JP2014116743A - 通信端末及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの通信端末において複数の通信方式による通信が同時に行われる場合であっても、受信品質の劣化を抑えること。
【解決手段】動作監視部41は、WiMax通信部20が動作しているか否か、及び、CDMA通信部30が動作しているか否かを監視し、品質判断部42は、WiMax通信及びCDMA通信が同時に行われているときに、CDMA通信の受信品質が劣化しているか否か判断し、干渉抑圧部43は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、CDMA通信に対する干渉であって、WiMax通信に起因する干渉を抑圧する処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信端末及び通信方法に関する。
近年、携帯電話等の通信端末には、互いに異なる複数の通信方式を用いて通信可能なものがある。例えば、CDMA(Code Division Multiple Access)方式を用いた通信(以下では「CDMA通信」と呼ばれることがある)、及び、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)方式を用いた通信(以下では「WiMax通信」と呼ばれることがある)の双方を行うことが可能な通信端末がある。CDMA通信及びWiMax通信の他にも、GSM(Global System for Mobile Communications)方式(GSM(登録商標))、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)方式、Wi-Fi(Wireless Fidelity)方式(Wi-Fi(登録商標))、及び、BT(Bluetooth)方式(Bluetooth(登録商標))等のうちの互いに異なる複数の通信方式を用いて通信可能な通信端末がある。
従来は、一般には、複数の通信方式で通信可能な通信端末でも、いずれかの通信方式を用いた通信中には、他の通信方式を用いた通信が停止されていた。
特開2009−060250号公報 特開2004−236246号公報 特開2004−363728号公報 特開2006−129247号公報 特開2001−267955号公報 特開2005−252604号公報
しかし、最近、1つの通信端末において、いずれかの通信方式を用いた通話中にも、他の通信方式を用いてデータ通信を行いたい等、互いに異なる複数の通信方式を同時に使用したいという要求が高まっている。
1つの通信端末において2つの通信方式による通信が同時に行われた場合、例えば以下に示すような原因1〜3により、受信品質の劣化が生じることがある。
<原因1>一方の通信方式の送信波のサイドローブ成分による受信帯域雑音が、他方の通信方式のアンテナを介して他方の通信方式の受信機に回り込んで干渉が生じる。これにより、他方の通信方式の受信機において感度抑圧が生じ、受信品質が劣化する。受信帯域雑音に起因する受信品質の劣化は、一方の通信方式が使用する送信周波数帯と、他方の通信方式が使用する受信周波数帯とが比較的近い場合に発生することがある。
<原因2>一方の通信方式の送信波自体が、他方の通信方式のアンテナを介して他方の通信方式の受信機に回り込んで干渉が生じる。これにより、他方の通信方式の受信機内のLNA(Low Noise Amplifier)及びミキサーが飽和して感度抑圧が生じ、受信品質が劣化する。
<原因3>一方の通信方式の送信波自体が、他方の通信方式のアンテナを介して他方の通信方式の受信機に回り込んで干渉が生じると、一方の通信方式の送信波と他方の通信方式の送信波との間の相互変調の歪み成分が他方の通信方式の受信帯域に落ち込む。これにより、他方の通信方式の受信機において感度抑圧が生じ、受信品質が劣化する。相互変調に起因する受信品質の劣化は、一方の通信方式が使用する送信周波数帯と、他方の通信方式が使用する受信周波数帯とが比較的遠い場合にも、相互の周波数の組合せ次第で発生することがある。
これらの原因により生じる干渉に対し、従来は、設計段階で、アンテナの配置を調節してアンテナ間のアイソレーションを確保すること等により、受信品質の劣化を防止していた。
しかし、近年は、ますます高機能な通信端末が望まれているため、通信端末への実装部品数が非常に増加している状況である。このような状況では、通信端末におけるアンテナの設置場所が限定されてしまうため、設計段階において、アンテナ間のアイソレーションを十分に確保できないことがある。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、1つの通信端末において複数の通信方式による通信が同時に行われる場合であっても、受信品質の劣化を抑えることを目的とする。
開示の態様では、第1の通信方式を用いた第1の通信、及び、前記第1の通信方式と異なる第2の通信方式を用いた第2の通信の双方を行うことが可能な通信端末において、前記第1の通信及び前記第2の通信が同時に行われているときに、前記第2の通信の受信品質が劣化しているか否か判断し、前記受信品質が劣化しているときに、前記第2の通信に対する干渉であって、前記第1の通信に起因する前記干渉を抑圧する抑圧処理を行う。
開示の態様によれば、1つの通信端末において複数の通信方式による通信が同時に行われる場合であっても、受信品質の劣化を抑えることができる。
図1は、実施例1の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。 図2は、実施例1の通信端末の処理の説明に供するフローチャートである。 図3は、実施例2の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。 図4は、実施例2の通信端末の処理の説明に供するフローチャートである。 図5は、実施例3の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。 図6は、実施例3の通信端末の処理の説明に供するフローチャートである。 図7は、実施例4の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。 図8は、実施例4の通信端末の処理の説明に供するフローチャートである。 図9は、実施例5の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。 図10は、実施例5の通信端末の処理の説明に供するフローチャートである。 図11は、実施例6の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。 図12は、実施例6の通信端末の処理の説明に供するフローチャートである。 図13は、実施例7の通信端末の処理の説明に供する図である。 図14は、通信端末のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する通信端末及び通信方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例により本願の開示する通信端末及び通信方法が限定されるものではない。また、各実施例において同一の機能を有する構成、及び、同一の処理を行うステップには同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
なお、以下では、第1の通信方式がWiMax方式であり、第2の通信方式がCDMA方式である場合を、一例として説明する。しかし、第1の通信方式及び第2の通信方式は、WiMax方式及びCDMA方式に限定されず、第1の通信方式と第2の通信方式とは、互いに異なる通信方式であればよい。第1の通信方式及び第2の通信方式としては、WiMax方式及びCDMA方式の他に、GSM方式(GSM(登録商標))、UMTS方式、WiFi方式(Wi-Fi(登録商標))、または、BT方式(Bluetooth(登録商標))等を採用することが可能である。
[実施例1]
<通信端末の構成>
図1は、実施例1の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。図1において、通信端末100は、WiMax方式に従って通信を行うWiMax通信部20と、CDMA方式に従って通信を行うCDMA通信部30と、アンテナ26と、アンテナ36と、動作監視部41と、品質判断部42と、干渉抑圧部43とを有する。
WiMax通信部20は、ベースバンド処理部21と、RF(Radio Frequency)処理部22と、HPA(High Power Amplifier)23と、送受切替部24と、LNA25とを有し、WiMax通信を行う。
ベースバンド処理部21は、WiMax方式に従って、送信データに対して符号化処理及び変調処理を行ってベースバンド信号を生成し、生成したベースバンド信号をRF処理部22に出力する。また、ベースバンド処理部21は、RF処理部22から入力される信号に対し、WiMax方式に従って、復調処理及び復号処理を行って受信データを得る。
RF処理部22は、ベースバンド処理部21から入力されるベースバンド信号に対し、デジタル−アナログ変換処理及びアップコンバート処理を行って、アップコンバート後の信号をHPA23に出力する。また、RF処理部22は、LNA25から入力される信号に対し、ダウンコンバート処理及びアナログ−デジタル変換処理を行って、変換後の信号をベースバンド処理部21に出力する。
HPA23は、アップコンバート後の信号のパワを増幅し、パワ増幅後の信号を送受切替部24に出力する。
送受切替部24は、一定時間毎に送信区間と受信区間とを切り替え、送信区間では、HPA23から入力された信号をアンテナ26から送信し、受信区間では、アンテナ26により受信された信号をLNA25に出力する。すなわち、WiMax通信部20は、TDD(Time Division Duplex)により通信を行う。
LNA25は、送受切替部24から入力された信号のパワを増幅し、パワ増幅後の信号をRF処理部22に出力する。
CDMA通信部30は、ベースバンド処理部31と、RF処理部32と、HPA33と、送受分離部34と、LNA35とを有し、CDMA通信を行う。
ベースバンド処理部31は、CDMA方式に従って、送信データに対して符号化処理及び変調処理を行ってベースバンド信号を生成し、生成したベースバンド信号をRF処理部32に出力する。また、ベースバンド処理部31は、RF処理部32から入力される信号に対し、CDMA方式に従って、復調処理及び復号処理を行って受信データを得る。
RF処理部32は、ベースバンド処理部31から入力されるベースバンド信号に対し、デジタル−アナログ変換処理及びアップコンバート処理を行って、アップコンバート後の信号をHPA33に出力する。また、RF処理部32は、LNA35から入力される信号に対し、ダウンコンバート処理及びアナログ−デジタル変換処理を行って、変換後の信号をベースバンド処理部31及び品質判断部42に出力する。
HPA33は、アップコンバート後の信号のパワを増幅し、パワ増幅後の信号を送受分離部34に出力する。
送受分離部34は、入力される信号を、所定の送信周波数を有する送信信号と、その送信周波数と異なる所定の受信周波数を有する受信信号とに分離する。すなわち、送受分離部34は、HPA33から入力された、所定の送信周波数を有する信号をアンテナ36から送信し、アンテナ36により受信された、所定の受信周波数を有する信号をLNA35に出力する。すなわち、CDMA通信部30は、FDD(Frequency Division Duplex)により通信を行う。
LNA35は、送受分離部34から入力された信号のパワを増幅し、パワ増幅後の信号をRF処理部32に出力する。
動作監視部41は、WiMax通信部20が動作しているか否か、及び、CDMA通信部30が動作しているか否かを監視し、監視結果を品質判断部42に出力する。監視結果として、以下の監視結果1〜3のいずれかが品質判断部42に出力される。
<監視結果1>WiMax通信部20のみが動作している。
<監視結果2>CDMA通信部30のみが動作している。
<監視結果3>WiMax通信部20及びCDMA通信部30の双方が同時に動作している。
品質判断部42は、上記の監視結果3が入力された場合、すなわち、WiMax通信及びCDMA通信が同時に行われているときに、CDMA通信の受信品質が劣化しているか否か判断し、判断結果を干渉抑圧部43に出力する。品質判断部42は、RF処理部32から入力される信号を用いて、例えば、Ec/Io(希望波電力/全受信電力)に基づいてCDMA通信の受信品質が劣化しているか否か判断する。具体的には、品質判断部42は、Ec/Ioが閾値未満であるときは干渉信号の影響で受信品質が劣化していると判断し、Ec/Ioが閾値以上であるときは受信品質が劣化していないと判断する。なお、受信品質を表す指標は、Ec/Ioに限定されない。受信品質を表す指標として、Ec/Ioの他に、例えば、FER(Frame Error Rate)、BER(Bit Error Rate)、スループット等を用いてもよい。また、品質判断部42は、上記の監視結果1または監視結果2が入力された場合は、動作しない。
干渉抑圧部43は、品質判断部42によって受信品質が劣化していると判断された場合、つまり、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、CDMA通信に対する干渉であって、WiMax通信に起因する干渉を抑圧する処理(以下では「干渉抑圧処理」と呼ばれることがある)を行う。具体的には、実施例1では、干渉抑圧部43は、WiMax通信を停止させる処理を干渉抑圧処理として行う。すなわち、干渉抑圧部43は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときは、WiMax通信部20の動作を停止させる。これにより、WiMax通信部20のアンテナ26からの信号の送信が停止する。
<通信端末の処理>
図2は、実施例1の通信端末の処理の説明に供するフローチャートである。
品質判断部42は、CDMA通信の受信品質が劣化しているか否か判断する(ステップS101)。
受信品質が劣化していないときは(ステップS101:No)、干渉抑圧部43は、WiMax通信部20の動作を停止させない。よって、WiMax通信部20は、送信を継続し(ステップS102)、処理はステップS101に戻る。
受信品質が劣化しているときは(ステップS101:Yes)、干渉抑圧部43は、WiMax通信部20の動作を停止させる。これにより、WiMax通信部20は、送信を停止する(ステップS103)。
干渉抑圧部43は、WiMax通信部20の動作を停止させた後、一定時間が経過していない間は(ステップS104:No)、WiMax通信部20での送信停止を継続する。
干渉抑圧部43は、WiMax通信部20の動作を停止させた後、一定時間が経過すると(ステップS104:Yes)、WiMax通信部20の動作を再開させる。これにより、WiMax通信部20は、送信を再開する(ステップS105)。送信の再開後、処理は、ステップS101に戻る。
以上のように、実施例1によれば、通信端末100において、WiMax通信部10はWiMax通信を行い、CDMA通信部30はCDMA通信を行う。品質判断部42は、WiMax通信及びCDMA通信が同時に行われているときに、CDMA通信の受信品質が劣化しているか否か判断する。干渉抑圧部43は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、CDMA通信に対する干渉であって、WiMax通信に起因する干渉を抑圧する抑圧処理を行う。より具体的には、干渉抑圧部43は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、WiMax通信部20の動作を停止させて、WiMax通信を停止させる処理を干渉抑圧処理として行う。これにより、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、CDMA通信に対する干渉となる、WiMax通信での信号送出を止めることができる。よって、通信端末100においてWiMax通信及びCDMA通信の双方が同時に行われてCDMA通信の受信品質が劣化しているときに、WiMax通信での信号送出を止めることにより、CDMA通信の受信品質の劣化を抑えることができる。
[実施例2]
実施例2では、干渉抑圧処理として、WiMax通信のベースバンド信号のパワを減少させる処理を行う。
<通信端末の構成>
図3は、実施例2の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。図3において、通信端末200は、干渉抑圧部44を有する。
干渉抑圧部44は、品質判断部42によって受信品質が劣化していると判断された場合、つまり、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、WiMax通信部20のベースバンド処理部21に対し、信号パワの減少の指示を与える。この指示に従い、ベースバンド処理部21は、パワを減少させたベースバンド信号を生成する。これにより、ベースバンド処理部21から出力されるベースバンド信号の出力レベルが減少するため、WiMax通信部20のアンテナ26から送信される信号の送信レベルが減少する。つまり、干渉抑圧部44は、WiMax通信部20におけるベースバンド信号のパワを減少させることにより、WiMax通信における送信レベルを減少させる。
<通信端末の処理>
図4は、実施例2の通信端末の処理の説明に供するフローチャートである。
受信品質が劣化しているときは(ステップS101:Yes)、干渉抑圧部44は、WiMax通信部20におけるベースバンド信号のパワを減少させる(ステップS201)。
品質判断部42は、ベースバンド信号のパワが減少しても、未だCDMA通信の受信品質が劣化しているか否か判断する(ステップS202)。
受信品質が劣化していないときは(ステップS202:No)、WiMax通信部20は送信を継続し(ステップS102)、処理はステップS101に戻る。
ベースバンド信号のパワが減少しても、未だ受信品質が劣化しているときは(ステップS202:Yes)、干渉抑圧部44は、ベースバンド信号のパワが下限値か否か判断する(ステップS203)。
ベースバンド信号のパワが下限値に達していないときは(ステップS203:No)、干渉抑圧部44は、WiMax通信部20におけるベースバンド信号のパワをさらに減少させる(ステップS201)。
ベースバンド信号のパワが下限値に達しているときは(ステップS203:Yes)、干渉抑圧部44は、WiMax通信部20の動作を停止させる。これにより、WiMax通信部20は、送信を停止する(ステップS103)。
以上のように、実施例2によれば、通信端末200において、干渉抑圧部44は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、WiMax通信における送信レベルを減少させる処理を干渉抑圧処理として行う。これにより、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、CDMA通信に対する干渉となる、WiMax通信による信号の送信レベルを減少させて、干渉信号のレベルを抑えることができる。よって、通信端末200においてWiMax通信及びCDMA通信の双方が同時に行われる場合であっても、CDMA通信の受信品質の劣化を抑えることができる。
より具体的には、干渉抑圧部44は、WiMax通信部20におけるベースバンド信号のパワを減少させることにより、WiMax通信における送信レベルを減少させる。ベースバンド信号のパワの減少は、簡易な干渉抑圧処理として、上記の原因2または原因3により発生する受信品質の劣化を抑えるのに有効である。
[実施例3]
実施例3では、干渉抑圧処理として、アンプのゲインを減少させる処理を行う。
<通信端末の構成>
図5は、実施例3の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。図5において、通信端末300は、干渉抑圧部45を有する。
干渉抑圧部45は、品質判断部42によって受信品質が劣化していると判断された場合、つまり、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、WiMax通信部20のHPA23のゲインを減少させる。すなわち、干渉抑圧部45は、WiMax通信部20に備えられるHPA23のゲインを減少させることにより、WiMax通信における送信レベルを減少させる。
<通信端末の処理>
図6は、実施例3の通信端末の処理の説明に供するフローチャートである。
受信品質が劣化しているときは(ステップS101:Yes)、干渉抑圧部45は、WiMax通信部20のHPA23のゲインを減少させる(ステップS301)。
品質判断部42は、HPA23のゲインが減少しても、未だCDMA通信の受信品質が劣化しているか否か判断する(ステップS202)。
受信品質が劣化していないときは(ステップS202:No)、WiMax通信部20は送信を継続し(ステップS102)、処理はステップS101に戻る。
HPA23のゲインが減少しても、未だ受信品質が劣化しているときは(ステップS202:Yes)、干渉抑圧部45は、HPA23のゲインが下限値か否か判断する(ステップS302)。
HPA23のゲインが下限値に達していないときは(ステップS302:No)、干渉抑圧部45は、WiMax通信部20のHPA23のゲインをさらに減少させる(ステップS301)。
HPA23のゲインが下限値に達しているときは(ステップS302:Yes)、干渉抑圧部45は、WiMax通信部20の動作を停止させる。これにより、WiMax通信部20は、送信を停止する(ステップS103)。
以上のように、実施例3によれば、通信端末300において、干渉抑圧部45は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、WiMax通信における送信レベルを減少させる処理を干渉抑圧処理として行う。これにより、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、CDMA通信に対する干渉となる、WiMax通信による信号の送信レベルを減少させて、干渉信号のレベルを抑えることができる。よって、通信端末300においてWiMax通信及びCDMA通信の双方が同時に行われる場合であっても、CDMA通信の受信品質の劣化を抑えることができる。
より具体的には、干渉抑圧部45は、WiMax通信部20に備えられるHPA23のゲインを減少させることにより、WiMax通信における送信レベルを減少させる。受信帯域雑音の大きさはHPA23のゲインの大きさと関係する。このため、HPA23のゲインの減少は、簡易な干渉抑圧処理として、上記の原因2または原因3により発生する受信品質の劣化を抑えるのに有効であるとともに、上記原因1により発生する受信品質の劣化を抑えるのに特に有効である。
[実施例4]
通信端末は、ユーザの手持ちの状態での使用、ユーザの任意の場所に置かれた状態での使用等、様々な環境で使用されるため、通信端末の使用環境に応じて通信端末のアンテナ特性が変化する。また、それぞれのアンテナのアンテナ利得は独立して変化する。そこで、実施例4では、干渉抑圧処理として、複数のアンテナにおいて信号の送信に用いられるアンテナを切り替える処理を行う。
<通信端末の構成>
図7は、実施例4の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。図7において、通信端末400は、スイッチ27と、アンテナ26−1と、アンテナ26−2と、干渉抑圧部46とを有する。アンテナ26−1,26−2は、スイッチ27を介して、送受切替部24に接続される。
スイッチ27がa側に接続されている場合、送受切替部24から出力された信号は、アンテナ26−1から送信される。一方で、スイッチ27がb側に接続されている場合、送受切替部24から出力された信号は、アンテナ26−2から送信される。
ここで、WiMax通信部20のアンテナと、CDMA通信部30のアンテナとの間の結合量が大きい場合は、CDMA通信の受信品質が劣化する。
そこで、干渉抑圧部46は、品質判断部42によって受信品質が劣化していると判断された場合、a側にあるスイッチ27をb側に切り替える、または、b側にあるスイッチ27をa側に切り替える。すなわち、干渉抑圧部46は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、アンテナ26−1とアンテナ26−2との間で、WiMax通信部20から出力される信号の送信に用いられるアンテナを切り替える。これにより、WiMax通信部20のアンテナと、CDMA通信部30のアンテナとの間の結合量が変化する。
<通信端末の処理>
図8は、実施例4の通信端末の処理の説明に供するフローチャートである。
受信品質が劣化しているときは(ステップS101:Yes)、干渉抑圧部46は、アンテナ26−1とアンテナ26−2との間で、WiMax通信部20から出力される信号の送信に用いられるアンテナを切り替える(ステップS401)。
干渉抑圧部46は、アンテナを切り替えた後、一定時間が経過していない間は(ステップS104:No)、アンテナの切替状態を維持する。
アンテナを切り替えた後、一定時間が経過すると(ステップS104:Yes)、処理はステップS101に戻る。
以上のように、実施例4によれば、通信端末400において、干渉抑圧部46は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、WiMax通信部20から出力される信号の送信に用いられるアンテナを切り替える処理を干渉抑圧処理として行う。これにより、WiMax通信部20のアンテナと、CDMA通信部30のアンテナとの間の結合量が変化する。例えば、アンテナ26−2とアンテナ36との間の結合量が、アンテナ26−1とアンテナ36との間の結合量よりも小さい場合がある。よって、この場合には、WiMax通信に用いられるアンテナをアンテナ26−1からアンテナ26−2に切り替えることにより、WiMax通信に用いられるアンテナと、CDMA通信に用いられるアンテナとの間の結合量が減少し、WiMax通信からCDMA通信への干渉を減少できる。よって、通信端末400においてWiMax通信及びCDMA通信の双方が同時に行われる場合であっても、CDMA通信の受信品質の劣化を抑えることができる。
[実施例5]
実施例5では、干渉抑圧処理として、CDMA通信に使用する周波数帯を切り替える処理を行う。
<通信端末の構成>
図9は、実施例5の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。図9において、通信端末500は、複数のバンドクラスでCDMA通信を行うことが可能である。ここで、バンドクラスとは、通信に用いられる周波数帯を言う。例えば、バンドクラス0として800メガHz帯が定義され、バンドクラス6として2ギガHz帯が定義される。
通信端末500は、干渉抑圧部47を有する。また、CDMA通信部30は、2ギガHz帯通信部30−1と、800メガHz帯通信部30−2とを有する。
2ギガHz帯通信部30−1は、RF処理部32−1と、HPA33−1と、送受分離部34−1と、LNA35−1とを有し、2ギガHz帯でのCDMA通信を行う。2ギガHz帯通信部30−1は、アンテナ36−1に接続される。
800メガHz帯通信部30−2は、RF処理部32−2と、HPA33−2と、送受分離部34−2と、LNA35−2とを有し、800メガHz帯でのCDMA通信を行う。800メガHz帯通信部30−2は、アンテナ36−2に接続される。
RF処理部32−1は、ベースバンド信号を2ギガHz帯の周波数にアップコンバートする点以外は、RF処理部32と同一の処理を行う。また、RF処理部32−2は、ベースバンド信号を800メガHz帯の周波数にアップコンバートする点以外は、RF処理部32と同一の処理を行う。また、HPA33−1,33−2、送受分離部34−1,34−2、LNA35−1,35−2はそれぞれ、HPA33、送受分離部34、LNA35と同一の処理を行うため、説明を省略する。
干渉抑圧部47は、品質判断部42によって受信品質が劣化していると判断された場合、2ギガHz帯通信部30−1の動作を停止させる一方で800メガHz帯通信部30−2の動作を開始させる、または、800メガHz帯通信部30−2の動作を停止させる一方で2ギガHz帯通信部30−1の動作を開始させる。すなわち、干渉抑圧部47は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、2ギガHz帯と800メガHz帯との間において、CDMA通信に使用する周波数帯を切り替える。
<通信端末の処理>
図10は、実施例5の通信端末の処理の説明に供するフローチャートである。
受信品質が劣化しているときは(ステップS101:Yes)、干渉抑圧部47は、2ギガHz帯通信部30−1及び800メガHz帯通信部30−2のうち、一方の動作を停止させ、他方の動作を開始させる。すなわち、干渉抑圧部47は、2ギガHz帯と800メガHz帯との間において、バンドクラスを切り替える(ステップS501)。
干渉抑圧部47は、バンドクラスを切り替えた後、一定時間が経過していない間は(ステップS104:No)、バンドクラスの切替状態を維持する。
バンドクラスを切り替えた後、一定時間が経過すると(ステップS104:Yes)、処理はステップS101に戻る。
以上のように、実施例5によれば、通信端末500において、干渉抑圧部47は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、CDMA通信部30が通信を行うことが可能な2ギガHz帯と800メガHz帯とにおいて、CDMA通信に使用する周波数を切り替える処理を干渉抑圧処理として行う。これにより、CDMA通信の受信周波数帯が変化する。CDMA通信に使用する周波数帯を切り替えることにより、CDMA通信の受信周波数帯が、WiMax通信の送信周波数帯と異なる場合がある。よって、この場合には、CDMA通信に使用する周波数帯を切り替えることにより、相互変調の歪み成分が減少し、WiMax通信からCDMA通信への干渉を減少できる。よって、通信端末500においてWiMax通信及びCDMA通信の双方が同時に行われる場合であっても、CDMA通信の受信品質の劣化を抑えることができる。
[実施例6]
実施例6では、干渉抑圧処理として、送信信号のアンテナに至る経路を、BPF(Band Path Filter)を介さない経路と、BPFを介す経路とを切り替える処理を行う。
<通信端末の構成>
図11は、実施例6の通信端末の一例を示す機能ブロック図である。図11において、通信端末600のWiMax通信部20は、BPF29と、スイッチ28−1と、スイッチ28−2とを有する。スイッチ28−1及びスイッチ28−2がb側に接続された場合には、HPA23から出力された信号は、BPF29を介して、送受切替部24に入力される。一方で、スイッチ28−1及びスイッチ28−2がa側に接続された場合には、HPA23から出力された信号は、BPF29を介さずに、送受切替部24に入力される。このように、実施例6のWiMax通信部20は、HPA23の後段に配置されるBPF29と、HPA23からBPF29を介してアンテナ26に至る第1の経路と、HPA23からBPF29を介さずにアンテナ26に至る第2の経路とを有する。また、通信端末600は、干渉抑圧部48を有する。
送信信号による受信帯域雑音は、主に、HPA23の増幅処理によって生じる。そこで、BPF29は、HPA23から出力された信号にフィルタ処理を施し、所定の通過帯域の信号のみを送受切替部24に出力する。つまり、BPF29は、HPA23から出力された信号において、受信帯域雑音を抑圧する処理を行う。
干渉抑圧部48は、品質判断部42によって受信品質が劣化していると判断された場合、a側にあるスイッチ28−1及びa側にあるスイッチ28−2の双方をb側に切り替える。すなわち、干渉抑圧部48は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、BPF29を介さない第2の経路から、BPFを介する第1の経路に切り替える。
<通信端末の処理>
図12は、実施例6の通信端末の処理の説明に供するフローチャートである。
受信品質が劣化しているときは(ステップS101:Yes)、干渉抑圧部48は、スイッチ28−1及び28−2をb側に切り替えて、HPA23から出力された信号の経路を、BPF29を介さない第2の経路から、BPF29を介する第1の経路に切り替える(ステップS601)。
干渉抑圧部48は、経路を切り替えた後、一定時間が経過していない間は(ステップS104:No)、経路の切替状態を維持する。
経路を切り替えた後、一定時間が経過すると(ステップS104:Yes)、干渉抑圧部48は、スイッチ28−1及び28−2をa側に切り替えて、HPA23から出力された信号の経路を、BPF29を介する第1の経路から、BPF29を介さない第2の経路に切り替える(ステップS602)。第2の経路への切り替え後、処理はステップS101に戻る。
以上のように、実施例6によれば、通信端末600において、干渉抑圧部48は、CDMA通信の受信品質が劣化していないときは、BPF29を介さない第2の経路を使用する。一方で、干渉抑圧部48は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときは、BPF29を介する第1の経路を使用する。すなわち、干渉抑圧部48は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、HPA23から出力される信号のアンテナ26に至る経路を、BPF29を介さない第2の経路から、BPF29を介する第1の経路に切り替える処理を干渉抑圧処理として行う。これにより、CDMA通信の受信品質が劣化しているときに、WiMax通信部20から送信される信号による受信帯域雑音を抑圧することができ、WiMax通信からCDMA通信への干渉を減少できる。よって、通信端末600においてWiMax通信及びCDMA通信の双方が同時に行われる場合であっても、CDMA通信の受信品質の劣化を抑えることができる。
[実施例7]
実施例7は、上記の実施例1〜6を組み合わせて行うものである。
実施例1〜6のうちいくつかの実施例を適宜組合せて実施することも可能である。また、実施例1〜6のうちいくつかの実施例を組み合わせて実施する場合、優先順位に従って順に実施するのが好ましい。例えば、実施することによるメリットがより大きい実施例ほど、優先順位をより高くして複数の実施例を実施するとよい。そこで、実施例7では、実施例1〜6に記載の互いに異なる複数種類の干渉抑圧処理を、CDMA通信の受信品質の劣化が無くなるまで、優先順位に従って順に行う。具体的には、例えば、実施例7の干渉抑圧部(図示せず)は、図13に示す優先順位に従って、干渉抑圧処理を行う。
図13は、実施例7の通信端末の処理の説明に供する図である。図13に示すように、ここでは、優先順位が、実施例4,6,5,3,2,1の順に定められている。また、各実施例における干渉抑圧処理は、上述した通りである。実施例7の干渉抑圧部は、CDMA通信の受信品質が劣化しているときは、まず、実施例4の干渉抑圧処理を行う。また、実施例4の干渉抑圧処理が行われても未だCDMA通信の受信品質が劣化しているときは、実施例7の干渉抑圧部は、次いで、実施例6の干渉抑圧処理を行う。以下同様にして、実施例7の干渉抑圧部は、実施例5,3,2,1の各干渉抑圧処理を、CDMA通信の受信品質の劣化が無くなるまで、順に行う。
ここで、各実施例の干渉抑圧処理によるメリットについて説明する。実施例2〜6の干渉抑圧処理では、WiMax通信での送信を停止させないため、送信が中断しないというメリットがある。実施例1,4〜6の干渉抑圧処理では、WiMax通信の送信レベルを低下させないため、WiMax通信のスループットが低下しないというメリットがある。実施例1〜4,6の干渉抑圧処理では、地域によって特定のバンドクラスしか使用できないことがある場合でも、CDMA通信の通信エリアが制限されないというメリットがある。実施例1〜5の干渉抑圧処理では、BPF29を介することによる電力損失が生じないというメリットがある。図13では、これらのメリットの大きさを比較考慮して優先順位を設定した。
なお、上記説明では、実施例1〜6のすべてを組み合わせて行う場合を一例として説明した。しかし、実施例1〜6のうちいくつかの実施例を適宜組合せて実施してもよい。
以上のように、実施例7によれば、互いに異なる複数種類の干渉抑圧処理を、CDMA通信の受信品質の劣化が無くなるまで、優先順位に従って順に行う。これにより、複数種類の干渉抑圧処理のうちデメリットのより小さい干渉抑圧処理から順に実施できるため、干渉抑圧処理を効率的に実施することができる。
[他の実施例]
[1]実施例1〜6の通信端末100〜600は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。図14は、通信端末のハードウェア構成例を示す図である。図14に示すように、通信端末100,200,300,400,500,600は、ハードウェアの構成要素として、アンテナ10a−1〜10a−nと、RF回路10b−1〜10b−nと、CPU(Central Processing Unit)10cと、FPGA(Field Programmable Gate Array)10dと、メモリ10eとを有する。メモリ10eは、例えば、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリにより構成される。アンテナ26,36,26−1,26−2,36−1,36−2は、アンテナ10a−1〜10a−nにより実現される。ベースバンド処理部21,31と、動作監視部41と、品質判断部42と、干渉抑圧部43,44,45,46,47,48とは、CPU10cまたはFPGA10d、及び、メモリ10eにより実現される。RF処理部22,32,32−1,32−2と、HPA23,33,33−1,33−2と、LNA25,35,35−1,35−2と、送受切替部24と、送受分離部34,34−1,34−2と、スイッチ27,28−1,28−2と、BPF29とは、RF回路10b−1〜10b−nにより実現される。
[2]上記説明における各種の処理は、予め用意されたプログラムをCPUに実行させることによっても実現できる。例えば、動作監視部41と、品質判断部42と、干渉抑圧部43,44,45,46,47,48とによって実行される各処理に対応するプログラムが予めメモリに記憶され、各プログラムがCPUへ読み出されてプロセスとして機能してもよい。また、各プログラムは、必ずしも予めメモリに記憶される必要はない。すなわち、例えば、通信端末100〜600に接続可能なフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード、メモリカード等の可搬の記録媒体に各プログラムが予め記録され、各プログラムがCPUへ読み出されてプロセスとして機能してもよい。また例えば、インターネット、LAN、WAN等を介して無線または有線により通信端末100〜600に接続されるコンピュータまたはサーバ等に各プログラムが予め記憶され、各プログラムがCPUへ読み出されてプロセスとして機能してもよい。
100,200,300,400,500,600 通信端末
20 WiMax通信部
27,28−1,28−2 スイッチ
29 BPF
30 CDMA通信部
30−1 2ギガHz帯通信部
30−2 800メガHz帯通信部
41 動作監視部
42 品質判断部
43,44,45,46,47,48 干渉抑圧部

Claims (10)

  1. 第1の通信方式を用いた第1の通信を行う第1通信部と、
    前記第1の通信方式と異なる第2の通信方式を用いた第2の通信を行う第2通信部と、
    前記第1の通信及び前記第2の通信が同時に行われているときに、前記第2の通信の受信品質が劣化しているか否か判断する判断部と、
    前記受信品質が劣化しているときに、前記第2の通信に対する干渉であって、前記第1の通信に起因する前記干渉を抑圧する抑圧処理を行う抑圧部と、
    を具備する通信端末。
  2. 前記抑圧部は、前記第1の通信を停止させる処理を前記抑圧処理として行う、
    請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記抑圧部は、前記第1の通信における送信レベルを減少させる処理を前記抑圧処理として行う、
    請求項1に記載の通信端末。
  4. 前記抑圧部は、前記第1通信部におけるベースバンド信号のパワを減少させることにより前記送信レベルを減少させる、
    請求項3に記載の通信端末。
  5. 前記抑圧部は、前記第1通信部に備えられるアンプのゲインを減少させることにより前記送信レベルを減少させる、
    請求項3に記載の通信端末。
  6. 前記第1通信部に接続された複数のアンテナ、をさらに具備し、
    前記抑圧部は、前記複数のアンテナにおいて、前記第1通信部から出力される信号の送信に用いられるアンテナを切り替える処理を前記抑圧処理として行う、
    請求項1に記載の通信端末。
  7. 前記第2通信部は、複数の周波数帯で通信を行うことが可能であり、
    前記抑圧部は、前記複数の周波数帯において、前記第2の通信に使用する周波数帯を切り替える処理を前記抑圧処理として行う、
    請求項1に記載の通信端末。
  8. 前記第1通信部は、
    アンプと、
    アンプの後段に配置されるバンドパスフィルタと、
    アンプからバンドパスフィルを介してアンテナに至る第1の経路と、
    前記アンプから前記バンドパスフィルタを介さずに前記アンテナに至る第2の経路と、
    を有し、
    前記抑圧部は、前記第2の経路から前記第1の経路に切り替える処理を前記抑圧処理として行う、
    請求項1に記載の通信端末。
  9. 前記抑圧部は、互いに異なる複数種類の前記抑圧処理を、前記受信品質の劣化が無くなるまで、優先順位に従って順に行う、
    請求項1に記載の通信端末。
  10. 第1の通信方式を用いた第1の通信、及び、前記第1の通信方式と異なる第2の通信方式を用いた第2の通信の双方を行うことが可能な通信端末における通信方法であって、
    前記第1の通信及び前記第2の通信が同時に行われているときに、前記第2の通信の受信品質が劣化しているか否か判断し、
    前記受信品質が劣化しているときに、前記第2の通信に対する干渉であって、前記第1の通信に起因する前記干渉を抑圧する抑圧処理を行う、
    通信方法。
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