JP2014118745A - 外壁用の下地パネルおよび外壁用の下地パネルセット - Google Patents

外壁用の下地パネルおよび外壁用の下地パネルセット Download PDF

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Abstract

【課題】外壁に施工されたときにその上下で通気が簡便に確保可能な、枠組みに対して屋外側に面材が固定された外壁用の下地パネル、および上下で通気が簡便に確保できる下地パネルセットを提供する。
【解決手段】下地パネルは1軽量鉄骨造の外壁に使用可能なものである。下地パネルは、いずれも角棒の一対の縦桟11a及び一対の横桟12,13を4辺とする矩形の枠3と、縦桟及び横桟のいずれにも直交する方向の一方の側で枠に直接または間接に固定された、板による面材2と、を備える。枠は、縦桟及び横桟の表面が、異なる縦桟及び横桟の表面に平行又は直交している。面材は、一対の横桟の両方又は一方から枠の厚さ方向について離れている。そして、面材から離れた横桟には、枠の厚さ方向において面材に重ならない一方の側の表面の一部を覆う板状のスペーサー15が固定されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、工場で生産された部材を現場で組み立てて家屋等を建築するプレハブ工法に使用される外壁用の下地パネルおよび下地パネルセットに関する。
建築に活用される軽量鉄骨造は、いわゆるプレハブ工法であり施工期間が短く、また工場生産等による品質の安定的確保等の利点を有する。プレハブ工法では、その軽量鉄骨造の柱、梁、桁等の建材が別の場所で加工され、施工場所に運搬されて組み立てられる。軽量鉄骨造では、柱の間隔等が規格化されており、外壁用の下地パネル(外装下地パネル)についても、大きさが標準化されたものが工場等で製造され建物に施工される(特許文献1)。
このような外装下地パネルは、通常、グラスウール等の断熱材と組み合わせて使用されるので、断熱材の断熱性を低下させる結露が生じない程度にその内外間の通気が求められる。特許文献1に提案された外装下地パネルにおいても、屋内側の面材に対して枠組みを挟んで屋外側に通気用縦胴縁を取り付け、上下2つの外装下地パネルの通気用縦胴縁間に梁部通気用縦胴縁を連続させて、これらの外側に外装パネルを取り付けたときの、外装パネルおよび断熱材の間と外部との通気を確保している(段落0057,0058)。
特開2005−48395号公報
外壁用の下地パネルは、軽量鉄骨造の建材の製造者(プレハブ工法の事業者)ごとにその細部の仕様が異なる。例えば、特許文献1に記載された外装下地パネルは、枠組みに対して面材を屋内側に配して梁等に取り付けられ、屋外側の縦胴縁に外装パネルが取り付けられる。
これに対して、枠組みを屋内側におよび面材を屋外側に配し、面材に外装パネルを取り付けるプレハブ工法を採用する場合がある。このような外装下地パネルでは、外装下地パネルの屋外側の面材と、面材の屋内側において外装下地パネルに保持される断熱材との間を、外部に連通させて通気可能とする必要がある。しかし、このような外装下地パネル(外壁用の下地パネル)を用いる工法では、特許文献1で提案された上下に隣り合う外装下地パネル間の通気構造を採用することができない。
本発明は、外壁に施工されたときにその上下で通気が簡便に確保可能な、枠組みに対して屋外側に面材が固定された外壁用の下地パネル、および上下で通気が簡便に確保できる下地パネルセットを提供することを目的とする。
本発明に係る下地パネルは、軽量鉄骨造の外壁に使用可能なものである。
下地パネルは、いずれも断面が矩形の棒である一対の縦桟および一対の横桟をそれぞれ対向する2辺とする矩形に形成された枠と、縦桟および横桟のいずれにも直交する方向の一方の側において枠に直接または間接に固定された、板による1つ又は複数の面材と、を備える。
枠は、縦桟および横桟の表面が、異なる縦桟および横桟における表面に対して平行または直交のいずれかとなるように組み合わされている。面材は、一対の横桟の両方または一方における前記一方の側の表面に対して直交する方向について離れている。
そして、面材から離れた横桟には、直交する方向において面材に重ならない一方の側の表面の一部を覆う板状のスペーサーが固定されている。
好ましくは、面材が、枠に固定された板状の縦胴縁を介して枠に一体化されている。
本発明に係る下地パネルセットは、上述した下地パネルと、施工時に上下方向に隣り合う下地パネルのあいだを塞ぐようにして下地パネルに固定される板状の目地板と、で構成
される。この場合、スペーサーの厚さTsは、面材から離れた横桟と面材との距離をDt、面材の厚さをT2、目地板の厚さをTdとすると、Ts=Dt+T2−Tdで算出される値である。
本発明によると、外壁に施工されたときにその上下で通気が簡便に確保可能な、枠組みに対して屋外側に面材が固定された外壁用の下地パネル、および上下で通気が簡便に確保できる下地パネルセットを提供することができる。
図1は下地パネルの概略図である。 図2は下地パネルの四隅近傍を拡大した図である。 図3は建物への下地パネルの取り付けの様子を示す図である。 図4は下地パネルの取り付け後の様子を示す図である。 図5は図4におけるスペーサー周りの断面図である。 図6は窓枠を取り付けるための下地パネルの木枠を示す図である。 図7は窓枠用下地パネルの概略図である。 図8は面材が縦胴縁を介さず直接縦桟に固定された下地パネルのスペーサーの働きを示す図である。
図1は下地パネル1の概略図、図2は下地パネル1の四隅近傍を拡大した図である。
図1において、(a)は下地パネル1を面材2側から見た図(正面図)、(c)は(a)の反対側から見た図(背面図)、(b)は(c)を上から見た図(平面図)、(d)は(a)の左側面図、(e)は(c)を下から見た図(裏面図)である。
図2において、(a)の左半分は図1(b)の左半分の部分図であり右半分は(c)のA−A矢視部分断面図、(b)は図1(d)の上下端近傍、(c)の左半分は図1(e)の左半分の部分図であり右半分は(c)のB−B矢視部分断面図である。
下地パネル1は、木枠3および面材2からなる。
木枠3は、2本の細縦桟11a,11a、縦桟11b、上横桟12、下横桟13および3つの縦胴縁14a,14a,14bで形成される。
細縦桟11aは、断面形状が細長い矩形の棒状の木材である。縦桟11bは、断面形状が矩形であり、長さが細縦桟11aに等しい棒状の木材である。縦桟11bは、その矩形断面の長辺の長さL1が細縦桟11aの長辺と同じで、短辺の長さL2が細縦桟11aの短辺の長さL3よりも大きい。
上横桟12は、2本の同じ長さで厚さが異なる木の角材がそれぞれの厚さ方向に重ねられたものである。下横桟13は、上横桟12と同じ長さの木の角材と、この木材の厚さ方向に、これよりも短い木の角材がその厚さ方向を直交させて重ねられたものである。下横桟13における長い方の木材および上横桟12の2つの木材は同じ長さであって、これらの矩形断面の1つの辺(長辺)同士は、同じ長さである。この辺同士の同じ長さは、細縦桟11a、縦桟11bの矩形断面の長辺L1に等しい。上横桟12および下横桟13の長さは、細縦桟11aおよび縦桟11bに比べて短い。
2本の細縦桟11a,11aおよび上横桟12、下横桟13は、前者を長辺、後者を短辺とする対向する矩形形状の枠に組まれて木枠3を形成する。縦桟11bは、2本の細縦桟11a,11aの中間でこれらに平行に配されて上横桟12および下横桟13を連結する。細縦桟11a,11a、縦桟11bおよび上横桟12、下横桟13それぞれの連結は、釘等により行われる。
木枠3は、その全体についての厚さ方向の一方の側における各部材の端面、すなわち2本の細縦桟11a,11a、縦桟11b、上横桟12および下横桟13のそれぞれの木枠3における厚さ方向の一方の側の端面が、同一の平面PL(図2(b))となるように組み立てられる。
縦胴縁14a,14bは、細長く切断された木の厚板であり、その長さは細縦桟11a等と同じである。3つのうち1つの縦胴縁14bの幅は他の2つの縦胴縁14a,14a
の幅よりも大きい。幅の広い縦胴縁14bは、幅方向の両側をはみ出させその長手方向を縦桟11bの長手方向に一致させて縦桟11bの矩形断面の一方の短辺となる面に固定される。他の2つの縦胴縁14a,14aは、それぞれ異なる一方の細縦桟11aにおける縦胴縁14bの固定側と同じ側の面に、その幅方向両側をはみ出させて固定される。
縦胴縁14aにおける幅方向外方へのはみ出し部分は、施工時において水平方向の隣に取り付けられる下地パネル1との段差を解消するために用意される。
縦胴縁14a,14bの縦桟11b等への固定は、例えば釘と接着剤とが併用される。
面材2は、矩形の合板であり、その長辺は細縦桟11aの長さに等しく、その短辺は上横桟12の長さに等しい。面材2は、その矩形における幅方向(短辺方向)両側の端面をいずれも細縦桟11aの外方側面(矩形断面の長辺)の位置に揃えて(図2(a),(c))、縦胴縁14a,14a,14bに固定される。面材2の縦胴縁14a,14a,14bへの固定は、釘および接着剤等により行われる。
下地パネル1は、複数のスペーサー15,…,15を備える。スペーサー15は、矩形の板材である。スペーサー15は、上横桟12および下横桟13における縦胴縁14a,14a,14bの延長位置に固定される(図2)。スペーサー15の幅は、直近の縦胴縁14a,14bの幅と略同じである。スペーサー15,…,15は、いずれもその端面が縦胴縁14a,14a,14bの長手方向における端面と接する。
スペーサー15の厚さTsは、縦胴縁14a,14bの厚さT1よりも小さい。スペーサー15の厚さTsと縦胴縁14a,14bの厚さT1との差の大小が、建物に施工された下地パネル1の上下における通気路の幅の大小に関連する。
図3は建物への下地パネル1の取り付けの様子を示す図、図4は下地パネル1の取り付け後の様子を示す図、図5は図4におけるスペーサー15周りの断面図である。図5(a),(b)はそれぞれ図4のC−C矢視断面図、D−D矢視断面図である。
軽量鉄骨造の建物への下地パネル1の施工は、以下のように行われる。
図3を参照して、下地パネル1,…,1は、上横桟12が桁7aおよび梁7bにボルト等(図示せず)により吊り下げられて支持される。下地パネル1は、隣り合う角型鋼管による柱(鉄骨柱)8で区切られた間を塞ぐように桁7aまたは梁7bに取り付けられる。鉄骨柱8は、窓の有無、建物の間取りとの関係で、隣り合う2本の間(スパン)に長短があり、スパンの長短等により幅が異なる下地パネル1,1a,1bが用いられる。例えば、図1に示される下地パネル1を基本スパンとすると、略2スパンの幅を有する下地パネル1a、略半スパンの幅を有する下地パネル1b等である(図4)。いずれの下地パネル1a,1bも、基本スパンの下地パネル1と同様に、両端の縦桟(縦桟は細縦桟11a、縦桟11bいずれであってもよい)に取り付けられた縦胴縁が、縦桟から幅方向両側に所定の寸法だけはみ出している。
桁7aおよび梁7bに支持されて横に隣り合う下地パネル1,1は、それぞれの幅方向端で互いに対向する縦胴縁14a,14aが2つの連結部材4,4により連結される。
連結部材4は、押さえ板21(以下「押板21」と記す)、受け板22(以下「受板22」と記す)、六角ボルト23等で構成される(図3(b))。
押板21は、矩形の金属板の長手方向中央に、断面形状が「コ」字状の幅方向に横断する凹部31を有し、凹部31には貫通する貫通孔32を備える
受板22は、矩形の金属板である。受板22は、その重心位置において厚さ方向に貫通する、六角ボルト23の雄ねじに嵌め合い可能な雌ねじが設けられたねじ孔34を備える。なお、図3における符合24はばね座金、符合25は平座金である。
連結部材4は、押板21における凹部31の両側部分と受板22との間に、隣り合う下地パネルの異なる一方の縦胴縁14aにおける幅方向外方にはみ出す部分を挟み、押板21側から差し入れた六角ボルト23をねじ孔34に嵌め入れて締め付けることにより、下地パネル1,1同士を連結する。また、連結部材4は、連結することによりこれらの間の段差を解消する。
連結部材4,4により連結された隣り合う下地パネル1,1に生ずる隙間は、複数の縦目地板41a,41b,41cによって塞がれる。縦目地板41a,41b,41cは、
隣り合う下地パネル1,1におけるそれぞれの外方にはみ出す縦胴縁14a,14aの間を塞ぐ、縦胴縁14aの厚さに等しい厚さの板状部分と、これに重なりそれぞれの面材2,2との間を塞ぐ、面材2の厚さに等しい厚さの板状部分とを有する。縦目地板41a,41b,41cは、木材で形成される。
梁7bを挟んだ上下の下地パネル1,1の間に生ずる水平方向に細長い隙間には、胴差目地板44がこの隙間を塞ぐように取り付けられる。胴差目地板44は、矩形の板材である。
図4を参照して、胴差目地板44は、基本スパンを有する下地パネル1の幅と略同一の幅を基本とする。水平方向に隣り合う胴差目地板44,44は、これらの対向端が、下地パネル1,1aの端に一致しないように意識して施工される(但し、常にこれを避けるものではない)。
胴差目地板44は、上下の下地パネル1,1におけるそれぞれのスペーサー15,…,15に、釘、接着剤等により固定される。胴差目地板44は、梁7bを挟んだ上下の下地パネル1,1における面材2,2表面との間で段が生じないように、かつ上下の下地パネル1,1との連結部分に所定の幅Tpの通気路が確保できるように、その厚さTdが決定される。
ここで、上下の下地パネル1,1と胴差目地板44との連結部分に形成される通気路について説明する。
図5(a)を参照して、上下の下地パネル1,1と胴差目地板44とは、それぞれのスペーサー15a,15bを介して一体化される。胴差目地板44は、例えば外壁化粧パネルの取り付けを考慮すると、下地パネル1の面材2表面との間に段を生じさせないことが求められる。下地パネル1は、胴差目地板44に一体化されたときに胴差目地板44と段を生じさせないために、スペーサー15の厚さTsが、縦胴縁14a,14bの厚さT1と面材2の厚さT2との和から胴差目地板44の厚さTdを除いた値となるように設計される(Ts=T1+T2−Td)。
スペーサー15,…,15は、上横桟12および下横桟13の一部のみを覆うことから、スペーサー15,…,15が設けられた部分を除き上横桟12および下横桟13は、これらに固定された胴差目地板44に密着せず、胴差目地板44との間に通気路Vrが形成される(図5(b))。
通気路Vrの幅(設定通気路幅)Tpは、スペーサー15の厚さTsに等しい。つまり、設定通気路幅Tpが決定されるとスペーサー15の厚さTsが決まる。下地パネル1における面材2の厚さT2、縦胴縁14a,14bの厚さT1および胴差目地板44の厚さTdは、それぞれに求められる強度等を考慮し、T1+T2−Tdが設定通気路幅Tpに等しくなるように決定される。
例えば、図5における下地パネル1および胴差目地板44の場合、設定通気路幅Tpすなわちスペーサー15の厚さTsは4mmであり、これに組み合わされた縦胴縁の厚さは12mm、面材2の厚さは4mm、および胴差目地板44の厚さTdは12mmである。
桁7aに支持された下地パネル1の上横桟12とさらにその上の部材との細長い隙間には、例えばこの部分に適した軒下目地板45が隙間を塞ぐように取り付けられる(図3)。
軒下目地板45と下地パネル1との一体化部分にも、下地パネル1の上横桟12に備えられたスペーサー15,15,15により、軒下目地板45と上横桟12との間に通気路が形成される。形成される通気路の幅Tpはスペーサー15の厚さTsに等しく、軒下目地板45の厚さは、胴差目地板44の厚さTdと同様に、設定通気路幅Tp、面材2の厚さT2および縦胴縁14a,14bの厚さT1から決定される。
図6は窓枠を取り付けるための下地パネル1Bの木枠3Bを示す図、図7は下地パネル1Bの概略図である。
なお、図6(a)は各縦胴縁および横胴縁を取り付ける前の各横桟、縦桟による枠組みを示す正面図である。
下地パネル1Bは、木枠3Bおよびそれぞれが一対の小面材2Ba,2Ba、大面材2
Bb,2Bbからなる。
木枠3Bは、2本の縦桟11B,11B、3本の上縦桟11Ba,11Ba,11Ba、3本の下縦桟11Bb,11Bb,11Bb、上横桟12B、2本の中横桟16B,16B、下横桟13B、2つの上長縦胴縁17Ba,17Ba、3つの上短縦胴縁17Bb,17Bb,17Bb、2つの下長縦胴縁18Ba,18Ba、3つの下短縦胴縁18Bb,18Bb,18Bb、2つの中縦胴縁18Bc,18Bcおよび2つの横胴縁19B,19Bで形成される。
木枠3Bは、2本の縦桟11B,11Bを長辺とし、上横桟12Bおよび下横桟13Bを短辺とする、形状が矩形の枠である。縦桟11Bは、断面形状が細長い矩形の棒状の木材である。上横桟12Bおよび下横桟13Bは、上述した下地パネル1の木枠3における上横桟12および下横桟13よりも長さが長い点を除き、上横桟12および下横桟13と同じ構成である。上横桟12Bおよび下横桟13Bは、下地パネル1Bに取り付ける窓枠(サッシュ枠)の横寸法よりわずかに長い。縦桟11B、上横桟12Bおよび下横桟13Bは、これらの矩形断面における長辺の伸びる方向が、取り付ける建物の内外方向となるようにして、組み立てられる。
中横桟16B,16Bは、断面が矩形の棒状木材である。中横桟16B,16Bは、上横桟12Bおよび下横桟13Bの間に配され、取り付け予定の窓枠の高さに相当する間隔をあけて、それぞれその両端が縦桟11B,11Bに固定される。
上横桟12Bと上方の中横桟16Bとは、3本の上縦桟11Ba,11Ba,11Baで連結されている。下横桟13Bと下方の中横桟16Bとは、3本の下縦桟11Bb,11Bb,11Bbで連結される。
中横桟16B、上縦桟11Baおよび下縦桟11Bbは、いずれも断面形状が矩形の棒状の木材であり、これらの断面の長辺の向きは、縦桟11Bの矩形断面の長辺に揃えられる。
木枠3Bは、その全体についての厚さ方向における各部材の一方側の端面が、窓枠9を有しない下地パネル1と同様に、同一平面上に存在するように組み立てられている。
上長縦胴縁17Ba、上短縦胴縁17Bb、下長縦胴縁18Ba、下短縦胴縁18Bb、および横胴縁19Bは、細長く切断された木の厚板であってそれぞれの断面形状は略等しい。中縦胴縁18Bcは、これらと厚さが略等しく、幅が狭い木の厚板である。
上長縦胴縁17Baは、縦桟11Bにおける上横桟12Bとの接続端から上側の中横桟16Bとの接続部分まで、その幅方向の両側を縦桟11Bからはみ出させて固定されている。
一方の横胴縁19Bは、上側の中横桟16Bにおける内方(下)を向く面にその側面が揃えられ、この側面の反対側が上横桟12B側にはみ出して、上側の中横桟16Bに固定されている。
上短縦胴縁17Bbは、上縦桟11Baにおける上横桟12Bとの連結部分から横胴縁19Bまでの部分に固定されている。
下長縦胴縁18Baは、縦桟11Bにおける下横桟13Bとの接続端から下側の中横桟16Bとの接続部分まで、その幅方向の両側を縦桟11Bからはみ出させて固定されている。
他方の横胴縁19Bは、下側の中横桟16Bにおける内方(上)を向く面にその側面が揃えられ、この側面の反対側が下横桟13B側にはみ出して、下側の中横桟16Bに固定されている。
下短縦胴縁18Bbは、下縦桟11Bbにおける下横桟13Bとの連結部分から他方の横胴縁19Bまでの部分に固定されている。
中縦胴縁18Bcは、縦桟11Bにおける上長縦胴縁17Baおよび下長縦胴縁18Baを固定する部分以外の部分に、その内方を向く側面を縦桟11Bに揃え、この側面の反対側を外方にはみ出させて、縦桟11Bに固定されている。
図7を参照して、小面材2Baは、2本の縦桟11B,11B、上横桟12Bおよび下横桟13Bで形成される矩形の短辺の略半分の長さの長辺と、上側の横胴縁19Bの下方
を向く端面から上長縦胴縁17Baの上端までの距離を短辺とする、矩形の合板である。一対の小面材2Ba,2Baは、それぞれが矩形断面の長辺の端縁の一方を上側の横胴縁19Bの下方を向く端面に揃え、矩形断面の短辺の一方をそれぞれが互いに異なる一方の縦桟11Bにおける外方を向く端面に揃えて、木枠3B(上長縦胴縁17Ba、上短縦胴縁17Bb、横胴縁19B)に固定される。両側の上長縦胴縁17Ba,17Baは、外方側の端が小面材2Baに覆われずに所定の幅で帯状に露出する。
大面材2Bbは、小面材2Baの矩形における1辺と同じ長さの対向する2辺と、下側の横胴縁19Bの上方を向く端面から下長縦胴縁18Baの下端までの距離を対向する2辺とする、矩形の合板である。大面材2Bbの板厚は、下地パネル1における面材2および小面材2Baの板厚に略等しい。
一対の大面材2Bb,2Bbは、一対の小面材2Ba,2Baと同様にして木枠3B(下長縦胴縁18Ba、下短縦胴縁18Bb、横胴縁19B)に取り付けられる。両側の下長縦胴縁18Ba,18Baは、外方側の端が大面材2Bbに覆われずに所定の幅で帯状に露出する。
両側の中縦胴縁18Bc,18Bcのそれぞれには、縦桟11Bの断面矩形の短辺と同じ幅、大面材2Bbと同じ厚さ、および中縦胴縁18Bcと同じ長さの帯状の面部材20Bが、その両端を縦桟11Bの断面矩形の長辺に揃えて固定されている。
下地パネル1Bとこれに水平方向に隣り合う下地パネル(例えば下地パネル1)との連結は、上述した連結部材4,4により行われ、同時にこれらの段差は連結部材4,4により解消される。
下地パネル1Bは、下地パネル1と同様に、複数のスペーサー15,…,15を備える。スペーサー15は、矩形の板材である。
スペーサー15,…,15は、上横桟12Bにおける上長縦胴縁17Ba、上短縦胴縁17Bbの延長位置、および下横桟13Bにおける下長縦胴縁18Ba、下短縦胴縁18Bbの延長位置に固定される。各スペーサー15の幅は、直近の各縦胴縁の幅に略等しい。スペーサー15,…,15は、いずれもその端面が各縦胴縁の長手方向における端面と接して上横桟12Bまたは下横桟13Bに固定される。
スペーサー15は、下地パネル1におけるスペーサー15と同様に、外壁への施工において胴差目地板44または軒下目地板45と組み合わされたときに、下地パネル1Bの上端および下端に通気路を形成するためのものである。
図7におけるE−E矢視断面は、その形態が図5(a)に示される断面図と略同じであり、下地パネル1Bにおける小面材2Baの表面が、その上の胴差目地板44の表面と段を形成することなく連なる。また、図7におけるF−F矢視断面は、形態が図5(b)に示される断面図と略同じであり、下地パネル1Bにおける上横桟12Bと胴差目地板44との間には通気路が形成される。下地パネル1と同様に下地パネル1Bにおいても、スペーサー15の厚さが通気路の幅となる。
上述した下地パネル1,1Bでは、スペーサー15を各縦胴縁の直近にその端面を縦胴縁の端面に接触させ、かつその幅をその直近の縦胴縁の幅と略同一とした。しかし、このようにせず、スペーサー15を各縦胴縁の位置とは無関係に上横桟12,12B、下横桟13,13Bに配し、またはスペーサー15の幅を各縦胴縁の幅とは無関係に決定しても、下地パネル1,1Bと同様に胴差目地板44、軒下目地板45との間に通気路を形成させることができる。
ところで、下地パネル1,1a,1b,1Bにおける各縦胴縁14a,14b,17Ba,18Ba,18Bcは、水平方向に隣り合う他の下地パネル1,1a,1b,1Bとの段差を解消する連結部材4を使用可能とするものである。各縦胴縁は、この他、各面材(面材2、小面材2Ba、大面材2Bb)を、各横桟(上横桟12,12B、下横桟13,13B)から離してこれらのあいだに隙間(施工後の通気路Vrにおける木枠3,3B側の開口)OP(図5参照)を形成する機能を有する。
段差を解消する連結部材4との併用を予定しない下地パネルでは、面材2,2Ba,2Bbを、縦胴縁を介さず直接縦桟に固定してもよい。
図8は面材2が縦胴縁を介さず直接縦桟11Cbに固定された下地パネル1Cのスペーサー15の働きを示す図である。図8において(a)は図5(a)に対応し、(b)は図5(b)に対応する。
面材2が直接縦桟11Cbに固定された下地パネル1Cでは、木枠3Cは、面材2が固定された側において、上横桟12、縦横桟13(木枠3Bでは中横桟16Bも同様)が、縦桟11Cbに対して段を形成して面材2から遠ざけられている。
スペーサー15は、横桟12,13のいずれも複数箇所に固定されている。スペーサー15の厚さTsは、縦桟11Cbと横桟12,13との段差T3よりも小さい。横桟12,13との段は、全ての縦桟に生じさせてもよく、面材2と枠1Cとの一体化の強度に支障が無く面材2の固定を要しない縦桟に形成しない選択も可能である。
下地パネル1Cでは、施工により胴差目地板44と一体化されたときの通気路Vrの幅Tpの設計において、縦桟11Cbと横桟12,13との段差T3が、下地パネル1における縦胴縁14bの厚さT1と同様に扱われる。つまり、下地パネル1Cにおいても、スペーサー15の厚さTsは、段差T3と面材2の厚さT2との和から胴差目地板44の厚さTdを除いた値となるように設計される(Ts=T3+T2−Td)。
スペーサー15の厚さをこのように設計することにより、建物に施工された下地パネル1Cおよび胴差目地板44が外方の面に段を生じさせないで、かつ幅Tpの通気路Vrを横桟12,13と胴差目地板44との間に生じさせることができる。
なお、図8に示される下地パネル1Cは、矩形である面材2の長辺(施工後に上下となる辺)の長さが縦桟11Cbの長さより長く、長辺両端側で、横桟12,13の一部を覆う例でもある。縦胴縁14a,14bを備えた下地パネル1等をこのように形成しても、下地パネル1等のスペーサー15は、胴差目地板44等と組み合わされて、所定の幅Tpを有する通気路Vrを生成させる。
図8において図5と同じ符合が付された部分は、その構成等が図5におけるものと同じである。
上述の実施形態において、下地パネル1には、その一部に木材以外の材料が使用されたものも含まれる。
その他、下地パネル1,1a,1b,1B,1Cの各構成または全体の構造、形状、寸法、個数、材質などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、工場で生産された部材を現場で組み立てて家屋等を建築するプレハブ工法に使用される外壁用の下地パネルおよび下地パネルと胴差目地板、軒下目地板等との組み合わせに利用することができる。
1,1a,1b,1B,1C 下地パネル
2 面材
2Ba 小面材(面材)
2Bb 大面材(面材)
3,3B,3C 木枠(枠)
11a 細縦桟(縦桟)
11b,11B,11Cb 縦桟
12,12B 上横桟(横桟)
13,13B 下横桟(横桟)
14a,14b 縦胴縁
15 スペーサー
17Ba 上長縦胴縁(縦胴縁)
17Bb 上短縦胴縁(縦胴縁)
18Ba 下長縦胴縁(縦胴縁)
18Bb 下短縦胴縁(縦胴縁)
18Bc 中縦胴縁(縦胴縁)
44 胴差目地板(目地板)
45 軒下目地板(目地板)
Td 胴差目地板
Ts スペーサーの厚さ
T1 縦胴縁の厚さ(Dt)
T2 面材の厚さ
T3 縦桟と横桟との段差(Dt)

Claims (3)

  1. 軽量鉄骨造の外壁に使用可能な下地パネルであって、
    いずれも断面が矩形の棒である一対の縦桟および一対の横桟をそれぞれ対向する2辺とする矩形に形成された枠と、
    前記縦桟および前記横桟のいずれにも直交する方向の一方の側において前記枠に直接または間接に固定された、板による1つ又は複数の面材と、を備え、
    前記枠は、前記縦桟および前記横桟の表面が、異なる前記縦桟および前記横桟における表面に対して平行または直交のいずれかとなるように組み合わされており、
    前記面材は、前記一対の横桟の両方または一方における前記一方の側の表面に対して前
    記直交する方向について離れており、
    前記面材から離れた前記横桟には、
    前記直交する方向において前記面材に重ならない前記一方の側の表面の一部を覆う板状のスペーサーが固定された
    ことを特徴とする下地パネル。
  2. 前記面材は、前記枠に固定された板状の縦胴縁を介して前記枠に一体化されている
    請求項1に記載の下地パネル。
  3. 請求項1または請求項2に記載の下地パネルと、
    施工時に上下方向に隣り合う前記下地パネルのあいだを塞ぐようにして前記下地パネルに固定される板状の目地板と、で構成され、
    前記面材から離れた前記横桟と前記面材との距離をDt、前記面材の厚さをT2、前記目地板の厚さをTdとすると、
    前記スペーサーの厚さTsが、
    Ts=Dt+T2−Td
    である
    ことを特徴とする下地パネルセット。
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