JP2014118209A - 包装された被包装品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】清浄性が確保された包装された被包装品を提供する。
【解決手段】基材層122およびシーラント層124を含むボトムフィルム120と、第1保護フィルム140とを有する第1フィルム100に、第1保護フィルム140が内側になるようにポケット110を形成する。ポケット110を形成した第1フィルム100から第1保護フィルム140を剥離した後に、ポケット110に被包装品Pを収容する。トップフィルムおよび第2保護フィルムを有する第2フィルムから第2保護フィルムを剥離した後、被包装品Pが収容されたポケット110の開口部をトップフィルムで封止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装された被包装品の製造方法に関する。
従来、医療現場などでは、滅菌処理された医療器具(例えば樹脂チップ)が使用されている。このような樹脂チップは、包装フィルムなどにより個別に包装されて出荷されることがある。
特許文献1には、調理済み食品を包装する深絞り包装機が記載されている。特許文献1に記載の深絞り包装機は、包装フィルムに収容凹部を形成する成形機構と、被包装品(調理済み食品)を収容凹部に供給する供給機構と、被包装品が収容された収容凹部に対して高温蒸気を噴射するスチームスラッシュ機構と、蓋材フィルムを用いて収容凹部の開口部をヒートシールするシール機構とを有する。この深絞り包装機では、包装フィルムに形成した収容凹部に被包装品を収容する。そして、被包装品が収容された収容凹部に高温蒸気を噴射した直後、蓋材フィルムを被せてヒートシールする。これにより、包装後の加熱処理を行うことなく、真空殺菌包装と同様の効果を得ることができる。
特開2007−189995号公報
医療現場などでは、患者の生存率を向上させる目的で、検査によりエンドトキシンの付着量が規定値以下であることが保証され、衛生面が確保された医療用器具や医薬品などが使用される場合がある。このようなエンドトキシンによる汚染の検査には、エンドトキシンフリーの清浄な環境で製造され、かつ個別包装などによりエンドトキシンフリーの清浄な状態が確保された、樹脂チップなどの検査器具が使用される。
一般的に、エンドトキシンは、250℃で30分間加熱することにより不活化されることが知られている。しかし、樹脂チップは、エンドトキシンが不活化する条件で加熱すると変形してしまう。よって、樹脂チップは、包装後に加熱処理することによりエンドトキシンフリーの清浄な状態にすることができない。
一方、特許文献1に記載の深絞り包装機を使用すれば、包装後に加熱処理を行うことなく、樹脂チップを滅菌した状態で包装することができる可能性がある。しかしながら、特許文献1に記載の深絞り包装機では、エンドトキシンが不活化する条件を満たすことができないため、滅菌することはできてもエンドトキシンを不活化させることができない。また、エンドトキシンフリーの清浄な状態の樹脂チップであっても、特許文献1に記載の深絞り包装機で包装すると、樹脂チップに高温蒸気が接触するため、樹脂チップが汚染されてしまうおそれがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、被包装品の清浄性を確保することができる、包装された被包装品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る包装された被包装品の製造方法は、基材層および前記基材層の上に配置されたシーラント層を含むボトムフィルムと、前記シーラント層の上に配置された第1保護フィルムとを有する第1フィルムに対して、前記第1保護フィルムが内側になるように、絞り加工によりポケットを形成する絞り工程と、前記ポケットが形成された前記第1フィルムから、前記第1保護フィルムを剥離する第1剥離工程と、前記ポケットに被包装品を収容する収容工程と、トップフィルムと、前記トップフィルムの上に配置された第2保護フィルムとを有する第2フィルムから、前記第2保護フィルムを剥離する第2剥離工程と、前記トップフィルムの前記第2保護フィルムが配置されていた面と前記シーラント層とが対向するように、前記被包装品が収容された前記ポケットの開口部を前記トップフィルムで封止する封止工程と、を有する、構成を採る。
本発明によれば、清浄性が確保された、包装された被包装品を提供することができる。
本発明に係る製造方法を説明するための模式図である。 本発明に係る製造方法を説明するための模式図である。
以下、本発明に係る包装された被包装体の製造方法(以下、単に「製造方法」ともいう)の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明に係る製造方法は、準備工程、絞り工程、第1剥離工程、収容工程、第2剥離工程、封止工程および切断工程を有する。図1および図2は、本発明に係る包装された被包装品Pの製造方法を説明するための模式図である。図1では、第1フィルム100の加工を中心に図示しており、図2では、第2フィルム200の加工を中心に図示している。
[準備工程]
準備工程では、第1フィルム100および第2フィルム200を準備する。図1Aは、第1フィルム100の模式的な断面図であり、図2Aは、第2フィルム200の模式的な断面図である。
(第1フィルム)
図1Aに示されるように、第1フィルム100は、ボトムフィルム120と、ボトムフィルム120の上に配置された第1保護フィルム140とを有する。また、ボトムフィルム120は、基材層122と、基材層122の上に配置されたシーラント層124とを有する。
基材層122は、トップフィルム220と共に被包装品Pを包装するための樹脂フィルムである。基材層122の素材の種類は、絞り加工および封止工程に耐えることができれば、特に限定されない。たとえば、基材層122は、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂またはポリスチレン系樹脂を含む樹脂フィルムである。ポリオレフィン系樹脂の例には、ホモポリプロピレン(HPP)、ランダムポリプロピレン(RPP)、ブロックポリプロピレンなどのポリプロピレン系樹脂;高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)などのポリエチレン系樹脂;などが含まれる。ポリアミド系樹脂の例には、ナイロン(NY)などが含まれる。ポリスチレン系樹脂の例には、ポリスチレン、強化用のゴム成分が配合されたポリスチレンなどが含まれる。また、基材層122の素材には、前述した樹脂種の他に、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、シクロオレフィンコポリマー樹脂(COC)なども含まれる。
基材層122の厚みは、特に限定されないが、1〜200μmの範囲内であることが好ましい。膜厚が1μm未満の場合、絞り加工の際に破けてしまうおそれがある。一方、膜厚が100μm超の場合、絞り加工の際に型の内面に密着しないおそれがある。
シーラント層124は、基材層122およびトップフィルム220を接着させるための樹脂層である。シーラント層124の素材の種類は、絞り加工に耐えることができ、かつ封止工程において基材層122およびトップフィルム220を接着することができれば、特に限定されない。たとえば、基材層122およびトップフィルム220をヒートシールで接着する場合のシーラント層124は、ポリオレフィン系樹脂または直鎖状エチレン−α−オレフィン共重合体を含む樹脂フィルムである。ポリオレフィン系樹脂の例には、ホモポリプロピレン(HPP)、ランダムポリプロピレン(RPP)、ブロックポリプロピレンなどのポリプロピレン系樹脂;高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)などのポリエチレン系樹脂;などが含まれる。なお、この場合のシーラント層124の素材(樹脂)の融点は、基材層122およびトップフィルム220の素材(樹脂)の融点より低い。これにより、基材層122およびトップフィルム220をヒートシールで接着する場合であっても、基材層122およびトップフィルム220が変形してしまうことがない。
シーラント層124の厚みは、特に限定されないが、1〜100μmの範囲内であることが好ましい。膜厚が1μm未満の場合、十分な封止性能が発揮されないおそれがある。また、封止工程において、基材層122およびトップフィルム220を接着することができないおそれがある。一方、膜厚が100μm超の場合、絞り加工の際に型の内面に密着しないおそれがある。
第1保護フィルム140は、基材層122が配置されていない側のシーラント層124の表面を清浄な状態に維持するための樹脂フィルムである。第1保護フィルム140の素材の種類は、絞り加工に耐えることができ、かつシーラント層124から容易に剥離可能であれば、特に限定されない。たとえば、第1保護フィルム140は、ポリエチレン系樹脂を含む樹脂フィルムである。ポリエチレン系樹脂の例には、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)などが含まれる。また、第1保護フィルム140の素材には、前述した樹脂種の他に、ポリメタクリル酸メチル樹脂(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、シクロオレフィンコポリマー樹脂(COC)、ナイロン(NY)なども使用することができる。
たとえば、第1保護フィルム140は、低密度ポリエチレンまたは中密度ポリエチレンの1層構造であってもよいし、低密度ポリエチレン層および中密度ポリエチレン層の2層構造であってもよい。また、第1保護フィルム140は、基材層122が配置されていない側のシーラント層124の表面だけでなく、シーラント層124が配置されていない側の基材層122の表面にも配置されていてもよい。すなわち、第1フィルム100は、ボトムフィルム120の両面を第1保護フィルム140で保護するようにしてもよい。
第1保護フィルム140の厚みは、特に限定されないが、1〜100μmの範囲内であることが好ましい。膜厚が1μm未満の場合、絞り加工の際に破けてしまうおそれがある。一方、膜厚が100μm超の場合、絞り加工の際に型の内面に密着しないおそれがある。
第1フィルム100は、清浄性が確保された状態で製造される。たとえば、溶融状態の樹脂を250℃で30分間以上加熱することで、エンドトキシンを不活化させた後に、フィルム状に成形すればよい。第1フィルム100の製造方法は、特に限定されないが、シーラント層124の表面を清浄な状態に維持する観点からは、ボトムフィルム120および第1保護フィルム140を溶融押出法で同時に形成することが好ましい。これにより、シーラント層124の表面が第1保護フィルム140により清浄な状態に維持された、第1フィルム100を得ることができる。このとき、シーラント層124と第1保護フィルム140とは、剥離できる程度の接着強度で接着されている。
(第2フィルム)
図2Aに示されるように、第2フィルム200は、トップフィルム220と、トップフィルム220の上に配置された第2保護フィルム240とを有する。
トップフィルム220は、絞り工程により形成されるポケット110(後述)の開口部を封止するための樹脂フィルムである。トップフィルム220の素材の種類は、封止工程に耐えることができれば、特に限定されない。たとえば、トップフィルム220は、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート、エチレン共重合体またはこれらの組み合わせなどを含む樹脂フィルムである。ポリエステル樹脂の例には、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、などが含まれる。ポリオレフィン系樹脂の例には、高密度ポリプロピレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体、ホモポリプロピレン(HPP)、エチレンおよびプロピレンをモノマーとしたランダム共重合ポリプロピレンなどが含まれる。また、エチレン共重合体は、エチレンと、(メタ)アクリル酸アルキルエステルまたはビニルエステルとの共重合体である。
トップフィルム220の厚みは、特に限定されないが1〜200μmの範囲内であることが好ましい。膜厚が1μm未満の場合、トップフィルム220およびボトムフィルム120を封止した後に、トップフィルム220が破れてしまうおそれがある。一方、膜厚が200μm超の場合、剛性が高くなりすぎてしまい、トップフィルム220およびボトムフィルム120を封止した後に、開封しづらくなるおそれがある。また、コスト的に不利である。
第2保護フィルム240は、トップフィルム220の表面を清浄な状態に維持するための樹脂フィルムである。第2保護フィルム240の構成は、第1保護フィルム140と同じである。
第2フィルム200も第1保護フィルム140と同様に、清浄性が確保された状態で製造される。たとえば、溶融状態の樹脂を250℃で30分間以上加熱することで、エンドトキシンを不活化させた後に、フィルム状に成形すればよい。第2フィルム200の製造方法は、特に限定されないが、第2保護フィルム240が保護するトップフィルム220の表面を清浄な状態に維持する観点からは、トップフィルム220および第2保護フィルム240を溶融押出法で同時に形成することが好ましい。これにより、トップフィルム220の表面が第2保護フィルム240により清浄な状態に維持された、第2フィルム200を得ることができる。このとき、トップフィルム220と第2保護フィルム240とは、剥離できる程度の接着強度で接着されている。第2フィルム200は、トップフィルム220の両面を第2保護フィルム240で保護するようにしてもよい。
なお、第1フィルム100および第2フィルム200は、前述したような方法で製造してもよいし、前述した機能を有する市販品をそれぞれ購入してもよい。
[絞り工程]
絞り工程は、第1フィルム100に絞り加工によりポケット110を形成する。図1Bは、絞り工程後の第1フィルム100の模式的な断面図である。
絞り加工の種類は、特に限定されない。絞り加工の例には、真空成形および圧空成形が含まれる。たとえば、真空成形によりポケット110を形成する場合には、少なくとも、第1フィルム100のポケット110が形成される領域を軟化させるためにガラス転移温度(Tg)以上に加熱する。このとき、第1保護フィルム140側またはボトムフィルム120側のどちら側から加熱してもよいが、ボトムフィルム120および第1保護フィルム140の両フィルムのポケット110を形成する領域がガラス転移温度(Tg)以上で、かつ基材層122の融点または第1保護フィルム140の融点のうち、いずれか低い方の温度以下となるように加熱する。
そして、第1フィルム100を、ポケット110の形状に対応する凹部を有する型の上に配置する。次いで、型に接続された吸引ポンプを駆動させることで、第1フィルム100および凹部の間にある空気を吸引する。ガラス転移温度以上に加熱された第1フィルム100は、凹部の内面に密着するように変形する。その後、ポケット110を型からはずすことで、ポケット110が形成された第1フィルム100を得られる。
[第1剥離工程]
第1剥離工程は、ポケット110が形成された第1フィルム100(ボトムフィルム120)から、第1保護フィルム140を剥離する。図1Cは、第1剥離工程後のボトムフィルム120の模式的な断面図である。
第1剥離工程を行うタイミングは、特に限定されないが、ポケット110の自然収縮後であって、被包装品Pが収容される直前であることが好ましい。これにより、ポケット110の内面を清浄な状態にすることができる。
[収容工程]
収容工程は、ポケット110に被包装品P(例えば樹脂チップなどの樹脂成形品)を収容する。図1Dは、収容工程後のボトムフィルム120および被包装品Pの断面図である。
ポケット110に被包装品Pを収容するタイミングは、特に限定されないが、ボトムフィルム120から第1保護フィルム140を剥離した直後であることが好ましい。これにより、清浄な状態が確保されたポケット110に被包装品Pを収容することができる。
[第2剥離工程]
第2剥離工程は、第2フィルム200(トップフィルム220)から、第2保護フィルム240を剥離する。図2Bは、第2剥離工程後のトップフィルム220の模式的な断面図である。
第2剥離工程を行うタイミングは、特に限定されないが、第2保護フィルム240が配置されていたトップフィルム220の表面の清浄性を確保する観点から、第2剥離工程直後にポケット110の開口部を封止できるタイミングであることが好ましい。すなわち、第2剥離工程は、収容工程と並行して行うことが好ましい。これにより、ポケット110の開口部を覆うトップフィルム220の表面を清浄な状態にすることができる。
[封止工程]
封止工程は、被包装品Pが収容されたポケット110の開口部をトップフィルム220で封止する。図2Cは、封止工程後の包装された被包装品Pの模式的な断面図である。
封止工程は、まず、第2剥離工程を行った直後、トップフィルム120の第2保護フィルム240が配置されていた面およびシーラント層124が対向するように、ポケット110の開口部をトップフィルム220で覆う。次いで、ボトムフィルム120のポケット110の開口部の外縁部およびトップフィルム220の対応する部分をヒートシーラーで熱溶着(ヒートシール)して封止する。封止する温度は、特に限定されないが、シーラント層124の融点以上であって、基材層122またはトップフィルム220の融点のうち、いずれか低い方の温度以下であることが好ましい。このようにすることで、清浄な状態が維持されたトップフィルム220により、清浄な状態が確保されたポケット110に収容された被包装品Pを封止することができる。
[切断工程]
切断工程は、互いに接着されたボトムフィルム120およびトップフィルム220を、製品間で切断する。ボトムフィルム120およびトップフィルム220を切断する方法は、特に限定されない。たとえば、封止されたボトムフィルム120およびトップフィルム220を上側または下側からカッターを用いて切断すればよい。なお、トップフィルム220およびボトムフィルム120の切断位置は、ポケット110およびトップフィルム220による封止状態が保持されていれば、シール上であってもよい。
以上の工程により、被包装品Pの清浄な状態を確保しつつ、包装された被包装品Pを得ることができる。
[効果]
以上のように、本発明に係る包装された被包装品Pの製造方法では、第1保護フィルム140ごと第1フィルム100を絞り加工し、被包装品Pを収容する直前に第1保護フィルム140を剥離すると共に、被包装品Pを収容した直後に封止できるように、第2保護フィルム240を剥離するため、清浄な状態が確保された、包装された被包装品Pを製造することができる。
なお、第1フィルム100および第2フィルム200は、被包装品Pの清浄性を確保することができれば、他の層またはフィルムをさらに有していてもよい。たとえば、第1フィルム100は、基材層122およびシーラント層124の間に、これらの密着性を高める他の層を有していてもよい。また、第2フィルム200は、剛性を持たせるために他のフィルムを有していてもよい。
本発明により製造される包装された被包装品は、清浄性にすぐれているため、例えばエンドトキシンフリーであることが要求される各種被包装品などに幅広く適用されうる。
100 第1フィルム
110 ポケット
120 ボトムフィルム
122 基材層
124 シーラント層
140 第1保護フィルム
200 第2フィルム
220 トップフィルム
240 第2保護フィルム

Claims (2)

  1. 基材層および前記基材層の上に配置されたシーラント層を含むボトムフィルムと、前記シーラント層の上に配置された第1保護フィルムとを有する第1フィルムに対して、前記第1保護フィルムが内側になるように、絞り加工によりポケットを形成する絞り工程と、
    前記ポケットが形成された前記第1フィルムから、前記第1保護フィルムを剥離する第1剥離工程と、
    前記ポケットに被包装品を収容する収容工程と、
    トップフィルムと、前記トップフィルムの上に配置された第2保護フィルムとを有する第2フィルムから、前記第2保護フィルムを剥離する第2剥離工程と、
    前記トップフィルムの前記第2保護フィルムが配置されていた面と前記シーラント層とが対向するように、前記被包装品が収容された前記ポケットの開口部を前記トップフィルムで封止する封止工程と、
    を有する、包装された被包装品の製造方法。
  2. 前記基材層は、ポリオレフィン系樹脂、ポリアミド系樹脂またはポリスチレン系樹脂を含み、
    前記シーラント層は、前記基材層および前記トップフィルムを構成する樹脂より低い融点のポリオレフィン系樹脂または直鎖状エチレン−α−オレフィン共重合体を含み、
    前記第1保護フィルムおよび前記第2保護フィルムは、ポリエチレン系樹脂を含み、
    前記トップフィルムは、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート、エチレン共重合体またはこれらの組み合わせを含む、
    請求項1に記載の包装された被包装品の製造方法。
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