JP2014114917A - シフトバイワイヤシステム - Google Patents

シフトバイワイヤシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2014114917A
JP2014114917A JP2012270641A JP2012270641A JP2014114917A JP 2014114917 A JP2014114917 A JP 2014114917A JP 2012270641 A JP2012270641 A JP 2012270641A JP 2012270641 A JP2012270641 A JP 2012270641A JP 2014114917 A JP2014114917 A JP 2014114917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
vehicle
range
shift lever
gradient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012270641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5962478B2 (ja
Inventor
Keisuke Natsume
恵介 夏目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2012270641A priority Critical patent/JP5962478B2/ja
Publication of JP2014114917A publication Critical patent/JP2014114917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5962478B2 publication Critical patent/JP5962478B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】坂路に停車した車両がずり下がってしまうことを抑制できるシフトバイワイヤシステムを提供すること。
【解決手段】シフトレバー21の位置が操作確定位置にあるか、不感帯にあるかを判断し(S10,S11)、車速信号と該勾配信号とに基づいて車両が坂道で停車しているか否かを判断し(S12〜S14)、車両が坂道で停車していると判断された場合、勾配信号に基づいて車両が降坂路に停車しているか、登坂路に停車しているかを判断し(S15)、シフトレバー21の位置が不感帯にあると判断され、車両が降坂路に停車していると判断された場合はシフトレンジをRレンジに確定し、シフトレバー21の位置が不感帯にあると判断され、車両が登坂路に停車していると判断された場合はシフトレンジをDレンジに確定する(S17,S21)。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両に設けられたシフトバイワイヤシステムに関するものである。
従来、運転者によるシフトレバーの操作に従い自動変速機のシフトレンジを切り替えるシステムとして、シフトバイワイヤシステムがある。シフトバイワイヤシステムは、機械的なリンク機構を用いずに、シフトレバーが操作されたシフト位置を電気的に検出し、その検出したシフト位置に対応するシフトレンジとなるようにアクチュエータを駆動するシステムである。
通常、シフトバイワイヤシステムでは、シフトレバーを操作可能な範囲において、シフト位置が確定する複数の操作確定位置と、操作確定位置間に、シフト位置が確定しない不感帯が設けられている。このようなシフトバイワイヤシステムでは、この不感帯にシフトレバーが操作された場合、シフト不定位置と判断して、シフトレンジを非駆動レンジ(例えばNレンジ)に制御することが考えられる。さらに、シフトバイワイヤシステムでは、シフトレバーがシフト不定位置に所定時間以上滞在した場合、中途半端な操作として運転者に警告するシステムが考えられている(特許文献1)。
特開2009−216215号公報
上述のようなシフトバイワイヤシステムでは、運転者はシフトレバーを操作確定位置に操作したつもりでも、実際は、シフトレバーが操作確定位置に操作されていない(つまり、シフトレバーが不感帯に操作されている)ことが考えられる。よって、運転者はシフトレンジが駆動レンジ(RレンジやDレンジ)になっていると認識しているにもかかわらず、実際は、シフトレバーが不感帯に操作されたことによって、シフトレンジが非駆動レンジになっていることが起こり得る。
このようにシフトレバーが不感帯に操作された状態で車両が坂路に停車していた場合、運転者が車両を走行させようとアクセルを踏み込んでも、シフトレンジが非駆動レンジになっているためトルクが出ない。よって、車両は坂路を下る方向にずり下がってしまう可能性がある。また、特許文献1に開示されているように、運転者に警告したとしても、運転者が警告に気づいてシフトレバーを操作する際に、非駆動レンジになっているためトルクが出ずに、車両は坂路を下る方向にずり下がってしまう可能性がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、坂路に停車した車両がずり下がってしまうことを抑制できるシフトバイワイヤシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
車両に搭載されるものであり、運転者によるシフトレバー(21)の操作に従い自動変速機のシフトレンジを切り替えるシフトバイワイヤシステムであって、
シフトレバーは、少なくとも三つの操作確定位置、及び該操作確定位置に隣り合って設けられた少なくとも二つの不感帯に操作可能であり、
シフトレバーの位置を示すシフト位置信号を取得して、シフト位置信号に基づいて、シフトレバーの位置が操作確定位置にあるか、不感帯にあるかを判断するシフト位置判断手段(S11)と、
車両の速度を示す車速信号と車両が存在している場所の勾配の角度を示す勾配信号とを取得して、車速信号と該勾配信号とに基づいて、車両が坂道で停車しているか否かを判断する車両状況判断手段(S14)と、
車両状況判断手段によって車両が坂道で停車していると判断された場合、勾配信号に基づいて車両が降坂路に停車しているか、登坂路に停車しているかを判断する勾配判断手段(S15)と、
シフト位置判断手段によってシフトレバーの位置が不感帯にあると判断され、勾配判断手段によって車両が降坂路に停車していると判断された場合はシフトレンジをRレンジに確定し、シフト位置判断手段によってシフトレバーの位置が不感帯にあると判断され、勾配判断手段によって車両が登坂路に停車していると判断された場合はシフトレンジをDレンジに確定するシフト位置確定手段(S17,S21)と、を備えることを特徴とする。
このように、シフトレバーの位置が不感帯にあり、且つ、車両が降坂路に停車していた場合は、シフトレンジをRレンジに確定することによって、後退方向にトルクを発生させることができる。よって、運転者はシフトレンジがRレンジになっていると認識しているが、実際は、シフトレバーが不感帯に操作されていた場合であっても、運転者がアクセルを踏み込んだ際、又は運転者がシフトレバーを操作した際に、車両がずり下がることを回避できる。
また、シフトレバーの位置が不感帯にあり、且つ、車両が登坂路に停車していた場合は、シフトレンジをDレンジに確定することによって、前進方向にトルクを発生させることができる。よって、運転者はシフトレンジがDレンジになっていると認識しているが、実際は、シフトレバーが不感帯に操作されていた場合であっても、運転者がアクセルを踏み込んだ際、又は運転者がシフトレバーを操作した際に、車両がずり下がることを回避できる。
シフトバイワイヤシステムの概略構成を示すブロック図である。 シフトレバーの概略構成を示す正面図である。 シフトセンサの概略構成を示す図面である。 シフトバイワイヤシステムの処理動作を示すフローチャートである。 シフトバイワイヤシステムの各センサとシフトレンジとの関係を示す図面である。 シフトバイワイヤシステムの坂道停車時における各センサとシフトレンジとの関係を示す図面である。 シフトバイワイヤシステムの坂道停車時におけるシフトレンジ判断処理を示すタイムチャートである。 変形例におけるシフトバイワイヤシステムの処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
本実施形態では、本発明のシフトバイワイヤシステムは、車両に搭載されるECU(Electronic Control Unit)10を備えるものである。ECU10は、運転者によるシフトレバー21の操作に従い自動変速機のシフトレンジを切り替える装置として、直流モータ等のアクチュエータを駆動することで自動変速機のシフトレンジを切り替えるものである。なお、本実施形態では、一例として、Pレンジ(駐車レンジ)、Rレンジ(後退レンジ)、Nレンジ(中立レンジ)、Dレンジ(前進レンジ)、Bレンジ(回生ブレーキレンジ)に切り替え可能な自動変速機を採用している。
ECU10は、主に、演算処理装置、メモリ、インターフェースなどを備えて構成されている。このECU10は、図1に示すように、機能ブロックとして、シフト判断部11、車両状況判断部12、トルク演算部13を備えている。さらに、ECU10は、図1に示すように、シフトセンサ20、シフトレバー21、勾配センサ30、車速センサ40、アクセルセンサ50、アクチュエータ制御装置60が信号線(電気信号線)を介して電気的に接続されている。
シフトセンサ20は、シフトレバー21の位置を検出して、検出したシフトレバー21の位置を示すシフト位置信号を出力する。本実施形態では、図3に示すように、P、R、N、D、B、FD、RV、MJの8個のセンサを含むシフトセンサ20を採用している。ECU10は、このシフトセンサ20からシフト位置信号を取得する。
なお、シフトレバー21は、運転者がシフトレンジ切り換えに使用するレバーであり、少なくとも三つの操作確定位置、及び操作確定位置に隣り合って設けられた少なくとも二つの不感帯に操作可能である。本実施形態のシフトレバー21は、図2に示すように、Pレンジを示すP位置、Rレンジを示すR位置、Nレンジを示すN位置、Dレンジを示すD位置、Bレンジを示すB位置、及び不感帯に操作可能である。
このP位置、R位置、N位置、D位置、B位置は、シフト位置(シフトレバーの位置)が確定する操作確定位置である。言い換えると、操作確定位置は、シフトレバー21が示しているレンジを確定することができる位置である。一方、P位置とR位置との間の領域(中間位置P・R)は、シフト位置が確定しない不感帯(シフト不定位置)である。また、中間位置P・Rは、R位置に隣り合う不感帯である。同様に、R位置とN位置との間の領域(中間位置R・N)は、シフト位置が確定しない不感帯である。また、中間位置R・Nは、R位置に隣り合う不感帯である。さらに、N位置とD位置との間の領域(中間位置N・D)もシフト位置が確定しない不感帯である。この中間位置N・Dは、D位置に隣り合う不感帯である。
なお、図2におけるD位置とB位置との間の領域(中間位置D・B)は、図5に示すように不感帯ではない。中間位置D・Bにシフトレバー21がある場合は、車両状況によってDレンジ又はBレンジに確定する。具体的には、シフトレバー21が中間位置D・Bにあり、前回のシフトレンジがDレンジ及びBレンジ以外の場合は、自動変速機のシフトレンジをDレンジに確定する。一方、シフトレバー21が中間位置D・Bにあり、前回のシフトレンジがDレンジ又はBレンジの場合は、自動変速機のシフトレンジを前回のシフトレンジに保持する。つまり、シフトレバー21が中間位置D・Bにあり、前回のシフトレンジがDレンジの場合は、自動変速機のシフトレンジをDレンジに確定する。また、シフトレバー21が中間位置D・Bにあり、前回のシフトレンジがBレンジの場合は、自動変速機のシフトレンジをBレンジに確定する。
また、シフトセンサ20は、図3,図5に示すように、シフトレバー21の位置に応じて、複数のセンサ値をシフト位置信号として出力するものである。例えば、シフトレバー21がP位置にある場合は、シフトセンサ20は、センサ値としてPとMJを出力し、それ以外のセンサ値R、N、D、B、FD、RVは出力しない。このように、シフトバイワイヤシステムでは、シフトレバー21の位置を電気信号でECU10へ伝達する。
なお、本実施形態では、オルタネート型(位置保持型とも呼ばれる)のシフトレバー21を採用している。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。モーメンタリ型(中立位置に復帰する自動復帰型とも呼ばれる)のシフトレバーであっても採用することができる。ただし、モーメンタリ型のシフトレバーは、中立位置と各操作確定位置との間に不感帯が設けられている。なお、このモーメンタリ型のシフトレバーに関しては、特許文献1の図2などを参照されたい。
勾配センサ30は、車両が存在している場所の勾配の角度を示す勾配信号を出力する。つまり、勾配信号は、車両の傾きの角度を示すものと言い換えることができる。この勾配信号は、車両が降坂路上にあるのか、登坂路上にあるのか、平坦なところにあるのかを判断するための信号である。なお、降坂路とは、車両の前方側が車両の後方側よりも下側となる坂道を示すものである。一方、登坂路とは、車両の後方側が車両の前方側よりも下側となる坂道を示すものである。ECU10は、この勾配センサ30から勾配信号を取得する。ECU10は、例えば、勾配信号が示す値の絶対値が所定値以上である場合は車両が坂路にあると判断し、勾配信号が示す値の絶対値が所定値以上でない場合は車両が平坦なところにあると判断する。さらに、ECU10は、勾配信号が示す値がマイナス(勾配が負)で、且つ勾配信号が示す値の絶対値が所定値以上である場合車両が降坂路にあると判断する。一方、ECU10は、勾配信号が示す値がプラス(勾配が正)で、且つ勾配信号が示す値の絶対値が所定値以上である場合車両が登坂路にあると判断する。
なお、本実施形態では、ECU30は、勾配センサ30から勾配信号を取得して、車両が降坂路上にあるのか、登坂路上にあるのか、平坦なところにあるのかを判断する例を採用している。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。ECU10は、例えば、ナビゲーション装置(図示省略)から道路の勾配情報(勾配の角度を含む)を取得すると共に、現在位置検出装置(図示省略)から車両の現在位置を示す現在位置情報を取得するものであってもよい。そして、ECU10は、勾配情報と現在位置検出装置とから車両が降坂路上にあるのか、登坂路上にあるのか、平坦なところにあるのかを判断するものであってもよい。
車速センサ40は、現在の車両の速度を示す車速信号を出力する。ECU10は、この車速センサ40から車速信号を取得する。アクセルセンサ50は、現在のアクセル開度を示すアクセル開度信号を出力する。ECU10は、このアクセルセンサ50からアクセル開度信号を取得する。
ECU10は、このように各種センサ20〜50から信号を取得すると、シフト判断、車両状況判断、トルク演算などを実行する。
シフト判断部11は、シフトセンサ20から取得したシフト位置信号に加えて、後ほど説明する車両状況判断部12から取得した車両状況信号に基づいて、確定させるシフトレンジを判断する。そして、シフト判断部11は、確定させるシフトレンジに応じたシフトレンジ信号をトルク演算部13に出力する。
より詳細には、シフト判断部11は、図5に示すように、シフトセンサ20から取得したP、R、N、D、B、FD、RV、MJのセンサ値の組合せからシフトレバー21がP位置、R位置、N位置、D位置、B位置、不感帯のいずれに操作されたかを判断する。言い換えると、シフト判断部11は、シフトセンサ20から取得したP、R、N、D、B、FD、RV、MJのセンサ値の組合せから自動変速機のシフトレンジ(Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジ、Bレンジのいずれか)を判断する。このように、センサ値の組み合わせは、シフトレバー21がP位置、R位置、N位置、D位置、B位置であることを示す組み合わせだけではなく、シフトレバー21が不感帯であることを示す組合せもある。
そして、シフト判断部11は、シフトレバー21がP位置、R位置、N位置、D位置、B位置のいずれに操作されたと判断した場合は、自動変速機のレンジをシフトレバー21の位置に対応するシフトレンジに確定する。一方、シフト判断部11は、シフトレバー21が不感帯に操作されたと判断した場合は、車両状況判断部12から取得した車両状況信号に基づいて、確定させるシフトレンジを判断する。つまり、シフト判断部11は、車両状況判断部12から取得した車両状況信号に基づいて、車両が降坂路又は登坂路に停車しているときの確定させるシフトレンジを判断する。この点に関しては、後ほど説明する。
なお、このように、シフトセンサ20として複数(ここでは8個)のセンサを設け、この複数のセンサから出力された複数のセンサ値の組み合わせで、シフトレバー21の位置を検出するのは、シフトレバー21の位置を誤検出することを防ぐためである。
車両状況判断部12は、勾配センサ30から取得した勾配信号と、車速センサ40から取得した車速信号とに基づいて、車両状況を判断する。より詳細には、車両状況判断部12は、車両が坂道に停車しているか否かを判断する。そして、車両状況判断部12は、現在の車両状況を示す車両状況信号として、上記判断結果と勾配センサ30から取得した勾配信号とを含む信号をシフト判断部11に出力する。
トルク演算部13は、シフト判断部11から取得したシフトレンジ信号と、アクセルセンサ50から取得したアクセル開度信号とに基づいて、トルクを演算する。そして、トルク演算部13は、演算結果であるトルク出力指示信号をアクチュエータ制御装置60に対して出力する。つまり、トルク演算部13は、アクチュエータ制御装置60に対して、トルク出力指示を行う。このように、ECU10は、アクチュエータ制御装置60を介してアクチュエータを駆動することで、自動変速機のシフトレンジを切り替えるものである。
ここで、図4を用いて、ECU10の処理動作に関して説明する。ECU10は、所定時間毎にステップS4のフローチャートで示す処理を実行する。
ステップS10では、シフトレンジ判断を行う。このとき、シフト判断部11は、シフトセンサ20から取得したシフト位置信号を取得する(シフト位置判断手段)。そして、シフト判断部11は、取得したシフト位置信号に基づいて、現在のシフトレバー21の位置がP位置、R位置、N位置、D位置、B位置、不感帯のいずれであるかを判断する(シフト位置判断手段)。
ステップS11では、シフト位置不定であるか否かを判断する(シフト位置判断手段)。シフト判断部11は、ステップS10での判断結果がシフト位置不定(不感帯)であったか否かを判断する。そして、シフト判断部11は、シフト位置不定でない、つまり、シフトレバー21の位置がP位置、R位置、N位置、D位置、B位置におけるいずれかの操作確定位置であると判断した場合はステップS18へ進む。一方、シフト判断部11は、シフト位置不定であると判断した場合はステップS12へ進む。
ステップS18では、シフトレンジを確定する。シフト判断部11は、シフトレバー21の位置がP位置、R位置、N位置、D位置、B位置のいずれかであると判断した場合、自動変速機のレンジをシフトレバー21の位置に対応(該当)するシフトレンジに確定する。つまり、シフト判断部11は、自動変速機のレンジを、判断した位置に対応するシフトレンジに確定する。そして、ECU10は、図4に示すフローチャートの処理を終了する。
一方、ステップS12では、勾配センサ30から勾配信号を取得する(車両状況判断手段)。また、ステップS13では、車速センサ40から車速信号を取得する(車両状況判断手段)。このように、ステップS12,13では、車両状況判断部12は、勾配信号と車速信号とを取得する。なお、ステップS12より先に、ステップS13を実行するものであってもよい。また、図4では勾配信号を単に勾配と記載しており、車速信号を単に車速と記載している。
ステップS14では、勾配所定値以上、且つ、車速所定値以下であるか否かを判断する。なお、勾配所定値以上であるか否かとは、勾配信号が示す値の絶対値が所定値以上であるか否かということである。このステップS14では、車両状況判断部12は、車両が坂道に停車しているか否かを判断する(車両状況判断手段)。そして、車両状況判断部12は、勾配所定値以上、且つ、車速所定値以下であると判断した場合、車両が降坂路又は登坂路上に停車しているとみなしてステップS15へ進む。一方、車両状況判断部12は、勾配所定値以上、且つ、車速所定値以下でないと判断した場合、車両が停車していないか、又は車両が平坦なところにある(つまり、降坂路又は登坂路上にない)とみなしてステップS19へ進む。
ステップS19では、Nレンジに確定する。シフト判断部11は、図5に示すように、シフトレバー21の位置が不感帯にあった場合でも、自動変速機のレンジをNレンジに確定する。そして、ECU10は、図4に示すフローチャートの処理を終了する。
一方、ステップS15では、勾配が負であるか否かを判断する(勾配判断手段)。このとき、シフト判断部11は、車両状況判断部12から取得した車両状況信号に含まれる勾配信号に基づいて、勾配が負であるか否かを判断する。そして、シフト判断部11は、勾配が負であると判断した場合は車両が降坂路に停車しているとみなしてステップS16へ進む(勾配判断手段)。一方、シフト判断部11は、勾配が負でないと(つまり、勾配が正であると)判断した場合は車両が登坂路に停車しているとみなしてステップS20へ進む(勾配判断手段)。
ステップS16では、シフト位置がPとRの中間(中間位置P・R)、又はRとNの中間(中間位置R・N)であるか否かを判断する。このとき、シフト判断部11は、シフトセンサ20から取得したシフト位置信号に基づいて、シフトレバー21が中間位置P・R、又は中間位置R・Nにあるか否かを判断する。そして、シフト判断部11は、シフトレバー21が中間位置P・R、又は中間位置R・Nにあると判断した場合、運転者に後退の意思が有るとみなしてステップS17へ進む。一方、シフト判断部11は、シフトレバー21が中間位置P・R、又は中間位置R・Nにないと判断した場合、運転者に後退の意思が無いとみなしてステップS22へ進む。なお、後退の意思とは、車両を後退させる意思を示すものである。
このように、シフト判断部11は、ステップS16において、運転者に車両を後退させる意思があるかを推測するものであり、シフトレバー21がR位置に隣り合う不感帯にある場合は車両を後退させる意思があると推測すると言い換えることができる(推測手段)。さらに、シフト判断部11は、車両の傾きの角度とシフトレバー21の位置から、車両のずり下がり方向及び運転者の進行方向要求を判断し、車両のずり下がり方向と運転者の進行方向要求から、車両状態として逆進の可能性の判定を行うと言い換えることもできる。
運転者は、シフトレバー21をR位置にして、自動変速機のシフトレンジをRレンジにしようとした際に、シフトレバー21を移動させすぎるか、又はシフトレバー21の移動が足りないことが起こり得る。このような場合、シフトレバー21は、中間位置P・R、又は中間位置R・Nに操作されることが考えられる。よって、シフトレバー21が中間位置P・R、又は中間位置R・Nにあった場合、運転者に後退の意思が有るとみなすことができる。
一方、運転者がシフトレバー21をR位置にしようとした場合、シフトレバー21が中間位置P・R、又は中間位置R・N以外の不感帯に操作されることは少ない。よって、シフトレバー21が中間位置P・R、又は中間位置R・Nにない場合、運転者に後退の意思がないとみなすことができる。
ステップS17では、Rレンジに確定する(シフト位置確定手段)。シフト判断部11は、運転者に後退の意思が有るとみなせる場合、自動変速機のレンジをRレンジに確定する。つまり、本実施形態においては、図6に示すように、車両が降坂路停車である場合、Rレンジに対する操作確定位置(Rレンジ確定領域)を広げる。言い換えると、不感帯である中間位置P・R、又は中間位置R・Nに関しても、Rレンジ確定領域とする。
このように、シフト判断部11は、シフトレバー21の位置が不感帯にあると判断され、車両が降坂路に停車していると判断されたことに加えて、運転者に車両を後退させる意思があると推測された場合にシフトレンジをRレンジに確定する。なお、ECU10は、ステップS17の処理が終わると、図4に示すフローチャートの処理を終了する。
このように、シフトレバー21が中間位置P・R、又は中間位置R・Nにあり、且つ、車両が降坂路に停車していた場合は、Rレンジに確定することによって、後退方向にトルクを発生させることができる。よって、運転者の意思とは逆方向に、車両がずり下がることを回避できる。
ステップS22では、Nレンジに確定する。シフト判断部11は、運転者に後退の意思が無しとみなせる場合、自動変速機のレンジをNレンジに確定する。そして、ECU10は、図4に示すフローチャートの処理を終了する。
ステップS20では、シフト位置がNとDの中間(中間位置N・D)であるか否かを判断する。このとき、シフト判断部11は、シフトセンサ20から取得したシフト位置信号に基づいて、シフトレバー21が中間位置N・Dにあるか否かを判断する。そして、シフト判断部11は、シフトレバー21が中間位置N・Dにあると判断した場合、運転者に前進の意思が有るとみなしてステップS21へ進む。一方、シフト判断部11は、シフトレバー21が中間位置N・Dにないと判断した場合、運転者に前進の意思が無いとみなしてステップS19へ進む。なお、前進の意思とは、車両を前進させる意思を示すものである。
このように、シフト判断部11は、ステップS20において、運転者に車両を前進する意思があるか否かを推測するものであり、シフトレバー21がD位置に隣り合う不感帯にある場合は車両を前進させる意思があると推測すると言い換えることができる(推測手段)。さらに、シフト判断部11は、車両の傾きの角度とシフトレバー21の位置から、車両のずり下がり方向及び運転者の進行方向要求を判断し、車両のずり下がり方向と運転者の進行方向要求から、車両状態として逆進の可能性の判定を行うと言い換えることもできる。
運転者は、シフトレバー21をD位置(又はB位置)にして、自動変速機のシフトレンジをDレンジ(又はBレンジ)にしようとした際に、シフトレバー21の移動が足りないことが起こり得る。このような場合、シフトレバー21は、中間位置N・Dに操作されることが考えられる。よって、シフトレバー21が中間位置N・Dにあった場合、運転者に前進の意思が有るとみなすことができる。
一方、運転者がシフトレバー21をD位置にしようとした場合、シフトレバー21が中間位置N・D以外の不感帯に操作されることは少ない。よって、シフトレバー21が中間位置N・Dにない場合、運転者に前進の意思がないとみなすことができる。
ステップS21では、Dレンジに確定する(シフト位置確定手段)。シフト判断部11は、運転者に前進の意思が有るとみなせる場合、自動変速機のレンジをDレンジに確定する。つまり、本実施形態においては、図6に示すように、車両が登坂路停車である場合、Dレンジに対する操作確定位置(Dレンジ確定領域)を広げる。言い換えると、不感帯である中間位置N・Dに関しても、Dレンジ確定領域とする。
このように、シフト判断部11は、シフトレバー21の位置が不感帯にあると判断され、車両が登坂路に停車していると判断されたことに加えて、運転者に車両を前進する意思があると推測された場合にシフトレンジをDレンジに確定する。
また、図7は、車両が登坂路停車である場合に、車両の運転者がシフトレバー21をP位置からN位置とD位置の中間位置N・Dに操作した場合のタイムチャートである。ECU10は、勾配センサ30からプラス10°を示す勾配信号と、車速センサ40から0km/hとを得ている。この場合、ECU10は、車両が登坂路停車であると判断する。そして、ECU10は、シフト位置不定と判断すると、運転者に前進の意思が有るとみなせる場合、自動変速機のレンジをDレンジに確定する。なお、ECU10は、ステップS21の処理が終わると、図4に示すフローチャートの処理を終了する。
このように、シフトレバー21が中間位置N・Dにあり、且つ、車両が登坂路に停車していた場合は、Dレンジに確定することによって、前進方向にトルクを発生させることができる。よって、運転者の意思とは逆方向に、車両がずり下がることを回避できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
なお、本発明のシフトバイワイヤシステムは、ECU10に加えて、シフトセンサ20、シフトレバー21、これらを電気的に接続する電気信号線を備えるものであってもよい。また、本実施形態では、ステップS19,22においてNレンジに確定する例を採用した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、ステップS19,22においてPレンジに確定するようにしてもよい。つまり、本発明は、ステップS19,22において非駆動レンジに確定するものであればよい。
(変形例)
ここで、変形例におけるシフトバイワイヤシステムに関して説明する。変形例におけるシフトバイワイヤシステムは、上述の実施形態と同様に、車両に搭載されるECU10を備えるものである。変形例におけるシフトバイワイヤシステムは、処理動作の一部が上述の実施形態と異なる。なお、変形例におけるシフトバイワイヤシステムの処理動作において、上述の実施形態におけるシフトバイワイヤシステムの処理動作と同一の箇所には同じステップ番号を付与している。
変形例におけるECU10は、図8に示す処理動作を実行する。図8に示すように、ECU10は、ステップS15での判断後、シフトレバー21がどの不感帯にあるのかを判断することなく、ステップS17又はステップS21へ進む。つまり、ステップS15では、変形例におけるシフト判断部11は、勾配が負であると判断した場合は車両が降坂路に停車しているとみなしてステップS17へ進み、勾配が負でないと判断した場合は車両が登坂路に停車しているとみなしてステップS21へ進む。従って、変形例におけるシフト判断部11は、勾配が負であると判断した場合は自動変速機のレンジをRレンジに確定し、勾配が負でないと判断した場合は自動変速機のレンジをDレンジに確定する。このように、本発明のシフトバイワイヤシステムは、ステップS16及びステップS20での判断を行わないものであっても、坂路に停車した車両がずり下がることを回避できる。
つまり、運転者はシフトレンジがRレンジになっていると認識しているが、実際は、シフトレバー21が不感帯に操作されていた場合であっても、運転者がアクセルを踏み込んだ際、又は運転者がシフトレバーを操作した際に、車両がずり下がることを回避できる。また、運転者はシフトレンジがDレンジになっていると認識しているが、実際は、シフトレバー21が不感帯に操作されていた場合であっても、運転者がアクセルを踏み込んだ際、又は運転者がシフトレバー21を操作した際に、車両がずり下がることを回避できる。
10 ECU、11 シフト判断部、12 車両状況判断部、13 トルク演算部、20 シフトセンサ、21 シフトレバー、30 勾配センサ、40 車速センサ、50 アクセルセンサ、60 アクチュエータ制御装置

Claims (2)

  1. 車両に搭載されるものであり、運転者によるシフトレバー(21)の操作に従い自動変速機のシフトレンジを切り替えるシフトバイワイヤシステムであって、
    前記シフトレバーは、少なくとも三つの操作確定位置、及び該操作確定位置に隣り合って設けられた少なくとも二つの不感帯に操作可能であり、
    前記シフトレバーの位置を示すシフト位置信号を取得して、該シフト位置信号に基づいて、シフトレバーの位置が操作確定位置にあるか、不感帯にあるかを判断するシフト位置判断手段(S10,S11)と、
    車両の速度を示す車速信号と車両が存在している場所の勾配の角度を示す勾配信号とを取得して、該車速信号と該勾配信号とに基づいて、車両が坂道で停車しているか否かを判断する車両状況判断手段(S12〜S14)と、
    前記車両状況判断手段によって車両が坂道で停車していると判断された場合、前記勾配信号に基づいて車両が降坂路に停車しているか、登坂路に停車しているかを判断する勾配判断手段(S15)と、
    前記シフト位置判断手段によってシフトレバーの位置が不感帯にあると判断され、前記勾配判断手段によって車両が降坂路に停車していると判断された場合はシフトレンジをRレンジに確定し、前記シフト位置判断手段によってシフトレバーの位置が不感帯にあると判断され、前記勾配判断手段によって車両が登坂路に停車していると判断された場合はシフトレンジをDレンジに確定するシフト位置確定手段(S17,S21)と、
    を備えることを特徴とするシフトバイワイヤシステム。
  2. 前記シフトレバーは、Dレンジを示す操作確定位置であるD位置と、D位置に隣り合う不感帯と、Rレンジを示す操作確定位置であるR位置と、R位置に隣り合う不感帯とに操作可能であり、
    運転者に車両を前進する意思があるか又は後退させる意思があるかを推測するものであり、前記シフトレバーがD位置に隣り合う不感帯にある場合は車両を前進させる意思があると推測し、前記シフトレバーがR位置に隣り合う不感帯にある場合は車両を後退させる意思があると推測する推測手段(S16,S20)を備え、
    前記シフト位置確定手段は、
    前記シフト位置判断手段によってシフトレバーの位置が不感帯にあると判断され、前記勾配判断手段によって車両が降坂路に停車していると判断されたことに加えて、前記推測手段によって運転者に車両を後退させる意思があると推測された場合にシフトレンジをRレンジに確定し、
    前記シフト位置判断手段によってシフトレバーの位置が不感帯にあると判断され、前記勾配判断手段によって車両が登坂路に停車していると判断されたことに加えて、前記推測手段によって運転者に車両を前進する意思があると推測された場合にシフトレンジをDレンジに確定することを特徴とする請求項1に記載のシフトバイワイヤシステム。
JP2012270641A 2012-12-11 2012-12-11 シフトバイワイヤシステム Active JP5962478B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012270641A JP5962478B2 (ja) 2012-12-11 2012-12-11 シフトバイワイヤシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012270641A JP5962478B2 (ja) 2012-12-11 2012-12-11 シフトバイワイヤシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014114917A true JP2014114917A (ja) 2014-06-26
JP5962478B2 JP5962478B2 (ja) 2016-08-03

Family

ID=51171139

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012270641A Active JP5962478B2 (ja) 2012-12-11 2012-12-11 シフトバイワイヤシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5962478B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113829895A (zh) * 2021-11-10 2021-12-24 浙江奥思伟尔电动科技有限公司 一种用于电动汽车的挡位控制方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002295657A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Aisin Aw Co Ltd 車輌のパーキング制御装置
JP2005172118A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Denso Corp 自動変速機のレンジ位置検出装置及びその制御プログラム
JP2006256501A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Toyota Motor Corp シフトポジションセンサの異常検出装置
JP2009133459A (ja) * 2007-12-01 2009-06-18 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機のシフトポジション検出装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002295657A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Aisin Aw Co Ltd 車輌のパーキング制御装置
JP2005172118A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Denso Corp 自動変速機のレンジ位置検出装置及びその制御プログラム
JP2006256501A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Toyota Motor Corp シフトポジションセンサの異常検出装置
JP2009133459A (ja) * 2007-12-01 2009-06-18 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機のシフトポジション検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113829895A (zh) * 2021-11-10 2021-12-24 浙江奥思伟尔电动科技有限公司 一种用于电动汽车的挡位控制方法
CN113829895B (zh) * 2021-11-10 2023-10-20 浙江奥思伟尔电动科技有限公司 一种用于电动汽车的挡位控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5962478B2 (ja) 2016-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105416398B (zh) 停车辅助装置
CN106427995B (zh) 停车辅助系统和方法
US9902427B2 (en) Parking assistance device, parking assistance method, and non-transitory computer readable medium storing program
JP6418105B2 (ja) 車両用シフト装置
JP6915302B2 (ja) 駐車支援装置
JP2008174102A (ja) 駐車支援装置
JP6640614B2 (ja) 車両制御装置及び車両制御方法
US10293833B2 (en) Driving assistance apparatus
JP5862799B2 (ja) 車両用加速抑制装置及び車両用加速抑制方法
JP5974826B2 (ja) 駆動制御装置
JP5692246B2 (ja) 車両の制御装置
JP2008290669A (ja) 発進支援装置、表示装置、経路演算装置
JP2017119505A (ja) 車両制御装置
JP2017218043A (ja) 駐車評価装置
WO2019073576A1 (ja) 車両並びにその制御装置及び制御方法
JP5962478B2 (ja) シフトバイワイヤシステム
JP5761089B2 (ja) 車両の運転支援システム
JP5862307B2 (ja) センサ検知範囲変更装置
JP5169587B2 (ja) 車両制御装置
JP5713113B2 (ja) 車両用制御装置
WO2015008590A1 (en) Lane keeping assist apparatus
CN103496399B (zh) 转向辅助装置
JP5914298B2 (ja) 車両用制御装置
WO2017110914A1 (ja) 車両制御装置
JP2016536549A (ja) コーナリングの間に自動変速装置を制御するための装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160531

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160613

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5962478

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250