JP2014112564A - 光表示装置 - Google Patents

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惠 恩田
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Abstract

【課題】構造が簡素化され、安価に提供できるとともに、動作不良を招かないないように当初の組み立てや修理等のための分解組み立てなどを行い易い光表示装置を提供する。
【解決手段】基部11及びそこから延在するLED配置部12を含む一体型のLED基板1と、基板1のLED配置部12に配置されたLEDからなる光源部21、22、23と、内部空間401を有し、空間401に基板1の基部11が挿入配置される基体部40と、基体部40に積み重ねられ、光源部21、22、23の周囲を覆う透光性カバー41、42、43と、基板1に搭載された電源回路部31、光源制御部32及び光源駆動回路部33を含んでおり、光源駆動回路部33は電源回路部31から給電され、光源制御部32からの指示に従って光源部21、22、23を駆動する光表示装置A。
【選択図】図1

Description

本発明は各種産業機器やパチンコ機等の各種娯楽機器などの機器類の動作状態或いは異常状態等の表示、工事現場、工場等における交通整理等のための交通標識としての表示、各種催しにおける表示、舞台装置の一部や店舗等における光装飾など、様々な分野での様々な目的の光表示に利用できる光表示装置に関する。
従来、光表示装置は種々提案され、実用化されてきたが、その中に、それぞれが光源を発光ダイオードとして、予め定めた色の光表示を行える表示ユニットを基体部上に複数段に順次積み重ねた光表示装置がある。
この種の表示装置は特開2005−164835号公報、特開2006−30739号公報、特開2010−66471号公報等に記載されている。
これら文献に記載された光表示装置は、基体部に複数段に積み重ねられた表示ユニットのそれぞれが、他の表示ユニットや基体部とは別に準備されたその表示ユニット専用の発光ダイオード基板を備えているとともに発光ダイオード駆動回路を備えている。
各表示ユニットの発光ダイオードは別途設けられた制御回路から出力される発光ダイオード動作指示信号を受ける前記発光ダイオード駆動回路により駆動される。
このように上記特許文献に記載された光表示装置では、各表示ユニットごとに発光ダイオードを搭載した発光ダイオード基板が設けられているとともに発光ダイオード駆動回路が設けられている。また、各表示ユニットにおける発光ダイオード駆動回路に電力を供給するとともに制御回路から出力される発光ダイオード動作指示信号を入力するために、隣り合う表示ユニット間において電力ライン及び信号ラインを接続分離できるコネクタやハーネスが採用されている。
上記特許文献には示されていないが、隣り合う表示ユニット間の信号授受のための分離可能な接続手段として、隣り合う表示ユニットの一方に各種信号授受のための導電性金属突起を配列するとともに、他方の表示ユニットに、該他方のユニットを前記一方のユニットに重ね接続することで前記突起が接触する導電性金属からなる、信号授受のための被接触部を設け、これら突起と被接触部で隣り合う表示ユニット間の信号授受のための接触分離可能な接続手段とする例もある。
特開2005−164835号公報 特開2006−30739号公報 特開2010−66471号公報
しかしながら、上記特許文献に記載された光表示装置によると、各表示ユニットごとに発光ダイオードを搭載した発光ダイオード基板が設けられているとともに発光ダイオード駆動回路が設けられており、さらに、各表示ユニットにおける発光ダイオード駆動回路に電力を供給するとともに制御回路から出力される発光ダイオード動作指示信号を入力するために、隣り合う表示ユニット間において電力ライン及び信号ラインを接続分離できるコネクタやハーネスが採用されている。
従って、構造が複雑化し、高価につくだけでなく、当初の組み立てが容易ではなく、修理等のために分解組み立てを行えば接続分離可能なコネクタやハーネスが損傷する等して動作不良を起こす恐れがある。
また、隣り合う表示ユニットの一方に各種信号授受のための導電性金属突起を配列するとともに他方に該突起が接触する導電性金属からなる被接触部を設ける光表示装置の場合でも、修理等のために分解組み立てを行えば接触分離可能な金属の突起と被接触部の接触不良や、摩耗、損傷等が生じて動作不良(例えば信号途切れによる動作不良)を起こす恐れがある。
そこで本発明は、従来の、各表示ユニットごとに発光ダイオードを搭載した発光ダイオード基板が設けられているとともに発光ダイオード駆動回路が設けられており、表示ユニット間において電力や信号のやりとりを行うラインを接続分離できるコネクタやハーネスが採用され、或いは表示ユニット間の信号授受のために接触分離可能な金属の突起とそれに対する被接触部からなる接続手段が採用されている光表示装置と比較すると、構造が簡素化され、安価に提供できるとともに、動作不良を招かないないように当初の組み立てや修理等のための分解組み立てなどを行い易い光表示装置を提供することを課題とする。
本発明は、
基部及び前記基部と一体的に該基部から延在する発光ダイオード配置部とを含む一体型の発光ダイオード基板と、
前記発光ダイオード基板の前記発光ダイオード配置部に該発光ダイオード配置部の前記基部からの延在方向に少なくとも1段に配置された発光ダイオードからなる光源部と、
内部空間を有し、該内部空間に前記発光ダイオード基板の基部が挿入配置される基体部と、
前記基体部に積み重ねられ、前記光源部の周囲を覆う透光性カバーと、
前記発光ダイオード基板に搭載された電源回路部、光源制御部及び光源駆動回路部を含んでおり、
前記光源駆動回路部は前記電源回路部から給電され、前記光源制御部からの指示に従って前記光源部を駆動する光表示装置を提供する。
本発明に係る光表示装置におるけ前記光源部は前記発光ダイオード基板の発光ダイオード配置部に、該発光ダイオード配置部の前記基部からの延在方向に1段配置されているだけでもよいが、複数段に配置されていてもよい。
本発明に係る光表示装置によると、前記光源部は、前記電源回路部から給電されるとともに前記光源制御部から光源部の動作状態に関する指示を受ける前記光源駆動回路部によって前記光源制御部からの指示に応じて駆動される。
前記光源部の発光ダイオードから発せられる光は該光源部の周囲を覆っている透光性カバーを通ってカバー外へ放たれる。このとき、発光ダイオードの発光色とカバーの色とで決まる色を呈してカバー外へ放たれる。
前記透光性カバーは、前記光源部が複数段に設けられている場合、それら複数段の光源部を覆うように一体的に形成されたものでもよいが、各段の光源部ごとに設けられていてもよい。
本発明に係る光表示装置では、発光ダイオードを含む光源部を搭載した発光ダイオード基板は、一つ物の一体型の基板、すなわち、基部及び該基部と一体的に該基部から延在する発光ダイオード配置部とを含む一体型の基板であり、光源部はこの基板に1段又は複数段に搭載されており、前記電源回路部、光源制御部及び光源駆動回路部は光源部を搭載したこの一体型基板に搭載されている。
このように本発明に係る光表示装置は光源部とそれに関連する部分の構造や配置が簡素化され、それだけ安価に提供できる。
また、本発明に係る光表示装置では、従来の光表示装置における表示ユニット間のコネクタやハーネス或いは金属の突起と被接触部からなる接続手段の当初の接続や修理点検等における分離と再接続の如き作業は不要であるから、それらコネクタ等の接触不良や、摩耗、損傷等による動作不良を招くことはなく、当初の組み立てや修理、点検等のための分解組み立てなどを行い易い。
前記光源制御部は、予め定めた制御信号を自動的に光源駆動回路部へ出力するように構成したものでもよいが、操作部を含んでいて、光源駆動回路部へ出力すべき制御信号を該操作部において指定できるものでもよい。
また、前記光源制御部は、制御信号入力部を含んでいて、該制御信号入力部が外部の操作部に接続され、動作させようとする光源部に応じた制御信号が該操作部から指定されるように構成されていてもよい。
また、前記光源制御部が制御信号入力部を含んでいて、該制御信号入力部が本発明に係る光表示装置を用いて動作状態等を表示させようとする機器等に接続されるなどして、動作させようとする光源部に応じた動作指定信号が該機器等から入力されるように構成されていてもよい。
前記電源回路部はバッテリーを用いるもの、外部から電力(例えば商用電源からの電力)を供給されて光表示装置用の電力を生成するものなどのいずれであってもよい。
前記光源駆動回路部は前記発光ダイオード基板に搭載されているのであるが、例えば光表示装置が大きいサイズのものである場合などは、該光源駆動回路部を中継線で前記光源部と接続してもよい。また、場合によっては、コンパクト化等のために前記光源駆動回路部は前記発光ダイオード基板上で前記光源部にプリント配線接続されていてもよい。
前記発光ダイオード基板には前記光源制御部からの指示により音警報を発する警報装置が搭載されていてもよい。
この場合、前記光源制御部が操作部を含んでいる、或いは光源制御部が制御信号入力部を含んでいてそれが外部の操作部に接続されるようになっているときには、該操作部において警報装置による音警報を許可するか否かを指定できるようになっていてもよい。
また、前記光源制御部が制御信号入力部を含んでいてそれが機器等に接続されるなどして、動作させようとする前記光源部に応じた表示信号(動作指定信号)が該機器等から入力されるように構成されているときには、警報装置を動作させるか否かの信号も該制御信号入力部で受信できるようにしてあってもよい。
以上説明したように本発明によると、従来の、各表示ユニットごとに発光ダイオードを搭載した発光ダイオード基板が設けられているとともに発光ダイオード駆動回路が設けられており、表示ユニット間において電力や信号のやりとりを行うラインを接続分離できるコネクタやハーネスが採用され、或いは表示ユニット間の信号授受のために接触分離可能な金属の突起とそれに対する被接触部からなる接続手段が採用されている光表示装置と比較すると、構造が簡素化され、安価に提供できるとともに、動作不良を招かないないように当初の組み立てや修理等のための分解組み立てなどを行い易い光表示装置を提供することができる。
本発明に係る光表示装置の1例の正面図である。 図1の光表示装置の、一部を断面で示す正面図である。 図1の光表示装置の、一部を断面で示すとともに発光ダイオード基板を透かし表示した正面図である。 図1の光表示装置の基体部の図1のX−X線に沿う断面図である。 図1の光表示装置のキャップを外した概略平面図である。 図1の光表示装置のキャップ及び最上段の透光性カバーを外した概略平面図である。 図1の光表示装置のキャップ及び全段の透光性カバーを外すとともに発光ダイオード基板を最下段の光源部の下側部位で水平に切断した状態の概略平面図である。 発光ダイオード基板とそれに搭載された光源部等の正面図である。 光源部の発光ダイオード配列状態例を示す図である。 本発明に係る光表示装置のさらに他の例の正面図である。 図10の光表示装置の外キャップを外した平面図である。 図10の光表示装置の各筒状透光性カバーの平面図である。 図10の光表示装置の図10のY−Y線に沿う断面図である。 図10の光表示装置の底面図である。 図10の光表示装置における発光ダイオード基板とそれに搭載された光源部等の斜視図である。
本発明に係る光表示装置例について図面を参照して説明する。
図1から図9は本発明に係る光表示装置の1例Aを示している。
光表示装置Aは発光ダイオード基板1と、基板1を納めるケース4を含んでいる。
以下、発光ダイオードはLEDと言うことがある。
基板1は、図1、図2及び図8に示すように、基部11及び基部11から一体的に延在するLED配置部12を含む薄板状の基板である。基部11はLED配置部12よりやや幅広く、しかし下端部111は少し幅狭く形成されている。LED配置部12には、基部11からの延在方向に3段にLEDからなる光源部21、22、23が配設されている。
光源部21はLED配置部12の両面のそれぞれに4個ずつ配置された赤色LED1からなっており、光源部22はLED配置部12の両面のそれぞれに4個ずつ配置された黄色LED2からなっており、光源部23はLED配置部12の両面のそれぞれに4個ずつ配置された緑色LED3からなっている。各LEDは主たる放光方向が一定方向に定まった所謂砲弾型のLEDである。
各光源部のLEDは、図9に示すように、この光表示装置Aが高所に配置されたときでも下方から発光を視認し易いように、基板1の長手方向(上下方向)を横切る方向に対し、主たる放光方向を角度θ下方へ傾けて配置してもよい。
基板1の基部11には電源回路部31、光源制御部32、光源駆動回路部33、音警報を発する警報装置34が搭載されている。
電源回路部31はバッテリーを用いるものでもよいが、本例では、電源線L1にて外部電源から給電されて光表示装置用の電力を生成し、光源制御部32、光源駆動回路部33及び警報装置34にそれらの動作に要求される電力を供給することができるものである。
光源駆動回路部33はまとめて回路部33として図示してあるが、光源部21、22、23のそれぞれに対応する駆動回路部を含むものである。
光源部21、22、23は中継線211、221、231によりそれぞれ光源駆動回路部33に接続されている。
光源制御部32は、本例では制御信号入力部321を含んでおり、これに接続された制御線L2にて外部から、動作させようとする光源部に応じた動作指定信号、或いはさらに警報を指示する信号が光源制御部32へ入力されるようになっている。制御線L2は外部の手動操作部(図示省略)或いは動作状態や異常を報知しようとする機器類等(図示省略)に接続できる。
なお、光源制御部32は、予め定めた制御信号を自動的に光源駆動回路部33へ出力するように構成したものでもよく、或いはケース2に搭載された手動操作部を含んでいて、光源駆動回路部33へ出力すべき制御信号或いはさらに警報指示信号を該操作部において指定できるものでもよい。
いずれにしても、光源駆動回路部33は電源回路部から給電され、光源制御部32からの指示に従って光源部21、22、23のうち1又は2以上を駆動する。
以上説明した基板1はそれに搭載された電源回路部31、光源制御部32、光源駆動回路部33及び警報装置34ごとケース4に納められている。
図1、図2及び図3に示すように、ケース4は、内部空間401を有する有底円筒形状の基体部40、これに3段に積み重ね接続された透光性の円筒状カバー41、42、43及び最上段のカバー43に被着されたキャップ44を含んでいる。各円筒状カバーは着色されていてもよいが、本例では透明カバーである。
図1〜図4に示すように、ケース基体部40はその内部空間401の底部に底部材402を嵌め込んだものである。底部材402には基板支持柱403が一対立設されている。基板1はその基部11がケース基体部40の内部空間401内に挿入され、下端部111が各支持柱403の縦溝gに嵌め込まれて該支持柱403に座るとともに該支持柱403から立ち上がり、基体部41の上端開口から上方へ突出している。
図1〜図3に示すように、ケース基体部40の底壁400には底壁下方へ向かって延びる3本のボルトB1が突設されている。ボルトB1は光表示装置Aを図示省略の機器類等に搭載固定すること等に利用できる。底部材402がこれらボルトB1と干渉しないように、図4に示すように底部材402に形成した孔4020にボルト頭B11が遊嵌している。
また、底部材402は底壁400に配置されており、両者を貫通する孔H1が形成されており、前記の電源線L1及び制御線L2はこの孔に通され、外部へ引き出される。
ケース基体部40の頂部には1段目の円筒状カバー41が接続機構にて分離可能にしっかりと嵌着され、積み重ね接続されている。さらにこのカバー41の頂部に2段目の円筒状カバー42が、2段目カバー42の頂部に3段目の円筒状カバー43がそれぞれ接続機構にて分離可能にしっかりと嵌着され、積み重ね接続されている。最上段のカバー43にはキャップ44が接続機構にて分離可能にしっかりと被着されている。
前記接続機構は螺子機構等でもよいが、本例では、基体部40の頂部に周設したリング状凸条とこれに強制的に嵌められるカバー41下端部内周の溝とからなるもの、カバー41の頂部に周設したリング状凸条とこれに強制的に嵌められるカバー42下端部内周の溝とからなるもの、カバー42の頂部に周設したリング状凸条とこれに強制的に嵌められるカバー43下端部内周の溝とからなるもの、カバー43の頂部に周設したリング状凸条とこれに強制的に嵌められるキャップ44下端部内周の溝とからなるものである。
各接続機構にはシール用リングを挟むようにしてもよい。
これら3段の円筒状カバーは頂部の構造を除けば同じものである。
図5は図1の光表示装置Aにおいてキャップ44を外した状態の概略平面図である。
図5では3段目のカバー43と基板1が見えている。
カバー43はリング状の頂壁45’を有している。頂壁45’は互いに向かい合う一対の張り出し部451及びその両側の空間部46を提供している。頂壁45はさらに一対のフック係合部47を有している。一対の張り出し部451には互いに向かい合うスリットSが形成されている。フック係合部47は幅の広い孔部分471とそれに続く幅狭い孔部472とからなっている。
図6は図1の光表示装置Aにおいてキャップ44及び最上段カバー43を外した状態の概略平面図である。
図6では2段目のカバー42と基板1が見えている。2段目のカバー42を外すと1段目のカバー41が見えるが、それは図6と同じように見える。すなわち、1段目、2段目のカバー41、42は同じものである。
3段目のカバー43は頂壁45’にフック係合部47を有しているのに対し、1段目、2段目のカバー41、42の頂壁45はそのようなフック係合部を備えていない。この点を除けば1段目、2段目のカバー41、42はカバー43と同じものである。
キャップ44は、図1〜図3に示すように、内面に基板1の頂部に接して下方へ押す押圧部441を有しているとともに、下端がL字状に屈曲した一対のフック部442を有している。
カバー41〜43は次のようにして基板1に外嵌させるとともにケース基体部40に積み重ねることができる。
すなわち、1段目カバー41は、予め基体部40に挿入され立設された基板1に、3段目及び2段目の光源部23、22がカバー頂壁45の空間部46を通過するように、且つ、基板1の両側端部がカバー頂壁45の一対のスリットSに嵌まり通るようにして基板1に外嵌させつつ基体部40の頂部に嵌着させ、積み重ねる。
2段目カバー42は、3段目光源部23が2段目カバー頂壁45の空間部46を通過するように、且つ、基板1の両側端部がカバー頂壁45の一対のスリットSに嵌まり通るようにして基板1に外嵌させつつ1段目カバー41の頂部に嵌着させ、積み重ねる。
3段目カバー43は、基板1の両側端部がカバー頂壁45’の一対のスリットSに嵌まり通るようにして基板1に外嵌させつつ2段目カバー42の頂部に嵌着させ、積み重ねる。その後に3段目カバー43の頂部にキャップ44を被せ、そのフック442を3段目カバー頂壁45’のフック係合部47の幅広い孔部分471から嵌めて回すことで幅狭い孔部472で係合させる。かくしてキャップ44をカバー43に被着し、キャップ内面の基板押圧部441で基板1の頂部を基体部40内の基板支持柱403へ押しつけ固定する。 かくして図1に示すように、光源部21、22、23の周囲が透明カバー41、42、43でそれぞれ覆われた光表示装置Aが提供される。
光表示装置Aは、ケース4の基体部40の底壁孔H1から引き出されている電源線L1を図示省略の外部電源に接続するとともに、制御線L2を外部の手動操作部或いは機器類等に接続して使用される。
光源部21、22、23のそれぞれは、電源回路部31から給電されるとともに光源制御部32から動作制御信号を受ける光源駆動回路部33により駆動される。光源制御部32の制御信号入力部32には、制御線L2にて外部から光源部及び警報装置の動作指定信号が入力され、光源制御部32はその指定信号に基づいて光源駆動回路部33へ各光源部の動作制御信号を出力し、或いはさらに警報装置34へ音警報を発するべき旨の信号を出力する。
かくして光源部21、22、23のうちの1又は2以上の光源部の発光ダイオードが制御部32からの指示に従って発光し、また、警報装置34が制御部32から指示があったときは警報を発する。発光ダイオードから発せられる光は光源部の周囲を覆っている透光性カバー41、42、43を通ってカバー外へ放たれる。
図10から図15は本発明に係る光表示装置の他の例Bを示している。
図10は装置Bの正面図である。図10に示すように光表示装置BはLED基板5と、基板5を納めるケース8を含んでいる。
図15は基板5の斜視図である。基板5は、図10及び図15等に示すように、基部51及び基部51から一体的に延在するLED配置部52を含む薄板状の基板である。基板5は下端部511がやや幅狭くなっているが、その点を除けば全体的に同じ幅に形成されている。
LED配置部52には、基部51からの延在方向に3段にLEDからなる光源部61、62、63が配設されている。
光源部61はLED配置部52の両面のそれぞれに2個ずつ配置された赤色LED11からなっており、光源部62はLED配置部52の両面のそれぞれに2個ずつ配置された黄色LED21からなっており、光源部63はLED配置部52の両面のそれぞれに2個ずつ配置された緑色LED31からなっている。各LEDは所謂表面実装型のLEDである。
基板5の基部51には電源回路部71、光源制御部72、光源駆動回路部73、音警報を発する警報装置74が搭載されている。
電源回路部71はバッテリーを用いるものでもよいが、本例では、電源線L11にて外部電源から給電されて光表示装置用の電力を生成し、光源制御部72、光源駆動回路部73及び警報装置74にそれらの動作に要求される電力を供給することができるものである。
光源駆動回路部73はまとめて回路部73として図示してあるが、光源部61、62、63のそれぞれに対応する駆動回路部を含んでいる。
光源部61、62、63は図示を省略しているが基板5上のプリント配線により光源駆動回路部73に接続されている。
光源制御部72は、本例では制御信号入力部721を含んでおり(図10参照)、これに接続された制御線L21にて外部から、動作させようとする光源部に応じた動作指定信号、或いはさらに警報を指示する信号が光源制御部72へ入力されるようになっている。制御線L21は外部の手動操作部(図示省略)或いは動作状態や異常を報知しようとする機器類等(図示省略)に接続できる。
なお、光源制御部72は、予め定めた制御信号を自動的に光源駆動回路部73へ出力するように構成したものでもよく、或いはケース8に搭載された手動操作部を含んでいて、光源駆動回路部73へ出力すべき制御信号或いはさらに警報指示信号を該操作部において指定できるものでもよい。
いずれにしても、光源駆動回路部73は電源回路部71から給電され、光源制御部72からの指示に従って光源部61、62、63のうち1又は2以上を駆動する。
以上説明した基板5はそれに搭載された電源回路部71、光源制御部72、光源駆動回路部73及び警報装置74ごとケース8に納められている。
図10に示すように、ケース8は、内部空間801を有する有底円筒形状の基体部80、これに3段に積み重ね接続された透光性の円筒状カバー81、82、83、最上段のカバー83に被着された内キャップ84及びそれに被着された外キャップ85を含んでいる。図12は円筒状カバー81、82、83の平面図である。各円筒状カバーは着色されていてもよいが、本例では透明カバーである。
図13は図10のZ−Z線に沿う断面図であり、図14は表示装置Bの底面図である。 図10、図13、図14に示すように、ケース基体部80はその底壁800に基板差し込み孔80hを有している。また、底壁800からその下方へ向け突出するボルトB2を有しているとともに前記電源線L11及び制御線L21を外部へ引き出すための底壁孔H2を有している。ボルトB2は光表示装置Bを図示省略の機器類等に搭載固定等することに利用できる。
LED基板5はその基部51がケース基体部80内の空間部801に挿入され、基板下端部511が底壁800の基板差し込み孔80hに分離可能に、しかし、引き抜き力が加わらなければその位置に保持されるように嵌着されて、基体部80の底壁800から立ち上がり、基体部80の上端開口から上方へ突出している。
ケース基体部80の頂部には1段目の円筒状カバー81が分離可能に嵌合接続され、このカバー81の頂部に2段目の円筒状カバー82が、2段目カバー82の頂部に3段目の円筒状カバー83がそれぞれ分離可能に嵌合接続され、さらにカバー83の頂部に内キャップ84が嵌合接続されている。
図11は外キャップ85を外した状態での光表示装置Bの平面図である。図11では内キャップ84及び基板5の頂部が見えている。内キャップ84にはボルト孔842が一対形成されている。これらボルト孔842からボルト9が挿入される。ボルト9はボルト頭91が内キャップ84の頂面で支えられる恰好で、カバー83〜81及び基体部80を貫通し、基体部80の底壁800の外側まで延び、そこでナット92にて緊締されている(図14参照)。
このようにして基体5、ケース8の各部80〜84は分解、再組み立て可能に組み立てられている。内キャップ84には外キャップ85が被着され、それにより基板5の頂部及びボルト頭91が覆われている。
かくして図10に示すように、光源部61、62、63の周囲が透明カバー81、82、83でそれぞれ覆われた光表示装置Bが提供される。
ケース8における基体部80とカバー81の間、カバー81と82の間、カバー82と83の間、カバー83と内キャップ84の間、或いはさらに内キャップ84と外キャップ85の間にはシール用リングを挟むようにしてもよい。
光表示装置Bは、ケース8の基体部80の底壁孔H2から引き出されている電源線L11を図示省略の外部電源に接続するとともに、制御線L21を外部の手動操作部或いは機器類等に接続して使用できる。
光源部61、62、63のそれぞれは、電源回路部71から給電されるとともに光源制御部72から動作制御信号を受ける光源駆動回路部73により駆動される。光源制御部72の制御信号入力部721には、制御線L21にて外部から光源部及び警報装置の動作指定信号が入力され、光源制御部72はその指定信号に基づいて光源駆動回路部73へ各光源部の動作制御信号を出力し、或いはさらに警報装置74へ音警報を発するべき旨の信号を出力する。光源部61、62、63の発光ダイオードから発せられる光は光源部の周囲を覆っている透光性カバー81、82、83を通ってカバー外へ放たれる。
光表示装置A、Bにおける制御線L2、L21により外部から光源制御部32、72へ入力される光源部の動作指定は、どようなものでもよいが、例えば、次のようなものを挙げることができる。
・正常を知らせるために緑色光源部23、63を点灯させる指定、
・注意を促すために黄色光源部22、62を点灯させる指定、
・異常を知らせるために赤色光源部21、61を点灯させる指定、
・緊急自体、危険状態を知らせるために、全ての光源部を一斉に点滅させる指定、
・宣伝広告照明用に人目をひきやすいように全ての光源部を一斉に点灯させる指定、
・何事かを報知するために予め定めた光源部を点灯させる指定、
・宣伝広告、注意喚起等のために1又は2以上の光源部においてLEDを1個又は複数個を一組として、順次点灯消灯を繰り返させることで回転灯様に発光させる指定。
以上説明した光表示装置A、Bは、発光ダイオードを含む光源部を搭載した発光ダイオード基板1、5が、一つ物の一体型の基板であり、光源部21〜23、61〜63はこの基板に搭載されており、電源回路部31、71、光源制御部32、72及び光源駆動回路部33、73は光源部21〜23、61〜63を搭載したこの一体型基板1、5に搭載されている構造を採用している。
このように光表示装置A、Bは構造が簡素化されているので、それだけ安価に提供できる。
また、従来の光表示装置における表示ユニット間のコネクタやハーネス或いは金属の突起と被接触部からなる接続手段の当初の接続や修理点検等における分離と再接続の如き作業は不要であるから、それらコネクタ等の接触不良や、摩耗、損傷等による動作不良を招くことはなく、当初の組み立てや修理、点検等のための分解組み立てなどを行い易い。
光表示装置A、Bでは、それぞれ異なる発光色を呈する3段の光源部を採用しているが、光源部の段数、光源部の発光色、いずれの段にいずれの発光色の光源部を配置するかなどは、光表示装置の使用目的等に応じて任意に選択、採用できる。例えば光源部の段数に関して言えば、1段でも、2段でも、4段以上でもよい。
本発明は、構造が簡素化され、安価に提供できるとともに修理等のために分解組み立てを行っても動作不良を起こし難い光表示装置を提供することに利用できる。
A、B 光表示装置
1、5 発光ダイオード基板(LED基板)
11 基部
111 基部の下端部
12 LED配置部
21、22、23 光源部
LED1、LED11 赤色発光ダイオード
LED2、LED21 黄色発光ダイオード
LED3、LED31 緑色発光ダイオード
31、71 電源回路部
32、72 光源制御部
321、721 制御信号入力部
33、73 光源駆動回路部
34、74 警報装置
211、221、231 中継線
L1、L11 電源線
L2、L21 制御線
4、8 ケース
40、80 基体部
401、801 内部空間
400、800 底壁
402 底部材
403 基板支持柱
80h 基板嵌着用の底壁孔
41、42、43、81、82、83 円筒状カバー
44 キャップ
84 内キャップ
85 外キャップ
B1、B2、91 ボルト
911 ナット

Claims (6)

  1. 基部及び前記基部と一体的に該基部から延在する発光ダイオード配置部とを含む一体型の発光ダイオード基板と、
    前記発光ダイオード基板の前記発光ダイオード配置部に該発光ダイオード配置部の前記基部からの延在方向に少なくとも1段に配置された発光ダイオードからなる光源部と、
    内部空間を有し、該内部空間に前記発光ダイオード基板の基部が挿入配置される基体部と、
    前記基体部に積み重ねられ、前記光源部の周囲を覆う透光性カバーと、
    前記発光ダイオード基板に搭載された電源回路部、光源制御部及び光源駆動回路部を含んでおり、
    前記光源駆動回路部は前記電源回路部から給電され、前記光源制御部からの指示に従って前記光源部を駆動することを特徴とする光表示装置。
  2. 前記電源回路部、光源制御部及び光源駆動回路部は前記発光ダイオード基板に搭載されているとともに前記光源部と前記光源駆動回路部が前記基板上でプリント配線接続されている請求項1記載の光表示装置。
  3. 前記電源回路部、光源制御部及び光源駆動回路部は前記発光ダイオード基板に搭載されているとともに前記光源部と前記光源駆動回路部が中継線で接続されている請求項1記載の光表示装置。
  4. 前記発光ダイオード基板には前記光源制御部からの指示により音警報を発する警報装置が搭載されている請求項1、2又は3記載の光表示装置。
  5. 前記発光ダイオード基板の前記発光ダイオード配置部には前記光源部が複数段に配置されている請求項1から4のいずれか1項に記載の光表示装置。
  6. 前記透光性カバーは前記各段の光源部ごとに設けられている請求項5項に記載の光表示装置。
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