JP2014117446A - 挿入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】挿入部と被挿入体内表面との位置関係を操作者に知らしめ得る操作支援情報を提供できるようにすること。
【解決手段】挿入装置1は、被挿入体2の挿入口21から被挿入体2の内部に挿入する挿入部31と、挿入部31に具備され、測定方向を持っており、少なくとも1点の距離を測定可能で、挿入部31と測定方向の被挿入体内表面21との距離を測定して距離情報を出力する距離センサ4と、距離センサ4が測定した距離情報に係わる操作支援情報を演算する操作支援情報演算部51と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、被挿入体内部に挿入部を挿入する挿入装置に関する。
例えば、特許文献1には、被挿入体内部に挿入部を挿入して観察する内視鏡装置において、内視鏡挿入部を人体に挿入するにあたり、表示部に当該内視鏡挿入部の形状を表示する構成が開示されている。
これは、内視鏡装置において、曲げられた角度の大きさに対応して光の伝達量が変化する曲がり検出部を有する複数のフレキシブルな曲がり検出用光ファイバを、可撓性の帯状部材に並列に並んだ状態に取り付けて、それを内視鏡挿入部内にほぼ全長にわたって挿通配置し、各曲がり検出用光ファイバの光伝達量から各曲がり検出部が位置する部分における帯状部材の屈曲状態を検出して、その屈曲状態を内視鏡挿入部の屈曲状態としてモニタ画面に表示するものである。
特許第3917391号公報
上記特許文献1では、挿入部の形状を表示することは提案されているが、挿入部と観察対象(挿入している内臓などの内表面)との位置関係はわからない。これは、撮像部を持たない処置具等においても同様である。
そこで、挿入部の例えば先端と観察対象や処置対象(被挿入体内表面)との位置関係を操作者に知らしめるような更なる操作支援情報の提供が望まれている。このような操作支援情報が提供できれば、操作者による挿入部の操作性を向上させることが期待できる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、挿入部と被挿入体内表面との位置関係を操作者に知らしめ得る操作支援情報を提供することが可能な挿入装置を提供することを目的とする。
本発明の挿入装置の一態様は、
被挿入体の入口から内部に挿入する挿入部と、
前記挿入部に具備され、測定方向を持っており、少なくとも1点の距離を測定可能で、前記挿入部と前記測定方向の前記被挿入体の内表面との距離を測定して距離情報を出力する距離センサと、
前記距離センサが出力した前記距離情報に係わる操作支援情報を演算する操作支援情報演算部と、
を具備する。
本発明によれば、挿入部と被挿入体内表面との位置関係を操作者に知らしめ得る操作支援情報を提供することが可能な挿入装置を提供することができる。
図1(A)は、本発明の第1実施形態に係る挿入装置の概略構成を示す図であり、図1(B)は、第1実施形態に係る挿入装置に接続された表示装置を介した操作支援情報の提供例を説明するための図である。 図2は、挿入部先端に設けられた距離センサの概略構成を示す図である。 図3は、距離センサが測定する距離測定点の移動を説明するための図である。 図4は、光ファイバ形状センサの原理を説明するための図である。 図5は、光ファイバ形状センサの挿入部への取り付け構造を示す図である。 図6(A)は、挿入部位置検出部の構成を説明するための図であり、図6(B)は、挿入部位置検出部の動作原理を説明するための図である。 図7は、未検出の被検出部位置情報の推定方法を説明するための図である。 図8(A)及び(B)はそれぞれ、第1実施形態に係る挿入装置の演算部の動作フローチャートを示す図である。 図9は、第1実施形態に係る挿入装置に接続された表示装置を介した操作支援情報の別の提供例を説明するための図である。 図10(A)及び(B)はそれぞれ、第1実施形態に係る挿入装置に接続された表示装置を介した操作支援情報の更に別の提供例を説明するための図である。 図11は、本発明の第1実施形態に係る挿入装置の変形例の概略構成を示す図である。 図12は、本発明の第1実施形態に係る挿入装置の別の変形例の概略構成を示す図である。 図13は、距離センサの変形例を説明するための図である。 図14(A)は、距離センサの別の変形例を説明するための図であり、図14(B)は、その概略構成を示す図である。 図15は、距離センサの更に別の変形例を説明するための図である。 図16は、本発明の第2実施形態に係る挿入装置の概略構成を示す図である。 図17は、第2実施形態における第1の形状情報の推定方法の例を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1(A)に示すように、本発明の第1実施形態に係る挿入装置1は、被挿入体2の入口である挿入口21から被挿入体2の内部に挿入される可撓性の挿入部31を有する、軟性内視鏡装置3を備える。なお、ここでは軟性内視鏡装置3を例に説明するが、軟性内視鏡装置3に限らず、硬性内視鏡装置、カテーテル、処置具、などの、被挿入体2に挿入する可撓性/非可撓性の挿入部31を有するものであれば構わない。
また、本実施形態に係る挿入装置1は、挿入部31の例えば先端に設置され、測定方向を持っており、少なくとも1点の距離を測定可能で、挿入部31と被挿入体内部の表面(被挿入体内表面22)との距離を測定して距離情報を出力する距離センサ4と、該距離センサ4が出力した距離情報に係わる操作支援情報を演算する操作支援情報演算部51を備える演算部5と、演算部5が演算した操作支援情報を表示する表示装置6と、を有する。更には、少なくとも距離センサ4の測定対象に対して相対的な位置が略変化しない位置である測定対象基準位置に対する相対位置及び方向を検出する相対位置検出機構を備える。測定対象基準位置とは、距離センサ4の測定対象、すなわち被挿入体内表面22に対して相対的な位置が変化しない、または、操作支援情報に問題ない範囲で位置の変化がおさまる部位や位置のことを指す。本実施形態では、被挿入体2の入口(挿入口21)は、被挿入体内表面22に対して相対的な位置が変化しないとし、測定対象基準位置は挿入口21とするが、例えば、図1のように測定対象となる被挿入体内表面が空間として広がっているような場合、その空間の入口であったり、さらには、被挿入体の部位に限らず、被挿入体外部の位置など、距離センサ4の測定対象に対して相対的な位置が変化しない、または、操作支援情報に問題ない範囲で位置の変化がおさまれば、その他の部位や位置であればかまわない。ここで、該相対位置検出機構は、挿入部31にその一部が内蔵される、挿入部31の少なくとも一部の湾曲形状を検出する光ファイバ形状センサ71と、被挿入体2の入口である挿入口21に固定され、挿入部31の挿入量と回転量を検出する挿入・回転検出部72と、を含む。また、演算部5は、操作支援情報演算部51に加えて、相対位置演算部52と、第1の記憶部53と、出力部54と、を有する。
以下、各部の構成をより詳細に説明する。
まず、内視鏡装置3について説明する。
内視鏡装置3は、操作者が手で保持しながら当該内視鏡装置3の操作を行う操作部32と、該操作部32につながり、被挿入体2に挿入する、挿入部31と、からなる。
挿入部31は、可撓性の円筒部材であり、被挿入体2の挿入口21から被挿入体2の内部に挿入可能となっている。この挿入部31は、図示しない機構により、操作部32の操作レバー33の操作に応じて挿入部31の先端にある湾曲部34を湾曲させることができる。挿入部31の挿入側先端(以下、挿入部先端と称する。)には、撮像開口部35が設けられており、また、挿入部31内部の挿入部先端近傍には、撮像部36が内蔵されている。撮像開口部35に入射した光は、撮像部36が受光し撮像を行う。この撮像部36が撮像した画像は、演算部5を通して表示装置6に出力され、被挿入体2内部の画像を見ることができる。
なお、撮像部36は、挿入部31内部の挿入部先端近傍ではなく、操作部32内に配置し、撮像開口部35との間をバンドルファイバ等により結んで、撮像開口部35に入射した光を撮像部36へ導光して撮像を行うようにしても良いことは勿論である。
次に、距離センサ4について説明する。
図2に示すように、挿入部先端311には、距離センサ4が、撮像部36が撮像する撮像中心の方向と略平行な方向の距離を測定するように設けられている。これにより、撮像部36が撮像する方向と同じ方向の距離を検出することができ、距離の検出位置を画像で確認しならが、内視鏡装置3を操作することができる。
距離センサ4は、パルスの赤外レーザ光を出射する光出射部41と、被挿入体内表面22の、距離を検出する点(以下、距離測定点221)で反射した赤外レーザ光を検出する光検出部42と、からなる。以下の(式1)に示すように、距離センサ4は、赤外レーザ光が光出射部41から出射した時間と光検出部42で検出した時間との差Δtと、赤外レーザ光の速度cとから、距離センサ4の位置、すなわち挿入部先端311から被挿入体内表面22の距離Lを測定する。
L=c×Δt …(式1)
距離センサ4は、特に図示はしていないが、この(式1)のような演算を行い、距離情報を出力する距離演算部を備えている。
以上の構成により、距離センサ4が挿入部31と被挿入体内表面22の距離を測定することが可能となる。
距離センサ4が設置されている挿入部31は、当該挿入部31の挿入、回転操作や、操作部32の操作レバー33による湾曲操作により、位置と向きを移動させることができるため、図3に示すように、距離センサ4が測定する距離測定点221も移動させることが可能である。すなわち、内視鏡装置3の操作可能な範囲で、任意の挿入部先端位置と距離測定点221との距離を測定可能である。
なお、光出射部41が出射する光は、撮像部36による撮像に影響を与えないように赤外レーザ光としたが、撮像部36が無い構成であったり、撮像部36の撮像タイミングと距離センサ4の検出タイミングをずらす等を行ったりすれば、可視光等、他の波長の光でも構わない。
また、赤外レーザ光が光出射部41から出射した時間と光検出部42で検出した時間の差Δtと、赤外レーザ光の速度cとから距離を測定するようにしたが、三角測距による測定等、その他の測定方法でも構わない。また、光に限らず、例えば音波により距離を測定しても構わない。
測定した距離情報は、演算部5の操作支援情報演算部51に出力される。
次に、相対位置検出機構について説明する。
相対位置検出機構は、前述したように、挿入部31の内部に設置され、挿入部31の少なくとも一部の湾曲形状を検出する光ファイバ形状センサ71と、被挿入体2の挿入口21に対する挿入部31の一部の相対位置を検出する挿入・回転検出部72と、を含む。
まず、光ファイバ形状センサ71について説明する。
光ファイバ形状センサ71は、図4(A)に示すように、光ファイバ711と、光ファイバ711を導光する光を出射する発光部(図示せず)と、光ファイバ711を導光した光を受光する受光部(図示せず)と、からなる。光ファイバ711は、一箇所の湾曲検出部712を有している。湾曲検出部712は、クラッドが除去されコアが露出されており、光吸収部材が塗布されている。これにより、湾曲検出部712の湾曲に応じてファイバ内を導光した光の量が変化する。
光ファイバ711の挿入部31への取り付け構造を図5に示す。光ファイバ711は、挿入部31の内部に複数束ねられて配置されている。図5に示すX軸方向の湾曲と、Y軸方向の湾曲を検出するために、それぞれX軸方向、Y軸方向に向いている2つの湾曲検出部712が対となるように2本の光ファイバ711が配置され、一箇所の湾曲量を検出する。そして、対となっている湾曲検出部712が挿入部31材の長手方向(挿入方向)に並んで配置されるように、複数の光ファイバ711が配置されている。また、湾曲検出部712は、距離センサ4の位置すなわち挿入部先端311の近傍まで形状が検出できるようにするために、挿入部31の可撓性により被挿入体2の内部構造に応じて自由に湾曲可能な範囲の湾曲状態を検出できるように、長手方向に並んで配置する。各光ファイバ711の光伝達量を受光部が検出し、受光部は光伝達量を演算部5の相対位置演算部52に出力する。
なお、図5に示すように、挿入部31内部には、照明用光ファイバ37と、撮像部用配線38と、距離センサ用配線39も設けられている。照明用光ファイバ37によって、操作部32内に配された不図示の照明用光源からの光を導光し、挿入部先端311から照明光として出射することで、撮像部36は、暗部である被挿入体内表面22を撮像することができる。
次に、挿入・回転検出部72について説明する。
挿入・回転検出部72は、挿入部31の挿入量と回転量を検出するセンサであり、被挿入体2の挿入口21、例えば患者の口の近傍に設置される。
挿入・回転検出部72は、例えば図6(A)に示すように、光源721、投光レンズ722、受光レンズ723、光学パターン検出部724、変位量算出部725から構成される。光源721から出射した光は、投光レンズ722を通して挿入部31の部材表面に照射され、挿入部31の部材表面で反射した光が受光レンズ723を通して光学パターン検出部724に受光される。光学パターン検出部724は、光学パターンである挿入部31の部材表面の画像を検出時間t,t,t,…,t,…と連続して検出する。変位量算出部725は、図6(B)に示すように、光学パターン検出部724で任意の時間tに撮像された画像データの画像(光学パターンPT)内に存在する任意に選択された基準パターンαと、この時間tから任意の時間経過後の時間tn+1に撮像された画像データの画像(光学パターンPTn+1)内の一部に存在する上記基準パターンαと一致する光学パターンα’と、の画像データ上の変位を比較し、x軸方向及びy軸方向の各々の画像上の変位量を算出する。ここで、図6(B)に示すように、光学パターン検出部724のx軸は挿入部31の軸方向に一致するように、光学パターン検出部724は位置決めされている。よって、変位量算出部725で算出されるx軸方向の変位量Δxが挿入部31の挿入量と比例し、y軸方向の変位量Δyが回転量と比例する。算出された画像上の変位量(挿入量と回転量)は、演算部5の相対位置演算部52に出力される。なお、各々の変位量の増減方向が挿入部31の挿入及び回転の方向を示すため、変位量情報は挿入方向及び回転方向の情報も含むこととなる。
次に、演算部5について説明する。
まず、相対位置演算部52から説明する。
相対位置演算部52は、挿入・回転検出部72が検出した挿入量と回転量、及び、光ファイバ形状センサ71が検出した光伝達量から、被挿入体2の挿入口21に対する挿入部31の位置及び形状を演算する。具体的には、挿入・回転検出部72が検出した挿入量と回転量から、挿入口21に対する挿入部31の挿入量及び回転量を演算し、光ファイバ形状センサ71が検出した光伝達量から、挿入部31の形状を演算し、さらに、それら演算結果から、被挿入体2の挿入口21に対する挿入部31の形状と、距離センサ4の位置と向きと、を演算する。つまり、該相対位置演算部52と上記挿入・回転検出部72とにより、被挿入体2の入口である挿入口21に対する挿入部31の一部の相対位置を検出する挿入部位置検出部が構成され、また、該相対位置演算部52と上記光ファイバ形状センサ71とにより、少なくとも一部が挿入部31の内部に設置され、挿入部31の少なくとも一部の湾曲形状を検出する湾曲形状センサが構成される。
挿入口21に対する挿入部31の挿入量及び回転量の演算は、次のようにして行われる。
まず、あらかじめ挿入・回転検出部72で検出される画像上の変位量を、挿入部31の実際の挿入量、回転量に変換する係数a及びbを求めておく。相対位置演算部52では、この係数を挿入・回転検出部72で検出される画像上の変位量に掛けることで、挿入・回転検出部72の検出位置、すなわち被挿入体2の挿入口21からの挿入量mf0、回転量θf0を算出する。即ち、
f0=a×Δx
θf0=b×Δyf。
また、挿入部31の形状の演算は、次のようにして行われる。
あらかじめ、光ファイバ形状センサ71の光ファイバ711の光伝達量の変化Δlと、湾曲検出部712の湾曲量φの関係式を求めておく。相対位置演算部52は、以下の式
φ=f(Δl
により、光伝達量から各湾曲検出部712の湾曲量を演算する。そして、各湾曲検出部712の湾曲量から、挿入部31の形状を演算する。
そして、被挿入体2に対する挿入部31の形状と、距離センサ4の位置と向きの演算は、次のようにして行われる。
上記の演算により得られた被挿入体2の挿入口21からの挿入部31の挿入量と、回転量と、形状から、被挿入体2の挿入口21(つまり挿入・回転検出部72の検出位置)からの挿入部31の形状を演算する。また、被挿入体2の挿入口21からの挿入部31の形状から、被挿入体2の挿入口21に対する挿入部先端311の位置と向き、すなわち距離センサ4の位置と距離センサ4が検出する向きを演算する。
こうして演算した被挿入体2の挿入口21からの挿入部31の形状は出力部54へ出力され、また、被挿入体2の挿入口21に対する挿入部先端311の位置と向きの情報は、操作支援情報演算部51へ出力される。
このように、挿入部位置検出部で挿入部31の挿入量と回転量を検出し、湾曲形状センサで挿入部31の湾曲形状を検出することで、相対位置演算部52は、被挿入体2の挿入口21に対する挿入部31の形状や、距離センサ4の形状や向きを演算することができる。
次に、操作支援情報演算部51と第1の記憶部53について説明する。
操作支援情報演算部51は、被挿入体2の挿入口21に対する挿入部先端311の位置と向きと、挿入部先端311から被挿入体2までの距離とから、距離センサ4が測定する距離測定点221の、被挿入体2の挿入口21に対する被挿入体内表面222上の位置である被検出部23の位置(被検出部位置情報)を演算する。演算した被検出部位置情報は、第1の記憶部53に出力され、記憶される。
ここで、挿入部先端311の位置と向きを移動することにより、異なる被検出部23の位置を演算することができる。そして、第1の記憶部53には、異なる複数の被検出部位置情報が記憶され、操作支援情報演算部51は、これら異なる複数の被検出部位置情報から、被挿入体内表面22の少なくとも一部の形状である、第1の形状情報を演算する。
操作支援情報演算部51はさらに、第1の記憶部53に記憶されている複数の被検出部位置情報から、操作支援情報となる、被挿入体内表面22の形状(第1の形状)を推定した推定形状を演算してもよい。この時、操作支援情報演算部51は、複数の被検出部23の位置の間の点や、周辺の点の位置を、検出結果から演算した複数の被検出部位置情報から推定して演算する。例えば、被検出部位置情報として、図7に示すように、被検出部23の位置P、P、Pが演算されているとき、その間の点の推定位置P、Pを推定する。推定する方法としては、例えば、演算した被検出部23の位置P、Pを直線で結んだ中間を推定位置P、演算した被検出部23の位置P、Pを直線で結んだ中間を推定位置Pとしてもよいし、図7に示すように、演算した複数の被検出部23の位置P、P、Pを近似式で結んだ近似式の線24上の点でもよい。そして、検出結果から演算した複数の被検出部23の位置P、P、Pと、推定位置P、Pとから、推定形状を含む第1の形状を演算する。
このように、複数の被検出部23(距離測定点221)の間の点や、周辺の点の位置を、検出結果から演算した複数の被検出部位置情報から作り出すことにより、検出されていない範囲の形状情報を得ることができる。また、検出したい形状の範囲に対して、より少ない検出回数で形状を演算することができる。
また、推定形状を含む第1の形状情報は、新たに被検出部位置情報を演算したら、新たな被検出部位置情報に基づいて推定形状を含む第1の形状情報を更新するための演算を行う。これにより、推定形状の範囲が実測による形状に更新され、より正確性の高い形状情報になる。
こうして演算された第1の形状情報は、出力部54に出力される。
出力部54は、操作支援情報である、被挿入体2の挿入口21からの挿入部31の形状と、第1の形状情報と、を表示部である表示装置6へ出力する。
表示装置6は、図1(B)に示すように、表示画面61上に、操作支援情報となる、挿入部31の形状62と、被挿入体内表面22の形状(第1の形状情報)63と、を同時に表示する。
以下、このような挿入装置1における演算部5の動作を、図8(A)及び(B)の動作フローチャートに従って、詳細に説明する。
まず、図8(A)に示すように、相対位置演算部52において、光ファイバ形状センサ71が検出した光伝達量が取得されると共に(ステップS11)、挿入・回転検出部72が検出した挿入量と回転量が取得される(ステップS12)。勿論、このステップS11とステップS12の順序は逆であっても構わない。そして、相対位置演算部52において、取得した光伝達量と挿入量及び回転量とから、被挿入体2の挿入口21に対する挿入部31の形状が演算され(ステップS13)、さらに、被挿入体2の挿入口21に対する距離センサ4の位置と向きが演算される(ステップS14)。
次に、操作支援情報演算部51において、距離センサ4からの距離情報が取得されて(ステップ15)、該距離情報と上記被挿入体2の挿入口21に対する距離センサ4の位置及び向きとから、被検出部位置情報が演算される(ステップS16)。そして、この演算された被検出部位置情報は、第1の記憶部53に保存される(ステップS17)。
以上の処理を繰り返していくことで、挿入部先端311の位置と向きの移動に応じて、異なる被検出部23の位置を演算して、第1の記憶部53に蓄積していくことができる。
また、図8(B)に示すように、操作支援情報演算部51において、複数の被検出部23の位置の間の点や周辺の点の位置、つまり未測定の被検出部位置情報が、第1の記憶部53に保存された複数の被検出部位置情報から推定演算される(ステップS21)。そして、これら推定演算された被検出部位置情報は、第1の記憶部53に保存される(ステップS22)。
その後、操作支援情報演算部51において、第1の記憶部53に保存されている複数の被検出部位置情報から、第1の形状が演算される(ステップS23)。そして、出力部54によって、上記ステップS13で演算された被挿入体2の挿入口21に対する挿入部31の形状と、上記ステップS23で演算された第1の形状とが、表示装置6へ出力される(ステップS24)。
なお、ステップS21乃至ステップS24の動作は、測定結果から演算された被検出部位置情報が第1の記憶部53に予め決められた個数が保存された時点で開始するようにしても良いし、1個しか保存されていない状態で開始しても構わない。後者の場合、被検出部位置情報の推定演算に必要な個数の測定結果から演算された被検出部位置情報が第1の記憶部53に記憶されるまでは、推定演算を行わない、または推定演算結果を無視する。また、ステップS21乃至ステップS24の動作の開始を操作者が指示できるようにしても良い。
以上のように、本第1実施形態に係る挿入装置1によれば、内視鏡装置3の操作者は、被挿入体2の内部の形状を知ることができる。さらに、被挿入体2の内部の形状に対する挿入部31の位置や形状を認識しながら操作が可能となるため、操作性が向上する。
なお、複数の距離測定点221の間の点や、周辺の点の位置を、測定結果から演算した複数の検出部位置情報から推定して第1の形状情報を演算する場合、表示装置6に表示される第1の形状情報は、測定によって演算された形状の範囲と推定形状の範囲とを区別可能な状態で表示してもよい。例えば、図9のように、実測した被挿入体内部の形状631と推定した被挿入体内部の形状632とで色を変えて表示するようにしてもよい。その他に、文字で区別を示したり、実測した被挿入体内部の形状631と推定した被挿入体内部の形状632との表示の有無を切り換えたりしてもよい。これにより、操作者は、実測による形状すなわち正確性の高い形状情報であるか、推定による形状すなわち実測よりは正確性が低い形状情報であるかを認識しながら操作を行うことができる。
また、被挿入体内表面22の形状(第1の形状情報)63としては、図10(A)に示すような、被挿入体2を所定の箇所で割った2次元図633,634として表示するようにしてもよい。ここで、第1の2次元図633は、被挿入体2の形状を被挿入体2の座標においてY−Z平面で割って左右に開いた状態を示す図であり、第2の2次元図634は、第1の2次元図633とは異なる視点の図として、被挿入体2の形状を被挿入体2の座標においてX−Z平面で割って上下に開いた状態を示す図である。このとき、2次元図633,634を更に、学会の通説や規定、または標準的に利用されている領域が判るように領域分割表示すれば、どこの部分を観察しているかを理解し易くすることが可能となる。
あるいは、被挿入体内表面22の形状(第1の形状情報)63は、図10(B)に示すような、3次元図635として表示するようにしてもよい。
また、距離センサ4の位置と向きを演算するために、光ファイバ形状センサ71と挿入・回転検出部72とを用いたが、その他の方法でもかまわない。例えば、図11に示すように、発信器となる第1のコイル(基準位置・挿入部位置検出器)73を挿入部31内部の距離センサ4の近傍に設置し、磁界を発生させる。そして、被挿入体2外部に位置が変化しないように設置され、受信機となるアンテナ(基準装置)74で、第1のコイル73が発生させた磁界の強さと向きを受信する。磁界の強さや向きから、アンテナ74に対する第1のコイル73すなわち距離センサ4の位置と向きが検出できる。一方、被挿入体2にも、例えば被挿入体2の挿入口21の近傍に、発信器となる第2のコイル(基準位置・被挿入体位置検出器)75を貼付等により設置し、同様にアンテナ74に対する第2のコイル75すなわち被挿入体2の挿入口21の位置と向きが検出できる。そして、相対位置演算部52は、アンテナ74に対する被挿入体2の挿入口21の位置及び向きと、アンテナ74に対する距離センサ4の位置及び向きから、被挿入体2の挿入口21に対する距離センサ4の位置と向きを演算する。第2のコイル75は必ずしも被挿入体2の挿入口21の近傍に設置する必要はなく、被挿入体2の挿入口21に対する第2のコイル75の位置が先見情報として与えられれば、アンテナ74に対する被挿入体2の挿入口21の位置と向きが検出できる。
光ファイバ形状センサ71と挿入・回転検出部72で検出する場合、複数の湾曲検出部712の湾曲量から距離センサ4が設置されている挿入部先端311までの形状を算出するため、各湾曲検出部712の検出誤差が、先端に向かうほど積算されて大きくなる。また、挿入部31の長さが長くなると、湾曲検出部712の数を増やす必要があるため、誤差が大きくなる。一方、アンテナ74と第1のコイル73と第2のコイル75による検出であれば、直接距離センサ4の位置と向きを検出するため、誤差が積算されることは無く、挿入部31が長くなっても検出精度は変わらない。
また、上記第1実施形態では、操作支援情報は第1の形状情報としたが、その他の情報でもよい。
例えば、操作支援情報としては、閾値と距離情報との関係に基づいた情報とすることができる。これは、次のようなものである。
挿入部先端311と被挿入体2の距離に閾値を設定して、図12に示すように、該閾値を演算部5に設けた閾値記憶部55に保存する。閾値は例えば、被挿入体内表面22に挿入部31が接触したくない場合(被挿入体2が物理的なダメージを受け易い場合)、挿入部先端311と被挿入体内表面22との接触可能性の高さから決め、例えば10mmに設定する。操作支援情報演算部51は、閾値記憶部55に保存されている閾値と距離センサ4による測定結果とを比較し、閾値である10mm以下となった場合に、表示装置6に警告を表示したり、音により操作者に警告したりする。操作者は挿入部31が被挿入体内表面22に近づいたことを認識できるため、離れるように操作をすることができる。
その他に、閾値は撮像部36が撮像するためのレンズ(図示せず)の被写界深度から設定してもよいし、観察に適した距離から設定してもよい。
以上のように、挿入部先端311と被挿入体内表面22の距離を、閾値と比較した結果である操作支援情報を演算することで、被挿入体内表面22に挿入部31を接触させたくない場合に、接触する可能性を低くすることができたり、被写界深度の範囲で観察を行い易い、すなわち、合焦した状態の映像を取得することが容易になったり、観察に適した距離で観察することが容易になる。
また、操作支援情報としては、撮像部36が撮像した画像の大きさの情報とすることができる。これは、次のようなものである。
撮像部36が撮像するためのレンズ(図示せず)の光学特性であるレンズ倍率を、図12に示すように、演算部5に設けた光学特性記憶部56に予め保存しておく。操作支援情報演算部51は、レンズ倍率と、距離センサ4が測定した挿入部先端311と被挿入体内表面22の距離、すなわち、レンズと被挿入体内表面22の撮像中心の距離から、撮像した画像のスケールを演算する。これにより、画像に写っている被挿入体内表面22の大きさを知ることができる。
なお、光学特性記憶部56に保存されているレンズの光学特性は、レンズ倍率に加えて、レンズの歪みの情報を有し、操作支援情報演算部51は、歪みを補正してスケールを演算してもよい。これにより、画像に写っている被挿入体内表面22の大きさをより正確に演算することができる。
また、操作支援情報としては、内視鏡装置3の他の機能を自動制御するための情報とすることができる。これは、次のようなものである。
例えば、撮像部36が撮像するためのレンズ(図示せず)に焦点調整機能を有している場合、操作支援情報演算部51は、距離センサ4が測定した挿入部先端311と被挿入体内表面22の距離、すなわち、レンズと被挿入体内表面22の距離に基づいて、レンズの焦点を調整するための制御信号をレンズに出力する。これにより、常に焦点が合っている状態で撮像を行うことができ、操作性が向上する。
また、上記第1実施形態では、距離センサ4は1回の検出で1点の距離測定点221までの距離を測定する構成にしたが、同時に複数の距離測定点221までの距離を測定できるようにしてもよい。すなわち、距離センサ4が同一の位置から測定した、被挿入体内表面22の形状である、第2の形状情報を演算できるようにする。例えば図13のように、光出射部41は赤外の照明光源とし、光検出部42を撮像素子にする。撮像素子は複数の画素からなるため、各画素で光の到達時間を検出することで、撮像素子が受光可能な範囲の被挿入体内表面22までの複数の距離を同時に測定できる。
操作支援情報演算部51は、被挿入体2の挿入口21に対する距離センサ4つまり挿入部先端311の位置と向きと、挿入部先端311から被挿入体2の挿入口21までの複数の距離とから、被挿入体2の挿入口21に対する第2の形状情報を演算する。演算した第2の形状情報とその位置情報である複数の距離は、第1の記憶部53に出力し記憶される。
ここで、挿入部先端311の位置と向きを移動することにより、異なる位置の第2の形状情報を演算することができる。第1の記憶部53には異なる位置の第2の形状情報と、被挿入体2の挿入口21に対する第2の形状情報の位置情報と、が記憶される。そして、操作支援情報演算部51は、第1の記憶部53に記憶されている複数の第2の形状情報と、被挿入体2の挿入口21に対する第2の形状情報の位置情報とから、第1の形状情報を演算する。
距離センサ4の測定結果から第2の形状情報を演算できることにより、被挿入体内表面22の形状を検出するために、内視鏡装置3を操作して距離センサ4の位置を移動する距離が少なくて済むようになり、短時間で被挿入体内表面22の形状を検出できるようになる。
さらに距離センサ4は、図14(A)に示すように、スキャンにより同一の位置から複数の距離測定点221までの距離を測定できるようにしてもよい。例えば、図14(B)に示すように、距離センサ4の光出射部41は、レーザ光源411が出射する光の方向を変化させる屈折部412と、屈折部412を駆動させて動的に光の方向を変化させる屈折駆動部413と、を有している。ここで、屈折駆動部413は、特に詳細構造は図示していないが、2軸方向に屈折部412を変位駆動することができる。光出射部41から出射される光は、駆動している屈折部412により、被挿入体内表面22の表面の異なる位置へ出射される。光検出部42は被挿入体内表面22の表面のそれぞれ異なる位置から反射した光を検出する。距離センサ4は、更に、光の物理量の変化から、当該距離センサ4と被挿入体内表面22との距離を演算して測定する距離演算部43を備える。このように、屈折駆動部413による屈折部412の駆動により距離の測定方向を変化させることで、距離の測定位置を1次元または2次元方向にスキャンすることができ、複数の距離測定点221までの距離をスキャンして測定できる。なお、距離演算部43は、演算部5内に配置してもよいことは勿論である。
その他のスキャン方法として、距離センサ4自体を機械的に駆動する距離センサ駆動部を設けてもよい。例えば図15に示すように、円筒状の挿入部31の側面に距離センサ4を配置し、距離センサ駆動部8により、距離センサ4を配置した円筒側面を回転するように駆動する。これにより、挿入部31の周囲をスキャンして距離検出できるようになり、被挿入体内表面22が管状であるような場合、挿入部31を湾曲や回転などの操作をすることなく、挿入させるだけで第1の形状情報を演算することができる。
以上のように、屈折駆動部413や距離センサ駆動部8の駆動によりスキャンすることで、距離センサ4の測定結果を基に第2の形状情報を演算できることにより、被挿入体内表面22の形状を検出するために、内視鏡装置3を操作して距離センサ4の位置を移動する距離が少なくて済むようになり、短時間で被挿入体内表面22の形状を検出できるようになる。さらに、屈折駆動部413や距離センサ駆動部8の駆動範囲を変えることで、距離を測定するスキャン範囲も変えることができるようになる。
また、図15に示すように、挿入部31の挿入部先端311の、撮像部36が撮像する撮像中心の方向と略平行な方向の距離を測定する距離センサ4と、挿入部31の側面の距離センサ4と、を併設してもよい。これにより複数の距離情報を同時に取得することができる。勿論、このような組み合わせに限らず、異なる方向の距離を測定する複数の距離センサを設けることができる。
また、距離センサ4は、光に限らず、電磁波や音波等、他の波動を用いて距離を測定するものであっても構わない。この場合、上述した光出射部41は電磁波または音波の少なくとも一方を出射する波動出射部となり、上述の光検出部42は波動出射部から出射し被挿入体内表面22で反射した電磁波または音波の少なくとも一方を検出する波動検出部となり、距離演算部43は電磁波または音波の少なくとも一方の物理量の変化から、当該距離センサと被挿入体内表面22との距離を演算して測定する距離演算部となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る挿入装置を、図16を参照して説明する。本発明の第2実施形態は、第1実施形態とは、演算部5が第2の記憶部57を更に備え、該第2の記憶部55に既知の形状情報を保存し、操作支援情報演算部51が、この既知の形状情報を使って操作支援情報を演算する点が異なる。以下、第1実施形態と異なる箇所のみ説明する。
第2の記憶部57には、被挿入体内表面22に関する形状情報(既知の形状情報)が記憶されている。既知の形状情報としては例えば、食道を通して胃に内視鏡装置3を入れる場合平均的な食道と胃の形状情報を記憶させる。既知の形状情報はその他に、被験者のX線、CT、MRIなどの画像データから作った形状情報でもよいし、身長や体重から推定できる形状でもかまわない。これにより、被挿入体内表面22の形状に近いまたは正確な既知の形状情報を得ることができる。
操作支援情報演算部51は、距離測定点221の複数の距離情報から第1の形状を演算する時、被挿入体内表面22の一部の形状を演算した時点で、第2の記憶部57から既知の形状情報を参照し、距離測定点221の距離情報や、第1の形状情報とのマッチング等により、既知の形状情報での距離情報を測定した範囲を特定する。そして、距離測定点221の距離情報が未測定な範囲を、既知の形状情報に基づいて作り出す。これにより、距離測定点221の距離情報が未測定な範囲も形状を推定することができ、操作性が向上する。
第1の形状情報の推定は、その他の方法でもかまわない。例えば図17に示すように、胃25の入口に挿入部31が到達した時点で、距離センサ4によって胃25の入口から一定の向きの胃壁までの距離26を測定する。この胃25の入口から胃壁までの距離26に基づいて、操作支援情報演算部51は、第2の記憶部57に保存されている既知の形状情報である既知の胃25の形状情報について、大きさを変更し、推定による第1の形状情報としてもよい。これにより、1回の距離測定で推定した第1の形状情報を出力することができる。
また、第2の記憶部57に保存されている既知の形状情報に、部位の情報を持たせてもよい。操作支援情報演算部51は、既知の形状情報での測定した範囲を特定したときに、特定した範囲がどの部位かを既知の形状情報が持っている部位情報を参照して特定する。例えば測定した形状から、食道から胃25に入る部位である噴門であることが特定されれば、操作者は胃25の直前まで到達したことがわかるため、操作性が向上する。
また、既知の形状情報が、平均的な形状により作製される場合のように、実際の被挿入体内表面22の形状と誤差があるような場合、操作支援情報演算部51は、第2の記憶部57に保存されている既知の形状情報を、実測により測定した範囲の第1の形状情報に更新してもよい。これにより、第2の記憶部57に保存されている既知の形状情報の誤差が小さくなり、次回に被挿入体2へ挿入部31の挿入を行った時に、推定して演算する第1の形状情報が正確性の高い情報となる。
なお、本第2実施形態においても、上記第1実施形態で説明したような様々な変形例が可能なことは言うまでもない。
また、上述した閾値記憶部55や光学特性記憶部56は、独立して設けてもよいし、上記第2の記憶部57を兼用してもよい。
以上、実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、上記実施形態における演算部5の機能を実現するソフトウェアのプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータがこのプログラムを実行することによって、上記機能を実現することも可能である。
1…挿入装置、 2…被挿入体、 3…内視鏡装置、 4…距離センサ、 5…演算部、 6…表示装置、 8…距離センサ駆動部、 21…挿入口、 22…被挿入体内表面、 23…被検出部、 24…近似式の線、 25…胃、 26…胃の入口から胃壁までの距離、 31…挿入部、 32…操作部、 33…操作レバー、 34…湾曲部、 35…撮像開口部、 36…撮像部、 37…照明用光ファイバ、 38…撮像部用配線、 39…距離センサ用配線、 41…光出射部、 42…光検出部、 43…距離演算部、 51…操作支援情報演算部、 52…相対位置演算部、 53…第1の記憶部、 54…出力部、 55…閾値記憶部、 56…光学特性記憶部、 57…第2の記憶部、 61…表示画面、 62…挿入部の形状、 63…被挿入体内表面の形状、 71…光ファイバ形状センサ、 72…挿入・回転検出部、 73…第1のコイル、 74…アンテナ、 75…第2のコイル、 221…距離測定点、 222…被挿入体内表面、 311…挿入部先端、 411…レーザ光源、 412…屈折部、 413…屈折駆動部、 631…実測した被挿入体内部の形状、 632…推定した被挿入体内部の形状、 711…光ファイバ、 712…湾曲検出部、 721…光源、 722…投光レンズ、 723…受光レンズ、 724…光学パターン検出部、 725…変位量算出部。

Claims (29)

  1. 被挿入体の入口から内部に挿入する挿入部と、
    前記挿入部に具備され、測定方向を持っており、少なくとも1点の距離を測定可能で、前記挿入部と前記測定方向の前記被挿入体の内表面との距離を測定して距離情報を出力する距離センサと、
    前記距離センサが測定した前記距離情報に係わる操作支援情報を演算する操作支援情報演算部と、
    を具備する挿入装置。
  2. 前記距離センサが測定した前記被挿入体内部における異なる複数の位置の前記距離情報を保存する第1の記憶部を更に具備し、
    前記操作支援情報演算部は、前記第1の記憶部が保持する複数の前記距離情報に基づいて前記操作支援情報を演算する、
    請求項1に記載の挿入装置。
  3. 少なくとも前記距離センサの測定対象に対して相対的な位置が略変化しない位置である測定対象基準位置に対する、前記距離センサの相対位置及び方向を検出する相対位置検出機構を更に具備し、
    前記操作支援情報演算部は、
    複数の前記距離情報と、複数の前記距離情報を測定した時点の、前記測定対象基準位置に対する前記距離センサの相対位置及び方向と、に基づいて、前記距離センサの距離測定点の、前記測定対象基準位置に対する前記被挿入体内表面上の位置である、被検出部位置情報を演算し、
    前記第1の記憶部に、複数の前記被検出部位置情報を保存し、
    複数の前記距離情報と、複数の前記被検出部位置情報の位置関係と、の少なくとも一方に基づいて、前記操作支援情報を演算する、
    請求項2に記載の挿入装置。
  4. 前記操作支援情報は、前記被挿入体の少なくとも一部の内部形状である、第1の形状情報を含む、
    請求項3に記載の挿入装置。
  5. 前記操作支援情報演算部は、複数の前記被検出部位置情報の間及び/または周辺の位置情報を、複数の前記被検出部位置情報に基づいて推定し、前記第1の形状情報の一部である、推定形状を演算する、
    請求項4に記載の挿入装置。
  6. 前記被挿入体の既知の内部形状情報を保存する第2の記憶部を更に具備し、
    前記操作支援情報演算部は、前記被検出部位置情報と前記第1の形状情報との少なくとも一方と、前記第2の記憶部に保存されている前記被挿入体に関する既知の内部形状情報と、に基づいて、前記操作支援情報を演算する、
    請求項4に記載の挿入装置。
  7. 前記操作支援情報演算部は、複数の前記被検出部位置情報の間及び/または周辺の位置情報を、複数の前記被検出部位置情報及び前記既知の内部形状情報に基づいて推定し、前記第1の形状情報の一部である、推定形状を演算する、
    請求項6に記載の挿入装置。
  8. 前記操作支援情報演算部が演算した前記操作支援情報を表示する表示部を更に具備し、
    前記表示部は、前記第1の形状情報のうち、前記推定形状の範囲を、色、文字、表示の有無の切り替え、の少なくとも1つにより区別可能に表示する、
    請求項5又は7に記載の挿入装置。
  9. 前記既知の内部形状情報はさらに、部位の情報を有し、
    前記操作支援情報演算部は、前記既知の内部形状情報に基づいて、前記第1の形状情報の部位の特定を行う、
    請求項6に記載の挿入装置。
  10. 前記既知の内部形状情報は、前記第1の形状が想定される想定形状であり、
    前記操作支援情報演算部は、前記被挿入体内表面の異なる2点以上の距離情報に基づいて、前記想定形状を拡大または縮小することにより、前記第1の形状情報を演算する、
    請求項6に記載の挿入装置。
  11. 前記操作支援情報演算部は、前記推定形状の少なくとも一部に対応する被検出部位置情報を演算すると、当該被検出部位置情報に基づいて、前記推定形状を含む前記第1の形状情報を更新する、請求項5又は7に記載の挿入装置。
  12. 前記距離センサは、複数の測定方向を持ち、
    前記操作支援情報演算部は、前記距離センサが前記被挿入体に対して同一の位置及び方向から測定した測定方向が異なる複数の距離情報から、第2の形状情報を演算する、請求項4に記載の挿入装置。
  13. 前記第1の記憶部は、前記被挿入体内部における異なる複数の位置の前記距離情報と、前記被挿入体内部の少なくとも一部の、位置が異なる複数の前記第2の形状情報と、の少なくとも一方を保存可能で、
    前記操作支援情報演算部は、複数の前記距離情報と、複数の前記第2の形状情報と、の少なくとも一方に基づいて前記第1の形状情報に係わる前記操作支援情報を演算する、
    請求項12に記載の挿入装置。
  14. 前記挿入部は、可撓性湾曲部材であり、
    前記相対位置検出機構は、
    前記測定対象基準位置に対する前記挿入部の一部の相対位置を検出する、挿入部位置検出部と、
    少なくとも一部が前記挿入部の内部に設置され、前記挿入部の少なくとも一部の湾曲形状を検出する湾曲形状センサと、
    からなり、
    前記湾曲形状センサは、前記挿入部位置検出部の検出位置と、前記距離センサとの相対位置を検出可能である、
    請求項3に記載の挿入装置。
  15. 前記湾曲形状センサは、
    発光部と、
    前記発光部からの光を、前記挿入部内部を前記挿入部の長手方向に沿って導光する光ファイバと、
    前記光ファイバを導光した光を受光する受光部と、
    を含み、前記光ファイバを導光する光の光学特性が、前記挿入部の湾曲形状に応じて変化することにより、前記挿入部の湾曲形状を検出する、請求項14に記載の挿入装置。
  16. 前記挿入部位置検出部は、
    前記測定対象基準位置に対する、前記挿入部の挿入方向の量を検出する挿入量検出部と、
    前記測定対象基準位置に対する、前記挿入部の回転方向の量を検出する回転量検出部と、
    の、少なくとも1つを含む、請求項14に記載の挿入装置。
  17. 前記相対位置検出機構は、
    位置が変化しない基準位置となる基準装置と、
    前記基準装置に対する前記距離センサの位置と向きを検出する基準位置・挿入部位置検出器と、
    前記基準装置に対する前記被挿入体の位置を検出する、基準位置・被挿入体位置検出器と、
    前記基準装置に対する前記距離センサの位置と、前記基準位置に対する前記被挿入体の位置とから、前記測定対象基準位置に対する前記距離センサの相対位置を演算する相対位置演算部と、
    からなる、請求項3に記載の挿入装置。
  18. 前記距離センサが測定する前記被挿入体内表面との距離に対する1つ以上の閾値を保存する閾値記憶部を更に具備し、
    前記操作支援情報演算部は、前記閾値と前記距離情報との関係に基づいた情報を前記操作支援情報として演算する、
    請求項1乃至3の何れかに記載の挿入装置。
  19. 前記閾値は、前記挿入部と前記被挿入体内表面との接触可能性の高さに基づいて設定され、
    前記操作支援情報演算部は、前記距離情報が前記閾値以下である場合、前記距離情報が前記閾値以下であることを操作者へ認識させるための情報を前記操作支援情報として演算する、
    請求項18に記載の挿入装置。
  20. 前記挿入体に設けられた撮像開口部を介して前記被挿入体内部を撮像可能な撮像部を更に具備し、
    前記閾値は、前記撮像部の被写界深度と、前記被挿入体内表面の観察に適した距離と、の少なくとも一方に基づいて設定される値である、
    請求項18に記載の挿入装置。
  21. 前記挿入体に設けられた撮像開口部を介して前記被挿入体内部を撮像可能な撮像部を更に具備し、
    前記操作支援情報演算部は、前記撮像部で撮像した画像の大きさを前記操作支援情報として演算する、
    請求項1乃至3の何れかに記載の挿入装置。
  22. 前記撮像部の光学的特性を保存する光学特性記憶部を更に具備し、
    前記操作支援情報演算部は、前記距離情報と前記撮像部の光学的特性とから、前記撮像部で撮像した画像の大きさを演算する、
    請求項21に記載の挿入装置。
  23. 前記挿入体に設けられた撮像開口部を介して前記被挿入体内部を撮像可能な撮像部を更に具備し、
    前記操作支援情報は、前記撮像部の焦点を自動調整するための情報である、
    請求項1乃至3の何れかに記載の挿入装置。
  24. 前記挿入体に設けられた撮像開口部を介して前記被挿入体内部を撮像可能な撮像部を更に具備し、
    前記距離センサは、前記撮像部の撮像方向と略平行な方向の距離を測定する、
    請求項1乃至3の何れかに記載の挿入装置。
  25. 前記距離センサは、距離の測定方向を変化させることで、距離の測定位置を1次元または2次元方向にスキャンする、請求項1乃至3の何れかに記載の挿入装置。
  26. 前記距離センサは、
    光を出射する光出射部と、
    前記光を出射する方向を変化させる屈折部と、
    前記屈折部を駆動させる屈折駆動部と、
    前記光出射部から出射し前記被挿入体の表面で反射した光を検出する光検出部と、
    前記光の物理量の変化から、前記距離センサと前記被挿入体内表面との距離を演算して測定する距離演算部と、
    からなり、前記屈曲駆動部による前記屈折部の駆動によりスキャンする、請求項25に記載の挿入装置。
  27. 前記距離センサを機械的に駆動することで、距離の測定位置を1次元または2次元方向にスキャンする距離センサ駆動部を更に具備する、請求項1乃至3の何れかに記載の挿入装置。
  28. 前記距離センサを複数有することを特徴とする、請求項1乃至3の何れかに記載の挿入装置。
  29. 前記距離センサは、
    電磁波または音波の少なくとも一方を出射する波動出射部と、
    前記波動出射部から出射し前記被挿入体の表面で反射した前記電磁波または前記音波の少なくとも一方を検出する波動検出部と、
    前記電磁波または前記音波の少なくとも一方の物理量の変化から、前記距離センサと前記被挿入体内表面との距離を演算して測定する距離演算部と、
    からなる、請求項1乃至3の何れかに記載の挿入装置。
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