JP2014115275A - 内燃エンジン用の圧力測定プラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】すすの焼付き防止効果を有する燃焼圧センサを提供する。
【解決手段】圧力測定プラグは使用中の燃焼チャンバーに面するボディ先端部106と通路とを持つプラグボディ102と、外側の部分104A、内側の部分104Bおよび環状ダイヤグラム104Dを含むリング形状の感知構造104とを有し、プラグボディは外側の部分104Aに取付けられる。さらに圧力測定プラグは、円形状の薄膜105を含み、当該薄膜は、燃焼チャンバー内の過酷な環境から環状ダイヤグラム104Dを保護する封止を提供する。さらに圧力測定プラグは、円形状の薄膜105およびボディ先端部106により形成されたプラグチャンバー107を含み、ボディ先端部の通路は、プラグチャンバーと燃焼チャンバーとの間に開かれた接続を提供する。通路は、すすフィルタとして機能するチャネル構造の一部である。
【選択図】図2

Description

この発明は、内燃エンジンのシリンダーヘッドにプラグボディを搭載するための雄ねじ部(外側のねじ部)を含むプラグボディを有する内燃エンジン用の圧力測定プラグに関する。特に、この発明は、内燃エンジン用のピエゾ抵抗型圧力測定プラグに関する。
内燃エンジン用の圧力測定プラグは、特許文献1によりにより知られている。圧力測定プラグは、プラグボディ、環状の感知構造と円形状の薄膜(メンブラン)を含む。プラグボディは、内燃エンジンのシリンダーヘッドにプラグボディを搭載するための雄ネジ部と、使用時に燃焼チャンバーに面するボディ先端部とを含む。環状の感知構造は、外側の部分、内側の部分、および環状のダイヤグラムを含む。プラグボディは、外側の部分に取付けられる。環状の感知構造は、ダイヤグラムの変形により、環状の感知構造のシリンダー軸に沿って内側の部分を外側の部分に対し相対的に移動させる。感知構造に取付けられた歪みゲージは、感知構造の変形を検出する。その変形は、圧力測定プラグに作用する圧力と関係を持つ。
円形状の薄膜は、外側の部分に結合された外側の部分と、内側の部分に結合された内側の部分とを含む。その薄膜は、燃焼チャンバー内の過酷な環境から環状のダイヤグラムを保護する封止を提供する。
円形状の薄膜とボディ先端部は、チャンバーを形成する。ボディ先端部の通路は、プラグチャンバーと燃焼チャンバーとの間に開いた接続を提供する。このような方法で、燃焼チャンバーの圧力は、円形状の薄膜と環状の感知構造の内側の部分とに作用し得る。
将来、ディーゼルとオットーエンジン用の前進的な燃焼戦略は、全体のエンジンサイクル(圧縮−燃焼−排気サイクル)の間の各燃焼シリンダーからの正確な圧力フィードバックの存在に依存する。これらの戦略は、予混合圧縮着火(HCCI)燃焼を含んでもよいし、含まなくてもよく、高速でありかつ正確な応答を必要とする高圧力開放比率(high pressure release rates)になり得る。
EP2444786A1号公報
センサの寿命中の感知信号の正確さは、正確な閉ループの燃焼戦略に必須である。その感知信号のドリフトは、円形状の薄膜へのすすの堆積により発生することが知られている。堆積したすすは、圧力変化の感度を減らし、その結果として、信号の損失となる。すすの層は、その円形状の薄膜の機械特性を変化させ、内側の部分を経由する、歪みゲージの形で荷重を測定する要素が位置された感知構造のダイヤグラムへの力の伝達を減少させる。すすは、恒久的にそのセンサ特性を変化させ、それ故、エンジンの制御のための重要な耐久性と安定性の要因である。
燃焼工程の間、炭素成分、未燃の燃料、硫酸塩などであり得るすすは、燃焼ガスに直接的に露出された圧力測定プラグの界面を含む様々なエンジン部品上への凝結/堆積が観測されている。すすは、燃焼工程の間や後に、燃焼ガスにより運ばれる。燃焼ガスに接触する全ての表面やデバイスは、その機能に応じて、潜在的にすすの堆積の影響を受け、すすの堆積がその特性を変化させているとき、そのデバイス機能は、エンジンの寿命中に変化する。
熱い燃焼ガスと‘冷たい’圧力測定センサとの間の大きな温度差を生む冷却されたエンジンヘッドに接触する圧力測定センサの性質により、燃焼の凝結物質は、時間上のセンサ性能に悪影響を及ぼしかねないセンサ表面に集まる(熱泳動/拡散−泳動メカニズム)。
本発明の目的は、センサの寿命を超えてすすの焼付きに対する感度を少なくするシリンダー圧力センサを提供することである。
本発明の第1の態様によると、この目的は、請求項1の特徴を有する圧力測定プラグにより達成される。実施例の効果と本発明を実施する方法は、従属の請求工に述べられる手段により達成され得る。
本発明による圧力測定プラグは、圧力測定プラグが燃焼チャンバーとプラグチャンバーとの間に開いた接続を形成するチャネル構造を含むことを特徴とする。このチャネル構造は、使用中に、燃焼チャンバーからプラグチャンバーへの通路に沿ったガスの流れを導くように構成される。その通路は、燃焼チャンバーと、内側の部分と外側の部分との間に位置決めされたダイヤグラムとの間で、直線的な視野が形成されることを防止する曲げを含む。当該通路は、質量慣性によりすす粒子をガスの流れから離れさせ、かつボディ先端部の表面の少なくとも一部と内側の部分に衝突させる。
本発明は、内燃エンジンのサイクル中に、内燃エンジンのピストンの往復動作と燃焼チャンバー内のガスの燃焼による周期的な圧力変化によりガスがプラグチャンバーに出入りする実態に基づいている。燃焼チャンバー内のガス混合が圧縮され点火されるとき、ガスは、ボディ先端部の通路を通り、プラグチャンバーに流れる。燃焼チャンバーの圧力が減少されたとき、ガスの流れは、プラグチャンバーから燃焼チャンバーへの開いた接続内に存在する。すすは、燃焼ガスの流れにより運ばれる。しかしながら、すすは、燃焼ガスの中で、相対的に大きくかつ重い粒子である。粒子は、流れの方向を変化させることによって、空気の流れから取り除くことができることが知られている。相対的に大きくかつ重い粒子は、それらの質量慣性が原因となり、方向の変化に追従できず、空気の流れから離されるだろう。通路内のこの原理を、円形状の薄膜に適用することによって、すす粒子は、薄膜に到達できないだろう。しかしながら、粒子は、デバイスの他の表面に衝突し、そこに堆積するだろう。燃焼ガスの気体の流れが熱いので、その空気の流れは、通路の表面を熱し、その表面上に堆積したすすは、燃焼シリンダーの圧力の減少中に、圧力センサから排出されるより細かい粒子に燃焼される。こうして、圧力センサ内に簡易な機械的な粒子フィルタを作成することが可能である。燃焼エンジンから圧力センサ内のチャンバーへのガスの流れを曲げるように強いる通路構造を提供することにより、すすは、粒子がより細かい粒子に燃焼させる熱い表面上に堆積される。
言い換えれば、この発明は、シリンダー圧力センサ用のすす粒子フィルタを提供する。基本的アイディアは、燃焼チャンバーと薄膜の曲げ部分、すなわち、感知構造の内側の部分と外側の部分との間に位置決めされた薄膜(メンブレイン)の一部との間に直線的な視野を防止することである。
実施例では、円形状の薄膜は、内側の部分の遠位端を覆う。この特徴は、薄膜の封止特性を向上させる。円形状の薄膜を感知構造の内側の部分へ取り付けるための完全な円形状の溶接は必要とされない。
ある実施例では、ボディ先端部は、シリンダー軸に対し角度のあるチャネル軸を持つ少なくとも1つのチャネル部分を含む。このような特徴は、燃焼チャンバーからプラグチャンバーへのガスの流れのためにZ形状の通路を提供する。ガスの流れが通路に入る前に、流れが曲げられる。少なくともすす粒子のいくらかは、ガスの流れから離れ、ボディ先端部の外側表面に衝突する。具体的な実施例では、少なくとも1つのチャネル部分のチャネル軸は、シリンダー軸に垂直である。より鋭い曲がりでは、より多くの粒子は、流れから離され、プラグボディの熱い表面に衝突し得る。
他の実施例では、ボディ先端部は、中央通路を含む。プラグチャンバーに接続する中央通路の第1の部分は、円錐形状を持つ。この実施例では、すす粒子は、感知構造の内側の部分の遠位端部に衝突する。このような特徴は、簡易かつ簡単に製造できる、非常に効果的な構造のすす粒子フィルタを提供する。円錐形状は、通路に、燃焼されたすす粒子をプラグチャンバーから排出することを可能にする。
更なる実施例では、中央通路は更に、中間部分と第2の部分とを含み、第2の部分は、使用中に、燃焼チャンバーに接続する。中間部分は、第1の直径を持ち、第2の部分は、第2の直径を持つ。第2の直径は、第1の直径より大きい。これらの特徴は、通路構造のフィルタ特性を向上させる。第2の部分に入るすす粒子は、中間部分への開口に隣接する表面に少なくとも部分的に付着する。中間部分を通る流れは、質量慣性により残存する粒子を加速させ、それらは、感知構造の内側の部分に衝突する。
他の実施例では、ボディ先端部は、ガスの流れがその後に第1の通路と第2の通路をて通過するチャネル通路を提供するように構成される。第1の通路と第2の通路は、それぞれ第1の通路軸と第2の通路軸を持ち、第1の通路軸は、第2の通路軸に対して平行である。第1の通路と第2の通路の断面は重複しない。こうして、ボディ先端部を通る空気の流れの通路は、すす粒子フィルタを形成するいくつかの曲がりを含む。更なる実施例では、チャネル構造は、通路を持つ2枚の平行な板状の構造によって形成される。2枚の平行な板状の構造は、予め決められた相互の距離を持つ。それらの特徴は、部品の製造が容易である組み立て可能な構造として提供する。
ある実施例では、ボディ先端部は、封止するボディ部である。この特徴は、燃焼ガスと接触するプラグボディの外側の表面を最小限にする。これは、感知構造の動作温度の減少を可能にする。
他の実施例では、内側の部分は、ボディ先端部の通路を通り突き出る。圧力測定プラグはさらに、内部の部分に取付けられたディスク状のボディを含む。ディスク状のボディは、ボディ先端部の外側の部分から所定の距離にある。これらの特徴は、すす粒子がプラグチャンバーに到達する可能性を減少させる構造を提供する。
更なる実施例では、ボディ先端部の外側の表面は、隆起されたエッジを含み、封止ボディ部と面するディスク状のボディの表面はもう1つの隆起を含み、これらは、グースネック型の通路となる。これらの特徴は、すす粒子が通路の熱い表面に衝突し、燃焼され、すす粒子の堆積を減少させるので、通路のフィルタリング特性を向上させる。
更なる実施例では、ディスク状のボディは、内部の部分の遠位端に取付けられる。この特徴は、ディスク状のボディとボディ先端部との間で最小の距離を保証する簡単な構造を提供する。
ある実施例では、プラグチャンバー107及び/またはチャネル構造の表面は、厚さ50nmより大きいプラチナコーティングにより覆われる。プラチナコーティングは、未燃の燃料凝縮物、長鎖炭化水素、元素状態の炭素などを酸化させる触媒である。これは、圧力測定プラグ内のすすの堆積を減少させる。
他の特徴と利点は、例えば、様々な実施例の特徴を例示する添付の図面との関係において、以下の詳細な記載から明らかにされる。
これらのおよび他の態様、特性および効果は、図面を参照して以下の記載に基づき以下に説明される。同様の参照番号は、同様のまたは匹敵する部分を示す。
図1は、圧力測定プラグの第1の実施例の断面図を概略的に示す。 図2は、図1に示される第1の実施例の断面図の詳細を概略的に示す。 図3は、第2の実施例を概略的に示す。 図4は、第3の実施例を概略的に示す。 図5は、第4の実施例を概略的に示す。 図6は、第5の実施例を概略的に示す。 図7は、圧力測定プラグの第7の実施例の断面図を概略的に示す。
図1は、内燃エンジン用の圧力測定プラグ100の第1の実施例の断面図を概略的に示す。圧力測定プラグ100は、内燃エンジンのシリンダーヘッドにプラグボディ102を搭載するための雄ネジ部102Aと、使用中に燃焼チャンバーに面するボディ先端部106とを含むプラグボディ102とを含む。環状の感知構造104は、雄ネジ部102Aとボディ先端部106との間に位置され、プラグボディの一部を形成する。圧力測定プラグ100は更に、レンチを用いて圧力測定装置の搭載を可能にする六角形の周辺が設けられたハウジング108を含む。センサ電子部品(図示されていない)は、プラグボディ102とハウジング108により形成された空間内に提供される。更に、コネクタ(図示されていない)がハウジング108に一体化される。図2は、参照IIの円によって示された、環状の感知構造104と、ボディ先端部の詳細を図示する。
ボディ先端部106は、燃焼チャンバー側に円錐状の封止面106Eが提供され、これにより圧力測定プラグがシリンダーヘッドで燃焼圧力を封止する。
リング形状の感知構造104は、管状の外側の部分104A、ロッド状の内側の部分104Bおよび環状のダイヤグラム104Dを含む。外側の部分104Aは、プラグボディ102に取付けられる。その部分は、溶接により互いに機械的に接続される。環状のダイヤグラム104Dは、内側の部分104Bを外側の部分104Aに機械的に結合する。環状の感知構造は、ダイヤグラム104Dの変形により、環状の感知構造104のシリンダー軸104Eに沿って内側の部分104Bを外側の部分104Aに対し相対的に移動させる。ピエゾ抵抗素子の形態であり得る感知素子109、ワイヤ歪みゲージまたは、表面の応力を測定するのに適した同様の測定素子は、ダイヤグラム104Dの環状の表面に取付けられる。その環状の表面は、感知構造104のシリンダー軸104Eに垂直な平面内にある。感知素子は、ダイヤグラムの応力の大きさを示す電気信号を発生するように構成される。センサ電子部品は、圧力測定プラグ100の先端に作用する圧力を表す信号を決定する。
圧力測定プラグは更に、円形状の薄膜(メンブレイン)105を含む。円形状の薄膜105の外側の部分またはエッジは、感知構造104の外側の部分104Aに結合される。内側の部分、すなわち、薄膜105の中央部分は、内側の部分104Bの遠位端104B1に結合される。本明細書の文脈では、結合の用語は、結合された部品が、使用中に、互いに等しい距離を実質的に維持し、かつ互いに直接的にまたは他の構造を介して間接的に取り付けられ得ることを意味する。薄膜105は、好ましくは、金属材料から作られ、薄膜105は、放射状の円周方向の隅肉溶接または放射状の円周方向のスルー溶接によって感知構造の各部分に機械的に接続される。接続はまた、レーザー溶接、圧接、かしめ、はんだ付け、圧入などを用いることによっても達成され得る。薄膜105は、燃焼チャンバー内の過酷な環境から環状のダイヤグラム104を保護する封止を提供する。更に、薄膜は、高温の燃焼ガスから感知構造上に搭載された感知素子109を保護する。薄膜105は更に、内側の部分104Bの遠位端104B1の半径方向の移動を減少させる。これは、圧力測定プラグの測定特性を向上させる。
円形状の薄膜105とボディ先端部106との間の空間は、プラグチャンバー107を形成する。ボディ先端部106の通路は、プラグチャンバー107と燃焼チャンバーとの間に開いた接続を提供する。図2では、破線101は、内燃エンジンのシリンダーヘッドの開口の壁を示す。
第1の実施例では、ボディ先端部106は、燃焼チャンバーとプラグチャンバー107との間に開いた接続を形成するチャネル構造を含む。チャネル構造は、中央通路106Aを含む。中央通路の端部は、プラグチャンバー107に結合する。中央通路は、シリンダー軸104Eと一致する軸を持つ。チャンネル構造はさらに、軸106B1を含む4つのチャンベル部分106Bを含み、字句106B1は、シリンダー軸104Eに対して垂直である。チャネル部分106Bの端部は、中央通路106に結合する。チャネル部分106Bの対向する端部は、ボディ先端部106の外側の表面に開口を形成する。
チャネル構造は、
使用中に、通路120に沿って、燃焼チャンバーからプラグチャンバー107へガスの流れを導くように構成され、質量慣性によりすす粒子を通路121に沿ってガスの流れから離れさせ、かつボディ先端部106の表面の少なくとも一部と内側の部分104に衝突させる。
使用中、圧力測定プラグは、以下の方法で機能する。内燃エンジン内で圧力が増加するとき、チャンネル構造を通るガスの流れは、燃焼チャンバーからプラグチャンバーへと発生する。破線120は、ガスの流れの通路と方向を示す。すす粒子は、ガスの流れによって搬送される。しかしながら、ガスの流れの速度とすす粒子の質量慣性により、すす粒子は、ガスの流れの通路120に従うことができず、ガスの流れから離れる。点線121は、ガスの流れの通路120から離れるすす粒子の通路を示す。粒子は、質量慣性により、ボディ先端部106の外側の表面に衝突し、さらにチャネル構造の内側の表面または内側の部分104Bの終端104B1の表面に衝突する。図2では、内側の部分104Bの遠位端は、薄膜105によって覆われる。
チャネル構造を通るガスの流れにより、ボディ先端部106と内側の部分104Bの遠位端104B1は、高い温度を得る。その結果、前記部分の表面上に付着されたすすは、燃焼シリンダーの圧力の減少中に、圧力センサから噴出されるより小さな粒子に燃焼される。更に、より小さなすす粒子は、圧力測定プラグにすす粒子の堆積への感度を低下させるように急速な速度で堆積されない。
図3及び4は、それぞれ第2及び第3の実施例を示す。破線101は、内燃エンジンのシリンダーヘッドの開口壁を示す。第2の実施例は、チャネル部分106Bがシリンダー軸104Eに関し、負の角度であるチャネル軸106B1を有する点で第1の実施例と異なる。負の角度は、ガスの流れ120の通路内のより鋭角なカーブにより、薄膜の表面へのすす粒子の搬送をより難しくさせる。ほとんどのすす粒子は、ボディ先端部106の外側の表面と、感知構造104の遠位端104B1の反対側の中央通路106Aの内側表面に衝突する。これらボディ先端部の部分は、熱くなり、表面上に堆積されたすす粒子は、より微小な粒子へと燃やされる。図4の第3の実施例は、チャネル部分106Bがシリンダー軸104Eに関し、正の角度であるチャネル軸106B1を有する点で第1及び第2の実施例と異なる。その正の角度は、チャネル部分106Bを通るすす粒子の移動を容易にするが、それらは、チャネルダクト106B内でより高い質量慣性を得る。従って、すす粒子は、チャネル部分106Bの終端でガスの通路120を流れず、感知構造104の内側の部分104Bの遠位端104B1を覆う薄膜の曲がっていない部分の表面に衝突する。この部分は、圧力変化で曲がらないので、この部分は、すす粒子の堆積を感知しない。従来の実施例と同様に、これらこの曲がっていない部分の表面は、ガスの流れによって熱せられ、表面上に堆積されたすす粒子は、より微小な粒子へと燃やされる。
第1、第2及び第3の実施例では、チャネル部分106Bの数は4つである。すす粒子が燃焼チャンバーから直接的にプラグチャンバー107へ到達すること防ぎ、かつ薄膜の曲がっている部分に堆積することを防ぐという所望の効果を得るためには、少なくとも1つのチャネル部分106Bが必要とされることが明らかであろう。好ましくは、チャネル部分106Bは、ボディ先端部106の環状の壁に沿って均等に分布される。
図5は、第4の実施例を示す。この実施例では、ボディ先端部106は、燃焼チャンバーから薄膜105へのガスの流れが実質的に第1の通路と第2の通路を通過する、チャネル構造を提供するように構成される。このチャネル構造は、通路を有する2枚の平行なプレート状の構造106C1、106C2によって形成される。プレート状の構造は、予め決められた相互の距離を持つ。第1の通路は、圧力測定プラグの先端を形成するプレート状の構造106C2内の通路である。第2の通路は、ボディ先端部106のプレート状の構造106C1内の中央通路である。第1の通路と第2の通路は、それぞれ第1の通路軸と第2の通路軸を持つ。第1の通路軸と第2の通路軸は、シリンダー軸104Eと平行に配置される。シリンダー軸104の方向で見られるように、プレート状の構造106C2の通路の断面とプレート状の構造106C1の中央通路の断面とは、重複しない。プレート状の構造106C1、106C2間の予め決められた相互の距離は、ボディ先端部106内の空洞によって形成される。空洞は、削られた穴であることができる。
この実施例では、第1の通路を通るガスの流れ内のすす粒子は、質量慣性によって2つのプレート状の構造106C1と106C2との間の空洞内のガスの流れから離れ、プレート状の構造106C1に衝突する。すす粒子は、プレート状の構造106C1の中央通路へ向かう空洞内のガスの流れの曲がりに従うことはできない。プレート状の構造106C1は、ガスの流れにより熱くなり、すす粒子は、より大きなすす粒子より堆積が容易でない微小粒子へと燃え上がる。プレート状の構造106C2の中央通路に到達するすす粒子は、薄膜105の曲がる部分に到達するようにその後に曲げられなければならない。中央通路を通るすす粒子は、内側の部分104Bの遠位端104B1の表面に衝突する可能性がある。点線121は、ガスの流れ120の通路から離れるすす粒子の通路を示す。プレート状の構造106C1、106の通路の数は、少なくとも1つであり、かつ、シリンダー軸104Eの方向の通路の断面が重複しない限りあらゆる形状であることができ、2枚のプレート状の構造の間の空洞を通るガスの流れの通路120は、すす粒子がガスの流れから離れかつ空洞の壁の表面に衝突するのに十分な曲がりを作ることに留意すべきである。もう1つの実施例では、プレート状の構造102C2は、1つの中央通路を含み、プレート状の構造106C1は、プレート状の構造106C1の中央周辺に均等に分布する、2つもしくは以上の通路を含む。
図6は、第5の実施例を示す。この実施例では、ボディ先端部106は、中央通路を含む。この中央通路は、第1の部分190、中間部分191および第3の部分192を含む。中央通路の第1の部分190は、その一方の端部でプラグチャンバー107と接続する。他方の端部は、第2の部分に接続する。第1の部分の直径は、第2の部分からの距離とともに増大し、円錐の形状を形成する。この形状は、燃焼チャンバー内の圧力が低下したとき、すす粒子がプラグチャンバー107から離れることをより容易にする。中間部分191は、ボディ先端部106を通る通路の最小断面を持つ。すす粒子は、中間部分191において最も高い速度を得る。質量慣性により、それらは、第1の部分190内でプラグチャンバー107へと曲げられるとき、ガスの流れから離れる。すす粒子は、シリンダー軸104の方向に実質的に進み、感知構造104の内側の部分の遠位端104B1に衝突する。第2の部分192は、使用中に、燃焼チャンバーに接続する。第2の部分192は、中間部分191の直径よりも大きな直径を持つ。第2の部分192の空洞は、すす粒子がボディ先端部106の外側の部分に衝突し、ボディ先端部106の熱い表面で燃え上がることを助ける。
図7は、圧力測定プラグの第7の実施例を示す。圧力測定プラグ100は、プラグボディ102と円環状の感知構造104とを含む。プラグボディ102は、ベース部分102B、雄ネジ部102Aおよびボディ先端部106を含む。雄ネジ部102Aは、内燃エンジンのシリンダーヘッドの開口中にプラグボディ102を搭載するように構成される。プラグボディ102のボディ先端部106は、燃焼チャンバー側に円錐状の封止面106Eが提供され、これによって、圧力測定プラグがシリンダーヘッドで燃焼圧力を封止する。
環状の感知構造104は、外側の部分104A、内側の部分104Bと、ダイヤグラム104Dとを含む。ダイヤグラム104Dは、内側の部分104Bを移動可能に外側の部分104Aに接続する。外側の部分104Aは、プラグボディ102の隣接した端部に取付けられる。この実施例では、隣接した端部は、ベース部分102Bの一部である。ネジ付けられたプラグボディ102を介して、外側の部分104Aは、エンジンヘッドの穴内に堅く搭載される。その内側の部分104Bは、ロッド状の素子106を受けるための貫通孔104Cを含む。環状の感知構造104の貫通孔104Cは、ネジ付きボディの部分102のシリンダー軸に一致されたシリンダー軸104Eを持つ。内側の部分104Bは、雄ネジが設けられたロッド状の素子(図示されていない)の配置のため雌ネジ104B2を含む。ロッド状の素子のいくつかの例は、点火プラグ、温度センサおよびダミーロッドである。
圧力測定プラグ100は更に、円形状の薄膜105を含む。円形状の薄膜105は、内燃エンジンのシリンダー内の燃焼ガスからダイヤグラム104Dを保護する。円形状の薄膜の第1のリムは、プラグボディ102に溶接される。円形状の薄膜の第2のリムは、感知構造104の内側の部分104Bに溶接される。
圧力測定プラグ100は、下記の通り機能する。環状の感知構造104は、環状の感知構造104のシリンダー軸104Eに沿って、内側の部分104Bが外側の部分104Aに対し相対的に移動することを可能にする。内側の部分104Bと外側の部分104Aとの間のダイヤグラム104Dは、感知構造104の貫通孔104C内に挿入されたロッド状の素子が燃焼チャンバーの燃焼ガスの圧力変化の影響下で圧力測定プラグ内を上下動することを可能する。その移動は、内側の部分104Bと剛性のある外側の部分104Aとの間のブリッジであるダイヤグラム104Dに歪みを生じさせる。その歪みは、ネジ付きボディ部分と離れて面する環状の感知構造の面上に取付けられた歪みゲージ(図示されていない)により測定される。ピエゾ抵抗素子である歪みゲージは、ダイヤグラムの歪みを抵抗変化へと変換する。その抵抗は、ホイーストン・ブリッジによって電位差に変換される。その電圧は、プリント回路基板110上に搭載されたASICによって補正、増幅される。
第6の実施例では、内側の部分104Bは、ボディ先端部106の通路を介して突き出る。ディスク状のボディ111は、内側の部分104Bに取付けられる。本実施例では、ディスク状のボディ111は、内側の部分104Bの遠位端104B1に取付けられる。もう1つの実施例では、ディスク状のボディ111は、貫通孔104Cを封止する蓋の形態である。ディスク状のボディ111は、ボディ先端部106の外側の表面から予め決められた最小距離にある。予め決められた最小距離は、燃焼チャンバーの圧力変化により軸104Eに沿う内側の部分104Bの最大限の移動を少なくとも含む。
ボディ先端部106の外側の表面は、隆起されたエッジ106Dを含み、封止するボディ部106に直面するディスク状のボディ111の表面は、燃焼チャンバーからプラグチャンバーまでのグースネック(S字)型の通路となるもう1つの隆起されたエッジ111Aを含む。
すすにより衝突される表面上の厚さ50nmより大きいプラチナコーティングは、すすの堆積およびシリンダー圧力特性への悪影響を減少するために用いられる。プラチナは、すす粒子、すなわち未燃の燃料凝縮物、長鎖炭化水素、元素状態の炭素などを酸化させる活性の触媒である。プラチナコーティングは、ボディ先端部106に面する薄膜105の表面と、ボディ先端部106の表面上に適用され得る。
本発明の目的は、現在利用可能な圧力センサよりもエンジンの寿命の越えて、すすの焼付けに対する感度を少なくしたシリンダー圧力センサを提供することである。すすは、センサ特性を変化させることができ、それ故耐久性と安定性の因子を変えることができる。
すべての実施例は、燃焼チャンバーの圧力が変化するとき曲がる薄膜の部分でのすすの蓄積を減少させる正味ゼロの流れとの組み合わせにおいて、燃焼チャンバーと薄膜105の曲げ部分との間の直接的なラインの視野を防止する原理を利用する。薄膜の曲がり部分は、感知構造の内側の部分と外側の部分との間に位置決めされる薄膜の部分に対応する。
この方法では、すす粒子フィルタは、圧力測定プラグ内に一体化され、センサの重量な要素、すなわち、薄膜の曲げ部分または移動部分上のすす粒子の蓄積を減少させる。
圧力測定プラグの先端内に一体化されたすす粒子フィルタの代わりに、すす粒子フィルタは、圧力測定プラグと燃焼チャンバーとの間の孔(ボア)内に位置され得ることに留意すべきである。これは、段差のある孔の構造によって成される。
ネジ付きボディの部分102Aとボディ先端部106は、望ましくは、高い強度と硬度、優れた腐食抵抗および簡単な熱処理を有する析出硬化ステンレス鋼のような、高抵抗のステンレス鋼により製作される。
感知構造104は、金属注入成形(MIM)工程により製造され得る。歪みゲージは、マイクロメカニカルシステム(MEMS)工程により作られたマイクロフューズシリコン歪みゲージであることができ、かつ感知構造104にガラス接着され得る。薄膜105は、好ましくは酸化物であり、かつ極度環境下での動作に良好に適した腐食抵抗材料である。インコネル合金は、そのような材料の例である。
本発明は、いくつかの実施の形態で説明されたが、それらの代替、修正、置換や均等物は、明細書や図面の解釈や検討から当業者に明らかになることが理解される。本発明の特定の実施例が発明の例示によって説明されたが、本発明は、添付の請求の範囲内に入るそれらの変形および等価を含む。

Claims (15)

  1. 燃焼エンジンのシリンダーヘッドに搭載するための雄ネジ部(102A)と、使用中に燃焼チャンバーに面しかつ通路を含むボディ先端部(106)とを含むプラグボディ(102)と;
    環状の感知構造(104)であって、当該感知構造は、外側の部分(104A)と、内側の部分(104B)と、環状のダイヤグラム(104D)とを含み、前記プラグボディ(102)が前記外側の部分に取付けられ、前記環状の感知構造は、ダイヤグラム(104D)の変形により、環状の感知構造(104)のシリンダー軸(104)に沿って内側の部分(104B)を前記外側の部分に対し相対的に移動させる、前記感知構造(104)と;
    円形状の薄膜(105)であって、当該薄膜は、前記外側の部分(104A)に結合された外側の部分と、前記内側の部分(104B)に結合された内側の部分とを含み、前記薄膜(105)は、燃焼チャンバー内の過酷な環境から前記環状のダイヤグラム(104D)を保護する封止を提供する、前記薄膜(105)と;
    前記円形状の薄膜(105)と前記ボディ先端部(106)によって形成されたプラグチャンバー(107)であって、前記ボディ先端部の通路は、前記プラグチャンバーと前記燃焼チャンバーとの間に開いた接続を提供する前記プラグチャンバー(107)とを有する内燃エンジン用の圧力測定プラグ(100)において、
    前記圧力測定プラグは更に、前記燃焼チャンバーと前記プラグチャンバー(107)の間に前記開いた接続を形成するチャネル構造を含み、前記チャネル構造は、使用中に、通路(120)に沿って、前記燃焼チャンバーからプラグチャンバー(107)へガスの流れを導くように構成され、前記通路は、前記燃焼チャンバーと、前記内側の部分と前記外側の部分との間に位置決めされたダイヤグラムの一部との間で、直線的な視野方向を防止する曲げを含む、圧力測定プラグ。
  2. 前記通路(120)は、質量慣性によりすす粒子(121)をガスの流れから離れさせ、かつボディ先端部(106)の表面の少なくとも一部および前記内側の部分(104B)にすす粒子を衝突させる、請求項1による圧力測定プラグ。
  3. 前記円形状の薄膜(105)は、前記内側の部分(104B)の遠位端部(104B1)を覆う、請求項1または2による圧力測定プラグ。
  4. 前記ボディ先端部(106)は、前記シリンダー軸(104E)に対し角度のあるチャネル軸(106B1)を持つ少なくとも1つのチャネル部(106B)を含む、請求項1ないし3による圧力測定プラグ。
  5. 少なくとも1つのチャネル部(106B)のチャネル軸(106B1)は、前記シリンダー軸(104E)に垂直である、請求項4による圧力測定プラグ。
  6. 前記ボディ先端部(106)は、中央の通路を含み、前記プラグチャンバーに接続する前記中央の通路の第1の部分(190)は円錐形状を持つ、請求項1ないし3のいずれかによる圧力測定プラグ。
  7. 前記中央の通路は更に、中間部分(191)と第2の部分と(192)を含み、前記第2の部分は、使用中に燃焼チャンバーを接続し、前記中間部分が第1の直径を持ち、前記第2の部分が第2の直径を持ち、第2の直径が第1の直径より大きい、請求項6による圧力測定プラグ。
  8. 前記ボディ先端部(106)は、ガスの流れが第1の通路および第2の通路を流れるチャネル構造を提供するように構成され、第1の通路および第2の通路はそれぞれ第1の通路軸および第2の通路軸を有し、第1の通路軸は、第2の通路軸に平行であり、第1の通路と第2の通路の断面は重複しない、請求項1ないし3のいずれかによる記載の圧力測定プラグ。
  9. 前記チャネル構造は、通路を有する2つの平行なプレート状の構造(106C1,106C2)によって形成され、プレート状の構造は、予め決められた相互距離を持つ、請求項8による圧力計測プラグ。
  10. 前記ボディ先端部(106)は、封止面(106E)を含む、請求項1ないし9いずれかによる圧力測定プラグ。
  11. 前記内側の部分(104B)は、前記ボディ先端部(106)の通路を介して突出し、圧力測定プラグは更に、前記内側の部分(104B)に取付けられかつ前記ボディ先端部(106)の外側表面から所定の距離にディスク状のボディ(111)を含む、請求項1または2による圧力測定プラグ。
  12. 前記ボディ先端部(106)の外側表面は、隆起されたエッジ(106D)を含み、封止するボディ部(106)に直面するディスク状のボディ(111)の表面は、グースネック(S字)型の通路となるもう1つの隆起されたエッジ(111A)を含む、請求項11による圧力測定プラグ
  13. 前記ディスク状のボディ(111)は、前記内側の部分(104B)の遠位端(104B1)に取付けられる、請求項11ないし12による圧力測定プラグ。
  14. 前記ディスク状のボディ(111)は、前記内側の部分(104B)の遠位端(104B1)を覆う、請求項13による圧力計測プラグ。
  15. プラグチャンバー107及び/またはチャネル構造の表面は、厚さ50nmより大きいプラチナコーティングにより覆われる、請求項1ないし4いずれかの圧力測定プラグ。
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