、気液分離器24内の下部(底部)に集まり、燃料帰還管32を流通して、燃料帰還管32から循環液体タンク23に戻る。
<燃料補給動作>
燃料電池システム1の稼働中に、循環液体タンク23に液体燃料を補給する必要が生じると、燃料供給ポンプ26が駆動される。燃料供給ポンプ26が駆動されると、液体燃料タンク21から燃料補給管25に液体燃料(水加ヒドラジン)が汲み出される。そして、その液体燃料が燃料補給管25を通して循環液体タンク23に供給される。
また、循環液体タンク23に電解液を補給する必要が生じた場合には、電解液供給ポンプ28が駆動される。電解液供給ポンプ28が駆動されると、電解液タンク22から電解液補給管27に電解液(水酸化カリウム水溶液)が汲み出される。そして、その電解液が電解液補給管27を通して循環液体タンク23に供給される。
<電気的構成>
図2は、燃料電池システムの電気的構成の要部を示すブロック図である。
燃料電池システム1は、CPUおよびメモリを含む構成のFC−ECU(電子制御ユニット)61を備えている。
FC−ECU61には、燃料電池システム1に設けられた各種センサが接続されている。各種センサには、電流センサ62および液面センサ63が含まれる。電流センサ62は、燃料電池2から出力される電流値を検出する。液面センサ63は、循環液体タンク23内に設けられ、循環液体タンク23内に貯留された液体の液面の位置を検出する。
FC−ECU61は、各種センサから入力される信号に基づいて、燃料供給ポンプ26、電解液供給ポンプ28、燃料循環ポンプ30およびコンプレッサ41の駆動を制御し、パージ電磁弁34、還流電磁弁48およびエア背圧調整弁50の開閉を制御する。また、FC−ECU61は、車両制御ECU(図示せず)とCAN(Controller Area Network)通信プロトコルによる通信を行い、車両制御ECUが二次電池6に入出力される電流量に基づいて演算したSOC(State Of Charge)を演算する。SOCは、二次電池6の充電率であり、二次電池6の充電量に対応する。
<発電制御>
図3A,3B,3C,3Dは、発電制御の内容を示すフローチャートである。
車両のイグニッションキースイッチがオンにされている間、FC−ECU61により、発電制御が繰り返し実行される。
燃料電池システム1では、発電制御モードとして、通常制御モード、液量追加制御モードおよび液量削減制御モードが設けられている。イグニッションキースイッチがオンにされると、発電制御モードが通常制御モードに設定される。通常制御モードでは、車両からFC−ECU61に入力される発電要求に応じた電力が燃料電池2から出力されるように、燃料循環ポンプ30およびコンプレッサ41の駆動が制御される。
発電制御では、まず、燃料循環路を循環する液量の増減を生じない電流値である切替り電流が算出される(ステップS1)。切替り電流の算出方法については、後述する。
次に、液面センサ63によって検出される液面の位置に基づいて、燃料循環路を循環する液量である循環液量が求められる。たとえば、循環液体タンク23内の液体の液面の位置と循環液量との対応関係がFC−ECU61のメモリに記憶されており、その対応関係が参照されて、液面センサ62によって検出される液面の位置に対応する循環液量がメモリから読み出される。そして、循環液量が予め定められた適正範囲の上限を上回っているか否かが判定されるとともに、現在の発電制御モードが液量削減制御モードか否かが判定される(ステップS2)。
循環液量が適正範囲の上限以下であり、かつ、現在の発電制御モードが液量削減制御モードでないときには(ステップS2のNO)、つづいて、循環液量が適正範囲の下限を下回っているか否かが判定されるとともに、現在の発電制御モードが液量追加制御モードか否かが判定される(ステップS3)。
循環液量が適正範囲の下限以上であり、かつ、現在の発電制御モードが液量追加制御モードでないときには(ステップS3のNO)、発電制御モードが通常制御モードに設定されたまま、発電制御がリターンされる。
通常制御モードでの発電が行われるうちに、循環液量が適正範囲の上限を上回ると(ステップS2のYES)、発電制御モードが通常制御モードから液量削減制御モードに移行される(ステップS4)。
液量削減制御モードでは、燃料電池2で発生される電流の上限値である発電電流上限値が切替り電流に設定される(ステップS5)。
その後、二次電池6のSOCが所定の制御範囲の中央の値(制御中心点)よりも小さいか否かが判定される(ステップS6)。
SOCが制御中心点よりも小さい場合には(ステップS6のYES)、車両からFC−ECU61に入力される発電要求に応じた電流値が切替り電流よりも小さいか否かが判定される(ステップS7)。
発電要求に応じた電流値が切替り電流よりも小さいときには(ステップS7のYES)、発電電流上限値が発電指令値とされる(ステップS8)。そして、その発電指令値(=発電電流上限値)の電流が燃料電池2から出力されるように、燃料電池2における発電が制御される。このとき、発電要求に応じた電流値の電流が車両に供給され、余剰分(発電指令値から発電要求に応じた電流値を引いた分)の電流は、二次電池6に供給される。その結果、二次電池6のSOCが上昇する。
二次電池6のSOCが制御中心点以上であるときには(ステップS6のNO)、ステップS7,S8の処理はスキップされる。そして、燃料電池2で発生される電流値が発電電流上限値(=切替り電流)を超えない範囲において、車両からFC−ECU61に入力される発電要求に応じた電流値となるように、燃料電池2における発電が制御される。発電要求に応じた電流値が発電電流上限値を超える場合には、発電電流上限値の電流が燃料電池2から出力されるように、燃料電池2における発電が制御される。このとき、不足する電力は、二次電池6から車両に供給される。
その後、二次電池6のSOCが制御範囲の下限(制御下限)よりも小さいか否かが判定される(ステップS9)。
SOCが制御下限以上であるときには(ステップS9のNO)、循環液量が適正範囲の中央の値(中心点)以下であるか否かが判定される(ステップS10)。
このとき、液量削減制御モードによる発電の結果、循環液量が適正範囲の中心点まで減っていれば(ステップS10のYES)、発電制御モードが液量削減制御モードから通常制御モードに移行されて(ステップS11)、発電制御がリターンされる。
液量削減制御モードによる発電が行われても、依然として、循環液量が適正範囲の中心点よりも多いときには(ステップS10のNO)、発電制御モードが液量削減制御モードのまま、発電制御がリターンされる。
液量削減制御モードでの発電が継続し、二次電池6のSOCが制御下限を下回った場合には(ステップS9のYES)、コンプレッサ41が制御されて、燃料電池2のカソード13に供給されるエア量が増加される(ステップS12)。このエア量の増加により、燃料電池2のカソード13から排出される蒸気量が増加し、クロスリークする液量が増加する。その結果、循環液量を低減させることができる。
また、二次電池6から車両に搭載されている12V電池(図示せず)を充電するためのDC−DCコンバータ(図示せず)の出力電圧が所定の低電圧に下げられる(ステップS13)。これにより、車両から要求される電力が下がり、二次電池6から車両に供給される電流値が低下する。
その後、循環液量が予め定められた安全マージン範囲の上限を上回っているか否かが判定される(ステップS14)。安全マージン範囲は、上限が適正範囲の上限よりも大きく、下限が適正範囲の下限よりも小さいように設定されている。
循環液量が安全マージン範囲の上限を上回っている場合には(ステップS14のYES)、電流指令値が切替り電流よりも小さい固定値に固定され、その固定値の電流が燃料電池2から出力されるように、燃料電池2における発電が制御される(ステップS15)。
そして、車両に駆動出力を制限(パワーセーブ)する旨の指令が出力されて(ステップS16)、発電制御がリターンされる。
通常制御モードでの発電が行われるうちに、循環液量が適正範囲の下限を下回ると(ステップS3のYES)、発電制御モードが通常制御モードから液量追加減制御モードに移行される(ステップS4)。
液量追加制御モードでは、燃料電池2で発生される電流の下限値である発電電流下限値が切替り電流に設定される(ステップS18)。そして、燃料電池2で発生される電流値が発電電流下限値(=切替り電流)を下回らない範囲において、車両からFC−ECU61に入力される発電要求に応じた電流値となるように、燃料電池2における発電が制御される。発電要求に応じた電流値が発電電流下限値を超える場合には、発電電流下限値の電流が燃料電池2から出力されるように、燃料電池2における発電が制御される。このとき、余剰の電力は、二次電池6に供給される。
その後、二次電池6のSOCが制御範囲の上限(制御上限)よりも大きいか否かが判定される(ステップS19)。
SOCが制御上限よりも大きい場合には(ステップS19のYES)、燃料電池2の発電が停止される(ステップS20)。
二次電池6のSOCが制御上限以下であるときには(ステップS19のNO)、燃料電池2が発電停止中であるか否かが判定されるとともに、SOCが制御中心点よりも小さいか否かが判定される(ステップS21)。
燃料電池2が発電停止中であり、かつ、SOCが制御中心点よりも小さいときには(ステップS21のYES)、燃料電池2の発電が開始される(ステップS22)。これにより、二次電池6のSOCが制御上限を超えると、燃料電池2の発電が停止され、二次電池6のSOCが制御中心点まで下がると、燃料電池2の発電が再開されるというように、燃料電池2が間欠的に発電する。
その後、循環液量が安全マージン範囲の下限を下回っているか否かが判定される(ステップS23)。
液量追加制御モードによる発電が行われても、循環液量が減少し、循環液量が安全マージン範囲の下限を下回った場合には(ステップS23のYES)、燃料電池システム1に異常(配管、タンク、燃料電池2のセルスタック、固体高分子膜11などの損傷)が発生していると判断されて、燃料電池2の発電が停止される(ステップS24)。
そして、車両に駆動出力を制限(パワーセーブ)する旨の指令が出力されて(ステップS25)、発電制御がリターンされる。
一方、循環液量が安全マージン範囲の下限以上である場合には(ステップS23のNO)、循環液量が適正範囲の中央の値(中心点)以上であるか否かが判定される(ステップS26)。
液量追加制御モードによる発電の結果、循環液量が適正範囲の中心点まで増えていれば(ステップS26のYES)、発電制御モードが液量追加制御モードから通常制御モードに移行されて(ステップS27)、発電制御がリターンされる。
液量追加制御モードによる発電が行われても、依然として、循環液量が適正範囲の中心点よりも少ないときには(ステップS26のNO)、発電制御モードが液量追加制御モードのまま、発電制御がリターンされる。
<切替り電流の算出>
図4は、燃料電池で発生される電流と燃料循環路の液量の増減量との関係を示すグラフである。
切替り電流の算出に際し、燃料電池2での発電反応で生成される水の単位時間あたりの増加量V1(mol/min)が算出される。燃料電池2での発電電流をI(A)とし、燃料電池2のセル数をnとすると、燃料電池2での発電反応で1秒間で発生する電荷は、nI/F(F:ファラデー定数)であるから、増加量V1は、式(3)で算出することができる。
V1=60×n×I/F ・・・(3)
また、燃料電池2での発電による水加ヒドラジンの消費に伴って単位時間あたりに増加する水の量(増加量)V2(mol/min)が算出される。燃料電池2での発電で単位時間あたりに消費する水加ヒドラジン量は、15×n×I/Fであるから、増加量V2は、式(4)で算出することができる。
V2=15×n×I/F ・・・(4)
さらに、燃料電池2の燃料出口15から単位時間あたりに排出される水蒸気量V3(mol/min)が算出される。
水蒸気量V3の算出に際して、まず、燃料出口15から排出される液体の圧力をPaoutとし、燃料出口15から排出される液体の温度をTaoutとし、燃料出口15における湿度をHaoutとし、燃料出口15から排出される液体の温度における水の蒸気圧をPwaoutとし、ノルマル状態におけるエアの体積、温度および圧力をそれぞれV0,T0,P0として、式(5)に従って、燃料出口15から排出される気体(反応生成ガスであるN2)の流量Vaout(l/min)が算出される。
Vaout=15×(n×I)/F ・・・(5)
次に、式(6)に従って、燃料出口15から排出される気体の体積Vn(l/min)が算出される。
Vn=Vaout×{(V0×Taout)/Paout}×(P0/T0)
・・・(6)
・・・(6)
さらに、式(7)に従って、燃料出口15から排出される気体に含まれる水蒸気の体積Vwa(l/min)が算出される。
Vwa=Vn×Pwaout/(Paout−Pwaout) ・・・(7)
水蒸気量V3は、体積Vwaをモル数に換算することによって算出される。すなわち、水蒸気量V3は、式(7)を式(8)に代入することによって算出される。
V3=Vwa×{Paout/(V0×Taout)}×(T0/P0)
・・・(8)
・・・(8)
また、燃料電池2のエア出口17から単位時間あたりに排出される水蒸気量V4(mol/min)が算出される。
水蒸気量V4(mol/min)の算出に際して、まず、燃料電池2のエア入口16に供給されるエアの流量をVcin(Nl/min)とし、燃料電池2のエア出口17から排出されるエアの圧力をPcoutとし、エア出口17から排出されるエアの温度をTcoutとし、エア出口17から排出されるエアの湿度をHcoutとし、エア出口17から排出されるエアの温における水の蒸気圧をPwcoutとして、式(9)に従って、エア出口17から排出されるエアの流量Vcout(l/min)が算出される。
Vcout=(Vcin×Tcout/Pcout)×(P0/T0)
・・・(9)
・・・(9)
次に、式(10)に従って、燃料電池2のエア出口17から排出されるエアに含まれる水蒸気の体積Vwc(l/min)が算出される。
Vwc=Vcout×Pwcout×Hcout
/(Pcout−Pwcout×Hcout) ・・・(10)
/(Pcout−Pwcout×Hcout) ・・・(10)
水蒸気量V4は、体積Vwcをモル数に換算することによって算出される。すなわち、水蒸気量V4は、式(10)を式(11)に代入することによって算出される。
V4=Vwc×{Pcout/(V0×Tcout)}×(T0/P0)
・・・(11)
・・・(11)
燃料循環路の液量の増減量は、増加量V1および増加量V2の加算値から水蒸気量V3および水蒸気量V4を減算し、その減算値に単位時間あたりに燃料電池2のエア入口16に供給されるエアに含まれる水蒸気量を加えることによって算出することができる。
そして、その燃料循環路の液量の増減量を算出する式に従って、燃料電池2で発生される電流Iと燃料循環路の液量の増減量との関係を求めることができる。その関係の一例が図4に示されている。
切替り電流は、燃料循環路の液量の増減量が0となるときの電流値に設定される。
<作用効果>
以上のように、燃料循環路を循環する液量が適正範囲内であるときには、通常制御モードでの発電制御が実行され、発電要求に応じた電流が燃料電池2で発生する。液量が適正範囲の上限を上回ると、液量削減制御モードでの発電制御が実行され、燃料電池2で発生される電流が切替り電流以下となるように、燃料電池2の発電が抑制される。発電が抑制されることにより、燃料循環路を循環する液量が減少する。一方、液量が適正範囲の下限を下回ると、液量追加制御モードでの発電制御が実行され、燃料電池2で発生される電流が切替り電流以上となるように、燃料電池2の発電が促進される。発電が促進されることにより、燃料循環路を循環する液量が増加する。
このように、燃料循環路を循環する液量が適正範囲内に保たれるように、燃料電池2の発電が制御される。そのため、燃料循環路を循環する液量を安定に保つことができる。その結果、循環燃料タンク24の容量を低減することができ、循環燃料タンク24の小型化を図ることができる。
燃料電池システム1は、燃料循環路を循環する液量が適正範囲の上限または下限を超えるときに、燃料電池2が発生する電力の過不足を充放電によって吸収する二次電池6を備えている。これにより、燃料電池システム1から出力される電力を使用する車両に電力を安定して供給することができる。
二次電池6のSOCが制御上限を超えると、燃料電池2での発電が間欠的に行われる。これにより、燃料電池2の発電が抑制され、二次電池6で吸収しきれない余剰な電力が燃料電池2で発生することを防止できる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、燃料電池システム1が車両に搭載された場合を例にとった。しかしながら、燃料電池システム1は、車両以外の装置に搭載されてもよいし、それ単独で電源として構成されてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1 燃料電池システム
2 燃料電池
6 二次電池
23 循環液体タンク(燃料循環路)
24 気液分離器(燃料循環路)
29 燃料供給管(燃料循環路)
31 燃料排出管(燃料循環路)
32 燃料帰還管(燃料循環路)
41 エアコンプレッサ(エア流通手段)
45 エア供給管(エア流通手段)
61 FC−ECU(液量取得手段、発電制御手段、電流値算出手段)
2 燃料電池
6 二次電池
23 循環液体タンク(燃料循環路)
24 気液分離器(燃料循環路)
29 燃料供給管(燃料循環路)
31 燃料排出管(燃料循環路)
32 燃料帰還管(燃料循環路)
41 エアコンプレッサ(エア流通手段)
45 エア供給管(エア流通手段)
61 FC−ECU(液量取得手段、発電制御手段、電流値算出手段)
Claims (4)
- 膜/電極接合体を備える燃料電池と、
前記燃料電池に供給される液体燃料を含む液体が循環する燃料循環路と、
前記燃料電池にエアを流通させるエア流通手段と、
前記燃料循環路を循環する液量を取得する液量取得手段と、
前記液量取得手段によって取得される液量が所定の適正範囲内であるときには、発電要求に応じた電流を前記燃料電池で発生させる通常発電制御を実行し、前記液量取得手段によって取得される液量が前記適正範囲の上限を超えるときには、所定値以下の電流を前記燃料電池で発生させる抑制発電制御を実行し、前記液量取得手段によって取得される液量が前記適正範囲の下限を超えるときには、所定値以上の電流を前記燃料電池で発生させる促進発電制御を実行する発電制御手段とを含む、燃料電池システム。 - 前記燃料循環路を循環する液量と前記燃料電池が発生する電流値との関係を求め、当該関係に基づいて、前記燃料循環路を循環する液量の増減を生じない電流値を算出する電流値算出手段をさらに含み、
前記発電制御手段は、前記電流値算出手段によって算出される電流値を前記所定値に設定する、請求項1に記載の燃料電池システム。 - 前記液量取得手段によって取得される液量が前記適正範囲の上限または下限を超えるときに、前記燃料電池が発生する電力の過不足を充放電によって吸収する二次電池をさらに含む、請求項1または2に記載の燃料電池システム。
- 前記発電制御手段は、前記二次電池の充電量が制御上限値以上であるときに、前記燃料電池を間欠的に発電させる、請求項3に記載の燃料電池システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012276937A JP2014120438A (ja) | 2012-12-19 | 2012-12-19 | 燃料電池システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012276937A JP2014120438A (ja) | 2012-12-19 | 2012-12-19 | 燃料電池システム |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011070746A1 (ja) * | 2009-12-10 | 2011-06-16 | パナソニック株式会社 | 燃料電池システム、及び電子装置 |
-
2012
- 2012-12-19 JP JP2012276937A patent/JP2014120438A/ja active Pending
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