JP2014114814A - タービンから熱を除去するためのシステムおよび方法 - Google Patents

タービンから熱を除去するためのシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タービン内の高温ガス路に沿った構成要素から熱を除去する閉鎖ループ冷却システムを提供する。
【解決手段】タービンから熱を除去するためのシステムは、その中に供給プリナム124、126と、戻りプリナム122とを有するタービン内の構成要素を含む。構成要素の形状を画定する基板110は、内部面112と外部面114とを有する。基板110の外部面114に塗布されるコーティング116は、基板110の外部面114に面する内側面118と、内側面118に対向する外側面120とを有する。第1の流体チャネル62は、基板110の外部面114と、コーティング116の外側面120の間にある。第1の流路62は、供給プリナム124から基板110を貫通して第1の流体チャネル62へと進み、第2の流路132は、第1の流体チャネル62から基板110を貫通して戻りプリナム122へと進む。
【選択図】図7

Description

本開示は一般に、タービンから熱を除去するためのシステムおよび方法に関連する。特定の実施形態において、システムおよび方法は、タービン内の高温ガス路に沿った構成要素から熱を除去する閉鎖ループ冷却システムを含むことができる。
タービンは、様々な航空機産業、工業および発電用途において広く利用されて仕事を成し遂げている。各々のタービンは一般に、周辺方向に設置された静翼と回転ブレードの交互の段を含んでいる。静翼は、タービンを囲むケーシングなどの固定構成要素に装着されてよく、回転ブレードは、タービンの軸方向の中心線に沿って配置されたロータに取り付けられてよい。圧縮作用流体、例えば蒸気、燃焼ガスまたは空気などが、高温ガス路に沿ってタービン内を通って流れることで仕事をもたらす。静翼は、圧縮作用流体を加速させ、その後に続く回転ブレードの段へと誘導して回転ブレードに動作を与え、これによりロータを回転させシャフトの仕事をもたらす。
作用流体の動作温度が高くなると一般に、熱力学的効率が改善する、および/または動力出力が増大することになる。しかしながらより高温の動作温度はまた、高温ガス路に沿った様々な構成要素の腐食、クリープ、および低サイクル疲労にもつながる。その結果、高温ガス路に関連する高温に曝される種々の構成要素に対して冷却作用を行なうための種々のシステムおよび方法が開発されてきた。例えばいくつかのシステムおよび方法は、冷却媒体を構成要素内の内部キャビティを通るように循環させることで、構成要素の対流式かつ伝導式の冷却作用を実現する。他のシステムおよび方法では、冷却媒体はまた、内部キャビティから冷却路を通り構成要素から外に流れることで、構成要素の外部面にわたってフィルム冷却を行なう場合もある。現行のシステムおよび方法は、より高温の動作温度を可能にする点においては効果的であるが、タービンから熱を除去するための改良されたシステムおよび方法は、有効となるであろう。
本発明の態様および利点は、以下の記載において以下に列記される、またはこの記載から明白であり得る、または本発明の実施を通して理解される可能性もある。
米国特許出願公開第2012/0163984号明細書
本発明の一実施形態は、タービンから熱を除去するためのシステムである。システムは、その中に供給プリナムと、戻りプリナムとを有するタービン内の構成要素を含んでいる。構成要素の形状を画定する基板は、内部面と外部面とを有する。基板の外部面に塗布されるコーティングは、基板の外部面に面する内側面と、内側面に対向する外側面とを有する。第1の流体チャネルは、基板の外部面と、コーティングの外側面の間にある。第1の流路は、供給プリナムから基板を貫通して第1の流体チャネルへと進み、第2の流路は、第1の流体チャネルから基板を貫通して戻りプリナムへと進む。
本発明の別の実施形態は、タービンから熱を除去するためのシステムであり、このタービンは、前縁と、前縁から下流の後縁と、前縁と後縁の間の凸面に対向する凹面とを有するエーロフォイルを含んでいる。エーロフォイルの少なくとも一部を画定する基板は、内部面と外部面とを有する。基板の外部面に塗布されるコーティングは、基板の外部面に面する内側面と、内側面に対向する外側面とを有する。第1の流体チャネルは、基板の外部面と、コーティングの外側面の間にある。第1の流路は、基板を貫通し第1の流体チャネルへと進み、第2の流路は、第1の流体チャネルから基板を貫通する。
本発明のさらに別の実施形態において、ガスタービンは、圧縮機と、圧縮機から下流の燃焼器と、燃焼器から下流のタービンとを含む。タービンの少なくとも一部を画定する基板は、内部面と外部面とを有する。基板の外部面に塗布されるコーティングは、基板の外部面に面する内側面と、内側面に対向する外側面とを有する。第1の流体チャネルは、基板の外部面と、コーティングの外側面の間にある。第1の流路は、基板を貫通し第1の流体チャネルへと進み、第2の流路は、第1の流体チャネルから基板を貫通する。
当業者は、この明細書を精査することで、このような実施形態および他の実施形態特徴および態様をより適切に認識するであろう。
本発明の完全なかつ可能な開示は、当業者にとってその最適な態様を含めて、明細書の残りの部分により詳細に記載されており、添付の図面の参照も含まれている。
本発明の範囲における一例のガスタービンの機能的なブロック図である。 本発明の種々の実施形態を組み込む可能性のある一例のタービンの一部の簡素化された側部断面図である。 本発明の一実施形態によるタービンから熱を除去するためのシステムの斜視図である。 一例の流体チャネルと、冷却媒体流を備えた、図3に示されるシステムの平面図である。 本発明の代替の一実施形態によるタービンから熱を除去するためのシステムの斜視図である。 一例の流体チャネルと、冷却媒体流を備えた、図5に示されるシステムの平面図である。 本発明の一実施形態による一例のエーロフォイルの断面図である。 本発明の代替の一実施形態による一例のエーロフォイルの断面図である。 本発明の一実施形態による基板に埋め込まれた流体チャネルの拡大された断面図である。 本発明の別の実施形態によるコーティング内に埋め込まれた流体チャネルの拡大された断面図である。 本発明の別の実施形態によるコーティングによって囲まれた流体チャネルの拡大された断面図である。 本発明の別の実施形態によるボンディングコートと遮熱コーティングの間の流体チャネルの拡大された断面図である。
ここで本発明の本実施形態を詳細に参照すると、その1つまたは複数の例が、添付の図面に例示されている。詳細な記載は、図面中の特徴を指すのに数字および文字名称を使用している。図面および記載における同様のまたは同じ名称は、本発明の同様のまたは同じ部品を指すのに使用されている。本明細書で使用されるように、用語「第1の(first)」、「第2の(second)」および「第3の(third)」は、ある要素を別の要素から区別するのに用いられてよく、個々の構成要素の場所または重要性を表すことは意図されていない。これに加えて、用語「上流(upstream)」および「下流(downstream)」は、流体の経路における構成要素の相対的な位置を指している。例えば、流体が構成要素Aから構成要素Bに流れる場合、構成要素Aは構成要素Bから上流にある。逆に、構成要素Bが構成要素Aから流体を受け取る場合、構成要素Bは、構成要素Aから下流にある。
各々の例は、本発明を説明することを目的に提供されており、本発明を限定するものではない。実際には、本発明の範囲または精神から逸脱することなく、本発明に対して修正形態または変形形態を作成することができることは当業者には明らかである。例えば、一実施形態の一部として図示され記載される特徴は、別の実施形態に対して利用されることでさらに別の実施形態を生み出す。よって本発明は、このような修正形態および変形形態を添付の特許請求の範囲およびその均等物の範囲内にあるものとして網羅することが意図されている。
本発明の種々の実施形態は、タービンから熱を除去するためのシステムおよび方法を含んでいる。システムおよび方法は一般に、タービン内の高温ガス路に沿って位置する構成要素の外部面に埋め込まれた1つまたは複数の流体チャネルを含む。特定の実施形態において、この流体チャネルは、構成要素の形状を画定する基板内に埋め込まれることがあるが、他の実施形態では、流体チャネルは、基板に塗布された1つまたは複数のコーティング内に埋め込まれるまたはそれによって囲まれる場合もある。冷却媒体が、供給プリナムを介して構成要素に供給され、戻りプリナムを介して流れる前に、高温ガス路へと排出されずに流体チャネルを取り抜けるように流れることができる。このようにして、本明細書に記載されるシステムおよび方法は、構成要素から対流式および/または伝導式に熱を除去するための閉鎖ループ冷却回路を提供する。本発明の種々の例示の実施形態は、ガスタービンに組み込まれたタービンの文脈で記載され得るが、本発明の特定の実施形態は、特許請求の範囲に特別に説明されない限り、ガスタービンに組み込まれたタービンに限定されるものではないことを当業者は容易に認識するであろう。
ここで図面を参照すると、同一の数字は、図面を通して同様の要素を指しており、図1は、本発明の範囲における一例のガスタービン10の機能的なブロック図を提供している。示されるようにガスタービン10は一般に、入り口セクション12を含んでおり、これは、一連のフィルタ、冷却コイル、水分分離器および/またはガスタービン10に進入する作用流体14(例えば空気)を浄化する、およびそうでなければ調整する他の装置を含む可能性がある。作用流体14は、圧縮機16へと流れ、圧縮機16は、作用流体14に徐々に動的エネルギーを付与することで、より高度にエネルギーが付与された状態で圧縮作用流体18を生成する。圧縮作用流体18は、1つまたは複数の燃焼器20へと流れ、そこでそれは、燃料22と混ざり合った後に燃焼し、高温高圧の燃焼ガス24を生成する。燃焼ガス24は、タービン26を通って流れることで仕事をもたらす。例えばシャフト28は、圧縮機16をタービン26に接続することができ、それによりタービン26の回転により圧縮機16を駆動させ、圧縮作用流体18を生成する。代替としてまたは追加として、シャフト28は、タービン26を発電機30に接続することで電気を生成する場合もある。タービン26からの排ガス32は、タービン排気プリナム34を通って流れ、この排気プリナム34は、タービン26をタービン26から下流の排気スタック36に接続することができる。排気スタック36は、例えば熱回収蒸気生成器(図示せず)を含むことで、環境に放出する前に排ガス32を浄化し追加の熱を抜き取ることができる。
図2は、本発明の種々の実施形態を組み込む可能性のあるタービン26の一部の簡素化された側部断面図を提供している。図2に示されるように、タービン26は一般に、ロータ38と、タービン26を通る高温ガス路42を少なくとも部分的に画定するケーシング40とを含む。ロータ38は、ボルト48によって一緒に接続されることで揃って回転するロータホイール44と、ロータスペーサ46の交互のセクションを含むことができる。ケーシング40はロータ38の少なくとも一部を円周方向に囲むことで、高温ガス路42を通って流れる燃焼ガス24または他の圧縮作用流体を収容する。タービン26はさらに、回転ブレード50と、静翼52の交互の段を含んでおり、これはケーシング40の内側にロータ38を囲むように円周方向に配列され、ロータ38とケーシング40の間に半径方向に延在している。回転ブレード50は、当分野で既知の種々の手段を利用してロータホイール44に接続され、静翼52は、ロータスペーサ46から反対側でケーシング40の内側を囲むように円周方向に配列される。燃焼ガス24は、図2に示されるように高温ガス路42に沿ってタービン26を通り抜けるように左から右に流れる。燃焼ガス24が回転ブレード50の第1の段を越えて進む際、燃焼ガス24が膨張することで、回転ブレード50、ロータホイール44、ロータスペーサ46、ボルト48およびロータ38を回転させる。燃焼ガス24はその後、静翼52の次の段を横切るように流れ、この静翼が燃焼ガス24を加速させ、次の段の回転ブレード50へと誘導し、この工程は次の段のために繰り返される。図2に示される例示の実施形態では、タービン26は、3つの段の回転ブレード50の間に2つの段の静翼52を有するが、回転ブレード50および静翼52の段数は、特許請求の範囲に特別に説明されなければ、本発明を限定しないことを当業者は容易に認識するであろう。
図3は、本発明の一実施形態によるタービン26から熱を除去するためのシステム60の斜視図を提供しており、図4は、一例の流体チャネル62および冷却媒体流64を備えた、図3に示されるシステム60の平面図を提供している。システム60は一般に、高温ガス路42に曝される任意の構成要素に対して閉鎖ループ冷却作用を提供する。閉鎖ループ冷却作用によって供給される冷却媒体64には、例えば、圧縮機16から迂回した圧縮作用流体18、再生式熱交換器(図示せず)によって生成された飽和または過熱された蒸気、あるいは好適な熱伝達特性を有する任意の他の容易に入手可能な流体(例えば、オフボードシステムから調整され送られた)が含まれてよい。冷却媒体64は、構成要素の外層にある流体チャネル62を通り抜けるように流れ(これは総称してマイクロチャネルとしても知られている)、構成要素の外部面から対流式および/または伝導式に熱を除去する。流体チャネル62は、冷却される充填材によって、様々な形状、サイズ、長さおよび幅を有する場合がある。例えば流体チャネル62は、任意の幾何学形状の断面を有する場合があり、およそ0.0005〜0.05インチの直径の範囲内にあってよく、構成要素の外層の内部で水平方向、対角線上にまたは蛇行方向(すなわち半径方向)に延在する可能性があり、これは特定の構成要素に左右される。流体チャネル62を通り抜けて流れた後、冷却媒体64は、高温ガス路42へと流れるのではなく、外部処理のために構成要素の中を通って戻るように排出される。
図3および図4に示される特定の実施形態では、冷却される構成要素は、高温ガス路42に曝される静翼52である。静翼52は、外部フランジ66と、内部フランジ68とを含むことができる。外部フランジ66は、シュラウド部分(図示せず)またはケーシング40に結合された他の構造体に接続することで、静翼52を所定の場所に固定式に保持するように構成されてよい。外部および内部フランジ66、68は組み合わさって高温ガス路42の少なくとも一部を画定し、外部フランジ66と内部フランジ68の間に挟まれたエーロフォイル70が、図2に関して先に記載したように燃焼ガス24を加速させ、次の段の回転ブレード50へと向け直す。エーロフォイル70は一般に、当分野で知られるように、前縁72と、前縁72から下流の後縁74と、前縁72と後縁74の間の凸面78に対向する凹面76とを含む。
図3および図4に示されるように、システム60はさらに、静翼52の内側の1つまたは複数のキャビティへの冷却媒体64の供給と、そこからの冷却媒体64の排気を交互に行なう供給プリナム80と、戻りプリナム82とを含むことができる。各々の流体チャネル62は、冷却媒体64が流体チャネル62に流れ込み、そこを通り抜けて、流体チャネル62から外に出て行くための経路を提供する入り口ポート86と、出口ポート88とを含むことができる。流体チャネル62ならびに種々の入り口ポート86および出口ポート88の位置によって、静翼52を通る流路の多くの可能な組み合わせを提供することができる。その結果、冷却媒体64は、戻りプリナム82から排出される前に、外部フランジ66および内部フランジ68および/または静翼52の層内にある流体チャネル62に対して対流式および/または伝導式の冷却作用を提供することができる。
図5は、本発明の代替の一実施形態によるタービン26から熱を除去するためのシステム60の斜視図を提供しており、図6は、一例の流体チャネル62および冷却媒体流64を備えた、図5に示されるシステム60の平面図を提供している。この特定の実施形態において、冷却される構成要素は回転ブレード50である。回転ブレード50は一般に、プラットフォーム92に接続されたエーロフォイル90を含む。エーロフォイル90は、図3および図4に示される静翼52に関して先に記載したように、前縁94と、前縁94から下流の後縁96と、前縁94と後縁96の間の凸面100に対向する凹面98とを有する。プラットフォーム92は、少なくとも一部の高温ガス路42を画定し、根元102に接続している。根元92は、当分野で一般的に知られるように、ロータホイール44内のスロット内に摺動し、回転ブレード50を半径方向に制限することができる。
図5および図6に示されるように、システム60はここでもまた、根元102およびエーロフォイル90内に1つまたは複数のキャビティ104を含むことで冷却媒体64を回転ブレード50に供給し、そこから排出する。これに加えて、流体チャネル62ならびに種々の入り口ポート86および出口ポート88の位置は、ここでもまた、回転ブレード50を通る流路の多くの可能な組み合わせを提供することができる。その結果、冷却媒体64は、根元102から外へ排出される前に、プラットフォーム92および/または回転ブレード50内の層内にある流体チャネル62に対して対流式および/または伝導式の冷却作用を提供することができる。
図7および図8は、図3および図4に示される静翼52に組み込まれる可能性のある一例のエーロフォイル90の断面図を提供しており、これらの図面および教示は、図5および図6に示される回転ブレード50に等しく適用可能であってよい。各々の図面に示されるように、基板110は一般に、エーロフォイル90の形状を画定しており、基板110は、エーロフォイル90の内側のキャビティ104に面する内部面112と、高温ガス路42に面する外部面114とを有する。基板110は、当分野で既知の従来式の方法を使用してキャスト、鋳造、押出成型および/または機械加工されたニッケル、コバルトまたは鉄ベースの超合金を含んでよい。このような超合金の例には、GTD−111、GTD−222、Rene80、Rene41、Rene125、Rene77、ReneN4、ReneN5、ReneN6、第4世代単結晶超合金MX−4、ハステロイXおよびコバルトベースのHS−188が含まれる。
基板110の外部面114に塗布されるコーティング116は、基板110の外部面114に面する内側面118と、内側面118に対向し高温ガス路42に曝される外側面120とを有する。コーティング116は、例えば1つまたは複数のボンディングコートおよび/または遮熱コーティングを含むことができ、これは、図9から12に示される特定の実施形態に関してより詳細に記載される。図7および図8に示されるように、各々の流体チャネル62は、基板110の外部面114と、コーティング116の外側面120の間にある。その結果、流体チャネル62は、エーロフォイル90の層を通り抜けるように流れる冷却媒体64のための流路を提供することで、エーロフォイル90の外部面から対流式および/または伝導式に熱を除去する。
図7に示される特定の実施形態において、エーロフォイル90は、前方供給プリナム124と、尾翼供給プリナム126の間に位置する戻りプリナム122を含むことができる。少なくとも1つの流体チャネル62が、エーロフォイル90の凹面98と凸面100両方の内側で前縁94と後縁96の間に延在することができ、各々の流体チャネル62のための入り口ポート86と出口ポート88の位置によって、エーロフォイル90の外部面ほぼ全体にわたって流体チャネル62に流れ込み、そこから出て行く多くの流路を提供することができる。例えば前方供給プリナム124にある入り口ポート86は、凹面98と凸面100両方の内側で、前方供給プリナム124から基板110を貫通して流体チャネル62へと流れる流路128を提供することができる。代替としてまたはこれに加えて、尾翼供給プリナム126にある入り口ポート86は、尾翼供給プリナム126から基板110を貫通して流体チャネル62へと流れる別の流路130を提供することで、冷却媒体64が、後縁96から前縁94に向かってエーロフォイル90の凹面98と凸面100の内側を流れることができる。流路128、130のいずれかまたは両方に関して、戻りプリナム122にある出口ポート88が、流体チャネル62から基板110を貫通して戻りプリナム122へと流れるさらに別の流路132を提供することができる。このようにしてシステム60は、平行して、いずれかの方向で、および/またはエーロフォイル90の外部面のほぼ全体にわたってエーロフォイル90の外部層を通り抜ける冷却媒体流64を提供することができる。
いくつかの実施形態において、システム60は、エーロフォイル90から冷却媒体64を排出する前に、冷却媒体64を複数の流体チャネル62を連続して通るように循環させる場合もある。図8に示されるように、例えばエーロフォイル90は、図7に関して先に記載した戻りプリナム122、前方供給プリナム124および尾翼供給プリナム126の他に中間プリナム134を含む場合がある。この特定の実施形態では、凹面98にある流体チャネル62は、凸面100にある流体チャネル62から上流にある。具体的には前方供給プリナム124にある入り口ポート86は、前方供給プリナム124から基板110を貫通して凹面98の内側の流体チャネル62へと流れる流路128を提供することができる。中間プリナム134にある出口ポート88はこのとき、流体チャネル62から基板110を貫通して中間プリナム134へと流れる別の流路136を提供することができ、中間プリナム134にある入り口ポート86および戻りプリナム122にある出口ポート88が、戻りプリナムナム122へと流れエーロフォイル90から外に流れ出る前に、凸面100の内側の流体チャネル62を通り抜けるように流れる冷却媒体64の流体連通を実現することができる。尾翼供給プリナム126にある入り口ポート86は、尾翼供給ポート126から基板110を貫通して流体チャネル62へと流れる流路130を提供することで、図7に関して先に記載したように、冷却媒体64が、後縁96から前縁94に向かってエーロフォイル90の凹面98と凸面100に沿って流れることができる。
図9から12は、本発明の種々の実施形態の範囲における多様な流体チャネル62の拡大された断面図を提供している。図9から12に示される各々の実施形態では。流体チャネル62は、基板110および/またはコーティング106内に埋め込まれるか、あるいはコーティング116によって囲まれるかのいずれかである。本明細書で使用されるように、用語「埋め込まれる」は、流体チャネル62の一部分のみが、特定された構造体の内部にあることを意味しており、特定された構造体によって完全に囲まれた流体チャネル62は含まれない。米国特許第6,551,061号および6,617,003号ならびに米国特許公開第2012/0124832号および2012/0148769号は、本出願と同一の譲受人に譲渡されており、各々が、図9から12に示される流体チャネル62を作製するための種々のシステムおよび方法を開示しており、各々の特許および出願の全体は、全ての目的のために本明細書に組み込まれている。
図9に示される特定の実施形態では、流体チャネル62は、基板110の外部面114に埋め込まれており、流体チャネル62の残りの部分は、コーティング116によって覆われている。流体チャネル62ならびに入り口ポート86および出口ポート88は、プログラムされたまたはそうでなければ自動化された工程、例えばロボットにより制御された工程の誘導または制御下において形成または機械加工されることで、基板110の外部面114における所望のサイズ、位置および/または構成を実現することができる。例えば流体チャネル62ならびに/あるいは入り口ポート86および出口ポート88は、レーザドリル工程、研磨液体マイクロジェット工程、電解加工(ECM)、プランジ電解加工(プランジECM)、放電加工(EDM)、回転電極による放電加工(ミリングEDM)または所望のサイズ、形状および製造公差を備えた流体チャネル62を形成することが可能な任意の他の工程によって機械基板110の外部面114内に形成されてよい。
流体チャネル62の幅および/または深さは、基板110にわたってほぼ一定であってよい。あるいは流体チャネル62は、基板110にわたって幅および/または深さが先細になる場合もある。これに加えて、流体チャネル62は、任意の幾何学的断面を有することができ、例えば正方形、矩形、楕円、三角形または冷却媒体64が流体チャネル62を通って流れるのを促進する任意の他の幾何学形状であってよい。種々の流体チャネル62が、特定の幾何学形状の断面を有することもあるが、他の流体チャネル62は、別の幾何学形状を有する場合もあることを理解されたい。これに加えて、特定の実施形態において、流体チャネル62の表面(すなわち側壁および/または床面)は、実質的に滑らかな面であってよいが、他の実施形態では、流体チャネル62の全てまたは一部が、突起、凹部、表面組織または流体チャネル62の面が滑らかでなくなるような他の特徴的な機構を含む場合もある。さらに流体チャネル62は、冷却される構成要素に特有であることにより、構成要素の特定の部分が、他の部分より高い密度の流体チャネル62を含む場合がある。いくつかの実施形態において、各々の流体チャネル62は、単独かつ別個のものであってよく、その一方で他の実施形態では1つまたは複数の流体チャネル62が分岐して別れ複数の流体チャネル62を形成する場合もある。流体チャネル62は、いくつかの実施形態において、他の流体チャネル62と交差して、あるいは交差せずに、構成要素の外周全体の周りに巻きつく場合もあることをさらに理解されたい。
コーティング116が基板110の外部面114に塗布される前に、1つまたは複数のマスキングまたは充填材が、流体チャネル62ならびに入り口ポート86および出口ポート88に挿入される場合がある。この充填材には、例えば銅、アルミニウム、モリブデン、タングステン、ニッケル、モネル、およびおよそ摂氏700度を超えるまで加熱されたときに昇華する高蒸気圧酸化物を有するニクロム材料が含まれてよい。他の実施形態において、充填材は、元素のまたは合金金属材料および/または変形可能な材料、焼きなまされた金属ワイヤ(これは機械的に流体チャネル62へと押し込まれると、流体チャネル62の形状に適合するように変形する)などから形成されたソリッドワイヤ充填材の場合もある。他の実施形態において、充填材は、流体チャネル62に適合するように流体チャネル62に押し込まれることで、流体チャネル62を実質的に満たす粉体の場合もある。流体チャネル62から外に飛び出した(すなわち、あふれた)充填材の一部は、コーティング116を塗布する前に研磨されるまたは機械加工され得ることで、基板110の外部面114と充填材が、連続する滑らかな表面を形成し、この面上にその後の層およびコーティング116を塗布することができる。
基板110の外部面114がひとたび好適に清浄され準備されると、1つまたは複数のコーティング116が充填材と外部面14の上に塗布されてよい。図9に示されるように、例えばコーティング116は、基板110の外部面114に塗布されたボンディングコート140と、ボンディングコート140に塗布された遮熱コーティング142とを含む場合がある。ボンディングコート140は、例えばNiAlまたはPtAl、あるいはMCrAl(X)化合物などの拡散アルミナイドであってよく、この場合Mは、鉄、銅、ニッケルおよびそれらの組み合わせから成る群から選択された元素であり、(X)は、ガンマプライム形成物および/または固溶体強化材、例えばTa,Reなど、ならびに反応し易い元素、例えばY、Zr、Hf、Siなど、ならびにB、Cおよびそれらの組み合わせから成る結晶粒強化材の群から選択された元素である。遮熱コーティング142は、1つまたは複数の以下の特徴を含むことができ、すなわち、熱に対する低い放射率または高い反射率、滑らかな仕上がりおよび下層のボンディングコート140に対する優れた接着性である。例えば当分野で既知の遮熱コーティング142には、例えばイットリア(Y23)によって部分的にまたは完全に安定化されたジルコニア(ZrO2)、マグネシア(MgO)または他の貴金属酸化物などの金属酸化物が含まれる。選択されたボンディングコート140および遮熱コーティング142は、エアープラズマ噴霧(APS)、低圧プラズマ噴霧(LPPS)または物理蒸着(PVD)技法、例えば電子ビーム物理蒸着(EBPVD)(これは変形に耐性のある柱状結晶粒子構造を生じる)を利用して従来の方法によって蒸着させることができる。選択されたボンディングコート140および遮熱コーティング142はまた、先行する方法のいずれかの組み合わせを利用して塗布されることで1本のテープを形成する場合もあり、このテープは、下層の基板110に塗布するためにその後変質され、これは、本発明と同一の譲受人に譲受されたこれは米国特許第6,165,600号に記載されている。ボンディングコート140および/または遮熱コーティング142は、およそ0.0005〜0.06インチの厚さまで塗布されてよく、マスキングまたは充填材がその後、例えば浸出工程、溶解工程、溶融工程、酸化工程、エッチングなどによって取り除かれることで、図9に示される断面図を残すことができる。
図10は、本発明の別の実施形態による基板110の外部面114と、コーティング16の内側面118両方に埋め込まれた流体チャネル62の拡大された断面図を提供している。この実施形態では、流体チャネル62ならびに入り口ポート86および出口ポート88は、図9に示される実施形態に関して先に記載したように基板110の外部面114の中に機械加工されてよい。マスキングまたは充填材がその後、流体チャネル62ならびに入り口ポート86および出口ポート88に挿入されて流体チャネル62を満たし、基板110の外部面114を越えて延在することができる。ボンディングコート140および/または遮熱コーティング142がその後充填材および基板110の外部面114の上に塗布されてよく、充填材が、図9に関して先に記載したように取り除かれて図10に示される断面図を残すことができる。
図11は、本発明の別の実施形態によるコーティング116によって囲まれた流体チャネル62の拡大された断面図を提供している。この実施形態では、ボンディングコート140の1つまたは複数の層が、図9に関して先に記載したように比較的滑らかな基板110に塗布されてよい。マスキングまたは充填材がその後、先に記載したようにボンディングコート140上に配置されるまたはそこに塗布され、ボンディングコート140および/または遮熱コーティング142の1つまたは複数の追加の層によって覆われてよい。マスキングまたは充填材はその後、上記に記載したように取り除かれ、図11に示されるようにコーティング116内に全体が含まれるように流体チャネル62を残すことができる。
図12は、本発明の別の実施形態によるボンディングコート140と遮熱コーティング142の間の流体チャネル62の拡大された断面図を提供している。この実施形態は、マスキングまたは充填材が、ボンディングコート140と遮熱コーティング142の塗布の間に塗布されること以外は、図11に先に記載され示されるものと同様のやり方で大半は形成されている。よって結果として生じる流体チャネル62は、図12に示されるようにボンディングコート140と遮熱コーティング142両方の中に埋め込まれている。
図1〜12に関して示され記載される種々の実施形態はまた、タービン26から熱を除去するための方法も提供している。方法は、例えば冷却媒体64を供給プリナム80を介して高温ガス路42に沿った1つまたは複数の構成要素へと流すステップを含むことができる。方法はさらに、冷却媒体64を構成要素から戻りプリナム82を介して排出する前に、基板110の外部面114とコーティング116の外側面120の間に位置する1つまたは複数の流体チャネル62を通るように冷却媒体64を流すステップを含むことができる。特定の実施形態では、方法は、冷却媒体64を平行してまたは連続して流体チャネル62を通るように流す場合もある。
本明細書に記載されるシステム60および方法は、高温ガス路42に沿った構成要素に対するフィルム冷却作用を必要とせずに、タービン26から熱を除去することができることを当業者は本明細書の教示から容易に認識するであろう。その結果、タービン26内の動作温度を、フィルム冷却作用に関連する空気力学的混合損失を取り込むことなく上昇させることができる。これに加えて、閉鎖ループ冷却作用は、従来のフィルム冷却システムと比べて実質的に少量の冷却媒体64しか必要とせず、閉鎖ループ冷却作用によってタービン26から除去される熱は、サイクル全体に保持される、あるいはオフボードシステムによって再度取り込まれることで設備全体の効率を高めることができる。
この書面による記載は、本発明を開示することを目的とした最適な態様を含む例を利用しており、また任意の装置またはシステムを作製し利用すること、ならびに任意の採用された方法を実行することを含め、当業者が本発明を実施することができるようにするものである。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって定義されており、当業者が思い付く他の例を含むことができる。このような他の例は、それらが特許請求の範囲の文字通りの言い回しと相違ない構造上の要素を含む場合、あるいはそれらが特許請求の範囲の文字通りの言い回しとわずかな相違点を有する等価な構造上の要素を含む場合、特許請求の範囲の範囲内にあることが意図されている。
10 ガスタービン
12 入り口セクション
14 作用流体
16 圧縮機
18 圧縮作用流体
20 燃焼器
22 燃料
24 燃焼ガス
26 タービン
28 シャフト
30 発電機
32 排ガス
34 排気プリナム
36 排気スタック
38 ロータ
40 ケーシング
42 高温ガス路
44 ロータホイール
46 ロータスペーサ
48 ボルト
50 回転ブレード
52 静翼
60 システム
62 流体チャネル
64 冷却媒体流
66 外部フランジ
68 内部フランジ
70 エーロフォイル
72 前縁
74 後縁
76 凹面
78 凸面
80 供給プリナム
82 戻りプリナム
84 キャビティ
86 入り口ポート
88 出口ポート
90 エーロフォイル
92 プラットフォーム
94 前縁
96 後縁
98 凹面
100 凸面
102 根元
104 キャビティ
110 基板
112 基板の内部面
114 基板の外部面
116 コーティング
118 コーティングの内側面
120 コーティングの外側面
122 戻りプリナム
124 前方供給プリナム
126 尾翼供給プリナム
128 流路
130 流路
132 流路
134 中間プリナム
136 流路
140 ボンディングコート
142 遮熱コーティング

Claims (20)

  1. タービンから熱を除去するためのシステムであって、
    a.その中に供給プリナムと、戻りプリナムとを有する前記タービン内の構成要素と、
    b.前記構成要素の形状を画定し、内部面と外部面とを有する基板と、
    c.前記基板の前記外部面に塗布されるコーティングであって、前記基板の前記外部面に面する内側面と、前記内側面に対向する外側面とを有するコーティングと、
    d.前記基板の前記外部面と、前記コーティングの前記外側面の間にある第1の流体チャネルと、
    e.前記供給プリナムから前記基板を貫通して前記第1の流体チャネルへと進む第1の流路と、
    f.前記第1の流体チャネルから前記基板を貫通して前記戻りプリナムへと進む第2の流路とを備えるシステム。
  2. 前記構成要素がエーロフォイルである、請求項1記載のシステム。
  3. 前記コーティングが前記基板の前記外部面に塗布されるボンディングコートと、前記ボンディングコートに塗布される遮熱コーティングとを備える、請求項1記載のシステム。
  4. 前記第1の流体チャネルが、前記ボンディングコートと前記遮熱コーティングの間にある、請求項3記載のシステム。
  5. 前記第1の流体チャネルが、前記基板の前記外部面内に埋め込まれる、請求項1記載のシステム。
  6. 前記第1の流体チャネルが、前記コーティングの前記内側面内に埋め込まれる、請求項1記載のシステム。
  7. 前記第1の流体チャネルが前記コーティングによって囲まれる、請求項1記載のシステム。
  8. a.前記基板の前記外部面と、前記コーティングの前記外側面の間にある第2の流体チャネルと、
    b.前記基板を貫通し前記第2の流体チャネルへと進む第3の流路と、
    c.前記第2の流体チャネルから前記基板を貫通する第4の流路とをさらに備え、
    d.前記第1の流体チャネルが、前記第2の流体チャネルから上流にある、請求項1記載のシステム。
  9. タービンから熱を除去するためのシステムであって
    a.前縁と、前記前縁から下流の後縁と、前記前縁と前記後縁の間の凸面に対向する凹面とを備えるエーロフォイルと、
    b.前記エーロフォイルの少なくとも一部を画定し、内部面と外部面とを有する基板と、
    c.前記基板の前記外部面に塗布されるコーティングであって、前記基板の前記外部面に面する内側面と、前記内側面に対向する外側面とを有するコーティングと、
    d.前記基板の前記外部面と、前記コーティングの前記外側面の間にある第1の流体チャネルと、
    e.前記基板を貫通し前記第1の流体チャネルへと進む第1の流路と、
    f.前記第1の流体チャネルから前記基板を貫通する第2の流路とを備えるシステム。
  10. 前記コーティングが前記基板の前記外部面に塗布されるボンディングコートと、前記ボンディングコートに塗布される遮熱コーティングとを備える、請求項9記載のシステム。
  11. 前記第1の流体チャネルが、前記ボンディングコートと前記遮熱コーティングの間にある、請求項10記載のシステム。
  12. 前記第1の流体チャネルが、前記基板の前記外部面内に埋め込まれる、請求項9記載のシステム。
  13. 前記第1の流体チャネルが、前記コーティングの前記内側面内に埋め込まれる、請求項9記載のシステム。
  14. 前記第1の流体チャネルが前記コーティングによって囲まれる、請求項9記載のシステム。
  15. 前記第1の流体チャネルが、前記後縁から前記前縁に向かって前記エーロフォイルの前記凹面に沿って流体連通を実現する、請求項9記載のシステム。
  16. a.前記基板の前記外部面と、前記コーティングの前記外側面の間にある第2の流体チャネルと、
    b.前記基板を貫通し前記第2の流体チャネルへと進む第3の流路と、
    c.前記第2の流体チャネルから前記基板を貫通する第4の流路とをさらに備え、
    d.前記第1の流体チャネルが、前記エーロフォイルの前記凹面の内側で流体連通を実現し、前記第2の流体チャネルが、前記エーロフォイルの前記凸面の内側で流体連通を実現する、請求項9記載のシステム。
  17. 前記第1の流体チャネルが、前記第2の流体チャネルから上流にある、請求項16記載のシステム。
  18. a.圧縮機と、
    b.前記圧縮機から下流の燃焼器と、
    c.前記燃焼器から下流のタービンと、
    d.前記タービンの少なくとも一部を画定し、内部面と外部面とを有する基板と、
    e.前記基板の前記外部面に塗布されるコーティングであって、前記基板の前記外部面に面する内側面と、前記内側面に対向する外側面とを有するコーティングと、
    f.前記基板の前記外部面と、前記コーティングの前記外側面の間にある第1の流体チャネルと、
    g.前記基板を貫通し前記第1の流体チャネルへと進む第1の流路と、
    h.前記第1の流体チャネルから前記基板を貫通する第2の流路とを備えるガスタービン。
  19. a.前記基板の前記外部面と、前記コーティングの前記外側面の間にある第2の流路と、
    b.前記基板を貫通し前記第2の流体チャネルへと進む第3の流路と、
    c.前記第2の流体チャネルから前記基板を貫通する第4の流路とをさらに備え、
    d.前記第1流体チャネルが、前記エーロフォイルの前記凹面の内側で流体連通を実現し、前記第2の流体チャネルが、前記エーロフォイルの前記凸面の内側で流体連通を実現する、請求項18記載のガスタービン。
  20. 前記第1の流体チャネルが、前記第2の流体チャネルから上流にある、請求項19記載のガスタービン。
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