JP2014116652A - センサ装置、センサシステム、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話等の情報処理装置にセンサ装置を接続して、対象物の性状をセンシングするためのセンサシステムにする。
【解決手段】携帯電話である情報処理装置100と第1センサ装置210を組合せて、水分計となる。情報処理装置100は、普通の音声入力端子103を備える。第1センサ装置210は、本体部211、水分センサ212、出力端子213を持つ。本体部211は、水分センサ212が生成した対象物の水分についての出力信号を音声入力端子103が受付けられる周波数帯域の信号である変換信号に変換する変換回路を備えている。変換信号は、音声入力端子103に挿入された出力端子213から、情報処理装置100に送られる。情報処理装置100のディスプレイ102には、水分の情報が表示される。
【選択図】図4

Description

本発明は、スマートフォンその他の携帯電話、音楽プレーヤ等の音声入力端子を持つ装置(本願ではかかる装置を、便宜上「情報処理装置」と呼ぶ。)に、様々なデータを入力できるようにすることで、情報処理装置を、対象物の何らかの性状をセンシングするためのセンサシステムとして機能させるための技術に関する。
世には様々なセンサ装置が存在する。例えば、水分計、心電計、電圧計、弾力計、油分計、粘弾性、成分分析計等のセンサ装置が実用されている。
そして、これらセンサ装置はその殆どがセンシングの対象毎に専用品となっているのが現状である。
それ故、上述したセンサ装置は、一般的に高価である。また、様々なセンサ装置を入手すること、加えて、それら様々なセンサ装置の個々の使用方法を理解して使用する疎ましさがあることなどから、センサ装置の普及は本来の用途と比して十分だとは言いがたい。
例えば、水分計は、肌の性状を調べるのに有効であるから、それがもっと安価で、且つ簡単に使用することができれば、爆発的な普及もあり得る。
心電計も同様である。例えば不整脈を発見するために心電計を用いる場合には、不整脈はほとんどの場合一日に少なくとも一度は生じるという性質を持つので、一日間のセンシングを行えばその発見を略確実に行えるという特質を持つのであるが、それ故に病院等の施設で数分のセンシングを行っただけでは不整脈の発見は難しい。そのような点を考慮して、一日身に着けて不整脈のセンシングを行える携帯可能な心電計も開発されているが、その高価さ等から普及が十分だとは到底言えない。
他方、携帯電話等の情報処理装置が広く普及している。そのような情報処理装置に様々な性状をセンシングするためのセンサを接続して、様々な性状をセンシングするためのセンサシステムにすることができれば便利である、と本願発明者は考えた。
上述の如き情報処理装置は、既に広く普及している。したがって、上述の情報処理装置と外付けセンサ装置の組合せによれば、情報処理装置をプラットフォームとして利用することにより、センサシステムの爆発的な普及を促せる可能性がある。
特に、情報処理装置が備えるハードウエアを利用し、外付けのセンサ装置の部分を最小限にとどめれば、センサ装置のコストを最小限に抑えつつ、センサシステム全体で、従来のセンサ装置と同様のセンシングを可能にすることができる可能性があり、それが可能であればセンサシステムの爆発的な普及を促せる可能性が益々高くなる。
また情報処理装置が、携帯電話等の携帯可能なものであれば、手軽であるだけでなく、センサシステムを例えば一日身に着けていることも可能であるから、特に上述の心電計に応用する場合などにも有利である。
しかしながら、情報処理装置、特に携帯可能なような小型の情報処理装置には、その大きさやコストの制限から、センサ装置からの情報の入力を受けるに適当な入力端子は存在していない。
本願は、携帯電話等の情報処理装置に様々な性状をセンシングするためのセンサ装置を接続して、対象物の様々な性状をセンシングするためのセンサシステムにする技術を提供することをその課題とする。
本願発明者は、上述の課題を解決するために、以下のような発明を提案する。
本願発明は、以下のようなものである。
本願発明は、給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子を備えた情報処理装置の前記音声入力端子に接続して用いられるものであり、前記情報処理装置と一体となって対象物の何らかの性状をセンシングするセンサシステムを構成するセンサ装置である。
そして、このセンサ装置は、対象物の何らかの性状をセンシングし出力信号を生成するセンサと、前記センサからの出力信号を、前記音声入力端子で受付ることが予定された周波数帯域の信号である変換信号に変換する変換手段と、前記音声入力端子と接続可能であり、それが前記音声入力端子に接続されたときに、前記出力信号を前記音声入力端子に出力する、出力端子と、前記出力端子が前記音声入力端子に接続されたときに、前記給電端子と接続されて、前記給電端子から給電を受けるようになっている受電端子と、を備えており、前記センサと、前記変換手段とのうちの必要なものは、前記受電端子から給電を受けるようになっている。
このセンサ装置は、情報処理装置と接続して用いられ、情報処理装置と一体となってセンサシステムとして機能する。そのようなセンサ装置は、その処理の一部を情報処理装置で実行できるから、小型化、低コスト化し易い。
もっとも、上述したように、そのようなセンサ装置を実用化するには、情報処理装置が適当な入力端子を持っていないことが問題となりがちである。その問題を、本願発明は、情報処理装置が有する音声入力端子を入力端子として利用することにより解決する。音声入力端子は、スマートフォンを始めとする携帯電話や、音楽プレーヤの多くに備えられているので、センサ装置を普及するに好適である。
ただし、一般的な音声入力端子は、それが音声の信号を受付けるものであるという観点から、それが受付けることのできる周波数帯域に、ハードウエア的に一定の制限が設けられているのが通常である。人間の耳の可聴域は、20Hz〜20000Hzであるので、音声入力端子が受付けることのできる信号の周波数帯域は、多くの場合この値、或いはこの値の近辺の値の範囲に制限されている。他方、センサ装置のセンサが作る出力信号の周波数帯域は、ハードウエア的に制限された音声入力端子が受付け可能な上述の周波数帯域に収まっていない場合が多い。そこで、本願発明では、変換手段により入力信号を音声入力端子が受付け可能な周波数帯域の信号である変換信号に変換することとしている。それにより、一般的な情報処理装置でも、音声信号と同様の信号として、変換信号を受付けられるようになる。つまり、センサ装置のセンサが生成した、音に関する信号ではない出力信号を、音に関する信号と同様の性質の信号である変換信号に変換して、情報処理装置の音声入力端子から入力できるようにする、というのが本願発明の特徴的な部分である。
また、センサ装置に電池その他の電源を積もうとするとセンサ装置が大型化したり、電池交換等の煩雑な作業が必要になるおそれがある。その点、給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子であれば、そもそも電力を供給する機能を有しているので、センサ装置の駆動に必要な電力を情報処理装置側からセンサ装置側へ供給できるから、これによってもセンサ装置の小型化、低コスト化を図りやすい。センサ装置への電力の供給は、センサ装置の受電端子を介して情報処理装置の給電端子から得た電力を、センサと、変換手段とのうちの必要なものに対して行うことにより実現される。
上述のように、変換手段は、センサからの出力信号を、情報処理装置の音声入力端子で受付ることが予定された周波数帯域の信号である変換信号に変換するようになっており、それが可能な限りどのように構成されていても良い。
変換手段は、出力信号の周波数を小さくする回路、例えば分周回路を含んでいても良い。変換手段は、また、出力信号の周波数を小さくする回路、例えば逓倍回路を含んでいても良い。
出力信号の周波数が、入力端子で受付ることが予定された周波数帯域よりも大きいのであれば、分周回路等の周波数を小さくする回路を有する変換手段で出力信号の周波数を下げ、出力信号の周波数が、入力端子で受付ることが予定された周波数帯域よりも小さいのであれば、逓倍回路等の周波数を大きくする回路を有する変換手段で出力信号の周波数を上げることにより、情報処理装置に入力される変換信号を、情報処理装置の音声入力端子で受付けられるものとすることができる。
また、変換手段は、前記出力信号に振幅変調を生じさせる振幅変調回路(例えば、AM変調回路として知られている。)、前記出力信号に周波数変調を生じさせる周波数変調回路(例えば、FM変調回路として知られている。)、前記出力信号に位相変調を生じさせる位相変調回路(例えば、PM変調回路として知られている。)の少なくともいずれかを含んでいてもよい。これら変調回路を変換手段が有するのであれば、出力信号を変調信号とし、適当な周波数帯域の搬送波を用いて変換を行い、被変調信号としての変換信号を得ることができるが、搬送波の周波数を適当なものとしておけば、そのような変換信号は、音声入力端子で受付けるに問題が生じないものとなる。
なお、変換手段は、分周回路等の周波数を小さくする回路と、逓倍回路等の周波数を大きくする回路のいずれかと、振幅変調回路、周波数変調回路、位相変調回路の少なくともいずれかを含んでいても構わない。
センサ装置が有するセンサは、適当な対象物の何らかの性状をセンシングするものであれば、対象物及びそのセンシングの対象は特には問わない。例えば、前記センサは、前記対象物の水分、心臓の電気信号、脈波、電圧、弾力、油分、粘弾性、成分のいずれかをセンシングするものであっても良い。
この場合、センシングの対象が水分であれば、センサシステムは水分計となり、センシングの対象が心臓の電気信号であれば、センサシステムは心電計となり、センシングの対象が脈波であれば、センサシステムは脈波計となり、センシングの対象が電圧であれば、センサシステムは電圧計となり、センシングの対象が弾力であれば、センサシステムは弾力計となり、センシングの対象が油分であれば、センサシステムは油分計となり、センシングの対象が粘弾性であればセンサシステムは粘弾性計となり、センシングの対象が成分であれば、センサシステムは成分計となる。
センシングの対象となる「成分」は、例えば、食品や、水の中の塩分、糖分等である。もっとも、「成分」はこれには限られず、いわゆる成分分析の対象となりうるものであれば、センシングの対象となる「成分」となりうる。
センサ自体には、上述の対象をセンシングするために用いられている公知なものを使用することができる。
本願出願人は、以下のセンサシステムをも提案する。
本願のセンサシステムの一例は、給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子を備えた情報処理装置と、前記情報処理装置の前記音声入力端子に接続して用いられるセンサ装置とを組合せてなるものであり、対象物の何らかの性状をセンシングするセンサシステムである。
このセンサシステムの前記センサ装置は、対象物の何らかの性状をセンシングし出力信号を生成するセンサと、前記センサからの出力信号を、前記音声入力端子で受付ることが予定された周波数帯域の信号である変換信号に変換する変換手段と、前記音声入力端子と接続可能であり、それが前記音声入力端子に接続されたときに、前記出力信号を前記音声入力端子に出力する、出力端子と、前記出力端子が前記音声入力端子に接続されたときに、前記給電端子と接続されて、前記給電端子から給電を受けるようになっている受電端子と、を備えており、前記センサと、前記変換手段とのうちの必要なものは、前記受電端子から給電を受けるようになっている。
このセンサシステムによっても、上述したセンサ装置で説明したのと同様の作用効果を得ることができる。
本願のセンサシステムに含まれる、或いは本願のセンサ装置と組合せてセンサシステムを構成する情報処理装置は、給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子を備えた情報処理装置であれば、特に制限はない。前記情報処理装置は、例えば、携帯できるものであり、特には、スマートフォンその他の携帯電話であったり、音楽プレーヤであったりする場合がある。
本願発明者は、また、上述したセンサ装置との組合せにより、対象物の何らかの性状をセンシングするセンサシステムを構成するものであり、給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子を備えた情報処理装置をも提案する。
その情報処理装置の前記音声入力端子は、予定された周波数帯域の信号を、前記センサ装置の前記出力端子から受付けるものとされ、且つその情報処理装置の前記給電端子は、前記センサ装置の前記受電端子に給電を行うようにされているとともに、画像の表示を行うディスプレイと、前記音声入力端子を介して受付けた前記変換信号に基いて、前記センサ装置の前記センサがセンシングした対象物の性状についての表示を、前記ディスプレイに行う制御手段と、を備えている。
情報処理装置のディスプレイを、センシングの結果についての表示、つまり、センシングした対象物の性状についての表示に用いることで、上述のセンサシステムを従来のセンサ装置と同様に用いることができるようになる。
本願発明者は、また、上述のセンサ装置との組合せにより、対象物の何らかの性状をセンシングするセンサシステムを構成するものであり、給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子を備えた情報処理装置として、前記音声入力端子は、予定された周波数帯域の信号を、前記センサ装置の前記出力端子から受付けるものとされ、且つ前記給電端子は、前記センサ装置の前記受電端子に給電を行うようにされているとともに、前記音声入力端子を介して受付けた前記変換信号に基いて、前記センサ装置の前記センサがセンシングした対象物の性状についてのデータを記録手段に記録する制御手段を備えている、情報処理装置をも提案する。
このような情報処理装置は、センシングした対象物の性状についてのデータを記録するものとして用いることができる。記録されたデータは、その情報処理装置か、或いはそのデータを何らかの方法で受付けた他の装置で後に利用される。これにより、センシングした対象物の性状を事後的に確認することが可能になる。
本願発明者は、また、一般的な情報処理装置を、上述したセンサ装置との組合せにより対象物の何らかの性状をセンシングするセンサシステムを構成するものとして機能させるためのコンピュータプログラムをも提案する。
そのコンピュータプログラムは、例えば、上述したセンサ装置との組合せにより、対象物の何らかの性状をセンシングするセンサシステムを構成するものであり、給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子を備えた情報処理装置であり、前記音声入力端子は、予定された周波数帯域の信号を、前記センサ装置の前記出力端子から受付けるものとされ、且つ前記給電端子は、前記センサ装置の前記受電端子に給電を行うようにされているとともに、画像の表示を行うディスプレイ、を備えているもの、の制御手段に、前記音声入力端子を介して受付けた前記変換信号に基いて、前記センサ装置の前記センサがセンシングした対象物の性状についての表示を、前記ディスプレイに行わせる処理、を実行させるための、コンピュータプログラムである。
このようなコンピュータプログラムを用いることにより、一般的な、或いは汎用の情報処理装置を、ハードウエアの変更なしに、センサシステムの一部を構成する、センシングした対象物の性状についての表示を行える情報処理装置として機能させられるようになる。
そのプログラムは、また例えば、上述のセンサ装置との組合せにより、対象物の何らかの性状をセンシングするセンサシステムを構成するものであり、給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子を備えた情報処理装置であって、前記音声入力端子は、予定された周波数帯域の信号を、前記センサ装置の前記出力端子から受付けるものとされ、且つ前記給電端子は、前記センサ装置の前記受電端子に給電を行うようにされているとともに、記録手段を備えているもの、の制御手段に、前記音声入力端子を介して受付けた前記変換信号に基いて、前記センサ装置の前記センサがセンシングした対象物の性状についてのデータを前記記録手段に記録する処理、を実行させるためのコンピュータプログラムである。
このようなコンピュータプログラムを用いることにより、一般的な、或いは汎用の情報処理装置を、ハードウエアの変更なしに、センサシステムの一部を構成する、センシングした対象物の性状についてのデータを記録する情報処理装置として機能させられるようになる。
本発明の情報処理装置の全体の構成を概略的に示す斜視図。 図1に示した情報処理装置のハードウエア構成を示す図。 図1に示した情報処理装置の内部に形成される機能ブロックを示すブロック図。 図1に示した情報処理装置と、第1センサ装置を組合せてなるセンサシステムを示す斜視図。 図4に示した第1センサ装置の内部構成を概略的に示す図。 図1に示した情報処理装置と、第1センサ装置を組合せてなるセンサシステムの使用時の状態を示す図。 第2センサ装置の全体構成を示す斜視図。 第6センサ装置の全体構成を示す斜視図。 第7センサ装置の全体構成を示す斜視図。 第7センサ装置と組合せてセンサシステムをなす情報処理装置の内部に生成される機能ブロックを示すブロック図。 第8センサ装置の全体構成を示す斜視図。
以下、本発明の実施形態を、それらの組合せによりセンサシステムをなす情報処理装置とセンサ装置について、順に説明する。なお、センサ装置については、複数種類のセンサ装置について説明するが、各センサ装置は、特に断りの無い限り、以下に説明する1種類の情報処理装置との組合せで、センサシステムをなすことができる。
≪情報処理装置≫
図1に、この実施形態のセンサ装置との組合せによりセンサシステムをなす情報処理装置100の一例を示す。これには限られないが、この情報処理装置100は、携帯可能なものであり、例えば、Apple Japan合同会社が製造、販売を行うiPod Touch(商標)等の音楽プレーヤでも良いが、より詳しくは携帯電話である。情報処理装置100は、より詳しくはスマートフォンであってもよく、この実施形態の情報処理装置100は、スマートフォンとされている。スマートフォンの例としては、Apple Japan合同会社が製造、販売を行うiPhone 5(商標)を挙げることができる。
情報処理装置100は、片手で把持できる程度の大きさに構成された、この限りではないが、この実施形態では薄い略直方体形状とされた筐体101を備えている。その筐体101の一方の面には、ディスプレイ102が設けられている。ディスプレイ102は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等により構成できるが公知のもので良い。
筐体101の、これには限られないがこの実施形態ではその上面には、穴状の音声入力端子103が設けられている。音声入力端子103は、給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型のものであり、極普通に普及しているものと同様の構造が採用されている。給電端子の構成も極一般的なものであるので、図示、説明とも省略する。
音声入力端子103は、予定された周波数帯域の信号の入力を受付けられるようになっている。これには限られないが、この実施形態における音声入力端子103が受付け可能な信号の周波数帯域は、そのハードウエア構成的に、人間の可聴域の周波数と略一致しており、凡そ20Hz〜20000Hzである。
筐体101のディスプレイ102が設けられている側の面には、情報処理装置100の操作のための情報の入力を行うための操作ボタン104が設けられている。操作ボタン104は、情報の入力を行える限り、テンキー等の他の構成が採用されても構わない。この実施形態の情報処理装置100は、ディスプレイ102がタッチパネルになっておりそこからの入力が可能であるため、操作ボタン104は簡素な構成となっている。
筐体101内には、図2に示したような構成のハードウエアが内蔵されている。筐体101に内蔵されるハードウエアは、CPU110A、ROM110B、RAM110C、インターフェイス110D、及びこれらを互いに接続するバス110Eである。
CPU110Aは、演算を行う演算装置である。CPU110Aは、例えば、ROM110Bに記録されたプログラムを実行することにより、後述する処理を実行する。なお、情報処理装置100は、通話機能、電子メール機能等のスマートフォンが通常行える様々な機能を実行するものであっても良いし、この実施形態の情報処理装置100もそのようなものであるが、ここでいうプログラムは、本願発明のセンサシステムの一部を構成する情報処理装置としてこの情報処理装置100を機能させるためのプログラムである。様々な機能の実行のために、情報処理装置100には他のプログラムがもちろんインストールされているが、ここでは、本願発明のセンサシステムの一部を構成する情報処理装置としてこの情報処理装置100を機能させるためのプログラムに絞って話をする。このプログラムは、情報処理装置100にプリインストールされていたものであっても良いし、事後的にインストールされたものであっても良い。このプログラムの情報処理装置100へのインストールは、メモリカード等の所定の記録媒体を介して行なわれても良いし、LAN或いはインターネットなどの通信回線を介して行なわれても構わない。
ROM110Bは、CPU110Aが後述する処理を実行するために必要なプログラムやデータを記録している。RAM110Cは、CPU110Aが処理を行うために必要なワーク領域を提供する。また、RAM110Cには、CPU110Aが処理を行った結果生成されたデータが記録されうる。
インターフェイス110Dは、バス110Eで接続されたCPU110AやRAM110C等と外部との間でデータのやり取りを行うものである。インターフェイス110Dには、上述の音声入力端子103が接続されており、また、ディスプレイ102と、操作ボタン104が接続されている。インターフェイス110Dは、音声入力端子103から後述する変換信号を受取り、ディスプレイ102に後述する画像データを送り、ディスプレイ102と操作ボタン104から後述する操作信号を受取るようになっている。
CPU110Aがプログラムを実行することにより、情報処理装置100内には、図3で示されたような機能ブロックが生成される。なお、以下の機能ブロックは、上述のプログラム単体の機能により生成されていても良いが、上述のプログラムと、情報処理装置100にインストールされたOSその他のプログラムとの協働により生成されても良い。
情報処理装置100内に生成される機能ブロックは、操作信号解析部112A、制御部112B、変換信号解析部112C、及びディスプレイ制御部112Dである。
操作信号解析部112Aは、タッチパネルとしてのディスプレイ102と操作ボタン104から入力される操作信号を解析する機能を有する。解析された操作信号の内容は、制御部112Bに送られるようになっている。
制御部112Bは、情報処理装置100が、センサシステムの一部として機能している場合に、情報処理装置100の制御を行う機能を有している。制御部112Bが行う制御は、操作信号解析部112Aから送られた操作信号の内容に従って実行されるようになっている。
制御部112Bは制御信号を生成してそれを、変換信号解析部112C、及びディスプレイ制御部112Dに送るようになっている。変換信号解析部112C、及びディスプレイ制御部112Dは、受付けた制御信号に基いて以下の処理を行うようになっている。
変換信号解析部112Cは、インターフェイス110Dから受付けた後述する変換信号の内容を解析する。変換信号解析部112Cはその処理を、制御部112Bからの指示があったら開始するようになっている。変換信号解析部112Cは、変換信号がこのようなものであれば、対象物の性状が○○である(例えば、変換信号がセンシングの対象となる対象物の水分を計測するものであれば、水分が○○%である)ということを一意に決定できるようになっている。かかる決定は、変換信号と対象物の性状とを一対一で関係付けたルックアップテーブルを用いて行なっても良いし、何らかのアルゴリズムによる演算によって行なってもよい。変換信号は、後述のように、出力信号に対して、周波数帯域を上げる、周波数帯域を下げる、変調する等の変換を行ったものであるが、変換信号解析部112Cは、それを変換前の出力信号に戻してから上述の一意の決定を行なってもよい。いずれにせよ、変換信号解析部112Cは、その変換信号解析部112Cが含まれる情報処理装置100と対になったセンサ装置から送られてくる変換信号の解析と、上述の一意の決定を行えるようになっている。変換信号解析部112Cによって解析された、対象物の性状についてのデータは、ディスプレイ制御部112Dに送られるようになっている。
ディスプレイ制御部112Dは、制御部112Bから送られてきた制御信号による指示に応じて、ディスプレイ102に表示する画像についての画像データを生成する。画像データによりディスプレイ102に表示される画像は、動画の場合もあるし、静止画の場合もある。制御部112Bから送られてくる制御信号は、変換信号解析部112Cで解析された対象物の性状についてのデータを、ディスプレイ102に表示せよ、或いは表示を中止せよ、という指示にかかる場合もあるし、動画、静止画の切換えを求めるものである場合もある。例えば、変換信号解析部112Cで解析された対象物の性状についてのデータが刻々と変化するのであれば、制御部112Bは、対象物の性状についてのデータによって示される対象物の性状を刻々と変化させるように動画でディスプレイ102に表示せよとディスプレイ制御部112Dに指示するものである場合もあるし、操作信号で指示された所定のタイミングにおける対象物の性状のみをディスプレイ102に表示せよとディスプレイ制御部112Dに指示するものである場合もある。いずれにせよ、ディスプレイ制御部112Dはディスプレイ102に表示させる画像についての画像信号を生成し、それをインターフェイス110Dを介してディスプレイ102に送るようになっている。
≪センサ装置≫
次に、上述の情報処理装置100との組合せによりセンサシステムをなすセンサ装置の構成について説明する。以下に例示するセンサ装置は、8つである。それらを便宜上第1センサ装置〜第8センサ装置と呼ぶこととし、それらについて順に説明していく。
なお、各センサ装置は後述するように、センサと、変換回路と、電源回路と、出力端子(及び受電端子)と、を備えている点については変わらない。各センサ装置で異なるのは基本的には、センサの種類と変換回路の若干の構成のみである。各センサ装置の説明では、共通する部分には共通の符号を用いることとし、共通する説明は場合により省略するものとする。
<第1センサ装置>
図4に、情報処理装置100と、第1センサ装置210を示す。第1センサ装置210が、情報処理装置100との組合せにより構成するセンサシステムは、水分計である。
第1センサ装置210は、かならずしもこの限りではないがこの実施形態では筒状、より詳細には円筒形状とされた本体部211と、その一端側に設けられた円板状の水分センサ212と、その他端側に設けられた出力端子213とを備えている。
水分センサ212は、対象物に含まれる水分を検出するセンサである。水分センサ212は、対象物に含まれる水分を検出し、対象物に含まれる水分についての信号である出力信号を生成するようになっている。水分センサ212は、公知のものを用いることができ、この実施形態では、これには限られないが、対象物に含まれる水分を体積比で検出するものであり、その平面に構成された水分センサ212の表面を肌に押し当てることにより、肌の水分を検出するのに好適なものとなっている。
出力端子213は、周知の構成を採用しており、穴状の音声入力端子103に挿入できるような棒状の形状となっている。出力端子213はそれが音声入力端子103に挿入された状態で音声入力端子103に接続されるようになっている。その状態で、出力端子213は、音声入力端子103に後述の変換信号を出力できるようになっている。出力端子213には、受電端子が設けられている。受電端子の構成は周知のものであるので、その図示、説明ともに省略する。
本体部211の内部構成を、図5の概略的な断面図に示す。
本体部211は上述のように円筒形状であり、その両端は封止されている。本体部211の中は中空であり、そこには変換回路214と、電源回路215が設けられている。
変換回路214は、接続線212A、212Bを介して、水分センサ212と出力端子213とに接続されている。変換回路214は、水分センサ212が出力した出力信号を信号線212Aを介して受取り、それを変換信号に変換してから、出力端子213に出力するようになっている。
電源回路215は、出力端子213の図示せぬ受電端子と信号線215Aで接続されている。電源回路215は、受電端子から接続線215Aを介して受付けた電力を、必要に応じて、水分センサ212、及び変換回路214に送るようになっている。この実施形態では、電源回路215は、水分センサ212と、変換回路214の双方に電力を送るようになっている。それが可能なように、この実施形態における電源回路215は、接続線215Bで水分センサ212と、接続線215Cで変換回路214と接続されている。水分センサ212が電力を必要としないのであれば、接続線215Bは省略できる。接続線215Cも同様である。
音声入力端子103は、上述のように、それが受付けることのできる信号の周波数帯域が制限されている。変換回路214は、基本的に、水分センサ212が生成した出力信号の周波数帯域を、音声入力端子103が受付けることのできる周波数帯域に収めるように変換する機能を有している。つまり、変換回路214によって出力信号が変換されたものである変換信号は、信号線212B、出力端子213を介して、音声入力端子103が受付けることのできるものとなっている。
変換回路214は、出力信号の周波数を小さくする回路、例えば分周回路を含んでいても良い。変換回路214は、また、出力信号の周波数を大きくする回路、例えば逓倍回路を含んでいても良い。変換回路214がこれらの回路を含んでいる場合には、出力信号は単純に、周波数を減らされるか、或いは周波数を増やされることにより、変換信号となる。
また、変換回路214は、出力信号に変調を生じさせるような回路を含んでいても構わない。その場合、変換回路214は、出力信号を変調信号とし、変換信号の周波数帯域が音声入力端子103が受付けることのできる周波数帯域に収まる適当な周波数の搬送波を用いて変換を行い、被変調信号としての変換信号を得ることになる。変換回路214が行う変調は、振幅変調、周波数変調、位相変調のいずれでも構わない。つまり、変換回路214は、出力信号に振幅変調を生じさせる振幅変調回路(例えば、AM変調回路として知られている。)、出力信号に周波数変調を生じさせる周波数変調回路(例えば、FM変調回路として知られている。)、出力信号に位相変調を生じさせる位相変調回路(例えば、PM変調回路として知られている。)の少なくともいずれかを含んでいてもよい。
変換回路214が、分周回路等の出力信号の周波数を小さくする回路、逓倍回路等の出力信号の周波数を大きくする回路、AM変調回路等の出力信号に振幅変調を生じさせる振幅変調回路、FM変調回路等の出力信号に周波数変調を生じさせる周波数変調回路、PM変調回路等の出力信号に位相変調を生じさせる位相変調回路のいずれを含むかは、水分センサ212の出力信号の周波数帯域の大小、出力信号がそもそも変調信号であるか否か、センサシステムを用いたセンシングで応答性能の良さがどの程度求められるか、センシングの精度がどの程度求められるかなどの事情に応じて、適当に選択すれば良い。上記3種類の変調回路は、2種類以上組合せられても構わない。
例えば、水分センサ212の出力信号の周波数帯域が音声入力端子103が受付けられる周波数帯域よりも相対的に高い場合には、分周回路等の出力信号の周波数を小さくする回路を用いて、その周波数帯域を下げれば良い。逆に、水分センサ212の出力信号の周波数帯域が音声入力端子103が受付けられる周波数帯域よりも相対的に低い場合には、逓倍回路等の出力信号の周波数を大きくする回路を用いて、その周波数帯域を上げれば良い。
また、一般に、振幅変調回路を用いれば、センシングの精度ないし分解能は下がるが、占有帯域幅を小さくすることができる。周波数変調回路を用いれば、応答性は悪くなるが、センシングの精度ないし分解能は上がる。変換信号の占有帯域幅を狭くしたいという事情があれば、位相変調回路を用いるのが良い。そのようなことを考慮して、上述の3つの変調回路のいずれを用いるか決定することができる。もっとも、出力信号が変調信号である場合には、変調回路を使わなければならない理由は大きくないかもしれない。
以上で述べた変調は主に、アナログ変調に関するものであったが、変調は、アナログ変調に限らず、デジタル変調、或いはパルス変調であってもよい。デジタル変調としては、位相偏移変調 (例えば、PSKとして知られる。)、周波数偏移変調(例えば、FSKとして知られる。)、振幅偏移変調(例えば、ASKとして知られる。)、直角位相振幅変調(例えば、QAMとして知られる。)を用いることができる。パルス変調としては、例えば、パルス符号変調(PCM)、パルス幅変調(PWM)、パルス振幅変調(PAM)、パルス位置変調(PPM)、パルス密度変調(PDM)を用いることができる。
必要に応じて、アナログデジタル変換器、又はデジタルアナログ変換器を変換回路に設けることももちろん適宜行ってよい。変換信号は、アナログ信号でもデジタル信号でも良い。
以上で説明した回路はすべて公知或いは周知であるから、それぞれについての詳しい説明は省略する。
次に、情報処理装置100と、第1センサ装置210の組合せにより構成されるセンサシステムの使用方法、動作について説明する。
かかるセンサシステムを構成するために、ユーザは、第1センサ装置200の出力端子213を情報処理装置100の音声入力端子103に挿す。すると、音声入力端子103と出力端子213が導通するとともに、音声入力端子103の給電端子と、出力端子213の受電端子が導通する。
受電端子が給電端子から得た電力は、電源回路215から、水分センサ212と変換回路214に供給される。それにより水分センサ212と変換回路214は駆動できるようになる。
次に、ユーザは、情報処理装置100のディスプレイ102にタッチするなどして、情報処理装置100内の、この情報処理装置100をセンサシステムの一部として機能させるためのプログラムを立ち上げる。これにより、図3に示した機能ブロックが情報処理装置100の中に生成される。
次に、ユーザは、第1センサ装置210の水分センサ212を水分量を調べたい肌(例えば、頬の肌)に押し当てる。
すると、水分センサ212が対象物たる肌の水分量を感知する。水分センサ212は、水分量を示す信号である出力信号を生成する。出力信号は、信号線212Aを介して変換回路214に送られ、変換回路214で変換され変換信号となる。変換信号は、信号線212Bを経て出力端子213に至り、出力端子213にから音声入力端子103を経て、変換信号解析部112Cに受取られる。
変換信号解析部112Cは受付けた変換信号の内容を解析し、変換信号が示す肌の水分量を一意に決定する。変換信号解析部112Cは、その内容をディスプレイ制御部112Dに送る。
ディスプレイ制御部112Dは、その内容に応じた画像をディスプレイ102に表示させるための画像データを生成して、その画像データをディスプレイ102に送る。その内容は、例えば、肌の水分量を示す数値だけでも構わないが、肌の水分量を示す数値に加え、現在の肌の状態を説明するテキストや絵、或いは肌の状態を改善するためのアドバイスに関するテキストや絵を含むものであってもよい。
情報処理装置100と第1センサ装置210とが組み合された水分計として機能するセンサシステムの状態、及びディスプレイ102に表示される画像の一例を図6に示す。上述のアドバイスに関する、「保湿クリームならこれ!」の文言に、具体的な保湿クリームの販売を行なっているインターネットサイトへのリンクを埋め込んでおくなどし、それをユーザがクリックしたら自動的に情報処理装置100が元々備えているブラウザが立ち上がり、リンク先のインターネットサイトにユーザを自動的に誘導できるような仕組みを設けておくことももちろん可能である。
<第2センサ装置>
第2センサ装置が情報処理装置100との組合せにより構成するセンサシステムは、油分計である。
第2センサ装置は、第1センサ装置210と殆ど同じ構成とすることができる。唯一異なるのは、第1センサ装置210で水分センサ212とされていた部分が油分センサに置き換えられているという点である。油分センサは公知のものを用いることができる。
油分センサは、例えば、肌の油分を測定するものであっても良いし、食品中の油分を測定するものであっても良い。食品中の油分を測定するのであれば、油分センサは、上述の水分センサ212のように本体部211の一端に直接取付けられるのではなく、その内部に信号線212Aが入った所定長さのコードを介して、本体部211に取付けられていても良い。測定の対象に合わせたセンサ部分の設計変更は、当業者なら適宜行えるはずである。
コード221を介して油分センサ222が本体部211に取付けられた第2センサ装置220を、図7に示す。
情報処理装置100と、第2センサ装置220の組合せにより構成される、全体として油分計として機能するセンサシステムの使用方法、動作は、水分計として機能する上述のセンサシステムの場合と同様である。
なお、全体として油分計として機能するセンサシステムの一部として情報処理装置100を機能させるためのプログラムは、全体として水分計として機能するセンサシステムの一部として情報処理装置100を機能させるための上述のプログラムと同じでも良いし、異なるものであってもよい。
第1センサ装置210と第2センサ装置220それぞれ用の専用のプログラムを準備しておくこともできるし、プログラムをこれらに共通のものとすることも可能である。後者の場合には、音声入力端子103にその出力端子213を挿されたセンサ装置が第1センサ装置210であるか第2センサ装置220であるかを認識する公知の仕組みをそのプログラムにより生成される機能ブロックの例えば制御部112Bが備えていれば良い。なお、この事情は、第3センサ装置以下のセンサ装置にも妥当する。
<第3センサ装置>
第3センサ装置が情報処理装置100との組合せにより構成するセンサシステムは、成分計である。
第3センサ装置は、第1センサ装置210と殆ど同じ構成とすることができる。唯一異なるのは、第1センサ装置210で水分センサ212とされていた部分が成分センサに置き換えられているという点である。成分センサは、具体的には、例えば、塩分センサ、或いは糖分センサであり、食品に含まれる塩分又は糖分の量を検知できるようなものとなっている。成分センサは公知のものを用いることができる。
成分センサは、上述のように、食品中の塩分又は糖分を測定するものであるため、第2センサ装置220の場合と同様に、所定長さのコードを介して、本体部211に取付けられる構成を採用するのが好ましいと考えられる。
情報処理装置100と、第3センサ装置の組合せにより構成される、全体として成分計として機能するセンサシステムの使用方法、動作は、水分計として機能する上述のセンサシステムの場合と同様である。
<第4センサ装置>
第4センサ装置が情報処理装置100との組合せにより構成するセンサシステムは、弾性計である。
第4センサ装置は、第1センサ装置210と殆ど同じ構成とすることができる。唯一異なるのは、第1センサ装置210で水分センサ212とされていた部分が弾性センサに置き換えられているという点である。弾性センサは、対象物の表面の弾性を測定するものであり、公知のものを用いることができる。
情報処理装置100と、第4センサ装置の組合せにより構成される、全体として弾性計として機能するセンサシステムの使用方法、動作は、水分計として機能する上述のセンサシステムの場合と同様である。
<第5センサ装置>
第5センサ装置が情報処理装置100との組合せにより構成するセンサシステムは、粘弾性計である。
第5センサ装置は、第1センサ装置210と殆ど同じ構成とすることができる。唯一異なるのは、第1センサ装置210で水分センサ212とされていた部分が粘弾性センサに置き換えられているという点である。粘弾性センサは、対象物の粘弾性を測定するものであり、公知のものを用いることができる。
情報処理装置100と、第5センサ装置の組合せにより構成される、全体として粘弾性計として機能するセンサシステムの使用方法、動作は、水分計として機能する上述のセンサシステムの場合と同様である。
<第6センサ装置>
第6センサ装置が情報処理装置100との組合せにより構成するセンサシステムは、電圧計である。
第6センサ装置は、第1センサ装置210と殆ど同じ構成とすることができる。唯一異なるのは、第1センサ装置210で水分センサ212とされていた部分が電圧センサに置き換えられているという点である。電圧センサは、対象物の2点間の電位差を測定するものであり、公知のものを用いることができる。
第6センサ装置260の一例を、図8に示す。
第6センサ装置260は、第1センサ装置210と同様の本体部211と出力端子213とを備えている。また、第6センサ装置260は、上述したように、電圧センサ261を備えている。電圧センサ261は、電圧センサ261に一体に設けられた円板状の第1電極262と、電圧センサ261とコード263によって接続された第2電極264とを備えている。これには限られないが、第2電極264は棒状、より詳しくは断面円形の棒状とされている。
電圧センサ261は、第1電極262と、第2電極264との間の電位差を測定するようなものとなっている。
情報処理装置100と、第6センサ装置の組合せにより構成される、全体として電圧計として機能するセンサシステムの使用方法、動作は、水分計として機能する上述のセンサシステムの場合と概ね同様である。
このセンサシステムを使用する場合、例えば、電池の電圧がどの程度かということを計測する場合には、電池Bのプラス極とマイナス極の一方を、図8の二点鎖線で示したように第1電極262に、他方を第2電極264にそれぞれ当接させる。それにより、電圧センサ261は、計測された電圧に応じた出力信号を生成する。以後の処理は、水分計として機能する上述のセンサシステムの場合と同様である。
なお、棒状の第2電極264は、当然に導電性を有するので、静電容量方式タッチパネルに対するタッチペンとして使用することも可能である。
<第7センサ装置>
第7センサ装置が情報処理装置100との組合せにより構成するセンサシステムは、脈波計である。
第7センサ装置は、第1センサ装置210と殆ど同じ構成とすることができる。唯一異なるのは、第1センサ装置210で水分センサ212とされていた部分が脈波センサに置き換えられているという点である。脈波センサは、ユーザの脈波を測定するものであり、公知のものを用いることができる。測定の対象となる脈波は、速度脈波でも加速度脈波でも構わない。
脈波を測定する脈波測定部又は脈波センサは、その場合、第2センサ装置220の場合と同様に、コードの先端に設けられる。
情報処理装置100と、第7センサ装置の組合せにより構成される、全体として脈波計として機能するセンサシステムの使用方法、動作は、水分計として機能する上述のセンサシステムの場合と同様である。
また、第7センサ装置は、脈波測定部乃至脈波センサを2つ備えていても良い。図9に、脈波センサ271に、2つの脈波測定部272がコード273を介して接続された第7センサ装置270の例を示す。
2つの脈波測定部272は、ユーザの体の異なる部位の2箇所(例えば、頸動脈と大腿動脈の近辺)に取付けられる。それにより脈波センサ271はユーザの体の異なる2箇所における脈波を検出する。それにより、第7センサ装置270が情報処理装置100との組合せにより構成するセンサシステムは、単なる脈波計ではなく、脈波伝播速度計となる。つまり、第7センサ装置270と情報処理装置100とを組合せたセンサシステムは、2箇所における脈波の時間的なずれを測定することにより、血管内を伝わる脈波の速さである脈波伝播速度を求めることができるものとなる。脈波伝播速度を求めることにより、動脈硬化の有無、程度を診断することができる。
第7センサ装置270と情報処理装置100とを組合せたセンサシステムが脈波伝播速度計として機能することにより、動脈硬化の診断を簡易に行えるようになる。
第7センサ装置270と情報処理装置100とを組合せたセンサシステムが脈波伝播速度計である場合には、情報処理装置100のCPU110Aがプログラムを実行することによって情報処理装置100内に生成される機能ブロックは、以下のようなものであっても良い。
それは、既に説明した機能ブロックに、図10に示したように、記録部112Eが追加されたものである。この場合、変換信号解析部112Cが解析することによって得られた脈波伝播速度を一意に決定した情報は、ディスプレイ制御部112Dのみならず記録部112Eにも伝えられる。記録部112Eは、RAM110Cの一部、或いは情報処理装置100が備える他の記録媒体、或いは情報処理装置100に着脱自在に接続された可搬の記録媒体により実現される。
ディスプレイ制御部112Dは、脈波伝播速度に関する情報をディスプレイ102に表示する画像についての画像データを生成し、それをディスプレイ102に送るようになっている。記録部112Eは、脈波伝播速度に関する情報を記録する。なお、この場合には、ディスプレイ102での表示は省略してもよい。
情報処理装置100と、第7センサ装置の組合せにより構成される、全体として脈波伝播速度計として機能するセンサシステムの使用方法、動作は、水分計として機能する上述のセンサシステムの場合と略同様である。
ただし、記録部112Eが記録した脈波伝播速度に関する情報は以下のように利用することができる。記録部112Eに記録された情報は、情報処理装置100から読み出されることにより、或いは、情報処理装置100が元々備える通信機能を用いて伝送されることにより、或いは情報処理装置100が元々備える電子メール機能を用いて電子メールに添付して送られることにより、或いは上述の可搬の記録媒体ごと引き渡されることにより、医師等に渡される。それにより、医師は、事後的に、ユーザの動脈硬化についての診断を行う。
<第8センサ装置>
第8センサ装置が情報処理装置100との組合せにより構成するセンサシステムは、心電計である。
第8センサ装置は、第1センサ装置210と殆ど同じ構成とすることができる。唯一異なるのは、第1センサ装置210で水分センサ212とされていた部分が心臓の電気信号を検出するセンサである心電センサに置き換えられているという点である。心電センサは、ユーザの心臓の電気信号を測定するものであり、公知のものを用いることができる。
ユーザの心臓の電気信号を拾うための電極は、脈波測定部を2つ備えた第7センサ装置270の場合と同様に複数、例えば3つ備えられる。図11に示したように、第8センサ装置280における心電センサ281は、ケーブル282を介して心電センサ部283に接続されている。心電センサ部283は、板状の電極ベース283Aに、板状の3つの電極体283Bを取付けて構成されている。電極体283Bにはそれぞれ、電極283Cが取付けられている。各電極283Cは、ケーブル282を介して、心電センサ281に接続されるようになっている。このような構成により、心電センサ281は、3つの電極283Cから受取ったユーザの心臓の電気信号に応じた出力信号を出力するようになっている。
また、この場合には、情報処理装置100のCPU110Aがプログラムを実行することによって情報処理装置100内に生成される機能ブロックは、脈波電波速度計として機能する上述のセンサシステムの場合と同様に記録部112Eを備えている。記録部112Eには、変換信号解析部112Cが解析することによって得られたユーザの心臓の電気信号についての情報が記録されるようになっている。
情報処理装置100と、第8センサ装置280の組合せにより構成される、全体として心電計として機能するセンサシステムの使用方法、動作は、脈波伝播速度計として機能する上述のセンサシステムの場合と略同様である。
ユーザは、自ら、或いは他人の手を借りて、心電センサ部283を心臓の近辺の所定の位置に固定する。心電センサ部283は複数の電極283Cの相対的な位置関係を一定の範囲に調整するものなので、電極283Cを心臓に対して所望の位置に取付けるのは素人でも容易である。
その状態で例えば丸一日、ユーザは、心臓の電気信号についての情報をセンシングする。心臓の電気信号についての情報は、第7センサ装置270と情報処理装置100とを組合せたセンサシステムが脈波伝播速度計である場合と同様に、ディスプレイ102に表示され(これは省略されても良い。)、また、記録部112Eに記録される。
記録部112Eに記録された情報は、第7センサ装置270と情報処理装置100とを組合せたセンサシステムが脈波伝播速度計である場合と同様に、後に医師に引き渡され、ユーザが例えば不整脈を持つか否かの診断に利用される。
100 情報処理装置
101 筐体
102 ディスプレイ
103 音声入力端子
110A CPU
110B ROM
110C RAM
110D インターフェイス
110E バス
112A 操作信号解析部
112B 制御部
112C 変換信号解析部
112D ディスプレイ制御部
210 第1センサ装置
211 本体部
212 水分センサ
213 出力端子
214 変換回路
215 電源回路
220 第2センサ装置
222 油分センサ
260 第6センサ装置
261 電圧センサ
262 第1電極
264 第2電極
270 第7センサ装置
271 脈波センサ
272 脈波測定部
280 第8センサ装置
281 心電センサ
283 心電センサ部
283C 電極

Claims (10)

  1. 給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子を備えた情報処理装置の前記音声入力端子に接続して用いられるものであり、前記情報処理装置と一体となって対象物の何らかの性状をセンシングするセンサシステムを構成するセンサ装置であって、
    対象物の何らかの性状をセンシングし出力信号を生成するセンサと、
    前記センサからの出力信号を、前記音声入力端子で受付ることが予定された周波数帯域の信号である変換信号に変換する変換手段と、
    前記音声入力端子と接続可能であり、それが前記音声入力端子に接続されたときに、前記出力信号を前記音声入力端子に出力する、出力端子と、
    前記出力端子が前記音声入力端子に接続されたときに、前記給電端子と接続されて、前記給電端子から給電を受けるようになっている受電端子と、
    を備えており、
    前記センサと、前記変換手段とのうちの必要なものは、前記受電端子から給電を受けるようになっている、
    センサ装置。
  2. 前記変換手段は、前記出力信号の周波数を小さくする分周回路、又は前記出力信号の周波数を大きくする逓倍回路を含んでいる、
    請求項1記載のセンサ装置。
  3. 前記変換手段は、前記出力信号に振幅変調を生じさせる振幅変調回路、前記出力信号に周波数変調を生じさせる周波数変調回路、前記出力信号に位相変調を生じさせる位相変調回路の少なくともいずれかを含んでいる、
    請求項1記載のセンサ装置。
  4. 前記センサは、前記対象物の水分、心臓の電気信号、脈波、電圧、弾力、油分、粘弾性、成分のいずれかをセンシングする、
    請求項1記載のセンサ装置。
  5. 給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子を備えた情報処理装置と、前記情報処理装置の前記音声入力端子に接続して用いられるセンサ装置とを組合せてなるものであり、対象物の何らかの性状をセンシングするセンサシステムであって、
    前記センサ装置は、
    対象物の何らかの性状をセンシングし出力信号を生成するセンサと、
    前記センサからの出力信号を、前記音声入力端子で受付ることが予定された周波数帯域の信号である変換信号に変換する変換手段と、
    前記音声入力端子と接続可能であり、それが前記音声入力端子に接続されたときに、前記出力信号を前記音声入力端子に出力する、出力端子と、
    前記出力端子が前記音声入力端子に接続されたときに、前記給電端子と接続されて、前記給電端子から給電を受けるようになっている受電端子と、
    を備えており、
    前記センサと、前記変換手段とのうちの必要なものは、前記受電端子から給電を受けるようになっている、
    センサシステム。
  6. 前記情報処理装置は、スマートフォンである、
    請求項5記載のセンサシステム。
  7. 請求項1記載のセンサ装置との組合せにより、対象物の何らかの性状をセンシングするセンサシステムを構成するものであり、給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子を備えた情報処理装置であって、
    前記音声入力端子は、予定された周波数帯域の信号を、前記センサ装置の前記出力端子から受付けるものとされ、且つ前記給電端子は、前記センサ装置の前記受電端子に給電を行うようにされているとともに、
    画像の表示を行うディスプレイと、
    前記音声入力端子を介して受付けた前記変換信号に基いて、前記センサ装置の前記センサがセンシングした対象物の性状についての表示を、前記ディスプレイに行う制御手段と、
    を備えている、
    情報処理装置。
  8. 請求項1記載のセンサ装置との組合せにより、対象物の何らかの性状をセンシングするセンサシステムを構成するものであり、給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子を備えた情報処理装置であって、
    前記音声入力端子は、予定された周波数帯域の信号を、前記センサ装置の前記出力端子から受付けるものとされ、且つ前記給電端子は、前記センサ装置の前記受電端子に給電を行うようにされているとともに、
    前記音声入力端子を介して受付けた前記変換信号に基いて、前記センサ装置の前記センサがセンシングした対象物の性状についてのデータを記録手段に記録する制御手段を備えている、
    情報処理装置。
  9. 請求項1記載のセンサ装置との組合せにより、対象物の何らかの性状をセンシングするセンサシステムを構成するものであり、給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子を備えた情報処理装置であり、
    前記音声入力端子は、予定された周波数帯域の信号を、前記センサ装置の前記出力端子から受付けるものとされ、且つ前記給電端子は、前記センサ装置の前記受電端子に給電を行うようにされているとともに、
    画像の表示を行うディスプレイ、を備えているもの、の制御手段に、
    前記音声入力端子を介して受付けた前記変換信号に基いて、前記センサ装置の前記センサがセンシングした対象物の性状についての表示を、前記ディスプレイに行わせる処理、
    を実行させるための、
    コンピュータプログラム。
  10. 請求項1記載のセンサ装置との組合せにより、対象物の何らかの性状をセンシングするセンサシステムを構成するものであり、給電を行う給電端子を有するプラグインパワー型の音声入力端子を備えた情報処理装置であって、
    前記音声入力端子は、予定された周波数帯域の信号を、前記センサ装置の前記出力端子から受付けるものとされ、且つ前記給電端子は、前記センサ装置の前記受電端子に給電を行うようにされているとともに、
    記録手段を備えているもの、の制御手段に、
    前記音声入力端子を介して受付けた前記変換信号に基いて、前記センサ装置の前記センサがセンシングした対象物の性状についてのデータを前記記録手段に記録する処理、
    を実行させるための、
    コンピュータプログラム。
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